JPH06501791A - 銀画像漂白液及び方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 銀画像漂白液及び方法 本発明は銀画像を漂白する方法及びそのための溶液に関する。

写真銀塩拡散転写画像形成プロセスは周知である。また、このプロセスによって リングラフ印刷版を形成することかでき、そのような印刷版を金属、ポリマーフ ィルム又は紙ベースの上に形成できることも周知である。場合によっては、それ によって形成された銀画像を修正することを望まれる場合があり、特に例えば望 ましくないカットラインやスポットのような画像の一部を除去することか望まれ る場合がある。

例えば沃素及び沃化物を含む濃厚溶液か前記所望の結果を達成することかできる ことは、例えば英国特許明細書第２１０７８８９号から公知である。そのような 削除液（ｄｅｌｅｔｉｏｎ　５ｏｌｕｔｉｏｎ）を、フェニル−メルカプト−テ トラゾール及びセチル−トリメチル−アンモニウムブロマイドを含むリソ版コン ディショナーで処理されたリソ版について使用した場合には、その結果は不満足 である。

本発明は前述の問題を回避しながら、銀画像を除去する方法を提供する。

本発明に従えば、沃素及び沃化物塩を含む水溶液を含んで成る、銀塩拡散転写プ ロセスによって形成された銀塩を含むリソグラフ印刷版用の削除液において、削 除液かポリアルキレンオキシ単位及び第４級アンモニウム基の両方を含む界面活 性剤１〜１０重量％を含むことを特徴とする削除液か提供される。

処理すべき銀画像は、写真銀塩拡散転写プロセスによって作られた像状露光され かつ処理された印刷版上に存する。このような材料は、Ｋｅｎｎｅｔｈ　Ｍａｓ ｏｎ　Ｐｕｂｌｉｃａｔｉｏｎｓ、　Ｅｍｓｗｏｒｔｈ、　Ｈａｎｔｓ、英国に よって１９８９年１２月に刊行されたリサーチディスクロージャー（Ｒｅｓｅａ ｒｃｈＤｉｓｃｌｏｓｕｒｅ）に開示されている。

前記削除液は、画像をコンディショナーして銀を親油性にする処理をする前又は 後のいずれかに、銀画像に適用することかできる。

好ましくはコンディショナーの前に適用する。これは削除液を後に適用した場合 には、印刷版をコンディショナーで湿らせたバットで拭いて最良の削除効果を得 ることか通常必要であるからである。

アルキレンオキシ基は、例えば、エチレンオキシ基又はプロピレンオキシ基とす ることかできる。界面活性剤分子は合計で５〜２５個の、好ましくは１０〜２０ 単位のエチレンオキシ鎖１個又はそれ以上を含むことかできる。第４級アンモニ ウム基は炭素数１−１８の一種又はそれ以上のアルキル置換基を有してもよく、 “そのような基は典型的には天然物から誘導することかでき、混合物である。

前記界面活性剤は好ましくは以下の一般式を育する。

（式中、ｘ＋ｙ＝ｌＯ〜２０てＲは炭素数１０−１８のアルキル基又はその混合 物を示す）好ましい化合物は主に１２及び／又は１５の炭素原子を育する基Ｒを 育する。

このような界面活性剤の一例はＥＴＨＯＱＵＡＤ　（エソカート）　Ｃ２５（Ａ ｋｚ。

Ｃｈｅｍｉｅの商標）である。

削除液は好ましくは水及びブチロラクトンの混合物を含む。水と有機溶媒との比 は画像担持材料上のゼラチン層（存在すれば）中への溶質の迅速な浸透に十分な 水を提供すると同時に画像が好都合な速い時間で除かれるように、沃化銀に対す る高い錯化能を得るのに十分なブチロラクトンを提供するように最適化する。更 に他の溶剤エチル又はブチルアルコールのようなアルコールなとを単独又は組み 合せて使用することかできる。

沃化物はアンモニウムの沃化物又はアルカリ金属の沃化物、例えば沃化ナトリウ ｌ、又は沃化カリウムで提供することができる。

削除液は、好ましくは、溶液１リットル当り沃素２〜５０ｇ、特に２〜２０ｇ及 び沃化物イオン５０〜２５０ｇ、好ましくは１５０〜２００ｇを含む。溶剤は好 ましくは水１０〜６０重量％を含む。

好ましくは溶液は、例えば酢酸のよう酸、好ましくは１リツトル以下の例は本発 明の一層の理解のために示す。用語ＫＯＤＡＫ、　ＰＭＴ。

ＩＭＡＧＥＭＡＫＥＲ，ＩＭＡＧＥＭＡＴＥ、　ＲＯＴＡＰＲｉＮＴ、　ＫＬＵ ＣＥＬ及び５ＬＩＲＦＯＮＹＬ　ハ商標である。

実施例 以下の削除液を調製した。

削除液 沃素　８．８ｇ 沃化カリウム　−１７６，７ｇ ブチロールアセトン　８５６．４　ｇ ヒドロキソプロピルセルロース（ＫＬＵＣＥＬ　Ｈ）　６．７ｇ酢酸（９０％　 ｗ／ｗ）　２０．０ｇ ＥＴＨＯＱＵＡＤ　Ｃ２５（界面活性剤）　６２．９　ｇ水を加えて　ｌ、０リ ツトルにする。

