JPH0639512A - 連続鋳造用鋳型潤滑剤補給装置 - Google Patents
連続鋳造用鋳型潤滑剤補給装置Info
- Publication number
- JPH0639512A JPH0639512A JP21816592A JP21816592A JPH0639512A JP H0639512 A JPH0639512 A JP H0639512A JP 21816592 A JP21816592 A JP 21816592A JP 21816592 A JP21816592 A JP 21816592A JP H0639512 A JPH0639512 A JP H0639512A
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- Japan
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- casting
- mold lubricant
- lubricant
- lubricator
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 連続鋳造用鋳型に鋳型潤滑剤を補給する際、
鋳型潤滑剤の使用量を鋳造作業中にリアルタイムに知
り、かつ、作業者の技量に頼らずに鋳型潤滑剤の使用量
を最適化し得る連続鋳造用鋳型潤滑剤補給装置を提供す
る。 【構成】 連続鋳造用鋳型に鋳型潤滑剤を補給するに際
し、前記鋳型潤滑剤の使用量を計測する重量計と、鋳造
鋼片の鋼種、寸法、連続鋳造速度の条件を設定する条件
設定器と、前記重量計および前記条件設定器の出力信号
に基づいて前記鋳型潤滑剤の使用量を演算せしめるパソ
コンと、該パソコンの出力信号により作動する前記鋳型
潤滑剤の使用量表示器からなることを特徴とする連続鋳
造用鋳型潤滑剤補給装置。
鋳型潤滑剤の使用量を鋳造作業中にリアルタイムに知
り、かつ、作業者の技量に頼らずに鋳型潤滑剤の使用量
を最適化し得る連続鋳造用鋳型潤滑剤補給装置を提供す
る。 【構成】 連続鋳造用鋳型に鋳型潤滑剤を補給するに際
し、前記鋳型潤滑剤の使用量を計測する重量計と、鋳造
鋼片の鋼種、寸法、連続鋳造速度の条件を設定する条件
設定器と、前記重量計および前記条件設定器の出力信号
に基づいて前記鋳型潤滑剤の使用量を演算せしめるパソ
コンと、該パソコンの出力信号により作動する前記鋳型
潤滑剤の使用量表示器からなることを特徴とする連続鋳
造用鋳型潤滑剤補給装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、連続鋳造用鋳型に鋳型
潤滑剤を補給するに際し、鋳型潤滑剤の使用量を最適化
して、鋳造鋼片の品質ならびに製造効率の向上を図るべ
き連続鋳造用鋳型潤滑剤補給装置に関する。
潤滑剤を補給するに際し、鋳型潤滑剤の使用量を最適化
して、鋳造鋼片の品質ならびに製造効率の向上を図るべ
き連続鋳造用鋳型潤滑剤補給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】連続鋳造法により鋼片を鋳造するとき、
通常鋳型と鋳造鋼片間の摩擦軽減のため鋳型潤滑剤が用
いられている。鋳型潤滑剤は鋳型の溶湯上に投入され、
鋳型内壁と鋳造鋼片との間に溶融流入して潤滑機能を生
じるものであるが、鋳型潤滑剤は鋳造と共に消耗される
ので鋳型潤滑剤の皮膜を一定厚に維持するために逐次鋳
型潤滑剤の補給を要する。この鋳型潤滑剤の使用量は鋳
造中の鋼片表面の縦割れおよびブレークアウトの防止に
大きな影響をもたらす。しかしながら、従来作業者が前
記鋳型潤滑剤の使用量を知るには、作業者がいちいち使
用量を記録し一連の鋳造作業が終了後に鋳型潤滑剤の全
