JPH0647916Y2 - 直屈伸型ブームを装備した高所作業車 - Google Patents
直屈伸型ブームを装備した高所作業車Info
- Publication number
- JPH0647916Y2 JPH0647916Y2 JP3805389U JP3805389U JPH0647916Y2 JP H0647916 Y2 JPH0647916 Y2 JP H0647916Y2 JP 3805389 U JP3805389 U JP 3805389U JP 3805389 U JP3805389 U JP 3805389U JP H0647916 Y2 JPH0647916 Y2 JP H0647916Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boom
- bending
- straight
- work vehicle
- aerial work
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、直屈伸型ブームを装備した高所作業車の改良
に係り、特に下部ブーム及び上部ブームの屈伸部を絶縁
部材で構成すると共に、前記屈伸部に独立した電源装置
を装備した中間部光コントローラを搭載し、該中間部光
コントローラでもって、屈伸機構のコントロールを行う
ようにした直屈伸型ブームを装備した高所作業車に関す
るものである。
に係り、特に下部ブーム及び上部ブームの屈伸部を絶縁
部材で構成すると共に、前記屈伸部に独立した電源装置
を装備した中間部光コントローラを搭載し、該中間部光
コントローラでもって、屈伸機構のコントロールを行う
ようにした直屈伸型ブームを装備した高所作業車に関す
るものである。
従来の高所作業車、例えばブームの先端にバケット等の
作業台を装備し、該バケット等に作業者が搭乗して活線
（通電）状態で配電線作業等を行う高所作業車は、感電
事故から作業者を安全に防護するため、バケット等の構
成部材に絶縁材を用いて構成するのは勿論のこと、現在
では絶縁性を高めるためにバケットに直接接触する先端
ブームをもFRP等の絶縁部材で構成し、可能な限り絶縁
性を高めると共に、更に車台上に装備する下部コントロ
ーラとバケット内に装備する上部コントローラ間の信号
伝達手段として、光コントローラ（光通信）方式を採用
するなどして、絶縁性をより一層高めているが実情であ
る。
作業台を装備し、該バケット等に作業者が搭乗して活線
（通電）状態で配電線作業等を行う高所作業車は、感電
事故から作業者を安全に防護するため、バケット等の構
成部材に絶縁材を用いて構成するのは勿論のこと、現在
では絶縁性を高めるためにバケットに直接接触する先端
ブームをもFRP等の絶縁部材で構成し、可能な限り絶縁
性を高めると共に、更に車台上に装備する下部コントロ
ーラとバケット内に装備する上部コントローラ間の信号
伝達手段として、光コントローラ（光通信）方式を採用
するなどして、絶縁性をより一層高めているが実情であ
る。
しかるに、今日に於ける配電線の架装状況は、電力需要
の増大に伴い高層の電柱を採用すると共に、配電線の架
装構造も多段・多層となして架装されているのが現状で
あり、従って、係る配電線作業に対応すべく導入する高
所作業車の性能も、かっての低い電柱に対して少ない配
電線を架装していたような配電線作業に採用していた低
層対象の高所作業車では、高層に位置する活線作業域ま
でバケットを臨ませることができず、そのために、今日
ではそうした高層でしかも配電線が多段・多層に架装さ
れる配電線にバケットを近づけることのできる高所作業
車の改良がなされている。
の増大に伴い高層の電柱を採用すると共に、配電線の架
装構造も多段・多層となして架装されているのが現状で
あり、従って、係る配電線作業に対応すべく導入する高
所作業車の性能も、かっての低い電柱に対して少ない配
電線を架装していたような配電線作業に採用していた低
層対象の高所作業車では、高層に位置する活線作業域ま
でバケットを臨ませることができず、そのために、今日
ではそうした高層でしかも配電線が多段・多層に架装さ
れる配電線にバケットを近づけることのできる高所作業
車の改良がなされている。
