JPH0645980Y2 - ぬり絵 - Google Patents

ぬり絵

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JPH0645980Y2
JPH0645980Y2 JP11549790U JP11549790U JPH0645980Y2 JP H0645980 Y2 JPH0645980 Y2 JP H0645980Y2 JP 11549790 U JP11549790 U JP 11549790U JP 11549790 U JP11549790 U JP 11549790U JP H0645980 Y2 JPH0645980 Y2 JP H0645980Y2
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潔 田中
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宝文社印刷株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は幼児の教材用などに使用されるぬり絵の改良に
関するものである。
(従来の技術) 従来から、台紙の表面に絵図の輪郭を印刷し、その輪郭
内をクレオンや絵具で塗りつぶすようにしたぬり絵が広
く知られているが、このようなぬり絵によれば、所望の
色彩を塗り付けることができるという利点を有する反
面、クレオンや絵具を準備しなければならないために簡
易に描くことができないばかりでなく、幼児にとっては
どのような配色に塗ればよいのか判断することが困難な
場合が生じるという欠点がある。
このため、台紙の表面に絵図の輪郭を印刷すると共に輪
郭で囲まれた各絵部内に、所定の色彩を有する水性着色
材を多数の点や並行線でもって印刷塗装し、該水性着色
材を水を含ませた水筆で軽く擦りながら溶解させること
により、絵部を全面的にその色彩で塗りつぶすように構
成したぬり絵が考案された。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、水性着色材を点や線状に塗装しただけで
は、その水性着色材の色彩が絵部の色合いとなることが
理解できても、幼児にとっては同一色における濃淡度、
即ち、色調までも判断することができず、単に塗りつぶ
すことによって仕上げているにすぎないものであって、
教材としての使用に満足すべきものではなかった。
又、単一色ではなく2色以上の水性着色材を層着してい
る部分においても、それらの色の混合によって異なった
色ができるが、各色の濃淡の度合いによっては混合色の
色彩が異なる場合があり、例えば、赤色と黄色の水性着
色材においては、赤色の濃度が濃いと赤茶色となるが薄
いと肌色になる場合があるが、このような点に全く考慮
することなく、塗りつぶしているのが現状である。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたもので、塗
りつぶす前にその色彩の濃淡度が容易に理解でき、又、
種々な色の組み合わせによって得られる色彩も興味をも
って知ることができるようにした新規なぬり絵の提供を
目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案のぬり絵は台紙
(1)の表面に絵図の輪郭(2)を印刷すると共に輪郭
(2)で囲まれた各絵部(3)内に濃淡度を表示する数
字列でもって所望色彩の水性着色材(4)を層着した構
造を有するものである。
又、上記のぬり絵において、所望絵部(3)内に異なる
色彩の水性着色材(4a)(4b)を数字列でもって層着し
ているものである。
(作用) 各絵部(3)内に層着した水性着色材による数字は、濃
淡度を表示しており、例えば、1〜10の数字でもってそ
の数が大きくなるほど濃色であることを示している。
従って、輪郭で囲まれた各絵部(3)において、同一色
の水性着色材を異なった数字でもって層着している部分
では、水筆によって塗りつぶす前に、塗りあがり状態に
おけるその色調を認識したり或いは教えたりすることが
できるものであり、さらに、1つの絵部(3)内に異な
る色彩の水性着色材(4a)(4b)を数字列でもって層着
している場合においては、それらの水性着色材(4a)
(4b)を塗りつぶすと、数字で表された各色の濃淡の度
合いによって異なった混合色となることを知ることがで
き、幼児や子供にぬり絵でもって色彩に対する創造力や
好奇心を与えることができるものである。