使用量から算出していた。
通常鋳型と鋳造鋼片間の摩擦軽減のため鋳型潤滑剤が用
いられている。鋳型潤滑剤は鋳型の溶湯上に投入され、
鋳型内壁と鋳造鋼片との間に溶融流入して潤滑機能を生
じるものであるが、鋳型潤滑剤は鋳造と共に消耗される
ので鋳型潤滑剤の皮膜を一定厚に維持するために逐次鋳
型潤滑剤の補給を要する。この鋳型潤滑剤の使用量は鋳
造中の鋼片表面の縦割れおよびブレークアウトの防止に
大きな影響をもたらす。しかしながら、従来作業者が前
記鋳型潤滑剤の使用量を知るには、作業者がいちいち使
用量を記録し一連の鋳造作業が終了後に鋳型潤滑剤の全
使用量から算出していた。
【０００３】なお、鋳造途中に前記鋳型潤滑剤の使用量
を知る方法として、細金属線を前記鋳型内の該鋳型潤滑
剤中に挿入して、潤滑剤の厚みから知る方法もあるが、
この方法も作業者の技量に頼り、且つ、間欠測定である
ため鋳造途中に於ける鋳型潤滑剤の使用量を正確に把握
し得ないため鋳型潤滑剤の補給量も過不足となり、しか
して、鋳型潤滑剤の使用量が基準使用量を外れることも
あり鋳造鋼片の表面性状不良やブレークアウト事故につ
ながる。
を知る方法として、細金属線を前記鋳型内の該鋳型潤滑
剤中に挿入して、潤滑剤の厚みから知る方法もあるが、
この方法も作業者の技量に頼り、且つ、間欠測定である
ため鋳造途中に於ける鋳型潤滑剤の使用量を正確に把握
し得ないため鋳型潤滑剤の補給量も過不足となり、しか
して、鋳型潤滑剤の使用量が基準使用量を外れることも
あり鋳造鋼片の表面性状不良やブレークアウト事故につ
ながる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、連続鋳造用
鋳型に鋳型潤滑剤を補給するに際し、鋳型潤滑剤の使用
量を鋳造作業中にリアルタイムに知り、かつ、作業者の
技量に頼らずに鋳型潤滑剤の使用量を最適化し得る連続
鋳造用鋳型潤滑剤補給装置を提供すること。
鋳型に鋳型潤滑剤を補給するに際し、鋳型潤滑剤の使用
量を鋳造作業中にリアルタイムに知り、かつ、作業者の
技量に頼らずに鋳型潤滑剤の使用量を最適化し得る連続
鋳造用鋳型潤滑剤補給装置を提供すること。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
になされた本発明は、連続鋳造用鋳型に鋳型潤滑剤を補
給するに際し、前記鋳型潤滑剤の使用量を計測する重量
計と、鋳造鋼片の鋼種、寸法、連続鋳造速度の条件を設
定する条件設定器と、前記重量計および前記条件設定器
の出力信号に基づいて前記鋳型潤滑剤の使用量を演算せ
しめるパソコンと、該パソコンの出力信号により作動す
る前記鋳型潤滑剤の使用量表示器からなることを特徴と
する連続鋳造用鋳型潤滑剤補給装置である。
になされた本発明は、連続鋳造用鋳型に鋳型潤滑剤を補
給するに際し、前記鋳型潤滑剤の使用量を計測する重量
計と、鋳造鋼片の鋼種、寸法、連続鋳造速度の条件を設
定する条件設定器と、前記重量計および前記条件設定器
の出力信号に基づいて前記鋳型潤滑剤の使用量を演算せ
しめるパソコンと、該パソコンの出力信号により作動す
る前記鋳型潤滑剤の使用量表示器からなることを特徴と
する連続鋳造用鋳型潤滑剤補給装置である。
【０００６】すなわち、本発明の連続鋳造用鋳型潤滑剤
補給装置では、連続鋳造用鋳型の近傍に設置され前記鋳
型潤滑剤を収容している鋳型潤滑剤補給容器（以下単に
潤滑剤容器と言う）を前記重量計の上に搭載する。重量
計は電気式重量計であって、潤滑剤容器の重量および該
潤滑剤容器内の鋳型潤滑剤の重量に相当する電圧の電気
信号を出力する。
補給装置では、連続鋳造用鋳型の近傍に設置され前記鋳
型潤滑剤を収容している鋳型潤滑剤補給容器（以下単に
潤滑剤容器と言う）を前記重量計の上に搭載する。重量
