JPH064490A - データ処理システム - Google Patents

データ処理システム

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JPH064490A
JPH064490A JP5037906A JP3790693A JPH064490A JP H064490 A JPH064490 A JP H064490A JP 5037906 A JP5037906 A JP 5037906A JP 3790693 A JP3790693 A JP 3790693A JP H064490 A JPH064490 A JP H064490A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中央処理複合体(CPC)と、1つまたは複
数の結合機構とを有するネットワークにおいて、それぞ
れコマンドと応答を含むメッセージを送信するための機
構を提供すること。 【構成】 各結合機構は、命令を実行するための中央演
算処理装置と、主記憶装置を有する。メッセージは、そ
れを送信するCPCの主記憶装置内のメッセージ制御ブ
ロックから送信され、メッセージに対する応答は、CP
Cの中央演算処理装置によって実行されているプログラ
ムへ、割込みなしに、CPCのメッセージ応答ブロック
で受信される。割込みを不要とするために、CPCから
結合機構への各メッセージには、コマンドと、送信側処
理装置の実行に対して同期的または非同期的にコマンド
を実行するよう結合機構に指令する標識ビットとが含ま
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、結合機構(coupling f
acility)と、それぞれが中央処理装置および主記憶装
置を有する複数の中央処理複合体(CPC)とを持つネ
ットワークにおいて、それぞれがコマンドと応答とを含
むメッセージを送信するための機構に関する。より詳細
には、CPCの中央処理装置によって発行されるコマン
ドが、プログラム制御のもとで結合機構によりCPUに
対して同期的または非同期的に実行され、コマンドが主
記憶装置からオペランドを要求し、結合機構において記
憶オブジェクトに作用し、主記憶装置に応答オペランド
を格納する機構に関する。
【0002】
【従来の技術】入出力操作の完了には、通常、オペレー
ティング・システムが状態情報を交換して別のタスクに
切り換える動作にかかる時間よりも、さらなる時間を必
要とする。したがって、入出力操作は、CPUの命令処
理に対して非同期的に実行される。これに対し、本発明
のメッセージ操作は、タスクの切換え動作よりも短時間
で実行できるように設計されている。よって、メッセー
ジ操作をCPUの命令処理に対して同期的に実行するこ
とにより、システム・オーバーヘッドが削減される。同
期操作の別の利点は、タスク切換えによるCPCキャッ
シュのキャストアウトがなくなることである。さらなる
利点は、メッセージ機能にアクセスするためのプログラ
ミング・コストが削減されることである。
【0003】多数のメッセージ操作をCPU命令処理に
対して同期的に実行することによりシステム効率は上が
るが、他のメッセージ操作が依然として非同期的に実行
される必要がある。たとえば、共用拡張記憶機構におけ
る記憶位置をクリアする操作では、その完了まで要求ト
ランザクションを中断する必要はない。加えて、このト
ランザクションは完了表示を必要としない。したがっ
て、共用拡張記憶機構においてクリア操作を実行しなが
ら、同時にトランザクションのための命令処理を継続で
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主な目的は、
メッセージ操作用の同期式実行モードを確立できるよう
にすることである。
【0005】本発明の他の目的は、プログラム制御のも
とで、CPU命令処理に対してメッセージ操作を同期的
に実行するかそれとも非同期的に実行するかを確立する
ことである。
【0006】本発明の他の目的は、メッセージ操作がC
PU命令処理に対して同期的に実行されようと非同期的
に実行されようと、メッセージ操作において入出力割込
みが発生しない、メッセージ操作の実行モードを確立す
ることである。
【0007】本発明の他の目的は、同期メッセージ操作
の完了時に、サブチャネルにおいて状況が保留中か否か
をプログラムに指示できるようにすることである。
【0008】本発明の他の目的は、逐次化やチェックポ
イント同期操作を行わずに、メッセージ操作が完了した
かどうかテストできるようにすることである。
【0009】本発明の他の目的は、移送機構または結合
機構の障害によって操作の正常な実行が妨げられたとき
に、同期メッセージ操作を終了し、プログラムに障害条
件を指示できるようにすることである。
【0010】本発明の他の目的は、割込みやサブチャネ
ルを使用せずに、実行されるメッセージ操作を完了でき
るようにすることである。
【0011】本発明の他の目的は、サブチャネルの状況
を取り消し、割込みを生成せずにサブチャネルを再使用
できるようにすることである。
【0012】本発明の他の目的は、入出力サブチャネル
とは異なる新しい種類のサブチャネルを提供することで
ある。
【0013】本発明の他の目的は、入出力経路とは異な
る新しい種類のメッセージ経路を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】結合コマンドがCPUか
ら発行され、光リンクを使って当該CPUと通信する結
合機構で実行される。このコマンドは、主記憶装置から
要求オペランドを取り出し、結合機構において記憶オブ
ジェクトに作用し、主記憶装置に応答オペランドを格納
する。コマンドおよび関連する応答を伴う通信をメッセ
ージと呼ぶ。本発明は、結合機構のためのメッセージ機
構を提供する。
【0015】
【実施例】図1は、本発明を使用したデータ処理システ
ムのブロック図である。図1のシステムは、入出力(I
/O)システムに接続された複数の中央処理複合体(C
PC)10Aないし10Nを備えている。その入出力シ
ステムは、複数の入出力制御装置14Aないし14Nへ
のアクセスを制御する動的スイッチ12を備えている。
制御装置14Aないし14Nはそれぞれ、図の1つまた
は複数の直接アクセス記憶装置(DASD)D1ないし
DNを制御する。動的スイッチ12は、ニューヨーク州
アーモンクのIBM Corporationから市販
されているESCON Director動的スイッチ
とすることができる。そのような動的スイッチは、19
90年10月5日に出願された日本国特許出願第268
281号で開示されている。既知のとおり、入出力コマ
ンドおよびデータは、それぞれCPC 10Aないし1
0Nの入出力チャネル15Aないし15NによってCP
Cから動的スイッチ12を介して入出力制御装置に送ら
れる。特定の入出力チャネル用のチャネル・プログラム
は、当技術分野で周知のチャネル・コマンド・ワード
(CCW)によって確立される。
【0016】CPC 10Aないし10Nはそれぞれ、
構造化外部記憶(SES)機構16に接続されている。
この機構は、CPCがアクセス可能な記憶域を備え、C
PC内のプログラムによって要求される操作を実行す
る。各CPC 10Aないし10Nはそれぞれ、システ
ム間(I/S)チャネル18Aないし18Nを備えてい
る。これらのチャネルは、SES機構16のI/Sチャ
ネル20に接続されている。SES機構16は、本明細
書では結合機構(coupling facility)とも称する。図
1の実施例では、SES機構を1つしか示してないが、
それぞれ独自のI/SチャネルとCPC 10Aないし
10Nのすべてまたは一部に接続されたメッセージ経路
とを備えた、複数のSES機構を設けることもできるこ
とを理解されたい。入出力チャネル15は、本明細書で
開示するI/Sチャネル18をも含む周知のチャネル・
サブシステム(CSS)の一部であることを理解された
い。ただし、図1では便宜上、入出力チャネル15とI
/Sチャネル18を別々に示してある。
【0017】CPC 10Aないし10Nは、それぞれ
ローカル・キャッシュ24Aないし24Nを有し、SE
S機構16は1つまたは複数のSESキャッシュ26を
備えている。DASD装置D(以下ではDASD40と
総称する)、ローカル・キャッシュ24Aないし24
N、およびSESキャッシュ26は、3段の記憶階層を
形成する。最低記憶段はDASD40、中間記憶段はS
ESキャッシュ26であり、最高段はローカル・キャッ
シュ24Aないし24Nである。ローカル・キャッシュ
24Aないし24Nは、本明細書ではローカル・キャッ
シュ24と称することが多い。
【0018】CPC 10Aないし10Nはそれぞれ、
IBM刊行物SA22−7201−00「エンタープラ
イズ・システム体系(ESA)/390解説書(Enterp
riseSystems Architecture/390 Principles of Operati
on)に記載のIBMシステムとすることができる。CP
C 10Aないし10Nはそれぞれ、周知のように、I
BMのMVSオペレーティング・システムなどのオペレ
ーティング・システムを実行して、データ処理用のプロ
グラムの実行を制御する、1つまたは複数の中央処理装
置(CPU)を備えている。このようなプログラムに
は、本明細書で述べるSES操作の多くを実行するもの
がある。本明細書で「プログラム」と称するときは、こ
のプログラムを指すものとする。また、このプログラム
の個々の命令を、「CPU命令」と称する。
【0019】外部時間基準(ETR)28は、故障の回
復、所望しない操作の取消し、および監査証跡を記述す
るためにログに書き込まれる制御情報のタイム・スタン
プを提供する。ETR28は、CPC 10Aないし1
0Nのタイム・クロック(図示せず)を外部から見える
最短の操作持続期間以下の精度に同期させ、かつ光ファ
イバ相互接続ケーブルを使用する。ETR28は、ケー
ブル長による伝播時間差を提供することとなる。このよ
うな時間差は、同期化を上述の外部操作の長さの範囲内
に維持できるようにする上で重要である。
【0020】図2は、SES機構16に接続された単一
のCPC10を示している。CPC10は、分離(fenc
ing)機構30、メッセージ機構31、入出力機構3
2、およびSESサポート機構33を備えている。SE
S機構16は、メッセージ経路処理装置35、中間メッ
セージ処理装置36、およびメッセージ処理装置37を
備えている。メッセージ経路処理装置35は、メッセー
ジ経路コマンドを実行し、メッセージ経路機能を実行す
る。中間メッセージ処理装置36は、分離機構30など
のリモート・メッセージ処理装置に中間メッセージ・コ
マンドを転送する。メッセージ処理装置37は、リスト
型およびキャッシュ型の構造化記憶装置をサポートす
る。これについては、図4に関して説明する。
【0021】入出力機構32は、図2および図3の40
で表されるDASDおよび入出力装置を用いて、入出力
操作およびチャネル・プログラムを実行する。STAR
TSUBCHANNEL(サブチャネル始動)命令を使
って、当技術分野で周知の方法で入出力操作を開始す
る。入出力機構については、前述の「ESA/390解
説書」で説明されている。
【0022】メッセージ機構31は、SES処理装置3
5、36、37と分離機構30を用いて、メッセージ操
作を実行する。SEND MESSAGE(メッセージ
送信)命令を使って、SES機構16または分離機構3
