JPH0640198B2 - 主要画像検出方法及びこれを用いた写真焼付露光量決定方法 - Google Patents

主要画像検出方法及びこれを用いた写真焼付露光量決定方法

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JPH0640198B2
JPH0640198B2 JP61032389A JP3238986A JPH0640198B2 JP H0640198 B2 JPH0640198 B2 JP H0640198B2 JP 61032389 A JP61032389 A JP 61032389A JP 3238986 A JP3238986 A JP 3238986A JP H0640198 B2 JPH0640198 B2 JP H0640198B2
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/72Controlling or varying light intensity, spectral composition, or exposure time in photographic printing apparatus
    • G03B27/73Controlling exposure by variation of spectral composition, e.g. multicolor printers
    • G03B27/735Controlling exposure by variation of spectral composition, e.g. multicolor printers in dependence upon automatic analysis of the original

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、色濃度判定で主要画像を検出するようにした
主要画像検出方法と、これを用いた写真焼付露光量決定
方法に関するものである。
〔従来の技術〕
カラーネガフイルムやカラーポジフイルム等のカラー原
画をカラー印画紙に焼き付ける場合は、カラー原画の全
画面を透過した赤色平均透過濃度,緑色平均透過濃度,
青色平均透過濃度を測定し、これらの平均色濃度に応じ
て、赤色露光量,緑色露光量,青色露光量をそれぞれ制
御するのが普通である。一般的なカラー原画では、主要
画像(主要部)の他に、背景画像が写っているのが殆ど
であるが、前述したLATD方式では主要画像に注目し
ていないため、プリントされた写真を観察した場合に、
主要画像の濃度とカラーバランスとが良好に仕上がって
いないことがある。
LATD方式の問題点を解決するために、カラー原画を
モニタ用CRTに表示し、ライトペンを使用して主要画
像(例えば人物の顔)の一部をスポット的に指示し、こ
の指示された部分の三色濃度(赤色濃度,緑色濃度,青
色濃度)を測定し、この三色濃度に応じて三色露光量を
それぞれ制御する方法が提案されている(例えば特開昭
58−9136号)。しかし、この方法では、主要画像
の一部だけを指示するものであるため、主要画像の領域
全体の色濃度を正しく測定することができないという問
題がある。この問題は、ライトペン等の位置指定手段を
用いて主要画像と背景画像の境界を指定することにより
解決することができるが、しかし二種類の画像の境界を
指定する作業が面倒で時間がかかるため、実施すること
は困難である。更に、主要画像の一部濃度に基づき露光
量を決定するためには、正確な色濃度を測定する必要が
あるが、現実には非常に困難である。例えば、主要画像
が小さい場合や大きな濃淡をもつカラー原画がしばしば
存在しているからである。また、この方法は、背景画像
を無視しているため、不自然なプリント写真が得られる
ことになる。
また、原画をいくつかの領域に分割し、これらの領域の
うちの1つを選択することにより、選択された領域内を
主要画像とし、この主要画像の各点(各画素)をスキャ
ンして得た複数の濃度値から少なくとも1個の濃度特徴
値を計算し、この濃度特徴値と、原画全体を透過した平
均透過濃度とに基づいて露光量を制御するようにした露
光量決定方法が提案されている(特公昭55−2941
2号)。しかし、この方法でも主要画像の正確な濃度特
徴値が必要であるが、単位領域が広いので、選択された
1個の領域内には、オペレータが主要画像であると認定
したものの他に、背景画像が含まれていることが多い。
例えば、逆光下で人物を撮影したシーンでは、選択され
た領域内に、人物と青空とが同時に含まれていることが
あるが、主要画像が人物か青空かを判定することができ
ず、そのため誤った濃度特徴量を用いることになる。ま
た、選択された濃度特徴量だけでは、逆光シーンと認定
することも、平均透過濃度による露光の補正量を求める
ことができない。
特開昭59−164547号には、カラー原画の主要画
像と背景画像とを観察し、その濃度差を経験的に判定し
て選択キーを操作することにより、予め用意された複数
の露光量演算式の中から、1個の露光量演算式を選択し
て露光量を演算する方法が記載されている。この方法で
は、シーン分類を細かくしておくことにより、高性能の
露光制御が可能となる。しかし、シーン部類の視覚判定
には、オペレータの個人差や、判定のあいまいさ等が伴
うため、細かいシーン分類を用意してもこれを有効に活
用することができない。したがって、この方法は、原理
的には優れているが、実用上は僅かな種類のシーン分類
が用意されることになる。
また、ポジ画像での肌色の範囲に相当するネガ上での色
(以下、単に肌色という)を予め定義しておき、カラー
原画をスキャンして得た各点(画素)の色濃度から、そ
の画素が肌色範囲に含まれるかどうかを自動的に判定
し、この肌色画素の平均色濃度を用いて露光量を制御す
る方法が提案されている。(特開昭52−156624
号,特開昭53−145620号)。しかし、この方法
は、人物の肌に似ている壁等がカラー原画に含まれてい
る場合には、これを人物の肌色として誤認したり、フイ
ルム特性の経時変化や撮影光源により、灰色も肌色とし
て誤認することがあり、そのために露光制御を正しく行
えないおそれがある。
〔発明の目的〕
本発明は、カラー原画の主要画像の領域を正確かつ自動
