JPH0633671A - 配光制御カーテン - Google Patents
配光制御カーテンInfo
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- JPH0633671A JPH0633671A JP18679892A JP18679892A JPH0633671A JP H0633671 A JPH0633671 A JP H0633671A JP 18679892 A JP18679892 A JP 18679892A JP 18679892 A JP18679892 A JP 18679892A JP H0633671 A JPH0633671 A JP H0633671A
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- JP
- Japan
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- light
- curtain
- lenticular
- present
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は配光制御カーテンに関し、光の方向
性や拡散の度合を自由に制御できる配光制御カーテンを
実現することを目的とする。 【構成】 透光性材料で作られたカーテンの少なくとも
片面にレンチキュラー，リニアプリズム，ピラミッド型
プリズム等の光屈折性を有するパターンが設けられて成
るように構成する。
性や拡散の度合を自由に制御できる配光制御カーテンを
実現することを目的とする。 【構成】 透光性材料で作られたカーテンの少なくとも
片面にレンチキュラー，リニアプリズム，ピラミッド型
プリズム等の光屈折性を有するパターンが設けられて成
るように構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は配光制御カーテンに関す
る。詳しくは住宅，事務所等の窓部に取り付けて直射日
光または散乱光等の外光を効率よく室内にとり込むと共
に室内にやわらかい光を広くゆきわたらせる効果をもつ
配光制御カーテンに関する。
る。詳しくは住宅，事務所等の窓部に取り付けて直射日
光または散乱光等の外光を効率よく室内にとり込むと共
に室内にやわらかい光を広くゆきわたらせる効果をもつ
配光制御カーテンに関する。
【０００２】さらに詳しくは、「カーテン」とは、通常
の布製のカーテンと同じ構造で、カーテンレールにつる
して横方向に開閉する形式のものだけでなく、巻き上げ
ロール式やブラインドルーバー式のもの等も含み、さら
には本発明の「カーテン」生地をはめころし窓のガラス
にはり付けたもの、あるいは障子紙と同様に障子枠には
り付けたものも本発明の範囲内に含むものである。
の布製のカーテンと同じ構造で、カーテンレールにつる
して横方向に開閉する形式のものだけでなく、巻き上げ
ロール式やブラインドルーバー式のもの等も含み、さら
には本発明の「カーテン」生地をはめころし窓のガラス
にはり付けたもの、あるいは障子紙と同様に障子枠には
り付けたものも本発明の範囲内に含むものである。
【０００３】
【従来の技術】従来この種の目的には、古くは紙障子
が、また、洋風建築にはレースのカーテン等がひろく用
いられてきた。本発明で用いるレンチキュラーやプリズ
ムシートはこれまで製造技術が未発達のため非常に高価
で、この種の目的に応用することは未開発であった。し
かし、近年は量産すればかなり妥当なコストでそれらを
作ることが次第に可能となりつつある。
が、また、洋風建築にはレースのカーテン等がひろく用
いられてきた。本発明で用いるレンチキュラーやプリズ
ムシートはこれまで製造技術が未発達のため非常に高価
で、この種の目的に応用することは未開発であった。し
かし、近年は量産すればかなり妥当なコストでそれらを
作ることが次第に可能となりつつある。
【０００４】また、最近は建物の密集によって採光環境
が悪化する一方、照明の快適化と省エネルギーを求める
要求は強まる一方で高機能な採光装置の出現が要請され
るに至っている。
が悪化する一方、照明の快適化と省エネルギーを求める
要求は強まる一方で高機能な採光装置の出現が要請され
