JPH06298641A - ペットの尿結石症治療・予防剤および治療方法 - Google Patents
ペットの尿結石症治療・予防剤および治療方法Info
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- JPH06298641A JPH06298641A JP6044964A JP4496494A JPH06298641A JP H06298641 A JPH06298641 A JP H06298641A JP 6044964 A JP6044964 A JP 6044964A JP 4496494 A JP4496494 A JP 4496494A JP H06298641 A JPH06298641 A JP H06298641A
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Abstract
犬、猫などの小動物のペットの尿結石症を予防または治
療する。 【構成】 フマル酸などの可食性カルボン酸、可食性オ
キシカルボン酸又はその塩を含む製剤やペットフードを
ペットに投与又は給与する。可食性有機酸又はその塩の
含有量は、可食性有機酸換算で、固形製剤などの製剤で
は0.1〜99.9重量%程度であり、ドライフードな
どのペットフードでは0.01〜10重量%程度であ
る。可食性有機酸又はその塩の投与量は、可食性有機酸
換算で、体重1kg当り、5〜500mg/日程度であ
る。 【効果】 従来の尿酸性化剤に比べて、嗜好性、安全性
が高く、少量の投与量又は給与量で、ペットの尿石症を
予防又は治療できる。
Description
あるペットの尿結石症を治療及び予防できる治療・予防
剤および治療・予防方法に関する。
番高いスツルバイト(リン酸アンモニウム・マグネシウ
ムMgNH4 PO4 )尿石が生成する主たる原因は、尿
のpHが上昇することに起因する。
8%程度を占めており、尿石の成分はリン酸アンモニウ
ム・マグネシウム・6水和物のスツルバイトと少量のカ
ルシウムアパタイト、尿酸アンモニウム塩、尿酸であ
る。スツルバイト尿結石症は、給餌する食物の種類、給
水不足、運動不足などによって、主に尿中のリン酸アン
モニウム・マグネシウム濃度が飽和化することに起因
し、加えてウレアーゼ産生菌の尿路感染によって誘発さ
れる。
は、飲水量を増加させ排尿量を増加させる方法、ウェッ
トフード(湿潤飼料)からドライフード(固型乾燥飼
料)への変更を徐々に行う方法、食餌中のマグネシウム
及びリン成分の摂取量を制限し、利尿を促進させるた
め、食餌中のナトリウム塩の含有量を増加する方法、尿
を酸性化する尿酸性化剤を投与する方法などが知られて
いる。尿酸性化剤による方法は、尿のpHが6.6以上
であるとスツルバイト尿石の発生が多くなり、pHが
6.5以下では結石の発生が少なくなることを利用して
いる。
る方法は、尿を酸性に保ちスツルバイト尿石を溶解させ
るとともに尿石の形成を予防する上で効果的である。
塩化アンモニウム、アスコルビン酸(ビタミンC)、二
塩酸エチレンジアミン、リン酸水素ナトリウムなどが知
られている。
投与量によっては障害を起こすという弊害がある。例え
ば、メチオニンの過剰摂取は有害であり、尿酸性化剤の
うち、メチオニン、塩化アンモニウムは嗜好性が悪く、
食欲低下、嘔吐を引起したり、中毒や発育の遅れが生じ
るなどの不利な点が多いので、尿酸性化剤は推奨されな
いと報告されている(「小動物の臨床栄養学III」Lo
n D. Lewisら、マーク・モーリス研究所発行、平成1年
10月31日、第9−41頁〜第9−46頁、「R.ウ
ォルターの犬と猫の栄養学」R.Wolter、日本臨床社発
行、平成3年3月20日、第223頁〜第232頁)。
全体のうち雌犬と未成犬の雄では80〜97%、成犬で
は50〜75%程度の割合で発生し、他の尿石症(例え
ば、シュウ酸カルシウム塩、尿酸アンモニウム塩、シス
チン、ケイ酸塩による尿石)に比べ圧倒的に多い。尿石
症は、排尿の我慢、運動不足、肥満、去勢などにも一因
があるとされている。また、犬にマグネシウム、リン酸
塩、カルシウム濃度の高い食物を与えると、スツルバイ
