JPH0629729A - 平面アンテナ - Google Patents

平面アンテナ

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Publication number
JPH0629729A
JPH0629729A JP18241692A JP18241692A JPH0629729A JP H0629729 A JPH0629729 A JP H0629729A JP 18241692 A JP18241692 A JP 18241692A JP 18241692 A JP18241692 A JP 18241692A JP H0629729 A JPH0629729 A JP H0629729A
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JP
Japan
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another
dimensionally
arrows
reflection plates
directions
Prior art date
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Pending
Application number
JP18241692A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Takai
義夫 高井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0629729A publication Critical patent/JPH0629729A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、所望の剛性を確保したうえで、ア
ンテナ口径の大口径化を図り得るようにすることにあ
る。 【構成】平面反射板10を略矩形状に形成された複数の
反射板11を同一平面上において、互いの略直交する一
辺同士が対向するように所定の間隔だけ位置ずれされて
二次元的に組合わせ結合して構成し、所期の目的を達成
したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば宇宙空間に構
築される宇宙ステーション等の宇宙航行体に搭載されて
通信用等に用いる平面アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、平面アンテナは、パラボラ反射
鏡アンテナに比して、設置面積が少なくて済むうえ、そ
の取扱い性に優れていることが知られている。そこで、
平面アンテナにあっては、多様化が図られている宇宙通
信システムの分野への適用が図られている。このような
宇宙通信の分野における通信システムに好適する平面ア
ンテナとしては、高精度な信号の送受を実現するため
に、高いアンテナゲイン(アンテナ利得)を得ると共
に、比較的大口径の反射鏡面が必要とされる。
【0003】ところが、在来からの平面アンテナでは、
その構造上、アンテナ口径の大口径化を図ると、その剛
性が低下されることにより、補強を施したりしなければ
ならないために、重量が重くなるという問題を有する。
そのため、平面アンテナにあっては、最近の通信システ
ムの分野におけるシステムの多様化に対応し得るよう
に、大口径化を図り得るように改良することが要請され
ている。この場合、組立て作業を含むを取扱いの点から
重量的に軽量である必要がある。
【0004】また、宇宙航行体に搭載して、宇宙空間に
構築する場合には、宇宙空間までの輸送を考慮して、コ
ンパクトな折畳み容積を確保すると共に、重量化を招か
ないように所望の剛性を確保する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の平面アンテナでは、アンテナ口径の大口径化を図る
と、剛性が低下されるために、補強を施す必要があり、
重量が重くなるという問題を有していた。
【0006】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、構成簡易にして、アンテナ口径の大口径化を図
り得、且つ、高剛性化を図り得るようにした平面アンテ
ナを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、略矩形状に
形成された複数の反射板が同一平面上において、互いの
略直交する一辺同士が対向するように所定の間隔だけ位
置ずれされて二次元的に組合わせ結合される平面反射板
を備えて平面アンテナを構成したものである。
【0008】
【作用】上記構成によれば、平面反射板は、複数の反射
板の互いの略直交する一辺同士が対向するように所定の
間隔だけ位置ずれされて組合わされていることにより、
その結合箇所における強度が確保される。これにより、
平面反射板の大口径化が所望の剛性を持たせて実現する
ことが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図面を参
照して詳細に説明する。
【0010】図1はこの発明の一実施例に係る平面アン
テナを示すもので、平面反射板10は、例えば26枚の
略矩形状の反射板11が同一平面上に、互いの略直交す
る一辺同士が対向するように所定の間隔だけ位置ずれさ
れて二次元的に組合わせ結合されて形成される。これら
複数の反射板11には、鏡面側の一方面にアンテナ素子
が形成される。
【0011】なお、反射板11は、例えば平面反射板1
