JPH0633664Y2 - 接栓座および接栓座取り付け構造 - Google Patents

接栓座および接栓座取り付け構造

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JPH0633664Y2
JPH0633664Y2 JP4938489U JP4938489U JPH0633664Y2 JP H0633664 Y2 JPH0633664 Y2 JP H0633664Y2 JP 4938489 U JP4938489 U JP 4938489U JP 4938489 U JP4938489 U JP 4938489U JP H0633664 Y2 JPH0633664 Y2 JP H0633664Y2
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seat
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貢一 青田
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Alps Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、電線を接続して隔壁,パネル,シャーシ等に
取り付け、接栓を結合させて電気的に回路の接続を行う
ためのコネクタの接栓座及び接栓座取り付け構造に関す
る。
「従来の技術」 従来、電気機器内の電気回路と、電気機器外の種々の型
式の外部端子とを接続するコネクタの一例として丸形コ
ネクタが知られている。この丸形コネクタは、ケーブル
等の自由端に取り付ける接栓と、隔壁,パネル,シャー
シ等に取り付けかつ機器内の配線を直接結線する接栓座
とから成る。
この種の接栓座6は、一例として第12図ないし第14図に
示すように、雄ねじ部1と、この雄ねじ部1の一端側に
設けられた四角形板状のフランジ2と、このフランジ2
と雄ねじ部1との間にこの雄ねじ部1より小径に形成さ
れた首部3とから構成されており、雄ねじ部1にナット
5が螺合されて、フランジ2とナット5とによって板状
の取付板7を挟持して取り付けられている。
この接栓座6を同図に示す隔壁,パネル,シャーシ等の
取付板7に取り付けるには、この取付板7に接栓座6の
フランジ2の外形よりやや大きい四角形の取付孔8を形
成し、取付板7の内側面の取付孔8辺部4箇所に突起9
を設け、取付孔8に、取付板7の外側からフランジ2お
よび首部3を挿入後、雄ねじ部1を手に持ち、接栓座6
を45度回転させて4箇所の突起9にフランジ2の角部を
当てて接栓座6を回り止めすると共に第14図に示す矢印
A方向に接栓座6を引っ張り、取付板7の内面にフラン
ジ2を当接させ、雄ねじ部1に螺合されたナット5を回
してこのナット5により取付板7に接栓座6を締め付け
固定している。
なお、取付板7に対する接栓座6の回り止め手段として
は突起9に代えて、第15図に示すように、取付板7の内
面に、取付孔8辺部に位置する二等辺三角形の凹部10を
設け、取付板7の外側から取付孔8にフランジ2を挿入
後、接栓座6を45度回転させ、第16図に示すように、凹
部10にフランジ2の角部を係合させ、ナット5により取
付板7に接栓座6を締め付け固定する方法もとられてい
る。
「考案が解決しようとする課題」 ところが、従来の以上のような接栓座6および接栓座取
り付け構造においては、取付板7に接栓座6をナット5
により締め付ける際、雄ねじ部1を手に持って第14図に
示す矢印A方向へ引っ張っていないと、取付板7に対し
接栓座6が回転してしまい、ナット5の締め付け作業が
困難であるという問題があった。
また、取付板7へ接栓座6を一旦締め付け固定した後で
あっても、接栓座6に接栓(図示せず)を結合する際、
接栓の取り付けナット(図示せず)を締め付けるため
に、接栓座6に大きな回転力が度々加えられると、突起
9あるいは凹部10とフランジ2との係合が外れ、取付板
7に対し接栓座6が回転してしまい、機器内の電気回路
と接栓座6との電気的接続が破壊される場合があった。
本考案は、前記事情に鑑みてなされたもので、取付板へ
の接栓座の取り付けが容易かつ確実となる接栓座および
