JPH06291205A - マイクロパラレルシーム接合装置 - Google Patents

マイクロパラレルシーム接合装置

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JPH06291205A
JPH06291205A JP9643993A JP9643993A JPH06291205A JP H06291205 A JPH06291205 A JP H06291205A JP 9643993 A JP9643993 A JP 9643993A JP 9643993 A JP9643993 A JP 9643993A JP H06291205 A JPH06291205 A JP H06291205A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 寸法が異なるパッケージに対しても治具を共
用でき、治具の汎用性を高めることができ、生産能率を
著しく高めることができ、さらに装置の大型化および複
雑化を防ぐことができるマイクロパラレルシーム接合装
置を提供する。 【構成】 一対のテーパローラ電極を水平な共通X軸上
で独立に移動させる電極移動手段と、外囲器を保持し垂
直なZ軸回りに回動可能なワークテーブルと、このワー
クテーブルをX軸およびZ軸に直交するY軸方向に移動
させるテーブル移動手段と、電極移動手段により一対の
テーパローラ電極をキャップの対向2辺に位置合せし、
キャップの対向2辺をY軸方向に平行に保ちつつテーブ
ル移動手段によりワークテーブルをY軸方向に移動させ
る移動機構制御部とを備える。ここに治具は、同一サイ
ズの多数のパッケージを各辺が同一直線上に揃うように
保持するものが望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体素子、水晶振動
子等のチップを搭載収納したパッケージの開口部に金属
製キャップを自動的にシーム接合するマイクロパラレル
シーム接合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体素子、水晶振動子等のチッ
プをパッケージ気密封止する方法として、マイクロパラ
レルシーム接合法が広く用いられている(例:特公平1
−38373号公報)。
【0003】図11はパッケージの断面図、図12はシ
ーム接合法の説明図である。この接合法ではまず図11
および図12に示すようにセラミック基板1に金属製シ
ールフレーム2をろう接してなるセラミック製(もしく
は全体が金属製)の外囲器3の内部に半導体素子等のチ
ップ4を収納し、このチップ4をワイヤ5によって外リ
ード6に電気的に接続したものを準備する。この外囲器
3の開口部にはコバール、42アロイ等からなる金属製
キャップ(蓋板)7が被せられる(図11)。
【0004】そしてこのキャップの対向する2辺、例え
ば長辺側の2辺の一端縁部イに一対のテーパ付きローラ
電極8a、8bを一定の加圧条件の下で接触させる(図
12(a))。この状態で外囲器3をワークテーブル9
と共に矢印A方向に移動させると同時にローラ電極8
a,8bにパルセーション通電を行い、この時発生する
ジュール熱により長辺を溶融し外囲器3にシーム接合す
る。
【0005】このようにして長辺のシーム接合が終了す
ると、ローラ電極8a,8bを一旦上昇移動させて電極
間隔を調整すると共に外囲器3を図12(b)に示すよ
うに水平面内にて90°回転させる。その後、再びロー
ラ電極8a,8bを下降させて他の対向する2辺、すな
わち短辺を同様にシーム接合し、チップ4を封止したパ
ッケージ10を完成させるものである。
【0006】ここに従来の装置では、一対のローラ電極
8a,8bは互いに連動してその間隔を調整するように
構成されていた。図13はこの電極移動手段の概念を示
す図である。この図において11はワークテーブル、1
2はこのワークテーブル11に固定された治具であり、
キャップ7を仮止めした外囲器3はこの治具12に位置
決めされる。
【0007】ローラ電極8a,8bは移動ブロック13
a,13bに取付けられている。また移動ブロック13