計は電気式重量計であって、潤滑剤容器の重量および該
潤滑剤容器内の鋳型潤滑剤の重量に相当する電圧の電気
信号を出力する。
【０００７】条件設定器は、本発明装置に係わる連続鋳
造設備の運転操作室内に設置された、下記に説明するパ
ソコンに作業者が鋳造鋼片の鋼種、寸法、連続鋳造速度
等の条件を設定し、演算指令をするための、パソコンに
付帯した所謂キーボードである。
造設備の運転操作室内に設置された、下記に説明するパ
ソコンに作業者が鋳造鋼片の鋼種、寸法、連続鋳造速度
等の条件を設定し、演算指令をするための、パソコンに
付帯した所謂キーボードである。
【０００８】パソコンは、前記運転操作室内に設置さ
れ、前記重量計からの電気信号と前記条件設定器からの
設定指令を受入れて、パソコンに記憶せしめたソフトウ
エアにより鋳造作業中の鋳型潤滑剤の使用量を演算し、
下記に説明する使用量表示器および補給警報器を作動さ
せる電気信号を出力する。
れ、前記重量計からの電気信号と前記条件設定器からの
設定指令を受入れて、パソコンに記憶せしめたソフトウ
エアにより鋳造作業中の鋳型潤滑剤の使用量を演算し、
下記に説明する使用量表示器および補給警報器を作動さ
せる電気信号を出力する。
【０００９】使用量表示器は、鋳造作業床に於いて作業
者が前記鋳型潤滑剤の使用量を容易に知り、かつ使用量
表示器を容易に操作できる鋳造作業床の一隅に設置され
た、鋳型潤滑剤の使用量を示すＬＥＤ数字ディスプレイ
や本発明装置の操作用スイッチ類を備えた表示操作盤で
ある。
者が前記鋳型潤滑剤の使用量を容易に知り、かつ使用量
表示器を容易に操作できる鋳造作業床の一隅に設置され
た、鋳型潤滑剤の使用量を示すＬＥＤ数字ディスプレイ
や本発明装置の操作用スイッチ類を備えた表示操作盤で
ある。
【００１０】補給警報器は、上記使用量表示器とほぼ同
じ場所に設けられ、作業者に前記鋳型潤滑剤使用量の過
不足を報知する警報器である。
じ場所に設けられ、作業者に前記鋳型潤滑剤使用量の過
不足を報知する警報器である。
【００１１】
【作用】前記重量計は、潤滑剤容器および潤滑剤容器内
に収容されている鋳型潤滑剤の重量を刻々計測し、鋳造
中減少していく鋳型潤滑剤の重量、すなわち鋳型潤滑剤
の使用量を電気信号としてパソコンに与える。
に収容されている鋳型潤滑剤の重量を刻々計測し、鋳造
中減少していく鋳型潤滑剤の重量、すなわち鋳型潤滑剤
の使用量を電気信号としてパソコンに与える。
【００１２】前記パソコンは、前記重量計からの電気信
号を受け潤滑剤容器内に収容されている鋳型潤滑剤のみ
の重量や使用量を演算したり、作業者が条件設定器で設
定指令した鋳造鋼片の鋼種、寸法、連続鋳造速度等の条
件や鋳型潤滑剤の使用状況を付帯するディスプレイに表
示する。なお、鋳型潤滑剤使用量の統計作業をさせるこ
とも可能であり、また、プリンタを付帯させることによ
り、それらのハードコピーを得ることもできる。
号を受け潤滑剤容器内に収容されている鋳型潤滑剤のみ
の重量や使用量を演算したり、作業者が条件設定器で設
定指令した鋳造鋼片の鋼種、寸法、連続鋳造速度等の条
件や鋳型潤滑剤の使用状況を付帯するディスプレイに表
示する。なお、鋳型潤滑剤使用量の統計作業をさせるこ
とも可能であり、また、プリンタを付帯させることによ
り、それらのハードコピーを得ることもできる。
【００１３】使用量表示器は、鋳造中の鋳型潤滑剤の使
用量を示すが、付帯する切換スイッチにより鋳造中の鋳
型潤滑剤の使用原単位や一連の鋳造終了後の鋳型潤滑剤
使用量もしくは一連の鋳造終了後の使用原単位を切換て
示すことが可能である。なお、使用量表示器には本発明
装置の起動・停止スイッチも設けてある。
用量を示すが、付帯する切換スイッチにより鋳造中の鋳
