JPH0647006A - 圧力カフ装置 - Google Patents

圧力カフ装置

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JPH0647006A
JPH0647006A JP4220908A JP22090892A JPH0647006A JP H0647006 A JPH0647006 A JP H0647006A JP 4220908 A JP4220908 A JP 4220908A JP 22090892 A JP22090892 A JP 22090892A JP H0647006 A JPH0647006 A JP H0647006A
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JP
Japan
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pressure
cuff
cpu
air compressor
infusion
Prior art date
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Pending
Application number
JP4220908A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuaki Mizoguchi
一昭 溝口
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Getz Bros Co Ltd
Original Assignee
Getz Bros Co Ltd
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Publication date
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  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレッシャーモニタリングシステムなどに使
用される加圧カフの加圧動作を自動的に安全に行う装置
を得る。 【構成】 充電可能な蓄電池を有する電源部、所望のカ
フ圧を設定する入力部、全体の動作を制御するCPU、
このCPUからの制御信号により動作するエアコンプレ
ッサ、および動作中の各値を表示する表示部、カフ圧異
常および電源異常を警報する警報部とからなるコントロ
ール装置と、加圧カフのカフ圧を検出する圧力センサと
を備えた。 【効果】 カフ圧の設定および頻繁に行わなければなら
ないカフ圧の補充をすべて安全に自動で行え、そのため
の注意および人手が不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プレッシャーモニタ
リングシステムなどに使用される圧力カフ装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】プレッシャーモニタリングシステムと
は、血管内にカテーテルを留置し、それにより血液を体
外に導き、その動きを圧トランスデューサーを用いて電
気信号に置き換えることで、患者の血圧値を長時間連続
してモニタリングする機能と、そのために体内に留置し
たカテーテル内の血栓防止を目的として、常に予め定め
た一定流量の輸液を留置カテーテルを通じて患者の体内
に注入する装置であり、フラッシングデバイスを備えた
システムである。
【0003】図4は、このようなプレッシャーモニタリ
ングシステムの回路プライミング(priming) を示す斜視
図で、図において、1は加圧カフ(cuff)、2は輸液バッ
ク、3は圧力メータ、4は手で繰り返し握ることで加圧
カフ1内へエアーを送り込み、加圧カフ1内を加圧する
ための送気球、5はスタンド、6は分岐部、7a,7b
はそれぞれコロクレメン、8はトランスデューサ、9は
フラッシングデバイス、10は3方活栓、11はモニタ
リングライン、12は留置カテーテルを示す。
【0004】輸液バック2からの輸液は、分岐部6でコ
ロクレメン7aへ向かう回路プライミングとコロクレメ
ン7bへ向かう回路プライミングとに別れ、コロクレメ
ン7aからトランスデューサ8,モニタリングライン1
1を介し、留置カテーテル12から患者の体内へと送ら
れる。
【0005】なお、図4では省略しているが、コロクレ
メン7bに向かう回路プライミングの方にも同様に、ト
ランスデューサ8,モニタリングライン11,留置カテ
ーテル12が接続され、同じ患者の別の部位から輸液を
体内に注入させるようになっており、図4では分岐部6
から2チャネルの回路プライミングを接続したシステム
としているが、3チャネルの回路,4チャネルの回路を
接続するシステムもある。
【0006】患者の体内へ注入させる輸液の流量は、微
量フローの場合もフラッシュの場合も、患者の血圧と加
圧カフ1によって加圧する圧力とで定まり、例えば微量
フローの場合に流量が2.5ml/時必要であるとすれ
ば、患者の血圧が120mmHgである場合には、加圧
カフ1で加圧する圧力を300mmHgと設定し、患者
の血圧が100mmHgである場合には、加圧する圧力
を280mmHgと設定する。
【0007】この圧力の設定は、トランスデューサ8内
に設けられた血圧センサで検出される患者の血圧値をも
とに換算表を用いて加圧する圧力値を決定し、送気球4
を手で繰り返し握って圧力メータ3で圧力カフ1の圧力
値を監視しながらエアーを送り込み、加圧カフ1内の空