例えば直屈伸型ブームを装備した高所作業車の開発がそ
れであるが、現在開発されている直屈伸型ブームを装備
した高所作業車は、バケットをより高層へ臨ませるため
ブームの伸長構造に重点を置き、バケット等を含むブー
ムの絶縁に対する改良は、前述した絶縁構造が採用され
ているのが現状である。従って、従来の直屈伸型ブーム
を装備した高所作業車でもって高層で、しかも多段・多
層に架装された配電線の活線作業を実施する場合に於い
て、下部直伸ブームと上部直伸ブームを所定の角度に屈
伸させてバケットを上層に臨ませ、かつ作業に応じてブ
ームを旋回させて活線作業を行う様な場合、例えばバケ
ットの下方に位置するブームの屈伸部分が下層に位置す
る活線に接触して下部直伸ブームを介して車台上に電流
が流れ思わぬ感電事故を生ぜしめてしまう等の危険があ
り、また、従来の直屈伸型ブームを装備した高所作業車
に於ける屈伸機構には、独立したコントローラが装備さ
れていなかったために屈伸部の円滑なコントロールが充
分になしえない等の問題があった。
れであるが、現在開発されている直屈伸型ブームを装備
した高所作業車は、バケットをより高層へ臨ませるため
ブームの伸長構造に重点を置き、バケット等を含むブー
ムの絶縁に対する改良は、前述した絶縁構造が採用され
ているのが現状である。従って、従来の直屈伸型ブーム
を装備した高所作業車でもって高層で、しかも多段・多
層に架装された配電線の活線作業を実施する場合に於い
て、下部直伸ブームと上部直伸ブームを所定の角度に屈
伸させてバケットを上層に臨ませ、かつ作業に応じてブ
ームを旋回させて活線作業を行う様な場合、例えばバケ
ットの下方に位置するブームの屈伸部分が下層に位置す
る活線に接触して下部直伸ブームを介して車台上に電流
が流れ思わぬ感電事故を生ぜしめてしまう等の危険があ
り、また、従来の直屈伸型ブームを装備した高所作業車
に於ける屈伸機構には、独立したコントローラが装備さ
れていなかったために屈伸部の円滑なコントロールが充
分になしえない等の問題があった。
本考案は、前述した問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、下部ブーム及び上部ブー
ムの屈伸部を絶縁部材で構成すると共に、該絶縁部材に
よる屈伸部分に独立した電源装置を装備した中間部光コ
ントローラを搭載し、該中間部光コントローラでもっ
て、屈伸部に於ける所定のコントロールを行うようにし
た直屈伸型ブームを装備した高所作業車を提供すること
にあり、そのために下部ブームの先端に屈伸機構を介し
て連結される上部ブームの先端にバケットを装備した直
屈伸型ブームを装備した高所作業車に於いて、前記下部
ブームと前記上部ブームの屈伸部近傍を絶縁部材で構成
し、前記屈伸部に中間部光コントローラと該コントロー
ラ用の電源装置を搭載し、該中間部光コントローラでも
って、前記屈伸機構のコントロールを行うように構成す
ると共に、前記電源装置のON−OFFスイッチは下部ブー
ムのブーム受けに当接する位置に設けられ、下部ブーム
がブーム受けに格納した時に作動するように構成する。
り、その目的とするところは、下部ブーム及び上部ブー
ムの屈伸部を絶縁部材で構成すると共に、該絶縁部材に
よる屈伸部分に独立した電源装置を装備した中間部光コ
ントローラを搭載し、該中間部光コントローラでもっ
て、屈伸部に於ける所定のコントロールを行うようにし
た直屈伸型ブームを装備した高所作業車を提供すること
にあり、そのために下部ブームの先端に屈伸機構を介し
て連結される上部ブームの先端にバケットを装備した直
屈伸型ブームを装備した高所作業車に於いて、前記下部
ブームと前記上部ブームの屈伸部近傍を絶縁部材で構成
し、前記屈伸部に中間部光コントローラと該コントロー
ラ用の電源装置を搭載し、該中間部光コントローラでも
って、前記屈伸機構のコントロールを行うように構成す
ると共に、前記電源装置のON−OFFスイッチは下部ブー
ムのブーム受けに当接する位置に設けられ、下部ブーム
がブーム受けに格納した時に作動するように構成する。
上記のような構成を採用したので、高層に位置する活線
作業域まで充分にバケットを臨ませることができ、しか