接栓座取り付け構造を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 本考案は、前記目的を達成させるために次のような構成
としている。即ち、第1の請求項においては、雄ねじ部
と、この雄ねじ部の一端側に設けられた多角形板状のフ
ランジと、このフランジと前記雄ねじ部との間にこの雄
ねじ部より小径に形成された首部とからなり、前記雄ね
じ部にナットをらこして板状部材に取り付けられる接栓
座において、前記フランジの一辺の中央から首部に連続
して挿入溝が形成され、前記首部には、前記雄ねじ部の
境界に沿って前記挿入溝に連続した回転溝と、その回転
溝の終端から前記フランジの手前に伸びる係合溝が形成
されている構成としている。
また、第2の請求項においては、請求項1記載の接栓座
の取り付け構造であって、前記板状部材は、前記フラン
ジと同形状のやや大きい多角形でかつ一辺に前記挿入溝
に対応した係合突起を有する取付孔を備え、 前記接栓座は、前記首部が前記取付孔に挿入され、前記
フランジがその一角を前記取付孔の一辺に対応させて前
記板状部材の一方の面に当接し、 前記係合溝が前記係合突起に嵌合し、前記フランジと前
記ナットとによって前記板状部材を挟持している構成と
している。
「作用」 接栓座を板状部材の取付孔に取り付ける時、接栓座のフ
ランジと首部がその挿入溝を取付孔の係合突起に沿って
取付孔に挿入され、雄ねじ部が係合突起に当接して挿入
が停止される。
次に接栓座をその軸のまわりに回転すると、回転溝が係
合突起に沿って回転し、回転溝の終端が係合突起に当接
して回転が停止されると共に、フランジの一角が取付孔
の一辺に対応して接栓座が取付孔から抜けなくなる。こ
の状態でナットを雄ねじ部に螺合させると接栓座の係合
溝と取付孔の係合突起とが係合する。
「実施例」 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第11図に基づい
て説明する。
第2図中、11は隔壁,パネル,シャーシ等の取付板であ
り、この取付板11には、四角形の取付孔12と、取付孔12
の一組みの対向辺中央に位置して取付孔12の中心側へ突
出する山形の係合突起13が形成されている。
一方、取付板11に取り付けられる接栓座14が次のように
構成されている。即ち、雄ねじ部15と、この雄ねじ部15
の一端側に雄ねじ部15の軸栓方向と直交して一体的に設
けられた四角形板状のフランジ16と、このフランジ16と
雄ねじ部15との間にこの雄ねじ部15より小径に形成され
た首部17とから構成されている。そして雄ねじ部15にナ
ット19が螺合されて取付板11に取り付けられる。なお、
フランジ16は取付板11の取付孔12と相似形で取付孔12の
大きさより僅かに小さい大きさとされている。また20は
雄ねじ部15の外周の一部が平面状に削られて形成された
平面部であり、23はワッシャである。
フランジ16の一組みの辺の中央にはV字形の挿入溝21が
形成されている。この挿入溝21は雄ねじ部15の軸栓方向
に首部17まで延長されている。またこの挿入溝21は、前
記係合突起13と相似形とされており、取付孔12にフラン
ジ16を挿入するとき係合突起13と係合するようになされ
ている。
首部17には、雄ねじ部15との境界に沿って挿入溝21に連
続した回転溝18と、回転溝18の終端からフランジ16の手
前に伸びる係合溝22が形成されている。この係合溝22
は、係合突起13と相似形とされており、取付孔12にフラ
ンジ16を挿入後、取付板11に対し接栓座14を所定角度
(この実施例では45度)回転した時、係合突起13と嵌合
し、係止されるようになされている。係合溝22は雄ねじ
部15の直径方向2箇所に設けられている。
そして、取付板11に接栓座14を取り付けるには、 第2図に示すように、取付板11の外側より取付孔12に
接栓座14のフランジ16を挿入する。このとき、係合突起
13と挿入溝21とを嵌合させる。
第5図に示すように、取付孔12にフランジ16を通過さ
せ、取付板11に雄ねじ部15のフランジ側端を当接させ
る。
第7図に示すように、雄ねじ部15を持って接栓座14を
右回りに45度回転させる。すると、係合突起13に係合溝
