JPH06331901A - 標本データ管理用位置決め装置 - Google Patents

標本データ管理用位置決め装置

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JPH06331901A
JPH06331901A JP5144322A JP14432293A JPH06331901A JP H06331901 A JPH06331901 A JP H06331901A JP 5144322 A JP5144322 A JP 5144322A JP 14432293 A JP14432293 A JP 14432293A JP H06331901 A JPH06331901 A JP H06331901A
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JP
Japan
Prior art keywords
slide glass
microscope slide
input
holder
semiconductor memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP5144322A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Osaki
幹夫 大崎
Kenichi Sato
健一 佐藤
Chikaya Ikou
知加也 伊香
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Publication of JPH06331901A publication Critical patent/JPH06331901A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 顕微鏡用スライドガラスに対する半導体記憶
装置の正確な位置決めを容易に行うことができるように
する。 【構成】 顕微鏡用スライドガラス1と、この顕微鏡用
スライドガラス1上に配置されたフレキシブルプリント
基板6と、このフレキシブルプリント基板6上に配設さ
れた半導体記憶装置4及びその入出力用端子4aと、顕
微鏡用スライドガラス1に重なる状態で顕微鏡用スライ
ドガラス1を保持するスライドガラスホルダ5とを備
え、顕微鏡用スライドガラス1をスライドガラスホルダ
5に装着したとき、顕微鏡用スライドガラス1上の半導
体記憶装置4及びその入出力用端子4aをスライドガラ
スホルダ5によって覆われないように露出させる切欠き
5aを、スライドガラスホルダ5に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、顕微鏡の標本データ
の管理に好適な標本データ管理用位置決め装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、大病院などでは、多数のプレパラ
ートを管理するために、スライドガラスの上面の一端に
紙片を貼り、その紙片に日付、サンプル番号、病院名、
染色種類及び患者名等のデータを記入していた。
【0003】他の方法としては、バ−コードを印刷した
紙片や磁気テープを貼付して、スライドガラスに識別デ
ータを持たせていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の方法
では、データ容量が小さく識別データ程度しか記憶でき
ず、スライドガラスに関するより詳しい情報を知るに
は、スライドガラスとは別に保管されたカルテ等を調べ
る必要があった。
【0005】近年メモリの発達により大容量化が可能と
なっており、データ容量を大きくするにはたとえば半導
体記憶装置を用いることが考えられるが、入出力用端子
が微細であるので、スライドガラスに対する半導体記憶
装置の正確な位置決めが要求され、半導体記憶装置の固
定位置がずれると外部入出力装置と接続できず、読出し
や書込みができないという問題がある。
【0006】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題はスライドガラスに対する半導体記
憶装置の正確な位置決めを容易に行うことができる標本
データ管理用位置決め装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項1記載の発明の標本データ管理用位置決め装置
は、顕微鏡用スライドガラスと、この顕微鏡用スライド
ガラス上に配置されたシートと、このシート上に配設さ
れた半導体記憶装置及びその入出力用端子と、前記顕微
鏡用スライドガラスに重なる状態で前記顕微鏡用スライ
ドガラスを保持するスライドガラスホルダとを備え、前
記顕微鏡用スライドガラスを前記スライドガラスホルダ
に装着したとき、前記顕微鏡用スライドガラス上の前記
入出力用端子を接続可能に露出させる切欠きを、前記ス
ライドガラスホルダに設けた。
【0008】また、請求項2記載の発明の標本データ管
理用位置決め装置は、顕微鏡用スライドガラス上に重ね
たとき、半導体記憶装置及びその入出力用端子を貼付す
べき前記顕微鏡用スライドガラス上面の一部を露出させ
る切欠を有する。
【0009】
【作用】スライドガラスホルダは顕微鏡用スライドガラ
スのシート上に重なって半導体記憶装置及びその入出力
用端子を固定させる一方、切欠きを通じて半導体記憶装
置の入出力用端子を接続可能に露出させ、その入出力用
端子を前記顕微鏡用スライドガラス上の所定位置に位置
決めする。
【0010】また、標本データ管理用位置決め装置を顕
