JPH0635232Y2 - プリンタにおけるネガ押え装置 - Google Patents

プリンタにおけるネガ押え装置

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JPH0635232Y2
JPH0635232Y2 JP1987040573U JP4057387U JPH0635232Y2 JP H0635232 Y2 JPH0635232 Y2 JP H0635232Y2 JP 1987040573 U JP1987040573 U JP 1987040573U JP 4057387 U JP4057387 U JP 4057387U JP H0635232 Y2 JPH0635232 Y2 JP H0635232Y2
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JP
Japan
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negative
solenoid
arm
film
mask
Prior art date
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JP1987040573U
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JPS63146844U (ja
Inventor
盛夫 伊藤
敏之 鈴木
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Noritsu Koki Co Ltd
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Noritsu Koki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、長尺の写真感光材料にカラーネガ像を連続
して焼付けるプリンタにおけるネガ押え装置に関するも
のである。
〔従来の技術およびその問題点〕
プリンタを用いてカラーネガ像を焼付ける場合、ネガキ
ャリアで支持されたネガフイルムをフイルム案内溝に沿
ってコマ送り、その停止時に露光作業を行なうようにし
ているが、露光時にネガフイルムが変形した状態である
と、写真感光材料に対してカラーネガ像を鮮明に焼付け
ることができないため、普通、露光時に、ネガ押え装置
を作動してネガフイルムを押さえるようにしている。
上記ネガ押え装置の従来技術として第4図に示したもの
がある。このネガ押え装置は、ネガマスク台30に支持さ
れたネガマスク31の上面にフイルム案内溝32を設け、ネ
ガマスク31の上側に配置したネガ押えアーム33の後端部
をピン34で揺動可能に支持し、そのネガ押えアーム33の
先端部下面に上記フイルム案内溝32に対して嵌合可能な
ネガ押え枠35を取付けてある。
また、前記ネガマスク台30には、ネガ押えアーム吸着用
のソレノイド36を取付け、そのソレノイド36を励磁して
ピン34を中心にネガ押えアーム33を下方向に回動し、フ
イルム案内溝32に挿入したネガフイルムFをネガ押え枠
35で押え付けるようにしている。
ところで、上記のネガ押え装置においては、ネガ押えア
ーム吸着用のソレノイド36をネガマスク台30にネジ係合
した止ネジ37の締付けによって固定する取付けであるた
め、ネガ押えアーム33との間に、高さ方向に取付け誤差
があると、ネガ押えアーム33の吸着時に、ネガ押えアー
ム33とソレノイド36の吸着面間に傾きが生じ、ネガ押え
アーム33を吸着する力が弱くなり、ネガフイルムFを安
定よく押さえることができない。したがって、ソレノイ
ド36は、ネガ押えアーム33との相対位置を考慮してきわ
めて高精度に取付ける必要があり、また、位置の調整作
業も必要であるため、ソレノイド36の取付けに非常に手
間がかかるという不都合がある。
また、ネガ押え装置においては、ネガフイルムFのサイ
ズに応じてネガ押えアーム33の取り替え、あるいはネガ
マスク31を90°回転してフイルム案内溝32の向きを変換
し、ネガフイルムF送り方向を変えるようにしている
が、ネガ押えアーム33の取り替えあるいはネガマスク31
の向きの変更によってソレノイド36とネガ押えアーム33
の相対的な位置が変化し、ネガ押え枠35によってネガフ
イルムFを常の一定の条件で押さえることができないと
いう不都合がある。
〔考案の目的〕
そこで、この考案は上記従来の不都合を解消し、ネガフ
イルムを常に一定の加圧力で確実に押え付けることがで
きる組立ての容易なネガ押え装置を提供することを目的
としている。
〔考案の構成〕
上記の目的を達成するために、この考案は、ネガマスク
台にソレノイドホルダを固定し、そのソレノイドホルダ
でネガ押えアームの吸着用ソレノイドの下部を傾動自在
に支持し、このソレノイドホルダと吸着用ソレノイドの
対向面間に、吸着用ソレノイドを弾性支持する弾性リン
グを組み込んだ構成としたのである。
〔作用〕
上記のように構成すれば、ソレノイドが任意の方向に傾
動可能であるため、ネガ押えアームとソレノイドの相対
的な取付け位置の誤差をソレノイドの傾きによって吸収
することができる。このため、ソレノイドの吸着面にネ
ガ押えアームの被吸着面が面接触し、上記ソレノイドの
励磁によってネガ押えアームを確実に、しかも一定の力
で引き付けることができる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を第1図乃至第3図に基づいて
説明する。
図示のように、ネガマスク台1の上面に支持されたネガ
マスク2の上面にはフイルム案内溝3が設けられ、その
フイルム案内溝3の底面に形成した露光用の孔4は上記
ネガマスク台1に設けた角孔5と連通している。
上記ネガマスク2は、その外周に設けた切欠部6とネガ
