JPH0629892Y2 - 蓄電池蓋体の排気装置 - Google Patents

蓄電池蓋体の排気装置

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JPH0629892Y2
JPH0629892Y2 JP1985025458U JP2545885U JPH0629892Y2 JP H0629892 Y2 JPH0629892 Y2 JP H0629892Y2 JP 1985025458 U JP1985025458 U JP 1985025458U JP 2545885 U JP2545885 U JP 2545885U JP H0629892 Y2 JPH0629892 Y2 JP H0629892Y2
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JP
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lid
exhaust
wall
cover plate
valve body
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JP1985025458U
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JPS61142371U (ja
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知一 志賀
一郎 佐野
明宏 津吹
公男 新村
憲隆 古賀
尚司 本館
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Honda Motor Co Ltd
Furukawa Battery Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
Furukawa Battery Co Ltd
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    • Y02E60/12

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  • Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動二輪車、乗用車その他に用いられる蓄電
池の蓋体の排気装置に関する。
(従来の技術) 従来の蓄電池の蓋体の排気装置は、第1図示のように、
蓋体Aの頂壁aの1部に上面を開放する凹室bを設け、
該凹室bの底壁cの中心に貫通孔dとこれと連動して底
壁c面より突出する排気用連通筒eを設け、該筒eの先
端部に弾性帽状の弁体を被冠し、その凹室bの上面に排
気孔を貫通した蓋板を施し閉塞したものである。
また実開昭58−358号公報に記載されたものは、電
槽を覆う中蓋のくぼみ部分に各セルに対応して排気口の
筒体を設け、該筒体の先端に排気ゴム弁を嵌着し、該中
蓋の開口部を上蓋で覆ったものである。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の蓄電池の蓋体の排気装置及び上記実開昭58
−358号公報に記載されたものは、いずれも弁体の取
付けに当たり、その狭い空室あるいはくぼみ部分内に突
出の排気用連通筒の先端部に被冠する作業が極めて煩わ
しく蓋体の製造作業が非能率である。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記の問題を解消し、弁体の排気用連通筒へ
の取り着け並びに排気装置の組立てを容易になし得られ
る構成の蓄電池の蓋体の排気装置を提供するもので、蓋
体の頂壁の裏面にこれらから1体に突出する囲枠壁を設
けると共に該囲枠壁の内部に空室を形成し、該蓋体とは
別個に貫通孔を囲繞して排気用連通筒を平坦な一面から
突出し且つ該筒の先端部に弁体を被着した裏蓋板を用意
し、該裏蓋板を、該弁体を前記空室内に収容せしめて前
記囲枠壁の上端周縁部に固設し、空室を前記蓋体に設け
た排気口を介して外気に連通せしめて成る。
(実施例) 本考案実施の1例を添附図面につき説明する。図面で
(1)はポリプロピレンなどの合成樹脂製の蓄電池の蓋体
を示し、該蓋体(1)は、平坦な頂壁(1a)とその外周縁に
1体の周側壁(1b)とから成り、その裏面には、電槽(図
示しない)の各仕切壁と対応しこれと当接し熱融着等に
より結着する各仕切壁(1c)をその周側壁(1a)と同じ高さ
に突設して有する。本考案によれば、更に該蓋体(1)の
裏面にこれから1体に突設して囲枠壁(2)を設けその囲
枠壁(2)の内部に下記詳述するように弁体を収容する空
室(3)を形成する。図示の例では、該囲枠壁(2)は、蓋体
(1)の周側壁(1b)の幅方向の1方の周側壁部にその1部
の壁で連接する1側に偏位した位置に設け、その空室
(3)内部を、該周側壁部に設けた排気口(4)を介して外気
に連通するようにし、蓋体(1)の頂壁(1a)面には排気口
のない平坦面の体裁のよい頂壁(1a)面とした。更に、本
考案によれば、蓋体(1)とは別個に、下記するような排
気用連通筒を備えた裏蓋板を作成し、これに弁体を取り
付けた状態で、これを前記の囲枠壁(2)に取り付けて排
