JPH06349989A - 熱伝達冷却装置 - Google Patents

熱伝達冷却装置

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JPH06349989A
JPH06349989A JP5234884A JP23488493A JPH06349989A JP H06349989 A JPH06349989 A JP H06349989A JP 5234884 A JP5234884 A JP 5234884A JP 23488493 A JP23488493 A JP 23488493A JP H06349989 A JPH06349989 A JP H06349989A
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JP
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piston
chip
cold plate
solder
heat transfer
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JP5234884A
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English (en)
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Richard C Chu
リチャード・チャオーファン・チュー
Jr Michael J Ellsworth
ミカエル・ヨセフ・エルスワース・ジュニア
Robert E Simons
ロバート・エドワード・シモンズ
David T Vader
ディビット・セオドール・ベィダー
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International Business Machines Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/34Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
    • H01L23/46Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements involving the transfer of heat by flowing fluids
    • H01L23/473Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements involving the transfer of heat by flowing fluids by flowing liquids
    • H01L23/4735Jet impingement
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/34Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
    • H01L23/42Fillings or auxiliary members in containers or encapsulations selected or arranged to facilitate heating or cooling
    • H01L23/433Auxiliary members in containers characterised by their shape, e.g. pistons
    • H01L23/4338Pistons, e.g. spring-loaded members
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、冷却されるチップに対する
熱伝達モジュールのコールド・プレートのカストマイズ
された係合を実現し、これによりチップの軸に垂直な平
面に対するチップの表面の傾き若しくは整合ミス又はチ
ップ同士の高さの変動に適合できるようにすることであ
る。 【構成】 コールド・プレート・フレームのピストン
は、これの表面のハンダメッキ及びこのピストンが収容
されているくぼみ即ちシリンダの内壁のハンダメッキを
ソルダー・リフローする時に、1つの軸に沿って移動し
且つ他の2つの軸の周りで傾くことが出来る。ピストン
がソルダー・リフローの間に、バイアス力の基で自由に
動かされて、ピストンの表面は電子的半導体チップの全
表面に密着する。この後ハンダを冷却してピストンの表
面がチップの表面に密着した状態で固定して冷却効果を
改善する。この著しく改善された冷却効果を維持しなが
ら、コールド・プレートは、この冷却システム及び電子
的チップから取りはづされそして再び組み立てられるこ
とが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばコンピュータ等
における電子的コンポーネント及び電子的アッセンブリ
の冷却装置に関する。更に具体的に言うならば、本発明
は、支持基板上の電子的チップの平面の不整合に対応で
きるようにカストマイズされうる冷却装置のコールド・
プレートに関する。
【0002】
【従来の技術】電子的アッセンブリは、大型若しくはメ
イン・フレーム・コンピュータにおける多くの装置から
なり、そしてこの装置は、共通チップ支持基板にとりつ
けられている論理チップ及びメモリ・チップを含む。チ
ップ支持基板の表面には、これに取り付けられるチップ
に対する信号を伝える回路パターンが形成されている。
基板表面の回路パターンに加えて、基板表面には複数個
の取り付け点即ちパッドが存在する。これらのパッド
は、論理及び/若しくはメモリ・チップの接続パッド
を、チップ支持基板上の電気的回路パターンにハンダ付
けさせる。
【0003】代表的には、論理及びメモリ・チップの基
板へのこの取り付けは、論理若しくはメモリ・チップの
終端パッド上に形成された小さなハンダ・ボールにより
行われる。この取り付け技法は、C4ソルダー・プロセ
