JPH0648965B2 - 調味液の製造方法 - Google Patents

調味液の製造方法

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JPH0648965B2
JPH0648965B2 JP60274487A JP27448785A JPH0648965B2 JP H0648965 B2 JPH0648965 B2 JP H0648965B2 JP 60274487 A JP60274487 A JP 60274487A JP 27448785 A JP27448785 A JP 27448785A JP H0648965 B2 JPH0648965 B2 JP H0648965B2
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忠彦 犬飼
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は調味液ないしは諸味の製法に関するものであ
る。
(従来の技術と問題点) 従来、醤油等調味液の製造は、蛋白質の分解に時間がか
かり、また香味を改善するため諸味に乳酸菌を接種培養
しているが、乳酸発酵による乳酸生成にも時間がかか
り、長時間を必要としていた。
そこで、醤油製造用原料を短期間に分解する方法として
通常の方法で製麹した麹を食塩濃度7〜15%(w/
V)にして仕込み、40℃以上の高温条件下で加水分解
させる方法や塩酸を用いて化学的に分解させる方法が知
られている。
しかし、前者の方法においては、消化諸味中のプロテア
ーゼ、グルタミナーゼ、アミラーゼ等の酵素活性が低下
し、遊離アミノ酸特にグルタミン酸の量が減少し、味の
よい醤油が得られ難いという欠点があった。また後者の
方法においては、酸、アルカリを多量に必要とし、設備
費用も多額となり醤油の品質も従来に比べ劣るものしか
得られないという欠点がある。
(発明の目的) 本発明は、このような、従来技術の欠点を解消し、醤油
製造用原料より短期間に、しかも安定的に旨味の優れ
た、特にグルタミン酸を多く有し、かつ香味の優れた調
味液または消化諸味を効率良く得ることを目的とするも
のである。
(発明の構成) すなわち、本発明の第一の発明は、通常の方法で処理し
た醤油製造用原料に醤油麹菌を接種し製麹した麹を仕込
んだもの、または前記醤油製造用原料を酵素剤ととも
に、食塩濃度7〜15%(w/V)で仕込んだものに、
それぞれ耐塩性乳酸菌を接種し、pH4.0〜9.0の
状態で0〜20℃の低温状態に1〜7日間保持する第一
工程、20〜40℃まで加温し、その温度範囲内で1〜
5日間保持する第二工程、40〜60℃まで加温しその
温度範囲内で1〜7日間保持する第三工程を結合させ、
その条件下で加水分解及び乳酸発酵を併行して行なわせ
ることを特徴とする調味液の製造方法であり、第二の発
明は、前記第一工程における耐塩性乳酸菌の接種を、第
二工程で行う方法であり、第三の発明は、第一工程にお
ける濃度7〜15%(w/V)の食塩水の代りに無塩水
を用いることを特徴とする調味液の製造方法である。
以下、本発明について具体的に説明する。
本発明に用いられる醤油製造用原料としては、蛋白質原
料と澱粉質原料を混合したものが用いられ、蛋白質原料
として例えば脱脂大豆、丸大豆、小麦グルテン等が、澱
粉質原料としては例えば小麦、大麦、トウモロコシ等が
挙げられる。またこれらの原料の処理には蛋白質の変
性、澱粉質原料のα化等の方法が挙げられる。
醤油原料の製麹方法は常法に従って醤油用麹菌であるア
スペルギルス・オリーゼ、アスペルギルス・ソーヤを上
記原料処理した醤油製造用原料とともに培養する方法に
準じて行われる。酵素剤は、市販酵素剤(プロテアー
ゼ、グルタミナーゼ、アミラーゼ等)を使用するか、ま
たはアスペルギルス・オリーゼ、アスペルギルス・ソー
ヤ等による培養した▲麩▼等の培養物より水等により抽
出して得られた粗酵素液等を使用する。
接種される耐塩性乳酸菌としては、醤油醸造に使用され
る、代表的菌株を単独もしくは複数混合して用い、例え
ばペディオコッカス・ハロフィルスNFRI7508、
ペディオコッカス・ハロフィルスNFRI7502、ペ
ディオコッカス・ハロフィルスNFRI7503等が好
適である。
加水分解及び乳酸発酵工程における食塩濃度は0〜15
%(w/V)であるが、食塩濃度が高くなるとプロテアー
ゼ、グルタミナーゼ等の活性が阻害されるために加水分
解に長期間を要し、食塩濃度が低くなると腐敗という問
題が考えられ、好ましくは7〜10%(w/V)の食塩濃度
で加水分解するのがよい。この食塩濃度は、乳酸発酵に
おいても好適である。また、加水分解及び乳酸発酵中の
撹拌は、基質が均一に保たれる範囲内で行い、基質pH
が4.0〜9.0でない場合アルカリもしくは酸でpHを4.0
〜9.0に調整する。
仕込後、品温を0〜20℃の低温状態で1〜7日間保持