ト尿石が形成され易く、ウレアーゼ産生菌の感染によっ
ても誘発される。
て、適切な抗生物質によって尿路感染症を根絶あるいは
制御する方法、排尿量を増加させるため食塩の摂取量を
多くする方法、結石溶解用食物を給与する方法、ウレア
ーゼ産生菌による尿路感染症の犬にウレアーゼ阻害薬
(アセトヒドロキサム酸)を投与する方法、尿酸性化剤
を投与する方法などが知られている。
100mg/kgの投与で尿ウレアーゼ活性の低下、尿
pHの低下、結晶尿の減少、さらに尿結石の溶解などに
効果がある。しかし、溶血性貧血の原因となり犬種によ
っては催奇形性を示す。また、前記の尿酸性化剤による
方法は、前記猫の場合と同じく、推奨されないと報告さ
れている(「小動物の臨床栄養学III」Lon D. Lewis
ら、マーク・モーリス研究所発行、平成1年10月31
日、第10−3頁〜第10−40頁、「R.ウォルター
の犬と猫の栄養学」R.Wolter、日本臨床社発行、平成3
年3月20日、第237頁〜第245頁)。
は、嗜好性を改善すると共に、副作用がなく、犬、猫な
どの小動物のペットの尿結石症を治療又は予防できるペ
ットの尿結石症治療・予防剤およびペットフードを提供
することにある。
での滞留時間が長く、少量で、ペットの尿結石症を有効
に治療又は予防できる尿結石症治療・予防剤およびペッ
トフードを提供することにある。
率よく低下させ、ペットの尿結石症を有効に治療又は予
防できる尿結石症治療・予防剤およびペットフードを提
供することにある。
有効に治療又は予防できる方法を提供することにある。
高いことに着目して鋭意検討の結果、特定の可食性有機
酸又はその塩を含む製剤やペットフードは嗜好性が高
く、ペットに投与又は給与すると、副作用を伴なうこと
なく、尿結石症を治療及び予防できることを見いだし、
本発明を完成した。
・予防剤及びペットフードは、可食性カルボン酸、可食
性オキシカルボン酸又はその塩を含んでいる。
ボン酸は、脂肪族モノカルボン酸、芳香族モノカルボン
酸、脂肪族多価カルボン酸、脂肪族オキシカルボン酸、
芳香族オキシカルボン酸などのカルボキシル基を有する
種々の化合物から選択できる。可食性カルボン酸、可食
性オキシカルボン酸又はその塩は、室温で固体であって
もよく、粉粒状の形態で使用してもよい。
剤で構成されていてもよく、固形製剤は、賦形剤、結合
剤、甘味料などを含んでいてもよい。固形製剤は、コー
ティングされていてもよい。
イフード又はウェットフードのいずれであってもよく、
室温で固体であってもよい可食性カルボン酸、可食性オ
キシカルボン酸又はその塩を、粉粒状の形態で含んでい
てもよい。
酸、可食性オキシカルボン酸又はその塩を、ペットに与
え、尿結石症を治療する。可食性カルボン酸、可食性オ
キシカルボン酸又はその塩の投与量は、尿pHなどを参
照して、適当に選択される。
可食性カルボン酸および可食性オキシカルボン酸を単に
「可食性有機酸」又は「有機酸」と総称することがあ
る。また、粒子径に関し、「300メッシュ以上」と
は、「300メッシュのシーブを通過せず、シーブ上に
残存する粒子の径」を意味する。
ン酸およびオキシカルボン酸であればよい。可食性有機
酸は、食品添加物として許容されている化合物から選択
できる。可食性有機酸には、例えば、モノカルボン酸
(例えば、酢酸、プロピオン酸、酪酸などの脂肪族飽和
モノカルボン酸,ソルビン酸などの脂肪族不飽和モノカ
ルボン酸などの脂肪族モノカルボン酸;安息香酸などの
芳香族モノカルボン酸)、脂肪族多価カルボン酸(例え
ば、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジ
ピン酸などのジカルボン酸を含む脂肪族飽和多価カルボ
ン酸;フマル酸などのジカルボン酸を含む脂肪族不飽和
多価カルボン酸)、オキシカルボン酸(例えば、乳酸、
リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、グルコン酸などの脂肪族
オキシカルボン酸;p−オキシ安息香酸などの芳香族オ
キシカルボン酸)などが含まれる。これらの可食性有機
酸は一種または二種以上使用できる。
酸、脂肪族多価カルボン酸、オキシカルボン酸などが好