スの一部として周知である。電子的チップの終端パッド
上に、ほぼ一様な直径のハンダ・ボールが形成される
と、このチップは、基板の電気的パターンの適切な終端
パッドの上に置かれ、そしてソルダー・リフローがなさ
れて、チップの終端パッド及びチップ支持基板の間に接
続及びブリッジを形成する。
【0004】最初にハンダ・ボールが、電子的チップ若
しくはチップ支持基板上に形成されるとき、一様性を保
つための最大の努力がなされるにも関わらず、ハンダ・
ボールそれぞれのハンダの量が固有的に変動する。更
に、チップがそれぞれ異なるシリコン・スライスから作
られるために、チップの厚さはわずかに変動する。これ
らの変動は各チップを冷却する際に問題を生じる。その
理由は、すべてのチップの表面が一様に整列されること
ができないからである。
【0005】かくして、チップ支持基板に対するチップ
の整列は、ソルダー・リフローの間の液状ハンダの表面
張力によりそして各ハンダ・ボールのハンダの体積によ
り大きく制御される。従って、チップ支持基板の上面即
ち回路表面からの電子的チップの上面までの高さと、チ
ップ支持基板の上面に対するチップの上面の配向は、各
ハンダ・ボールの表面張力及びハンダの体積に大きく依
存する。
【0006】更に、チップ自体の一端から多端までの厚
さが変動し、これらの変動が、チップ支持基板の回路表
面に対するこの電子的チップの上面の向きに影響を与え
る。これらすべての変動により、電子的チップの上面
は、チップ支持基板の回路表面に対して、平行とならず
又周囲の他のチップと同じ高さを維持できなくなる。
【0007】すべてのチップの表面がチップ支持基板の
回路表面と平行となるように、全てのチップの上面を平
行することは実質的に不可能である。
【0008】この非一様性の結果、動作中にチップを冷
却するために一枚の平坦な板を使用することが出来なか
った。その理由は、この一枚の平坦な板の表面を複数個
の全てのチップの表面に密着させる出来ないからであ
る。
【0009】チップ内の回路密度が増大するのつれて、
多数の集積回路が回路内に実装され、高い温度が発生さ
れてチップ内に集まる。チップを適正な動作状態に保つ
ためにこの熱は効率よくそして信頼性よく除去されねば
ならない。
【0010】この熱の除去を行うために、電子的チップ
の上面即ち露出面を、高い熱伝導性の部材に係合させる
ようにする熱伝導性の冷却モジュールが設計された。こ
の部材はフレーム若しくは骨組み内に収納されて、この
フレームがこの部材をチップの表面に押しつける。又こ
のフレームは電子的チップから熱を除去するための熱伝
導性通路を与え、かくしてチップを冷却する。
【0011】チップ及び係合部材相互間の接触は、点接
触若しくは線接触である。もしもチップの露出表面に接
触する係合部材が平坦な表面を有するならば、この表面
はチップの平面に垂直な軸方向のみに動かされ、そして
もしもチップがわずかに傾けられると、この係合状態で
の熱伝達は所望のものから著しく悪化したものになり、
従って、このように傾けられたチップにより生じる悪い
効果を解決する努力がなされてきた。傾いて配向された
チップに対して熱伝導部材を正しく一致させるために初
期に行われた試みの一つが、本出願人による米国特許第
4、034、468号に示され、ここでは、電子的チッ
プの露出面とこれのパッケージとの間に比較的多量の低
融点のハンダをおいて組立が行われる。このチップとパ
ッケージをモジュールに組み立てた後、ハンダがリフロ
ーされて、表面張力及び重力に基ずいてハンダがボール
状になる。これの効果は、モジュールの素子の向き及び
ハンダの質量のリフロー位置に依存して、ハンダのボー
ルが垂れてチップ若しくはパッケージに接触することで
ある。ハンダ及びこれに隣接する係合表面の間の少なく
とも一つの接合が接続されず、従って極低温の冷却が行
われる時、互いに異なる材料の熱膨張係数の相違が未接
着表面を横切る熱伝導を低下し、そしてチップ上にスト
レスを生じて破断を起こさせる。電子的装置をヒート・
シンクに永久的に熱結合するための一つの方法が、IB
M Technical Disclosure Bu
lletin、1970年3月、第12巻 第10号の
1665頁に示されており、そしてここでは電子的装置
をヒート・シンクに金属的に接着するハンダを使用する
ことが示されている。更に、回路モジュールに液状ガリ
ウムの熱伝達層を使用することが,IBM Techn
ical Disclosure Bulletin、
1976年9月、第19巻第4号の1348頁に示され
ている。
【0012】複数個の電子的チップを冷却する伝達性の
冷却モジュールを設計する最近の試みは、本出願人によ
る米国特許第4、193、445号に示されており、こ
こではフレームの各シリンダに収納されて電子的チップ
に向かって押しつけられるピストンが使用される。
【0013】チップからコールド・プレートへ至る熱伝
達を改善するための更に他の試みは、ピストンの両端に
わずかな傾斜をつけてピストンをコールド・プレートの
シリンダ内で傾けられるようにしている。この解決法は
ピストンとチップの間の界面に注目しているが、ピスト
ンからコールド・プレートへの熱伝達に対するギャップ
/バリアを解決できない。ギャップをオイルで充填する
ことは少しは効果があるがしかし依然として不十分であ
る。ピストンに傾斜をつけると、ピストンとほぼ同じ直
径のシリンダ内でピストンが傾くこと即ちシフトするこ
とが出来、ギャップを伝わる熱伝達を改善する。
【0014】しかしながら、ピストン及びコールド・プ
レート・シリンダは、満足する熱伝達を生じるためには
厳格な許容公差を必要とする。この場合には、ピストン
及びシリンダの間のギャップは、0.025mmよりも
大きくてはならない。
【0015】米国特許第4、193、445号は電子的
チップの傾斜の問題を、ヘッドを形成してそしてスプリ
ングでバイアスされたピストンの表面を複数個の球体に
係合させることにより解決しており、ピストンの部分的
に球状な表面がチップの傾斜若しくは配向に係わらず電
子的チップの露出表面に係合する。この特許のピストン
には球状面上の溝にまで延びる中心穴が形成されてお