するがこの状態で酵素は安定した形で存在しており、加
水分解も徐々に進んでいる。この1〜7日間低温状態に
保持する第一工程を経ずに第二、第三の工程で加水分解
を行ったものは、最終的に分解率が低く、特にグルタミ
ン酸の溶出が低下する。第二工程を経ず、第一工程から
第三工程へと加水分解したものについても同様の結果で
ある。乳酸発酵は第一工程から第三工程まで巾広く行わ
れるのが主に第二工程で進行している。
一般に40℃以上の高温で加水分解を行わせると麹臭あ
るいは消化臭といった異臭が付与される。乳酸発酵は、
加水分解中に生成されるこの異臭を防止するとともに、
乳酸発酵で生成した乳酸により調和のとれた優れた香味
をうるために行われる。
したがって、醤油用原料の加水分解中に併行して乳酸発
酵を行わせる場合、0〜20℃の低温状態に1〜7日間
保持する第一工程、20〜40℃まで加温しその温度範
囲内で1〜5日間保持する第二工程、40〜60℃まで
加温しその温度範囲内で1〜7日間保持する第三工程を
結合させることにより、原料分解率を飛躍的に向上さ
せ、特に旨味成分であるグルタミン酸を多く遊離させた
香味の優れた調味液または消化諸味を短期間に得ること
ができる。
また、前記の低温状態を無塩で1〜7日間保持する場合
は、食塩により酵素作用が阻害されることなく安定した
状態で進められる。
このようにして得られた調味液、消化諸味は調味食品と
して利用でき、また酵母を添加して発酵させたりあるい
は、酵母発酵のリアクターを通すことで著しく香味の優
れた調味液を短期間に得ることができる。
以下実施例を挙げて本発明方法を具体的に説明する。
実施例1 脱脂大豆5Kg、小麦5Kgをそれぞれ常法により蒸煮処理
又は炒熬割砕して混合したものに、醤油麹菌を接種し、
製麹した醤油麹を4℃に冷却した13.5%(w/V)食塩水を
用いて12水となるようにステンレス製ジャケットタン
クに仕込むとともに耐塩性乳酸菌(ペディオコッカス・
ハロフィルスNFRI7508)を3.0×10cells/
諸味mlとなるように接種した。この時の諸味品温は1
4℃であったが1℃/時間の割合で徐々に諸味品温を下
げ8℃で2日間(50時間)保持した。撹拌は麹部と液
部が均一に保たれる程度に行った。この時のpHは6.50
であった。
次に2℃/時間の割合で徐々に28℃まで加温し、28
℃状態で2日間(45時間)保持した。この時のpHは
5.20で乳酸生成量は932mg/dl(加水分解液)であっ
た。次に1.5℃/時間の割合で徐々に45℃まで加温
し、45℃状態で5日間(120時間)保持した。撹拌
は諸味が均一に保たれる程度に行った。この時のpHは
4.81であった。麹加水分解及び乳酸発酵終了後、小型プ
レス機にて圧搾して調味液を得た。分析値及び官能検査
結果は第1表のとおりであった。
<比較例1> 実施例1で得られた醤油麹を耐塩性乳酸菌を接種するこ
となく4℃に冷却した13.5%(w/V)食塩水を用いて12
水となるようにステンレス製ジャケットタンクに仕込ん
だ。
以下実施例1と同じ条件で麹加水分解を行い分解終了後
小型プレス機にて圧搾して調味液を得た。分析値及び官
能検査結果は第1表のとおりであった。
<比較例2> 実施例1で得られた醤油麹を13.5%(w/V)食塩水を用い
て12水となるようにステンレス製ジャケットタンクに
仕込んだ。この時の諸味品温は22℃であったが2℃/
時間の割合で徐々に諸味品温を上げ45℃で9日半(2
28時間)保持した。麹加水分解終了後小型プレス機に
て圧搾して調味液を得た。分析結果及び官能検査結果は
第1表のとおりであった。
<比較例3> 実施例1で得られた醤油麹を23%(w/V)食塩水を用い
て12水となるように仕込み、常法により諸味管理を6
ケ月間実施し、この諸味を圧搾して生揚醤油を得た。分
析結果第1表のとおりであった。
官能検査は、パネル10名により行い、批評をしてもら
った。本実施例調味液及び比較例1調味液のように、第
一工程より第三工程へと順次加水分解を試みたものは従
来法(比較例2,3)に比べて分解率が優れているのが
わかる。また、本実施例調味液のように乳酸発酵を行っ
たものは、加水分解中に生成する異臭(麹臭、消化臭)
を防止することが明らかになった。
実施例2 脱脂大豆7Kg、小麦3Kgをそれぞれ常法により蒸煮処理
また炒 割砕して混合したものに醤油麹菌を接種し製麹
して醤油麹を得た。醤油麹を5℃に冷却した13%(w/
V)食塩水を用い13水となるようにステンレス製ジャケ
ットタンクに仕込むとともに耐塩性乳酸菌(ペディオコ
ッカス・ハロフィルスNFRI7502)を1×10
cells/諸味ml、耐塩性乳酸菌(ペディオコッカス・ハ
ロフィルスNFRI7503)を2×10cells/諸
味mlとなるように混合接種した。この時の諸味品温は
15℃であったが1℃/時間の割合で徐々に諸味品温を
下げ7℃で4日間(90時間)保持した。撹拌は麹部と
液部が均一に保たれる程度に行った。この時のpHは6.