ましく、特に、脂肪族不飽和多価カルボン酸、脂肪族オ
キシカルボン酸が好ましい。
可食性有機酸の塩としては、カリウム、ナトリウムなど
のアルカリ金属塩、アンモニウム塩などが例示される。
なお、2以上のカルボキシル基を有する可食性有機酸
は、少なくとも1つのカルボキシル基が塩を形成してい
ればよい。また、可食性有機酸とその塩は混合して用い
てもよい。不斉炭素を有する可食性有機酸又はその塩
は、光学活性体、例えばD−、L−、DL−体であって
もよく、ラセミ体、メソ体であってもよい。
治療・予防剤やペットフードは、従来の尿酸性化剤に比
べて、安全性及び嗜好性が高く、食欲低下、嘔吐などが
生じることがなく、少量で効果が発現するという特色が
ある。
であってもよいが、嗜好性を高めるとともに、体内での
有機酸の滞留時間を長くするため、10〜40℃程度の
室温で固体の有機酸又はその塩、例えば、融点45〜3
00℃、好ましくは100〜300℃程度の有機酸又は
その塩が好ましい。室温で固体の有機酸には、脂肪族不
飽和モノカルボン酸、芳香族モノカルボン酸、多価カル
ボン酸、オキシカルボン酸が含まれる。室温で液体であ
る有機酸、例えば、酢酸などの脂肪族飽和モノカルボン
酸や乳酸などは、室温で固体の塩、例えば、アンモニウ
ム塩などとして使用することが好ましい。
(例えば、水に対する溶解度が小さな有機酸)、例え
ば、温度25℃において水100gに対する溶解度が2
0g以下、好ましくは0.1〜10g、さらに好ましく
は0.1〜5g程度の有機酸が含まれる。水に対する溶
解度の小さな可食性有機酸としては、例えば、ソルビン
酸などの脂肪族不飽和モノカルボン酸、炭素数2〜6程
度の脂肪族多価カルボン酸(例えば、シュウ酸、マロン
酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、フマル酸)な
どが含まれる。特に炭素数が偶数個の脂肪族飽和多価カ
ルボン酸やフマル酸は水に対する溶解度が小さい。溶解
度の小さな可食性有機酸を用いると、体内での有機酸の
滞留時間を長くでき、尿結石症の治療効果を高めること
ができる。
肪族多価カルボン酸、特にフマル酸が好ましい。フマル
酸は、TCAサイクル(tricarboxylic acid cycle)の
有機酸でもあり安全性に優れ安価であるだけでなく、水
に対する溶解度が小さいため、犬猫などの小動物に投与
すると、下部消化管まで到達させることができ、比較的
長時間に亘って体内に滞留させることができる。そのた
め、フマル酸は代謝過程において尿中への水素イオン
(H+ )の排泄を長時間に亘り促進させ、尿のpHを低
下させて酸性化し、スツルバイト尿石を溶解させる上で
有用である。
長時間滞留させるため、粉粒状で使用される場合が多
い。粉粒状の有機酸又はその塩の平均粒度は、例えば、
300メッシュ以上、好ましくは250〜5メッシュ、
さらに好ましくは200〜10メッシュ程度である場合
が多い。
に投与しうるが、経口投与することが好ましい。経口投
与に際しては、適した剤形、例えば、乳剤、懸濁剤、シ
ロップ剤などの液剤であってもよいが、錠剤、細粒剤、
顆粒剤、散剤、丸剤、カプセル剤、ドライシロップ剤な
ど固形製剤であるのが好ましい。固形製剤が錠剤である
場合には、ペットに簡便に経口投与できる。固形製剤
は、有機酸の体内での滞留時間を長くでき、尿結石症の
予防および治療に有用である。また、嗜好性を高めると
ともに、体内での有機酸の滞留時間を長くするために
は、コーティング錠も有用である。
製できる。製剤の成分としては、例えば、乳糖、ショ
糖、ショ糖エステル、マンニトール、コーンスターチ、
結晶セルロース、タルク、軽質無水ケイ酸、炭酸マグネ
シウム、炭酸カルシウム、シクロデキストリンなどの賦
形剤;ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース、アルファー化デンプン、メチル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリビニル
ピロリドン、プルラン、デキストリン、アラビアゴムな
どの結合剤;カルボキシメチルセルロースカルシウム、
