JPH06341546A - トラクタの変速操作装置 - Google Patents

トラクタの変速操作装置

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JPH06341546A
JPH06341546A JP13195893A JP13195893A JPH06341546A JP H06341546 A JPH06341546 A JP H06341546A JP 13195893 A JP13195893 A JP 13195893A JP 13195893 A JP13195893 A JP 13195893A JP H06341546 A JPH06341546 A JP H06341546A
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JP
Japan
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shift
gear
shaft
shifter
speed change
Prior art date
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Pending
Application number
JP13195893A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohisa Murakami
尚久 村上
Osamu Hyodo
兵頭  修
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】単一の変速レバ−1の前後方向の回動操作で、
多段変速を行う。簡潔な構成とし、変速仕様変更等では
共用化を容易とする。 【構成】ミッションケ−ス9,10内の変速ギヤ28〜
31を有する変速軸63,35に平行のシフタステ−6
2及びシフタリ−ドカム55軸67に対して、このシフ
タリ−ドカム軸67にベベルギヤ54を介して連動する
操作軸50を、ミッションケ−ス10の横外側に向けて
設け、このミッションケ−ス10外側の変速レバ−1の
連動機構により変速連動してなるトラクタの変速操作装
置の構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トラクタの変速操作
装置に関し、単一の変速レバーの前後方向の回動操作に
よって多段変速を確実に行わせるもので、副変速装置に
利用できる。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】トラ
クタ走行伝動における変速操作は、主変速レバーと副変
速レバーと等があって、この副変速レバーは、H形シフ
トパターンのように複雑な構成及び操作形態とするのが
一般的である。この発明は、このような副変速レバーの
連動機構として利用できるもので、単一の変速レバーを
単に前後方向へ回動操作することによって、多段の変速
を行わせようとするものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、ミッション
ケ−ス9,10内の変速ギヤ28〜31を有する変速軸
63,35に平行のシフタステ−62及びシフタリ−ド
カム55軸67に対して、このシフタリ−ドカム軸67
にベベルギヤ54を介して連動する操作軸50を、ミッ
ションケ−ス10の横外側に向けて設け、このミッショ
ンケ−ス10外側の変速レバ−1の連動機構により変速
連動してなるトラクタの変速操作装置の構成とする。
【0004】
【作用、及び発明の効果】変速レバー1を前後回動操作
して変速を行う。この変速レバー1の先端部において連
動機構を介して、操作軸50が連動回転されると、ミッ
シヨンケ−ス10内のベベルギヤ54を介してシフトリ
−ドカム55が回転される。このシフトリ−ドカム55
によつてシフタ−がシフタステ−62に沿って作動され
て、変速ギヤ28〜31の変速を行うものである。
【0005】このように、変速レバ−1の回動操作が、
連動機構を介してミッションケ−ス10の外側から操作
軸50を経て、内部のシフタリ−ドカム55を駆動回転
するものであるから、円滑な操作連動を行うことができ
ると共に、ミッションケ−ス10外部からの連動構成が
とり易く、シフタリ−ドカム55のカム軸67をミツシ
ョンケ−ス9,10内の変速軸63,35等と平行に設
けられることとなって、簡潔な構成とすることができ
る。
【0006】
【実施例】図1〜図6において、トラクタ車体は、前部
のエンジンボディにクラッチハウジング8を連接し、更
にこの後側に前部ミッションケース9、及び後部ミッシ
ヨンケース10を連接している。11は後部ミッション
ケース10の左右両側に突出するリヤアクスルハウジン
グ、12は後部ミッションケース10上の油圧ケース
で、作業機を昇降するためのリフトアーム16のアーム
軸13を有する。14はフェンダー、15は操縦席であ
る。前車輪を操向車輪とする四輪駆動の走行形態であ
る。
【0007】エンジンの駆動によって、クラッチハウジ
ング8内の主クラッチ17、前進、後進に切替えるリバ
ーサクラッチ18,19、ミッションケース9内の主変
速クラッチ20,21によって変速される主変速ギヤ2
2〜25、副変速クラッチ26,27にって変速される
副変速ギヤ28〜31、後輪駆動の副変速軸35、後部
ミッションケース10内のデフ装置32、及びリヤアク
スル33等を経て、後車輪の車軸34を前進後進に変速