0によりメッセージ操作を開始する。これについては、
後述する。
【0023】分離機構30は、中間メッセージ処理装置
を介して他のメッセージ機構から受け取ったコマンドを
実行する。コマンドは、他のCPC上で走行中のプログ
ラムから発行されることが多い。コマンドは、許可ベク
トルおよびチャネル・サブシステム状態標識に作用す
る。これについては、後述する。
【0024】SESサポート機構33は、CPC 10
内でSES機能を実行し、SES機構16内でメッセー
ジ処理装置37によって生成されたコマンドを実行す
る。
【0025】SES機構16とCPC10のハードウェ
ア構成要素の間で、5種類のメッセージ・コマンドが定
義され通信される。経路コマンドは、サブチャネルと関
連する特定のメッセージ経路上でSEND MESSA
GE命令によって、メッセージ機構31からメッセージ
経路処理装置35に送られる。経路選択は、CPC10
の制御プログラムで実行される。メッセージ経路識別
(identify message path)、メ
ッセージ経路活動化(activate messag
e path)、メッセージ経路非活動化(deact
ivate message path)の3つの経路
コマンドが定義されている。
【0026】プログラムは、SEND MESSAGE
(SMSG)命令を使って、図2のメッセージ処理装置
37による動作を開始する。メッセージ処理装置の動作
は、SES機構16にコマンド情報を送り、結果を要約
した応答情報を返すことにより実行される。また、コマ
ンドは、主記憶装置からSES記憶装置へのデータの転
送、すなわちSES書込み操作か、それともSES記憶
装置から主記憶装置へのデータの転送、すなわちSES
読取り操作かを指定できる。
【0027】直接コマンドは、SEND MESSAG
E命令によって、サブチャネルと関連する選択された特
定のメッセージ経路上でメッセージ機構31からメッセ
ージ処理装置37に送られる。経路選択はチャネル・サ
ブシステムまたはCPUで実行され、直接コマンドは活
動メッセージ経路上で送らなければならない。また直接
コマンドは、データ転送操作を含むこともある。直接コ
マンドは、転送されないが、1つまたは複数のコマンド
を生成することができる。直接コマンドのクラスには、
大域コマンド、再試行バッファ・コマンド、キャッシュ
構造コマンド、およびリスト構造コマンドが含まれる。
【0028】生成コマンドは、メッセージ処理装置37
によってシステムの経路グループから選択されたメッセ
ージ経路上で、メッセージ処理装置37から指定された
CPC内のSESサポート機構33に送られる。SES
サポート機構は、メッセージ経路上で送られる生成コマ
ンドを実行するための処理装置を備えている。経路選択
はメッセージ経路処理装置35で実行される。データ転
送は行われない。生成コマンドは活動メッセージ経路上
で送らなければならない。生成コマンドには、相互無効
化(cross−invalidate)コマンド、お
よびリスト通知(list−notificatio
n)コマンドが含まれる。これについては後述する。コ
マンドによっては、生成コマンドの処理が、関連する直
接コマンドの完了前に完了するものとしないものとがあ
る。しかし、直接コマンドは、生成コマンドが意図する
動作が実行されないかぎり完了しない。
【0029】中間コマンドは、SEND MESSAG
E命令によって、サブチャネルと関連する選択されたメ
ッセージ経路上でメッセージ処理装置31から中間メッ
セージ処理装置36に送られる。経路選択はチャネル・
サブシステムまたはCPUで実行される。中間分離コマ
ンドは指定されたCPC内の分離機構30に転送され
る。
【0030】転送コマンドは、中間メッセージ処理装置
36からメッセージ処理装置37に送られる。経路選択
はメッセージ経路処理装置35で実行される。転送コマ
ンドは活動メッセージ経路上で送らなければならない。
中間メッセージ処理装置36で受け取った各中間コマン
ドごとに、転送コマンドが1つだけ処理される。転送コ
マンドの処理は、関連する中間コマンドの完了前に完了
しなければならない。
【0031】SES機構16におけるコマンド実行の諸
特徴は、米国特許出願第860803号"Method and Ap
paratus for Coupling Data Processing Systems"に開
示されている。
【0032】CPC10からSES機構16へのすべて
の通信は、宛先がメッセージ処理装置37、メッセージ
経路処理装置35、中間メッセージ処理装置36のいず
れであろうと、構成に応じて、同一のメッセージ経路を
使用できる。また、SES機構16からCPC10への
通信はすべて、宛先が分離機構30、SESサポート機
構33のいずれであろうと、構成に応じて、同じ1組の
メッセージ経路を使用できる。
【0033】分離機構30は、ESA/390チャネル
・サブシステムの構成要素である。分離コマンドは、C
PUのプログラムによって発行されるが、分離機構で実
行される。コマンドの実行は、主記憶装置からの要求オ
ペランドの取出しをともない、分離機構30における記
憶オブジェクトに作用し、主記憶装置に応答オペランド
を格納する。
【0034】メッセージ経路には、識別、活動化、テス
ト、非活動化、相互無効化コマンドまたはリスト通知コ
マンドの配布、直接コマンド、分離コマンドの配布およ
び応答の8つの機構が存在する。
【0035】コマンドを送るためのリンクを選択的に構
成可能にするため、メッセージ経路の識別および活動化
が、CPUプログラムによって実行される。テストは、
活動経路の場合にだけ実行が許可される、メッセージ経
路上で配布される後続のコマンドに対して実行される。
あるコマンドについてインターフェース制御チェックを
行い、その経路がもはや動作可能でないことが発見され
たとき、その経路はSES機構16において非活動状態
であり、プログラムによって代替経路上で停止される。
メッセージ経路の選択および操作は、米国特許出願第8
60800号"Integrity of Data Objects Used to Mai
ntain State Information for Shared Data at a local
Complex"、米国特許出願第860797号"Management
of DataObjects Used to Maintain State Information
for Shared Data at a Local Complex"、米国特許出願
第860647号"Recovery of Data Objects Used to
Maintain State Information for Shared Data at a Lo
cal Complex"で開示されている。
【0036】キャッシュ相互無効化は、たとえば、1つ
または複数のローカル・キャッシュ24Aないし24N
に登録されている、SESキャッシュ26内のデータに
対して書込み操作が実行されるとき、SES機構16に
よって実行される。SES機構16は、SES書込み操
作を完了する前に、ローカル・キャッシュ24Aないし
24Nにデータの有効なコピーが入っている各システム
に相互無効化信号を送ることにより、選択されたメッセ
ージ経路を介してローカル・キャッシュ24Aないし2
4Nのコヒーレンシを維持する。これは、米国特許出願
第860805号"Sysplex Shared Data Coherency Met
hod and Means"に開示されている。
【0037】リスト状態遷移の通知は、空だったリスト
を空でなくするか、空でなかったリストを空にするリス
ト操作(後で図4および図6に関して説明する)が実行
されるとき、SES機構16によって実行される。いず
れの場合も、リストを監視している各システムにリスト
通知コマンドが送られ、システムに状態遷移を通知す
る。これは、米国特許出願第860809号"Method an
d Apparatus for Notification of State Transition f
or Shared Lists of Data Entries"に開示されている。
【0038】分離コマンドは、1つのCPC上で走行中
のプログラムによって発行され、目標CPC上にあるシ
ステム・イメージを目標とする。目標CPC上で分離コ
マンドを実行すると、目標システムまたは目標システム
上で走行中のサブシステムが、シスプレックス、つまり
複数のCPCを持つシステム内のシステムが共用してい
る資源から分離される。これは、米国特許出願第860
489号"Interdicting I/O and Messaging Operations
in a Multi-system Complex"に開示されている。分離
コマンドは、SES機構16にコマンドを送ることによ
り目標に経路指定される。SES機構16は、このコマ
ンドを目標システム・イメージに転送する。
【0039】SES機構16は、図3のメッセージ経路
状況テーブル43がコマンドを送るために使用する物理
リンクの状態を監視する。一時的故障であれ永久的故障
であれ、物理接続の損失または変更を引き起こす可能性
のある故障が発生すると、メッセージ経路状況テーブル
43に記録された、その物理リンクに関連するメッセー
ジ経路がすべて非活動状態になる。プログラムが接続を
再交渉し、メッセージ経路を再活動化しないかぎり、こ
れらのリンク上ではコマンドが送られない。このおかげ
で、ケーブル移動時などの不適切な接続によってコマン
ドが誤って経路指定されることが防止される。
【0040】プログラムは、SES監視機能のみなら
ず、経路を故意に非活動化したり、関連するシステム識
別子を変更することも可能である。SES機構16は、
再交渉の進行中に新規の相互無効コマンド、リスト通知
コマンド、またはシステム分離コマンドが配布されない
ように、これらの経路指定構成の変更を逐次化する。
【0041】メッセージ経路処理装置35が提供する経
路選択機構は、転送コマンドおよび生成コマンドのすべ
てに共通である。プログラムは、構成を交渉し、コマン
ド・アーキテクチャとは無関係に経路指定情報を維持す
る。コマンド・アーキテクチャは、キャッシュ構造コマ
ンドおよびリスト構造コマンドによる付加処理や分離に
よるコマンド転送を含む様々な手段によって、経路選択
機構とインターフェースする。
【0042】分離コマンドは、コマンドを転送する、S
ES機構16内の中間メッセージ処理装置36を使っ
て、メッセージ機構から分離機構30に送られる。中間
メッセージ処理装置36を使用すると、シスプレックス
内のCPC間の直接接続が不要になる。
【0043】図3は、3つのCPCおよびSES機構1
6を示している。
【0044】分離コマンドは、中間メッセージ処理装置
36で受け取られると、分離機構30に転送される。メ
ッセージ経路処理装置35の経路選択機能は、分離コマ
ンドを指定されたシステムに配布するため、中間メッセ
ージ処理装置36によって、呼び出される。
【0045】図4は、複数の構造45ないし48を持つ
SES機構16を示している。メッセージ処理装置37
は、プログラムに別々の記憶構造を提供する。これらに
は、リスト構造(たとえば、46および47)およびキ
ャッシュ構造(たとえば、45および48)がある。各
構造タイプごとに1組のコマンドが提供されると共に、
大域オブジェクト参照用に別のコマンドが提供される。
これについては後述する。特定の構造の作成、削除、お
よび属性は、プログラムによって割振り(alloca
tion)コマンドおよび割振り解除(dealloc