るに至っている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】紙障子やレースカーテ
ンは、たしかに室内にやわらかい光をゆきわたらせる効
果が高く、そのため広く普及してきたが、外光の室内へ
のとり入れ効率は低い水準（例えば２５〜３０％）にあ
った。また、これらは光の方向性や拡散の度合いを必ず
しも自由に制御できるものとは云い難かった。
ンは、たしかに室内にやわらかい光をゆきわたらせる効
果が高く、そのため広く普及してきたが、外光の室内へ
のとり入れ効率は低い水準（例えば２５〜３０％）にあ
った。また、これらは光の方向性や拡散の度合いを必ず
しも自由に制御できるものとは云い難かった。
【０００６】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、光の
方向性や拡散の度合を自由に制御できる配光制御カーテ
ンを実現しようとする。
方向性や拡散の度合を自由に制御できる配光制御カーテ
ンを実現しようとする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の配光制御カーテ
ンに於いては、透光性材料で作られたカーテンの少なく
とも片面に、レンチキュラー，リニアプリズム，ピラミ
ッド型プリズム等の光屈折性を有するパターンが設けら
れて成ることを特徴とする。
ンに於いては、透光性材料で作られたカーテンの少なく
とも片面に、レンチキュラー，リニアプリズム，ピラミ
ッド型プリズム等の光屈折性を有するパターンが設けら
れて成ることを特徴とする。
【０００８】本発明の配光制御カーテンのパターンとし
ては、透光性材料で作られたカーテンの両面に互いに平
行あるいは直交する方向のレンチキュラーを並列して設
けたもの、透光性材料で作られたカーテンの一方の面に
レンチキュラーを、他方の面にリニアプリズムをそれぞ
れ並列して設けたものなどが挙げられる。また、本発明
においては、透光性材料に光拡散剤や紫外線吸収剤等の
添加剤を必要に応じて添加することができる。
ては、透光性材料で作られたカーテンの両面に互いに平
行あるいは直交する方向のレンチキュラーを並列して設
けたもの、透光性材料で作られたカーテンの一方の面に
レンチキュラーを、他方の面にリニアプリズムをそれぞ
れ並列して設けたものなどが挙げられる。また、本発明
においては、透光性材料に光拡散剤や紫外線吸収剤等の
添加剤を必要に応じて添加することができる。
【０００９】本発明の配光制御カーテンとしては、ロー
ル式あるいはブラインド式のいずれの方式のものであっ
てもよい。ブラインド式の場合、ブラインドの各ブレー
ドに透光性材料を用い、該ブレードの表面をレンチキュ
ラー型のミラー、又はリニアプリズム型のミラー、又は
ピラミッドプリズム型のミラー、又は高反射性の表層で
構成することによって、本発明の配光制御カーテンが得
られる。
ル式あるいはブラインド式のいずれの方式のものであっ
てもよい。ブラインド式の場合、ブラインドの各ブレー
ドに透光性材料を用い、該ブレードの表面をレンチキュ
ラー型のミラー、又はリニアプリズム型のミラー、又は
ピラミッドプリズム型のミラー、又は高反射性の表層で
構成することによって、本発明の配光制御カーテンが得
られる。
【００１０】また、本発明においては、上記配光制御カ
ーテンに、図柄、写真、着色等の装飾を施してもよい
し、上記配光制御カーテンの、一部の場所に透視性の領
域を設けてもよい。さらに、異なるカーテン生地を展張
できる構造としてもよい。この場合、異なるカーテン生
地のカーテンを複数個使用し、それらの位置関係が前後
に展張できるような構造で取付けることによって、例え
ば、季節によって異なるカーテン生地を展張することが
できる。
ーテンに、図柄、写真、着色等の装飾を施してもよい
し、上記配光制御カーテンの、一部の場所に透視性の領
域を設けてもよい。さらに、異なるカーテン生地を展張
できる構造としてもよい。この場合、異なるカーテン生
地のカーテンを複数個使用し、それらの位置関係が前後
に展張できるような構造で取付けることによって、例え
ば、季節によって異なるカーテン生地を展張することが
できる。
【００１１】
【作用】本発明では、透光性材料で作られたカーテンの
表面にレンチキュラー，リニアプリズム，ピラミッド型
プリズム等の光屈折性を有するパターンを形成し、これ