0の一行目及び三行目の奇数列の両端が、幅寸法Lに対
して半分のL/2寸法に形成されることにより、同一平
面上で、二次元的に組合わせ結合された状態で、全体的
に略矩形状となる。
【0012】上記平面反射板10は、その複数の反射板
11が折畳み展開機構12を介して矢印A,B方向及び
矢印C,D方向に二次元的に折畳み展開自在に支持され
る。折畳み展開機構12は、例えば図示しない宇宙航行
体構体に立設される支持構体に支持され、図示しない制
御部からの駆動信号に基づいて駆動されて、矢印A,B
方向に配列された反射板11を矢印A方向に展開させた
後、さらに矢印C,D方向に配列された反射板11を矢
印C方向に二次元的に展開させて平面反射板10を形成
する。この際、矢印A,B方向に隣接される反射板11
同士は、図示しない結合機構により展開状態で結合され
る。
【0013】また、平面反射板10は、折畳み展開機構
12の反転駆動に連動して矢印C,D方向に配列された
反射板11が矢印D方向に折畳まれた後、矢印A,B方
向に配列される反射板11が矢印B方向に二次元的に折
畳み収容される。この際、矢印A,B方向に隣接される
反射板11同士は、上記結合機構(図示せず)による結
合が解除され、折畳み収容が許容される。
【0014】なお、折畳み展開機構12としては、例え
ば上記支持構体(図示せず)に反射板11と共に、マニ
ピュレータ等により組立て構成され、その組立て状態に
おいて、反射板11を折畳み展開駆動させる。
【0015】このように、上記平面アンテナは、平面反
射板10を略矩形状に形成された複数の反射板11を同
一平面上において、互いの略直交する一辺同士が対向す
るように所定の間隔だけ位置ずれされて二次元的に組合
わせ結合して構成した。これによれば、反射板の結合箇
所における剛性を比較的高く形成することが可能とな
り、大口径化を容易に実現することが可能となる。
【0016】また、これによれば、比較的小さな折畳み
面積を確保したうえで、アンテナ口径の大口径化を図る
ことが可能となることにより、最近、研究されている宇
宙空間に構築する通信システムに好適するという効用を
有する。
【0017】なお、上記実施例では、26枚の反射板1
1を同一平面上において、二次元的に組合わせ結合して
構成したが、この枚数に限ることなく、各種の組合わせ
結合が可能である。そして、反射板11の組合わせる際
の位置ずれ量としては、上記L/2寸法に限ることな
く、各種の寸法に設定して組合わせ結合することが可能
である。また、上記実施例では、宇宙空間に構築する場
合で説明したが、これに限ることなく、例えば地上に構
築するように構成することも可能である。
【0018】さらに、上記実施例では、反射板11を折
畳み展開機構12を介して二次元的に折畳み展開するよ
うに構成したが、これに限ることなく、例えばマニピュ
レータ等を利用して骨組み構造等の支持構造体上に複数
の反射板11を同一平面上において、二次元的に組合わ
せ結合するように構成しても良い。よって、この発明は
上記実施例に限ることなく、その他、この発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることは勿論の
ことである。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、構成簡易にして、アンテナ口径の大口径化を図り
得、且つ、高剛性化を図り得るようにした平面アンテナ
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る平面アンテナを示し
た図。
【符号の説明】
10…平面反射板、11…反射板、12…折畳み展開機
構。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略矩形状に形成された複数の反射板が同
    一平面上において、互いの略直交する一辺同士が対向す
    るように所定の間隔だけ位置ずれされて二次元的に組合
    わせ結合される平面反射板を具備しことを特徴とする平
    面アンテナ。
  2. 【請求項2】 前記平面反射板の複数の反射板は、二次
    元的に折畳み展開自在に組合わせ結合されてなることを
    特徴とする請求項1記載の平面アンテナ。
JP18241692A 1992-07-09 1992-07-09 平面アンテナ Pending JPH0629729A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18241692A JPH0629729A (ja) 1992-07-09 1992-07-09 平面アンテナ

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JP18241692A JPH0629729A (ja) 1992-07-09 1992-07-09 平面アンテナ

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JPH0629729A true JPH0629729A (ja) 1994-02-04

Family

ID=16117910

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JP18241692A Pending JPH0629729A (ja) 1992-07-09 1992-07-09 平面アンテナ

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