JPH06335471A - Mri装置 - Google Patents

Mri装置

Info

Publication number
JPH06335471A
JPH06335471A JP5127153A JP12715393A JPH06335471A JP H06335471 A JPH06335471 A JP H06335471A JP 5127153 A JP5127153 A JP 5127153A JP 12715393 A JP12715393 A JP 12715393A JP H06335471 A JPH06335471 A JP H06335471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
phase
gradient magnetic
measurement
encoding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5127153A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Isobe
正幸 磯部
Shigeru Watabe
滋 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
Priority to JP5127153A priority Critical patent/JPH06335471A/ja
Publication of JPH06335471A publication Critical patent/JPH06335471A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/45Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
    • C04B41/52Multiple coating or impregnating multiple coating or impregnating with the same composition or with compositions only differing in the concentration of the constituents, is classified as single coating or impregnation

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 SSFP計測において、各励起間中に緩和情
報の異なった二つの位相エンコードデータを計測し、1
/2の励起回数で撮像可能とすることによって、高速に
T2*強調画像を得ることを目的とする。 【構成】 本発明は、2種類のSSFP計測を組み合わ
せることによって、一回の励起で両信号を計測し、か
つ、各々の計測データに対して、異なった位相エンコー
ドを与えることにより、1/2の励起回数で撮像を可能
としたものである。 【効果】 本発明により、SSFP計測時に励起回数を
1/2に削減し、高速なT2*強調画像の撮像を可能と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気共鳴イメージング
(MRI)装置に係わり、特に、フーリエ変換前の計測
生データであるNMR信号データの取得の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴イメージング装置は、いわゆる
NMR現象を利用して被検体中の所望の検査部位に相当
する断面における原子核スピン(以下スピンと称する)
の密度分布、緩和時間分布等を計測して、その計測デー
タから被検体の前記検査部位を画像表示するものであ
る。
【0003】このような装置において、磁気共鳴イメー
ジングを行うには、静磁場に傾斜磁場を印加した状態で
高周波磁場パルス(RFパルス)を照射し、被検体の検
査領域から出るNMR信号を空間情報としてエンコード
(符号化)するために傾斜磁場を印加し、NMR信号を
計測した後、再構成する。
【0004】空間を符号化するためには傾斜磁場を用い
るが、これはNMR周波数ωが磁場強度と線形関係にあ
ることを利用している。即ち、傾斜磁場が空間的に直線
性が保たれていると、対象領域における空間位置と周波
数の関係は線形となり、時間情報であるNMR信号をフ
ーリエ変換し、周波数軸に置き換えるだけで被検体の位
置情報が得られることを利用して画像を再構成してい
る。
【0005】そしてMR画像では2次元の位置情報を必
要とするため、通常、一回のNMR信号計測のために1
回の磁化ベクトルの励起を行い、これを任意の空間解像
度分繰り返し計測する。これを位相エンコードとよぶ。
一般には、192から256回の繰り返し回数を要する
ため、これを削減することにより、大きな計測時間の短
縮を可能とする。
【0006】従来では、計測データのコンジュゲート性
を利用したハーフスキャン法を用いて、約半分の位相エ
ンコード数のデータでその倍の位相エンコード数に値す
る画像の再構成を可能としていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、基本的に一回
の励起で1位相エンコード信号列の計測を行うものであ
り、励起エネルギーに対する信号計測効率のよいもので
はなかった。
【0008】グラディエントエコー計測は、従来のスピ
ンエコー計測が180度励起パルスにより信号を生成さ
せるのに対して、傾斜磁場の反転によって信号の生成を
行う手法であるため、励起エネルギーの削減と励起から
信号発生までの時間(エコー時間)を自由に設定するこ
とができるといった、撮像の高速性が特徴である。しか
し、1励起内での信号のみを計測する手法であるため、
磁化ベクトルの時間緩和情報(T1、T2)を得難いと
いった点があった。
【0009】SSFP(Steady State F
ree Precessionの略。定常自由歳差運動
のこと)計測は、従来のグラディエント計測に対して、
励起間で横磁化成分を保存することにより、長いエコー
時間を持つ信号を取得できる手法であり、高速なT2*
強調画像(T2強調の改良形でT2スター強調と呼ばれ
る)の撮影に用いられている。このSSFP計測は計測
の印加順序の違いにより、(1)励起によるFID信号
と保存した横磁化のエコー信号の両者を計測する方法
と、(2)エコー信号のみを得る手法があり、エコー信
号のみの場合は強いT2*強調画像の取得が可能であ
る。
【0010】また、この両者を組み合わせることによっ
て、各励起間に上記2種の信号を同時に計測することも
できるが、単に緩和情報の違う画像が2枚できるという
点のみで、高速撮像性は考慮されていない(T.W.