をロール式カーテン又はブラインドカーテンとすること
により光の分配を制御し、例えば、 （１）広い部屋に小さな（あるいは、縦，横いずれかが
狭い）窓しかなくても、部屋全体に外光をやわらかくゆ
きわたらせる。 （２）季節によって冬は太陽光を窓から大体水平に近く
奥深くまで導き、夏は天井へ光を向けたり、逆に窓ぎわ
の床に光をおとす。 などのコントロールが可能な様に任意に設計することが
できる。
表面にレンチキュラー，リニアプリズム，ピラミッド型
プリズム等の光屈折性を有するパターンを形成し、これ
をロール式カーテン又はブラインドカーテンとすること
により光の分配を制御し、例えば、 （１）広い部屋に小さな（あるいは、縦，横いずれかが
狭い）窓しかなくても、部屋全体に外光をやわらかくゆ
きわたらせる。 （２）季節によって冬は太陽光を窓から大体水平に近く
奥深くまで導き、夏は天井へ光を向けたり、逆に窓ぎわ
の床に光をおとす。 などのコントロールが可能な様に任意に設計することが
できる。
【００１２】
【実施例】図１は本発明の第１の実施例を示す図であ
り、（ａ）は全体斜視図、（ｂ）は（ａ）図のｂ−ｂ線
における一部断面図である。本実施例は横幅１ｍ，上下
方向長さ２ｍのロールカーテンをたて長の窓に取り付け
た例であり、（ａ）図は室内側より見た図で、符号１は
窓枠、２は窓ガラス、３はカーテン生地、４はカーテン
支持部材、５は操作紐である。
り、（ａ）は全体斜視図、（ｂ）は（ａ）図のｂ−ｂ線
における一部断面図である。本実施例は横幅１ｍ，上下
方向長さ２ｍのロールカーテンをたて長の窓に取り付け
た例であり、（ａ）図は室内側より見た図で、符号１は
窓枠、２は窓ガラス、３はカーテン生地、４はカーテン
支持部材、５は操作紐である。
【００１３】カーテン生地は、透明のポリカーボネート
樹脂に平均粒径５μm のスチレンビーズ球体を重量比で
５％含有させた光拡散性樹脂を溶融紡糸し、ノズル出口
でベイラス効果で糸間溶着させたもので、図１（ｂ）の
如く直径０．５mmの略丸型断面の糸が２０００本並んだ
ファイバーシート式の両面レンチキュラーである。この
カーテン生地は図１（ａ）の如く図示なき軸に巻き取ら
れ、カーテン支持部材４により窓枠１の上部に取り付け
られる。カーテンの操作機構は従来のものと同様であ
り、その開閉は操作紐５によって行なうことができるよ
うになっている。
樹脂に平均粒径５μm のスチレンビーズ球体を重量比で
５％含有させた光拡散性樹脂を溶融紡糸し、ノズル出口
でベイラス効果で糸間溶着させたもので、図１（ｂ）の
如く直径０．５mmの略丸型断面の糸が２０００本並んだ
ファイバーシート式の両面レンチキュラーである。この
カーテン生地は図１（ａ）の如く図示なき軸に巻き取ら
れ、カーテン支持部材４により窓枠１の上部に取り付け
られる。カーテンの操作機構は従来のものと同様であ
り、その開閉は操作紐５によって行なうことができるよ
うになっている。
【００１４】このように構成された本実施例はカーテン
生地３の全光線透過率が８２％と高く、横方向（水平方
向）への光拡散性が高いので、例えば窓が１個所しかな
い５ｍ四方の部屋でも、室内全体をやわらかい光で室内
いっぱいに効率よく照明することができた。
生地３の全光線透過率が８２％と高く、横方向（水平方
向）への光拡散性が高いので、例えば窓が１個所しかな
い５ｍ四方の部屋でも、室内全体をやわらかい光で室内
いっぱいに効率よく照明することができた。
【００１５】図２は本発明の第２の実施例を示す図であ
る。本実施例は、前実施例と同様なロールカーテンにお
いて、カーテン生地を、その一方の面にレンチキュラー
６を形成し、他方の面にリニアプリズム７を形成したも
のに置き換えたものである。このカーテン生地３の材料
は、ゴム系成分含有のメタクリル樹脂であるアクリペッ
トＩＲ（三菱レイヨン株式会社製）を押し出し賦型した
厚さ０．６mmのシートであり、その室外側表面にはピッ
チ０．４mmのカマボコ型レンチキュラー６が縦（垂直）
方向に並列して形成され、室内側表面には、ピッチ０．
３mm、傾斜角２０度のリニアプリズム７が横（水平）方
向に並列して設けられている。
る。本実施例は、前実施例と同様なロールカーテンにお
いて、カーテン生地を、その一方の面にレンチキュラー
６を形成し、他方の面にリニアプリズム７を形成したも
