JPH0642660A - 空気弁 - Google Patents

空気弁

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JPH0642660A
JPH0642660A JP19880092A JP19880092A JPH0642660A JP H0642660 A JPH0642660 A JP H0642660A JP 19880092 A JP19880092 A JP 19880092A JP 19880092 A JP19880092 A JP 19880092A JP H0642660 A JPH0642660 A JP H0642660A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】少量と大量の吸排気が行なえるようにする。流
体配管への注水または排水時に、大量の空気を排出また
は吸入して、給排水時間を短縮する。 【構成】弁室5内の弁体11を、フロート9に連結され
る下弁16と、上動時に大径通気孔13aに着座する上
弁17とに分割する。両弁16,17をそれぞれを個別
に上下動可能に設ける。上弁17に小径通気孔28を縦
方向に貫通形成し、該小径通気孔28を下弁16の着座
にて閉塞させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体を移送する流体配
管、特に下水や汚泥或いは農水等の異物を含んだ流体を
移送する流体配管に設けられ、該流体配管内の空気の排
出及び吸入に用いられる空気弁に関する。
【0002】
【従来の技術】下水等の流体を移送する流体配管には、
流体配管内の空気や流体から発生するガスを排出した
り、或いは流体配管に空気を導入して、配管内の流体を
円滑に排出するために、例えば特開平2−125183
号公報に示される如き空気弁が取付けられる。
【0003】この空気弁は、弁箱下部のフロート室と弁
箱上部の弁室との間に、フロート室の大径胴部よりも小
径の空気室を形成して、大径胴部の大量の空気を小径空
気室で圧縮することにより、弁箱内部の圧力を上昇させ
て、フロート室へ溢流する流体の圧力と平衡を保ち、流
体が弁室や通気孔に上昇するのを防止できるようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の事例を
始めとする一般の空気弁では、吸排気量が一定であるた
め、流体配管の流体流量に即した吸排気が充分に行なえ
なかった。例えば、設置後の流体配管へ流体を充水して
行く場合に、流体と入れ代えに流体配管中の空気を空気
弁から速やかに排出する必要があるが、既存の空気弁で
は僅かな一定量しか排気することができず、充水を完了
するまでには多大な時間を要していた。
【0005】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、流体配管へ流体を
充水または排水する場合に、流体配管へ大量の空気を吸
排できて、充水や排水時間を大幅に短縮する等、弁箱内
部の空気量や流体配管の流体流れに即して、吸排気量を
自動的に加減することのできる空気弁を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的に
従い、流体配管に接続される弁箱の下部にフロート室を
設け、該フロート室に収容されるフロートを、前記流体
配管からフロート室に溢流する流体の液面上昇によって
上動させることにより、前記弁箱上部の弁室に配設され
る弁体を上動して、弁室の上部に連設された通気孔を弁
体で閉塞し、前記流体配管中の空気の排出を遮断するよ
うにした空気弁において、前記通気孔を大径の通気孔と
なし、前記弁体を、前記フロートと連結される下弁と、
上動時に前記大径通気孔を閉塞する上弁とに分割し、該
上弁に小径通気孔を縦方向に貫通形成して、該小径通気
孔を前記下弁の着座にて閉塞するようにしたことを特徴
としている。
【0007】
【作用】かかる構成では、フロートが下限位置にある場
合に、弁室内部の下弁及び上弁も下限に位置し、上弁は
下弁に着座していて、上弁の小径通気孔を閉塞してお
り、下弁と弁室上部の大径通気孔とが離間している。流
体配管への流体の充水または排水時には、このように大
径通気孔が開口していて、流体配管にはこの大径通気孔
を通して、大量の空気が吸排気される。
【0008】次に、フロート室内に溢流する液面が上昇
し、これに伴なってフロートが下限位置から上昇する
と、下弁が上弁の小径通気孔を塞ぎながら両弁が弁室を
一体に上動して、上弁が大径通気孔に着座して塞ぎ、流
体配管中の空気の排出を遮断する。この遮断によって、
流体配管中の空気が、フロート室の流体液面と弁体との