気装置を構成する。即ち、蓋体(1)とは別個にポリプロ
ピレンなどの合成樹脂の成形により、貫通孔(5)を有す
る板体から成る裏蓋板(6)に該貫通孔(5)と連通する排気
用連通筒(7)を裏蓋体(6)の平坦な一面から1体に突設せ
しめたものを作成する。而してこの連通筒(7)の先端部
に弁体(8)、例えばゴム製の帽状弁体(8)をその弾性で密
着被冠して取り着けた後、該裏蓋板(6)を前記の蓋体(1)
の囲枠壁(2)に取り付け、その弁体(8)を該囲枠壁(2)の
内部空室(3)内に収容設置して本考案の排気装置が構成
される。かくして、従来のように、蓋体の頂壁に形成さ
れた凹室内又は中蓋のくぼみ部分内に予め設けた排気用
連通筒に弁体を取り付ける難儀が解消され、確実に取り
付けることができる。該裏蓋板(6)を囲枠壁(2)に固着す
るには、接着剤を介してもよいが、単に機械的な堅い相
互嵌合でもよい。図示の場合は、囲枠壁(2)の上端周縁
部(2a)の内周に断面L字状の嵌合用溝(2b)を設け、これ
に裏蓋板(6)の断面L字状とした周縁部(6b)を嵌合する
と共にその周縁部(6b)外周面に設けた突起(6c)を該溝(2
b)内周面に設けた凹部(2c)に係止するようにした。尚そ
の囲枠壁(2)の上端面と裏蓋板(6)の周縁部(6b)の上端面
は略同一平面となるようにし、かくして、熱板をこれら
両周縁部(2a)(6b)に当てて互に熱融着せしめるようにし
たものである。尚、該排気用連通筒(7)は、該裏蓋板(6)
の両面から突出するものとし、その弁体(8)を取り付け
た空室(3)内に収容される内側筒部(7a)の先端に切欠(9)
を設けることにより、筒(7)内からの排気ガスが弁体(8)
の周側壁を押し広げて空室(3)内に排出されることが良
好に行なわれるようにした。又その裏蓋板(6)の上方に
突出する外側筒部(7b)には、ガス流入用のスリット(10)
を設けた。更に、図示の実施例では、体蓋体(1)の該囲
枠壁(2)で囲まれる裏面にその弁体(8)に対向する位置
に、十字状の突起(11)を設け、これにより弁体(8)の排
気ガスの排出時の離脱を防止し弁体(8)の作動を安定し
て行なえるようにした(12)は、弁体(8)と排気孔(4)との
間に介在するガスフィルターを示し、該ガスフィルター
(12)は、その蓋体(1)の裏面より突出する支承壁(13)上
端に接着剤を介し固設するようにした。
本考案の前記排気装置は、該蓋体(1)の裏面に突設する
各仕切壁(1c)間に区割形成される、電槽の各セル室に対
応する凹部セル空間(14)(14)……の夫々に各セル室毎に
設けても差支えないが、図示のようにそのいづれか1つ
の凹部セル室内(14)に1個設け、各仕切壁(1c)を横切り
設けたガス排気用凹溝(15)を形成することにより、共通
の1個の排気装置とすることが、製作容易で低コストの
排気装置を備えた電池蓋が得られる。
(考案の効果) このように本考案によるときと、蓋体の裏面に囲枠壁を
突設すると共にその内部に空室を形成する1方、これと
は平坦な一面から突出する排気用連通筒を備えた裏蓋板
を用意したので、弁体の排気用連通筒への取付けが容易
となり、この弁体を取付けた裏蓋板を前記蓋板面に設け
た囲枠壁に取り付けるようにしたので、蓋体の頂壁は平
坦な1枚の成形蓋で構成し得られ堅牢であり、従来の上
記の欠点を解消した等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の蓄電池の蓋体の排気装置の截断側面図、
第2図は乃至第7図は本考案実施の1例を示し、第2図
は本考案排気装置の1例の截断側面図、第3図はその蓋
体の裏面図、第4図は、第3図のIV−IV線截断図、第5
図は弁体を備えた裏蓋板の上面図、第6図は第5図のVI
−VI線截断面図、第7図は、その裏面図を示す。 (1)……蓋体、(1a)……頂壁、(1b)……周側壁 (2)……囲枠壁、(2a)……周縁部、(3)……空室 (4)……排気孔、(5)……貫通孔、(6)……裏蓋板 (7)……排気用連通筒、(8)……弁体
フロントページの続き (72)考案者 津吹 明宏 神奈川県横浜市保土ヶ谷区星川2丁目16番 1号 古河電池株式会社内 (72)考案者 新村 公男 東京都練馬区早宮2−21―34 (72)考案者 古賀 憲隆 埼玉県坂戸市三光町12―12 (72)考案者 本館 尚司 埼玉県富士見市山室1−1171―109 (56)参考文献 実開 昭58−358(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓋体の頂壁の裏面にこれから1体に突出す
    る囲枠壁を設けると共に該囲枠壁の内部に空室を形成
    し、該蓋体とは別個に貫通孔を囲繞して排気用連通筒を
    平坦な一面から突設し且つ該筒の先端部に弁体を被着し
    た裏蓋板を用意し、該裏蓋板を、該弁体を前記空室内に
    収容せしめて前記囲枠壁の上端周縁部に固設し、空室を
    前記蓋体に設けた排気口を介して外気に連通せしめて成
    る蓄電池蓋体の排気装置。
JP1985025458U 1985-02-26 1985-02-26 蓄電池蓋体の排気装置 Expired - Lifetime JPH0629892Y2 (ja)

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