のに置き換えたものである。このカーテン生地３の材料
は、ゴム系成分含有のメタクリル樹脂であるアクリペッ
トＩＲ（三菱レイヨン株式会社製）を押し出し賦型した
厚さ０．６mmのシートであり、その室外側表面にはピッ
チ０．４mmのカマボコ型レンチキュラー６が縦（垂直）
方向に並列して形成され、室内側表面には、ピッチ０．
３mm、傾斜角２０度のリニアプリズム７が横（水平）方
向に並列して設けられている。
【００１６】このように構成された本実施例は、初冬の
頃、日光８が水平に近く且つ横方向に拡散して暖かくや
わらかな光となり室内の奥深く入り照明することができ
る。
頃、日光８が水平に近く且つ横方向に拡散して暖かくや
わらかな光となり室内の奥深く入り照明することができ
る。
【００１７】図３は本発明の第３の実施例を示す図であ
り、（ａ）は光の入射側を、縦方向に延びるレンチキュ
ラー６、出射側を横方向に延びるレンチキュラー９で形
成したもの、（ｂ）は光の入射側を横方向に延びるレン
チキュラー６、出射側を縦方向に延びるレンチキュラー
９で形成したものである。本実施例は基本的には前実施
例と同様であり、異なるところはカーテン生地の室内側
表面に設けたリニアプリズムをレンチキュラー９に変え
たことで他は前実施例と同様である。このように構成さ
れた本実施例は外光を縦方向及び横方向に拡散して室内
をやわらかく照明することができる。特に、（ａ）の場
合には外光を横方向に広く拡散し、縦方向の拡散は少な
く、横幅の小さい窓の場合に室内に広く光を取込むこと
ができる。また、（ｂ）の場合は外光を縦方向に広く拡
散し、横方向の拡散は少なく、縦幅の小さい窓の場合に
室内に広く光を取込むことができる。
り、（ａ）は光の入射側を、縦方向に延びるレンチキュ
ラー６、出射側を横方向に延びるレンチキュラー９で形
成したもの、（ｂ）は光の入射側を横方向に延びるレン
チキュラー６、出射側を縦方向に延びるレンチキュラー
９で形成したものである。本実施例は基本的には前実施
例と同様であり、異なるところはカーテン生地の室内側
表面に設けたリニアプリズムをレンチキュラー９に変え
たことで他は前実施例と同様である。このように構成さ
れた本実施例は外光を縦方向及び横方向に拡散して室内
をやわらかく照明することができる。特に、（ａ）の場
合には外光を横方向に広く拡散し、縦方向の拡散は少な
く、横幅の小さい窓の場合に室内に広く光を取込むこと
ができる。また、（ｂ）の場合は外光を縦方向に広く拡
散し、横方向の拡散は少なく、縦幅の小さい窓の場合に
室内に広く光を取込むことができる。
【００１８】図４は本発明の第４の実施例を示す図であ
る。本実施例は第１の実施例と同様なロールカーテンに
おいて、そのカーテン生地３に同図に示すような、少な
くとも一方の面にピラミッド型プリズム１０を形成した
ものを用いたものである。なおピラミッド型プリズム１
０には斜面角が上下方向と左右方向で異なる四角錐を用
いても良い。このように構成された本実施例は、前実施
例と同様に外光を上下方向及び左右方向に拡散して室内
をやわらかく照明することができる。
る。本実施例は第１の実施例と同様なロールカーテンに
おいて、そのカーテン生地３に同図に示すような、少な
くとも一方の面にピラミッド型プリズム１０を形成した
ものを用いたものである。なおピラミッド型プリズム１
０には斜面角が上下方向と左右方向で異なる四角錐を用
いても良い。このように構成された本実施例は、前実施
例と同様に外光を上下方向及び左右方向に拡散して室内
をやわらかく照明することができる。
【００１９】図５は本発明の第５の実施例を示す図であ
り、（ａ）は全体斜視図、（ｂ）は（ａ）図のブレード
の断面斜視図である。本実施例は、第１の実施例と同様
な窓枠にブラインド・ルーバー形式のカーテンを取り付
けた例であり、１は窓枠、２はガラス、１１はブライン
ド、１２は連結紐、１３は滑車、１４は操作紐である。
ブラインド１１の各ブレードは、（ｂ）図に例示するよ
うに透光性材料の板にレンチキュラー型のミラー、又は
リニアプリズム型のミラー、又はピラミッドプリズム型
のミラーを形成するか、あるいは透明な高反射性表層を
設けている。そして各ブレードは連結紐１２で連結し、
滑車１３、図示なきラッチ機構等の従来から用いられて
いる機構を介して操作紐１４により開閉及びブレード角