的に検出することができるようにした主要画像検出方法
を提供することを目的とするものである。
本発明は、高性能な露光制御を簡単に行うことができる
ようにした写真焼付露光量決定方法を提供することを目
的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、カラー画像を多
数の画素に分割して各画素の色濃度を測定し、画像位置
指定手段に指定したカラー原画の部分の色濃度と同一、
又は直接的もしくは間接的に類似した色濃度を持った画
素を検出し、これらの画素で形成された領域を主要画像
であると判定するものである。この色濃度としては、赤
色,緑色,青色等の単色の濃度や、これらを組み合わせ
た値、あるいは視覚濃度等がある。前記赤色,緑色,青
色等の単色の濃度は、カラー原画の透過光又は反射光
を、特定波長域の光だけを透過するフイルタを介してイ
メージセンサーで測定し、このイメージセンサーの出力
を信号処理することにより得ることができる。また、色
とは、3つの色濃度の違いよって認められる特性であっ
て、明るさ(濃さ)に関係していない。したがって、同
色とは、3つの色濃度の比率が同じものをいい、類似色
とは比率が近いものをいう。勿論、三色濃度が同じ場合
も同色であり、また三色濃度のそれぞれが近い場合も類
似色である。三色濃度の組合わせ値としては、三色濃度
のうち2つの色濃度を組み合わせたもの、あるいは三色
濃度から求めた灰色濃度等がある。更には、三色濃度の
うち一色、例えば緑色濃度だけを用いることもできる。
前記色濃度判定は、指定された部分の色濃度を基準値と
し、これと各画素の色濃度とを直接に比較する方法の他
に、基準値を変更する方法がある。この後者の方法は、
指定された部分と間接的に濃度判定を行うものであり、
これは色濃度に連続性があるものを主要画像であるとみ
なすものである。この方法には、主要画像の画素である
と判定されたものであって、次に色濃度判定すべき画素
と隣接している画素の色濃度を基準値として用いる方法
と、既に判定された主要画像の色濃度の平均値を用いる
方法等とがある。
また、主要画像となることが多い画像のネガ上での色濃
度を予め定義しておき、指定された部分がこの色濃度で
ある場合には、各画素の色濃度が定義した色濃度の範囲
に含まれるかどうかを判定すれば、主要画像の領域を検
出することも可能になる。
本発明の写真焼付露光量決定方法は、カラー原画を多数
の画素に分割して各画素の色濃度を測定し、画像位置指
定手段で指定したカラー原画の部分の色濃度と、各画素
の色濃度とを直接又は間接的に比較することにより、指
定された部分の色濃度と同一又は類似した色濃度を持っ
た画素を検出し、これらの画素から構成された領域を主
要画像と判定し、この主要画像を除いた部分の全部又は
一部を背景画像とし、前記主要画像に含まれた各画像の
色濃度から少なくとも1種類の画像特徴量を求め、また
背景画像領域に含まれる各画素の色濃度から少なくとも
1種類の画像特徴量を求め、これらの画像特徴量を用い
てカラー原画のシーンを分類し、各分類毎に予め用意さ
れた複数の露光量演算式の中から1個の露光量演算式を
選択して露光量を検定するようにしたものである。
別の写真焼付露光量決定方法は、判定された主要画像
と、カラー原画全領域から、画像特徴量をそれぞれ算出
し、シーン分類を行って露光量を決定する。更に別の写
真焼付露光量決定方法は、主要画像領域に含まれた各画
素の色濃度から平均色濃度を求め、これから求めた主要
画像の色でシーン分類し、各シーンに対して用意されて
おり平均色濃度を演算項として含む露光量演算式を選択
して露光量を決定する。
以下、図面を参照して本発明の実施例について詳細に説
明する。
〔実施例〕
第1図は本発明を実施する写真焼付装置の一例を示すも
のである。白色光源10から放出された白色光は、拡散
筒11,ネガキャリヤ12を通り、焼付位置にセットさ
れたカラー原画例えばカラーネガフイルム13に達し、
これを下から照明する。前記拡散筒11は、内面がミラ
ー面に形成した角筒14と、その両端部に固着した2枚
の拡散板15とから構成されている。この拡散筒11
と、白色光源10との間には、照明光の赤色成分を調節
するためのシアンフイルタ16と、緑色成分を調節する
ためのマゼンタフイルタ17と、青色成分を調節するた
めのイエローフイルタ18とが配置されている。フイル
タ調節部19は、後述する露光量演算式の演算結果に応
じて、各色フイルタ16〜18の光路20への挿入量を
それぞれ調節する。例えば、シアンフイルタ16の挿入
量を多くすれば、焼付光の赤色成分が少なくなるから、
赤色露光量が減少する。前記カラーネガフイルム13
は、写真焼付時にソレノイド(図示せず)によって作動
されるマスク21で上から押さえ付けられる。
前記カラーネガフイルム13の上方には、レンズ24が
位置しており、シャッタ25が開いている間に、カラー
ネガ像がカラー印画紙26に結像される。シャッタ駆動
部27は、シャッタ25を一定時間だけ開いて標準露光
時間を与える。また、カラー印画紙26は、1コマの焼
付が終了すると、巻取りリール28に露光済みの部分が
巻き取られ、同時に未露光の部分が供給リール29から
引き出される。
前記光路20にハーフミラー32が傾斜して配置されて
おり、このハーフミラー32で反射した光でレンズ33
を通ってからハーフミラー34に達する。このハーフミ
ラー34を透過した光は、センサーユニット35に入射
し、また下方に反射した光は、カラーTVカメラ36に
入射する。センサーユニット35は、レンズ37,色フ
イルタ38,イメージセンサー39とから構成されてお
り、カラーネガ像の各画素の三色信号(赤色,緑色,青
色)を、色毎に独立に、又はミックスした状態で出力す
る。この実施例では、コストを安くするために、1枚の
イメージセンサーを使用して、100×100個の画素
(測定点)の三色信号を取り出しているが、この代わり
に赤色,緑色,青色の3枚のイメージセンサーを用いて
もよい。イメージセンサー39から取り出された三色信
号は、A/D変換器40でデジタル信号に変換され、次
に対数変換器41で濃度信号に変換されてから、I/O
ポート42を介してマイクロコンピュータ43に取り込
まれる。このマイクロコンピュータ43は、周知によう
