JPH0643182Y2 - ワックス付着量検出装置 - Google Patents

ワックス付着量検出装置

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JPH0643182Y2
JPH0643182Y2 JP1990011190U JP1119090U JPH0643182Y2 JP H0643182 Y2 JPH0643182 Y2 JP H0643182Y2 JP 1990011190 U JP1990011190 U JP 1990011190U JP 1119090 U JP1119090 U JP 1119090U JP H0643182 Y2 JPH0643182 Y2 JP H0643182Y2
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JP
Japan
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wax
sensor
yarn
cover
amount
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990011190U
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English (en)
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JPH03103277U (ja
Inventor
昇司 酒井
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、糸条の表面に付与するワックスの付着量を検
知するためのワックス付着量検知装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕 回転軸に支持され回転する円筒状のワックスの端面に紡
績糸などの糸条を接触通過させて、糸条表面にワックス
を付着させるワキシング装置は知られている(実公昭63
-44469号公報)。
このワキシング装置は円筒状ワックスの端面に走行する
糸を接触させ、ワックスを回転しており、ワックスの消
耗によりワックスはその支軸上を摺動し、回転軸方向の
長さを次第に減じていく。
しかしながら、従来のワキシング装置にあっては、糸の
種類,番手の異なる糸条に付着されるワックスの量を簡
単に検知することができなかった。また、現場での糸の
種類,番手の異なる糸条に付着させるワックスの付着量
を適正に調整することは困難であった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、かかる問題を解決することを目的とし、ワキ
シング装置において糸条に適正なワックス量が付着され
ているか否かを検知できる装置を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
ワックスと、該ワックスをワックスカバーに設けたワッ
クス受け側に押圧するようスプリングで付勢されたワッ
クス押さえディスクとを、ワックスカバー内のワックス
支持軸に摺動自在に装着し、ワックスカバーには前記ワ
ックス抑えディスクを検知する、第1,第2のセンサーを
ワックス支持軸と同方向の間隔を有して設けた。また、
ワックス押さえディスクにはマグネットの取り付け、ワ
ックスカバーに設けた第1,第2のセンサーは、マグネッ
ト検知用のものとした。そして、第1のセンサーから第
2のセンサーへのワックス押さえディスクの移動所用時
間を測定する手段を設けた。
〔作用〕
回転しているワックスの端部に糸条を接触走行させるこ
とにより、ワックスが糸条に付着されて摩耗すると、そ
の摩耗に応じてワックス押さえディスクがスプリングの
付勢力により移動する。ワックス押さえディスクに設け
たマグネットにより、第1のセンサーと第2のセンサー
とで、その移動を検知する。ワキシング中、第1のセン
サーから第2のセンサーへのディスクの移動所要時間の
測定により、付着量は検知される。即ち、所要時間が解
れば、ワックス消耗量と糸条走行量から簡単にワックス
付着量は算出される。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基いて説明する。
ワキシング装置1は主として、ワックス2をワックス受
け3の方向へ押圧するスプリング4とワックス押さえデ
ィスク5とからなっている。
ワックスカバー6は断面ほぼコ字形の箱体で、その開放
面には、蓋体7がワックスカバー6の端部に軸8で回動
して開閉できるように枢支され、また、蓋体7には、後
述するワックス支持軸9の頭部10が当らないように開口
部11が設けられ、蓋体7の内側には球形頭部を有するワ
ックス受け3が設置されている。
ワックスカバー6には、モータ12が固定され、モータ12
の軸13には、ワックス支持軸9がセット螺子14で固着さ
れ、ワックス支持軸9には、先端部にワックス支持軸頭
部10がボルト15にて固着され、その反対側の基部にはス
プリング受け16が設けられる。
ワックス押さえディスク5は、ワックス支持軸9に摺動
自在に嵌挿され、スプリング4にてワックス受け3の方
向へ付勢され押圧されている。このワックス押さえディ
スク5には、マグネット17が1個または数個固着され、
一方、ワックスカバー6には、マグネット17に対向する
位置にマグネット17を検知する第1のセンサー18と第2
のセンサー19とがワックス支持軸9と同方向に間隔を有
して設けられている。このセンサーは例えば、リードス
イッチなどで、第1のセンサー18がワックス押さえディ
