JPH06350422A - スルーレート調整回路 - Google Patents

スルーレート調整回路

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Publication number
JPH06350422A
JPH06350422A JP5158059A JP15805993A JPH06350422A JP H06350422 A JPH06350422 A JP H06350422A JP 5158059 A JP5158059 A JP 5158059A JP 15805993 A JP15805993 A JP 15805993A JP H06350422 A JPH06350422 A JP H06350422A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
logic circuit
capacitive
selector
slew rate
component
Prior art date
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Pending
Application number
JP5158059A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kamiya
浩 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP5158059A priority Critical patent/JPH06350422A/ja
Publication of JPH06350422A publication Critical patent/JPH06350422A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 論理回路の出力のスルーレートを調整するス
ルーレート調整回路を提供することを目的とする。 【構成】 論理回路内部に容量の異なる複数の容量性負
荷とこれらから1つの容量性負荷を選択して波形出力部
に接続するセレクタを設ける。または、抵抗値の異なる
複数の抵抗部品とこれらから1つの抵抗部品を選択して
波形出力部に接続するセレクタを設ける。さらに双方を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、論理回路の出力のスル
ーレートを調整するスルーレート調整回路に関する。
【0002】
【従来の技術】論理回路の入力電圧がある速さで変化す
ると、出力電圧も当然それと比例した速さで変化するは
ずであるが、実際には、内部回路の追従性能による制約
から、出力電圧はある限界値以上の速さで変化すること
ができない。この限界値のことをスルーレートという。
すなわち、入力に大振幅のステップ入力電圧が加えられ
たとき、出力電圧が1μsにつき何Vの変化で追従する
かを示す数値がスルーレートである。このスルーレート
は内部トランジスタの状態に左右されることが大であ
り、このトランジスタの状態は、製造プロセスの微妙な
変動によっても大幅に変わることがあり、スルーレート
のばらつきが相当大きくなることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように論理回路
のスルーレートは、内部トランジスタの状態に左右され
るため、一般に論理回路のスルーレートはそのばらつき
が大きい。然しながら従来の論理回路は、スルーレート
を調整する機能をもっていないので、例えば波形伝送の
際に高速伝送を行うことが困難になる等の問題点があっ
た。
【0004】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、論理回路のスルーレートをその回路
内部で調整するスルーレート調整回路を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のスルーレート調
整回路は、回路内部に容量の異なる複数の容量性負荷を
設けると共に、これらの容量性負荷の1つを選択して論
理回路の出力部に接続するセレクタを設けたものであ
る。また、抵抗値の異なる複数の抵抗を設けると共に、
これらの抵抗の1つを選択して論理回路の出力部に接続
するセレクタを設けたものである。さらに、容量の異な
る複数の容量性負荷とこれらから1つの容量性負荷を選
択して該論理回路の出力部に接続する第1のセレクタ
と、抵抗値の異なる複数の抵抗とこれらから1つの抵抗
を選択して論理回路の出力部に接続する第2のセレクタ
とを設け、論理回路内部で出力部の時定数の容量性成分
と抵抗性成分を変えてスルーレートを調整する手段を備
えたものである。
【0006】
【実施例】実施例1.図1は本発明の実施例1を示す回
路図である。図において、1a,1bは容量の異なる第
1,第2の容量性負荷、3はセレクタ、31,32,3
3はセレクタ3の第1,第2,第3の端子、4は波形出
力部である。セレクタ3の第1の端子31は、論理回路
内部において波形出力部4に接続されており、第1の容
量性負荷1aはセレクタ3の第2の端子32とグランド
との間に、第2の容量性負荷1bはセレクタ3の第3の
端子33とグランドとの間に挿入される。セレクタ3に
より第1の容量性負荷1aを選択して出力部4に接続す
ると、出力部4における回路固有のインダクタンス成
分、容量性成分、抵抗性成分、コンダクタンス成分らよ
る時定数が、第1の容量性成分が加わることによって変
わり、出力部4における波形の立ち上がりと立ち下がり
が適当になまり、特定のスルーレートをもった立ち上が
り波形と立ち下がり波形に調整することができる。
【0007】次に、セレクタ3により容量の異なる第2
の容量性負荷1bを選択して出力部4に接続すると、上
記と異なる値の特定のスルーレートをもった立ち上がり
波形と立ち下がり波形に調整することができる。そし
て、第1の容量性負荷1aと第2の容量性負荷1bのそ
れぞれの容量性成分の値を適当に調整することにより、
出力波形の立ち上がり立ち下がりを所望の値に近い値の
スルーレートをもつ波形に調整できる。
【0008】実施例2.図2は本発明の実施例2を示す
回路図である。図において、図1の符号と同一の符号は
同一又は相当するものを示し、2a,2bは抵抗値の異
なる第1,第2の抵抗部品、5は論理回路の波形出力部