も上部ブームと下部ブームとの屈伸部近傍を絶縁部とな
し、絶縁性を高めバケットに搭乗して活線（通電）状態
で配電線作業等を行う場合に屈伸部分が下層に位置する
活線に接触しても充分な絶縁が保たれているから、作業
者の感電事故は皆無となる。
作業域まで充分にバケットを臨ませることができ、しか
も上部ブームと下部ブームとの屈伸部近傍を絶縁部とな
し、絶縁性を高めバケットに搭乗して活線（通電）状態
で配電線作業等を行う場合に屈伸部分が下層に位置する
活線に接触しても充分な絶縁が保たれているから、作業
者の感電事故は皆無となる。
又、中間部光コントローラを装備して屈伸部に於ける所
定のコントロールを行う様にしたので、直屈伸型ブーム
の円滑な操作が可能となり、しかも前記中間部光コント
ローラの電源装置（バッテリー）のON−OFFは下部直伸
ブームが格納位置に達した状態を検出して作動する検出
スイッチでもって行うべく構成したので、電源スイッチ
の切り忘れは無くバッテリーの放電事故は皆無となる。
定のコントロールを行う様にしたので、直屈伸型ブーム
の円滑な操作が可能となり、しかも前記中間部光コント
ローラの電源装置（バッテリー）のON−OFFは下部直伸
ブームが格納位置に達した状態を検出して作動する検出
スイッチでもって行うべく構成したので、電源スイッチ
の切り忘れは無くバッテリーの放電事故は皆無となる。
以下、第１図及び第２図に基づいて本考案に係る直屈伸
型ブームを装備した高所作業車の一実施例を詳細に説明
する。
型ブームを装備した高所作業車の一実施例を詳細に説明
する。
同図中、１は高所作業車、２はターンテーブル、３は直
屈伸型ブームであり、該直屈伸型ブーム３は、前記ター
ンテーブル２に基端を枢着した下部直伸ブーム3a〔該下
部直伸ブーム3aは（アウターブーム）3a1と、（インナ
ブーム）3a2とで構成され、両ブーム3a1、3a2は内蔵し
た伸縮機構（油圧シリンダー）でもって伸縮可能に構成
されている〕と、該下部直伸ブーム3aの先端に屈伸機構
４を介して連結される上部直伸ブーム3b〔該上部直伸ブ
ーム3bは（アウターブーム）3b1と、（インナーブー
ム）3b2とで構成され、両ブーム3b1、3b2は内蔵した伸
縮機構（油圧シリンダー）でもって伸縮可能に構成され
ている〕で構成されている。
屈伸型ブームであり、該直屈伸型ブーム３は、前記ター
ンテーブル２に基端を枢着した下部直伸ブーム3a〔該下
部直伸ブーム3aは（アウターブーム）3a1と、（インナ
ブーム）3a2とで構成され、両ブーム3a1、3a2は内蔵し
た伸縮機構（油圧シリンダー）でもって伸縮可能に構成
されている〕と、該下部直伸ブーム3aの先端に屈伸機構
４を介して連結される上部直伸ブーム3b〔該上部直伸ブ
ーム3bは（アウターブーム）3b1と、（インナーブー
ム）3b2とで構成され、両ブーム3b1、3b2は内蔵した伸
縮機構（油圧シリンダー）でもって伸縮可能に構成され
ている〕で構成されている。
５は前記上部直伸ブーム3bの（インナーブーム）3b2先
端に揺動自在に装備されたバケットである。
端に揺動自在に装備されたバケットである。
ところで、前記バケット５と該バケット５に直接接触す
る上部直伸ブーム3bの（インナーブーム）3b2と、前記
下部直伸ブーム3aと前記上部直伸ブーム3bの屈伸部近
傍、本実施例では前記上部直伸ブーム3bと連結する下部
直伸ブーム3aの（インナーブーム）3a2は、例えばFRP等
の絶縁部材６及び７で構成され、該絶縁部材７の構成部
には中間部光コントローラ８と該中間部光コントローラ
８を作動するための中間部電源装置９が搭載されてい
る。
る上部直伸ブーム3bの（インナーブーム）3b2と、前記
下部直伸ブーム3aと前記上部直伸ブーム3bの屈伸部近
傍、本実施例では前記上部直伸ブーム3bと連結する下部
直伸ブーム3aの（インナーブーム）3a2は、例えばFRP等
の絶縁部材６及び７で構成され、該絶縁部材７の構成部
には中間部光コントローラ８と該中間部光コントローラ
８を作動するための中間部電源装置９が搭載されてい
る。
前記中間部光コントローラ８は前記屈伸機構４の屈伸作
動をコントロールするコントローラである。前記中間部
電源装置９は車台上に搭載する下部電源装置10及びバケ
