JPH063578U - 卓上型清浄作業ボックス - Google Patents

卓上型清浄作業ボックス

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Publication number
JPH063578U
JPH063578U JP5204092U JP5204092U JPH063578U JP H063578 U JPH063578 U JP H063578U JP 5204092 U JP5204092 U JP 5204092U JP 5204092 U JP5204092 U JP 5204092U JP H063578 U JPH063578 U JP H063578U
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JP
Japan
Prior art keywords
main body
box
work
work box
cleaning work
Prior art date
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Pending
Application number
JP5204092U
Other languages
English (en)
Inventor
甚二 篠原
Original Assignee
甚二 篠原
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Filing date
Publication date
Application filed by 甚二 篠原 filed Critical 甚二 篠原
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Publication of JPH063578U publication Critical patent/JPH063578U/ja
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  • Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 清浄度の良い領域が必要な光学機器や精密機
械等の組立及び検査作業をテーブル上で出来る様に、し
かも作業効率を高める様に、コンパクトで廉価に製造出
来る、作業者の健康を考慮した卓上型清浄作業ボックス
を提供する。 【構成】 箱型の本体1の上層部に送風機3を本体正面
からみて左右対称に設け、その下部に空間をもつ間隔を
おいてフイルター4を設け、本体天井部を開口しプリフ
イルター5を設け、本体1の内側に照明6を設け、開口
部2を有する箱型本体1の内側全面を黒く塗装されたこ
とを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、卓上で行うパーソナル単位作業においての、清浄作業ボックスに 関するもので、詳しくは光学機器や精密機器などの組立や検査等に使用されるも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、第3図に示すように垂直型クリーンベンチ装置などの空気清浄装置があ り、半導体製造プロセス等で使用されている。又、卓上型としては(実開昭63 −98730)、(実公平3−20686)等があるが構成が異なる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これらには次のような欠点があった。 (イ)ダクト及び送風機等の構造上容量が大きくなり設置スペースも必要であり 又、一度設置すると移動が大変である。 (ロ)組立工程等何台も必要な際、コストがかかる。 (ハ)分塵、ごみ、ほこり等を防ぎながらの光学製品や部品の組立作業、又これ らの付着等の検査作業の際にこれらが自分の目でみにくく、発見して確認するの が困難であった。 (ニ)塵排除の為の送風機による空気流が作業者にあたる為長時間作業をしてい ると体が冷えて寒くなり、腹痛や鼻喉等が乾くなど健康上良くない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
箱型の本体(1)の上層部に送風機(3)を本体正面図からみて左右対称に設 け、その下部に空間をもつ間隔をおいてフイルター(4)を設け、本体天井部を 開口しプリフイルター(5)を設け、本体(1)の内側に照明(6)を設け、開 口部(2)を有する箱型本体(1)の内側面を全面黒く塗装する。 本考案は、以上のような構造よりなる卓上清浄作業ボックスである。
【0005】
【作用】
本体正面からみて左右対称に設けられた送風機(3)を作動させることにより 、送風機(3)より吹きおろされた空気は、空間をもつ間隔を通り抜けフイルタ ー(4)で除塵されて、均一に、かつ微弱な微風として作業者側に吹き出し清浄 度の良い領域をつくることが出来る。作業者は内側が黒く塗装された本体(1) の中で、照明(6)をつけ、腕を入れて製品の組立、検査作業等を、除塵されて いるかの清浄作用を確認しながらテーブル上で実施する。
【0006】 以下、本考案の実地例について説明する。 (イ)本体(1)の上層部に送風機(3)を本体正面からみて左右対称に設ける 。 (ロ)送風機(3)の下部に空間をもつ間隔をおいてフイルター(4)を設ける 。 (ハ)本体(1)の天井部を開口しプリフイルター(5)を設ける。 (ニ)本体(1)の内側に照明(6)を設ける。 (ホ)開口部(2)を有する本体(1)の内側面を全面黒く塗装する。 本案は以上のような構造で、これを使用するときは、本体(1)をテーブル( 7)上に設置してスイッチ(8)を入れ、電源及び送風機(3)及び照明(6) をつける。作業者は本体(1)の手前中央部にて光学機器、精密機械製品等の組 立や検査を実施することが出来る。均一な除塵済の微風は、作業者の前方上方よ り穏やかに、流れ出て、吹き出してくる。尚、送風機(3)の容量を考慮して風 量を調整出来るコントロールスイッチを取りつけても良い。フイルター(4)は 定期清掃を可能にする為前方に引き出して交換可能とする。又フイルタ(4)を 設置する高さは風量や作業性を考慮すると本体(1)の底面から45cmが理想 である。尚プリフイルター(5)は本体(1)外部からの比較的大きな塵やごみ 防止で金属性の網状フイルターで可能である。
【0007】
【考案の効果】 (イ)卓上仕様であり本体構造の容量が小さくてすみ、あらたに設置スペース が必要無い。又移動も大変容易で工程変更が簡単に出来る。 (ロ)本体構造が簡単で従来より製作費がかからず廉価であり、必要に応じて 多量に設置でき作業効率が上がる。又本体一台ずつ個人管理出来る利点がある。 (ハ)粉塵、ごみ、ほこり等を防ぎながらの製品や部品の組立作業、又これら の付着等の検査作業の際にこれらを自分の目で有無をみて確認するのが容易に出 来る様になり、作業の能率が上り、疲労感も減少し、又塵等の発見ミスに依る不 良品の消滅をはかることが出来る。 (ニ)塵排除の為の送風機による空気流が従来品ではエアー排出面(フイルタ ー面)より作業台(テーブル面)まで距離があるため強い風圧をかけないとテー ブル面上まで風がとどかないしたがって作業者は常に強い風を身に受けながら作 業をしなければならなかったこのため本考案ではエアー排出面をテーブル面に近 づけることによって微風を排出させるだけでテーブル面上には常に清浄な微風を 送り込むことができ作業者は、微風である為に長時間の作業をしていても体が冷 えて寒くなることが無くなり、腹痛や鼻喉等が乾くなどの健康上の心配が無くな る。又、本体(1)が上部から空気を吸気する為に冬季は作業部屋の天井部分の 温かい空気が本体(1)で除塵され作業者側に吹き出されてくるという利点があ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】本考案の側面図である。
【図3】従来の垂直クリーンベンチ装置を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
1 本体 2 開口部 3 送風機 4フイルタ
ー 5 プリフイルター 6 照明 7 テーブル
8スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱型は本体(1)の上層部に送風器
    (3)を本体正面からみて左右対称に設け、その下部に
    空間をもつ間隔をおいてフイルター(4)を設け、本体
    天井部を開口しプリフイルター(5)を設け、本体
    (1)の内側に照明6を設け、開口部(2)を有する箱
    型本体(1)の内側全面を黒く塗装されたことを特徴と
    する卓上型清浄作業ボックス。
JP5204092U 1992-06-15 1992-06-15 卓上型清浄作業ボックス Pending JPH063578U (ja)

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JP5204092U JPH063578U (ja) 1992-06-15 1992-06-15 卓上型清浄作業ボックス

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JP5204092U JPH063578U (ja) 1992-06-15 1992-06-15 卓上型清浄作業ボックス

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JPH063578U true JPH063578U (ja) 1994-01-18

Family

ID=12903712

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JP5204092U Pending JPH063578U (ja) 1992-06-15 1992-06-15 卓上型清浄作業ボックス

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