ation)コマンドを用いて制御される。図4は、同
時に存在できる、同一タイプの複数の構造を示してい
る。割り振られた構造45ないし48は、別々のSES
記憶位置に常駐し、構造識別子(SID)で位置指定さ
れる。SID値は、コマンドによる目標構造の識別を可
能にする。キャッシュ構造コマンドやリスト構造コマン
ドなど特定の構造タイプのコマンドは、所与のタイプの
単一の構造の内容しかアドレスまたは変更できない。
【0046】SES記憶域は、データ・オブジェクトお
よび制御オブジェクトを格納する。データ・オブジェク
トは任意の記憶位置に常駐できるが、制御オブジェクト
は一般に制御域だけに制限される。
【0047】SES記憶域および制御域の、図4、図
5、および図6に示す構造への区分は、プログラムによ
って管理される。データ・オブジェクトは、任意選択の
付属データ域を備えたテーブルまたはリストに編成され
る。残りのオブジェクトは制御である。データ・オブジ
ェクトおよび制御オブジェクトに割り当てられる記憶域
の相対量は、割振りコマンド中のプログラム指定パラメ
ータで決定される。図4のキャッシュ構造46および4
8の1つが、図1のSESキャッシュ26として示して
ある。
【0048】前述のように、図1の各SESキャッシュ
26は、付加された処理装置10Aないし10Nのネッ
トワークにおける3段記憶階層の構成要素である。図5
は、この記憶階層を示している。階層の最低段はDAS
D40、中間段はSESキャッシュ26であり、最高段
は主記憶装置におけるローカル・キャッシュ24であ
る。DASD40およびSESキャッシュ26は、処理
装置10Aないし10Nによって共用され、それぞれ入
出力操作およびメッセージ操作によってアクセスされ
る。ローカル・キャッシュ24は、各処理装置10内で
定義され、CPU命令を使ってアクセスされる。
【0049】図1に関して説明したように、処理装置1
0Aないし10Nは、入出力チャネル15Aないし15
NによってDASD 40に接続され、システム間(I
/S)チャネル18Aないし18NによってSESキャ
ッシュに接続される。
【0050】図5を参照すると、記憶階層中を移動する
データには名前(ローカル・キャッシュ24Aおよび2
4B中の欄50Aおよび50Bと、SESキャッシュ2
6中の欄51)が付けられる。ローカル・キャッシュ2
4Aおよび24B内のデータ域はそれぞれ欄52Aおよ
び52Bに示し、ローカル・キャッシュ24Aおよび2
4B内の任意選択の付属データ域はそれぞれ欄53Aお
よび53Bに示してある。ローカル・キャッシュ24A
および24B内の各項目はそれぞれ、欄54Aおよび5
4Bに示す状態標識を備えている。各SESキャッシュ
26は、データ域(欄56)と付属データ域(欄57)
を含むデータ・テーブル55を備えている。データ・サ
イズは可変であり、1つの実施例では、データ域要素サ
イズの1倍ないしn倍の範囲である。データ域要素サイ
ズは、各SESキャッシュ26に対して固定され、2の
累乗であり、最小サイズは256バイトである。付属デ
ータの任意選択フィールドはデータ(欄53A、53
B、および57)に関連するものでよい。データの名前
(欄50A、50B、および51)は、プログラミング
・プロトコルによって割り当てられる16バイトの値で
ある。データは、DASD記憶装置40に永久的に常駐
する。
【0051】データのコピーまたは新規バージョンは、
SESキャッシュ26またはローカル・キャッシュ24
Aおよび24B、あるいはその両方に常駐できる。たと
えば、データ・オブジェクトは、SESキャッシュ26
およびローカル・キャッシュ24Aないし24Nの一部
に常駐してもよいし、あるいはローカル・キャッシュ2
4Aないし24Nには常駐するがSESキャッシュ26
には常駐しなくてもよい。
【0052】各ローカル・キャッシュ24Aないし24
Nは、プログラムによってCPC上のそれぞれのSES
サポート機構33を用いて維持され、DEFINE V
ECTOR命令で定義されたローカル・キャッシュ・ベ
クトルを格納する、主記憶域である。DEFINE V
ECTOR命令は、SESサポート機構33中の制御機
構を初期設定し、ローカル・キャッシュ・トークンを割
り当てる。
【0053】各SESキャッシュ26は、ディレクトリ
60と、欄56および57にデータ域要素の集合を持つ
任意選択のデータ・テーブル55とから構成される、S
ES機構内の構造である。ディレクトリ60は、前述の
名前欄51、各ディレクトリ項目の状態を示すための状
態欄61、およびディレクトリ60内の各項目からデー
タ・テーブル内の項目を指すためのレジスタ欄62を備
えている。各キャッシュ構造は、構造識別子SIDで指
定される。SESキャッシュ内の各SESキャッシュ2
6は、キャッシュ構造割振り(allocate−ca
che−structure)コマンドで作成される。
このコマンドは、データ域要素のサイズおよび数、ディ
レクトリ項目の数、記憶クラスの数、キャストアウト・
クラスの数など、SESキャッシュ構造の属性を決定す
る、プログラム内の初期設定手順によって発行される。
【0054】ローカル・キャッシュ24は、ローカル・
キャッシュ付加(attach−local−cach
e)コマンドによってSESキャッシュ26に接続され
る。ローカル・キャッシュ24は、SESキャッシュ2
6に接続されると、記憶階層に参加できるようになる。
ローカル・キャッシュ付加コマンドは、SES機構16
内の制御を初期設定し、ローカル・キャッシュを、図2
に関して論じたように、SESキャッシュ16がSES
サポート機構33に生成コマンドを発行するために使用
する1組の経路と関連付ける。ローカル・キャッシュ2
4Aないし24NとSESキャッシュ26内のデータの
コピーのコヒーレンシは、SESキャッシュ26内の制
御によって維持され、各CPC 10Aないし10N内
で様々なSESサポート機構33に生成コマンドとして
発行される相互無効コマンドによって実施される。SE
S機構内での1組の経路の構築は、米国特許出願第86
0646号"Message Path Mechanism for Managing Con
nections Between Processors and a Coupling Facilit
y"で開示されている。
【0055】ディレクトリ60は、フル・アソシアティ
ブ・アレイとして配列されたディレクトリ項目の集合で
ある。ディレクトリ項目は、記憶クラスに区分される。
変更済みのディレクトリ項目グループは、キャストアウ
ト・クラスに区分される。名前付きデータ・オブジェク
トが上位の2つの階層レベル(SESキャッシュ26と
ローカル・キャッシュ24)に格納されると必ず、SE
Sキャッシュ・ディレクトリによって、状態欄61にそ
の状態が記録され、レジスタ欄61に位置が記録され
る。状態情報は、データが変更済みか、未変更か、ある
いはキャストアウト用にロック済みか、SESキャッシ
ュ26に常駐しているかを示す。位置情報には、ローカ
ル・キャッシュ24Aないし24Nのどれにコピーが入
っているかが含まれる。一定のSES読取りコマンドお
よびSES書込みコマンドは、SESキャッシュ・ディ
レクトリにローカル・キャッシュ・コピーを登録する。
SES書込みコマンドおよびSES無効コマンドは、登
録を削除し、ローカル・コピーを無効化する。
【0056】データがローカル・キャッシュ24内にあ
るとき、データの状態は有効か無効のいずれかである。
ローカル・キャッシュ項目の有効な状態は、SESサポ
ート機構33内の制御によって維持される。データは、
CPU命令によって妥当性を検査され、SES書込み操
作およびSES無効化操作で無効化される。データの有
効状態は、CPU命令によってテストされる。有効な名
前付きのデータ・オブジェクトをSESキャッシュ・デ
ィレクトリ60に登録することにより、ローカル・キャ
ッシュ・コヒーレンシを維持しなければならない。ロー
カル・キャッシュ・コヒーレンシは、無効化プロセスに
よって維持される。登録済みローカル・キャッシュ項目
が、テストで無効と判定されることがある。これは、無
効状態の過剰指示(overindication)と呼ばれ、許容さ
れる。これは、米国特許出願第860800号"Integri
ty of Data Shared Between Caches Over a Link"で開
示されている。
【0057】SESキャッシュ記憶機構55は通常、D
ASD記憶装置40よりも小型である。したがって、変
更済みデータを、SESキャッシュ26からバックアッ
プ用DASD40に定期的に転送する必要がある。この
プロセスは、キャストアウトと呼ばれ、プログラムによ
って制御され、以下の動作を伴う。
【0058】キャストアウト逐次化を設定し、データ・
ブロックを主記憶装置にコピーする、キャストアウト用
SES読取動作コマンドが発行される。このデータ・ブ
ロックは、ローカル・キャッシュ24に入れられること
も入れられないこともある。
【0059】データ・ブロックをDASD40にコピー
する入出力操作が実行される。
【0060】キャストアウト逐次化を解放するSESキ
ャストアウト・ロック解除動作コマンドが発行される。
【0061】単一のローカル・キャッシュ24Aないし
24Nに対し複数のキャストアウト・プロセスが共存で
きる。データがキャストアウトのためにロックされると
必ず、ローカル・キャッシュ24Aないし24Nの識別
子と、キャストアウト・プロセスの識別子がディレクト
リに格納される。これは、米国特許出願第860806
号"Management of Data Movement from a SES Cache to
DASD"で開示されている。
【0062】必要に応じて、新規要求を満たすため、最
も以前に使用された(LRU)未変更データおよびディ
レクトリ資源がSESキャッシュ26によって再利用さ
れる。データ・オブジェクトは、プログラムによって複
数の記憶クラスの1つにマップされる。各記憶クラスに
は、再利用プロセスを制御する再利用ベクトルがある。
このおかげで、記憶クラス間でのSES記憶域の割振り
を、作業負荷特性の変化に見合うように動的に調整でき
る。再利用ベクトルは、プログラムによって維持され
る。これは、米国特許出願第860807号"Storage M
anagement for aShared Electronic Storage Cache"で
開示されている。
【0063】図6は、CPC 10Aないし10NとS
ES機構16との接続を示す。CPC 10Aないし1
0Nはそれぞれ、主記憶装置(processor storage)6
5Aないし65Nを備えている。図4の1つのリスト構
造46の内容を図6に示す。SES機構16の他のリス
ト構造も、図6に示したリスト構造と同一であることを
理解されたい。
【0064】リスト構造46は、リスト構造制御部6
6、ユーザ制御部67と、任意選択でロック・テーブル
68、またはリスト制御部69およびリスト項目制御部
71を備えたリスト・セット70、あるいはその両方
(68と70)を備えている。
【0065】各ロック・テーブル68は、1つまたは複
数の項目の列から構成され、項目には0から始まる通し
番号が付けられている。リスト構造タイプは、ロック・
テーブル項目がすべて、大域ロック・マネージャ(GM
L)オブジェクトを持つか、ローカル・ロック・マネー
ジャ(LLM)オブジェクトを持つか、またはその両方
を持つかを決定する。
【0066】リスト構造制御66は、リスト構造46の