である。この実施例では、出力部5における時定数に、
セレクタ3が選択した抵抗部品2a,2bの何れか一方
の抵抗性成分が加わることによって出力部4における時
定数が変わり、出力部4における波形の立ち上がりと立
ち下がりが適当になまり、第1の抵抗部品2aと第2の
抵抗部品2bのそれぞれの抵抗性成分の値を適当に調整
することにより、出力波形の立ち上がり立ち下がりを所
望の値に近い値のスルーレートをもつ波形に調整するこ
とができる。
【0009】実施例3.図3は本発明の実施例3を示す
回路図である。図において、図1と図2の符号と同一の
符号は同一又は相当するものを示し、3aは第1のセレ
クタ、31a,32a,33aはセレクタ3aの第1,
第2,第3の端子、3bは第2のセレクタ、31b,3
2b,33bはセレクタ3bの第1,第2,第3の端子
である。この実施例では、出力部5における時定数に、
セレクタ3aによって選択された容量性負荷1a,1b
の何れか一方の容量性成分と、セレクタ3bによって選
択された抵抗部品2a,2bの何れか一方の抵抗性成分
が加わることによって、出力部4における時定数が変わ
る。従って、容量性負荷1a,1bのそれぞれの容量性
成分の値と抵抗部品2a,2bのそれぞれの抵抗性成分
の値とを適当に調整することにより、出力波形のスルー
レートの調整がより容易にできる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
論理回路の出力波形のスルーレートを調整することがで
き、波形伝送の際、高速伝送が可能になる等の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す回路図である。
【図2】本発明の実施例2を示す回路図である。
【図3】本発明の実施例3を示す回路図である。
【符号の説明】
1 容量性負荷 2 抵抗部品 3 セレクタ 31,32,33 セレクタの端子 4 波形出力部 5 スルーレート調整回路を設ける前の波形出力部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】論理回路の入力電圧がある速さで変化す
ると、出力電圧も当然それと比例した速さで変化するは
ずであるが、実際には、内部回路の追従性能による制約
から、出力電圧はある限界値以上の速さで変化すること
ができない。この限界値のことをスルーレートという。
すなわち、入力に図4(a)に示すような大振幅のステ
ップ入力電圧が加えられたとき、出力電圧は図4(b)
または図4(c)のように変化するが、出力電圧が1μ
sにつき何Vの変化で追従するかを示す数値がスルーレ
ートである。このスルーレートは内部トランジスタの状
況に左右されることが大であり、このトランジスタの状
態は、製造プロセスの微妙な変動によっても大幅に変わ
ることがあり、スルーレートのばらつきが相当大きくな
ることがある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】追加
【補正内容】
【図4】 スルーレートを説明する波形図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】追加
【補正内容】
【図4】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理回路内部に、容量の異なる複数の容
    量性負荷とこれらの容量性負荷から1つの容量性負荷を
    選択して該論理回路の出力部に接続するセレクタを備
    え、 論理回路内部で出力部の時定数の容量性成分を変えて該
    論理回路のスルーレートを調整するスルーレート調整回
    路。
  2. 【請求項2】 論理回路内部に、抵抗値の異なる複数の
    抵抗とこれらの抵抗から1つの抵抗を選択して該論理回
    路の出力部に接続するセレクタを備え、 論理回路内部で出力部の時定数の抵抗性成分を変えて該
    論理回路のスルーレートを調整するスルーレート調整回
    路。
  3. 【請求項3】 論理回路内部に、容量の異なる複数の容
    量性負荷とこれらの容量性負荷から1つの容量性負荷を
    選択して該論理回路の出力部に接続する第1のセレクタ
    と、抵抗値の異なる複数の抵抗とこれらの抵抗から1つ
    の抵抗を選択して該論理回路の出力部に接続する第2の
    セレクタとを備え、 論理回路内部で出力部の時定数の容量性成分と抵抗性成
    分とを変えて該論理回路のスルーレートを調整するスル
    ーレート調整回路。
JP5158059A 1993-06-04 1993-06-04 スルーレート調整回路 Pending JPH06350422A (ja)

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JP5158059A JPH06350422A (ja) 1993-06-04 1993-06-04 スルーレート調整回路

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JP5158059A JPH06350422A (ja) 1993-06-04 1993-06-04 スルーレート調整回路

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JPH06350422A true JPH06350422A (ja) 1994-12-22

Family

ID=15663403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5158059A Pending JPH06350422A (ja) 1993-06-04 1993-06-04 スルーレート調整回路

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ITMI20082267A1 (it) * 2008-12-19 2010-06-20 R G M D S P A Dispositivo per diatermia
JP2012124571A (ja) * 2010-12-06 2012-06-28 Toshiba Corp 差動信号出力装置、および、携帯機器

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