対照削除液を、ＥＴＨＯＱＵＡＤ　Ｃ２５を除いた池は、上述の組成で作成した 。

ＫＯＤＡＫ（コダック）　、ＰＭＴ３　ＫＮＦネガ紙を用いて、ＫＯＤＡＫ　［ ＭＡＧＥＭＡＫＥＲ（イメージメーカー）カメラで露光し、ＫＯＤＡＫ　４３Ｄ Ｔ　ＩＭＡＧＥＭＡＴＥ　（イメージメート）プロセッサーで処理してＫＯＤＡ Ｋ　ＰＭＴ　ＩＩペーパーリソ版受像体上に画像を生成させた。次いで一つのリ ソ版上の一部の領域を本発明の上記削除液を用いて取り除き、また池のリソ版の 同じ領域を対照溶液を用いて取り除いた。両方の版を次に下記組成のコンディシ ョナーを用いてコンディショニングした。

コンディショナー ナトリウム第二鉄ＥＤＴＡ　４０．　Ｏｇフェニルメルカプトテトラゾール　２ ．８ｇＥＴＨＯＱＬＩＡＤ　Ｃ２５６，０ｇ ９０％　ｗ／ｗ　酢酸　２０．　Ｏｎ＋１セチルトリメチルアンモニウムブロマ イド　１．５ｇ沃化カリ　５．５ｇ 千オシアン酸カリ　１．０ｇ 酢酸ナトリウムを加えて　ｐＨ４ 水を加えて　１．０リツトル これらのリソ版をＲＯＴＡＰＲＩＮＴ（ロータプリント）Ｒ３５５０ブレス上に 並べて置き、印刷を開始した。印刷中に、フォント溶液の版への供給スイッチを 切り、そして定常操作に戻す前の３０秒間スカムさせた。

本発明の削除液を用いて処理したリソ版は上記スカム操作の前後ともに、未処理 板と全く同じく、きれいな印刷結果が得られた。対照削除液で削除した方のリソ 版はスカム操作の前後ともに不十分な削除を呈した。

コンディショナーの後で削除液を、適用した場合には、良好な結果が劣るように なるが、これはリソ版をコンディショナーで湿らせたパッドで拭くことによって 解決てきた。

国際調査報告 ｌａ１ｗ＋ｍｌａｍ耐Ａｅｌｌｌ酬ｗＮａ　ＰＣＴ／ＥＰ　９２１０１８８３国 際調査報告 フロントベージの続き （７２）発明者　グリーン、ジェフリー　ケイスイギリス国、ミドルセックス　 エイチェー３７エイチゼツト、バーロー、ウォーハム　ロード　８２ （７２）発明者　ホールベリー、デビット　アランイギリス国、ミドルセックス 　エイチェー９８テイーアール、ウェンブレイ、コンウェイ　ガーデンズ　１２ （７２）発明者　ベイカー、ジュリー イギリス国、ハートフォードシャー　ダブリュディ−３４デイーニー、リックマ ンスワース、アーネット　ウェイ　３２

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．沃素及び沃化物塩を含む水溶液を含んで成る、銀塩拡散転写プロセスによっ て形成された銀塩を含むリングラフ印刷版用の削除液において、削除液がポリア ルキレンオキシ単位及び第４級アンモニウム基の両方を含む界面活性剤１〜１０ 重量％を含むことを特徴とする削除液。
2. ２．前記界面活性剤分子が合計でエチレンオキシ単位５〜２５を有する１個又は それ以上のエチレンオキシ鎖を含む請求の範囲第１項に記載の削除液。
3. ３．前記界面活性剤分子が合計でエチレンオキシ単位１０〜２０を含む請求の範 囲第２項に記載の削除液。
4. ４．前記界面活性剤の第４級アンモニウム基が炭素数１〜１８のアルキル置換基 一種又はそれ以上を有するか又はそれらの混合物を表す請求の範囲第１項〜第３ 項のいずれか１項に記載の削除液。
5. ５．前記界面活性剤が式 ▲数式、化学式、表等があります▼ （式中、ｘ＋ｙ＝１０〜２０でＲは炭素数１０〜１８のアルキル基又はその混合 物を示す）を有する請求の範囲第１項〜第４項のいずれか１項に記載の削除液。
6. ６．前記基Ｒが主に１２及び／又は１５の炭素原子を有する請求の範囲第５項に 記載の削除液。
7. ７．溶剤が水及びブチロラクトン並びに場合によっては他の有機溶剤との混合物 である請求の範囲第１項〜第６項のいずれか１項に記載の削除液。
8. ８．水１０〜６０重量％を含む請求の範囲第７項に記載の削除液。
9. ９．溶液１リットル当り、沃素２〜５０ｇ、好ましくは２〜２０ｇ及び沃化物イ オン５０〜２５０ｇ、好ましくは１５０〜２００ｇを含む請求の範囲第１項〜第 ８項のいずれか１項に記載の削除液。
10. １０．沃素及び沃化物塩を含み、ポリアルキレンオキシ単位及び第４級アンモニ ウム基の両方を含む界面活性剤１〜１０重量％を含むことを特徴とする削除液を 用いて銀塩拡散転写プロセスによって形成されたリングラフ印刷版上の銀画像を 削除する方法。