REDPATH AND R.A.JONES,“FA
DE−A New Fast Imaging Seq
uence”,Magnetic Resonance
in Medicine,6,224−234(19
88)を参照)。
【0011】本発明の目的は、SSFP計測における高
速撮像を可能にするMRI装置を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、SSFP計測
における各プロジェクション毎に順次得られるNMR信
号データをメモリに格納し、このメモリに格納された各
NMR信号データに基づいて画像処理を行うMRI装置
において、励起パルスを与えた後でスライスエンコード
方向傾斜磁場、位相エンコード方向傾斜磁場、周波数エ
ンコード方向傾斜磁場を与えて第1のNMR信号を得る
と共に、その後で、上記位相エンコード方向傾斜磁場の
大きさの異なるグラディエント用の位相エンコード方向
傾斜磁場を与えて第2のNMR信号を得、この計測で得
られた第1、第2のNMR信号をその位相エンコード傾
斜磁場の大きさに応じて高位相、低位相に分けてメモリ
に配置することとした。
【0013】
【作用】本発明によれば、SSFP計測時に励起で緩和
情報の異なる二つの位相エンコードのMRI信号を取得
することになり、通常の半分の励起回数(プロジェクシ
ョン数)で高速にT2*強調の画像データを得る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図2により説明す
る。図2は本発明を適用した磁気共鳴イメージング装置
を示す全体構成のブロック説明図である。
【0015】本発明を適用した磁気共鳴イメージング装
置を図1により説明する。この磁気共鳴イメージング装
置は、大別すると、中央処理装置(CPU)1と、シー
ケンサ2と、送信系3と、静磁場発生磁石4と、受信系
5と、信号処理系6とを備えて構成する。
【0016】中央処理装置(CPU)1は、予め定めら
れたプログラムに従ってシーケンサ2、送信系3、受信
系5、信号処理系6の各々を制御するものである。シー
ケンサ2は、中央処理装置1からの制御指令に基づいて
動作し、被検体7の断層画像のデータ収集に必要な種々
の命令を送信系3、静磁場発生磁石4の傾斜磁場発生系
21、受信系5に送るようにしている。
【0017】送信系3は、高周波発信器8と変調器9で
高周波コイルとしての照射コイル11を有し、シーケン
サ2の指令により高周波発信器8からの高周波パルスを
変調器9で振幅変調し、この振幅変調された高周波パル
スを高周波増幅器10を介し増幅して照射コイル11に
供給することにより、所定のパルス状の電磁波を被検体
7に照射するようにしている。
【0018】静磁場発生磁石4は、被検体7の回りに任
意の方向に均一な静磁場を発生させるためのものであ
る。この静磁場発生磁石4の内部には、照射コイル11
の他、傾斜磁場コイル13と、受信系5の受信コイル1
4が設置されている。傾斜磁場発生系21は互いに直交
するデカルト座標軸方向にそれぞれ独立に傾斜磁場を印
加できる構成を有す傾斜磁場コイル13と傾斜磁場コイ
ルに電流を供給する傾斜磁場電源12と、傾斜磁場磁場
電源12を制御するシーケンサ2により構成する。
【0019】受信系5は、高周波コイルとしての受信コ
イル14と該受信コイル14に接続された増幅器15と
直交位相検波器16とA/D変換器17とを有し、被検
体7からのNMR信号を受信コイル14が検出すると、
その信号を増幅器15、直交位相検波器16、A/D変
換器17を介しディジタル量に変換すると共に、シーケ
ンサ2からの指令によるタイミングで直交位相検波器1
6によってサンプリングされた二系列の収集データに変
換して中央処理装置1に送るようにしている。
【0020】信号処理系6は、磁気ディスク20、光デ
ィスク19等の外部記憶装置と、CRT等のからなるデ
ィスプレイ18とを有し、受信系5からのデータが中央
処理装置1に入力されると、該中央処理装置1が信号処
理、画像再構成等の処理を実行し、その結果の被検体7
の所望の断面像をディスプレイ18に表示すると共に、
外部記憶装置の磁気ディスク20等に記録する。
【0021】ここで、前記シーケンサ2内には図1に示
すようなシーケンスが組み込まれており、このシーケン
スに基づいてNMR信号を得るようになっている。即
ち、図1は一回の励起で二つの違った位相エンコードを
もつ信号を計測し、高速にT2*強調画像を得る、SS
FPグラジェント計測の励起パルス及び傾斜磁場パルス
を印加するタイミング線図からなっている。
【0022】同図において、RFはRFパルスの照射の
タイミング及び選択励起のためのエンベロープを示して
いる。Gsはスライスエンコード方向の傾斜磁場印加の
タイミングとその振幅を変えて計測することを示してい