微鏡用スライドガラス上に重ねたとき、その標本データ
管理用位置決め装置の切欠を通じて半導体記憶装置及び
その入出力用端子を貼付すべき前記顕微鏡用スライドガ
ラス上面の一部が露出するので、半導体記憶装置及びそ
の入出力用端子を容易に正確な位置に貼付することがで
きる。
【0011】
【実施例】以下この発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1はこの発明の一実施例に係る標本デー
タ管理用位置決め装置を示し、同図(a)はその平面
図、同図(b)は同図(a)のA−A線に沿う断面図、
図2は図1の標本データ管理用位置決め装置のスライド
ガラスホルダを示し、同図(a)はその平面図、同図
(b)は同図(a)のB−B線に沿う断面図、図3は図
1の標本データ管理用位置決め装置の顕微鏡用スライド
ガラス及びその顕微鏡用スライドガラス上の半導体記憶
装置を示す斜視図、図4は図1の標本データ管理用位置
決め装置を標本ホルダで保持した状態を示す平面図であ
る。
【0013】図4に示すように、標本ホルダ10には抑
え爪11が設けられ、この抑え爪11により標本データ
管理用位置決め装置15のスライドホルダ5が保持され
る。また、標本ホルダ10上には、半導体記憶装置4の
入出力端子4aと接続される接続端子16が設けられて
いるとともに、接続端子16と顕微鏡装置9とを接続さ
せるプローブ8が設けられている。顕微鏡装置9は、半
導体記憶装置4に標本データを入力する標本情報入力装
置12と、半導体記憶装置4に格納されている標本デー
タを表示する表示装置14と、CPU13とで構成され
ている。
【0014】標本データ管理用位置決め装置15は、図
1に示すように、顕微鏡用スライドガラス1と、この顕
微鏡用スライドガラス1を保持するスライドガラスホル
ダ5とを備えている。
【0015】図3に示すように、顕微鏡用スライドガラ
ス1上にはフレキシブルプリント基板(シート)6が配
置され、このフレキシブルプリント基板6上にはフラッ
トパッケージ型の半導体記憶装置4が実装されている。
また、フレキシブルプリント基板6上には、半導体記憶
装置4の入出力用端子4aが配設されているとともに、
半導体記憶装置4と入出力用端子4aとを接続する回路
パターン7が配設されている。なお、顕微鏡用スライド
ガラス1の中央部の上面には図示しないサンプルが配置
され、このサンプルはカバーガラス2によってカバーさ
れている。
【0016】図2(a)及び(b)に示すように、スラ
イドガラスホルダ5の一端部には切欠き5aが設けら
れ、スライドガラスホルダ5の中央部にはサンプルを顕
微鏡で観察するための観察孔5bが設けられている。図
1(a)及び(b)に示すように、切欠き5aは半導体
記憶装置4及びその入出力用端子4aを上方へ逃がし、
半導体記憶装置4及びその入出力用端子4bがスライド
ガラスホルダ5によって覆われないようにし、また観察
孔5bはカバーガラス2を上方へ逃がす。スライドガラ
スホルダ5の両端部の下面側には、顕微鏡用スライドガ
ラス1の両端面を挟持する凸部5c,5cが設けられて
いる。スライドガラスホルダ5は凸部5c,5cにより
挟持された顕微鏡用スライドガラス1に重なるようにし
て顕微鏡用スライドガラス1を保持する。
【0017】前述のようにスライドガラスホルダ5の一
端部に切欠き5aを設けたので、顕微鏡用スライドガラ
ス1をスライドガラスホルダ5に装着したとき、フレキ
シブルプリント基板6の縁部はスライドガラスホルダ5
によって顕微鏡用スライドガラス1の上面に押圧され、
半導体記憶装置4及びその入出力用端子4aは顕微鏡用
スライドガラス1上に固定されるが、半導体記憶装置4
及びその入出力用端子4aは切欠き5aを通じて露出
し、その切欠き5aによって入出力用端子4aの位置決
めがなされる。したがって、標本データ管理用位置決め
装置15が標本ホルダ10に保持されたとき、図4に示
すように、半導体記憶装置4の入出力用端子4aは標本
ホルダ10の接続端子16に確実に接続される。その結
果、入出力用端子の微細化にも十分対応でき、顕微鏡装
置9の標本情報入力装置12により半導体記憶装置4へ
標本データを確実に書き込むことができるとともに、表
示装置14による標本データの表示も安定する。また、
半導体記憶装置4にはバーコードや磁気テープ等に較べ
多くの標本データを格納することができ、スライドガラ
スに関するより詳しい情報を知るためにスライドガラス
とは別に保管されたカルテ等を調べる必要がなくなるの
で、プレパラートの管理が飛躍的に向上する。
【0018】前述の実施例では、顕微鏡用スライドガラ
ス1の上面に載せたフレキシブルプリント基板6をスラ
イドガラスホルダ5により固定させ、スライドガラスホ
ルダ5を介して顕微鏡用スライドガラス1上の半導体記
憶装置4の入出力用端子4aを固定ホルダ10の接続端
子16に接続させた場合について述べたが、これに代
え、フレキシブルプリント基板6の裏面に粘着剤を塗布
し、フレキシブルプリント基板6を顕微鏡用スライドガ
ラス1上の所定位置に貼付し、スライドガラスホルダ5
を介さず、直接顕微鏡用スライドガラス1を標本ホルダ
10に装着するようにしてもよい。
【0019】この実施例の場合、まず標本データ管理用
位置決め装置としてのスライドガラスホルダ5に顕微鏡
用スライドガラス1を装着する。スライドガラスホルダ
5の一端部には固定ホルダ10の接続端子16に対応す
る切欠き5aを設けたので、この切欠き5aによって顕
微鏡用スライドガラス1の上面におけるフレキシブルプ
リント基板6の固定されるべき位置が特定される。した