30であった。
次に2℃/時間の割合で徐々に30℃まで加温し、30
℃状態で1日半(35時間)保持した。この時のpHは
5.06で乳酸生成量は1072mg/dl(加水分解液)であ
った。次に2℃/時間の割合で徐々に44℃まで加温
し、44℃状態で4日半(105時間)保持した。撹拌
は諸味が均一に保たれる程度に行った。この時のpHは
4.79であった。麹加水分解及び乳酸発酵終了後、小型プ
レス機にて圧搾して調味液を得た。分析値及び官能検査
結果は第2表のとおりであった。
<比較例4> 実施例2で得られた醤油麹を耐塩性乳酸菌を接種するこ
となく5℃に冷却した13%(w/V)食塩水を用いて13
水となるようにステンレス製ジャッケットタンクに仕込
んだ。以下実施例2と同様条件にて麹加水分解を行い分
解終了後小型プレス機にて圧搾して調味液を得た。分析
値及び官能検査結果は第2表のとおりであった。
<比較例5> 実施例2で得られた醤油麹を13%(w/V)食塩水を用い
て13水となるようにステンレス製ジャッケットタンク
に仕込んだ。この時の諸味品温は23℃であったが2℃
/時間の割合で徐々に諸味品温を上げ44℃で10日半
(246.5時間)保持した。麹加水分解終了後、小型
プレス機にて圧搾して調味液を得た。分析値及び官能検
査結果は第2表のとおりであった。
本実施例調味液は分解率及び官能検査結果より、品質的
に優れている事が明らかになった。
実施例3 脱脂大豆5Kg、小麦5Kgをそれぞれ常法により蒸煮処理
又は炒熬割砕して混合したものに醤油麹菌を接種し、製
麹して醤油麹を得た。醤油麹を5℃に冷却した12%(w
/V)食塩水を用いて12水となるようにステンレス製ジ
ャッケットタンクに仕込んだ。この時の諸味品温は16
℃であったが1℃/時間の割合で徐々に諸味品温を下げ
10℃で2日間(45時間)保持した。撹拌は麹部と液
部が均一に保たれる程度に行った。この時のpHは6.70
であった。ここで耐塩性乳酸菌(ペディオコッカス・ハ
ロフィルスNFRI7508)を6.0×10-7cells/諸
味mlとなるように諸味に接種し2℃/時間の割合で徐
々に33℃まで加温し、33℃状態で2日間(50時
間)保持した。この時のpHは5.02で乳酸生成量は10
91mg/dl(加水分解液)であった。次に1℃/時間の
割合で徐々に46℃まで加温し、その状態で5日間(1
20時間)保持した。撹拌は諸味が均一に保たれる程度
に行った。この時のpHは4.78であった。麹加水分解及
び乳酸発酵終了後、小型プレス機にて圧搾して調味液を
得た。分析値及び官能検査結果は第3表のとおりであっ
た。
分解率、香味点について、品質に問題がなかった。
実施例4 脱脂大豆5Kg、小麦5Kgをそれぞれ常法により蒸煮処理
又は炒熬割砕して混合したものに醤油麹菌を接種し製麹
して醤油麹を得た。醤油麹を5℃に冷却した無塩水を用
いて11水となるようにステンレス製ジャッケットタン
クに仕込んだ。この時の諸味品温は16℃であったが1
℃/時間の割合で徐々に諸味品温を下げ7℃で3日間
(72時間)保持した。撹拌は麹部と液部が均一に保た
れる程度に行った。この時のpHは6.85であった。次に
諸味食塩濃度が10%(w/V)となるように食塩を添加す
るとともに、耐塩性乳酸菌(ペディオコッカス・ハロフ
ィルスNFRI7508)を5.0×10cells/諸味m
lとなるように接種し、2℃/時間の割合で徐々に32
℃状態まで加温し、その状態で2日間(48時間)保持
した。この時のpHは5.16で乳酸生成量は971mg/dl
(加水分解液)であった。次に1.5℃/時間の割合で徐
々に48℃まで加温し、48℃状態で5日間(120時
間)保持した。撹拌は諸味が均一に保たれる程度に行っ
た。この時のpHは4.90であった。麹加水分解及び乳酸
発酵終了後、小型プレス機にて圧搾して調味液を得た。
分析値及び官能検査結果は第4表のとおりであった。
分解率、香味点について品質に問題なかった。
実施例5 5Kgの▲麩▼に醤油麹菌を接種し28〜35℃で45時