に、I/Oポート42,CPU44,RAM45,RO
M46とから構成されており、後述する露光量の演算や
各部の制御を行う。前記RAM45は、取り込んだ色濃
度信号を色毎に分離して、フレームメモリ部45a〜4
5cに記憶する。キーボード47は、各部の制御を行う
ためのキーを備えている。なお、前記ハーフミラー32
は、白色光源10の光量を有効に活用するために、写真
焼付時に光路20から退避させるのがよい。
前記カラーTVカメラ36は、カラーネガ像を撮像して
ビデオ信号を出力する。このビデオ信号は、ネガ・ポジ
変換器48でポジ画像のビデオ信号に変換してから、コ
ントローラ49を介してカラーモニタ50に送られ、そ
の表示面にポジ画像51が表示される。このコントロー
ラ49は、同期信号から位置情報を発生して、これを位
置検出部52に送る。前記ポジ画像51を観察し、主要
画像であると判定された部分の一部を画像位置指定手段
(以下、位置指定手段という)例えばライトペン53で
指示する。このライトペン53は、カラーモニタ50が
発光た時に、入射した光を光電変換して、信号を位置検
出部52に送るから、ライトペン53で指示した位置が
検出され、この位置情報がマイクロコンピュータ43に
送られる。
前記位置指定手段として、ライトペン53の他に、タッ
チパネル、ジョイステック,デジタイザ,トラックボー
ル,XYカーソル等を使用することができる。この他
に、ネガキャリヤ12の下にスポット照明部又は液晶パ
ネルを配置し、主要画像の一部を照明又は減光した状態
と、しない状態とをイメージセンサーユニット35で測
定し、この2回の測光値を比較することにより、照明状
態が異なった部分の座標位置を検出してもよい。更に
は、ベース濃度を調べておき、主要画像の一部をスポッ
ト照明した状態で濃度測定し、ベース濃度よりも小さい
濃度となっている画素を検出してもよい。
第2図はイメージセンサーを示すものである。イメージ
センサー39は、受光面に青色フイルタを配置した青色
用光電変換部55,受光面に緑色フイルタを配置した緑
色用光電変換部56,受光面に赤色フイルタを配置した
赤色用光電変換部57とが交互に一定のピッチでマトリ
ックスに配置されている。このマトリックスのうち、3
×3個の光電変換部55〜57でカラーネガ像の1画素
を測定するための画素測定部58が構成されている。こ
の画素測定58は、点線で囲んである。
各光電変換部の信号を読み出す場合には、同じ画素内で
は同じ色の信号を加算して読み出すか、あるいは色信号
がミックスした形で読み出してマイクロコンピュータ4
3にいったん取り込み、その後画素内での加算を行って
から、RAM45内に記憶させてもよい。この実施例で
は、同色の光電変換部が画素測定部58内で適当に散ら
ばっているため、色レンジストレーションの発生をかな
り小さくすることができる。画素測定部58の個数とし
ては、例えば縦100個,横100個程度あれば充分で
ある。なお、簡単には、横又は縦に一列に並んだ3個、
もしくは三角形を形成する3個の光電変換部で画素測定
部を構成してもよい。
第3図はマイクロコンピュータ43の機能ブロック図で
ある。ライトペン53等の位置指定手段60から指定さ
れた座標位置は、基準画素決定部61に送られて基準画
素が決定される。この基準画素の決定は、同じ色濃度を
持った複数の画素が同時に指定された時には、その中心
にある画素を基準画素とする。また、複数の画素が指定
され、かつその色濃度が異なっている場合には、予め優
先順位を決めておき、その優先順位で基準画素を決定す
るのがよい。この場合に、優先された色濃度の画素が複
数ある場合には、その中心にある画素を基準画素と判定
する。
前記基準画素の位置及び色濃度は、画素領域決定部62
に送られ、この基準画素の色濃度(赤色濃度,緑色濃
度,青色濃度、又はこれらを組み合わせた値)と同一又
は類似した色濃度を持った画素を検出し、これらの画素
で形成された領域を主要画像の領域とし、そしてこの主
要画像以外の領域の全部を背景画像の領域と判定する。
この場合に、基準画素を中心にして、外側にある画素を
順次色濃度判定する。なお、主要画像以外に一部、例え
ば主要画像から一定画素分だけ外側にある部分,画面の
上方にある部分,画面の縁に沿って枠取りした部分等を
背景画像としてもよい。
前記基準画素の色濃度としては、指定された部分の色濃
度をそのまま用いてもよいが、指定された部分の色が主
要画素の本来の色から少し偏っている場合には、これを
中心として色濃度判定が行われるから、類似色となる範
囲がずれる。そのため、主要画像でないものをそうであ
ると判断したり、あるいはこの逆の判定を行うおそれが
ある。そこで、主要画素の判定を正確に行うために、主
要画素となることが多い画像の色(基準色)の範囲を色
濃度(基準色濃度)で定義しておき、基準画素の色濃度
がこの基準色の範囲に含まれる場合には、主要画像の判
定に基準色の定義を用いる。逆にフイルム特性が異なる
ことにより、基準色の色濃度が偏っている場合に、正確
な基準画素の色により、基準色の範囲を変更して用いる
ことができる。
一般的に、主要画像となることが多いものは人物である
から、基準色としてポジ画像での肌色を用いるのがよ
い。また、雪,建造物,石造物等の灰色も主要画像とな
ることが多いために、灰色(中性色)を基準色として用
いるのがよい。これらの基準色は、第4図に示すよう
に、R−G(赤色濃度と緑色濃度との差)と、G−B
(緑色濃度と青色濃度との差)を軸とする色濃度座標上
でその範囲を決めることができる。また三色濃度を軸と
する閉じた色立体で定義することもできる。そして、位
置指定手段60で指定された画素の色濃度がこの定義し
た範囲に含まれる場合には、これを基準色と判定する。
前記基準色による判定は、ネガ上で測定した色濃度を用
いて行われるから、実際はポジ画像での色に相当するネ
ガ上での色(補色)となる。以下の説明では、発明を理
解しやすいように、ポジ上での色で説明する。なお、メ
ガ・ポジ変換して色濃度判定するシステムを用いれば、
肌色になることは勿論である。また、肌色の定義と、肌
色画素の検出方法は、例えば特開昭52−156624
号,特開昭53−145620号に記載されている。
また、基準色の検出を簡単に行うには、第5図に示すよ
