JPH06343429A - 米飯入りかまぼこと、その製造方法 - Google Patents
米飯入りかまぼこと、その製造方法Info
- Publication number
- JPH06343429A JPH06343429A JP5173553A JP17355393A JPH06343429A JP H06343429 A JPH06343429 A JP H06343429A JP 5173553 A JP5173553 A JP 5173553A JP 17355393 A JP17355393 A JP 17355393A JP H06343429 A JPH06343429 A JP H06343429A
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- JP
- Japan
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- rice
- cooked rice
- fish paste
- cooked
- boiled fish
- Prior art date
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- Pending
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- Fish Paste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、かまぼこに混合する材料として適
した米飯を得、その米飯と混合したかまぼことその製造
方法を提供する事を目的とする。 【構成】 精白粳米を水又は温湯で研ぎ、十分水に浸漬
した後、これを水切りし、牛乳、バター、レモン汁を加
えて混合し、容器に入れ密封し、容器の周面から加熱炊
飯した米飯をかまぼこ材料に混合し蒸し又は焼いて成る
米飯入りかまぼこと、その製造方法。
した米飯を得、その米飯と混合したかまぼことその製造
方法を提供する事を目的とする。 【構成】 精白粳米を水又は温湯で研ぎ、十分水に浸漬
した後、これを水切りし、牛乳、バター、レモン汁を加
えて混合し、容器に入れ密封し、容器の周面から加熱炊
飯した米飯をかまぼこ材料に混合し蒸し又は焼いて成る
米飯入りかまぼこと、その製造方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、米飯を混ぜ合わせて成
るかまぼこと、その製造方法に関するものである。
るかまぼこと、その製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のかまぼこに米飯を混合したものは
市販されていなかった。
市販されていなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】最近は米の利用法の新
たな開発が米の消費拡大にもつながる事から食品製造に
おいて種々の試みがなされている。しかし、炊飯した粳
米は冷えれば風味を失い食感も悪く成るという短所があ
り、加工食品の一般的な材料とするには技術的に問題が
多い。
たな開発が米の消費拡大にもつながる事から食品製造に
おいて種々の試みがなされている。しかし、炊飯した粳
米は冷えれば風味を失い食感も悪く成るという短所があ
り、加工食品の一般的な材料とするには技術的に問題が
多い。
【０００４】またかまぼこ業界においては、様々なもの
を混合して作り上げているのだが、米飯を交ぜたもので
の市販品の場合、米飯の性質上においての問題点を有す
るため、未だ市販されていないのが現状である。
を混合して作り上げているのだが、米飯を交ぜたもので
の市販品の場合、米飯の性質上においての問題点を有す
るため、未だ市販されていないのが現状である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、米飯入りかま
ぼこを製造するために、米飯の問題点を解決する独自の
炊飯技術を開発することに成功した。すなわち、粳米を
炊飯する場合に、浸漬後水切りし、牛乳、バター、レモ
ン汁を添加し、加熱炊飯した米飯は、かまぼこに混合し
て製造した場合、舌ざわりが非常に良いという特徴を成
した。
ぼこを製造するために、米飯の問題点を解決する独自の
炊飯技術を開発することに成功した。すなわち、粳米を
炊飯する場合に、浸漬後水切りし、牛乳、バター、レモ
ン汁を添加し、加熱炊飯した米飯は、かまぼこに混合し
て製造した場合、舌ざわりが非常に良いという特徴を成
した。
【０００６】次に、本発明の米飯入りかまぼこの製造方
法について説明する。精白粳米を水で研ぎ、これを５時
間から６時間水に漬けて十分に水分を吸収させる。作業
の都合で急ぐ時は、温湯で精白粳米を研ぎ水に２時間ほ
ど漬けると十分水を吸収する。水を十分吸収させた米を
水切りした後、例えば長方形のアルミ容器に入れ牛乳、
バター（無塩のものが好ましい）次にレモン汁を加え混
合して蓋をなし、これをオーブンに入れ温度１６０℃な
いし２００℃をもって加熱する。加熱する際は容器の全
周面から平等の温度で加熱する事が最も好ましく、すく
なくとも容器の上下から同時平等の温度で炊飯する。炊
き上がったならば蓋をしたまま自然に熱を冷ます。
法について説明する。精白粳米を水で研ぎ、これを５時
間から６時間水に漬けて十分に水分を吸収させる。作業
の都合で急ぐ時は、温湯で精白粳米を研ぎ水に２時間ほ
ど漬けると十分水を吸収する。水を十分吸収させた米を
水切りした後、例えば長方形のアルミ容器に入れ牛乳、
バター（無塩のものが好ましい）次にレモン汁を加え混
合して蓋をなし、これをオーブンに入れ温度１６０℃な
いし２００℃をもって加熱する。加熱する際は容器の全
周面から平等の温度で加熱する事が最も好ましく、すく
なくとも容器の上下から同時平等の温度で炊飯する。炊
き上がったならば蓋をしたまま自然に熱を冷ます。
【０００７】次に、この米飯を、公知であるかまぼこの
製造工程において、各種材料を混合かく拌する際に交ぜ
合わせる。その分量は、米飯をかまぼこ量の２０％程度
が好ましいが、この数字は、用途によって変更するもの
であり任意である。
製造工程において、各種材料を混合かく拌する際に交ぜ
合わせる。その分量は、米飯をかまぼこ量の２０％程度
が好ましいが、この数字は、用途によって変更するもの
であり任意である。
【０００８】
【実施例】本発明の実施例について説明する。精白粳米
６００ｇを水で研ぎ、これを５時間から６時間水に浸し
て十分に水分を吸収させる。急ぐ時は温湯で研ぐ。水を
十分吸収させた米を水からあげ水切りした後、例えば長
方形のアルミ容器に入れ、牛乳４，０００ｃｃ、バター
２００ｇ（無塩）、次にレモン汁２００ｃｃを加えて蓋
を成し、これをオーブンに入れて温度１６０℃から２０