型潤滑剤の使用原単位や一連の鋳造終了後の鋳型潤滑剤
使用量もしくは一連の鋳造終了後の使用原単位を切換て
示すことが可能である。なお、使用量表示器には本発明
装置の起動・停止スイッチも設けてある。
【００１４】補給警報器は、鋳型潤滑剤の使用量が基準
使用量の上下限を外れそうになると上記使用量表示器の
作用に加えて、警報を発し作業者に注意を喚起する。
使用量の上下限を外れそうになると上記使用量表示器の
作用に加えて、警報を発し作業者に注意を喚起する。
【００１５】
【実施例】以下に本発明の一実施例を説明する。本実施
例で用いた重量計１は、平らな函状形状をした電気式重
量計であり、最大計測重量は１５ｋｇである。この重量
計１は計測重量０．０ｋｇ〜１５．０ｋｇに対し電気信
号として直流電圧＋０．０Ｖ〜１０．０Ｖが出力され
る。
例で用いた重量計１は、平らな函状形状をした電気式重
量計であり、最大計測重量は１５ｋｇである。この重量
計１は計測重量０．０ｋｇ〜１５．０ｋｇに対し電気信
号として直流電圧＋０．０Ｖ〜１０．０Ｖが出力され
る。
【００１６】そして、重量計１の上に前記潤滑剤容器11
を搭載させて連続鋳造用鋳型12の近傍に設置し、潤滑剤
容器11および潤滑剤容器11内に収容されている前記鋳型
潤滑剤13の重量を計測せしめ、重量計１の出力である電
気信号はパソコン３に入力される。
を搭載させて連続鋳造用鋳型12の近傍に設置し、潤滑剤
容器11および潤滑剤容器11内に収容されている前記鋳型
潤滑剤13の重量を計測せしめ、重量計１の出力である電
気信号はパソコン３に入力される。
【００１７】条件設定器２は、本発明装置に係わる連続
鋳造設備の運転操作室10内に設置されたパソコン３に付
帯した所謂キーボードであり、これにより作業者が鋳造
鋼片の鋼種、寸法、連続鋳造速度等の条件を設定し、演
算指令をパソコン３に与える操作をなすものである。
鋳造設備の運転操作室10内に設置されたパソコン３に付
帯した所謂キーボードであり、これにより作業者が鋳造
鋼片の鋼種、寸法、連続鋳造速度等の条件を設定し、演
算指令をパソコン３に与える操作をなすものである。
【００１８】パソコン３は、上記運転操作室10内に設置
され、重量計１および条件設定器２からの電気信号およ
び設定条件を受入れ、パソコン３に記憶せしめたソフト
ウエアにより鋳造作業中の前記鋳型潤滑剤13の使用量を
演算し、下記に説明する使用量表示器４および補給警報
器５を作動させる電気信号を出力する。また、パソコン
３は鋳型潤滑剤13の補給量や使用量の統計表と、それら
の推移グラフの作成機能をもたせ、プリンタを付帯させ
て上記の表やグラフをハードコピーとして得ている。
され、重量計１および条件設定器２からの電気信号およ
び設定条件を受入れ、パソコン３に記憶せしめたソフト
ウエアにより鋳造作業中の前記鋳型潤滑剤13の使用量を
演算し、下記に説明する使用量表示器４および補給警報
器５を作動させる電気信号を出力する。また、パソコン
３は鋳型潤滑剤13の補給量や使用量の統計表と、それら
の推移グラフの作成機能をもたせ、プリンタを付帯させ
て上記の表やグラフをハードコピーとして得ている。
【００１９】使用量表示器４は、鋳造作業床16に於いて
作業者が前記鋳型潤滑剤13の使用量を容易に知り、かつ
使用量表示器４を容易に操作できる鋳造作業床16の一隅
に設置された鋳型潤滑剤13の使用量を示すＬＥＤ数字デ
ィスプレイや本発明装置の操作用（鋳型潤滑剤13の使用
量計測作業の開始、停止等の）スイッチ類を備えた表示
操作盤である。
作業者が前記鋳型潤滑剤13の使用量を容易に知り、かつ
使用量表示器４を容易に操作できる鋳造作業床16の一隅
に設置された鋳型潤滑剤13の使用量を示すＬＥＤ数字デ
