JPH064982B2 - 鉄筋鉄骨複合柱の支持方法及びそれに使用するエレクシヨンピ−ス - Google Patents

鉄筋鉄骨複合柱の支持方法及びそれに使用するエレクシヨンピ−ス

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JPH064982B2
JPH064982B2 JP16277086A JP16277086A JPH064982B2 JP H064982 B2 JPH064982 B2 JP H064982B2 JP 16277086 A JP16277086 A JP 16277086A JP 16277086 A JP16277086 A JP 16277086A JP H064982 B2 JPH064982 B2 JP H064982B2
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【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、柱が鉄筋コンクリート造、梁が鉄骨の多層
建築物を構築する際に用いる鉄筋鉄骨複合柱の支持方法
及びそれに使用するエレクションピースに関する。
「従来の技術」 本出願人は、先に鉄筋鉄骨複合柱(特願昭60−646
58)や、鉄筋鉄骨複合化の建築骨組みの施工方法(特
願昭60−47653)についての発明を提供した。こ
れによれば、建築物全体を鉄骨造とする場合に比して工
費がかからず、また、全体を鉄筋コンクリート造とする
場合に比して工期を短縮できる等、両者の利点を生かし
て建築物を構築することができる。
ここで、前記発明を第10図ないし第11図を用いて簡
単に説明する。鉄筋鉄骨複合柱は、図中符号1を付して
表すように、3階分に相当する長さの鉄筋コンクリート
の柱の鉄筋かご2に、3階分の仕口構成体3,3,3が
取り付けられた構成となっており、予め地上において架
台や吊り治具を使用して精度良く先組みされたものであ
る。そして、前記鉄筋鉄骨複合柱1はクレーン4によっ
て吊り下げられ、先に地盤中に構築した下側鉄筋組み5
の上方に位置させ、そしてその下端を下側鉄筋組み5の
上端に設けられたスリーブジョイント6,6,・・によ
って接合することによって建込む。このようにして、所
定の本数の鉄筋鉄骨複合柱1,1,・・・の建込みが完
了すると、それらの仕口構成体3,3,・・・の相互間
に各階毎の鉄骨梁7,7,・・・をクレーン4によって
掛け渡して接合する。その際、建込んだ鉄筋鉄骨複合柱
1,1,・・・間に柱建方用のトラワイヤー8,8,・
・・を取り付ける。次いで、複合柱1に型枠をセットし
た後、下階の柱及びスラブからコンクリートを打設し建
築物を完成させる。
したがって、前記鉄筋鉄骨複合柱を用いた建築物は、3
階分の仕口部が取り付けられた柱を一度に建てることが
可能であるとともに、梁を容易に接合することが可能と
なり、工期を大幅に短縮することができる。また、一度
で柱を建込むことができるので、建築面積が大きい場合
でも建物を平面的に区切って施工したり、全面積をカバ
ーするための特別大規模な揚重設備を用いたりする必要
がない。
「発明が解決しようとする問題点」 ところが、前記従来の鉄筋鉄骨複合柱においては、鉄骨
造りに比べて施工途中の柱(鉄筋かご)の鉛直方向の剛
性が不足しているため、建方後の自立を考慮して柱には
自重や施工時の水平力を支持するために補剛用のトラワ
イヤーが取り付けられるとともに、建方が完了した後コ
ンクリートの打設を行う際コンクリート打設時の荷重を
支持するために、柱部分を先行打設するV.H工法が採ら
れており、そのためにダメ工事が多くなり、工費の増大
や工期遅延の原因となっていること、また、前記鉄筋鉄
骨複合柱においては3階層の建築物までしか実績がな
く、柱を途中で接続する必要がなかったため問題とされ
なかった、建築物を高層化するために柱を途中で上下2
節に分割し、それを揚重機を使用して現場で効率よく早
期に連結する手段や、接続した柱が施工時(コンクリー
ト打設時)の荷重に耐え得る構造であることが必要とな
って来た。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたもので、建築物