る。Gpは位相エンコード方向の傾斜磁場印加のタイミ
ングとその振幅を変えて計測することを示している。G
fは周波数エンコード方向の傾斜磁場印加のタイミング
を示し、NMR信号はエコー信号を示す。下はタイムシ
ーケンスを区分けしたものである。なお、Gs、Gp、G
fはそれぞれ直交した方向に印加されるようになってい
る。Sn0〜Sn5の区間分けは信号計測において、n回
目の高周波磁場パルス及び傾斜磁場パルスを印加するタ
イムシーケンスを区間分けしたものである。
【0023】Sn0ではいわゆる励起パルスを照射する
と共に、スライス方向傾斜磁場磁場を印加するようにな
っている。Sn1では、Sn0でのスライスエンコード方
向傾斜磁場を印加によるスライス方向での各スピン位相
ずれの補正を行うべくスライス方向傾斜磁場Gscを印加
するようになっている。また、位相エンコード方向傾斜
磁場を印加し、これらの方向に関して場所に依存した核
スピンの回転を付加するようになっている。また、同時
に周波数エンコード傾斜磁場を印加するようになってい
る。これは区間Sn2a及びSn2bにおいてNMR信号
を計測する際に、エコー信号を得るために区間Sn0で
励起された核スピンに対して、あらかじめディフェイズ
(dephase:位相を拡散させること)させておく
ためのものである。区間Sn2aは周波数エンコード傾
斜磁場を印加すると共に、区間Sn1でディフェイズさ
れた核スピンがリフェイズ(rephase:拡散した
位相が戻ること)され、NMR信号を計測するようにな
っている。区間Sn2bでは周波数エンコード傾斜磁場
を印加すると共に、区間Sn2aでリフェイズが完了し
たスピンがディフェイズしながら、NMR信号を計測す
るようになっている。Sn2a、Sn2bで計測されたN
MR信号はFID信号と呼んでもよい。Sn3はさらに
位相エンコード傾斜磁場を印加し区間Sn4で計測され
る信号にSn2とは違う位相エンコードを与えている。
区間Sn4aでは、すぐ前のSn0での励起による信号で
はなく、前回の励起Sn-10による信号を得るために、
リフェイズ及び周波数エンコードのために傾斜磁場を印
加する。区間Sn4bでは、周波数エンコード用の傾斜
磁場を印加すると共に、区間Sn4aでリフェイズを完
了した各スピンがディフェイズしながら、NMR信号を
計測するようになっている。このNMR信号をエコー信
号と呼ぶ。区間Sn5では各励起間で位相エンコード傾
斜磁場による位相拡散を戻すため区間Sn1と区間Sn
における位相エンコード傾斜磁場を打ち消すように傾斜
磁場を印加する。
【0024】ここで、このS期間における周波数エンコ
ードと位相エンコードの関係について説明する。ある厚
みをもった2次元領域の核スピンを空間座標に応じた量
だけ回転を付加するために、周波数エンコード方向、位
相エンコード方向の2方向に分けて符号化する。
【0025】周波数エンコード方向には、信号を読み取
る際、視野の両端で位相がNp×πだけずれている必要
があり、
【数1】γGf×D×Tf=Ns×π なる関係を満たさなければならない。ここで、 γ :対象核であるプロトンの磁気回転比 Gf :周波数エンコード方向傾斜磁場の強度 D :視野直径 Ns :計測サンプル数 Tf :計測のサンプリング時間(サンプルピッチ×計
測サンプル数)
【0026】また、位相エンコード方向には、Np回の
位相エンコードを行うものとすると視野の両端で位相が
p×πだけずれている必要があるので、位相エンコー
ドパルス印加時間をTpとしたとき、
【数2】γGp ×D×Tp =Np ×π なる関係を満たさなければならない。ここで、 Gp:位相エンコード方向傾斜磁場の強度 Np:位相エンコード数 である。又、視野は正方形領域とした。
【0027】周波数エンコード方向の傾斜磁場は、各位
相エンコード毎同じ強度を印加し、周波数エンコード方
向の空間座標を周波数軸に符号化する方法をとる。
【0028】位相エンコード方向では、結果的に2種類
の緩和情報を持った信号を計測させるため、この情報の
違いを考慮した位相エンコードを与えてやる必要があ
る。MR画像は、低周波数成分にその情報のほとんどが
存在する。よって、協調したい緩和情報を持った信号を
低周波数成分に持ってくることで、画像上にその影響を
強く表すことができる。ここではT2強調を得るため
に、図1の区間Sn4でのデータを低位相エンコードと
する場合を考える。
【0029】それには、まず図3のごとく位相エンコー
ドを負と正の2つの領域に分割して計測する。(1)、
はじめに負の位相エンコード領域を考える。負の位相エ
ンコード領域では、区間Sn1で印加する位相エンコー
ド傾斜磁場強度を、