低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、デンプン類な
どの崩壊剤;アルキル硫酸ナトリウムなどのアニオン系
界面活性剤、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステルなどの非イオ
ン系界面活性剤などの界面活性剤;酸化チタン、ベンガ
ラ、タール色素などの着色剤;香料、ビタミン類、アミ
ノ酸類、ミネラル類、及びチーズなどの乳製品などが挙
げられる。これらの成分のうち、少なくとも賦形剤を用
いる場合が多く、結合剤も繁用される。
の塩を含む製剤の嗜好性を高めることができる。甘味料
としては、例えば、ショ糖、ブドウ糖、グラニウ糖、果
糖、乳糖などの天然甘味料;異性化糖、還元麦芽糖水飴
などのデンプン糖;マンニトールなどの糖アルコール;
アスパラテームなどの人工甘味料などが例示される。こ
れらの甘味料は、一種又は二種以上使用できる。甘味料
の添加量は、例えば、製剤中、0.05〜50重量%、
好ましくは0.1〜50重量%程度である。
の含有量は、広い範囲で選択でき、例えば、可食性有機
酸換算で、0.1〜99.9重量%、好ましくは1〜9
9重量%程度である。また、固形製剤が錠剤である場
合、1錠中の可食性有機酸又はその塩の含有量は、可食
性有機酸換算で、50〜1000mg、好ましくは10
0〜750mg程度である。
動造粒機、撹拌造粒機、流動造粒機、遠心転動造粒機、
打錠機などを用いて製造できる。
るため、可食性有機酸又はその塩、特に粉粒状の可食性
有機酸又はその塩は、コーティングされていてもよく、
また、固形製剤は糖衣固形製剤(例えば錠剤)であって
もよく、被膜形成用基剤によりコーティングしたコーテ
ィング固形製剤(例えば錠剤)であってもよい。被膜形
成用基剤としては、例えば、ゼラチン、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシ
メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、低
置換度ヒドロキシプロピルセルロース、ポリエチレング
リコール、ツイーン80、セルロースアセテートフタレ
ート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレー
ト、アクリル酸コポリマー、カルボキシメチルセルロー
ス、カルボキシメチルエチルセルロース、ポリビニルア
ルコール、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテ
ート、セラック、ワックス類(例えば、パラフィンワッ
クス、カルナウバワックス、ミツロウ、モンタンワック
ス等)、脂肪酸とその塩、脂肪族高級アルコール、ヒマ
シ油などの脂肪酸グリセリンエステルとその硬化油(例
えば、硬化ヒマシ油、硬化牛脂等)などの脂質、及びチ
ーズなどの乳製品などが挙げられる。これらの基剤は少
なくとも一種使用できる。
る場合、被膜形成用基剤の使用量は、例えば、可食性有
機酸の全量100重量部に対して1〜80重量部、好ま
しくは5〜70重量部程度であり、固形製剤をコーティ
ングする場合、被膜形成用基剤の使用量は、例えば、製
剤全体の1〜50重量%、好ましくは5〜30重量%程
度である。
ば、前記基剤を含むコーティング剤を、噴霧することに
より形成できる。この場合、前記コーティング剤は、結
合剤などを含んでいてもよい。可食性有機酸又はその塩
は、前記基剤を含むコーティング組成物と、必要に応じ
て溶媒と共に混合し、混合物を噴霧などの方法で造粒す
る方法、浮遊する粉粒状有機酸又はその塩にコーティン
グ組成物を噴霧する方法などによりコーティングしても
よい。さらに、可食性有機酸又はその塩は、例えば溶融
もしくは軟化した前記基剤を含むコーティング組成物
に、酸又は塩の融点未満の温度で、粉粒状前記酸又は塩
を混合(混和)し、混合物をスプレーなどの慣用の方法
で造粒するなどしてコーティングしてもよい。その際、
コーティング基剤として、有機酸又はその塩よりも融点
又は軟化点が低い低融点物質(例えば、ワックス、高級
アルコール、脂肪酸、グリセリンエステル、硬化油)な