ット５に搭載される上部電源装置11とは独立し設けら
れ、該中間部電源装置９のON−OFFスイッチ9aは、下部
直伸ブーム3aが格納位置、即ち本実施例ではブーム受12
に当接することによって作動すべく構成されている。12
は上部光コントローラ、13は下部光コントローラ、Ａは
上部操作パネル、Ｂは中間部操作パネル、Ｃは下部操作
パネルである。
動をコントロールするコントローラである。前記中間部
電源装置９は車台上に搭載する下部電源装置10及びバケ
ット５に搭載される上部電源装置11とは独立し設けら
れ、該中間部電源装置９のON−OFFスイッチ9aは、下部
直伸ブーム3aが格納位置、即ち本実施例ではブーム受12
に当接することによって作動すべく構成されている。12
は上部光コントローラ、13は下部光コントローラ、Ａは
上部操作パネル、Ｂは中間部操作パネル、Ｃは下部操作
パネルである。
以下、上記の構成に基づいて本考案に係る直屈伸型ブー
ムを装備した高所作業車の作用を説明する。
ムを装備した高所作業車の作用を説明する。
即ち、本考案に係る直屈伸型ブームを装備した高所作業
車１は、直屈伸型ブーム３の構成を下部直伸ブーム3a
〔該下部直伸ブーム3aは（アウターブーム）3a1と、
（インナーブーム）3a2とで構成され、両ブーム3a1、3a
2は内蔵した伸縮機構（油圧シリンダー）でもって伸縮
可能に構成されている〕と、該下部直伸ブーム3aの先端
に屈伸機構４を介して連結される上部直伸ブーム3b〔該
上部直伸ブーム3bは（アウターブーム）3b1と、（イン
ナーブーム）3b2とで構成され、両ブーム3b1、3b2は内
蔵した伸縮機構（油圧シリンダー）でもって伸縮可能に
構成されている〕とで構成すると共に、前記バケット５
と該バケット５に直接接触する上部直伸ブーム3bの（イ
ンナーブーム）3b2と、前記下部直伸ブーム3aと前記上
部直伸ブーム3bの屈伸部近傍、本実施例では前記上部直
伸ブーム3bと連結する下部直伸ブーム3aの（インナーブ
ーム）3a2は、例えばFRP等の絶縁部材６及び７で構成
し、バケット５と車台間の絶縁性を二重に高め、かつ前
記絶縁部材７の構成部光コントローラ８と独立した中間
部電源装置９を装備して屈伸機構４の屈伸作動をコント
ロールす様にしたので、高層に位置する活線作業域まで
充分にバケットを円滑・安全に臨ませることができ、従
ってバケットに搭乗し、特に高層で、しかも多段・多層
に電線が架装された配電線の活線作業を実施する場合、
直屈伸型ブーム３の屈伸部分が下層に位置する活線に接
触しても充分に絶縁が保たれているから、作業者の感電
事故は皆無となり、しかも前記中間部電源装置９のON−
OFFスイッチ9aは、下部直伸ブーム3aがブーム受12より
確実に当接乃至離隔した場合にのみ作動するものである
から、ON−OFFスイッチ9aの切り忘れは無くバッテリー
の不用意な放電事故は皆無となる。
車１は、直屈伸型ブーム３の構成を下部直伸ブーム3a
〔該下部直伸ブーム3aは（アウターブーム）3a1と、
（インナーブーム）3a2とで構成され、両ブーム3a1、3a
2は内蔵した伸縮機構（油圧シリンダー）でもって伸縮
可能に構成されている〕と、該下部直伸ブーム3aの先端
に屈伸機構４を介して連結される上部直伸ブーム3b〔該
上部直伸ブーム3bは（アウターブーム）3b1と、（イン
ナーブーム）3b2とで構成され、両ブーム3b1、3b2は内
蔵した伸縮機構（油圧シリンダー）でもって伸縮可能に
構成されている〕とで構成すると共に、前記バケット５
と該バケット５に直接接触する上部直伸ブーム3bの（イ
ンナーブーム）3b2と、前記下部直伸ブーム3aと前記上
部直伸ブーム3bの屈伸部近傍、本実施例では前記上部直
伸ブーム3bと連結する下部直伸ブーム3aの（インナーブ
ーム）3a2は、例えばFRP等の絶縁部材６及び７で構成
し、バケット５と車台間の絶縁性を二重に高め、かつ前
記絶縁部材７の構成部光コントローラ８と独立した中間
部電源装置９を装備して屈伸機構４の屈伸作動をコント
ロールす様にしたので、高層に位置する活線作業域まで
充分にバケットを円滑・安全に臨ませることができ、従
ってバケットに搭乗し、特に高層で、しかも多段・多層