り、これにより熱伝達性のワックスがこのピストンの中
心穴に詰め込まれることが出来る。加熱されると、ワッ
クスがチップの面の向かって流れ落ち、ピストン及びチ
ップの間に効果的な結合を与え、これによりピストン面
とチップの露出面の間の領域を充填してチップからピス
トンへの熱伝達性を改良する。ピストン及びシリンダの
間の環状の界面は、溶融された熱ワックスで充填されて
リフローし、チップ面からのピストンの跳ね返りを防ぎ
そしてシリンダの壁への熱伝達を改善する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術は電子的チップからの熱を十分に放熱する事が出来
なかった。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、電子的
チップから冷却フレームへの熱伝達を改良することであ
る。
【0018】本発明の他の目的は、冷却流体により熱伝
達モジュールのピストンの直接的な冷却を実現すること
である。
【0019】本発明の他の目的は、冷却されるチップに
対する熱伝達モジュールのコールド・プレートのカスト
マイズされた係合を実現し、これによりチップの軸に垂
直な平面に対するチップの表面の傾き若しくは整合ミス
又はチップ同士の高さの変動に適合できるようにするこ
とである。
【0020】本発明の他の目的は、電子的パッケージの
修理の後に再びカストマイズされうるコールド・プレー
トを提供することである。
【0021】電子的チップを支持する基板上の多数のチ
ップを冷却するために使用されるコールド・プレート
は、代表的には内部に冷却溝を設けることが出来るほど
の厚さのフレーム若しくはプレートを含む。冷却溝即ち
チャネルを設けることにより、この中を冷却された液体
若しくは冷却剤が循環し、コールド・プレートから或る
放熱領域へ熱を伝達する。放熱領域では、熱が他の熱媒
体若しくは外部雰囲気へ放散される。
【0022】コールド・プレートには、望ましくは複数
個のくぼみ若しくはシリンダが設けられそして各シリン
ダ内にはピストンがそれぞれ収納される。ピストンの断
面形状は設計に応じて、例えば矩形、四角形、楕円形、
円形若しくは環状でもよい。良好な断面は円形であり、
そしてピストンには一つ若しくは二重のテーパーがつけ
られている。コールド・プレート内のくぼみの断面は、
ピストンの断面形状とほぼ同じである。ピストンの寸法
はくぼみの寸法よりもわずかに小さくされており、これ
によりピストンは或るバイアス力が加えられるとこれの
軸方向に沿ってくぼみ内で移動できるだけでなく、基板
上に支持されている電子的チップの平坦な露出面の整合
ミスに適合するようにわずかに傾けられることが出来
る。ピストンとシリンダの間のギャップ即ち間隔は、
0.125mm乃至0.250mmでもよい。くぼみの
壁及びピストンの壁の間の付加的な空隙により、ピスト
ンはZ軸に沿って移動でき、ピストンの係合面は電子的
チップの少なくともある部分に接触し、次いでこの付加
的な空隙によりピストン自身がX及びY軸の周りで回転
でき、これにより係合面はチップの露出面に対してフェ
イス・ツー・フェイスに密着する。くぼみの側壁及びピ
ストンの内壁は、薄いハンダ層で覆われることが出来
る。次いでピストンは、コールド・プレート・フレーム
内に組み込まれる。コールド・プレート・フレーム及び
ピストンが電子的アッセンブリの上に位置決めされる
と、ハンダがリフローされ、ピストンはZ軸のみなら
ず、X軸及びY軸の周りで移動できる。
【0023】かくして、ピストンは、ハンダが溶融状態
にある間に、それ自身をチップの表面に整合させるよう
に向きを変える。この後、ハンダが固体化されてピスト
ンを所望の向きに固定する。ピストンの壁及びくぼみの
間の間隔は、ハンダが溶融状態の間に毛細管現象により
この間隔に留められるように十分に小さい。電子的チッ
プに対するピストンの位置及び向きは、ハンダが溶融状
態の間に決まり、かくしてピストンは比較的自由に動く
ことが出来る。コンプライアンス・ツールを用いること
により、ピストンはこれを基板及び電子的チップに向け
て押しつけるようにスプリング・バイアスされる。ハン
ダを冷却してそして固体化すると、ピストンは適切な方
向で固定される。電子的チップ及びこれを支持する基板
は、製造動作のためにコールド・プレートから取り外さ
れることが出来、そして再びコールド・プレートへ結合
しても、チップの向き及びピストンの向きは変わらな
い。
【0024】ピストン及び電子的チップの間の界面に熱
伝達性のペーストを充填することが望まれるならば、予
備組み立て及び配向工程の間に適切な寸法合わせが行わ
れることが出来る。即ち、チップ及びピストンの間に熱
伝達性のペーストが入り込めるように、ピストンが配向
されそして空間的に位置決めされる。
【0025】固体状態にされたハンダによりピストンが
固定されると、ピストンの壁及びコールド・プレート・
フレームの間に優れた熱伝達通路が設立される。冷却剤
若しくはガスが冷却のために使用される場合にも、又は
ピストンが中空のキャップであってこの中にノズルが挿
入されて冷却液若しくは冷却ガスがこのキャップの内壁
に吹き付けられる場合にも、この技術を利用することが
出来る。キャップは上述と同じようにして配向されそし
てコールド・プレート・フレームにハンダ付けされる。
この取り付け方法は、キャップをこれが係合する電子的
チップに対して位置づけるだけでなく、通路を密封して
冷却媒体の漏洩を防止する。
【0026】
【実施例】図1において、コールド・プレート10は完
成アッセンブリの一部分として示されており、そしてコ
ールド・フレーム・プレート12に円筒状のくぼみ即ち
シリンダ14が形成されている。これらのくぼみ即ちシ
リンダ14内にはピストン18が挿入されており、そし
てピストン18はくぼみ14内で自由に動くことが出来
る。
【0027】くぼみ14及びピストン18の断面形状
は、円形に限定されず、本発明の他の条件を満足するな
らば、楕円形、矩形、四角若しくは他の所望の形状でも
よい。本発明の良好な実施例では、図1のように円形の
くぼみ即ちシリンダ14及び円形のピストン18が用い
られる。