どを用いるのが好ましい。
どであってもよく、ミール(粉状)、ビスケット状、ペ
レット状などのドライフード、セミドライフード(例え
ば、水分含有量10〜50重量%程度のペットフー
ド)、缶詰型などのウェットフード(例えば、水分含有
量が50〜80重量%程度のペットフード)などのいず
れであってもよい。嗜好性を高めるためには、ドライフ
ード、特に粉粒状の可食性有機酸又はその塩を含むドラ
イフードであるのが好ましい。
ドの種類に応じて、慣用の成分、例えば、魚粉、魚肉、
魚介類、フィッシュミール、フィッシュソリュブル、畜
肉、肉粉、肉骨粉、血粉、フェザーミール、蚕蛹油粕、
脱脂粉乳、ホエー、動物性油脂(牛油、豚油、骨油な
ど)、鶏卵類、乳類、ビール酵母、トルラ酵母などの動
物性原料;トウモロコシ、マイロ、小麦、大麦、ライ
麦、エン麦、小麦粉、玄米、アワ、大豆、キナコ、キャ
ッサバなどの穀類;アルファー化デンプン、デンプンな
どのデンプン類;大豆油粕、脱皮大豆油粕、ナタネ油
粕、ラッカセイ油粕、アマニ油粕、ゴマ油粕、ヤシ油
粕、ヒマワリ油粕、サフラワー油粕、パーム核油粕、カ
ポック油粕などの油粕類;米ヌカ、大麦ヌカ、フスマな
どのぬか類;グルンフィード、グルテンミール、澱粉
粕、精蜜、醤油粕、ビール粕、ビートパルプ、バガス、
豆腐粕、麦芽根、ミカン皮、蜜柑ジュース粕などの製造
粕類;アルファルファミール、チモシー乾草、藁などの
繊維素;前記賦形剤、結合剤、崩壊剤、食塩、砂糖など
の糖類、ビタミン類、アミノ酸類、ミネラル類などが使
用できる。これらの成分は一種又は二種以上使用され
る。
抗生物質、抗菌剤、酵素、防黴剤、抗酸化剤、色素、甘
味料、香料などの添加剤を含んでいてもよい。ペットフ
ードには、可食性有機酸又はその塩を含む前記製剤を含
有させてもよい。
の塩の含有量は、嗜好性を損わず尿のpHが過度に低下
しない範囲で選択でき、可食性有機酸換算で、例えば、
0.01〜10重量%、好ましくは0.05〜5重量
%、さらに好ましくは0.1〜2.5重量%程度であ
る。なお、セミドライフードやウェットフードでは、嗜
好性を損わないようにするため、ドライフードよりも可
食性有機酸又はその塩の含有量を少なくする場合が多
い。セミドライフードやウェットフードにおける有機酸
又はその塩の含有量は、可食性有機酸換算で、例えば、
0.01〜2.5重量%、好ましくは0.1〜1重量%
程度である場合が多い。
に投与または給与することにより、ペットの尿結石の形
成を予防できるとともに尿結石症を治療できる。
やペットフードの給与量は、尿結石症の程度、年齢、体
重などに応じて選択でき、例えば、可食性有機酸換算
で、体重1kg当り、5〜500mg/日、好ましくは
10〜400mg/日、さらに好ましくは50〜250
mg/日程度である。なお、尿結石症治療・予防剤は、
食餌の前後を問わず投与できる。
に与えてもよいが、尿pHを安定に低下させるため、複
数回に別けて与えてもよい。1日当り、複数回ペットに
与えると、尿pHを安定に低下させることができる。な
お、ペットの尿結石症を治療又は予防する場合、尿のp
Hを5.0〜7.0、好ましくは5.5〜6.5程度に
維持するのに必要な可食性有機酸又はその塩を与える場
合が多い。
スター、ウサギ、モルモット、サルなど種々のペット、
特に犬、猫などの小動物に好適に適用される。
よび治療方法によれば、従来の尿酸性化剤に比べて、嗜
好性、安全性が高く、可食性有機酸又はその塩により、
ペットの尿結石症を治療及び予防できる。
の可食性有機酸、または水に対する溶解度の小さな可食
性有機酸又はその塩を用いると、嗜好性を高めることが
できるとともに、体内での滞留時間が長く、少量で、ペ
ットの尿結石症を有効に治療又は予防できる。さらに、
尿のpHを効率よく低下させ、ペットの尿結石症を有効
に治療又は予防できる。
に説明する。
していた日本猫(1.5才、雄、体重5kg)に、1錠
中に245mgのフマル酸を含む錠剤(0.25g)
を、朝夕の1日2回、27日間に亘り給餌後に経口投与
したところ、表1に示す結果を得た。なお、表中、尿中
蛋白は、次の基準で評価した。
6.5以下に低下し安定し、血液pHは正常値の範囲内