伝動する。
【0008】又、このような伝動系路の途中である副変
速を経た後輪駆動の副変速軸35からはクラッチギヤ3
6、前輪駆動軸37等を経て、フロントアクスル及び前
車輪を伝動することができる。又、前記主クラッチ17
から伝動されるPTO入力ギヤ38からは、PTOを
正、逆転に切替える切替ギヤ39、PTOを変速する変
速ギヤ40〜43、PTO伝動軸44等を経て後部伝動
ケース10後部のPTOを駆動しうる構成である。
【0009】副変速を行う副変速レバー1が、後部ミッ
ションケース10の左手側に設けられて、ロータリディ
スク3のシフトピン4をシフトアーム7でシフトして、
前記各副変速クラッチ26,27を操作するように連動
構成する。後部ミッションケース10の横側面にシフト
ケース45を取付けて、上方に副変速レバー1をレバー
軸46の回りに前後回動自在に支持し、板ばね47で前
後から中立位置へ復帰するように張圧している。
【0010】この副変速レバー1と一体のアーム48の
下端部に、該レバー軸46と同方向の揺動軸2回りに回
動自在のシフトアーム7を設け、ばね49で中立位置に
復帰させている。このシフトアーム7は、該揺動軸2に
対して前後対称形状に形成され、中央部下面を窪ませて
前後端部にシフトフック5を形成し、このシフトフック
5部の前後背面部に上方へ向けて傾斜する案内縁6を形
成している。
【0011】ロータリディスク3は、シフトケース45
内において前記レバー軸46と同方向の操作軸50の回
りに回動自在で、周部近くに沿って副変速段数に応じた
シフトピン4を一定の間隔に配設し、該シフトアーム7
の下側に対向させている。このシフトアーム7の下面の
窪部が相隣接する一対のシフトピン4の上側にまたがる
ように位置して、シフトフック5がシフトピン4に係合
できる関係位置にあり、副変速レバー1の操作で回動す
れば、この回動方向側後位のシフトフック5がこの内側
に対向するシフトピン4を係合して押圧し、ロータリデ
ィスク3を一定角度回動する。このときシフトアーム7
はばね49に抗して揺動軸2回りに揺動するが、シフト
ピン4を係合して押圧した側のシフトフック5側の案内
縁6は、外側の隣接シフトピン4に接近乃至接触して
も、このシフトピン4の回動圏内へは入らないため、副
変速レバー1がばね47で中立位置へ復帰されて、シフ
トアーム7が戻されるときもこの案内縁6に案内され
て、次の隣接変速位置に対応する一対のシフトピン4間
にまたがるように前後のシフトフック5を嵌合させて復
帰させる。
【0012】このようなロータリディスク3の外周縁に
はデテントカム51が変速段数に応じて形成され、シフ
トケース45側からばね52によって張圧されるデテン
トアーム53のローラが摺接され、ロータリディスク3
の各変速位置を安定させる。前記ロータリディスク3の
操作軸50からベベルギヤ54を介して、後部伝動ケー
ス10内に回転自在に軸受したリードカム55の軸67
に連動している。このリードカム55の外周面には各副
変速クラッチ26,27を作動するためのシフター5
6,57のシフトピン58,59をシフト案内するリー
ド溝60,61が形成され、該ロータリディスク3が回
動されることによって、このリードカム55によって、
副変速クラッチ26,27を切替シフトする。62は各
シフター56,57を案内するシフタステーである。
又、前記シフトケース45内に該リードカム55を収容
させて、このシフトケース45を後部伝動ケース10に
取付けるとき、このリードカム55の各リード溝60,
61を各シフターのシフトピン58,59に係合させる
ように構成するもよい。
【0013】前記ミッションケース9内の副変速軸63
上の副変速クラッチ26を、該シフター56で係合シフ
トできるようにし、副変速軸35上の副変速クラッチ2
7を、シフター57で係合シフトできるようにしてい
る。これら副変速クラッチ26が副変速ギヤ28側に咬
合わされると高速位置Hとなり、副変速ギヤ29側に咬
合わされると低速位置Lとなる。又、変速クラッチ27
が副変速ギヤ30側に咬合わされると中速位置Mとな
り、副変速ギヤ31側に咬合わされると低低速位置LL
となる。
【0014】前記副変速レバー1には、主変速を行うた
めの押釦スイッチ64,65が設けられ、スイッチ64
を押す毎にコントローラからの出力によって主変速クラ
ッチ20,21を電子的に順次高速位置へシフトする。
又、スイッチ65を押す毎に順次低速位置へシフトす
る。コントローラからの選択出力は、副変速クラッチ2
6,27のシフト位置によって、主変速クラッチ20,
21のシフト位置が一定のプログラム設定によって決め
られている。又、このような主変速装置の自動変速の他
に、手動操作レバーによる変速も可能に構成している。
66はシフト位置センサで、シフトケ−ス45に取付け
られ、揺動軸2の中立位置を検出する。このシフト位置
センサ66の中立位置検出は、ア−ム48先端のシフト
ア−ム7の搖動軸2の頭部との接触によって行われるも
ので、このシフト位置センサ66を主クラッチ17と連
動することによって、副変速を主クラッチ操作不要で行
うことができる。
【0015】図7〜図9において、上例と異なる点は、
リ−ドカム55のリ−ドカム軸67後端部において、操
作軸50との間をベベルギヤ54で噛合連動するもので
ある。このリ−ドカム軸67の前端は前部ミッションケ
−ス9の仕切壁68に軸受し、後端は後部ミッションケ
−ス10の仕切壁69に軸受している。シフトケ−ス4