【0028】コールド・プレート12の内部には通路即
ち16が形成されており、そしてこの通路を通って、例
えば冷却された水のような冷却液が循環され、電子的シ
ステムの動作中にコールド・プレート12により吸収さ
れた熱エネルギをうけとる。
【0029】冷却液はこの装置の放熱領域に送られ、こ
こで電子的システムからの熱が放散される。コールド・
プレート・アッセンブリ内に含まれているこれらの流体
冷却液を流す溝及びシステムについて更に詳しく後述す
る。
【0030】図2は、図1の円形以外の形状のくぼみ1
4に適応できるという点を除いて、図1のコールド・プ
レート・フレーム12と同様なコールド・プレート・フ
レーム12を有する熱冷却モジュールの断面を示す。コ
ールド・プレート12は冷却通路即ちチャネル16を有
し、そしてこれはコールド・プレート12の内くぼみ1
4の壁に密接する部分を通って延びている。冷却媒体が
チャネル16を通過されるにつれて、これはコールド・
プレート12から熱を吸収する。コールド・プレート1
2を冷却することによりヒート・シンクが形成され、そ
してこのヒート・シンクに対して、電子的チップからの
熱が熱伝達により伝わる。チップ支持基板20上の電子
的チップ22及びこのチップの向きに対して独特にカス
トマイズされたコールド・プレート12を形成するため
に、ピストン18は、チップ22の表面の向きに従って
これに密接し且つ配向されて位置決めされ、そしてシリ
ンダ即ちくぼみ14の壁にハンダ付けされている。くぼ
み14の解放端を閉じるためにそしてコールド・プレー
ト12にゴミ等が入り込むのを防止するための板50が
コールド・プレート12に取り付けられている。
【0031】コールド・プレート12は、これと基板2
0との間に挿入されたシーリング用のOリング54によ
り基板20に対して密封されている。基板20は、保持
即ちクランプ・リング52によりこの位置に保持され
る。電子的チップ22をコンピュータ・アッセンブリの
他の回路コンポーネントに接続するのに必要な回路接続
は、基板20から伸びるピン21により行われる。
【0032】図2に示すような完成したアッセンブリに
するための組立プロセスを図3を参照して説明する。基
板20の表面には電子的チップ22がハンダ接続即ちハ
ンダ・ボール24により接続されている。
【0033】このハンダ接続即ちハンダ・ボール24
は、チップの上面23の整列ミスを生じる原因の一つで
ある。ハンダ・ボール24を基板20の表面に形成する
時には、各基板20上の全てのハンダ・ボール24の体
積を同じにするように努力がなされる。
【0034】しかしながら、製造プロセスのパラメータ
が変わるにつれて、幾つかのハンダ・ボール24の体積
が等しくならなくなる。従って、チップ22が基板20
上に取り付けられるとき、チップ22の位置決めは少な
くとも溶融ハンダの表面張力に依存し、そしてチップ2
2は基板20の上面に対してわづかに傾斜されてしま
う。更に、個々のチップ22は種々な厚さのウエハから
切り出されるので厚さにばらつきが生じ、そしてこれに
より、基板20からピストン18に係合するチップの表
面までの高さが変動する。従って、このような変動に対
応する必要がある。
【0035】正確な平行性及び一様な高さを得ることが
不可能なので、ピストン18がチップの表面23に押し
つけられるとき、ピストン18はチップ20に向けて並
進されそしてただ一点だけで若しくは一本の線に沿って
表面23と係合する。
【0036】カストマイゼーション・ステップの前に
は、コールド・プレート12及びくぼみの14の壁は前
もってハンダで覆われている。くぼみ14の壁に対する
ハンダ・メッキは任意の標準的なハンダ・メッキ・プロ
セスにより行われることが出来る。例えば、コールド・
プレート・フレーム12全体を溶融ハンダ内に漬けるこ
と、溶融ハンダをくぼみ14の壁に吹き付けること、く
ぼみ14の壁にハンダをメッキすること、若しくは他の
任意の方法により行われうる。ここで必要とされること
は、くぼみ14の壁が、ハンダ接続24の溶融点よりも
低い溶融点の薄いハンダ層で被覆されることである。
【0037】同様に、それぞれのピストン18の外壁
は、同じハンダによりハンダ・メッキされる。更に、ピ
ストン18の面取り部分には余分なハンダ30が付着さ
れうる。
【0038】このようなハンダ30の付着は、溶融ハン
ダを含む、若しくは溶融ハンダがそそぎ込まれているモ
ールドの中へピストン18を漬け、ハンダを固体化し、
そしてピストンからモールドを取り除くことにより行わ
れることが出来る。この代わりに、環状の面取り部に係
合する環状リングの形をした所定の量のハンダを用いて
この追加のハンダ30を付けることが出来る。
【0039】ピストン18がくぼみ14に挿入された後
に、コンプライアンス・ツール40がコールド・プレー
ト12に取り付けられることが出来る。コンプライアン
ス・ツール40は、代表的には複数個のシリンダ即ち開
口43が内部に形成された板部材41を含む。シリンダ
43内に挿入されているのは、スプリング44及びピス
トン42である。ピストン42の一端の表面は、丸みを
付けられ、若しくは球状にされ、若しくは一部分が球状
にされることが望ましく、そしてこれがピストン18の
上面に係合する。コンプライアンス・ツール40がコー
ルド・プレート12にクランプ若しくは取り付けられそ
して基板20及びチップ22が同様にコールド・プレー
ト12に係合されると、このコールド・プレート12に
対してソルダー・リフロー動作を行う準備が整う。
【0040】ソルダー・リフローは、ピストン18及び
くぼみ14のハンダ・メッキ面28及び26上のハンダ
合金30の溶融点よりも高く、しかしチップ22のハン
ダ接続24の溶融温度よりも低い温度まで全体のアッセ
ンブリ10を加熱することにより行われる。この時ピス
トン18は、電子的チップ22の上面23に係合するま
でスプリング44により下方に向かって自由に動かされ
る。ピストン18が表面23からの抵抗に出会うと、ス
プリング44はこのピストン18を更に表面23に向け
て押し続ける。メッキ面26及び28上のハンダが液状
であるので、ピストン18の動きに対する抵抗は、電子