うに、二次元の色濃度座標において、矩形で定義するの
もよい。この場合には、基準色の中心を〔(G−
B),(R−G)〕と、それからの距離α,βを決
めておき、画素が〔(G−B),(R−G)〕の場
合に、次式を成立する場合に、これを基準色とする。
|(G−B)−(G−B)|<α |(R−G)−(R−G)|<β 基準色メモリ部63には、前述した基準色の範囲を色濃
度で定義したデータが記憶されている。そこで、基準画
素決定部61は、基準色メモリ部63のデータを用い
て、基準画素の色濃度が基準色の濃度範囲に含まれてい
るかどうかを決定し、その結果を画像領域決定部62に
送る。この画像領域決定部62は、基準画素が基準色で
あると判定された場合には、基準色メモリ部63に記憶
されたデータと各画素の色濃度を比較し、色濃度判定で
各画素が基準色かどうかを判定し、それにより主要画像
の画素を検出する。もし、基準画素がその色濃度から基
準色でないと判定されている場合には、画像領域決定部
62は基準画素の色濃度と同一又は類似した色濃度の画
素を検出し、これを主要画像と決定する。この色濃度の
類似は、二次元又は三次元の色濃度座標において、円,
矩形,球体等の図形で定義しておき、基準画素の色濃度
座標をその図形の中心にした場合に、比較すべき画素の
色濃度がこの図形に含まれる時に、この画素の色濃度を
基準画素の色濃度に類似した色濃度であると判定する。
前記画像領域決定部62は、主要画像領域と背景画像領
域を決定することができるため、各領域内で露光制御の
ための特徴量を取り出して露光量を演算することも可能
である。例えば、主要画像の領域内で赤色平均濃度、緑
色平均濃度,青色平均濃度をそれぞれ算出し、これらの
平均色濃度を用いて各色の露光量を決定したり、あるい
は2つの領域の平均色濃度を用いて各色の露光量を決定
してもよい。本発明の露光量決定方法では、高性能の露
光制御を行うため、2つの領域から画像特徴量を算出
し、この画像特徴量を用いてシーン分類し、各シーン毎
に用意された露光量演算式を選択して露光量を決定する
ようにしている。この画像特徴量としては、色々なもの
が考えられるが、本実施例では平均色濃度を用いてい
る。
主要画像領域と背景画像領域の位置情報は、平均色濃度
演算部64に送られ、画像特徴量としての平均色濃度の
算出に用いられる。この平均色濃度演算部64は、主要
画像領域の平均色濃度演算部65と、背景画像領域の平
均色濃度演算部66とから構成されており、各領域内で
色毎の平均濃度を算出する。すなわち、平均色濃度演算
部65は、主要画像領域に含まれる各画素の色濃度をR
AM45から読出して、赤色平均濃度,緑色平均濃度,
青色平均濃度をそれぞれ算出し、同様に平均色濃度演算
部66は背景画像領域の平均色濃度を算出する。この平
均色濃度としては、各画素の色濃度を加算した値を画素
数で割った算術平均値や、領域内での最大値と最小値の
中間値等が用いられる。
各領域の平均色濃度は、シーン分類情報の1つとして用
いられる灰色濃度差を算出するために、灰色濃度差演算
部67に送られる。ここで各領域毎に、赤色平均濃度,
緑色平均濃度,青色平均濃度を用いた算術平均から灰色
濃度値が算出され、次に2個の領域の灰色濃度の差が算
出される。
シーン分類情報としては、灰色濃度差の他に、主要画像
の平均色濃度が用いられる。これらのシーン分類情報
は、露光量演算式選択部68に送られ、2種類のシーン
分類情報の組み合わせからシーン分類が行われ、そして
各シーン毎に用意された露光量演算式が選択される。な
お、灰色濃度差の代わりに、灰色濃度の比や、2つの領
域の平均色濃度を線形に組み合わせた値をシーン分類情
報として用いることも可能である。前記露光量演算式と
しては、例えば特開昭52−23936号,同54−2
8131号に開示されたものや、あるいは極値情報(最
大値,最小値)、画面位置平均濃度情報(画面の上半分
を下半分),ヒストグラム情報等を特徴量とする露光量
量演算式が使用される。また、これらの露光量演算式
に、主要画像の平均色濃度や背景画像の平均色濃度を特
徴量として加えてもよい。
特徴量演算部69は、RAM45に記載された各画素の
色濃度から、露光量演算式に用いられる特徴量を算出
し、これを露光量演算部68に送り、選択された露光量
演算式に代入して、青色露光量,緑色露光量,赤色露光
量をそれぞれ算出する。この各色の露光量は、フイルタ
調節部19に送られ、色フイルタ16〜18の光路20
への挿入量がそれぞれ調節される。
第6図は露光制御の手順を示すものであり、これを参照
して第1図の写真焼付装置の作動について簡単に説明す
る。カラーネガフイルム13が移送手段(図示せず)で
移送され、そのプリントすべきコマがネガキャリヤ12
の上に位置決めされる。フイルタ調節部19は、色フイ
ルタ16〜18の先端を光路20内の標準位置に挿入し
た状態に保持しているため、白色光源10から放出され
た白色光は、その一部が色フイルタ16〜18を通り、
拡散筒11で充分に拡散されてから、カラーネガフイル
ム13に達する。このカラーネガフイルム13を透過し
た光は、レンズ24,ハーフミラー32,レンズ33を
それぞれ通り、ハーフミラー34に入射する。このハー
フミラー34を透過した光は、センサーユニット35に
入射し、またハーフミラー34で反射された光はカラー
TVカメラ36に入射する。
前記センサーユニット35は、カラーネガ像をスキャン
して各画素の三色成分をそれぞれ測定し、各画素の色信
号を出力する。この色信号は、対数変換,濃度変換され
てから、マイクロコンピュータ43のRAM45に色毎
に分離された状態で格納される。また、カラーTVカメ
ラ36から出力されたビデオ信号は、ネガ・ポジ変換さ
れてからカラーモニタ50に送られ、ポジ画像で表示さ
れる。このカラーモニタ50を観察して、主要画像であ
ると認られる部分をラインペン53で指す。このライト
ペン53で指示された位置情報は、マイクロコンピュー
タ43に入力される。
前記マイクロコンピュータ43は、前述した手順により
基準画素を決定し、この基準画素から主要画像と背景画
像とを検出し、その結果をRAM45の画像領域テーブ
ルに書き込む。第7図は、画像領域テーブルをカラーネ
ガ像に対応した状態で示してある。ここで、点線で囲ん