22の片側内面が当接し、取付板11に対し接栓座14がそれ
以上方向へ回転しなくなる。
第9図に示すように、の作動完了後、ナット19を回
しこのナット19により取付板11に接栓座14を締め付け固
定する。すると、接栓座14は同図右側に若干移動して取
付板11の内側面にフランジ16の4つの角部が当接し、取
付板11から接栓座14が抜け出ない状態となり、かつ係合
突起13に係合溝22の両内面が係止され、取付板11に対し
接栓座14が確実に回り止めされる。
したがって、この実施例によれば、取付板11への接栓座
14の取り付けに際し、取付板11に設けた係合突起13に、
係合溝22を係止させることにより、ナット19による取付
板11への接栓座14の締め付け時に雄ねじ部15を手で引っ
張る必要がなくなり、接栓座14の取り付け作業が大幅に
容易となる。また、前記係合突起13に係合溝22を係止さ
せることにより、取付板11に対する接栓座14の回り止め
機能が確実となり、これにより取付板11に接栓座14を取
り付けた後に、接栓座14に大きな回転力が加わっても、
取付板11に対する接栓座14の回転を確実に防止し、常に
機器内の電気回路と接栓座との電気的接続を保障する。
「考案の効果」 本考案の接栓座および接栓座取り付け構造によれば、取
付板へ接栓座を取り付ける際に、雄ねじ部を手で引っ張
らなくても接栓座が回り止めされるので取り付け作業を
大幅に容易にすることができ、また取付板への接栓座の
取り付けによって係合溝と係合突起が嵌合して回り止め
されるので接栓座に大きな回転力が加わっても、取付板
に対する接栓座の回転を確実に防止することができ、常
に機器内の電気回路と接栓座との電気的接続を保障する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第11図は本考案の一実施例を示すもので、
第1図は取付板と接栓座の要部の斜視図、第2図は取付
孔へ接栓座を挿入し始めた時の状態を示す図、第3図は
第2図のIII−III線に沿う断面図、第4図は第2図のIV
矢視図、第5図は取付板に雄ねじ部が当接した時の状態
を示す図、第6図は第5図のVI−VI線に沿う断面図、第
7図は接栓座を45度回転させた時の状態を示す図、第8
図は第7図のVIII−VIII線に沿う断面図、第9図はナッ
トにより取付板に接栓座を締め付け固定した時の状態を
示す図、第10図は第9図のX−X線に沿う断面図、第11
図は第9図のXI矢視図、第12図ないし第16図は従来の接
栓座および接栓座取り付け構造を示す図である。 11……取付板、12……取付孔、13……係合突起、14……
接栓座、15……雄ねじ部、16……フランジ、17……首
部、18……回転溝、19……ナット、21……挿入溝、22…
…係合溝。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】雄ねじ部と、この雄ねじ部の一端側に設け
    られた多角形板状のフランジと、このフランジと前記雄
    ねじ部との間にこの雄ねじ部より小径に形成された首部
    とからなり、前記雄ねじ部にナットを螺合して板状部材
    に取り付けられる接栓座において、前記フランジの一辺
    の中央から首部に連続して挿入溝が形成され、前記首部
    には、前記雄ねじ部の境界に沿って前記挿入溝に連続し
    た回転溝と、その回転溝の終端から前記フランジの手前
    に伸びる係合溝が形成されていることを特徴とする接栓
    座。
  2. 【請求項2】請求項1記載の接栓座の取り付け構造であ
    って、前記板状部材は、前記フランジと同形状のやや大
    きい多角形でかつ一辺に前記挿入溝に対応した係合突起
    を有する取付孔を備え、 前記接栓座は、前記首部が前記取付孔に挿入され、前記
    フランジがその一角を前記取付孔の一辺に対応させて前
    記板状部材の一方の面に当接し、 前記係合溝が前記係合突起に嵌合し、前記フランジと前
    記ナットとによって前記板状部材を挟持していることを
    特徴とする接栓座取り付け構造。
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