的チップ22のみから与えられる。ピストン18及びチ
ップの上面23の間の係合(代表的には点係合若しくは
線係合)は、殆どの場合ピストン18の中心線からはず
れているので、ピストン18をこれのX軸及びY軸の周
りで回転させようとする力が働く。これについては図7
を参照して詳述する。単一のピストン18に対して複数
個のピストン42を係合させて、全ての場合に対応する
動きをさせることが出来る。
【0041】ピストン18は、自分自身で向きを変えて
電子的チップ22のほぼ表面全体に接触する。このよう
に向きを変えるには、ピストン18の上端が図3で見
て、右若しくは左に移動するような回転を必要とし、ピ
ストンの一方の側壁はくぼみ14のメッキされた壁に近
ずき、そしてピストンの他方の側壁は壁26から遠ざか
る。ピストン18の下端も同様な動きをし、従ってハン
ダ・メッキされた表面26及びピストンのハンダ・メッ
キされた表面28の間のギャップ17は、スプリング4
4及びチップの上面23による力関係に従って狭くなっ
たり広くなったりする。
【0042】本発明の一つの重要な利点は、ピストンの
表面28とシリンダの表面26との間のギャップ17
が、従来における代表的な値である0.025mmから
約0.13mm乃至0.25mmにまで増大されうるこ
とである。これは製造コストを減少し、そしてチップ2
2に対するピストン18の整列を改善し、そしてハンダ
を十分に保持するギャップ17を生じる。ピストン1
8、シリンダ14及びギャップ17に更に多量のハンダ
30を含ませるために、コールド・プレート12がピス
トン18と係合する場所の近くのピストン18の表面に
環状の溝90(図2)を設けることが出来、この結果過
剰のハンダ30がソルダー・リフローの時にこの溝90
に入り込むことが出来る。
【0043】この後このアッセンブリ全体が冷却され、
かくしてハンダを固体化する。溶融状態では、ピストン
18及びコールド・プレート・フレーム12の間の比較
的狭い空隙即ちギャップ17が、領域30にあるハンダ
をこのギャップ17に引っぱり込む。ハンダ30がピス
トン18及びコールド・プレート・フレーム12の間で
固体化すると、ピストン18は、表面23に密着するに
必要な向きにある位置に固定される。更に重要なこと
は、冷却チャネル即ち通路32内を循環する冷却媒体
へ、ピストン18が集めた熱を伝えるための良好な熱的
接合がピストン18及びコールド・プレート・フレーム
12の間に形成されることである。
【0044】冷却の後に、基板20及びこの上の電子的
チップ22は、はずされて更にこれに対する処理が行わ
れ、そしてコンプライアンス・ツール40がはずされ
て、次のアッセンブリ10の組立のために再使用され
る。
【0045】最終組立が所望されると、基板20はチッ
プ22と共にコールド・プレート・アッセンブリ12の
ピストン18の下側に再び位置決めされてこれと係合さ
れる。
【0046】チップ22とピストン18の表面は、上記
の取り外し以来固定されているので、各表面は互いに密
接する。
【0047】カバー板50が上述の理由によりコールド
・プレート12に取り付けられる。全体のアッセンブリ
は、各部分を所定の位置に保つために標準的な方法で互
いにクランプ即ち固定される。最終組立工程の間に、ピ
ストン18及び電子的チップ22の上面23の間に熱伝
達性ペーストを含ませることが望まれるならば、このペ
ーストがいれられそして各部分が組み立てられるとき
に、ピストン18及びチップ22の間の界面から余分な
ペーストがはみ出して除去される。この代わりに、チッ
プ22を囲む領域そして基板20及びコールド・プレー
ト12の間の領域はポンプにより伝熱性ペーストを詰め
込まれてもよい。非常に小さなギャップに対しては油を
使用し、一方大きなギャップに対してペーストを使用す
ることが出来る。
【0048】最終組立においてペーストを使用する場合
には、ソルダー・リフロー動作の間、チップ22及び基
板20の間隔をわずかに小さくしてペースト118のた
めの空間を確保することが望ましい。次いで、最終組立
において、基板20及びチップ22はピストン18から
わずかに離れて位置決めされ、従ってカストマイゼーシ
ョンの間熱伝達ペースト118のためのスペース即ちギ
ャップ21を与える。
【0049】各ピストン18をチップ22により決めら
れる位置に向け、そして各ピストン18及びこれの表面
をコールド・プレート12に対して固定するプロセス及
びこのプロセスの望ましさが理解されたところで、次に
図5を参照して他の冷却方法を説明する。
【0050】図5において、コールド・プレート・フレ
ーム12’は前述のコールド・プレート12と同様なも
のであるが、このコールド・プレート・フレーム12’
には冷却通路が設けられていない。代わりに、ピストン
18’はカップの形に形成され、このピストン18’
は、前述のピストン18と同様に、コールド・プレート
・フレーム12’に形成されたくぼみ14’内に装着さ
れる。カップ状ピストン18’及びコールド・プレート
・フレーム12’は、前述のようにハンダメッキされて
いる。図3に示したコンプライアンス・ツール40と同
様な装置によりカップ状ピストン18’はチップ22に
向かって押しつけられ、そしてハンダ30がリフローさ
れる。
【0051】カップ状ピストン18’及びコールド・プ
レート・フレーム12’の間にハンダ接続部68が形成
されると、カップ状ピストン18’を押しつける装置は
除去されることが出来る。最終組立時には、前述のカバ
ー板50の代わりにマニホルド板58が取り付けられ
る。マニホルド板58は、冷却流体が通過するための通
路72及び74並びにカップ状ピストン18’の内壁に
まで延びるこのマニホルド板58の部分の複数個のノズ
ル64を有する。各ノズル64には、冷却流体をカップ
状ピストン18’の内壁に噴出するオリフィス即ち噴出
孔66が形成されている。良好な流体は、冷却された水
であるが、液体窒素若しくは他の流体を使用することが
出来る。
【0052】マニホルド板58は、ノズル構造62の全
ての部分とカップ状ピストン18’の内壁との間に或る
ギャップ即ち空隙を与えるように形成される。これらが