だ画素73は、第2図に示す画素測定部58で測定され
る1画素の領域である。ハッチングで示した基準画素7
4の位置が決まると、これを中心にして矩形状をした判
定エリヤ75を決める。主要画像は、基準画素74の周
辺に広がっており、これから比較的離れた位置にあるも
のは主要画像でないことが多いという経験則を利用し、
主要画像を高精度で検出するためである。なお、判定エ
リヤ75を決めないで、基準画素74との連続性を考慮
して主要画像の領域を判定してもよい。
判定エリヤ75の決定後に、基準画素74の色濃度か
ら、これが基準色かどうかを調べ、基準色の場合には基
準色メモリ63に記憶した基準色の定義を使用し、RA
M45から読み出した色濃度と比較して、各画素が基準
色かどうかを判定し、その結果を画像領域テーブルに書
き込む。基準画素74が基準色でない場合には、基準画
素の色濃度と同一又は類似しているかどうかを判定す
る。この色濃度判定により、ハッチングで示した主要画
像76の領域が決定され、そして主要像領域76の外側
にある領域が背景画像領域と決定される。
別の方法としては、主要画像と判定された画素数(面
積)が一定値に達した時に、主要画像の検出を停止して
もよい。これは、主要画像が広い範囲で分布している場
合には、その一部だけを主要画像であると判定し、残り
は背景画像とみなすものである。この判定方法は、判定
時間を短縮し、指定した部分を中心として領域を重点と
した画像特徴量を求めることができる。主要画像の最大
画素数は、全画素数の1/4〜1/100程度の範囲が
よい。この場合には、背景画像としては、主要画像を除
いた画像の縁に接した枠形の領域とするのがよい。
次に、各画像領域の画像特徴量が算出され、この画像特
徴量からシーン分類が行われ、そしてシーンに対応して
露光量演算式が選択される。この選択された露光量演算
式に、特徴量を代入して各色毎の露光量が算出される。
算出された各色の露光量に応じて、その補色の色フイル
タ16〜18が標準位置から退避され、又は光路20の
中心に向かって更に挿入され、焼付光の三色光成分が調
節される。
キーボード47のプリントキーを操作すれば、シャッタ
25が一定時間だけ開き、カラーネガ像がカラー印画紙
26に焼き付られる。この焼付後に、カラー印画紙26
及びカラーネガフイルム13は、1コマ分だけ給送され
る。これとともに、フイルタ調節部19は、色フイルタ
16〜18を光路20の標準位置に戻す。
前記実施例では、色フイルタ16〜18を用いて各色の
露光量を調節し、濃度とカラーバランスが良好なプリン
ト写真を作成している。しかし、カラーネガ像によって
は、色フイルタ16〜18で補正しきれないこともある
が、この場合には、シャッタ25の露光時間をステップ
的に短縮又は延長し、その分色フイルタ16〜18の光
路への挿入量を加減すればよい。また、露光量演算式で
は、色補正量を算出して色フイルタ16〜18を制御
し、露光量が不適正なもの(オーバーネガ像,アンダー
ネガ像,逆光ネガ像)に対しては、別に濃度補正量を算
出し、シャッタ26の露光時間を標準露光時間から延長
又は短縮してもよい。
第8図は位置指定手段としてタッチパネルセンサー80
を用いたものである。このタッチパネルセンサー80で
は、指81で位置指定が行われるから、同時に多数の画
素が指定されることになる。この場合には、第9図に示
す手順により、基準画素の位置と色を決定する。
次に、第9図ないし第12図を参照して、第6図のフロ
ーチャートを詳細に説明する。この第9図は基準画素の
位置と色濃度の決定の手順の具体例を示すものである。
指定された複数の画素の中に、肌色の画素があるかどう
かについて判定が行われる。もし、1個の肌色画素が存
在している場合には、これを基準画素とし、かつ定義さ
れた肌色を色濃度判定に用いる。肌色画素が複数ある場
合には、これらの中心にある画素を基準画素とする。
肌色の画素がない場合には、灰色画素があるかどうかに
ついて判定される。もし、灰色画素が1個ある場合に
は、それを基準画素とし、かつ定義された灰色を色濃度
判定を用いる。灰色の画素が複数ある場合に、その中心
にある画素を基準画素とする。灰色画素がない場合に
は、指定された画素が1個の場合には、それを基準画素
とし、かつこの画素の色濃度を主要画像の判定に用い
る。指定された画素が複数の場合には、その中心にある
画素を基準画素とし、かつその色濃度を判定の基準とし
て用いる。
第10図は主要画像領域を検出するための色濃度判定を
示すものである。基準画素の色濃度を読み出し、これが
肌色の濃度範囲かどうかを判定する。もし、肌色の濃度
範囲である場合には、前述した測定エリヤ内の各画素の
色濃度を読み出し.隣接する肌色の画素を探す。基準画
素が、肌色でなくて灰色の場合には隣接する灰色の画素
を探す。基準画素が肌色,灰色のいずれでもない場合に
は、基準画素の色濃度と同一又は類似した色濃度の画素
を探して主要画像の領域を決定する。
前記色濃度判定は、基準画素の色濃度と各画素の色濃度
の差もしくはその絶対値、又は比を取り、予め定めた範
囲内例えば色濃度差が0.05よりも小さい場合には、
これを主要画像に含まれる画素として判定する。色濃度
が赤色,緑色,青色の三色の場合には、各色毎に調べら
れ、もし一色でも定められた範囲内でない場合には、こ
の画素を主要画像でないと判定する。
別の色濃度判定としては、2つ又は3つの色濃度を組み
合わせた値、例えば赤色濃度と緑色濃度の差、緑色濃度
と青色濃度の差を用いて行ってもよい。また、三色濃度
から算出した灰色濃度(赤色,緑色,青色の三色の平均
濃度、又はこれらを重み付けしたものの平均濃度)や、
この灰色濃度と各色濃度の比を用いて判定を行うことが
できる。なお、この灰色濃度は、色フイルタを付けない
イメージセンサーを用いて直接に求めることができる。
前記主要画像領域の検出において、肌色や灰色等の基準
色判定を省略することも可能である。この基準色判定
は、性能向上に役立つが、逆に主要画像領域の検出のバ
ラツキを大きくする可能性もある。
更に、基準画素との直接的な比較の他に、主要画像の画
素であると判定されており、かつ判定すべき画素に隣接
した画素の色濃度を判定基準値として用いたり、あるい
は検出済み画素の色濃度の平均値を判定基準値として用
いてもよい。