の高層化に伴い、柱(鉄筋かご)の上部に他の柱(鉄筋
かご)を早期に接続することにより建込むとともに施工
時の荷重を支持し、鉄骨造りの工法と同等の施工法を可
能とする鉄筋鉄骨複合柱の支持方法及びそれに使用する
エレクションピースを提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 前記問題点を解決するために、本発明の方法は、鉄筋か
ごの内側に仕口部大梁間を連結する複数の支持鉄筋を、
その長手方向の所定間隔おきに座屈止め金物を固定しつ
つ設けることにより補強した鉄筋鉄骨複合柱を少なくと
も2節分用意し、前記1節目の鉄筋鉄骨複合柱を建込ん
だ後、その上部に2節目の鉄筋鉄骨複合柱をクレーンに
よって吊り下げて配置した状態で、1節目の鉄筋鉄骨複
合柱の柱主筋のうち一部分の上端部と、前記柱主筋と対
応する2節目の鉄筋鉄骨複合柱の柱主筋の下端部とをエ
レクションピースにより仮止めし、次いで、クレーンを
撤去するとともに、1節目と2節目の他の柱主筋同士を
スリーブ管を用いて連結した後、前記一部分の柱主筋か
ら仮止めのエレクションピースを取り外すとともにスリ
ーブ管によって本接続することにより前記1節目と2節
目の鉄筋鉄骨複合柱を連結し自立させることを特徴とし
ている。
また、それに使用するエレクションピースは、柱主筋の
上端部と下端部との間にまたがって付設される所定長さ
の等辺山形鋼と、この等辺山形鋼に形成されたボルト穴
に脚部を挿通することにより前記柱主筋の上端部と下端
部とを等辺山形鋼と間に挟持する複数のL字型ボルトと
を具備したことを特徴としたものである。
「実施例」 以下、図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。
第1図ないし第9図は、本発明の一実施例を示すもので
あり、第1図は本発明の2節に分割された鉄筋鉄骨複合
柱を接合するところ示す図、第2図は下方の鉄筋鉄骨複
合柱に上方の鉄筋鉄骨複合柱を支持した状態を示す図で
ある。
これらの図において、前記第10図,第11図に示した
従来の技術と同一の構成要素については、同一符号を付
すことにする。
鉄筋鉄骨複合柱(以下単に「複合柱」という)1は、複
数階(本実施例では5階層)の建築物を構築する際に用
いられるもので、鉄骨かご2と仕口部大梁3とを主な構
成要素としている。そして、前記複合柱1は工場におい
て1階層から3階層までの1節目の複合柱1aと、その上
部の4階層,5階層の2節目の複合柱1bとに2分割さ
れて製作された後に、現場において建込まれるものであ
る。
1節目の複合柱1aの鉄筋かご2a、及び2節目の複合柱1b
の鉄筋かご2bは、複数(この例では12本)の柱主筋1
0,10,・・・と、複数(この例では4本)の支持鉄
筋11,11,・・・と、それらを補強するための座屈
止め金物12,12,・・・及びフープ筋13(第3
図,第5図参照)とによって、建築物の3層分及び2層
分の高さに相当する長さに組み立てられた先組鉄筋であ
る。そして、柱主筋10,10,・・・の内、そのコー
ナー部に位置している4本の柱主筋10a,10a,・
・は異形鉄筋が用いられ、中間部の柱主筋10b,10
b,・・・はネジ鉄筋が用いられている。(第3図参
照) 1節目の鉄筋かご2aには3つの仕口部大梁3,3,3
が、また2節目の鉄筋かご2bには2つの仕口部大梁
3,3がそれぞれロックナット14,14,・・・によ
って取り付けられており、この仕口部大梁3,3,・・
・には建築物の鉄骨梁が接続されるようになっている。
本実施例における仕口部大梁3は、上部水平プレート3
a(上フランジ)、下部水平プレート3b(下フラン
ジ)、垂直プレート3c(ウエッブ)からなるH型鉄骨
の上下フランジに鉄筋の貫通穴が形成されたものであ
る。
前記座屈止め金物12は、所定幅の鋼板を折り曲げるこ
とにより支持鉄筋11,11,・・の外側を囲むように
四角形の枠体12aに形成したもの、及び第4図に示す
ように、前記枠体12aの外周部に枠体12aの各辺を
一辺として四角形の枠部を形成する断面コ字状の枠体1
2b,12b,・・を、その端部を溶接により枠体12
aのコーナー部分に固定するとともに、枠体12b,1