ィスプレイや本発明装置の操作用（鋳型潤滑剤13の使用
量計測作業の開始、停止等の）スイッチ類を備えた表示
操作盤である。
【００２０】本実施例に於いて使用量表示器４は、鋳造
途中においては一定時間間隔毎あるいは一定鋳造長毎に
鋳型潤滑剤13の使用量または使用原単位を、一連の鋳造
終了後には一連の鋳造での鋳型潤滑剤13の全使用量また
は使用原単位を切換スイッチにて選択可能としている。
途中においては一定時間間隔毎あるいは一定鋳造長毎に
鋳型潤滑剤13の使用量または使用原単位を、一連の鋳造
終了後には一連の鋳造での鋳型潤滑剤13の全使用量また
は使用原単位を切換スイッチにて選択可能としている。
【００２１】補給警報器５は、鋳造作業床16の一隅に設
置され、鋳造途中に於いて作業者に鋳型潤滑剤13の使用
量が基準使用量の上下限を外れそうになると、本実施例
に於いては音声で注意を喚起するものである。すなわ
ち、作業者が上記使用量表示器４を常に連続監視してい
なくとも、鋳型潤滑剤13の補給調整の時期を逸すること
を防止する。なお、音声での注意時点は、いかなる鋳造
鋼片の鋼種、寸法、連続鋳造速度においても上述の鋳型
潤滑剤13の補給調整の必要時期より１０秒前に成される
ように前記パソコン３に記憶せしめたソフトウエアは作
成されている。なお、補給警報器５はベルや警告灯等も
しくはベルと警告灯等であっも良い。
置され、鋳造途中に於いて作業者に鋳型潤滑剤13の使用
量が基準使用量の上下限を外れそうになると、本実施例
に於いては音声で注意を喚起するものである。すなわ
ち、作業者が上記使用量表示器４を常に連続監視してい
なくとも、鋳型潤滑剤13の補給調整の時期を逸すること
を防止する。なお、音声での注意時点は、いかなる鋳造
鋼片の鋼種、寸法、連続鋳造速度においても上述の鋳型
潤滑剤13の補給調整の必要時期より１０秒前に成される
ように前記パソコン３に記憶せしめたソフトウエアは作
成されている。なお、補給警報器５はベルや警告灯等も
しくはベルと警告灯等であっも良い。
【００２２】
【発明の効果】本発明の連続鋳造用鋳型潤滑剤補給装置
は、従来鋳型潤滑剤の鋳造途中の使用量や一連の鋳造作
業が終了後に鋳型潤滑剤の全使用量あるいは鋳型潤滑剤
の原単位を知るのに、作業者の技量に頼り、いちいち作
業者が鋳型潤滑剤の使用量を記録し、一連の鋳造作業が
終了後に算出していた鋳型潤滑剤補給量の不安定かつ非
能率的な作業を改善し、鋳型潤滑剤の使用量を自動的に
算出し鋳造作業中にリアルタイムに表示して最適となす
ため鋳造鋼片の品質ならびに製造効率を大きく向上し得
て産業上寄与するところが大である。
は、従来鋳型潤滑剤の鋳造途中の使用量や一連の鋳造作
業が終了後に鋳型潤滑剤の全使用量あるいは鋳型潤滑剤
の原単位を知るのに、作業者の技量に頼り、いちいち作
業者が鋳型潤滑剤の使用量を記録し、一連の鋳造作業が
終了後に算出していた鋳型潤滑剤補給量の不安定かつ非
能率的な作業を改善し、鋳型潤滑剤の使用量を自動的に
算出し鋳造作業中にリアルタイムに表示して最適となす
ため鋳造鋼片の品質ならびに製造効率を大きく向上し得
て産業上寄与するところが大である。
【図１】本発明の連続鋳造用鋳型潤滑剤補給装置を組込
んだ連続鋳造設備の斜視略図である。
んだ連続鋳造設備の斜視略図である。
【図２】本発明の連続鋳造用鋳型潤滑剤補給装置の構成
を示したブロック図である。
を示したブロック図である。
１ 重量計 ２ 条件設定器 ３ パソコン ４ 使用量表示器 ５ 補給警報器 10 運転操作室 11 潤滑剤容器 12 鋳型 13 鋳型潤滑剤 15 タンデッシュ 16 鋳造作業床 17 溶湯
Claims (1)
- 【請求項１】 連続鋳造用鋳型に鋳型潤滑剤を補給する
に際し、前記鋳型潤滑剤の使用量を計測する重量計と、