第11図は、画像特徴量とシーン分類情報の演算手段を
示すものである。画像領域テーブルに記憶された判定結
果を参照して、RAM45から順次読み出した各画素の
色濃度を主要画像と背景画像とに分ける。そして、各画
像領域内で、色毎に濃度値を加算し、かつその個数を調
べる。ここで、D1は、主要画像領域に含まれる画素の
濃度であり、D2は背景画像に含まれる画素の濃度であ
る。また、iは個々の画素を表し、jは色を表す。j=
1は赤色であり、j=2は緑色であり、j=3は青色で
ある。N1は、主要画像領域に含まれる画素の個数であ
り、N2は背景画像領域に含まれる画素の個数である。
各領域内で色毎に加算された濃度値を個数で割るから、
主要画像領域の平均色濃度と、背景画像領域の平均色濃
度が算出される。この平均色濃度には、記号の上に横棒
が付してある。こうして求めた平均色濃度を画像特徴量
とし、これらからシーン分類情報を算出する。このシー
ン分類情報は、RG(主要画像領域の赤色平均濃度と緑
色平均濃度の差),GB(主要画像領域の緑色平均濃度
と青色平均濃度の差),ΔD(主要画像領域の灰色濃度
と背景画像の灰色濃度の差)である。このΔDの代わり
に、赤色平均濃度,緑色平均濃度,青色平均濃度、又は
これらの組合せ値を用いることができる。
第12図はシーン分類を示すものである。このシーン分
類では、主要画像の色味(RG,GB)から、粗くシー
ン分類を行い、次にその中でΔDを用いて細かくシーン
分類する。主要画像として多い被写体と、その色(ポジ
画像での色)の関係は次の通りである。
肌色(FL)……人物 灰色(Gr)……雪,建造物,石造物等 緑〜青(GB)……風景,植物 そこで、本実施例では、主要画像の色味から、肌色(F
L),灰色(Gr),緑〜青(GB),その他(Z)の
4種類に分類している。
また、ΔDによる細分類は、−0.10未満、−0.1
0から0.05未満,0.05から0.20未満,0.
20以上の4段階で行われる。これらの分類により、F
1〜F16の露光量演算式のいずれか1つが選択され
る。この関係を次表に示す。
前記露光量演算式F1としては、次のものが用いられ、
色毎にその色の特徴量を用いて露光量が算出され、対応
した色と補色の色フイルタがそれぞれ調節される。ここ
で、jは赤色,緑色,青色のいずれか1つを表す。
=−3.59+(3.7×DFMX)+(1.8×DFMI
)−(3.7×DCA)+(1.1×DCMX)+(0.
5×DCMI)−(1.0×DLWA)+(1.1×DL
WX)−(0.8×NHCN)−(2.3×NLCN
+(0.5×NSD)−(0.6×NGRAY) 前記露光量演算式に用いられている特徴量は次の通りで
ある。
DFMX:画面全体の最大濃度 DFMI:画面全体の最小濃度 DCA:画面中心部の平均濃度 DCMX:画面中心部の最大濃度 DCMI:画面中心部の最小濃度 DLWA:画面下半分の平均濃度 DLWX:画面下半分の最大濃度 NHCN:0.8×(DFMX−DFMI)+DF
MIよりも大きい濃度の画素数 NLCN:0.2×(DFMX−DFMI)+DF
MIよりも小さい濃度の画素数 NSD:画面周辺部の平均コントラスト NGRAY:画面中の灰色画素の個数又は面積 その他の露光量演算式F2〜F16は、シーンの応じて
係数を変えたものが用いられる。勿論、別の特徴量を用
いた露光量演算式を使用してもよい。また、露光量演算
式F1〜R16は、三色についてそれぞれ演算すること
なく、一色又は三色の平均の露光量として求め、別の方
向で求めた三色の色バランス量とにより、露光量を決定
してもよい。
更に、露光補正量演算式として、別に求めた基本露光量
に対する露光補正量を求めてもよい。基本露光量の決定
には、例えば、背景画像の画像特徴量等を用いることが
できる。
シーン分類の例としては、主要画像の色とΔDの組合わ
せの方法を挙げたが、必ずしも全部の組合わせでシーン
分類する必要はなく、少ないシーン分類で高い得率が得
られるのが望ましいことは当然である。また、主要画像
の色又はΔDの一方だけでシーン分類しても有効であ
る。主要画像の色だけでシーン分類する場合は、主要画
像の色濃度に基づき露光量を決定するのがよい。また、
別の方法としては、主要画像の画像特徴量と、カラー画
面全面の画像特徴量との比較値によってシーン分類を行
ってもよい。この方法は、背景画像の画像特徴量を用い
る方法に比べて、分類精度や得率が悪くなるが、それで
も従来の露光量決定方法に比べて、より高い性能を得る
ことができる。更に、主要画像の色で主要画像の種類を
指定してシーン分類する代わりに、オペレータの視認で
見出した主要画像の種類(例えば人物,風景,花等)を
キーボード等で直接に入力し、この指定された主要画像
の種類をシーン分類要素として用いることも有効であ
り、この場合も本発明に含まれるものである。
上記実施例は、本発明を写真焼付装置に利用したもので
あるが、本発明がネガ検定機等に用いることができるも
のである。
〔発明の効果〕
本発明は、カラー画像の一部を指定するだけで主要画像
の領域を自動的に検出することができるから、操作が極
めて簡単になり、しかも色濃度判定で主要画像を検出す
るから、正確な検出を行うことができる。
また、本発明の写真焼付露光量決定方法では、指定され
た主要画像の一部から、主要画像の領域と、背景画像の
領域とを自動的に判定し、これらから画像特徴量をそれ
ぞれ演算し、この画像特徴量を用いてシーン分類し、シ
ーン分類毎に予め用意しておいた複数の露光量演算式の
中から1個の演算式を選択して露光量を演算するように
したから、オペレーラの個人差等に影響されることな
く、高性能の露光制御を行うことができる。
また、本発明は、主要画像の正確な検出により、正確な
画像特徴量が求められ、主要画像と背景画像との関係を
含むシーンの分類が細かく、かつ正確に行うことが可能
となる。各シーンに対して予め定められた露光量演算式
は、主要画像と背景画像との関係が類似な画像に対して
適用されるため、高精度の演算式を決定することができ
る。主要画像が小さくて不正確な特徴量であっても、こ
れをシーン分類に使用しているため、露光量の精度低下
は小さい。また、背景画像を考慮しているため、自然な
感じのプリント写真を作成することができる。更に、主
要画像の平均色濃度を用いれば、主要被写体が何である