であった。外見所見も元気であり、食欲も回復し、排尿
も順調となり、27日間投与しても臨床的には全く異常
が認められず、良好な経過をたどった。
ンを1g経口投与した場合、嗜好性が悪かったのに対し
て、前記錠剤は嗜好性がよく、何ら支障なく投与できる
とともに、DL−メチオニンの半量で尿pHを低下させ
ることができた。
g)投与する場合に比べて、2回に分けて1錠ずつ投与
すると、尿pHを安定に低下させることができた。
尿pHも7.0と高くスツルバイト結石症と診断された
雑種犬(6才、雄、体重9.5kg)に、1錠中に49
0mgのフマル酸を含む錠剤(0.5g)を、74日間
に亘り、1日1回経口投与したところ、嗜好性に何ら問
題はなく簡単に投与できた。そして、実施例1と同様に
尿のpHなどを測定したところ、表2に示す結果を得
た。
pHも6.0まで低下し排尿も異常が認められなくなっ
た。尿中蛋白は投与開始25日後に、「−」となり以降
陰転した。また、外見所見の結果、元気、食欲も回復し
た。
錠剤を1日当り0.5g投与したところ、尿血液のpH
も安定し、臨床的に呼吸数、体温、食欲、排尿とも異常
が認められず、正常に推移した。
5才、体重3.5kg)に、対症療法として、1日当
り、抗生物質の他、尿酸性化剤としてDL−メチオニン
を0.5g投与した。投与直後、尿pHが6.5まで低
下したが、嗜好性が悪いため、投与を中断せざるを得な
かった。投与の中断に伴なって、尿pHも7.5に上昇
した。
0.5重量%を添加したフードを、毎日給与(フマル酸
として体重1kg当たり1日200〜300mg)した
ところ、7日後に尿pHが6.0に低下した。さらにそ
の後、約60日間に亘り、上記と同様にして給与させた
ところ、23日後、31日後、37日後及び61日後の
尿pHはいずれも6.5であり、尿pHは6.0〜6.
5で推移した。また、その間、臨床所見上、何ら異常が
認められなかった。
才、体重12kg)に、処方食(ヒルズ社製、ヒルズC
−S/D)を半年間給与したところ、前記処方食を給与
中、尿pHは6.0程度に維持されていた。しかし、半
年以上に亘り給与すると、代謝性アシドーシスおよび蛋
白性栄養失調が発生する虞があるため、給与を中止し
た。処方食の給与を中止した直後から尿pHが8.0〜
8.5に上昇し、尿も排出しにくくなった。また、DL
−メチオニンを投与しようとしたところ、食餌を拒否
し、摂取しなくなった。
食餌を、給餌後、1日当り2回(フマル酸として、体重
1kg当たり1日250mg)投与したところ、投与1
週間後の尿pHは7.5に低下し、投与42日後まで投
与を継続したところ、尿pHは6.5〜7.0で推移
し、元気、食欲などに異状が認められず、良好に経過し
た。
間、フマル酸0.5重量%を添加した食餌の投与を中止
したところ、96日目には、尿pHが8.5まで上昇し
た。
食餌を再度投与したところ、再投与開始後、13日後に
は、尿pHが6.5にまで低下していると共に、臨床的
にも異常が認められず良好であった。再投与開始後、1
8日目の尿pHは6.5、血液pHは7.362、血液
pCO2 (mmHg)は50.0、血液HCO3 - (ミ
リモル/リットル)は28.3であった。
脂硬化油31重量部の溶融混合物に、食品添加用フマル
酸(武田薬品工業(株)製、80メッシュ以下)65重
量部を約80〜100℃の温度で混合し、混合液をスプ
レ−により造粒してコーティングされたフマル酸を得
た。
犬(雄6才、体重7.0kg)に、上記で得られたコー
ティングフマル酸を、市販のペットフード(ウエットフ
ード)に1回の食餌110g当り0.5g添加混合し
て、朝夕の1日2回給与したところ、7日後に尿pHは
6.2に低下した。嗜好性は何ら問題なく容易に投与で
きた。
200メッシュ)98重量部とショ糖エステル2重量部
との混合物を、打錠機(畑鉄工(株)社製)を用いて円
型打錠し、500mg錠(サイズ10mmφ×5mm)
と、250mg錠(サイズ10mmφ×2.5mm)を
作製した。
200メッシュ)97重量部、ショ糖エステル2重量部
および二酸化ケイ素(塩野義製薬(株)製、カープレッ
クス)1重量部の混合物を、打錠機(畑鉄工(株)社