間に溜められて行き、フロート室の流体の液面が下が
り、フロートが下降して下弁が下動する。このとき、上
弁は弁箱内部の圧力によって上部位置に留まり、上記下
弁の下動により、上弁の小径通気孔が開口する。そし
て、この小径通気孔から、流体液面上の空気が少量づつ
排出される。
【0009】若し、この排出速度以上に液面が低下する
と、上弁が下弁上に下動して、大径通気孔が開口し、こ
の大径通気孔から大量の空気が排出される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】空気弁1は、弁箱2の下端に設けられたフ
ランジ2aを、図示しない下水管等の流体配管の上面に
接続して取付けられ、弁箱2の上端に設けられた大気連
通孔3を通して、流体配管の空気を排出または吸入す
る。弁箱2の下部には、流体配管と連通するフロート室
4が設けられ、上部に大気連通孔3と連通する弁室5及
びフロート弁室6とが連設されており、更にフロート室
4と弁室5との間には、これらを連通する小径空気室7
が設けられている。
【0012】弁箱2は適数の部分に分割されていて、内
部の組付け作業が容易に行なえるようになっている。フ
ロート室4の上部は大径胴部4aとなっており、小径空
気室7では、大径胴部4aの大量の空気を圧縮すること
により、弁箱2内の圧力を上昇させて、流体配管からフ
ロート室4へ溢流する流体の圧力と平衡を保ち、流体が
弁箱2の上部へ上昇するのを防いでいる。
【0013】フロート室4には、小径空気室7の下側か
ら複数のガイドリブ8が垂設されており、これらガイド
リブ8の間に収容されたカプセル状のフロート9が、流
体液面の昇降に伴なってフロート室4を円滑に上下動で
きるようにしている。
【0014】前記弁室5には、円筒ガイド10内に弁体
11が配設されており、該弁体11は、円筒ガイド10
の底壁10aとの間に縮設されたコイルスプリング12
の弾発力にて、弁室5の上部に設けられた弁座13方向
へ付勢されている。上記弁体11は、リンク機構14及
びワイヤロープ15を介してフロート9に連結される下
弁16と、上動時に弁座13に着座して大径通気孔13
aを閉塞する上弁17とに分割されており、円筒ガイド
10内をそれぞれが個別に上下動できるようになってい
る。
【0015】上記リンク機構14は、フロート9の重量
とコイルスプリング12の付勢力とをバランスさせ、弁
体11をコイルスプリング12の強い付勢力で上部方向
へ押圧して、大気連通孔13a及び後述する小径通気孔
28を確実に閉塞すると共に、フロート9に連動する弁
体11の上下ストロークを、複数のリンクによってフロ
ート9よりも小さく抑える役割をも担っている。またワ
イヤロープ15には可撓性があって、弁箱2内の液位が
上昇して弁体11が大気連通孔13aを閉塞した際に、
フロート9の上下動を直接弁体11に伝達しない緩衝手
段としての作用を有している。
【0016】フロート弁室6では、円筒ガイド18内に
短円筒錘形のフロート弁19が収納されており、フロー
ト室4にあった流体の液面がフロート弁室6まで上昇し
た際に、フロート弁19が液面に浮いてフロート弁室上
部の弁座20に着座し、大気連通孔3を閉塞して、弁箱
2内と外部との連通を遮断する。
【0017】小径空気室7の下端には、しぶき止め21
が固設されており、またワイヤロープ15には、このし
ぶき止め21の下方位置に、同じくしぶき止め22が取
付けられている。小径空気室7側のしぶき止め21は、
上下二枚の円錐板23,24の外周を塞いで形成され、
両円錐板23,24の小孔23a,24aと中間空間部
25とからなるラビリンス状の空気通路26によって、
フロート室4と小径空気室7とに空気を流通させるほ
か、流体配管内の流体が脈動して、フロート室4内に吹
上げた際に、この空気通路26にて、小径空気室7や弁
室5にしぶきが入りにくいようにしている。
【0018】ワイヤロープ15側のしぶき止め22は、
一枚の円錐板によって形成され、小径空気室7側のしぶ
き止め21の環状ストッパ24bとの間に、弁体11が
下限位置から大径通気孔13aを閉塞するまでのストロ
ークよりも長い間隔を以て取付けられている。このしぶ
き止め22では、小径空気室7側のしぶき止め21と共
にしぶきの影響を防ぐほか、流体の吹上げでフロート9
が姿勢を崩しながら急激な上昇をした際に、しぶき止め
22を環状ストッパ24bに当接させることにより、フ
ロート9の挙動を抑えて極力安定した姿勢を確保できる
ようにしている。
【0019】前記下弁16は、頭部16aに連なる下部
の弁軸16bが、カラー27にガイドされ、該弁軸16
bに上述のリンク機構14が連結されると共に、リンク
機構14から吊下げられたワイヤロープ15にフロート