マスク台1の上面に突設した固定突起7およびその固定
突起7に対して移動可能に支持され、スプリング8によ
って固定突起7に向けて押される可動突起9の係合によ
って位置決めされる。このため、固定突起7および可動
突起9と切欠部6の係合を解除することにより、ネガマ
スク2を取り外すことができると共に、ネガマスク2を
90°向きを変えてネガマスク台1に取付けることができ
る。
ネガマスク2の上面外周部には一対の軸受10が設けら
れ、その軸受10に支持されたピン11にネガ押えアーム12
の外周に設けた一対の支持辺縁13が支持されている。こ
のため、ネガ押えアーム12はピン11を中心として揺動可
能になり、下方に回動すると、そのネガ押えアーム12に
支持されたネガ押え枠14がフイルム案内溝3に嵌合す
る。
ここで、ネガ押え枠14は、上面に両端部に一対のピン15
を備え、そのピン15はネガ押えアーム12に形成したピン
孔(図示省略)にスライド可能に挿入されて抜け止めさ
れている。また、ピン15の外側にはスプリング16が嵌合
され、そのスプリング16はネガ押え枠14を下向きに押し
ている。このため、ネガ押えアーム12の下方向の回動に
よってフイルム案内溝3に挿入したネカフイルムFをネ
ガ押え枠14で弾力的に押さえることができる。
上記のネガ押えアーム12は、一対の支持片13のうち、一
方の支持片13の下方に配置したソレノイド17の吸着力に
よって下方に偏向される。ソレノイド17は、ネガマスク
台1に形成した支持孔18に余裕をもって嵌合され、その
下面に設けた突軸19はソレノイド17の下方に配置したソ
レノイドホルダ20の孔21に余裕をもって挿入され、上記
孔21から下方に突出する端部に抜け止め用の止め輪22が
取付けられる。
上記ソレノイドホルダ20は、ネガマスク台1にねじ係合
した止めねじ23の締付けによって固定され、そのソレノ
イドホルダ20とソレノイド17の対向面間に、当該ソレノ
イド17を弾性支持する弾性リング24が組み込まれてい
る。
上記のように、ソレノイド17を弾性支持したことによ
り、そのソレノイド17は任意の方向に傾動可能になり、
ネガ押えアーム12との間に相対的な取付位置に誤差があ
る場合にはソレノイド17が傾き、その傾きによって取付
位置の誤差を吸収する。
このため、ソレノイド17の吸着面は、ネガマスク2の向
きを90°変えた場合あるいはネガ押えアーム12を別のネ
ガ押えアーム12と取り替えた場合においても支持片13に
対して常に面接触し、上記ソレノイド17の励磁によって
ネガ押えアーム12を確実に下方に回動させることができ
る。
したがって、フイルム案内溝3にネガフイルムFを挿入
してソレノイド17を励磁することにより、ネガ押え14で
ネガフイルムFを押さえることができると共に、ソレノ
イド17の吸着面は支持片13に面接触する状態に常に保持
されるため、ネガフイルムFを一定の力で押さえること
ができる。
〔効果〕
以上のように、この考案においては、ネガマスク台に固
定したソレノイドホルダにより吸着用ソレノイドを任意
の方向に傾動自在に支持すると共に、弾性リングによっ
て上記吸着用ソレノイドを弾性支持したので、ネガマス
クの90°の向きの変更や、別のネガ押えアームへの取り
換えにより、吸着用ソレノイドとネガ押えアームとの間
で相対的な取付位置に誤差が生じてソレノイドの吸着面
とネガ押えアームの被吸着面の角度が変わったものとし
ても、ソレノイドの励磁時、ソレノイドが傾動して吸着
面と被吸着面とが面接触する状態となり、フイルムを常
に一定の加圧力で押えることができる。
また、ソレノイドの傾きによって取付位置の誤差を吸収
するため、ソレノイドおよびネガ押えアームの組立てに
精度の高い組立てが必要でなく、このため、組立が容易
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係るネガ押え装置の平面図、第2
図は同上の縦断側面図、第3図は同上のソレノイドの支
持部を拡大して示す断面図、第4図は従来のネガ押え装
置を示す一部切欠側面図である。 1……ネガマスク台、2……ネガマスク、3……フイル
ム案内溝、12……ネガ押えアーム、14……ネガ押え枠、
17……ソレノイド、24……弾性リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネガマスク台にフイルム案内溝を備えるネ
    ガマスクを取付け、そのネガマスク上に配置されて上下
    方向に揺動可能なネガ押えアームの吸着用ソレノイドを
    前記ネガマスク台で支持し、上記ソレノイドを励磁して
    ネガ押えアームを下方向に揺動し、そのネガ押えアーム
    に取付けたネガ押え枠で上記フイルム案内溝に挿入した
    ネガフイルムを押さえるようにしたプリンタにおけるネ
    ガ押え装置において、前記ネガマスク台にソレノイドホ
    ルダを固定し、そのソレノイドホルダで前記吸着用ソレ
    ノイドの下部を傾動可能に支持し、この吸着用ソレノイ
    ドとソレノイドホルダの対向面間に、上記吸着用ソレノ
    イドを弾性支持する弾性リングを組み込んだことを特徴
    とするプリンタにおけるネガ押え装置。
JP1987040573U 1987-03-18 1987-03-18 プリンタにおけるネガ押え装置 Expired - Lifetime JPH0635232Y2 (ja)

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JPS5948524B2 (ja) * 1978-05-29 1984-11-27 株式会社日立製作所 電磁ソレノイドの防振支持装置
JPS6118519U (ja) * 1984-07-05 1986-02-03 日立電線株式会社 エレベータ用平型複合ケーブル

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