【数3】γGp1×D×Tp=−(Np/2)π γGp2×D×Tp={−(Np/2)+1}π ……………………………………………… γGp・m-1×D×Tp={−(Np/4)−2}π γGpm×D×Tp={−(Np/4)−1}π 但し、m=Np/4である。 に示す、Gp1→Gp2→……→Gp・m-1→Gpmの順序で変
更させる。この変更の考え方は、位相エンコード量(γ
p×D×Tp)をπずつ変化させるようにGpを変化さ
せるものである。このGpの変更にあっても、区間Sn
では一定値(Np/4)πを印加する。更に、区間Sn
では位相エンコード傾斜磁場を(数3)の傾斜磁場変更
に合わせて、以下のように変更する。
【0030】
【数4】γGp1×D×Tp=(Np/4)π γGp2×D×Tp={(Np/4)−1}π ……………………………………………… γGp・m-1×D×Tp=2π γGpm×D×Tp=π 但し、m=Np/4である。 この(数4)の変更の考え方は、位相エンコード量(γ
p×D×Tp)を−πずつ変化するようにGpを変えた
ものである。このように、(Np/4)回計測すること
により、負の位相エンコードデータが計測される。
【0031】(2)、次に正の位相エンコード領域の計
測は以下の通りとなる。先ず、区間Sn1では、位相エ
ンコード傾斜磁場が、
【数5】γGp1×D×Tp={(Np/2)−1}π γGp2×D×Tp={(Np/2)−2}π ……………………………………………… γGp・m-1×D×Tp={(Np/4)+1}π γGpm×D×Tp=(Np/4)π 但し、m=Np/4である。 となるように、Gp1→Gp2→……→Gp・m-1→Gpmと変
更する。この変更の考え方は、位相エンコード量(γG
p×D×Tp)が一πずつ変化するように、Gpを変更さ
せたものである。区間Sn3では一定値(−Np/4)π
を印加する。更に、区間Sn5では、位相エンコード傾
斜磁場が、
【数6】γGp1×D×Tp={−(Np/4)+1}π γGp2×D×Tp={−(Np/4)+2}π ……………………………………………… γGp・m-1×D×Tp=−π γGpm×D×Tp=0 但し、m=Np/4である。 となるように、Gp1→Gp2→……→Gp・m-1→Gpmの如
く変更する。変更の考え方は、位相エンコード量(γG
p×D×Tp)がπずつ変化するようにGpを変更させた
ものである。
【0032】以上の(数4)、(数5)に従った位相エ
ンコード量をまとめると図4のようになる。図4(A)
が負の位相エンコード、図4(B)が正の位相エンコー
ドであり、縦方向が計測回数番号、横方向が各計測番号
毎の区分Sn1、Sn3、Sn5での位相エンコード量を
示す。
【0033】尚、Sn3とSn5とのGpの総和と、Sn
のGpとは等しく且つ極性を異にしたものにしている。
SSFP計測を行ったためである。
【0034】このようなシーケンスによって得られるN
MR信号によるデータは、図3に示すようにメモリに位
相エンコードに基づく各々格納され、画像処理の為の計
測生データとなる。この場合のメモリの格納は、Sn
で得られるデータを高位相エンコード、Sn4で得られ
るデータを低位相エンコードデータとし、位相エンコー
ド方向、周波数エンコード方向を考えて、2次元のデー
タ配列として格納される。よってこれを再構成すること
によってT2*強調の画像を得ることができる。
【0035】尚、図3において、負の位相エンコード領
域における「(−Np/2)」は図4(A)に示した第
1回目の計測例を示し、この計測でのSn2でのFID
信号は、白ヌキ表示のプロジェクションエリアE1に割
当て、この計測でのSn4でのエコー信号は、点表示の
プロジェクションエリアEiに割当る例を示している。
この考え方は、他のすべての計測番号にも当てはまるも
のである。ここで白ヌキ表示のプロジェクションエリア
の部分が相対的にみての高位相エンコード側、点表示の
プロジェクションエリアの部分が相対的にみての低位相
エンコード側を示している。
【0036】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明による磁気共鳴イメージング装置によればSSF
P計測時において、通常の半分の励起回数でT2*強調
画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気共鳴イメージング装置の2次
元SSFP計測シーケンスの実施例を示す図である。
【図2】本発明による磁気共鳴イメージング装置の1実
施例を示す概略ブロック図である。
【図3】本発明による磁気共鳴イメージング装置の2次
元SSFP計測による計測データの配列を示す図であ
る。
【図4】本発明の計測シーケンスでのエンコード傾斜磁
場の印加シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 シーケンサ 4 磁場印加部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SSFP計測における各プロジェクショ