製)を用いて円型打錠し、250mg錠(サイズ10m
mφ×2.5mm)を作製した。
ッシュ通過品)50重量部、乳糖20重量部、結晶セル
ロース10重量部を混合し、押し出し造粒し、乾燥する
ことにより造粒物(サイズ0.5mmφ×1〜4mm)
を得た。造粒物80重量部に対して、ゼラチンを噴霧
し、造粒物の表面をコーティングすることにより、顆粒
剤を作製した。なお、顆粒剤の組成は、フマル酸50重
量%、乳糖20重量%、結晶セルロース10重量%、ゼ
ラチン20重量%である。
一般市販品)70重量部、ショ糖エステル5重量部、二
酸化ケイ素4重量部、ステアリン酸マグネシウム1重量
部及び還元麦芽糖水飴20重量部の混合物を、打錠機
(畑鉄工(株)社製)を用いて円型打錠し、250mg
錠(サイズ10mmφ×2.5mm)を作製した。
脂硬化油31重量部の溶融混合物に、食品添加用フマル
酸(武田薬品工業(株)製、80メッシュ以下)65重
量部を約80〜100℃の温度で混合し、混合液をスプ
レ−により造粒してコーティングされたフマル酸を得
た。
量部、乾燥肉骨粉(48メッシュ以下)15重量部、脱
脂粉乳5重量部、澱粉23重量部、小麦粉35重量部、
ショ糖エステル3重量部、動物性油脂2重量部、ビタミ
ン・ミネラル類1重量部及び上記で得られたコーティン
グフマル酸1重量部の混合物に、水55重量部を加えて
混合し、ディスクペレ造粒機(不二パウダル(株)製)
を用いて円柱造粒し、100〜300mgペレット(サ
イズ4mmφ×約5〜10mm)を調製した。このペレ
ットを50℃で10時間乾燥してドライフードを得た。
乾燥品の水分含量は9重量%であった(カール・フィッ
シャー法)。
Claims (33)
- 【請求項1】 可食性カルボン酸、可食性オキシカルボ
ン酸又はその塩を含むペットの尿結石症治療・予防剤。 - 【請求項2】 可食性カルボン酸、可食性オキシカルボ
ン酸又はその塩が、脂肪族モノカルボン酸、芳香族モノ
カルボン酸、脂肪族多価カルボン酸、脂肪族オキシカル
ボン酸および芳香族オキシカルボン酸からなる群から選
択された少なくとも一種の有機酸又はその塩である請求
項1記載のペットの尿結石症治療・予防剤。 - 【請求項3】 可食性カルボン酸、可食性オキシカルボ
ン酸又はその塩が、酢酸、プロピオン酸、酪酸、ソルビ
ン酸、安息香酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グル
タル酸、アジピン酸、フマル酸、乳酸、リンゴ酸、酒石
酸、クエン酸、グルコン酸、p−オキシ安息香酸からな
る群から選択された少なくとも一種の有機酸又はその塩
である請求項1記載のペットの尿結石症治療・予防剤。 - 【請求項4】 可食性カルボン酸が、炭素数2〜6の脂
肪族多価カルボン酸である請求項1記載のペットの尿結
石症治療・予防剤。 - 【請求項5】 室温で固体の可食性カルボン酸、可食性
オキシカルボン酸又はその塩を含む請求項1記載のペッ
トの尿結石症治療・予防剤。 - 【請求項6】 可食性カルボン酸、可食性オキシカルボ
ン酸又はその塩が、粉粒状である請求項1記載のペット
の尿結石症治療・予防剤。 - 【請求項7】 可食性カルボン酸、可食性オキシカルボ
ン酸又はその塩が、300メッシュ以上の粉粒状である
請求項1記載のペットの尿結石症治療・予防剤。 - 【請求項8】 フマル酸又はその塩を含む請求項1記載
のペットの尿結石症治療・予防剤。 - 【請求項9】 可食性カルボン酸、可食性オキシカルボ
ン酸又はその塩を、全量中、有機酸換算で0.1〜9
9.9重量%の割合で含む請求項1記載のペットの尿結
石症治療・予防剤。 - 【請求項10】 固形製剤である請求項1記載のペット
の尿結石症治療・予防剤。 - 【請求項11】 コーティングされている固形製剤であ
る請求項1記載のペットの尿結石症治療・予防剤。 - 【請求項12】 固形製剤が、可食性カルボン酸、可食
性オキシカルボン酸又はその塩、および賦形剤を含む請
求項10記載のペットの尿結石症治療・予防剤。 - 【請求項13】 固形製剤が、さらに甘味料を含む請求
項12記載のペットの尿結石症治療・予防剤。 - 【請求項14】 甘味料の含有量が、固形製剤中、0.