(実施例) 本考案の実施例を図面について説明すると、(1)は白
紙の台紙であって、その表面に黒色の輪郭線(2)でも
って、人物や動物、植物、その他、静物等の所望の絵図
を印刷してあり、さらに、輪郭(2)で囲まれた各絵部
(3)内に1〜10の数字でもってその絵部(3)に描く
べき色彩の水性着色材(4)を層着してある。
この水性着色材(4)は各絵部(3)内に水性着色塗料
を縦横に所定間隔毎に数字でもって印刷、乾燥すること
よって形成され、その数字が大きくなる程、絵部(3)
内の色彩が濃くなることを示しているものである。
即ち、絵部(3)の面積に対する水性着色塗料の層着量
の割合の大小を数値で示しているもので、淡色にしたい
部分は小さい数値により、その数字の間隔を広くした
り、数字を細字でもって印刷され、濃色にしたい部分は
大きい数値により、その数字の間隔を狭くしたり、数字
を太字でもって印刷されているものである。
又、所望の絵部(3)内を単一色ではなく、混合色で現
したい場合には、その色彩を作成する2色以上の単一色
の水性着色材(4a)(4b)を該絵部(3)内に所望の割
合でもって数字列で層着してある。
例えば、緑色にする絵部(3)におていは、藍色の水性
着色材の4の数字列でもって印刷すると共に黄色の水性
着色材を9の数字列でもって印刷されてあり、混合色が
茶色にしたい場合には、藍色の水性着色材を8、赤色を
6、黄色を10の数字列でもって夫々印刷されてあり、さ
らには、赤色を8、黄色を4とした場合には赤茶色とな
り、赤色、黄色共に1とした場合には肌色となる等のよ
うに、単一色の水性着色材の塗料割合によって所望の混
合色となるように層着しているものである。
なお、このような2色以上の水性着色材の数字を台紙
(1)上に印刷する場合、並列状態に印刷してもよい
が、第2図に示すように、重ね合わせ状態に印刷してお
いてもよい。
(5)は台紙(1)の下端空白部に表示した上記1〜10
の数字列で、数値が大きくなる程、太文字で示して濃色
となることを表しているものである。
このように構成したぬり絵は、このぬり絵に添付してい
る水筆、或いは別な水筆を使用し、水を含ませて輪郭
(2)内で囲まれた絵部(3)上を軽く擦ると、数字列
でもって層着している水性着色材(4)が溶解して四方
に引き伸ばされ、該輪郭(2)内が数字で示された濃淡
度でもって着色されるものであり、該絵部(3)のぬり
絵を行った後、水筆を洗浄して次の絵部のぬり絵を順次
行って完成させるものである。
(考案の効果) 以上のように本考案のぬり絵によれば、台紙(1)の表
面に絵図の輪郭(2)を印刷すると共に輪郭(2)で囲
まれた各絵部(3)内に濃淡度を表示する数字列でもっ
て所望色彩の水性着色材(4)を層着してなるものであ
るから、水筆によって絵部(3)を塗りつぶす前に、該
絵部(3)に設けている水性着色材(4)よりなる数字
の大小によって同一色であってもその色彩に濃淡度があ
ることを容易に知ることができ、塗りつぶすことによっ
てその色調を確認することができるものである。
又、1つの絵部(3)内に異なる色彩の水性着色材(4
a)(4b)を数字列でもって層着しておけば、それらの
水性着色材(4a)(4b)を塗りつぶすことによって、数
字で表された各色の濃淡の度合いにより異なった混合色
となることを知ることができ、従って、幼児子供に対し
て、このぬり絵で色彩に対する創造力や、興味、好奇心
をうえつけることができ、教材用として最適なものであ
る。
【図面の簡単な説明】 図面は本考案の実施例を示すもので、第1図はその平面
図、第2図は一部の簡略拡大断面図である。 (1)……台紙、(2)輪郭線、(3)……絵部、
(4)……水性着色材よりなる数字。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】台紙(1)の表面に絵図の輪郭(2)を印
    刷すると共に輪郭(2)で囲まれた各絵部(3)内に濃
    淡度を表示する数字列でもって所望色彩の水性着色材
    (4)を層着してなることを特徴とするぬり絵。
  2. 【請求項2】所望絵部(3)内に異なる色彩の水性着色
    材(4a)(4b)を数字列でもって層着している請求項
    記載のぬり絵。
JP11549790U 1990-11-01 1990-11-01 ぬり絵 Expired - Fee Related JPH0645980Y2 (ja)

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