作成時に初期設定される。リスト構造制御66には、構
造サイズ、リスト構造タイプ、ロック・テーブル項目
数、非ゼロ・ロック・テーブル項目数、ロック・テーブ
ル項目サイズ、リスト数、リスト要素サイズ、リスト・
セット項目数、ユーザ識別子ベクトル、ユーザ制御など
の構造の属性が含まれる。ユーザ制御は、67に独立し
て示してある。
【0067】ユーザ制御67は、リスト構造ユーザの接
続時に作成され初期設定される。ユーザ制御67には、
リスト通知トークン、システム識別子、ユーザ付加制
御、およびユーザ状態に関する情報が含まれる。
【0068】リスト・セット70は、リスト制御69で
表される1つまたは複数のリストを含んでいる。これら
のリストには0から始まる通し番号が付けられている。
【0069】各リスト72に関連するリスト制御69が
ある。リスト制御69には、リスト項目数、リスト項目
数限界、リスト・モニタ・テーブル、リスト状態遷移
数、およびユーザ・リスト制御が含まれる。
【0070】各リスト72は、0または1個以上の項目
の列から構成されている。リスト構造タイプは、リスト
・セット70内のすべてのリスト項目がデータ・リスト
項目73を持つか、付属リスト項目74を持つか、ある
いはその両方を持つかを決定する。
【0071】上述のリスト項目制御71の1つは、リス
ト72の各項目と関連付けられている。リスト項目制御
71には、リスト項目位置情報と、付属リスト項目74
を管理するためのその他の情報が含まれる。
【0072】リスト・コマンドは、ロック・テーブル項
目を書き込む手段を提供する。つまり、コマンドが、大
域ロック・マネージャ(GLM)を比較し、大域ロック
・マネージャ (GLM)、ローカル・ロック・マネー
ジャ(LLM)、または大域ロック・マネージャ(GL
M)とローカル・ロック・マネージャ(LLM)の両方
を条件付きで置換できる。リスト・コマンドはまた、ロ
ック・テーブル68内の項目または次の非ゼロ・ロック
・テーブル項目を読み取りあるいはロック・テーブル6
8をクリアする手段も提供する。
【0073】リスト・コマンドはさらに、リスト72内
の1つの項目を条件付きで作成、読取り、置換、移動、
または削除を行う手段も提供する。これらの処理中いく
つかの比較が要求されることがある。それには、リスト
番号比較、バージョン番号比較、大域ロック・マネージ
ャ(GLM)比較、または以上の組合せが含まれる。ま
た、大域ロック・マネージャが比較されるとき、ローカ
ル・ロック・マネージャ(LLM)が比較されることが
ある。リスト項目を、同一の構造46内であるリストか
ら別のリストへ移動し、また同一のリスト72内である
位置から別の位置に移動することができる。これは、米
国特許出願第860655号"Method and Apparatus fo
r Performing Conditional Operations on Externally
Shared Data"で開示されている。
【0074】リスト72内でのリスト項目の位置は、そ
の作成時に決定され、リスト内で項目が作成、削除また
は移動されるときに変更されることがある。リスト項目
またはリスト項目位置は、リスト項目識別子、任意選択
のリスト項目名、または位置情報によってリスト・セッ
ト70内で指定される。
【0075】リスト項目識別子は、リスト・セット70
に固有であり、SES機構16によって割り当てられ
る。リスト項目名は、特定の時点でリスト・セット70
に固有であり、プログラムによって提供される。位置情
報は、リスト番号、方向、および任意選択のリスト項目
キーによって指定される。
【0076】リスト項目キーが存在するとき、キー付き
リスト項目はキーの順番に並べられ、最低数値のキーが
左端の位置にくる。同一のキー値を持つ要素は、同一の
キー値の最初または最後の要素で位置指定できる。
【0077】キーなしリスト項目が作成または移動され
るとき、目標リスト項目位置は必ずキーなし位置で指定
される。キー付きリスト項目が作成または移動されると
き、目標リスト項目位置は必ず、キー付き位置と、同一
のキー値の最初または最後の要素で指定される。
【0078】リスト・コマンドはさらに、リスト72の
1つの項目を同期的に書き込んで移動するか、移動して
読み取るか、あるいは読み取って削除する手段を提供す
る。複数のリスト項目が同期的に削除でき、複数のデー
タ・リスト項目73または付属リスト項目74も同期的
に読み取ることができる。データ・リスト項目73は必
ず、メッセージ操作ブロックによって主記憶装置中で指
定されたデータ域中で返される。付属リスト項目は、コ
マンドに応じて、メッセージ応答ブロックまたはデータ
域中で返される。これは、米国特許出願第860633
号"Apparatus and Method for List Management in a C
oupled Data Processing System"で開示されている。
【0079】通常、データ・リスト項目73にはアプリ
ケーション・プログラム・データが含まれ、付属リスト
項目74にはそれと関連する制御データが含まれる。
【0080】リスト監視は、リスト構造のユーザがリス
ト構造ユーザ付加(attach−list−stru
cture−user)コマンドおよびレジスタ・リス
ト・モニタ(register−list−monit
or)コマンドを用いて任意選択で要求するSESリス
ト機能である。リスト構造ユーザ付加コマンドは、リス
ト構造ユーザが常駐するシステムと、そのユーザに関連
するリスト通知ベクトルLNVをSESに対して識別す
る。レジスタ・リスト・モニタ・コマンドにより、ユー
ザはリストの監視を開始することができる。これは、米
国特許出願第860809号"Method and Apparatus No
tification of State Transitions forShared Lists of
Data Entries"で開示されている。
【0081】各主記憶装置65Aないし65Nは、1つ
のリスト通知ベクトル大域サマリ(LNVGS)項目、
複数のリスト通知ベクトル・ローカル・サマリ(LNV
LS)項目、および複数のリスト通知ベクトル(LN
V)を含んでいる。リスト通知ベクトル(LNV)は、
DEFINE VECTOR(ベクトル定義)命令で作
成される。サイズまたはLNVは、リスト・ユーザによ
って異なる。LNVは、リスト構造ユーザ接続(付加)
コマンドによって、SESリスト構造46に接続され
る。LNVの各項目は、SESリスト構造46内のリス
ト72と関連付けることができる。空状態から非空状態
および非空状態から空状態へのリスト遷移は、CPUか
らLNVの適切な項目を定期的にポーリングすることに
よって検出される。この目的のためにTEST VEC
TOR ENTRY(ベクトル項目テスト)命令が提供
されている。
【0082】LNV項目は、空状態へのリスト遷移があ
った場合1にセットされる。この項目は、非空状態への
リスト遷移があった場合0にセットされる。
【0083】CPC上で作成される各LNVごとに、リ
スト通知ベクトル・ローカル・サマリ(LNVLS)が
存在する。プログラム指定オプションとして、空状態か
ら非空状態へのリスト遷移を示す関連するLNVに対し
てリスト通知コマンドが処理されると、LNVLSは活
動状態になる。LNVLSは、非空から空へのリスト状
態遷移があっても更新されない。LNVLSの更新は、
リスト通知コマンド・オプションによって指定される。
LNVLSは、TEST VECTOR SUMMAR
Y(ベクトル・サマリ・テスト)命令でテストされ、S
ET VECTOR SUMMARY(ベクトル・サマ
リ設定)命令でセットまたはリセットされる。
【0084】CPC上では、CPCイメージ1つ当たり
リスト通知ベクトル大域サマリ(LNVGS)が1つ存
在する。LNVGSは、非空から空へのリスト状態遷移
があっても更新されず、リスト通知コマンドでLNVL
Sがセットされるときにセットされる。LNVGSは、
TEST VECTOR SUMMARY命令でテスト
され、SET VECTOR SUMMARY命令でセ
ットまたはリセットされる。
【0085】ユーザがリストを監視しているとき、リス
トの空から非空への状態遷移および非空から空への状態
遷移があると、SES機構16は、ユーザ付加(接続)
を開始したシステムにリスト通知コマンドを発行する。
【0086】リスト通知コマンドは、指定されたリスト
通知ベクトル(LNV)項目を、監視されているリスト
72の空状態または非空状態を反映するように更新させ
る。リスト通知コマンドはまた、指定されたリスト通知
ベクトル大域サマリ(LNVGS)およびリスト通知ベ
クトル・ローカル・サマリ(LNVLS)を、監視され
ているリスト72の非空状態を反映するように更新させ
る。
【0087】メッセージ送信 メッセージ操作は、SEND MESSAGE(メッセ
ージ送信)命令と主記憶装置内のメッセージ操作ブロッ
クとからの情報によって開始され制御される。この操作
は、メッセージ・コマンド・ブロック中で指定されたコ
マンドを実行することからなる。操作実行中に作成され
る応答情報は、主記憶装置内のメッセージ応答ブロック
に格納される。
【0088】SEND MESSAGEが実行されると
き、メッセージ操作ブロックのパラメータが、指定され
たサブチャネルに関連するメッセージ装置で送信機能を
実行することを要求しているCPUまたはチャネル・サ
ブシステムに渡される。送信機能は、プログラムで選択
されるAビット(非同期ビット)に応じて、SENDM
ESSAGEと同期的または非同期的に実行される。A
ビットについては後で図7に関して説明する。
【0089】送信機能は、サブチャネル中の情報を使っ
てメッセージ装置への経路を見つけることによって実行
される。メッセージ操作は、コマンド情報をメッセージ
装置に渡し、コマンドを復号および実行し、結果を示す
応答情報を作成し、応答情報をメッセージ応答ブロック
に格納することによって実行される。
【0090】送信機能の実行中に検出された条件を要約
する状況標識が、サブチャネルに格納され、これをプロ
グラムが利用できるようになる(図13参照)。
【0091】CPUプログラムは、SEND MESS
AGE命令を使ってメッセージ操作を開始する。この命
令は、メッセージ操作ブロックの内容をCPUまたはチ
ャネル・サブシステムに渡す。この内容は、操作に関す
る制御パラメータを指定する。
【0092】入出力許可機構のおかげで、制御プログラ
ムは、チャネル・サブシステム機構へのアクセスを調節
できる。メッセージ操作は、許可機構によって禁止され
たときはメッセージ装置で開始されない。
【0093】プログラムから提供された情報が一定の妥
当性テストに合格した場合、メッセージ・コマンド・ブ
ロックのコマンド情報が、メッセージ装置に渡される。
【0094】メッセージ操作は、次の3つの関与レベル
を呼び出す。
【0095】SEND MESSAGE命令の期間中、
CPUはビジーである。
【0096】メッセージ操作ブロック情報が渡されてか
ら、状況標識が取り消されるかあるいはサブチャネルで
保留状態になるまで、サブチャネルは新規SEND M
ESSAGEに関してビジーである。
【0097】メッセージ装置は、コマンド実行中ビジー
である。
【0098】メッセージ装置は、操作の結果を要約した
応答情報を提供する。応答情報は、メッセージ応答ブロ
ックに格納される。
【0099】送信機能の実行中に異常な状況条件が認識
されない場合、サブチャネルは遊休状態になる。認識さ