05〜50重量である請求項13記載のペットの尿結石
症治療・予防剤。 - 【請求項15】 固形製剤が錠剤である請求項10記載
のペットの尿結石症治療・予防剤。 - 【請求項16】 1錠中の可食性カルボン酸、可食性オ
キシカルボン酸又はその塩の含有量が、有機酸換算で、
50〜1000mgである請求項15記載のペットの尿
結石症治療・予防剤。 - 【請求項17】 室温で固体の可食性カルボン酸、可食
性オキシカルボン酸又はその塩を、粉粒状の形態で、有
機酸換算で1〜99重量%含む固形製剤で構成されてい
る請求項1記載のペットの尿結石症治療・予防剤。 - 【請求項18】 25℃において水100gに対する溶
解度が20g以下であって、300メッシュ以上の粉粒
状の炭素数2〜6の脂肪族多価カルボン酸又はその塩
を、多価カルボン酸換算で1〜99重量%含む請求項1
7記載のペットの尿結石症治療・予防剤。 - 【請求項19】 200〜10メッシュのフマル酸又は
その塩を、フマル酸換算で1〜99重量%含む請求項1
7記載のペットの尿結石症治療・予防剤。 - 【請求項20】 固形製剤が、少なくとも賦形剤を含む
錠剤で構成され、1錠中に可食性カルボン酸、可食性オ
キシカルボン酸又はその塩を、有機酸換算で、100〜
750mg含む請求項17記載のペットの尿結石症治療
・予防剤。 - 【請求項21】 200〜10メッシュのフマル酸又は
その塩、および賦形剤を含む固形製剤で構成され、1投
与形態中にフマル酸又はその塩を、フマル酸換算で、1
00〜750mg含む請求項17記載のペットの尿結石
症治療・予防剤。 - 【請求項22】 可食性カルボン酸、可食性オキシカル
ボン酸又はその塩を含むペットフード。 - 【請求項23】 ドライフード、セミドライフード又は
ウェットフードである請求項22記載のペットフード。 - 【請求項24】 可食性カルボン酸、可食性オキシカル
ボン酸又はその塩を、有機酸換算で、全量中、0.01
〜10重量%含む請求項22記載のペットフード。 - 【請求項25】 室温で固体の可食性カルボン酸、可食
性オキシカルボン酸又はその塩を、粉粒状の形態で含む
請求項22記載のペットフード。 - 【請求項26】 300メッシュ以上の粉粒状の形態で
炭素数2〜6の脂肪族多価カルボン酸又はその塩を、有
機酸換算で、全量中0.05〜5重量%含む請求項22
記載のペットフード。 - 【請求項27】 200〜10メッシュのフマル酸又は
その塩を、粉粒状の形態で含むドライフードである請求
項26記載のペットフード。 - 【請求項28】 可食性カルボン酸、可食性オキシカル
ボン酸又はその塩を、ペットに与える尿結石症の治療方
法。 - 【請求項29】 可食性カルボン酸、可食性オキシカル
ボン酸又はその塩を、有機酸換算で、体重1kg当り、
5〜500mg/日与える請求項28記載の尿結石症の
治療方法。 - 【請求項30】 尿pHを5.0〜7.0に維持するの
に有効な量の可食性カルボン酸、可食性オキシカルボン
酸又はその塩を、製剤又はペットフードとしてペットに
与える請求項28記載の尿結石症の治療方法。 - 【請求項31】 室温で固体の可食性カルボン酸、可食
性オキシカルボン酸又はその塩を、粉粒状の形態で含む
製剤又はペットフードとしてペットに与える請求項28
記載の尿結石症の治療方法。 - 【請求項32】 300メッシュ以上のフマル酸又はそ
の塩を粉粒状の形態で含む製剤又はペットフードをペッ
トに与える請求項31記載の尿結石症の治療方法。 - 【請求項33】 可食性カルボン酸、可食性オキシカル
ボン酸又はその塩を、1日当り複数回ペットに与える請
求項28記載の尿結石症の治療方法。
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