9が吊持されている。この下弁16は、フロート9が流
体液面からの浮力を受けない状態にあって、自重やリン
ク機構14等の重量により、コイルスプリング12の弾
発力に抗して下位の下限位置にある。また、フロート9
が流体の液面上昇によって浮力を受け、ガイドリブ8内
を上昇すると、下弁16がコイルスプリング12の弾発
力によって弁室5を上動する。
【0020】一方上弁17は、円筒部17bの上部を蓋
板17aで塞いだ逆有底筒状に形成されていて、その内
部に下弁16の頭部16aが収容されている。蓋板17
aには、小径通気孔28が上下方向に貫通形成されてお
り、大径通気孔13aよりも少量の空気がこの小径通気
孔28からも流通できるようにしている。蓋板17aに
連なる円筒部17bの内面には、複数の係合ピン29が
突設されており、内部に収容された下弁16の頭部16
aを抜止めしている。また係合ピン29と蓋板17aと
の間のスペースは、下弁16の頭部16aの厚さよりも
広く設定されていて、この間隙分を、上下弁16,17
のそれぞれが他方に拘りなく上下動できるようになって
いる。
【0021】上記下弁16の頭部16aと上弁17の蓋
板17aには、上面に弁座シール16c,17cがそれ
ぞれ埋設されていて、これら弁16,17が上動した際
には、下弁16の弁座シール16cが上弁17の弁座1
7dに着座し、また上弁17の弁座シール17cが上部
の弁座13に着座して、大径通気孔13aと小径通気孔
28をそれぞれ閉塞する。
【0022】次に、上述のように構成された本実施例の
作動を説明する。
【0023】図1及び図2では、弁箱2内に流体がない
状態を示し、フロート9がフロート室4の下方に下がっ
ており、このフロート9の重量により、下弁16と上弁
17とが、下限位置へ一体に引下げられていて、小径通
気孔28は閉じ、大径通気孔13aが開口している。ま
たフロート弁19も、円筒ガイド18の底板18aに着
座したフロート弁室6の下位にあって、大気連通孔3が
開口しており、フロート室4は大径通気孔13aと大気
連通孔3を通して外部と連通している。流体配管への流
体の充水はこの状態で行なわれ、流体と入れ代った流体
配管内の空気が、大気連通孔3を通して外部へ大量に排
出される。
【0024】次に、流体配管への充水が開始され、フロ
ート室4内に流体が流入してくると、液面の上昇によっ
てフロート9が上昇し、更に弁体11の下弁16が、コ
イルスプリング12の付勢力によって、頭部16aに上
弁17を載せた状態で上動する。そして、流体配管への
充水が完了し、フロート室4が所定の液位になると、上
弁17の弁座シール17cが弁座13に着座し、大径通
気孔13aを閉塞して空気の排出を止める(図3)。
【0025】流体配管を流れる流体中の空気は、このよ
うにして空気弁1からの排出が止められてからも、フロ
ート室4内の流体を通して弁室2へ継続して排出される
ため、大径通気孔13aとフロート室4の液面との間に
画成された弁室5,小径空気室7,フロート室4の大径
胴部4aに溜められて行き、液面が徐々に下降する。同
時にフロート9が下降して、リンク機構14とワイヤロ
ープ15にてつながれた下弁16が下動する。
【0026】一方上弁17は、液面上部の圧力によって
引続き上方へ付勢され、大径通気孔13aを閉塞する上
限位置にとどまるため、下弁16は、その頭部16aが
上弁17の係合ピン29と当接した中間位置に吊持され
る(図4)。これにより、下弁16の弁座シール16c
が上弁17の弁座17dから離れて、小径通気孔28が
開口し、液面上部に圧縮された空気は、この小径通気孔
28を通して外部へ少量づつ排出されて行く。
【0027】この排出によって、液面上部の圧力が徐々
に低下して行き、上方へ付勢されていた上弁17が、下
弁16と共に下動して図1及び図2の下限位置に復帰
し、大径通気孔13aが開口する。或いは、フロート室
4の液面が下降して、フロート9と下弁16とが下動し
た場合にも、下弁16の頭部16aが係合ピン29と当
接して、上弁17を強制的に引き下げる。流体配管内の
流体を排水して行く場合に、弁体11はこの図1及び図
2の状態となり、流体の減少に伴って、大量の空気が大
径通気孔13aを通して流体配管へ導入されて行く。
【0028】本実施例は、流体配管に流体の流れがある
時は、上弁17の小径通気孔28で、従来と同様に流体
配管中の吸排気を行ない、また流体配管への流体の充水
または排水時には、弁室5の大径通気孔13aを上弁1
7で開閉させることにより、大量の流体流れに即した空
気量を自動的に吸排するので、短時間に速やかな給排水
が可能となる。
【0029】また、流体配管中の流体が圧力変動で脈動
すると、流体が弁箱2内に吹上げ、下弁16の弁座シー