5は、この後部ミッションケ−ス10の側面にシフト口
70を形成して、このシフト口70から操作軸50を後
部ミッションケ−ス10内へ挿入させて、該シフトケ−
ス45の取付座71を接合させて、ボルト72で締付固
定することができる。
【0016】前記リ−ドカム55の筒体外周面に形成さ
れるリ−ド溝60,61は、各変速位置N,H,L,
M,LLにおいて、リ−ドカム軸67と平行な平坦面と
して形成し、シフタ−56,57等の傾きにより発生す
る抜け力をその面で受けて、回転方向への力を作用させ
ない。このためチェンジ抜けの発生を少くする。図10
において、上例と異なる点は、前記ロ−タリディスク3
を駆動するシフトア−ム7の搖動軸2部に、クリップ溝
74を形成し、ア−ム48においてばね75で張圧され
るボ−ル73を、該クリップ溝74に嵌合するように設
け、これらア−ム48に対するシフトア−ム7の中立位
置復帰を行わせるものである。
【0017】又、シフトア−ム7の案内縁6を、円弧状
に形成し、変速レバ−1による中立位置への戻りにおい
て、シフトア−ム7の案内縁6が対向するシフトピン4
との摺接によって、円滑な戻り作動を行いうる。図11
において、上例と異なる点は、前記手動操作の変速レバ
−1に代えて、モ−タ77により電子的操作機構で駆動
操作するものである。前記後部ミツションケ−ス10の
シフト口70に、取付座76を介在させて、該モ−タ7
7を取付ける。78は取付ボルトである。このモ−タ7
7はステッピングモ−タからなり、副変速シフトの指示
装置79乃至スイッチ操作装置等によつて、マイクロコ
ンピュ−タを有するコントロ−ラCPUを経て出力され
る。又、このコントロ−ラCPUからは、リニア用のソ
レノイドバルブ80を出力し、主クラツチ17を出力し
うる構成としている。
【0018】このように構成することにより、変速レバ
−1操作によるミツションケース9,10を電子操作形
態にも併用することによつて、コストダウンを図るもの
である。図12において、上例と異なる点は、前記シフ
トケ−ス45に代えて、変速レバ−81を有するレバ−
軸82を軸受したレバ−ケ−ス83をシフト口70に取
付けたもので、このレバ−軸82に一体のア−ム84
を、前記シフタ−56,57と一体のシフタア−ム8
5,86に切替えて係合させることによって、副変速を
行う構成としている。このような手動変速仕様構成で
は、前記シフタステ−62に支持する各シフタ−56,
57は、シフタア−ム85,86を有する形態のものと
して構成する。87はシフタガイドプレ−トで、ミツシ
ョンケ−ス10の内側に取付けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】変速レバー部の展開側面図。
【図2】その背面図。
【図3】伝動機構の側面図。
【図4】伝動機構の側面図。
【図5】伝動機構の側面図。
【図6】トラクタの一部側面図。
【図7】一部別実施例を示す正面図。
【図8】その側面図。
【図9】そのリ−ドカムの展開図。
【図10】シフトア−ム部の別実施例を示す側面図。
【図11】副変速用モ−タを取付けた場合の正面図。
【図12】副変速用手動レバ−を取付けた場合の正面
図。
【符号の説明】
1 変速レバー 9 ミッションケ−ス 10 ミツションケ−ス 28 変速ギヤ 29 変速ギヤ 30 変速ギヤ 31 変速ギヤ 35 変速軸 50 操作軸 55 シフタリ−ドカム 62 シフタステ− 63 変速軸 67 リ−ドカム軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミッションケ−ス9,10内の変速ギヤ
    28〜31を有する変速軸63,35に平行のシフタス
    テ−62及びシフタリ−ドカム55軸67に対して、こ
    のシフタリ−ドカム軸67にベベルギヤ54を介して連
    動する操作軸50を、ミッションケ−ス10の横外側に
    向けて設け、このミッションケ−ス10外側の変速レバ
    −1の連動機構により変速連動してなるトラクタの変速
    操作装置。
JP13195893A 1993-06-02 1993-06-02 トラクタの変速操作装置 Pending JPH06341546A (ja)

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JP13195893A JPH06341546A (ja) 1993-06-02 1993-06-02 トラクタの変速操作装置

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JPH06341546A true JPH06341546A (ja) 1994-12-13

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ID=15070195

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JP (1) JPH06341546A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3035829U (ja) * 1996-09-17 1997-04-04 柳河精機株式会社 変速装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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