度を調節できるようになっている。
り、（ａ）は全体斜視図、（ｂ）は（ａ）図のブレード
の断面斜視図である。本実施例は、第１の実施例と同様
な窓枠にブラインド・ルーバー形式のカーテンを取り付
けた例であり、１は窓枠、２はガラス、１１はブライン
ド、１２は連結紐、１３は滑車、１４は操作紐である。
ブラインド１１の各ブレードは、（ｂ）図に例示するよ
うに透光性材料の板にレンチキュラー型のミラー、又は
リニアプリズム型のミラー、又はピラミッドプリズム型
のミラーを形成するか、あるいは透明な高反射性表層を
設けている。そして各ブレードは連結紐１２で連結し、
滑車１３、図示なきラッチ機構等の従来から用いられて
いる機構を介して操作紐１４により開閉及びブレード角
度を調節できるようになっている。
【００２０】このように構成された本実施例は、レンチ
キュラー又はプリズムの設計及びブレードの角度の調整
により、室内に入る外光を適宜にコントロールすること
ができる。なお本実施例の場合はブレードに剛性を付与
するため、若干剛性の高い基材を用いることが望まし
い。
キュラー又はプリズムの設計及びブレードの角度の調整
により、室内に入る外光を適宜にコントロールすること
ができる。なお本実施例の場合はブレードに剛性を付与
するため、若干剛性の高い基材を用いることが望まし
い。
【００２１】図６は本発明の第６の実施例を示す図であ
る。本実施例は前記各実施例のカーテン生地に図の如
く、図柄，写真，着色等の装飾１５を施し、あるいは一
部の場所にレンチキュラー，プリズム等を平面とした
り、拡散剤を混入しない部分を設け透視性をもたせたゾ
ーン１６を設けたものである。
る。本実施例は前記各実施例のカーテン生地に図の如
く、図柄，写真，着色等の装飾１５を施し、あるいは一
部の場所にレンチキュラー，プリズム等を平面とした
り、拡散剤を混入しない部分を設け透視性をもたせたゾ
ーン１６を設けたものである。
【００２２】このように構成された本実施例は、前記各
実施例と同様な効果を有する上、装飾性，外景を見るこ
とができる透視性を有することにより室内の雰囲気を様
々に演出することができる。
実施例と同様な効果を有する上、装飾性，外景を見るこ
とができる透視性を有することにより室内の雰囲気を様
々に演出することができる。
【００２３】また、上述の各実施例を、季節によって異
なるカーテン生地を展張できる構造とすれば更に効果が
向上する。また上記各実施例において、外面する表層部
に紫外線吸収剤を含有せしめておけば、太陽光による劣
化を防ぎ耐久性を向上することができる。
なるカーテン生地を展張できる構造とすれば更に効果が
向上する。また上記各実施例において、外面する表層部
に紫外線吸収剤を含有せしめておけば、太陽光による劣
化を防ぎ耐久性を向上することができる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明した様に本発明に依れば、外光
を室内に効率よくとり入れ、室内全体にやわらかな光を
ゆきわたらせることができる。また装飾を施こした場合
には、室内の雰囲気を様々に演出することができる。さ
らに、カーテンの開閉や交換によって室内の採光状況を
変化させることもできる。
を室内に効率よくとり入れ、室内全体にやわらかな光を
ゆきわたらせることができる。また装飾を施こした場合
には、室内の雰囲気を様々に演出することができる。さ
らに、カーテンの開閉や交換によって室内の採光状況を
変化させることもできる。
【図１】本発明の第１の実施例を示す図で、（ａ）は全
体斜視図、（ｂ）は（ａ）図のｂ−ｂ線における断面図
である。
体斜視図、（ｂ）は（ａ）図のｂ−ｂ線における断面図
である。
【図２】本発明の第２の実施例を示す図である。
【図３】本発明の第３の実施例を示す図で、（ａ）は光
の入射側を縦方向に延びるレンチキュラー、出射側を横
方向に延びるレンチキューラーで形成したもの、（ｂ）
は光の入射側を横方向に延びるレンチキュラー、出射側
を縦方向に延びるレンチキュラーで形成したものを示す
図である。
の入射側を縦方向に延びるレンチキュラー、出射側を横
方向に延びるレンチキューラーで形成したもの、（ｂ）
は光の入射側を横方向に延びるレンチキュラー、出射側
を縦方向に延びるレンチキュラーで形成したものを示す
図である。