ル16cと弁座17dの間や、上弁17の弁座シール1
7cと弁座13との間に、流体に含まれる土砂等の異物
を噛み込んだり、或いは弁座シール16c,17cが損
傷すると、弁座シール16c,17cと弁座17d,1
3との密着性が損われる。このため、吹上げ流体は大径
通気孔13aを通ってフロート弁室6へ上がるが、フロ
ート弁体19が流体の液面に浮いて弁座20を液密にシ
ールするので、流体が空気弁1の外部へ溢出しない(図
5)。
【0030】小径空気室7とワイヤロープ15とに設け
たしぶき止め21,22では、フロート室4と小径空気
室7との間の空気の流通経路を確保しつつ、流体の脈動
による吹上げが、フロート室4の大径胴部4aよりも上
方へ、極力行かないようになる。即ち、これらしぶき止
め21,22は、それ自体が流体の吹上げを防止するに
有効な円錐形状であるほか、小径空気室7側のしぶき止
め21では、ラビリンス状の空気通路26によって流体
が上方へ行きにくくなっており、仮に流体がしぶき止め
21よりも上に上がることがあっても、上記円錐板2
3,24のテーパ形状と内部の空気通路26とによっ
て、フロート室4へ排水し易くなっている。
【0031】一方、ワイヤロープ15側のしぶき止め2
2では、フロート9が跳ね上がると、ワイヤロープ15
が撓んで、上部の円錐板24との距離を詰めるので、空
気通路26に流体が入りにくくなる。また、フロート9
の跳ね上がりとワイヤロープ15の撓みとによって、し
ぶき止め22が環状ストッパ24bに当接するので、フ
ロート9の跳ね上がり高さを低く抑えることができ、フ
ロート9の挙動を極力抑えて、安定した姿勢で所定位置
に落下させることができる。更に、フロート9が上部壁
に引掛かって液面へ落下しなかったり、ぶつかって損傷
したりすることがなく、安定した姿勢で所定位置に落下
させることができる。
【0032】尚、本発明の空気弁は、上弁と下弁のそれ
ぞれが独自に上下動できるようにすればよく、実施例以
外の形状であっても差支えない。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、弁箱内に
配設される弁体を、下弁と上弁とに分割し、上弁に設け
た小径通気孔にて、従来と同様に流体配管中の吸排気を
行なうと共に、弁室上部の大径通気孔を下弁で開閉する
ことにより、流体配管への流体の充水または排水時に
は、流体量に応じて、小径通気孔よりも大量の空気を自
動的に吸排することができる。またこのようにして、速
やかな給排水が行なえるから、吸排水時間の大幅な短縮
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の要部拡大断面図
【図2】大量排気及び大量吸気時の空気弁を示す断面正
面図
【図3】閉状態の空気弁を示す断面正面図
【図4】小径通気孔の開状態を示す空気弁の断面正面図
【図5】弁箱上部まで流体が上がった状態を示す空気弁
の断面正面図
【符号の説明】
1…空気弁 2…弁箱 3…大気連通孔 4…フロート室 5…弁室 6…フロート弁室 7…小径空気室 9…フロート 11…弁体 12…コイルスプリング 13…弁座 13a…大径通気孔 14…リンク機構 15…ワイヤロープ 16…下弁 17…上弁 19…フロート弁体 20…弁座 21,22…しぶき止め 23,24…円錐板 23a,24a…小孔 25…中間空間部 26…空気通路 28…小径通気孔 29…係合ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体配管に接続される弁箱の下部にフロ
    ート室を設け、該フロート室に収容されるフロートを、
    前記流体配管からフロート室に溢流する流体の液面上昇
    によって上動させることにより、前記弁箱上部の弁室に
    配設される弁体を上動して、弁室の上部に連設された通
    気孔を弁体で閉塞し、前記流体配管中の空気の排出を遮
    断するようにした空気弁において、前記通気孔を大径の
    通気孔となし、前記弁体を、前記フロートと連結される
    下弁と、上動時に前記大径通気孔を閉塞する上弁とに分
    割し、該上弁に小径通気孔を縦方向に貫通形成して、該
    小径通気孔を前記下弁の着座にて閉塞するようにしたこ
    とを特徴とする空気弁。
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CN105952939A (zh) * 2016-07-01 2016-09-21 福建省海洋阀门科技有限公司 一种改进型双密封排气阀

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