完全に組み立てられそしてOリング54及び56により
密封されると、冷却媒体に対する通路が形成され、即ち
冷却媒体は流入通路60に導入されそしてここから流体
はノズル64及びオリフィス66を通って流れる。冷却
媒体即ち冷却水がオリフィス66を通ってカップ状のピ
ストン18’の内部に噴出されるにつれて、図5に示す
ように、冷却水はカップ状ピストン18’にたまってい
る熱を吸収しそしてノズル64とカップ状ピストン1
8’内壁の間を上方に向かって通過して、収集通路72
に集まった後に冷却媒体は出力通路74に向かう。液状
若しくはガス状の冷却媒体の循環はコールド・プレート
・アッセンブリ10外で制御され、そしてこれらは本発
明外であるので詳述しない。
【0053】当業者により明らかであるように、カップ
状のピストン18’をコールド・プレート・フレーム1
2’に取り付けることは、これらの安定性を改善するば
かりか、チップ22から通路60若しくは74への熱の
伝達に全く悪影響を与えない。各カップ状ピストン1
8’が各チップ22に対して傾けられそして高さが変え
られても、チップ22からカップ状ピストン18’への
熱の伝達は著しく改善される。
【0054】図1乃至図4に関して説明した実施例にお
いては、ピストン18及びシリンダ14の間のハンダ接
続は、改善された熱伝達通路を付加的に与える。図5の
カップ状のピストン18’は、これらがチップ22に対
してフェイス・ツー・フェイスで係合するように配向さ
れている限り、改善された熱伝達特性を示す。図1乃至
図4の実施例に関して述べたように、もしも所望される
ならば、熱伝達ペーストが又、カップ状ピストン18’
及びチップ22の間に使用されることが出来る。カップ
状ピストン18’及びコールド・プレート・フレーム1
2の間の界面は熱の伝達に使用されないので、フレーム
12は例えばプラスチックのような材料で作られること
が出来、そしてカップ状ピストン18’及びフレーム1
2の間の接続は粘着材によりなされることが出来る。
【0055】ピストン18若しくはカップ状ピストン1
8’の位置決めは図6及び図7を参照することのより更
に理解されよう。図6において、ピストン18は点19
においてチップ22と係合している。チップ22及び基
板20の間のハンダ接続24がチップ22を傾け、その
結果チップ22の左端における高さの寸法dがチップ2
2の右端における高さの寸法d’よりもわずかに小さく
なる。これはチップ22の厚さの変動により生ぜられる
こともあるが、殆どの場合には、チップ22の左端のハ
ンダ・ボール24の体積とチップ22の右端のハンダ・
ボール24の体積が異なりこのためにチップ22の向き
が影響される。
【0056】いずれの場合にも、ピストン18若しくは
カップ状ピストン18’が適切に配向されるまでは、ピ
ストン18若しくは18’とチップ22との間には楔状
の間隔即ちギャップ21が形成される。
【0057】チップ22の右端におけるギャップ21の
厚さは約50.8ミクロンである。ピストン18’が約
20mmの係合長を有し、そしてチップ22が約20m
mの幅を有する場合には、円筒状以外のピストン18’
の幅寸法に対応するくぼみ14の寸法が、そして円筒状
のピストン18及びくぼみ14の直径の寸法が、2つの
直径相互間に約50乃至60ミクロンの差を与えなけれ
ばならないことが明かであろう。このような差があるの
で、ピストン18は上述のようにそれ自身を適切に傾け
ることができ、そしてソルダー・リフロー動作の間、液
状のハンダを引き上げそして維持するギャップ17をピ
ストン18及びくぼみ14の間に常に維持する。直径の
差はピストン18にテーパーを付けるか、若しくはシリ
ンダの直径を大きくすることにより作られることが出来
る。ピストン18をコールド・プレート12にハンダ付
けすると、直径の差は、25.4ミクロンから254ミ
クロンのオーダに増大されることが出来る。許容される
公差の軽減は、コストの点から望ましい。
【0058】図7は、円筒状の断面形状のピストン18
の概略図を示すが、ここに示すことは他の断面形状のも
のにも等しく適用できる。ピストン18はZ軸に沿って
下方に押しつけられる。チップ22及びギャップ17に
ある溶融状態のハンダと係合すると、X軸及びY軸の周
りでわずかな量だけピストンが回転しそしてこれがピス
トン18の底面をチップ22の上面23の向きに合わせ
る。
【0059】複数個のチップ22の内の一つを基板から
とりはづし、そしてこれに代わる新たなチップ22を位
置決めしてハンダ付けする場合には、この新たなチップ
22に密着するようにピストン18を再配向しなければ
ならないことが明かである。このことは比較的簡単に行
われうる。コールド・プレート12及びカップ状ピスト
ン18’若しくはピストン18をコンプライアンス・ツ
ール40及び電子的アッセンブリ19と再組立し、そし
てハンダをリフローすることにより、この新たなチップ
22に係合するようにピストン18を再配向する事が出
来る。ピストン18若しくは18’を上述のように再配
向する事に加えて、ピストン18若しくは18’はコー
ルド・プレート12及びチップ22と空間的に固定さ
れ、そしてチップ22との係合から取り外されそして再
組立されることが出来る。
【0060】冷却媒体を流す通路(クーリング・フロー
・チャネル)の良好な構造が図8に示され、そしてこれ
を直交フロー・ネットワーク(OFN)と呼ぶ。OFN
の原理は、冷却媒体が複数個の流入チャネル84に導入
され、そしてフロー・マニフォルド即ちチャネル82か
らコールド・プレート12へ流されることである。コー
ルド・プレート12内のチャネル82のネットワーク
は、流入チャネル84を流出チャネル86に接続する。
流入チャネル84及び流出チャネル86の間のフロー・
チャネル82の長さは、隣接するピストン18相互間の
ピッチにほぼ等しい。従って、媒体が流れる長さが短い
ので、冷却媒体の温度はあまり上昇せず、ピストン18
を効果的に冷却し、そして冷却効率は、流入点の近くで
最も高くなりそして圧力の低下が著しく減少される。更
に、すべてのピストン18は、ほぼ等しい温度の冷却媒
体の冷却効果を受ける。
【0061】フロー・チャネル82は、供給即ち流入チ