a,13bはそれぞれネジシャフト14に取付けられて
いる。ブロック13a,13bとネジシャフト14の螺
合部には逆方向にネジがきられている。ネジシャフト1
4はカップリング15を介してDCモータ16と接続さ
れ、DCモータ16の回転に応じてローラ電極8a,8
bの間隔が調整される。
【0008】ここに各移動ブロック13a,13bは、
ワークテーブル11の中心を通る前後方向の水平軸(Y
軸)を中心として左右方向(X軸方向)へ対称に移動す
る。すなわちネジシャフト14の回転により両移動ブロ
ック13a,13bは常にY軸方向の中心線を中心とし
てその間隔が変化する。
【0009】また、この気密封止作業は不活性ガス雰囲
気中で行うため、接合装置はグローブボックスと呼ばれ
る箱の中に設置され、作業者はこの箱に取付けられた手
袋を通してパッケージ10の治具12との脱着、外囲器
3へのキャップ7の搭載等の作業を行う。
【0010】
【従来技術の問題点】この従来装置においては、ローラ
電極8a,8bはワークテーブル11の中心を通るY軸
方向の中心線を挟んで常に対称位置に移動される。この
ためパッケージ10の2辺の中心線もこれと一致させる
必要があり、精度が高い専用治具12の制作が必要とな
る。
【0011】また、パッケージ10の治具12への搭載
個数は1個に制限され、手袋を通しての頻繁なパッケー
ジ10の交換作業は大変面倒で生産能率が悪い。さらに
図13に示すような構造の治具12を用いた場合、隣接
する2辺の長さが異なるパッケージ10に対しては、長
辺と短辺とに対して治具も変更する必要があり、生産性
は一層悪くなる。
【0012】そこでワークテーブル11をY軸方向だけ
でなくX軸方向にも移動可能にすることも考えられる。
しかしこの場合にはワークテーブル11をX軸方向に案
内するリニヤベアリングなどを用いたガイド機構が新た
に必要となり、装置が大型化し複雑になるという問題が
生じる。
【0013】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、寸法が異なるパッケージに対しても治具を
共用でき、治具の汎用性を高めることができ、生産能率
を著しく高めることができ、さらに装置の大型化および
複雑化を防ぐことができるマイクロパラレルシーム接合
装置を提供することを目的とする。
【0014】
【発明の構成】本発明によればこの目的は、チップを収
容する外囲器の開口部に距形のキャップを載せ、このキ
ャップの対向する2辺に一対のテーパローラ電極を転接
させつつ両電極間に通電し、前記2辺を外囲器にシーム
接合するマイクロパラレルシーム接合装置において、前
記一対のテーパローラ電極を水平な共通X軸上で独立に
移動させる電極移動手段と、前記外囲器を保持し垂直な
Z軸回りに回動可能なワークテーブルと、このワークテ
ーブルを前記X軸およびZ軸に直交するY軸方向に移動
させるテーブル移動手段と、前記電極移動手段により前
記一対のテーパローラ電極を前記キャップの対向2辺に
位置合せし、前記キャップの対向2辺を前記Y軸方向に
平行に保ちつつ前記テーブル移動手段により前記ワーク
テーブルを前記Y軸方向に移動させる移動機構制御部と
を備えることを特徴とするマイクロパラレルシーム接合
装置により達成される。
【0015】ここに治具は、同一サイズの多数のパッケ
ージを各辺が同一直線上に揃うように保持するものが望
ましい。
【0016】
【実施例】図1は本発明の一実施例の斜視図、図2は正
面図、図3は右側面図、図4は平面図、図5は電極移動
手段の概念を示す図、図6は治具とパッケージの保持位
置を示す図、図7は制御系の概念を示すブロック図であ
る。
【0017】図1〜4において20は基台であり、その
中央にはテーブル移動手段22が前後に長く取付けられ
ている。このテーブル移動手段には図1に示すXYZ直
交座標系でY軸方向(前後方向)に長いガイドレール
(図示せず)に乗りY軸方向に移動可能なワークテーブ
ル24と、Y軸方向に配設されたネジシャフト26と、
このネジシャフト26を回転させるDCサーボモータ2
8(図4)とを備える。
【0018】ワークテーブル24はこのネジシャフト2