鋳造鋼片の鋼種、寸法、連続鋳造速度の条件を設定する
条件設定器と、前記重量計および前記条件設定器の出力
信号に基づいて前記鋳型潤滑剤の使用量を演算せしめる
パソコンと、該パソコンの出力信号により作動する前記
鋳型潤滑剤の使用量表示器からなることを特徴とする連
続鋳造用鋳型潤滑剤補給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21816592A JPH0639512A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 連続鋳造用鋳型潤滑剤補給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21816592A JPH0639512A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 連続鋳造用鋳型潤滑剤補給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0639512A true JPH0639512A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=16715652
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21816592A Pending JPH0639512A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 連続鋳造用鋳型潤滑剤補給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0639512A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7628293B2 (en) | 2005-11-25 | 2009-12-08 | Fanuc Ltd | Grease supply apparatus |
| JP2016168608A (ja) * | 2015-03-12 | 2016-09-23 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 鋼の連続鋳造時における鋳型と鋳造鋳片間の摩擦力推定方法、該摩擦力推定方法を用いた鋼の連続鋳造方法 |
| CN110899647A (zh) * | 2019-12-19 | 2020-03-24 | 辽宁忠旺机械设备制造有限公司 | 一种结晶器油气润滑控制系统及方法 |
-
1992
- 1992-07-24 JP JP21816592A patent/JPH0639512A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7628293B2 (en) | 2005-11-25 | 2009-12-08 | Fanuc Ltd | Grease supply apparatus |
| JP2016168608A (ja) * | 2015-03-12 | 2016-09-23 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 鋼の連続鋳造時における鋳型と鋳造鋳片間の摩擦力推定方法、該摩擦力推定方法を用いた鋼の連続鋳造方法 |
| CN110899647A (zh) * | 2019-12-19 | 2020-03-24 | 辽宁忠旺机械设备制造有限公司 | 一种结晶器油气润滑控制系统及方法 |
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