０℃でもって加熱する。加熱する際は容器の全周面から
平等の温度で加熱する。炊飯に要する時間は約１時間２
０分から１時間３０分位を要す。
６００ｇを水で研ぎ、これを５時間から６時間水に浸し
て十分に水分を吸収させる。急ぐ時は温湯で研ぐ。水を
十分吸収させた米を水からあげ水切りした後、例えば長
方形のアルミ容器に入れ、牛乳４，０００ｃｃ、バター
２００ｇ（無塩）、次にレモン汁２００ｃｃを加えて蓋
を成し、これをオーブンに入れて温度１６０℃から２０
０℃でもって加熱する。加熱する際は容器の全周面から
平等の温度で加熱する。炊飯に要する時間は約１時間２
０分から１時間３０分位を要す。
【０００９】次に、自然に冷ました米飯を、かく拌混合
したかまぼこ材料４，０００ｇに加え更に混合する。こ
れを成型して蒸したり又は焼いたりして仕上げる。
したかまぼこ材料４，０００ｇに加え更に混合する。こ
れを成型して蒸したり又は焼いたりして仕上げる。
【００１０】また米飯とかまぼこの淡泊な味の外に、サ
ケフレーク、ワカメフレーク、ユカリなどを炊飯後に混
合しかまぼこに交ぜ合わせて作るとバラエティに富んだ
製品とする事ができる。
ケフレーク、ワカメフレーク、ユカリなどを炊飯後に混
合しかまぼこに交ぜ合わせて作るとバラエティに富んだ
製品とする事ができる。
【００１１】
【発明の効果】以上の様に本発明にかかる米飯は飯粒中
にレモンの作用で主として乳脂肪を十分滲透させると共
に、その周囲をも乳蛋白質や乳脂肪で包まれ、これがか
まぼこの中に入る事により、舌ざわりが大変よいため、
かまぼことの味覚バランスも向上するという効果もあ
る。
にレモンの作用で主として乳脂肪を十分滲透させると共
に、その周囲をも乳蛋白質や乳脂肪で包まれ、これがか
まぼこの中に入る事により、舌ざわりが大変よいため、
かまぼことの味覚バランスも向上するという効果もあ
る。
Claims (2)
- 【請求項１】 水に浸漬した後、水切りした精白粳米に
牛乳、バター、レモン汁を添加混合し、加熱炊飯して製
造して成る米飯を、かまぼこ製造工程において、かく拌
時に混合し、成型し加熱して成る米飯入りかまぼこ。 - 【請求項２】 精白粳米を水又は温湯で研ぎ、十分水に
浸し漬けした後、これを水切りし、牛乳、バター、レモ
ン汁を加えて混合し、容器に入れ密封し、１６０℃〜２
００℃の温度で容器の周辺から加熱炊飯した米飯を、公
知であるかまぼこの製造工程において、かく拌時に自然
に冷ました当該米飯を混合し、成型後、蒸す又は焼くの
加熱をして成る事を特徴とする米飯入りかまぼこの製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5173553A JPH06343429A (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 米飯入りかまぼこと、その製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5173553A JPH06343429A (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 米飯入りかまぼこと、その製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06343429A true JPH06343429A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=15962680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5173553A Pending JPH06343429A (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 米飯入りかまぼこと、その製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06343429A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015154730A (ja) * | 2014-02-20 | 2015-08-27 | テーブルマーク株式会社 | 加工米飯用ｐＨ調整剤、加工米飯及び加工米飯の製造方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6332453A (ja) * | 1986-07-25 | 1988-02-12 | Jun Kawai | 炊飯方法 |
| JPH01174349A (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-10 | Yorimitsu Kamaboko Rouho:Kk | ライスシート及びその製造方法 |
| JPH01317362A (ja) * | 1988-06-15 | 1989-12-22 | Fuugetsudou Honten:Kk | 米飯入りアイスクリーム及びその製造方法 |
| JPH04234955A (ja) * | 1991-01-04 | 1992-08-24 | Kazuhiro Hirano | 柑橘汁炊飯ライス |
-
1993
- 1993-06-07 JP JP5173553A patent/JPH06343429A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6332453A (ja) * | 1986-07-25 | 1988-02-12 | Jun Kawai | 炊飯方法 |
| JPH01174349A (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-10 | Yorimitsu Kamaboko Rouho:Kk | ライスシート及びその製造方法 |
| JPH01317362A (ja) * | 1988-06-15 | 1989-12-22 | Fuugetsudou Honten:Kk | 米飯入りアイスクリーム及びその製造方法 |
| JPH04234955A (ja) * | 1991-01-04 | 1992-08-24 | Kazuhiro Hirano | 柑橘汁炊飯ライス |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015154730A (ja) * | 2014-02-20 | 2015-08-27 | テーブルマーク株式会社 | 加工米飯用ｐＨ調整剤、加工米飯及び加工米飯の製造方法 |
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