れた場合は、TEST SUBCHANNEL(サブチ
ャネル・テスト)命令によってクリアされるまでサブチ
ャネルに状況標識が保存される。
【0100】SEND MESSAGE命令は、関連す
るメッセージ装置で実行される。これは、メッセージ・
コマンド・ブロックにおける非同期(A)ビットが1の
とき、SEND MESSAGEに対して非同期的に行
われる。1でない場合、送信機能はSEND MESS
AGEに対して同期的となる。
【0101】SEND MESSAGEの第2のオペラ
ンド・アドレスは、図7に示すメッセージ操作ブロック
(MOB)を指定する。
【0102】メッセージ操作ブロックに含まれる実行パ
ラメータは、サブチャネルに格納される。送信機能はサ
ブチャネルで指示される。
【0103】メッセージ操作ブロックのAビットが1の
とき、チャネル・サブシステムは、送信機能を非同期的
に実行するようにとの信号を受け取る。1でない場合、
命令の実行中に送信機能が実行される。
【0104】SEND MESSAGEに対する処置が
取られるとき、条件コードが0にセットされる。本明細
書で述べる条件コードとは、前掲の「ESA/390解
説書」に記載されている周知の条件コードである。
【0105】送信機能の実行は、許可テストを実行し、
通信経路を選択し、プログラムで指定されたコマンドを
実行し、応答情報を主記憶装置に格納することからな
る。
【0106】送信機能の実行中に異常状況条件が認識さ
れないとき、サブチャネルは遊休状態になる。認識され
たときは、サブチャネルがTEST SUBCHANN
EL命令またはCLEAR MESSAGE命令で状況
条件をクリアされるまで状況保留状態になる。
【0107】SEND MESSAGE実行時にサブチ
ャネルが状況保留状態の場合、条件コード1がセットさ
れ、他の処置は取られない。
【0108】サブチャネルで送信機能が実行中の場合、
条件コード2がセットされ、他の処置は取られない。
【0109】図7にメッセージ操作ブロック(MOB)
を示す。メッセージ操作ブロックは、SEND MES
SAGEのオペランドであり、図7のフォーマットで示
される制御値を指定する。
【0110】制御パラメータおよびコマンド情報は以下
のとおりである。
【0111】非同期操作(ASYNCHRONOUS:
A):Aビットが1のとき、送信機能がSEND ME
SSAGEに対して非同期的に実行される。Aビットが
0のとき、送信機能がSEND MESSAGEに対し
て同期的に実行される。
【0112】通知(NOTIFICATION:N):
Nビットが1のとき、リスト通知トークンおよびLNE
Nフィールド中で指定されるリスト通知ビットによって
プログラムに操作が完了したことを知らせる信号が送ら
れる。Nビットが0のとき、リスト通知トークンおよび
LNENは無視される。Nビットが1のとき、非同期
(A)ビットは1でなければならない。
【0113】論理経路マスク(LOGICAL−PAT
H MASK:LPM):サブチャネルの経路ビット
が、チャネル経路を通信用に使うことを示すとき、LP
Mは、どのチャネル経路が論理的に利用可能かを指定す
る。LPMの各ビットは、相対ビット位置が、既知のサ
ブチャネル情報ブロック(SCHIB)内のCHPID
と対応している。図13を参照されたい。ビットが1に
セットされると、対応するチャネル経路が論理的に利用
できることを意味する。0の場合は、利用できないこと
を意味する。論理的に利用できないとき、チャネル経路
は送信機能の実行に使用されない。
【0114】コマンド長:メッセージ・コマンド・ブロ
ック内の意味のある(有効な)バイトの数を指定する。
【0115】許可インデックス(AUTHORIZAT
ION INDEX:AX):許可ベクトル要素を指定
する符号なし2進整数。許可インデックスが非0のと
き、操作を開始するための許可が、インデックスを使っ
てテストされる。許可インデックスが0のときは、許可
テストは実行されない。
【0116】メッセージ・バッファ・アドレス・リスト
(MBAL)アドレス:メッセージ・バッファ・アドレ
ス・リストの記憶域における位置を指定する。
【0117】MBAL長:メッセージ・バッファ・アド
レス・リスト中のメッセージ・バッファ・アドレス・ワ
ードの数を指定する。MBAL長が1より大きいとき、
非同期ビットは1でなければならない。
【0118】メッセージ・バッファ長:各メッセージ・
バッファ中の256バイト・ブロックの数を指定する。
【0119】メッセージ・コマンド・ブロック・アドレ
ス:メッセージ・コマンド・ブロックの記憶域における
位置を指定する。
【0120】リスト通知トークン:リスト通知ベクトル
を指定する。リスト通知トークンは、米国特許出願第8
60797号"Management of Data Objects Used to Ma
intain State Information for Shared Data at a Loca
l Complex"で開示されている。
【0121】リスト通知項目番号(LIST NOTI
FICATION ENTRY NUMBER:LNE
N):リスト通知ベクトル中の1ビットを指定する。L
NENは、符号なし2進整数である。
【0122】メッセージ・コマンド・ブロックは、コマ
ンド情報を指定し、図8に示すフォーマットを有する。
図8のコマンド情報は、以下のとおりである。
【0123】コマンド・コード:コマンド・コードは、
実行すべき操作を指定する。
【0124】書込み(W)標識:Wビットが1であり、
MBAL長およびバッファ長が共に非0の値であると
き、書込み操作が実行され、メッセージ・バッファから
メッセージ装置への転送が行われる。Wが0であり、M
BAL長とバッファ長が共に非0の値であるとき、読取
り操作が実行され、メッセージ装置からメッセージ・バ
ッファへの転送が行われる。MBAL長とバッファ長が
0のときは、読取り操作も書込み操作も実行されない。
【0125】コマンド情報:コマンド起動の指定を完了
するのに必要な値。
【0126】図9のメッセージ・バッファ・アドレス・
リスト(MBAL)は、メッセージ・バッファ・アドレ
ス・ワード(MBAW)から構成される。リスト内のM
BAWの数(N)は、メッセージ操作ブロック(MO
B)のMBAL長フィールドで指定される。
【0127】メッセージ・バッファ・アドレス・ワード
(MBAW)は、メッセージ・バッファを指定する。バ
ッファ・サイズは、メッセージ操作ブロック(MOB)
のバッファ長フィールドで指定される。
【0128】MOBのMBALおよびメッセージ・バッ
ファとの関係も図9に示す。
【0129】メッセージ・バッファ:メッセージ・バッ
ファ・アドレス・リスト(MBAL)は、それぞれがメ
ッセージ・バッファを指定する実アドレスまたは絶対ア
ドレスを含む、一連のメッセージ・バッファ・アドレス
・ワード(MBAW)である。
【0130】メッセージ操作に使用されるバッファの数
は、メッセージ操作ブロックのMBAL長フィールドで
指定される。
【0131】各バッファの長さは、プログラムで指定さ
れる256バイトの倍数である。バッファ内の256バ
イト・ブロックの数は、メッセージ操作ブロック(MO
B)のバッファ長フィールドで指定される。バッファ
は、1ページ・フレーム内に完全に収まる。
【0132】送信機能の実行時に、メッセージ・バッフ
ァは、メッセージ・バッファ・アドレス・リスト(MB
AL)で指定された順序に従ってアクセスされる。
【0133】データ転送は、メッセージ装置と、主記憶
装置内のメッセージ・バッファとの間で行われる。メッ
セージ処理装置に記録されたデータは、ブロック単位に
分割される。ブロックの長さは、メッセージ処理装置の
機能によって決まる。1回のメッセージ操作で転送でき
る情報の最大量は1ブロックである。
【0134】メッセージ・バッファ域を使い尽くすか、
ブロックの終わりに到達するかのいずれかが発生した時
点で、メッセージ操作は終了する。
【0135】メッセージ操作に使用される主記憶装置デ
ータ域は、メッセージ・バッファ・アドレス・ワード
(MBAW)のリストで定義される。
【0136】操作に使用される第1のMBAWのアドレ
スは、メッセージ操作ブロックのMBALアドレス・フ
ィールドに入っている。使用するメッセージ・バッファ
の数は、メッセージ操作ブロックのMBAL長フィール
ドで指定される。
【0137】各MBAWには、メッセージ・バッファの
第1バイトのアドレスが入る。バッファ内の連続バイト
の数は、メッセージ操作ブロック中のバッファ長フィー
ルドで指定される。バッファは、256バイトの任意の
倍数を最大4096バイトまで含むことができる。
【0138】記憶位置は、アドレスの昇順に使用され
る。主記憶装置との間で情報が転送されるとき、MBA
Wのメッセージ・バッファ・アドレスが増分され、バッ
ファ長フィールドのカウントが減分される。カウントが
0に達したとき、MBAWで定義された領域が使い尽く
されている。
【0139】MBAL長またはバッファ長が0のとき、
メッセージ・バッファは操作に使用されない。
【0140】チャネル・サブシステムは、MBAWで指
定されたバッファとの間での情報の転送を完了したと
き、新規MBAWを取り出すことによって操作を続行で
きる。新規にMBAWを取出すことを連鎖(chaining)
と呼び、そのようなシーケンスに属するMBAWを、連
鎖されているという。
【0141】連鎖は、記憶域内の連続するダブルワード
位置にあるMBAW間で行われる。連鎖は、アドレスの
昇順に進行する。新規MBAWのアドレスは、現MBA
Wのアドレスに8を加えると求められる。
【0142】連鎖中、チャネル・サブシステムによって
取り出される新規MBAWが、操作用の新規メッセージ
・バッファを定義する。現MBAW用のデータ転送が完
了したとき、連鎖により、新規MBAWで指定された記
憶域を使って操作が続行される。
【0143】MBAWは、操作を実行する際にチャネル
・サブシステムがそれを必要とする前に取り出される。
【0144】書込み操作中、チャネル・サブシステム
は、装置がデータを要求する前にメッセージ・バッファ
からデータを取り出すことができる。MBAWで指定さ
れた任意のバッファから任意の数のバイトを事前に取り
出すことができる。
【0145】読取り操作では、メッセージ応答ブロック
に格納されたデータ・カウントが示す範囲のメッセージ
・バッファのバイト単位の値が、装置によって提供され
る。0の値は、メッセージ・バッファの他のバイトに格
納できる。
【0146】書込み操作では、メッセージ・バッファに
格納される値は、状況が取り消され、サブチャネルが遊
休状態になって送信機能が完了したときに意味を持つ。
サブチャネルが状況保留状態になり、送信機能が完了し
たときのメッセージ・バッファの内容は未定義である。
【0147】各メッセージ・バッファ・アドレス・ワー
ド(MBAW)は、主記憶装置ページ・フレーム内のバ
ッファ域を指定するアドレスを含む。
【0148】図10は、メッセージ応答ブロックを示し
ている。コマンド実行の結果を記述する情報が、メッセ
ージ応答ブロックに格納される。図10のメッセージ応
答ブロックの応答情報および標識は以下のとおりであ
る。
【0149】応答カウント:メッセージ応答ブロックに
格納された意味のある(有効な)バイトの数を指定す
る。応答カウントは、符号なし2進整数である。
【0150】データ・カウント:メッセージ・バッファ
に格納された256バイト・ブロックの数を指定する。
データ・カウントは、0ないし256の範囲の符号なし
2進整数である。この値は、メッセージ操作ブロック内