    ン毎に順次得られるNMR信号データをメモリに格納
    し、このメモリに格納された各NMR信号データに基づ
    いて画像処理を行うMRI装置において、 励起パルスを与えた後でスライスエンコード方向傾斜磁
    場、位相エンコード方向傾斜磁場、周波数エンコード方
    向傾斜磁場を与えて第1のNMR信号を得ると共に、そ
    の後で、上記位相エンコード方向傾斜磁場の大きさの異
    なるグラディエント用の位相エンコード方向傾斜磁場を
    与えて第2のNMR信号を得、この計測で得られた第
    1、第2のNMR信号をその位相エンコード傾斜磁場の
    大きさに応じて高位相、低位相に分けてメモリに配置す
    ることとしたMRI装置。
JP5127153A 1993-05-28 1993-05-28 Mri装置 Pending JPH06335471A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5127153A JPH06335471A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 Mri装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5127153A JPH06335471A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 Mri装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06335471A true JPH06335471A (ja) 1994-12-06

Family

ID=14952944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5127153A Pending JPH06335471A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 Mri装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06335471A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005096929A1 (ja) * 2004-04-05 2005-10-20 Fukuyama, Hidenao 磁気共鳴イメージング装置および磁気共鳴イメージング方法
JP2008253733A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc Mri装置およびその制御方法
JP2013521922A (ja) * 2010-03-18 2013-06-13 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 核スピン系の縦及び横緩和時間の同時及び動的決定

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005096929A1 (ja) * 2004-04-05 2005-10-20 Fukuyama, Hidenao 磁気共鳴イメージング装置および磁気共鳴イメージング方法
US7511490B2 (en) 2004-04-05 2009-03-31 Shin-ichi Abe Magnetic resonance imaging apparatus and magnetic resonance imaging method
JP2008253733A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc Mri装置およびその制御方法
JP2013521922A (ja) * 2010-03-18 2013-06-13 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 核スピン系の縦及び横緩和時間の同時及び動的決定
US9588205B2 (en) 2010-03-18 2017-03-07 Koninklijke Philips N.V. Simultaneous and dynamic determination of longitudinal and transversal relaxation times of a nuclear spin system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0543468B1 (en) Magnetic resonance imaging method