2b,・・の外面が柱主筋10b,10b,・・・の側
部に固定されるようにしたものとからなっおり、これら
を交互に鉄筋の長手方向に固定していくようにしたもの
である。
つぎに、第6図ないし第9図を用いて前記1節目の複合
柱1aの上部に2節目の複合柱1bを接続するための装
置について説明する。
図中符号15で示すものは、複合柱1a,1bの鉄筋同
士を接続する際に、仮止めに用いるエレクションピース
であり、柱主筋10a,10aの上端部と下端部との間
にまたがって付設される所定長さの等辺山形鋼16と、
この等辺山形鋼16に柱主筋10a,10aの上端部と
下端部とを挟持する4本のL字型ボルト17,17,・
・とからなっている。等辺山形鋼16の両辺には、それ
ぞれほぼ等間隔置きに4個のボルト穴(長穴)16a,
16a,・・が形成されているとともに、端部16b,
16bには面取りが施されている。そして、L字型ボル
ト17の脚部17aにはねじが形成されており、前記ボ
ルト穴16a,16a,・・に挿通された後、ナット1
7bを螺着させることによって柱主筋10aを締め付け
るようになっている。また、符号6はスリーブ管(スリ
ーブジョイント)であり、1節目と2節目の柱主筋10
(10a,10b)の端部間に被覆された後、圧着され
ることにより柱主筋を本接合するものである。
つぎに、本発明の複合柱の支持方法について説明する。
まず、1節目(3階層)と2節目(2階層)の複合柱を
所定の数だけ工場において製作する。以下、3階層の複
合柱の製作方法について説明する。
(i)1層分の支持鉄筋11,11,・・(4本)を所定
間隔毎に並べられた座屈止め金物12a,12a,・・
・の内側に配設するとともに各コーナー部に溶接するこ
とにより固定する。
(ii)(i)の方法により製作した座屈止め金物12a,1
2a,・・・が固定された支持鉄筋11,11,・・
と、それぞれの階の仕口部大梁3,3,・・とをロック
ナット14,14,・・・で固定して、3階層の長さと
した後、支持鉄筋11,11,・・にはフープ筋13を
設けるようにする。
(iii)前記、3階層分の仕口部大梁3,3,3が所定の
場所に固定された支持鉄筋11,11,・・の回りに、
3階層分の長さを有する4本のコーナー部柱主筋10a
10a,・・と8本の中間部柱主筋10b,10b,・
・とを各仕口部大梁3,3,3のボルト穴に挿通しなが
ら所定の形状(第3図に示すような配筋状態)に配設す
るとともに、ロックナット14,14,・・・によって
仕口部大梁3,3,3に固定する。
(iv)つぎに、支持鉄筋11の長手方向の所定間隔置きに
固定された座屈止め金物12a,12a,・・・の、一
つ置きに断面コ字状の枠体12b,12b,・・を所定
の形状に固定するとともに、その外面を中間部の柱主筋
10b,10b,・・に溶接により固定した後(第5図
参照)、柱主筋10の外側にフープ筋13,13,・・
・を配設することにより3階層の複合柱1aを製作す
る。
なお、2階層の複合柱1bも前記工程と同様にして製作
する。
以上のようにして、工場製作した所定数の3階層及び2
階層の複合柱1a,1a,・・・,1b,1b,・・・
を現場に搬入し、建方を行う。
(v)先に、地盤中に設置された基礎部にクレーンによっ
て1節目の3階層分の複合柱1aを建込んだ後、第1図
に示すように、その上部に2節目の複合柱1bをクレー
ン4によって吊り下げて配置する。その際、1節目の複
合柱1aのコーナー部の柱主筋10a,10a,・・の
上端部には、エレクションピース15を中間位置Cまで
挿入して下側の2本のL字型ボルト17,17により固
定しておくとともに、その下方にはスリーブ管6を装着
しておく(第7,8図参照)。また、中間部の柱主筋1
0b,10b,・・・にはそれぞれスリーブ管6を装着
しておく。
(vi)つぎに、1節目の複合柱1aの最上階の仕口部大梁
3のボルト穴に、2節目の複合柱1bの支持鉄筋11,
11,・・の下端部を挿入した後、ロックナット14で
固定するとともに、1節目のコーナー部の柱主筋10a
の上端部に取り付けられたエレクションピース15の上
部半分にも2節目のコーナー部の柱主筋10aの下端部
を挿入した後、L字型ボルト17,17によって固定し