かを判定することが可能になり、この主要被写体に露光
量演算式を用意しておけば、風景,人物,静物等が小さ
い場合でも、仕上がりが良好となり、得率がほぼ100
%となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する写真焼付装置を示す概略図で
ある。 第2図はイメージセンサーの一例を示す説明図である。 第3図はマイクロコンピュータの機能ブロック図であ
る。 第4図は基準色を定義した二次元色濃度座標を示すグラ
フである。 第5図は類似色の範囲を示す二次元色濃度座標のグラフ
である。 第6図は第1図に示す装置の露光制御の手順を示すフロ
ーチャートである。 第7図は画像領域テーブルを示す説明図である。第8図
はタッチパネルセンサーを示す説明図である。 第8図はタッチパネルセンサーを示す説明図である。 第9図は基準画素の位置と色濃度を判定する手順を示す
フローチャートである。 第10図は主要画像領域の判定手順を示すフローチャー
トである。 第11図は画像特徴量と、シーン分類情報の算出手順を
示すフローチャートである。 第12図はシーン分類と露光量演算式の選択を示すフロ
ーチャートである。 10…白色光源 13…カラーネガフイルム 16…赤色フイルタ 17…緑色フイルタ 18…青色フイルタ 26…カラー印画紙 32,34…ハーフミラー 35…センサーユニット 36…カラーTVカメラ 50…カラーモニタ 51…ポジ画像 53…ライトペン 74…基準画素 75…測定エリヤ 76…主要画像領域 80…タッチパネルセンサー。

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー原画を多数の画素に分割して各画素
    の色濃度を測定し、画像位置指定手段で指定したカラー
    原画の部分の色濃度に対し、所定の関係の色濃度を持っ
    た画素を検出し、これらの画素で形成された領域を主要
    画像であると判定することを特徴とする主要画像検出方
    法。
  2. 【請求項2】前記主要画像の検出は、1画素毎に順次行
    うようにし、この際に新たに主要画像であると判定され
    た画素の色濃度を用いて、次の画素の色濃度と比較する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の主要画像
    検出方法。
  3. 【請求項3】前記主要画像の検出は、1画素毎に順次行
    うようにし、この際に主要画像であると判定されている
    全部の画素の平均色濃度を用いて、次の画素の色濃度と
    比較することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    主要画像検出方法。
  4. 【請求項4】前記色濃度は、赤色濃度,緑色濃度,青色
    濃度であることを特徴とする特許請求の範囲第1項ない
    し第3項いずれか記載の主要画像検出方法。
  5. 【請求項5】前記主要画像は、同じ色の色濃度の差又は
    比が一定値以内である画素から形成されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第4項記載の主要画像検出方
    法。
  6. 【請求項6】前記色濃度は、赤色濃度,緑色濃度,青色
    濃度の組合せ値であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項ないし第3項いずれか記載の主要画像検出方法。
  7. 【請求項7】前記組合せ値は、2つの色濃度の差又は比
    であり、これらの値が一定値以内の画素で主要画像が形
    成されることを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の
    主要画像検出方法。
  8. 【請求項8】前記組合せ値は、赤色濃度,緑色濃度,青
    色濃度から求めた灰色濃度であることを特徴とする特許
    請求の範囲第6項記載の主要画像検出方法。
  9. 【請求項9】前記色濃度は、視覚濃度であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項ないし第3項いずれか記載
    の主要像検出方法。
  10. 【請求項10】前記色濃度は、緑色濃度であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項いずれか記
    載の主要像検出方法。
  11. 【請求項11】前記指定されたカラー原画の部分が1個
    の画素の場合にはその画素を基準画素とし、また複数個
    の場合には、そのほぼ中心にある画素を基準画素とし、
    この基準画素を中心にして定めた一定な範囲内で基準画
    素の色と同一又は類似した色を持った画素を検出するよ
    うにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    主要画像検出方法。
  12. 【請求項12】特定な色に対しては類似した色となる範
    囲を予め定めておき、指定されたカラー原画の部分の色
    が特定な色の類似範囲に含まれている場合には、この類
    似範囲に含まれた色を持った画素を検出し、これらの画
    素から形成される領域を主要画像であると判定すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の主要画像検出
    方法。
  13. 【請求項13】前記特定な色は、ポジ画素で肌色に相当
    するネガ上の色であることを特徴とする特許請求の範囲
    第12項記載の主要画像検出方法。
  14. 【請求項14】前記特定な色は、ポジ画像で肌色と灰色
    にそれぞれ相当するネガ上の色であることを特徴とする
    特許請求の範囲第12項記載の主要画像検出方法。
  15. 【請求項15】前記特定な色の画素と、特定されていな
    い色の画素とが同時に指定された時には、特定な色の画
    素を優先し、その中心にある画素が基準画素とし、この
    基準画素を中心にして定めた一定な範囲内で特定な色の
    類似範囲に含まれる画素を検出し、これらの画素から形