のMBAL長とメッセージ・バッファ長の値の積以下で
ある。メッセージ・コマンド・ブロック中の書込み
(W)ビットが1のとき、データ・カウントは0として
格納される。
【0151】応答:操作の結果を要約した情報が格納さ
れる。応答カウントが意味を持ちかつ非0の値であると
きは必ず、応答フィールドは意味を持つ。その他の場合
は、応答フィールドの内容は未定義である。
【0152】送信機能の完了時に、状況が取り消され、
サブチャネルが遊休状態になったとき、メッセージ応答
ブロック中の値が意味を持つ。送信機能の完了時にサブ
チャネルが状況保留状態になったとき、メッセージ応答
ブロック中の値は未定義である。
【0153】装置が終了信号と、操作の結果を要約した
情報を提供し、送信機能の実行中にチャネル・サブシス
テムが状況条件を認識しないとき、装置が提供する応答
カウント・データ数と応答情報がメッセージ応答ブロッ
クに格納され、サブチャネルは遊休状態になる。
【0154】装置においてメッセージ操作が開始された
後、終了信号を受け取るまでの間に状況条件が認識され
るとき、装置は操作を静止するよう指示する信号を受け
取る。
【0155】以下の標識は、装置においてメッセージ操
作が開始された後に状況条件が認識されたことをプログ
ラムに示す。
【0156】1)サブチャネルが状況保留状態であり、
サブチャネル条件コードが0であることを示している。
【0157】2)SEND MESSAGE命令に対し
て機械チェック割込みが発生している。その場合、
(1)サブチャネルが状況終了状態になり、サブチャネ
ル条件コードが0で送信機能およびチャネル制御チェッ
クを示している、または(2)サブチャネルが遊休状態
である。
【0158】いずれの場合も、メッセージ応答ブロック
の内容は未定義である。
【0159】通信用に選択された経路上でコマンド情報
が送られたか、または送られた可能性があるが、その経
路で終了信号もコマンド無効化を指示する信号も認識さ
れていないとき、装置においてメッセージ操作が開始さ
れているとみなされる。たとえば、ビジー信号とコマン
ド拒絶信号は、コマンド無効化を示す。
【0160】サブチャネルにおける通知ビット(N)が
1のとき(図11参照)、以下の順序で処置が取られ、
操作を終了する。
【0161】1)コマンド定義に従って操作が完了した
とき、メッセージ応答ブロック(MRB)に応答情報を
格納する。そうでない場合は、MRBは変更されない。 2)サブチャネルにおける状況フィールドを更新する。
状況取消しの条件が満たされると、サブチャネルは遊休
状態になる。サブチャネルが遊休状態にされたとき、プ
ログラムがMRBの内容を観測できる必要がある。 3)次々にリスト通知ベクトル・ビット・トークン(L
NEN)をリセットし、そのベクトル・サマリ(S)ビ
ットおよび大域サマリ(G)ビットをセットする。
【0162】ステップ2が開始された後、リスト通知ビ
ットがリセットされるまで、TEST SUBCHAN
NEL、STORE SUBCHANNEL、およびS
END MESSAGE命令でサブチャネルにアクセス
できないという点で、ステップ2と3は並行しているよ
うに見える。
【0163】図11に長時間メッセージ操作を示す。メ
ッセージ操作ブロック(MOB)中の4つのフィールド
を使用する。
【0164】−非同期(A)ビットは、SEND ME
SSAGEに対して操作を非同期的に実行するか、それ
とも同期的に実行するかを制御する。
【0165】−通知(N)ビットは、操作の終了を示す
信号を送出する方法を選択する。
【0166】Nビットが1のとき、リスト通知ベクトル
中のビットがリセットされて、操作が終了する。トーク
ン値がリスト通知ベクトルを指定し、リスト通知項目番
号(LNEN)がそのビットの1つを位置指定する。
【0167】Nビットが0のとき(図12参照)、サブ
チャネルが遊休状態または状況保留状態になると操作が
完了する。
【0168】プログラムは、サブチャネルをリスト通知
ベクトル・ビットにマップする。次に、115で、リス
ト通知トークンおよびLNEN値で指定されるビットを
1にセットし、112で、トークンおよびLNEN値を
メッセージ操作ブロック(MOB)に格納してから、S
END MESSAGE命令を発行する。このようにな
るのは、次の順次命令を開始する前にメッセージ操作が
完了できるからである。
【0169】101で、SEND MESSAGE命令
が発行されると、100で、メッセージ操作ブロック
(MOB)の内容が、指定されたサブチャネルに格納さ
れる。プログラムは、SEND MESSAGEに対し
て操作を非同期的に実行し(A=1)、操作終了時にリ
スト通知ベクトル・ビットをリセットすることを要求す
る(N=1)。
【0170】102で、メッセージ・コマンド・ブロッ
ク(MCB)の内容がSESに送られる。SESは、M
CBで指定されたコマンドを実行し、104で経路に沿
ってデータを転送する。
【0171】操作は、以下の2つの方法のいずれかで終
了する。 −正常終了:コマンド定義に従って操作が実行されたと
き、106で、結果を記述する情報がメッセージ応答ブ
ロック(MRB)に格納され、サブチャネルが遊休状態
になる。 −抑制または中止:操作の抑制または中止を必要とする
条件をチャネル・サブシステムが認識するとき、サブチ
ャネルは適切な状況を示して状況保留状態になる。たと
えば、サブチャネル上で分離処置が行われると、このよ
うになる。
【0172】いずれの場合も、108で、トークンLN
ENで指定されたリスト通知ベクトル・ビットがチャネ
ル・サブシステム(CSS)によってリセットされ、ベ
クトル用のサマリ・ビット(S)および大域サマリ・ビ
ット(GS)がセットされる。
【0173】正常な事象の流れでは、MVSはビット・
トークンLNENが0であることを発見する(図14参
照)。TEST SUBCHANNEL命令を使ってサ
ブチャネル状態が決定される。 −CC=0にセットされる時、MRBの内容は有効であ
る。 −CC=1にセットされる時、サブチャネルにおける状
況情報が検査される。MRBの内容は有効でない。
【0174】メッセージ・テスト:TEST MESS
AGEにおいて指定されたメッセージ・サブチャネルの
状態は、条件コードで示される。
【0175】サブチャネルが遊休状態のとき、条件コー
ド0がセットされる。
【0176】サブチャネルが状況保留状態のとき、条件
コード1がセットされる。
【0177】命令の実行時に別のCPUまたはチャネル
・サブシステムがサブチャネルにアクセスしている場
合、条件コード2がセットされることがある。
【0178】サブチャネルにおいてメッセージ機能が活
動状態であるが、サブチャネルが状況保留状態でないと
き、条件コード2がセットされる。
【0179】TEST MESSAGE(TMSG)命
令は通常、逐次化処置またはチェックポイント同期化処
置を実行しない。TEST MESSAGEは、SEN
DMESSAGEを使って開始された操作が完了したか
どうかをテストするために使用される。
【0180】TEST MESSAGEに対して条件コ
ード1がセットされる場合に限って、TEST SUB
CHANNEL命令が発行されて、サブチャネルにおけ
る状況をクリアする。TEST MESSAGEに対し
て条件コード0、2、または3がセットされるときは、
TEST SUBCHANNELは発行されない。
【0181】メッセージ・クリア:指定されたサブチャ
ネルがクリアされ、現送信機能がある場合は、それがサ
ブチャネルにおいて終了し、チャネル・サブシステムが
サブチャネルにおいてクリア機能を非同期的に実行する
よう指示する信号を受け取る。
【0182】サブチャネルはもはや状況保留状態でな
い。既知のサブチャネル状況ワード(SCSW)の機能
制御フィールドで示される、進行中の機能がすべてクリ
アされる。ただし、命令の実行のために実施されるクリ
ア機能は除く。
【0183】チャネル・サブシステムが、クリア機能を
非同期的に実行するよう指示する信号を受け取る。
【0184】条件コード0がセットされ、上述の処置が
取られたことを示す。
【0185】TEST SUBCHANNELによって
状況がクリアされる時に格納されたSCSWは、クリア
機能ビットが1にセットされる。
【0186】クリア機能:クリア機能は、CLEAR
MESSAGE命令の実行後に実行される。クリア機能
の実行は、以下のステップからなる。
【0187】1)クリア信号の経路を選択する。 2)クリア信号を発行する。 3)サブチャネルを状況保留状態にして機能の完了を示
す。
【0188】クリア機能経路選択:経路選択は、クリア
信号発行のためのメッセージ経路を選択するために実行
される。送信機能の実行中に、チャネル・サブシステム
が、メッセージ経路上で装置と通信している場合、その
経路が選択される。そうでない場合は、経路は選択され
ない。
【0189】コマンド情報が装置に送られ、または送ら
れた可能性があるが、通信に使用された経路で、終了信
号もコマンド無効化信号も認識されていない場合、装置
との通信は進行中とみなされる。
【0190】クリア信号:クリア信号は、条件が確立さ
れたときに発行される。その条件およびそのクリア機能
に対する効果について次に説明する。
【0191】クリア信号を発行しようとする試みがな
い:通信用のメッセージ経路が選択されない場合、クリ
ア信号は発行されない。
【0192】クリア信号発行:チャネル・サブシステム
は、メッセージ装置から期待どおりの応答を受け取った
とき、クリア信号が成功したと判定する。
【0193】クリア機能完了:サブチャネルは、クリア
機能の完了時に状況保留状態になる。
【0194】サブチャネルが状況保留状態になったと
き、サブチャネルにおいて装置に対するあらゆる操作は
終了しており、クリア機能は完了している。
【0195】サブチャネルに存在する情報が、メッセー
ジ機能の実行方法を制御する。この情報は、サブチャネ
ル情報ブロック(SCHIB)中でプログラムに送られ
る。図13を参照されたい。
【0196】SCHIBの既知の経路管理制御ワード
(PMCW)は、そのサブチャネルが有効なメッセージ
・サブチャネルかどうかを示す。
【0197】プログラムに提示しなければならない条件
を、状況条件(status conditions)と呼ぶ。状況条件
は、メッセージ機能の実行中に発生する。これらの条件
は、TEST SUBCHANNELで格納された割込
み応答ブロック中で示される。状況条件は入出力割込み
を発生させない。
【0198】状況条件は、メッセージ機能の実行中に認
識されると、サブチャネルで指示される。状況標識は、
状況が取り消されるか、あるいはTEST SUBCH
ANNEL、CLEAR MESSAGE、またはサブ
システム・リセットによってクリアされるまで、サブチ
ャネルに留まる。TEST SUBCHANNELコマ
ンドは、十分理解され、前掲の"ESA/390解説書"
に記載されている。
【0199】サブチャネルが状況保留状態または遊休状
態になったとき、メッセージ機能の実行およびこの操作
用の情報転送は完了している。
【0200】既知のサブチャネル状況ワード(SCS
W)は、サブチャネルの状況を記述する標識を提供す
る。SCSWは、TEST SUBCHANNEL命令
が動作サブチャネルを指定するとき、格納される。SC
SWは、図13に示す割込み応答ブロック(IRB)の
ワード0ないし2に格納される。IRBは、TEST
SUBCHANNEL命令のオペランドである。STO
RE SUBCHANNEL命令が実行されるとき、S