6に螺合する移動ブロック(図示せず)に取付けられ、
ネジシャフト26の回転により移動ブロックとともにY
軸方向に移動可能であり、また垂直軸(Z軸)回りに回
動位置決め可能である。すなわちこの移動ブロックには
垂直なテーブル軸とDCサーボモータとが取付けられ、
このモータによりワークテーブル24のZ軸回りの角度
θを任意に変更可能となっている。
【0019】30はこのテーブル移動手段22を跨ぐよ
うに配設されX軸方向に長い電極移動手段である。この
電極移動手段30は、一対のテーパローラ電極32(3
2a、32b)を水平かつ共通なX軸上で独立に移動さ
せるものである。
【0020】すなわち共通X軸上に一対のネジシャフト
34(34a、34b)が配設され、これらはそれぞれ
DCサーボモータ36(36a、26b)により独立に
回転駆動される。また各ネジシャフト34にはそれぞれ
移動ブロック38(38a、38b)が螺合し、各移動
ブロック38に取付けた接合ヘッド39(39a、39
b)にローラ電極32がそれぞれ取付けられている。な
お図5で40、42、はそれぞれネジシャフト34の軸
受、44はこのネジシャフト34とモータ36とをつな
ぐカップリングである。
【0021】またローラ電極32が取付けられた接合ヘ
ッド39は、各移動ブロック38に取付けたDCサーボ
モータ46(46a、46b)により上下動可能であ
る。このローラ電極32はキャップ7(図11参照)に
接触した状態では重り48(48a、48b)の荷重に
よって接触圧が一定となる。
【0022】ワークテーブル24の上面には図6に示す
治具50が固定されている。この治具50は直交する2
辺50a、50bを持ち、これら2辺50a、50bに
矩型のパッケージ10A〜10Dを当接させて保持す
る。各パッケージ10A〜10Dは正方形とは限らず、
種々の長方形のものを含む。
【0023】この装置は図7に示すようにCPU60に
より全体が制御される。すなわち治具50の取付け位
置、パッケージ10の種類および寸法、接合電流の大き
さや通電時間などの接合条件等の種々のデータは、予め
フロッピーディスク62にメモリされ、シーム接合する
パッケージ10や治具50に応じて適合するフロッピー
ディスク62をCPU60に読み込む。またデータはキ
ーボード64から入力してもよい。これらのデータや制
御条件の設定はプラズマディスプレイ66に表示されこ
れにより確認することができる。
【0024】CPU60は入力された接合条件に基づい
て接合電源68に指令を出し、ローラ電極32に所定の
電流、電圧を供給する。またCPU60はパッケージ1
0の固定位置に対応して移動機構制御部70に位置制御
信号を送る。この移動機構制御部70は、ワークテーブ
ル24のY軸方向およびZ軸回りの位置決めを行う治具
テーブル制御部70aと、接合ヘッド39のX軸方向お
よび軸方向の位置決めを行う接合ヘッド制御部70bと
を有する。
【0025】治具テーブル制御部70aは、ワークテー
ブル24をパッケージ10の長・短辺がY軸方向に一致
するように回転位置決めする一方、前記テーブル移動手
段22によりワークテーブル24をY軸方向に直線移動
させる。接合ヘッド制御部70bは、Y軸方向に移動す
るパッケージ10のキャップ7の対向2辺にローラ電極
32a、32bが転接するように、X軸方向の位置決め
をそれぞれ独立に行う。
【0026】従ってこの装置を使用する際には、まずパ
ッケージ10を治具50に装着すると共に、その接合条
件等のデータをCPU60に読み込ませる。そしてワー
クテーブル24を回転させてパッケージ10のキャップ
7の2辺をY軸方向に一致させる。ローラ電極32はこ
の2辺に位置合せされて下降され、キャップ7の2辺に
押圧される。この状態でローラ電極32に通電しながら
ワ−クテ−ブル24をY軸方向に移動させ、この2辺の
シーム接合を行う。
【0027】この2辺の接合が終ると、ワ−クテーブル
24を90°回転させて他の2辺をY軸方向に一致させ
る。そして前記した動作を繰り返してシーム接合を行
う。この際ローラ電極32a、32bは独立にX軸方向
に位置決め可能であるから、ワークテーブル24の中心