US5168226A (en) Acquisition of multiple images in fast spin echo nmr scans
US5402067A (en) Apparatus and method for rare echo imaging using k-space spiral coverage
US7706857B2 (en) Methods and apparatus for mapping internal and bulk motion of an object with phase labeling in magnetic resonance imaging
US4651097A (en) Examination method and apparatus utilizing nuclear magnetic resonance
EP0322968B1 (en) Method of and device for generating interleaved multiple-slice multiple-echo pulse sequences for MRI
US4731583A (en) Method for reduction of MR image artifacts due to flowing nuclei by gradient moment nulling
JPH07171122A (ja) Epi及びgrase mriにおける読み出し傾斜磁界極性の補正方法
US6339332B1 (en) Method for the operation of a nuclear magnetic resonance tomography apparatus for separating water and fat signals
US7233818B1 (en) Methods and apparatus for mapping internal and bulk motion of an object with phase labeling in magnetic resonance imaging
US5386190A (en) Selective excitation method of nuclear spins in magnetic resonance imaging and MRI apparatus using the same
JP3276669B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
US4920314A (en) Magnetic resonance imaging system
US5798642A (en) Magnetic resonance imaging apparatus
US4709211A (en) Nuclear magnetic resonance system
WO2002045584A1 (fr) Procede de mesure dans un dispositif d'imagerie par resonance magnetique et dispositif d'imagerie par resonance magnetique
US4621235A (en) Method of and device for determining a nuclear magnetization distribution in a region of a body
US4706023A (en) Method of reducing artefacts in images formed by means of Fourier zeugmatography
JP2002165776A (ja) 磁気共鳴イメージング装置における計測方法及び磁気共鳴イメージング装置
US4983918A (en) Magnetic resonance imaging system
US4833408A (en) NMR chemical shift imaging method with influence of intensity distribution of static magnetic field removed
US4991586A (en) Method for monitoring vascular flow using magnetic resonance signals
JPH06335471A (ja) Mri装置
US4825160A (en) Method and device for MR tomography
US7148687B2 (en) Method for the acquisition of moving objects through nuclear magnetic resonance tomography