間培養して▲麩▼麹を得た。この▲麩▼麹を4倍量の冷
水で抽出し、小型プレス機にてろ過し粗酵素液を得た。
一方、脱脂大豆5Kg、小麦5Kgをそれぞれ常法により蒸
煮処理または炒熬割砕したものに前記酵素液を15加
えステンレス製ジャッケットタンクに仕込んだ。次に実
施例4と同じ条件にて、加水分解及び乳酸発酵を行い、
分解終了後小型プレス機にて圧搾し調味液を得た。調味
液のpHは4.93であった。分析値及び官能検査結果は第
5表のとおりであった。
上記のように本発明方法によれば短期間に旨味成分のグ
ルタミン酸を多く含んだ香味の優れた調味液を得られる
ことが認められた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 義明 愛知県岡崎市滝町字追ノ狭間82番地 (72)発明者 平野 賢一 愛知県岩倉市稲荷町稲荷西212番地11 (72)発明者 犬飼 忠彦 愛知県名古屋市西区本郷町4丁目4番地 (72)発明者 若園 紘志 岐阜県大垣市三塚町375 (56)参考文献 特開 昭53−18797(JP,A) 特開 昭49−55899(JP,A) 特公 昭38−9942(JP,B1)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通常の方法で処理した醤油製造用原料に醤
    油麹菌を接種し製麹した麹を仕込んだもの、または前記
    醤油製造用原料を酵素剤とともに、食塩濃度7〜15%
    (w/V)で仕込んだものに、それぞれ耐塩性乳酸菌を
    接種し、pH4.0〜9.0の状態で0〜20℃の低温
    状態に1〜7日間保持する第一工程、20〜40℃まで
    加温し、その温度範囲内で1〜5日間保持する第二工
    程、40〜60℃まで加温しその温度範囲内で1〜7日
    間保持する第三工程を結合させ、その条件下で加水分解
    及び乳酸発酵を併行して行なわせることを特徴とする調
    味液の製造方法。
  2. 【請求項2】通常の方法で処理した醤油製造用原料に醤
    油麹菌を接種し製麹した麹を仕込んだもの、または前記
    醤油製造用原料を酵素剤とともに、食塩濃度7〜15%
    (w/V)で仕込んだものを、pH4.0〜9.0の状
    態で0〜20℃の低温状態に1〜7日間保持する第一工
    程、ついでこれに耐塩性乳酸菌を接種し、20〜40℃
    まで加温し、その温度範囲内で1〜5日間保持する第二
    工程、さらに40〜60℃まで加温しその温度範囲内で
    1〜7日間保持する第三工程を結合させ、その条件下で
    加水分解及び乳酸発酵を併行して行なわせることを特徴
    とする調味液の製造方法。
  3. 【請求項3】通常の方法で処理した醤油製造用原料に醤
    油麹菌を接種し製麹した麹を仕込んだもの、または前記
    醤油製造用原料を酵素剤とともに、無塩水を加え、pH
    4.0〜9.0の状態で仕込んだものを0〜20℃の低
    温状態に1〜7日間保持する第一工程、食塩を加え15
    %(w/V)以下の食塩濃度にするとともに耐塩性乳酸
    菌を接種し、20〜40℃まで加温し、その温度範囲内
    で1〜5日間保持する第二工程、40〜60℃まで加温
    しその温度範囲内で1〜7日間保持する第三工程を結合
    させ、その条件下で加水分解及び乳酸発酵を併行して行
    なわせることを特徴とする調味液の製造方法。
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PT1274318E (pt) * 2000-04-07 2011-09-07 Nestec Sa Hidrolisado de proteínas de cultura
JP5041276B2 (ja) * 2006-09-07 2012-10-03 株式会社 畠中醤油 醤油、その製造方法、及びこれによる醤油加工品。

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