【図４】本発明の第４の実施例を示す図である。
【図５】本発明の第５の実施例を示す図で、（ａ）は全
体斜視図、（ｂ）は（ａ）図のブレード断面斜視図であ
る。
体斜視図、（ｂ）は（ａ）図のブレード断面斜視図であ
る。
【図６】本発明の第６の実施例を示す図である。
１…窓枠 ２…窓ガラス ３…カーテン生地 ４…カーテン支持部材 ５，１４…操作紐 ６，９…レンチキュラー ７…リニアプリズム ８…日光 １０…ピラミッド型プリズム １１…ブラインド １２…連結紐 １３…滑車 １５…装飾 １６…透視性ゾーン
Claims (4)
- 【請求項１】 透光性材料で作られたカーテンの少なく
とも片面に、レンチキュラー，リニアプリズム，ピラミ
ッド型プリズム等の光屈折性を有するパターンが設けら
れて成ることを特徴とする配光制御カーテン。 - 【請求項２】 透光性材料で作られたカーテンの両面に
互いに平行するレンチキュラーが並列して設けられてい
ることを特徴とする請求項１の配光制御カーテン。 - 【請求項３】 透光性材料で作られたカーテンの両面に
互いに直交する方向のレンチキュラーが並列して設けら
れていることを特徴とする請求項１の配光制御カーテ
ン。 - 【請求項４】 透光性材料で作られたカーテンの一方の
面にレンチキュラーが、他方の面にリニアプリズムがそ
れぞれ並列して設けられていることを特徴とする請求項
１の配光制御カーテン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18679892A JPH0633671A (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | 配光制御カーテン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18679892A JPH0633671A (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | 配光制御カーテン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0633671A true JPH0633671A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16194775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18679892A Pending JPH0633671A (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | 配光制御カーテン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633671A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2008163726A (ja) * | 2006-12-06 | 2008-07-17 | Itoki Corp | 店舗用目隠し装置 |
| KR101065570B1 (ko) * | 2009-05-07 | 2011-09-19 | 주식회사 휠코리아 | 실내채광용 광굴절필름 |
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| WO2016052560A1 (ja) * | 2014-09-30 | 2016-04-07 | 大日本印刷株式会社 | 光制御シート、それを備えるカーテン、及び光制御シートの製造方法 |
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| JPWO2015076245A1 (ja) * | 2013-11-25 | 2017-03-16 | シャープ株式会社 | 採光装置及び採光スラット |
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-
1992
- 1992-07-14 JP JP18679892A patent/JPH0633671A/ja active Pending
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