スクを検知し、次いで第2のセンサー19がワックス押さ
えディスクを検知するまでの所用時間を測定する手段を
構成している。図中、20はワックス押さえディスク5に
設けたワックス固定用の突刺,21は糸ガイド,22は糸ガイ
ドの糸通孔である。
上記のワキシング装置のワックス付着量検知装置の作用
を以下説明する。
図面に示すように糸条Yは、糸ガイド21,21を通ってゆ
っくり回転するワックス2の端面2aに接触して走行する
と、糸条Yにワックスが付着し、ワックス2は徐々に消
耗してゆき、つれて、スプリング4の付勢力により、図
面上左方へワックス押さえディスク5が移動してゆく。
そこで、まず、第1のセンサー18でマグネット17、即
ち、ワックス押さえディスク5を検知し、更にワックス
2の消耗により移動するワックス押さえディスク5を第
2のセンサー19で検知する。この場合、制御装置のカウ
ンターなどで各センサーでの検知により時間を測定して
ワックスの糸条への付着量を算出すればよい。付着量の
算出について具体的に説明すると、第1のセンサー18と
第2のセンサー19の間隔から、センサー間のワックス量
(g)は予め解り、また糸条Yの走行速度(m/分)も糸
条の供給装置の回転数などから予め解るものであるか
ら、そのセンサー間のワックス押さえディスク5の移動
所要時間(分)が測定されると、糸条の走行量(m)が
算出され、糸条へのワックス付着量が、ワックス量
(g)/糸条の走行量(m)の式で算出される。
実施に際しては、移動所要時間または付着量を機台に表
示するようにすれば、簡単にワックス付着量を知ること
ができる。また、第2のセンサー19の取付け位置を、ワ
ックスが消耗して、次の新しいものとの取り換え時期の
位置としておけば、ワキシング装置の稼動中、ワックス
の取り換え時期に表示器,ランプなどで報知して、ワッ
クスが薄くなって割れる前に取り換えることもできる。
〔考案の効果〕
本考案ワキシング装置は以上詳細した如く構成したの
で、ワックスの消耗につれて移動するワックス押さえデ
ィスクの位置をワキシング中に簡単に検知することがで
き、その各センサー間の移動所要時間により、簡単に糸
条へのワックス付着量を算出検知することができる。ま
た、第2のセンサーの取り付け位置によっては、実施例
の項中で説明したように、ワックスの取り換え時期を的
確に報知することもでき、ひいては消耗したワックスが
割れ糸条に障害のを与える事態の発生するのを防止する
こともできる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案ワックス付着量検出装置を示す一部切欠
断面図である。 1…ワキシング装置,2…ワックス, 3…ワックス受け,4…スプリング, 5…ワックス押さえディスク, 6…ワックスカバー,9…ワックス支持軸, 17…マグネット,18…第1のセンサー, 19…第2のセンサー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワックスと、該ワックスをワックスカバー
    に設けたワックス受け側に押圧するようスプリングで付
    勢されたワックス押さえディスクとを、ワックスカバー
    内のワックス支持軸に摺動自在に装着し、ワックスカバ
    ーには前記ワックス押さえディスクを検知する、第1,第
    2のセンサーをワックス支持軸と同方向の間隔を有して
    設け、前記第1,第2のセンサーの検知時間差を測定する
    手段を設けてなるワックス付着量検出装置。
JP1990011190U 1990-02-07 1990-02-07 ワックス付着量検出装置 Expired - Lifetime JPH0643182Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990011190U JPH0643182Y2 (ja) 1990-02-07 1990-02-07 ワックス付着量検出装置

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JP1990011190U JPH0643182Y2 (ja) 1990-02-07 1990-02-07 ワックス付着量検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03103277U JPH03103277U (ja) 1991-10-28
JPH0643182Y2 true JPH0643182Y2 (ja) 1994-11-09

Family

ID=31744582

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990011190U Expired - Lifetime JPH0643182Y2 (ja) 1990-02-07 1990-02-07 ワックス付着量検出装置

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JP (1) JPH0643182Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0165878U (ja) * 1987-10-23 1989-04-27
JPH0315565Y2 (ja) * 1988-06-23 1991-04-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03103277U (ja) 1991-10-28

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