JPH0648062Y2 - 伸縮傘形野外テント - Google Patents

伸縮傘形野外テント

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JPH0648062Y2
JPH0648062Y2 JP19124787U JP19124787U JPH0648062Y2 JP H0648062 Y2 JPH0648062 Y2 JP H0648062Y2 JP 19124787 U JP19124787 U JP 19124787U JP 19124787 U JP19124787 U JP 19124787U JP H0648062 Y2 JPH0648062 Y2 JP H0648062Y2
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JP
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umbrella
tent
outdoor tent
shaped
shaped outdoor
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JP19124787U
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久和 石田
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久和 石田
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Description

【考案の詳細な説明】 イ,産業上の利用分野 この考案は軽量、強力な材料(たとえばグラスファイバ
ー、カーボンファイバーなど)を用いることによって、
運搬、設営、撤去が極めて容易な野外テントを作る手段
に関する。
ロ,従来の技術 この考案に類する従来の技術としては支柱8本と張り綱
により構成される山形野外テントがあるが運搬、設営、
撤去、収納に多くの労力と時間と人員を要する。また張
り綱が邪魔になり集合体が作りにくい許りでなく、風雨
に際して急速に対応しにくく、時としては事故の原因と
もなる。
ハ,考案が解決しようとする問題点 i一張りのテントを一人で運搬出来るようにする。
ii一張りのテントを一人で設営出来るようにする。
iii一張りのテントを一人で撤去出来るようにする。
iv張り綱は危険であるから一切用いないようにする。
v構造的にも、色彩的にも充分ファッション性の高いも
のとする。
vi広い面積を覆うことが出来るように工夫する。
ニ,問題点を解決するための手段 i,大骨(第1図)は3段〜5段に伸縮可能なグラスファ
イバー製のテーパーチューブ(釣り竿用)であるから軽
量、強力であり、縮めれば長さ約1メートル(6本一
組)となる。
ii,支柱(第2図)は伸縮式(三本構成)のパイプで、
縮めれば約1.5メートルとなり、延ばせば約2.5メートル
となる。この支柱の上部内筒に頂部ロクロ盤(第4図)
を取りつけ、上記大骨を挿入し、ねぢ込むことによって
傘を形成する。ロクロ盤上部の溝に傘布の中心穴をはめ
込む。ロクロ盤より突きでた支柱頂部にはトラス連結棒
端を挿入する。支柱の下部内筒を約15センチ引き出し
て、基礎コンクリートブロックに強く差し込む。
iii,この傘形テントを多数連結して用いる場合、伸縮式
トラス連結棒(第3図)を用いることに依って極めて安
定な仮設建物となる。
ホ,作用 i,この考案の傘形野外テントを一本のみ単独で用いる場
合は先づ基礎コンクリートブロック(自動車用古タイヤ
転用)を転がして所定点に運び定置して、支柱の下部内
筒を約15センチ引き出し、ブロックの中心穴に差し込
む。
次ぎに支柱上部内筒を引き出して頂部ロクロ盤(第4
図)を挿入、固定する。
次ぎに大骨(縮めたまま)をロクロ盤にねぢ込み固定す
る。
次ぎに傘布の中心穴を支柱頂部に差し込み、溝を利用し
て締め紐をシッカリ結ぶ。
次ぎに大骨を順次引き延ばし、傘布を展開して締め紐で
大骨に固定する。
最後に支柱上部内筒を適当に延ばして固定する。
以上の説明で判るように一張りのテントを一人で容易に
運搬、設営、撤去することが出来るという特長がある。
ii,この考案の傘形野外テントを多数連結して使用する
場合に就いて、第6図のごとき19個円形連結を例に取っ
て説明すると 先づ設置点の適切な位置に基礎コンクリートブロックを
運びテント1とし、ロープゲージ(第5図)を用いてテ
ント2〜19の基礎の位置決めをして上記iの要領にて支
柱19本を立てそれぞれ頂部ロクロ盤と大骨、傘布(縮め
たまま)を取りつける。
次ぎにトラス連結棒(第3図)を第6図の破線のごとく
挿入して、全水平トラスを完成してから伸縮継手を固定
する。
次ぎに大骨と傘布を展開し、最後にユックリ支柱上部内
筒を延ばして所定の高さに固定する。
以上の説明で判るごとく注目すべきは、基礎コンクリー
トブロックは古タイヤの活用であるから迅速、静粛に移
動可能であり、水平トラスの形成に依って充分安定な直
径約20メートルの大オーニングを形成して居り、作業員
は最小二三人で充分である点である。
ヘ,考案の効果 i,この考案の傘形野外テントを単体として用いる場合、
適当な工夫を加えれば、 a,傘開き角を120度位の別売りロクロ盤(第7図)を用
い大骨の先端のフックにアンカーを通して地中に打ち込
めば直ちに大型の六角キャンピングテントとなり、固定
後は支柱を取り除くことができる。
b,大骨の先端フックを利用して垂直幕を付ければ海水浴
場などのインスタント更衣室として用いられる。
c,大骨の引きだし方によっては半六角形(台形)として
用いることが出来るので道路工事現場などに便利に使用
できる。
d,テント本体に別売の吸盤を付ければ、平滑面さえあれ
ば何所へでも装着できる。例えば自動車の屋根に取りつ
ければ駐車時の日除けとなる。
ii,この考案の傘形野外テントを連結して用いる場合、
平面トラスの組み方を工夫すればL形、楕円形、半円
形、ドーナツ形、馬蹄形など自由な形に組合はすことが
出来るので、運動会場、展示会場、海水浴場、キャンプ
場などの仮設建物として好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の全体を示す概略図。 三段式伸縮トラス連結棒 傘布 傘大骨(釣り竿用多段テーパー・パイプ) ロクロ盤 三段式伸縮支柱 基礎コンクリートブロック(自動車用古タイヤ利用) 第2図は三段式伸縮支柱の全体を示す概略図。 第3図は三段式トラス連結棒の全体を示す概略図。 第4図は頂部ロクロ盤の詳細図。 第5図は基礎ブロックの位置決めに用いるロープゲージ
の詳細図。 第6図はこの伸縮傘形野外テントを19個用いて円形にト
ラス結合する場合の説明図。 第7図はキャンピングテント用のロクロ盤の概略図。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】数段(3〜5段)に伸縮し得るように作ら
    れた竿(グラスファイバー、カーボンファイバー製な
    ど)をテントの大骨(4〜8本)として用いることによ
    って、大形・軽量にして容易に運搬、設営、撤去が出来
    るように構成した傘形野外テント。
  2. 【請求項2】上記傘形テント(大骨数6本又は4本の場
    合)を数個乃至数十個トラス連結することによって極め
    て安定に広大な面積を自由な形に覆うように構成した傘
    形野外テント。
JP19124787U 1987-12-15 1987-12-15 伸縮傘形野外テント Expired - Lifetime JPH0648062Y2 (ja)

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JPH0194556U JPH0194556U (ja) 1989-06-22
JPH0648062Y2 true JPH0648062Y2 (ja) 1994-12-07

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