気圧を設定した圧力値とする。
【0008】また、逐次、圧力メータ3で加圧カフ1の
圧力を監視し、患者の体内に輸液を注入させる過程で輸
液バック2内の輸液が減少することによる加圧カフ1の
減圧を、定期的に送気球4を操作して加圧カフ1内を加
圧することによって補充している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の加
圧カフ装置は以上のように構成されているので、送気球
を人手により繰り返し操作してカフ圧の設定を行い、輸
液注入中の減圧に対しても定期的に圧力メータを監視し
ていてカフ圧が一定値以上減圧した場合には、再び送気
球を操作してカフ圧の補充を行わなければならず、人手
が必要で面倒な操作を強いられる。特に多チャネルの回
路プライミングを接続するプレッシャーモニタリングシ
ステムにおいては、輸液注入量も大きくカフ圧の減圧も
速いため、これらの作業が大変面倒になるという問題点
があった。
【0010】この発明はかかる問題点を解決するために
なされたものであり、簡単な構成でカフ圧の設定および
輸液注入中のカフ圧の補充を人手を必要とせず自動的に
行えると共に、安全性を十分に考慮した圧力カフ装置を
得ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる圧力カ
フ装置は、充電可能な蓄電池を有する電源部、所望のカ
フ圧を設定する入力部、全体の動作を制御するCPU、
このCPUからの制御信号により動作するエアコンプレ
ッサ、および動作中の各値を表示する表示部、カフ圧異
常および電源異常が発生した場合警報を発する警報部と
からなるコントロール装置と、加圧カフの内圧を検出す
る圧力センサとを備えたものである。
【0012】
【作用】この発明の圧力カフ装置においては、上述の構
成とすることにより、任意の場所で安全にカフ圧の設定
および輸液注入中の圧力の補充を自動的に行うことが可
能となる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を用いて説
明する。図1はこの発明の一実施例である圧力カフ装置
全体の構成を示す斜視図で、図において、図4と同一符
号は同一又は相当部分を示し、20はカフ圧の制御等を
行うコントロール装置、21は加圧カフ1内の内圧を検
出する圧力センサ、22は圧力センサ21で検出された
圧力値を電気信号の形でコントロール装置20へ送信す
る信号線、29は送圧チューブである。
【0014】図2は、図1に示すコントロール装置20
の構成の一実施例を示すブロック図、図3はそのパネル
構成を示す図であり、図1と同一符号は同一又は相当部
分を示し、23は全体の動作を制御するCPU、24は
カフ圧の設定を行う入力部、25は表示部、26は警報
部、27はマイクロ・エアコンプレッサ、28は電源部
である。
【0015】次に動作について説明する。本装置は移動
可能なように、電源部28に設けられた充電式の蓄電池
による駆動を前提とする。初めに換算表で得た必要なカ
フ圧値を入力部24に設定する。この実施例では、5〜
450mmHgの範囲で設定されるようになっている。
そして、電源スイッチが押されることによってCPU2
3が制御信号を送出し、マイクロ・エアコンプレッサ2
7が動作し、送圧チューブ29を介して加圧カフ1内へ
エアーの送出が開始される。そして、加圧カフ1内へ順
次エアーが送り込まれることにより、加圧カフ1内が加
圧されるが、加圧カフ1内の圧力は圧力センサ21で検
出され、内圧が入力部24に設定されたカフ圧値に達す
ると、CPU23が制御信号を送出し、マイクロ・エア
コンプレッサ27の動作を停止させて加圧カフ1内への
エアーの送り込みを停止し、加圧カフ1内の圧力を入力
部24で設定したカフ圧値に保つ。
【0016】そして、輸液注入中の減圧に対しても圧力
センサ21で監視が行われ、加圧カフ1の内圧が一定値
以上減圧した場合、CPU23が再びマイクロ・エアコ
ンプレッサ26を動作させて内圧を補充する。なお、こ
の実施例では、マイクロ・エアコンプレッサ27は設定
値より−5mmHg以下で動作し、設定値で停止するよ
うに動作させることとしている。
【0017】次に警報部26の動作について説明する。
装置による自動運転を行う場合に重要なことは、患者へ
の安全面の配慮が十分になされていることであり、その
ため本装置では、カフ圧異常と動作電源の異常とを常時
監視しており、どちらかに異常が生じた場合に警報部2
6で警報し注意を喚起する。以下、この動作を細述す
る。
【0018】(1) .エアー漏れ等に対する警報 マイクロ・エアコンプレッサ27が動作しているにも係
わらず、所定時間(実施例では10秒間)以上カフ圧が
設定圧に達しない場合や動作中に設定圧から一定圧以下
に下がった場合には、マイクロ・エアコンプレッサ27
の異常あるいはエアー漏れが発生している可能性があ
り、「漏れ/低圧」のLED(図3を参照)を点滅して
警報する。 (2) .異常高圧に対する警報 マイクロ・エアコンプレッサ27の異常動作等により、
設定圧より内圧が一定圧以上オーバーした場合、「高
圧」のLEDを点滅して警報する。 (3) .輸液注入異常に対する警報 上述のように輸液注入中は一定速度で加圧カフ1内のカ
フ圧が減圧して行くが、例えばフラッシングデバイス
(図4の9を参照)にロット不良等があると、輸液注入
が順調に行われず、カフ圧が減圧しなくなったり、ある
いは減圧速度が遅くなったりする場合があり、このよう
な場合患者を危険な状態に晒す危険性があると共に、カ
テーテル内に血栓を発生させてしまう。従って、CPU