ャネル84及び収集即ち流出チャネル86を形成するよ
うに組み立てられたプレート内に形成されることが出来
る。コールド・プレート12は、横に延びるフロー・チ
ャネル82、流入チャネル84及び流出チャネル86を
形成するプレートであることが出来る。
【0062】図9を参照すると、ここには完成されたア
ッセンブリ10とチップ22を支持する基板20との分
解図が示されている。ピストン18はチップ22の上に
位置決めされている。コールド・プレート12はピスト
ン18の上に位置決めされており、そしてくぼみ即ちシ
リンダ即ちキャビティ14がピストン18を受け取るよ
うに整列されている。
【0063】各キャビティ即ちシリンダ14を囲んでい
るのは、冷却媒体が流れるフロー・チャネル即ち通路8
2である。フロー通路82の接合点に、開口84及び8
6がドリルされ、これらは流入チャネル84及び流出チ
ャネル86として働く。板即ちプレート87は、横に延
びるフロー通路82の端部を閉じる働きをする。
【0064】マニホルド・プレート92は、流入チャネ
ル84及び流出チャネル86の上に位置決めされる。プ
レート92に開けられた開口94は、流入チャネル84
及び流出チャネル86と連絡する。プレート92の上面
に形成されているのは、流入即ち供給マニフォルド94
及び流出マニフォルド96である。供給マニフォルド9
4及び流出マニフォルド96は、流入チャネル84及び
流出チャネル86をそれぞれ接続する通路98及び10
0を有する。
【0065】マニフォルド即ちカバー・プレート102
には入力ポート104及び出力ポート106が設けられ
ている。入力ポート104に導入された冷却媒体は、チ
ャネル98を経て流入チャネル84に至りそしてフロー
通路82を通って循環する。フロー通路82を通過した
後に、冷却媒体は流出チャネル86により集められ、次
いで出口の出力ポート106を通ってアウト・フロー・
マニフォルド96に流れる。
【0066】上述のように、コールド・プレート12は
組み立てられそしてハンダ付けされ、次いでマニフォル
ド・プレート92、カバー・プレート102及びクラン
プ・プレート52と共に組み立てられてボルトで留めら
れる。
【0067】もしも所望されるならば、異なる設計のマ
ニフォルド・プレート92が使用されうる。位置的な整
合をさせる技術は、図10に示すようなメモリ組立体1
10を冷却する上で重要である。メモリ組立体110
は、複数個のチップ112の集合である。複数個のピス
トン114が、この組立体110を形成するチップ11
2のエッジに係合するように位置決めされそして上述の
ようにハンダ付けされる。
【0068】個別的なチップ116は、上述のようにし
て冷却されうる。
【0069】チップ112のエッジの高さの変動がある
ので、熱伝達性のペースト118をピストン114及び
組立体114の界面に塗布してピストン114への熱伝
達を確実にしなければならない。
【0070】ピストン114の代わりに、図11に示す
ようなキャップ120を使用することが出来る。図5に
示した噴出機構の寸法を適切に変更して図10のコール
ド・プレート12の代わりに使用することが出来る。図
10のメモリ組立体110のコールド・プレート・アッ
センブリを完成するために、図10のコールド・プレー
ト12に図9のマニフォルド・プレート92及びカバー
・プレート102を取り付けることが出来る。
【0071】全ての電子的チップ22をほぼ同じ温度で
動作させることが望ましいので、異なるチップ22の温
度を平衡させるようにしなければならない。例えば、第
1番目のチップ22が25ワットの熱を発生し、そして
第2番目のチップ22が50ワットの熱を発生し、そし
て両チップ22が等しく冷却されるとすると、第1番目
のチップ22は第2番目のチップよりも冷却され、そし
てパフォーマンスの非平衡が生じうる。
【0072】このような非平衡をなくするため、低い電
力のチップ22からの熱の流れを少なくするように制御
されねばならない。図12は、低い電力のチップ22に
係合するピストン18の面80を示す。面80は、隆起
面81及びくぼみ83を生じるように溝が付けられてい
る。チップ22及びピストン18の界面を横切る熱の伝
達は、チップ22に係合する面80の表面積に依存す
る。面80に溝を付けることにより、面80の内チップ
22に係合する面積が減少される。上の例のような25
ワットのチップに対しては、面80の面積を約50%に
減少できる。
【0073】このような表面の加工は、蒸気ブラスト、
溝付け等により、くぼみ、表面の不連続性若しくはピッ
トを生じることにより行われることが出来る。このよう
に、電子的チップの露出表面と係合するピストンの表面
には、露出表面に対する熱伝達係合面積を減少するため
に、凹凸が付けられている。
【0074】クーリング・アッセンブリ全体の最終組立
の間、カストマイズされた状態にあるコールド・プレー
ト12が基板20の上に取り付けられると、チップ22
を囲む領域及びチップ22及びコールド・プレート12
の間の領域そしてカストマイズされた面80には、例え
ばオイル若しくはペーストのような熱伝達流体118が
充填されうる。オイル若しくはペーストの両方は、面8
0及びチップ22を湿潤して、これらの間に密着界面を
確実に生じる。表面は前もって被覆されることが出来、
若しくは位置決めの後に空洞及びギャップ21の領域に
熱伝達効率の良い材料が注入若しくは挿入されることが
出来る。オイルが付着されたギャップ21は代表的には
1乃至5ミクロンのオーダであり、一方ペーストが付着
されたギャップ21は、25乃至125ミクロンの厚さ
である。
【0075】従来の設計の熱伝達流体は、ピストン18
からコールド・プレート12への熱の伝達を改善した
が、ハンダジョイント特性は、流体118の界面の熱伝
達特性をかなり上回る。
【0076】ピストン18をコールド・プレート12へ
ハンダ付けする代わりに、粘度の高い熱伝達性ペースト
がピストン18及びコールド・プレート12の間に置か
れることが出来る。この配列の場合、コールド・プレー
トがチップ22との係合からはずされるて再組立される
ときに、ピストン18は再整列しうる。