て1節目の複合柱1aと2節目の複合柱1bとを仮止め
する。このエレクションピース15による仮接続が完了
した時点で、クレーン4を外し、このクレーン4を他の
複合柱1の建方に使用する。
(vii)つぎに、1節目の中間部の柱主筋10b,10
b,・・・に装着しておいたスリーブ管6を、1節目と
2節目の柱主筋10b,10b,・・・との中間部分に
引き上げてた後、圧着することにより本接続する。(第
9図参照) (viii)1節目と2節目の中間部の柱主筋10b,10
b,・・・を本接続した後、コーナー部柱主筋10a,
10a,・・からエレクションピース15を取り外し、
次いで、1節目に装着されたスリーブ管6を2節目のコ
ーナー部の柱主筋10a,10a,・・との中間部に引
き上げて圧着した後、コーナー部の柱主筋10a,10
a,・・を本接続する。
(ix)つぎに、1節目の複合柱1aと2節目の複合柱1b
との接続が完了すると、接続部にフープ筋13を配設し
て1節目と2節目の複合柱を自立させる。
(x)前記(v)〜(ix)の工程を繰り返すことにより複合柱
1,1,・・・の建込みが終了すると、複合柱1,1,
・・間の仕口部大梁3,3,・・・間に梁(図示せず)
を架設して接続して鉄骨建方を完了させる。
鉄骨建方が終了すると、複合柱1に型枠をセットすると
ともに、2階のスラブ配筋とメッシュ敷きを行った後、
2階のスラブと1階部分の複合柱1に同時にコンクリー
トを打設する。以下、同様にして、2階部分の複合柱と
3階部分のスラブという順序でコンクリートを打設して
建築物の躯体を完成させる。
なお、施工中の地震,風等の水平力は仮設鉄骨ブレース
機面をロ字型に配して核を構成して処理するとともに、
ブレース付きの柱はジャイアントサポートによって補強
する。
このように、本発明の複合柱の支持方法においては、複
合柱1が柱主筋10(10a,10a,・・・,10
b,10b,・・・)の他に、座屈止め金物12,1
2,・・・を固定した支持鉄筋11,11,・・・によ
って補強されているため、鉛直方向の剛性が従来のもの
に比べて大きなものとなっており、建方後に自重や施工
時の水平力を支持するための補剛用トラワイヤー等を取
り付ける必要がなくなるとともに、建方が完了した後コ
ンクリートの打設を行う際も、コンクリート打設時の荷
重を十分に支持することができ、柱部分を先行打設する
V.H工法等を採る必要がなく、柱とスラブの同時打設
が可能となる。その結果、ダメ工事が少なくなり、工費
の低減や工期の短縮を実現することができる。
また、前記複合柱においては、高層化のために複数に分
割した複合柱を途中で接続しながら建方をする際に、エ
レクションピース15によって仮止めすることによって
早期に接続して自立させることができ、その結果、揚重
機を効率よくて稼動させることができその分コストダウ
ンを図ることができる。即ち、鉄骨造りの工法と同様の
施工方法を採ることができる。
「発明の効果」 以上説明したように本発明は、現場において上下方向に
接続されることにより建込まれる鉄筋鉄骨複合柱を、工
場においてその鉄筋かごの内側に仕口部大梁間を連結す
る複数の支持鉄筋を、その長手方向所定間隔おきに座屈
止め金物を固定しつつ設けることにより剛性を高めて補
強したものとし、接続すべき鉄筋鉄骨複合柱の1節目と
2節目の柱主筋の上端部と下端部との間にまたがって付
設される所定長さの等辺山形鋼と、この等辺山形鋼に形
成されたボルト穴に脚部を挿通することにより前記柱主
筋の上端部と下端部とを等辺山形鋼と間に挟持する複数
のL字型ボルトとを具備したエレクションピースによ
り、仮止めして鉄筋鉄骨複合柱を連結し自立させながら
建方を行うようにしたものであるので、鉛直方向の剛性
が従来のものに比べて大きなものとなり、建方後に自重
や施工時の水平力を支持するための補剛用トラワイヤー
等を取り付ける必要がなくなるとともに、建方が完了し
た後コンクリートを打設を行う際も、コンクリート打設
時の荷重を十分に支持することができ、柱とスラブの同
時打設が可能となる。その結果、ダメ工事が少なくな
り、工費の低減や工期の短縮を実現することができる。
また、揚重機を効率よくて転用することができその分コ
ストダウンを図ることができる。即ち、鉄骨造りの工法