に電線が架装された配電線の活線作業を実施する場合、
直屈伸型ブーム３の屈伸部分が下層に位置する活線に接
触しても充分に絶縁が保たれているから、作業者の感電
事故は皆無となり、しかも前記中間部電源装置９のON−
OFFスイッチ9aは、下部直伸ブーム3aがブーム受12より
確実に当接乃至離隔した場合にのみ作動するものである
から、ON−OFFスイッチ9aの切り忘れは無くバッテリー
の不用意な放電事故は皆無となる。
本考案は、以上詳細に説明した如く、下部ブームの先端
に屈伸機構を介して連結される上部ブームの先端にバケ
ットを装備した直屈伸型ブームを装備した高所作業車に
於いて、前記下部ブームと前記上部ブームの屈伸部近傍
を絶縁部材で構成し、前記屈伸部に中間部光コントロー
ラと該コントローラ用の電源装置を搭載し、該中間部光
コントローラでもって、前記屈伸機構のコントロールを
行うように構成すると共に、前記電源装置のON−OFFス
イッチは下部ブームのブーム受けに当接する位置に設け
られ、下部ブームがブーム受けに格納した時に作動する
ように構成したので、高層に位置する活線作業域まで充
分にバケットを臨ませることができ、しかも上部ブーム
と下部ブームとの屈伸部近傍を絶縁部となし、絶縁性を
高めバケットに搭乗して活線（通電）状態で配電線作業
等を行う場合に屈伸部分が下層に位置する活線に接触し
ても充分な絶縁が保たれているから、作業者の感電事故
は皆無となる。
に屈伸機構を介して連結される上部ブームの先端にバケ
ットを装備した直屈伸型ブームを装備した高所作業車に
於いて、前記下部ブームと前記上部ブームの屈伸部近傍
を絶縁部材で構成し、前記屈伸部に中間部光コントロー
ラと該コントローラ用の電源装置を搭載し、該中間部光
コントローラでもって、前記屈伸機構のコントロールを
行うように構成すると共に、前記電源装置のON−OFFス
イッチは下部ブームのブーム受けに当接する位置に設け
られ、下部ブームがブーム受けに格納した時に作動する
ように構成したので、高層に位置する活線作業域まで充
分にバケットを臨ませることができ、しかも上部ブーム
と下部ブームとの屈伸部近傍を絶縁部となし、絶縁性を
高めバケットに搭乗して活線（通電）状態で配電線作業
等を行う場合に屈伸部分が下層に位置する活線に接触し
ても充分な絶縁が保たれているから、作業者の感電事故
は皆無となる。
又、中間部光コントローラを装備して屈伸部に於ける所
定のコントロールを行う様にしたので、直屈伸型ブーム
の円滑な操作が可能となり、しかも前記中間部光コント
ローラの電源装置（バッテリー）のON−OFFは下部直伸
ブームが格納位置に達した状態を検出して作動する検出
スイッチでもって行うべく構成したので、電源スイッチ
の切り忘れは無くバッテリーの放電事故は皆無となる等
種々の優れた効果を有する。
定のコントロールを行う様にしたので、直屈伸型ブーム
の円滑な操作が可能となり、しかも前記中間部光コント
ローラの電源装置（バッテリー）のON−OFFは下部直伸
ブームが格納位置に達した状態を検出して作動する検出
スイッチでもって行うべく構成したので、電源スイッチ
の切り忘れは無くバッテリーの放電事故は皆無となる等
種々の優れた効果を有する。
第１図は本考案に係る直屈伸型ブームを装備した高所作
業車の一例を示す側面図、第２図は本考案に係る直屈伸
型ブームを装備した高所作業車の上部光コントローラ、
下部光コントローラ及び中間部光コントローラに対応す
る各電源装置の配置を示すブロック図である。 １……高所作業車、２……ターンテーブル、3a……下部
直伸ブーム、3a1……（アウターブーム）、3a2……（イ
ンナーブーム）、3b……上部直伸ブーム、3b1……（ア
ウターブーム）、3b2……（インナーブーム）、４……
屈伸機構、５……バケット、６・７……絶縁部材、８…
…中間部光コントローラ、９……中間電源装置、9a……
ON−OFFスイッチ、10……下部電源装置、11……上部電
源装置、12……上部光コントローラ、13……下部光コン
トローラ、Ａ……上部操作パネル、Ｂ……中間部操作パ
ネル、Ｃ……下部操作パネル。
業車の一例を示す側面図、第２図は本考案に係る直屈伸
型ブームを装備した高所作業車の上部光コントローラ、