【0077】ピストン18をコールド・プレート12に
対して固定位置に保持するために粘着材が使用されるこ
とができ、これによりハンダメッキ及びソルダー・リフ
ローの必要性をなくする。もしもカップ状ピストン1
8’が使用されるならば、コールド・プレート12は注
入モールドのプラスチックで形成されることが出来、そ
してカップ状ピストン18’は、流体の密なシールを形
成するようにコールド・プレートにシールされうる。シ
ールされると、冷却流体はカップ状ピストン18’内で
循環しそしてカップ状ピストン18’から直接的に熱を
受け取る。
【0078】本発明の精神から逸脱することなく種々な
変更及び修正が可能であることは当業者により明かであ
ろう。
【0079】
【発明の効果】製造プロセスのパラメータが変わるにつ
れて、幾つかのハンダ・ボール24の体積が等しくなら
なくなる。従って、チップ22が基板20上に取り付け
られるとき、チップ22の位置決めは少なくとも溶融ハ
ンダの表面張力に依存し、そしてチップ22は基板20
の上面に対してわづかに傾斜されてしまう。更に、個々
のチップ22は種々な厚さのウエハから切り出されるの
で厚さにばらつきが生じ、そしてこれにより、基板20
からピストン18に係合するチップの表面までの高さが
変動する。従って、このような変動に対応出来る冷却装
置を実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】コールド・プレート・フレーム、円筒状の形の
くぼみ及びくぼみの中に挿入されるピストンを示す図で
ある。
【図2】カバーと共に組み立てられたコールド・プレー
ト・フレーム、最終的な配向位置にあるピストン、チッ
プ支持基板及びピストンの係合面に係合されるように位
置づけられたチップを示す断面図である。
【図3】コンプライアンス・ツールがコールド・プレー
ト・フレーム及びピストンに係合され、ソルダー・リフ
ローの前の図2のアッセンブリの各コンポーネントを詳
細に示す図である。
【図4】コールド・プレート・フレーム及び電子的チッ
プの最終アッセンブリを示す図である。
【図5】冷却ガス若しくは液体が熱伝達機能を行うため
に使用されそして冷却流体がピストンの内部表面に噴霧
されてピストンの熱を奪いそしてこれをコールド・プレ
ートから外部へ逃がす本発明の他の実施例を示す図であ
る。
【図6】ピストンの係合面がチップの表面に係合される
前の電子的チップに対するピストンの接触状態を示す図
である。
【図7】ソルダー・リフローの時の3つの軸上でのピス
トンの自由な動きの度合いを示す図である。
【図8】コールド・プレート内の直交型のフロー・ネッ
トワークを示す図である。
【図9】コールド・プレート・アッセンブリの分解図で
ある。
【図10】メモリ・チップ集合体及び個別のチップを冷
却するためのコールド・プレート・アッセンブリの断面
図である。
【図11】ピストンの代わりにカップ状のピストンを用
いた図10のようなコールド・プレート・アッセンブリ
の断面図である。
【図12】ピストンの表面からの熱伝達を減少するため
の溝を表面に有するピストンを示す図である。
【符号の説明】
10・・・コールド・プレート・アッセンブリ 12・・・コールド・プレート 14・・・くぼみ即ちシリンダ 16・・・通路 18・・・ピストン 20・・・基板 22・・・チップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミカエル・ヨセフ・エルスワース・ジュニ ア アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ポーキ プシー デレイ・ロード 62番地 (72)発明者 ロバート・エドワード・シモンズ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ポーキ プシー シャーロック・サークル 16番地 (72)発明者 ディビット・セオドール・ベィダー アメリカ合衆国 ペンシルバニア州 メカ ニスバーグ パーク・リッジ・ドライブ 611番地

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】露出表面を有する少なくとも一つの電子的
    チップを冷却する熱伝達冷却装置において、 少なくとも一つの表面から内部に向かって延びる少なく
    とも一つの空洞を有するフレームと、 上記電子的チップの露出表面に係合する平坦状の表面を
    有し、上記空洞内に位置決めされる少なくとも一つのピ
    ストンとを有し、 上記フレームは、上記ピストンからの熱を伝達し該熱を
    上記フレームから除去する熱伝達装置を有し、 上記ピストンは、これの上記平坦状の表面が上記電子的
    チップの露出表面に平行に接触するように上記空洞内で
    配向され、 上記ピストン及び上記空洞は、該ピストン及び上記空洞
    の壁の間で固化された金属により互いに固着されている
    上記熱伝達冷却装置。
  2. 【請求項2】上記電子的チップの露出表面と係合する上
    記ピストンの平坦状の表面には、上記露出表面に対する
    熱伝達係合面積を減少するために、凹凸が付けられてい
    ることを特徴とする請求項1の熱伝達冷却装置。
  3. 【請求項3】上記熱伝達装置は、直交パターンで配置さ
    れた複数個の流体通路と、該流体通路の各々の一端に結
    合された流体流入口と、上記流体通路の各々の他端に結
    合された流体流出口とを有することを特徴とする請求項
    1の熱伝達冷却装置。
  4. 【請求項4】上記流体流入口は上記フレーム内で上記空
    洞相互間に形成され且つ上記空洞に平行に延び、上記流
    体流出口は上記フレーム内から該フレームの上面に向か
    って延びることを特徴とする請求項3の熱伝達冷却装
    置。
  5. 【請求項5】上記熱伝達装置は、上記ピストンの上記平
    坦状の表面と反対の表面に対して冷却媒体を送り込むノ
    ズルを有することを特徴とする請求項1の熱伝達冷却装
    置。
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