CSWがサブチャネル情報ブロックに格納される。
【0201】送信機能の実行時にメッセージ経路で条件
が認識されると、プログラムは状況標識を利用できるよ
うになる。各条件に対してプログラムが適切に応答する
ように、条件が、SCSW、既知のチャネル・レポート
・ワード(CRW)、およびチャネル経路状況のフィー
ルド中の値にマップされる。
【0202】メッセージ経路条件を示すために使用され
るフィールドは、以下のとおりである。SCSW中のサ
ブチャネル条件コード、インターフェース制御チェック
(IFCC)ビット、およびチャネル制御チェック(C
CC)ビット。CRW中の報告ソース・コードおよびエ
ラー回復コード。チャネル経路状況ワード中のメッセー
ジについてのチャネル経路に対応するビット。
【0203】CRW、IFCCビット、およびCCCビ
ットも、当技術分野で十分理解されており、前掲の「E
SA/390解説書」に記載されている。
【0204】SCSW中の送信機能ビットと状況保留ビ
ットが共に1であるとき、サブチャネル条件コード(S
CC)は、SCSWの格納時にサブチャネルが状況保留
状態であった理由を示す。
【0205】メッセージ装置において操作が開始され
た、または開始された可能性があるとき、送信機能と共
にサブチャネル条件コード0がセットされる。SCSW
の値が期待された結果が得られなかったことを示すと
き、プログラム回復処置が取られる。
【0206】SCSWが状況保留状態およびサブチャネ
ル条件コード0を示すとき、メッセージ応答ブロックの
内容は有効でない。装置によって操作が実行されている
こともされていないこともある。実行された場合でも、
期待される結果が得られていることも得られていないこ
ともある。
【0207】サブチャネル条件コードは、0でない場
合、メッセージ装置における操作の開始を妨害した条件
を示す。
【0208】経路使用中条件のために送信機能が終了し
たとき、サブチャネル条件コード2がセットされる。サ
ブチャネル条件コード2は、一時的な理由で発生し、プ
ログラムは操作を再試行できる。
【0209】選択に利用できる経路がなかったため、あ
るいは通信用に選択された経路上で装置が動作しないよ
うに見えたため、送信機能が終了しなかったとき、サブ
チャネル条件コード3がセットされる。
【0210】選択された経路上で装置が動作可能でない
と思われるとき、その動作不能経路は、既知の最終経路
使用済みマスク(LPUM)で指定される。装置への他
の経路が動作可能なとき、プログラムは、その動作不能
経路の既知の論理経路マスク(LPM)ビットの変更後
に操作を再試行する。
【0211】選択に利用できる経路がない場合、LPU
Mは0にセットされる。プログラムは、もはや装置にア
クセスできず、したがって装置を使うことが必要なすべ
ての処置を終了する。
【0212】動作不能(not-operational)条件を示す
チャネル経路が、LPMを使って論理的に利用できなく
されない場合、システム性能が低下することがある。プ
ログラムは、他のSEND MESSAGE命令を実行
する前にLPMを修正しておく。
【0213】メッセージ操作の逐次化:メッセージ操作
の逐次化は、以下のように行われる。
【0214】1)CPU、チャネル・プログラムおよび
他のメッセージ操作によって観測される限りにおいて、
メッセージ操作による記憶域アクセスおよび記憶域キー
・アクセスはすべて、SEND MESSAGE命令の
開始後に行われる。このアクセスには、メッセージ操作
ブロック(MOB)、メッセージ・コマンド・ブロック
(MCB)、メッセージ応答ブロック(MRB)、メッ
セージ・バッファ・アドレス・リスト(MBAL)、メ
ッセージ・バッファ、リスト通知ベクトルおよびそのサ
マリ・ビット、ならびに大域リスト通知ベクトル・サマ
リ・ビットのアクセスが含まれる。
【0215】2)CPU、チャネル・プログラム、およ
び他のメッセージ操作によって観測される限りにおい
て、サブチャネル状況があらゆるCPUに利用可能にな
っているとき、あるいは状況条件が取り消されていると
きに、メッセージ操作による記憶域アクセスおよび記憶
域キー・アクセスがすべて完了する。
【0216】メッセージ操作の逐次化は、他のメッセー
ジ操作、チャネル・プログラム、または別のCPUプロ
グラムによって引き起こされる記憶域アクセスや記憶域
キー・アクセスの順序に影響を及ぼさない。
【0217】図13は、CPC10の一部と、CPC1
0とSES機構16との接続部を示す図である。先に図
1に示したように、CPC10は入出力チャネル18を
備えている。それらのうち2つを図13の200および
201に示す。チャネル200および201は、メッセ
ージ・チャネルとして識別し論じる。チャネル200お
よび201はそれぞれ、I/Sリンク202および20
3によってSES機構16と接続されており、CHPI
Dによって周知の方式で識別されている。I/Sリンク
202および203は、米国特許出願第839657
号"Configurable,Recoverable Parallel Bus"と、米国
特許出願第839652号"High Performance Intersys
tem Communications for Data Processing Systems"に
開示されている。CPC10には、プログラム1とプロ
グラム2の2つのプログラムがある。これらのプログラ
ムは、それ自体のMCBからSES機構16にメッセー
ジを送るため、チャネルにSEND MESSAGE命
令を発行する。SES機構16からプログラムのMRB
に応答が返され、SEND MESSAGE操作が完了
する。サブチャネル206や208などのサブチャネル
が、メッセージおよび応答の交換を指示し監視する。前
述のとおり、交換の状況は、サブチャネルにおける状況
として維持される。プログラムは、SCHIBにおいて
この状況を利用できる。プログラム1がサブチャネル2
06を使ってSES機構16にメッセージを送る場合、
SEND MESSAGE操作が完了するまで、他のプ
ログラムはサブチャネル206を使用できないことが、
サブチャネル206の状況で示される。SEND ME
SSAGE操作が正常に完了するとき、前述のとおり、
サブチャネル206の状況が割込みなしで取り消され、
プログラム2がサブチャネル206を使用できるように
なる。
【0218】図14は、SEND MESSAGE操作
が完了したとMVSが決定できるようにする、完了通知
ベクトルのMVSポーリング・ルーチンを示している。
SEND MESSAGE操作が完了したかどうかを、
プログラムが、割込みを必要とせずに判定できるのは、
このベクトル・ポーリングのおかげである。
【0219】本発明の好ましい実施例を図示し説明した
が、本明細書に開示した構成だけに限定されるものでは
なく、添付の特許請求の範囲で定義される本発明の範囲
に含まれるあらゆる変更および修正に対する権利が留保
されていることが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】入出力システムおよびSES機構に接続された
複数のCPCを持つ、本発明のデータ処理システムのブ
ロック図である。
【図2】図1のシステムの一部であり、SES機構の処
理装置に接続された単一のCPCの複数の機構を示す図
である。
【図3】図1のシステムの別の一部であり、SES機構
の中間メッセージ処理装置および3つのCPCを示す図
である。
【図4】図1のシステムの別の一部であり、SES機構
における複数の構造を示す図である。
【図5】図1のシステムの3段記憶階層を示す図であ
る。
【図6】図4の構造のリスト構造の1つを示す図であ
る。
【図7】SEND MESSAGE(SMSG)命令の
オペランドであるメッセージ操作ブロック(MOB)の
フォーマットを示す図である。
【図8】メッセージ・コマンド・ブロック(MCB)の
フォーマットを示す図である。
【図9】図7のMOBとメッセージ・バッファ・アドレ
ス・リスト(MBAL)との関係を示す図である。
【図10】メッセージ応答ブロック(MRB)のフォー
マットを示す図である。
【図11】非同期メッセージ操作の流れを示す図であ
る。
【図12】図10の一部であり、SEND MESSA
GE命令で開始されるTESTMESSAGEの使用を
示す図である。
【図13】CPC 10の一部、およびCPC 10と
図1のSES機構との接続を示すブロック図である。
【図14】SEND MESSAGE操作が完了したか
どうかを判定するためのポーリング・ルーチンの高レベ
ル論理図である。
【符号の説明】
12 動的スイッチ 15 入出力チャネル 16 SES機構 18 I/Sチャネル 24 ローカル・キャッシュ 26 SESキャッシュ 28 外部時間基準 30 分離機構 31 メッセージ機構 32 入出力機構 33 SESサポート機構 35 メッセージ経路処理装置 36 中間メッセージ処理装置 37 メッセージ処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 オードリー・アン・ヘルフリヒ アメリカ合衆国12603、ニューヨーク州ポ ーキープシー、モネル・アベニュー 6 (72)発明者 ジョン・フランクリン・アイセンバーグ・ ジュニア アメリカ合衆国12603、ニューヨーク州ポ ーキープシー、ソーンウッド・ドライブ 29 (72)発明者 ブライアン・バリー・モア アメリカ合衆国12603、ニューヨーク州ポ ーキープシー、カーネリ・コート 16 (72)発明者 ジェフリー・マーク・ニック アメリカ合衆国12524、ニューヨーク州フ ィッシュキル、ブリマス・ロード 43 (72)発明者 マイケル・ダスティン・スワンソン アメリカ合衆国12603、ニューヨーク州ポ ーキープシー、カレッジ・アベニュー 95 (72)発明者 ジョーゼフ・アーサー・ウィリアムズ アメリカ合衆国12603、ニューヨーク州ポ ーキープシー、レークビュー・ロード 9

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プログラム中に配列された命令を実行する
    ための中央処理装置と、 前記プログラムと、共用データの状態情報を含むデータ
    とを格納するための主記憶装置と、 共用データの状態情報を格納するための構造化外部記憶
    装置と、 前記主記憶装置に接続され、前記主記憶装置と前記構造
    化外部記憶装置の間でデータ、メッセージ、および応答
    の転送を行うメッセージ操作を実行するためのサブチャ
    ネル手段と、 第1端部を前記サブチャネル手段に接続され、第2端部
    を前記構造化外部記憶装置に接続され、両者間で前記デ
    ータ、メッセージ、および応答を転送するためのメッセ
    ージ経路と、 前記中央処理装置によって、前記サブチャネル手段によ
    るメッセージ操作を開始するための命令が実行される
    と、該メッセージ操作中は、前記主記憶装置と前記構造
    化外部記憶装置の間でパイプライン式にデータ、メッセ
    ージ、および応答を転送するための制御手段とを備え、 前記制御手段が、前記メッセージ操作において、該メッ
    セージ操作の完了を示すための割込みなしに前記中央処
    理装置による前記プログラムの命令実行を続行させる、 データ処理システム。
  2. 【請求項2】前記サブチャネル手段によってアクセス可
    能であり、第1の状態および第2の状態を持つビットを
    有する完了ベクトル手段であって、前記制御手段が、前