下部光コントローラ及び中間部光コントローラに対応す
る各電源装置の配置を示すブロック図である。 １……高所作業車、２……ターンテーブル、3a……下部
直伸ブーム、3a1……（アウターブーム）、3a2……（イ
ンナーブーム）、3b……上部直伸ブーム、3b1……（ア
ウターブーム）、3b2……（インナーブーム）、４……
屈伸機構、５……バケット、６・７……絶縁部材、８…
…中間部光コントローラ、９……中間電源装置、9a……
ON−OFFスイッチ、10……下部電源装置、11……上部電
源装置、12……上部光コントローラ、13……下部光コン
トローラ、Ａ……上部操作パネル、Ｂ……中間部操作パ
ネル、Ｃ……下部操作パネル。
Claims (2)
- 【請求項１】下部ブームの先端に屈伸機構を介して連結
される上部ブームの先端にバケットを装備した直屈伸型
ブームを装備した高所作業車に於いて、前記下部ブーム
と前記上部ブームの屈伸部近傍を絶縁部材で構成し、前
記屈伸部に中間部光コントローラと該コントローラ用の
電源装置を搭載し、該中間部光コントローラでもって、
前記屈伸機構のコントロールを行うようにしたことを特
徴とする直屈伸型ブームを装備した高所作業車。 - 【請求項２】前記電源装置は前記中間部光コントローラ
が搭載された屈伸部に装備され、該電源装置のON-OFFス
イッチは下部ブームのブーム受けに当接する位置に設け
られ、下部ブームがブーム受けに格納した時に作動する
ように構成したことを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第１項記載の直屈伸型ブームを装備した高所作業車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3805389U JPH0647916Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 直屈伸型ブームを装備した高所作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3805389U JPH0647916Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 直屈伸型ブームを装備した高所作業車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02129400U JPH02129400U (ja) | 1990-10-25 |
| JPH0647916Y2 true JPH0647916Y2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=31545712
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3805389U Expired - Lifetime JPH0647916Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 直屈伸型ブームを装備した高所作業車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0647916Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004035212A (ja) * | 2002-07-05 | 2004-02-05 | Aichi Corp | 上部電源自動入切装置 |
| CN115043364B (zh) * | 2022-06-07 | 2023-06-16 | 国网安徽省电力有限公司池州供电公司 | 一种基于电力系统的智能检修辅助装置 |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP3805389U patent/JPH0647916Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02129400U (ja) | 1990-10-25 |
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