がって、後はフレキシブルプリント基板6の裏面のシー
トを剥がして粘着面を露出させ、切欠き5aを通じて露
出する顕微鏡用スライドガラス1の上面の所定位置にフ
レキシブルプリント基板6を貼付すればよい。このよう
にしてフレキシブルプリント基板6を容易に正確な位置
に貼付することができる。貼付した後はスライドガラス
ホルダ5から顕微鏡用スライドガラス1を外し、スライ
ドガラスホルダ5を介さずに直接標本ホルダ10に装着
する。尚、この場合、前述の実施例のホルダ5に対し、
切欠き5aの形状をシート6を押圧する段差をなくすよ
うにすれば、貼付しやすくなる。又、貼付後、ホルダ5
の凸部5c、5cの分だけ位置ずれすることも考えられ
るので、凸部5cの分、切欠き5aの位置をずらした
り、スライドガラスの大きさを変えたりした方がよい。
【0020】この実施例によれば、顕微鏡用スライドガ
ラス1に対して半導体記憶装置4の入出力用端子4aを
容易且つ正確に位置決めすることができるので、半導体
記憶装置4の入出力用端子4aを標本ホルダ10の入出
力用端子16に確実に接続させることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の標本デー
タ管理用位置決め装置によれば、スライドガラスホルダ
は顕微鏡用スライドガラスのシート上に重なって半導体
記憶装置及びその入出力用端子を固定させる一方、切欠
きを通じて半導体記憶装置の入出力用端子を接続可能に
露出させ、その入出力用端子を前記顕微鏡用スライドガ
ラス上の所定位置に位置決めするので、半導体記憶装置
の入出力用端子を外部入出力装置の接続端子に確実に接
続させることができる。
【0022】また、この発明の標本データ管理用位置決
め装置によれば、標本データ管理用位置決め装置を顕微
鏡用スライドガラス上に重ねたとき、その標本データ管
理用位置決め装置の切欠を通じて半導体記憶装置及びそ
の入出力用端子を貼付すべき前記顕微鏡用スライドガラ
ス上面の一部が露出するので、半導体記憶装置及びその
入出力用端子を容易に正確な位置に貼付することがで
き、貼付後位置決め板から顕微鏡用スライドガラスを分
離しても、顕微鏡用スライドガラス上の半導体記憶装置
の入出力用端子は正確な位置で固定状態にあり、半導体
記憶装置の入出力用端子を外部入出力装置の接続端子に
確実に接続させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の一実施例に係る標本データ管
理用位置決め装置を説明するための図である。
【図2】図2は図1の標本データ管理用位置決め装置の
スライドガラスホルダを説明するための図である。
【図3】図3は図1の標本データ管理用位置決め装置の
顕微鏡用スライドガラス及びそのスライドガラス上に載
せられた半導体記憶装置を示す斜視図である。
【図4】図4は図1の標本データ管理用位置決め装置を
標本ホルダで保持した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 顕微鏡用スライドガラス 4 半導体記憶装置 4a 半導体記憶装置の入出力端子 5 スライドガラスホルダ 5a 切欠き 6 フレキシブルプリント基板 15 標本データ管理用位置決め装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顕微鏡用スライドガラスと、 この顕微鏡用スライドガラス上に配置されたシートと、 このシート上に配設された半導体記憶装置及びその入出
    力用端子と、 前記顕微鏡用スライドガラスに重なる状態で前記顕微鏡
    用スライドガラスを保持するスライドガラスホルダとを
    備え、 前記顕微鏡用スライドガラスを前記スライドガラスホル
    ダに装着したとき、前記顕微鏡用スライドガラス上の前
    記入出力用端子を接続可能に露出させる切欠きを、前記
    スライドガラスホルダに設けたことを特徴とする標本デ
    ータ管理用位置決め装置。
  2. 【請求項2】 顕微鏡用スライドガラス上に重ねたと
    き、半導体記憶装置及びその入出力用端子を貼付すべき
    前記顕微鏡用スライドガラス上面の一部を露出させる切
    欠を有することを特徴とする標本データ管理用位置決め
    装置。
JP5144322A 1993-05-24 1993-05-24 標本データ管理用位置決め装置 Pending JPH06331901A (ja)

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JP5144322A JPH06331901A (ja) 1993-05-24 1993-05-24 標本データ管理用位置決め装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017522614A (ja) * 2014-07-09 2017-08-10 エヌティーピー・ナノ・テク・プロジェクツ・エス.アール.エル.Ntp Nano Tech Projects S.R.L. ナノ粒子検出のためのレーザー光結合

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017522614A (ja) * 2014-07-09 2017-08-10 エヌティーピー・ナノ・テク・プロジェクツ・エス.アール.エル.Ntp Nano Tech Projects S.R.L. ナノ粒子検出のためのレーザー光結合

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030415