    記メッセージ操作を開始する際に、該ビットを第1の状
    態にセットし、前記サブチャネル手段が、前記メッセー
    ジ操作を完了する際に、該ビットを第2の状態にリセッ
    トする完了ベクトル手段を有し、 前記制御手段が、前記完了ベクトル手段にアクセスして
    前記ビットを定期的にポーリングして、前記ビットがい
    つ第2の条件になるかを調べ前記メッセージ操作が完了
    したことを判定する、完了ベクトル・ポーリング手段を
    備える、 請求項1に記載のデータ処理システム。
  3. 【請求項3】プログラムによって修正可能な通知(N)
    ビット記憶手段を備え、該Nビットの内容が、前記完了
    ベクトル・ポーリング手段を使用可能にするための第1
    の状態と、前記完了ベクトル・ポーリング手段を使用不
    能にするための第2の状態とを有する、請求項2に記載
    のデータ処理システム。
  4. 【請求項4】前記制御手段が、前記Nビットが第1の状
    態のとき、前記サブチャネル手段の作用を受ける完了ベ
    クトル及びその中のビットを指定する手段を備える、請
    求項3に記載のデータ処理システム。
  5. 【請求項5】前記サブチャネル手段が前記メッセージ操
    作の実行に利用可能であることを示す遊休状態と、利用
    可能でないことを示す活動状態とを持つ、該サブチャネ
    ル手段内に設けられた状況手段と、 前記主記憶装置内に設けられ、前記サブチャネル手段に
    よってアクセス可能な状況格納手段とを備え、 前記サブチャネル手段が、前記制御手段が前記サブチャ
    ネル手段の状況条件を判定できるように、前記状況格納
    手段に前記状況手段の条件を格納する手段を有する、 請求項2に記載のデータ処理システム。
  6. 【請求項6】前記サブチャネル手段内に設けられて前記
    状況手段に接続され、該サブチャネル手段内でメッセー
    ジ操作が実行されているとき、前記状況手段の状況を活
    動状態に設定して、該サブチャネル手段をメッセージ操
    作に利用できないようにするための状況設定手段を備え
    る、請求項5に記載のデータ処理システム。
  7. 【請求項7】前記状況手段に格納された状況情報をテス
    トして、前記状況手段が活動状態であるかそれとも遊休
    状態であるかを判定するための、前記制御手段内に設け
    られたメッセージ・テスト手段を備える、請求項6に記
    載のデータ処理システム。
  8. 【請求項8】前記状況手段に同時に逐次アクセスが存在
    する場合に、前記メッセージ・テスト手段に前記状況手
    段の活動状態を過剰指示して、前記メッセージ・テスト
    手段が逐次化処置またはチェックポイント同期化処置を
    実行しないようにする手段を備える、請求項7に記載の
    データ処理システム。
  9. 【請求項9】前記状況設定手段が、前記サブチャネル手
    段内で前記制御手段によってメッセージ操作が開始され
    るとき、前記状況手段の状況を活動条件に設定するため
    のメッセージ送信手段を備える、請求項5に記載のデー
    タ処理システム。
  10. 【請求項10】クリア機能を実行し、それによって前記
    サブチャネル手段での現メッセージ操作を終了するため
    の、メッセージ・クリア手段を前記制御手段内に備え、 前記状況設定手段が、前記クリア機能の実行時に、前記
    状況手段の状況を活動状態に設定する、請求項9に記載
    のデータ処理システム。
  11. 【請求項11】前記状況設定手段が、前記メッセージ操
    作が予期される以外の形で完了したとき、前記状況手段
    の状況を第3の状態たる状況保留状態に設定するための
    状況保留手段を備え、該状況保留条件が、前記サブチャ
    ネル手段がメッセージ操作の実行に利用できないことを
    示す、請求項10に記載のデータ処理システム。
  12. 【請求項12】前記サブチャネル手段内に設けられて前
    記状況手段に接続され、前記メッセージ操作が前記サブ
    チャネル手段によって予期される形で完了したとき、前
    記状況手段の状況を遊休状態にリセットするための遊休
    状況手段を備える、請求項11に記載のデータ処理シス
    テム。
  13. 【請求項13】前記状況手段が、(1)前記メッセージ
    送信手段または前記メッセージ・クリア手段によって設
    定される活動状態、(2)前記状況保留手段によって設
    定される状況保留状態、(3)前記遊休状況手段によっ
    て設定される遊休状態のいずれの状態にあるかを判定す
    るために、前記状況手段に格納された状況情報をテスト
    するメッセージ・テスト手段を前記制御手段内に備え
    る、請求項12に記載のデータ処理システム。
  14. 【請求項14】前記完了ベクトル手段、前記状況保留手
    段、前記遊休状況手段、および前記状況手段と関連し
    て、前記状況手段内で状況保留状態または前記遊休状態
    が設定される前に、前記Nビットが第1の状態にあると
    き、前記ビット・ベクトル中の前記ビットを更新して、
    それらの状況を前記プログラムに対して同時に観測可能
    にするための逐次化手段を備える、請求項12に記載の
    データ処理システム。
  15. 【請求項15】プログラム中に配列された命令を実行す
    るための中央処理装置と、 前記プログラムと、共用データの状態情報を含むデータ
    とを格納するための主記憶装置と、 共用データの状態情報を格納するための構造化外部記憶
    装置と、 前記主記憶装置に接続され、前記主記憶装置との間でデ
    ータ、メッセージ、および応答の交換を行うメッセージ
    操作を実行するためのサブチャネル手段と、 第1端部を前記サブチャネル手段に接続され、第2端部
    を前記構造化外部記憶装置に接続され、両者間で前記デ
    ータ、メッセージ、および応答を転送するためのメッセ
    ージ経路と、 前記サブチャネル手段が前記メッセージ操作実行に利用
    可能であることを示す遊休状態と、利用可能でないこと
    を示す活動状態とを持つ、前記サブチャネル手段内に設
    けられた状況手段と、 前記状況手段の状態をテストして、前記サブチャネル手
    段の状況条件を判定し、それによってメッセージ操作が
    いつ完了するかを判定することを、前記中央処理装置に
    よって実行させる、状況テスト制御手段とを備えるデー
    タ処理システム。
  16. 【請求項16】前記中央処理装置によって実行されるメ
    ッセージ送信コマンドに応答して、前記主記憶装置から
    出力すべきメッセージを格納するための、前記主記憶装
    置内のメッセージ制御ブロックと、 前記メッセージ送信コマンドに応答して、前記主記憶装
    置に入力される応答を受け取るための、前記主記憶装置
    内のメッセージ応答ブロックとを備える、請求項15に
    記載のデータ処理システム。
  17. 【請求項17】メッセージを送信するためのメッセージ
    送信命令を含み、プログラム中に配列された命令を実行
    するための中央処理装置と、 前記プログラムと、共用データの状態情報を含むデータ
    とを格納するための主記憶装置と、 共用データの状態情報を格納するための構造化外部記憶
    装置と、 前記主記憶装置に接続され、前記主記憶装置と前記構造
    化外部記憶装置の間でデータ、メッセージ、および応答
    の交換を行うメッセージ操作を実行するためのサブチャ
    ネル手段と、 第1端部を前記サブチャネル手段に接続され、第2端部
    を前記構造化外部記憶装置に接続され、両者間で前記デ
    ータ、メッセージ、および応答を転送するためのメッセ
    ージ経路とを備え、 前記メッセージ送信命令の結果として、前記メッセージ
    が、前記メッセージ経路上を前記サブチャネル手段から
    前記構造化外部記憶装置に送信され、 各メッセージが、前記構造化外部装置に格納されている
    共用データの状態情報に作用するためのコマンドと、該
    コマンドを中央処理装置に対して同期的に実行する場合
    には第1の状態、非同期的に実行する場合には第2の状
    態を持つプログラム修正可能なビットとを含む、 データ処理システム。
  18. 【請求項18】プログラム中に配列された命令を実行す
    るための中央処理装置と、 前記プログラムと、1つまたは複数のイメージ用のオペ
    レーティング・システムと、2つまたはそれ以上のイメ
    ージ間で共用されるデータを含むデータと、前記共用デ
    ータの状態情報とを格納するための主記憶装置と、 入出力データ転送を実行するための入出力(I/O)サ
    ブチャネル手段と、 データ、メッセージ、および応答の転送を行うシステム
    間(I/S)メッセージ操作を実行するためのI/Sサ
    ブチャネル手段と、 前記中央処理装置によって実行されるメッセージ送信コ
    マンドによって前記主記憶装置から出力されるメッセー
    ジを格納するための、前記主記憶装置内のメッセージ制
    御ブロックと、 前記メッセージ送信コマンドに応答して前記主記憶装置
    に入力される応答を受け取るための、前記主記憶装置内
    のメッセージ応答ブロックとをそれぞれが含む、複数の
    中央処理複合体(CPC)と、前記共用データの状態情
    報を格納するための構造化外部記憶(SES)装置と、 前記各CPC内のI/Sサブチャネル手段と前記SES
    機構との間にそれぞれ少なくとも1本ずつ設けられた、
    複数のメッセージ経路と、 前記共用データを含むデータを格納するための入出力装
    置と、 前記入出力装置のうちの選択された入出力装置と、前記
    CPCのうちの選択されたCPCの入出力サブチャネル
    手段との間にそれぞれ1本ずつ設けられた、複数の入出
    力経路とを備える、データ処理システム。
  19. 【請求項19】前記各I/Sサブチャネル手段内にあっ
    て、該I/Sサブチャネル手段が前記メッセージ操作の
    実行に利用可能であることを示す遊休状態と、利用可能
    でないことを示す活動状態とを持つ状況手段を備え、 各CPCが、中央処理装置によって実行される命令を有
    し、前記状況手段の条件をテストして、そのI/Sサブ
    チャネル手段の状況条件を判定し、それにより、メッセ
    ージ操作がいつ完了するかを判定する制御手段を備え
    る、 請求項18に記載のデータ処理システム。
  20. 【請求項20】前記メッセージ送信命令の結果として、
    前記メッセージが、各メッセージ経路上を前記I/Sサ
    ブチャネル手段から前記構造化外部記憶装置へ送られ、
    各メッセージが、前記構造化外部記憶装置によって実行
    される、前記構造化外部装置に格納されている共用デー
    タの状態情報に作用するためのコマンドと、該コマンド
    を送信側中央処理装置に対して同期的に実行する場合に
    は第1の状態、該コマンドを送信側中央処理装置に対し
    て非同期的に実行する場合には第2の状態を持つ、プロ
    グラム修正可能なビットとを有する、請求項18に記載
    のデータ処理システム。
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