と同様の施工方法を採ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図は、本発明の一実施例を示すもの
で、第1図は工場において2節分に分割されて製作され
た鉄筋鉄骨複合柱を現場においてクレーンを用いて建込
んで接続するところ示す正面図、第2図は1節目の鉄筋
鉄骨複合柱に2節目の鉄筋鉄筋複合柱をスリーブ管によ
り本接続し支持した状態を示す正面図、第3図は本発明
の鉄筋鉄骨複合柱の配筋状態と鉄筋を補強するために鉄
筋に固定された座屈止め金物を示す断面図、第4図は座
屈止め金物の斜視図、第5図は第3図の一部分を拡大し
たものであり、座屈止め金物の組み立て状態と鉄筋の溶
接状態を示す拡大平面図、第6図はエレクションピース
の等辺山形鋼とL字型ボルトによって鉄骨を挟持した状
態を示す平面図、第7図は上下の鉄筋鉄骨複合柱の柱鉄
筋の上端部と下端部をエレクションピースによって接続
したところを示す正面図、第8図は1節目と2節目の鉄
筋鉄筋複合柱の接続部において仮止めを行うエレクショ
ンピースがコーナーの柱主筋に取り付けられた状態を示
す鉄筋鉄骨複合柱の平面図、第9図は1節目と2節目の
柱主筋の端部間をスリーブ管によって接続したところを
示す断面図、第10図,第11図は従来の技術を示す図
であり、第10図は地盤中に設置された基礎部分にクレ
ーンを用いて3階層分の鉄筋鉄骨複合柱を建て込むとこ
ろを示す正面図、第11図は建込んだ鉄筋鉄骨複合柱の
仕口構成体間にクレーンにより梁を架設しているところ
を示す正面図である。 1……鉄筋鉄骨複合柱(複合柱)、1a……1節目の複
合柱、1b……2節目の複合柱、2……鉄筋かご、2a
……1節目の鉄筋かご、2b……2節目の鉄筋かご、3
……仕口部大梁、4……クレーン、10……柱主筋、1
0a……コーナー部の柱主筋、10b……中間部の柱主
筋、11……支持鉄筋、12……座屈止め金物、13…
…フープ筋、14……ロックナット、15……エレクシ
ョンピース、16……等辺山形鋼、16a……ボルト
穴、17……L字型ボルト、17a……脚部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の柱主筋とフープ筋によって複数階分
    の長さにわたって構成された柱用鉄筋かごに、複数階分
    の鉄骨梁接合用の仕口部大梁を所定の間隔で取り付けた
    鉄筋鉄骨複合柱の支持方法であって、前記鉄筋かごの内
    側に前記仕口部大梁間を連結する複数の支持鉄筋を、そ
    の長手方向の所定間隔おきに座屈止め金物を固定しつつ
    設けることにより補強した前記鉄筋鉄骨複合柱を少なく
    とも2節分用意し、前記1節目の鉄筋鉄骨複合柱を建込
    んだ後、その上部に2節目の鉄筋鉄骨複合柱をクレーン
    によって吊り下げて配置した状態で、1節目の鉄筋鉄骨
    複合柱の柱主筋のうち一部分の上端部と、前記柱主筋と
    対応する2節目の鉄筋鉄骨複合柱の柱主筋の下端部とを
    エレクションピースにより仮止めし、次いで、クレーン
    を撤去するとともに、1節目と2節目の他の柱主筋同士
    をスリーブ管を用いて連結した後、前記一部分の柱主筋
    から仮止めのエレクションピースを取り外すとともにス
    リーブ管によって本接続することにより前記1節目と2
    節目の鉄筋鉄骨複合柱を連結し自立させることを特徴と
    する鉄筋鉄骨複合柱の支持方法。
  2. 【請求項2】鉄筋鉄骨複合柱を上下方向に接続するため
    に下方の鉄筋鉄骨複合柱の柱主筋の上端部に、上方の鉄
    筋鉄骨複合柱の柱主筋の下端部を仮止めして上方の鉄筋
    鉄骨複合柱を支持する装置であって、前記柱主筋の上端
    部と下端部との間にまたがって付設される所定長さの等
    辺山形鋼と、この等辺山形鋼に形成されたボルト穴に脚
    部を挿通することにより前記柱主筋の上端部と下端部と
    を等辺山形鋼と間に挟持する複数のL字型ボルトとを具
    備したことを特徴とするエレクションピース。
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