    成される領域を主要画像であること判定することを特徴
    とする特許請求の範囲第13項又は第14項記載の主要
    画像検出方法。
  16. 【請求項16】前記主要画像の検出は、主要画像である
    と判定された画素の個数が一定値に達した時に中止する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第15項
    いずれか記載の主要画像検出方法。
  17. 【請求項17】複数の露光量演算式の中からカラー原画
    のシーン分類に応じて1つの露光量演算式を選択し、こ
    の露光量演算式を用いて露光量を決定する写真焼付露光
    量決定方法において、 前記カラー原画を多数の画素に分割して各画素の色濃度
    を測定し、画像位置指定手段で指定したカラー原画の部
    分の色濃度と所定の関係にある画素を検出し、これらの
    画素で形成される領域を主要画像領域と判定し、この主
    要画像に含まれた各画素の色濃度から少なくとも1種類
    の画像特徴量を求め、また主要画像を除く全部又は一部
    を背景画像と判定し、この背景画像に含まれた各画素の
    色濃度から少なくとも1種類の画像特徴量を求め、これ
    らの画像特徴量を用いてカラー原画をシーン分類して露
    光量を決定することを特徴とする写真焼付露光量決定方
    法。
  18. 【請求項18】前記画像特徴量は、領域内に含まれた各
    画素の赤色濃度,緑色濃度,青色濃度から求めた灰色濃
    度であることを特徴とする特許請求の範囲第17項記載
    の写真焼付露光量決定方法。
  19. 【請求項19】前記シーン分類は、主要画像と背景画像
    の灰色濃度の差又は比で行うことを特徴とする特許請求
    の範囲第18項記載の写真焼付露光量決定方法。
  20. 【請求項20】前記指定されたカラー原画の部分が1個
    の画素の場合にはその画素を基準画素とし、また複数個
    の場合には、そのほぼ中心にある画素を基準画素とし、
    この基準画素を中心として定めた一定な範囲内で基準画
    素の色と同一又は類似した色を持った画素を検出するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第17項記載の写真焼付
    露光量決定方法。
  21. 【請求項21】特定な色に対しては類似した色となる範
    囲を予め定めておき、指定されたカラー原画の部分の色
    が特定な色の類似範囲に含まれている場合には、この類
    似範囲に含まれた色を持った画素を検出し、これらの画
    素から構成された領域を主要画像であると判定すること
    を特徴とする特許請求の範囲第17項記載の写真焼付露
    光量決定方法。
  22. 【請求項22】前記特定な色は、ポジ画像で肌色に相当
    するネガ上での色であることを特徴とする特許請求の範
    囲第21項記載の写真焼付露光量決定方法。
  23. 【請求項23】前記特定な色は、ポジ画像で肌色と灰色
    に相当するネガ上での色であることを特徴とする特許請
    求の範囲第21項記載の写真焼付露光量決定方法。
  24. 【請求項24】前記特定な色の画素と、特定されていな
    い色の画素とが同時に指定された時には、特定な色の画
    素を優先し、その中心にある画素を基準画素とし、この
    基準画素を中心として定めた範囲内で特定な色の類似範
    囲に含まれる画素を検出することを特徴とする特許請求
    の範囲第22項又は第23項記載の写真焼付露光量決定
    方法。
  25. 【請求項25】前記画像特徴量は、平均色濃度であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第20項ないし第24項
    いずれか記載の写真焼付露光量決定方法。
  26. 【請求項26】複数の露光量演算式の中からカラー原画
    のシーン分類に応じて1つの露光量演算式を選択し、こ
    の露光量演算式を用いて露光量を決定する写真焼付露光
    量決定方法において、 前記カラー原画を多数の画素に分割して各画素の色濃度
    を測定し、画像位置指定手段で指定したカラー原画の部
    分の色濃度と所定の関係にある画素を検出し、これらの
    画素で形成される領域を主要画像領域と判定し、この主
    要画像に含まれた各画素の色濃度から少なくとも1種類
    の画像特徴量を求め、またカラー原画の全領域に含まれ
    た各画素の色濃度から少なくとも1種類の画像特徴量を
    求め、これらの画像特徴量を用いてカラー原画をシーン
    分類して露光量を決定することを特徴とする写真焼付露
    光量決定方法。
  27. 【請求項27】前記画像特徴量は、赤色,緑色,青色か
    ら求めた灰色濃度であることを特徴とする特許請求の範
    囲第26項記載の写真焼付露光量決定方法。
  28. 【請求項28】前記シーン分類は、カラー原画の全領域
    の灰色濃度と、主要画像の灰色濃度の差又は比で行うこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第27項記載の写真焼付
    露光量決定方法。
  29. 【請求項29】複数の露光量演算式の中からカラー原画
    のシーン分類に応じて1つの露光量演算式を選択し、こ
    の露光量演算式を用いて露光量を決定する写真焼付露光
    量決定方法において、 前記カラー原画を多数の画素に分割して各画素の色濃度
    を測定し、画像位置指定手段で指定したカラー原画の部
    分の色濃度と、各画素の色濃度の差又は比が所定値以内
    にある画素を検出し、これらの画素で形成される領域を
    主要画像であると判定し、この主要画像の平均色濃度か
    ら求めた色でカラー原画をシーン分類するとともに、こ
    の平均色濃度を演算要素とする露光量演算式を用いて露
    光量を決定することを特徴とする写真焼付露光量決定方
    法。
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