13では圧力センサ21で輸液注入中の減圧を監視し、
輸液注入中にも係わらずカフ圧が一定速度で低下しない
場合、「注入」のLEDを点滅して警報する。 (4) .放電警報およびAC電源使用表示 本装置は、商用電源の取れない場所での使用を考慮して
いるため、駆動電源を充電可能な蓄電池としている。従
って、蓄電池が放電し動作に支障を来す可能性がある場
合、「放電」のLEDを点滅して警報する。また、商用
電源を使用している場合には、その旨を知らせるため
「AC」のLEDを点滅する。以上のように本装置で
は、カフ圧異常や動作電源の異常が発生した場合、警報
部26で警報を発して自動装置における安全性を十分に
確保する。
【0019】なお、図3の「一時停止」スイッチは、緊
急時にこれが押されることによって、マイクロ・エアコ
ンプレッサ27の駆動を停止するものであり、再度この
スイッチを押すことにより、動作状態に復元する。ま
た、「排気」スイッチは、緊急時等にこれを押すと、押
している間、加圧カフ1内のエアー抜きが行われる。以
上のようにしてカフ圧の設定および輸液注入中の圧力の
補充を人手を必要とせず安全に自動で行うことができ
る。
【0020】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、簡単な
構成でカフ圧の設定および輸液注入中の圧力の補充を人
手を必要とせず、安全に自動で行うことができ、人手に
よる面倒な操作を省略できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である圧力カフ装置全体の
構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示すコントロール装置20の構成の一実
施例を示すブロック図である。
【図3】図1に示すコントロール装置20のパネル構成
の一例を示す図である。
【図4】プレッシャーモニタリングシステムの回路プラ
イミングを示す図である。
【符号の説明】
1 加圧カフ 2 輸液バック 20 コントロール装置 21 圧力センサ 22 信号線 23 CPU 24 入力部 25 表示部 26 警報部 27 マイクロ・エアコンプレッサ 28 電源部 29 送圧チューブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加圧カフにエアーを送り込み該加圧カフ
    のカフ圧を所望の圧力値とし、輸液注入中もこの圧力値
    を維持する圧力カフ装置において、 充電可能な蓄電池を有する電源部と、所望のカフ圧を設
    定する入力部と、全体の動作を制御するCPUと、この
    CPUからの制御信号により動作するエアコンプレッサ
    と、動作中の各値を表示する表示部と、カフ圧異常およ
    び電源異常が発生した場合警報を発する警報部とからな
    るコントロール装置、 加圧カフのカフ圧を検出する圧力センサ、 上記入力部に所望のカフ圧を設定することにより上記C
    PUが制御信号を送出して上記エアコンプレッサを動作
    させて上記加圧カフ内へエアーを送り込み該加圧カフの
    カフ圧を所望の圧力値とする手段、 輸液注入中のカフ圧の減圧に対しては上記圧力センサで
    この減圧を検知し、上記CPUが制御信号を送出して上
    記エアコンプレッサを動作させ上記加圧カフ内へエアー
    を送り込みカフ圧を所望の圧力値に補充する手段、 上記エアコンプレッサに電源が投入され所定時間以上経
    過してもカフ圧が設定圧に達しない場合、動作中にカフ
    圧が設定圧より所定圧以上上昇あるいは低下した場合、
    輸液注入中にも係わらずカフ圧が所定速度で低下しない
    場合、カフ圧異常と判断してこれを警報し注意を喚起す
    る手段、 動作電源に異常が発生した場合これを警報し注意を喚起
    する手段、 を備えた圧力カフ装置。
JP4220908A 1992-07-29 1992-07-29 圧力カフ装置 Pending JPH0647006A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009009863A1 (de) 2008-02-28 2009-09-17 Smc Kabushiki Kaisha Ionisator, System zur Entfernung statischer Aufladung, Ionengleichgewichteinstellverfahren und Verfahren zur Entfernung statischer Aufladung von einem Werkstück
US7799460B2 (en) 1997-08-28 2010-09-21 Samsung Sdi Co., Ltd. Negative electrode active material for lithium-based secondary battery and method of preparing same
JP2011024817A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Nipro Corp 経管栄養注入装置
JP2020162883A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 長野計器株式会社 舌圧測定装置および舌圧測定方法

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