からX軸方向に偏位したパッケージ10でも接合可能と
なり、治具50を変更したりパッケージ10を固定し直
したりする必要がない。
【0028】図8はこの装置に好適な治具50Aの一実
施例を示す平面図、図9はその分解した側面図、図10
は一部を拡大した分解斜視図である。この治具50Aは
多数の同一形状のパッケージ10EをXY軸方向に並べ
て保持するものであり、基本的には出願人が特願平4ー
273451号で提案したものと同じである。
【0029】これらの図で符号80は保持基板であり、
アルミニウムなどの非磁性材でほぼ正方形に作られてい
る。この保持基板80の上面には複数の円形の凹部82
が形成されている。この実施例では横に9、縦に6の合
計54の凹部82が一定間隔で配列されている。
【0030】84は円盤状の永久磁石であり、凹部82
に装填されている。この永久磁石84は図4に示すよう
に、その中心を通る直線に対してその一方がN極に、他
方がS極に磁化されている。このためこの磁石84の上
面は半分づつ異なる極性になる。磁石84をこのように
構成することによって、磁石84に吸引されるキャップ
に回転力が生じるのを防止している。
【0031】86はアルミニウムなどの非磁性材で作ら
れた位置決め板であり、保持基板80の上面に重ねら
れ、適宜数のビス88(実施例では16ケ)により固定
される。この位置決め板86には、永久磁石84の上に
開口する位置決め孔90が形成されている。この位置決
め孔90は外囲器92の位置決めを行うものである。
【0032】なおこの位置決め板86には、保持基板8
0に植設した2つの位置決めピン94、94(図8)が
係入するピン孔が形成され、このピン94により位置決
め板86の保持基板80に対する正確な位置決めがなさ
れる。
【0033】次にこの治具の使用方法を説明する。この
治具は、キャップ96を載せる前の外囲器92を位置決
め孔90に予め収容した状態で、ワークテーブル(図示
せず)に固定される。このワークテーブルは水平方向お
よび回転方向に位置決め可能である。
【0034】このワークテーブルの上方には水平方向お
よび上下方向に移動可能な吸引ヘッド(図示せず)が配
設され、キャップ96を1つづつ負圧により吸着して各
位置決め孔90内の外囲器92上に運ぶ。この時吸引ヘ
ッドとワークテーブルとの相対移動により両者の正確な
位置合せが行われる。そして吸引ヘッドが下降してキャ
ップ96を外囲器92に重ね、負圧による吸着を解除し
て吸引ヘッドを上昇させれば、キャップ96は吸引ヘッ
ドから開放されて外囲器92上に残る。
【0035】このキャップ96が外囲器92に載る時に
は、キャップ96および外囲器92は永久磁石84によ
る磁界が通る磁路の一部となる。この磁界はN極からS
極に向う。このためキャップ96は外囲器92に強固に
吸着され、キャップ96の移動が防止される。
【0036】このようにして全ての位置決め孔90の外
囲器92にキャップ96を載置した後、この治具全体が
仮止め装置のワークテーブルに固定され、一対の仮止め
電極をキャップ96の対向縁に押圧して通電することに
より、外囲器92上にキャップ96が仮止めされる。こ
のようにして全ての位置決め孔90の外囲器92にキャ
ップ96を仮止めした治具50Aは前記図1〜7に説明
したワークテーブル24に固定される。
【0037】そして一対のテーパ付きローラ電極32
a、32bをキャップ96の対向縁に上方から転接させ
つつ通電し、シーム接合を行う。ワークテーブル24と
ローラ電極32とを移動させながら全ての位置決め孔9
0のキャップ96をシーム接合する。
【0038】この時Y軸方向に一列に並んだ全てのキャ
ップ96のY軸方向の2辺を連続してシーム接合するの
が望ましい。そしてワークテーブル24を往復させつつ
ローラ電極32を順次X軸方向に移動させて全てのY軸
方向の2辺を接合した後、テーブル24を90°回転さ
せて他の2辺を同様に接合すれば、多数のキャップ96
を能率よく接合することができる。
【0039】なお上記実施例では外囲器とキャップをあ
らかじめ仮止めした後治具50Aをワークテーブル24
に固定するようにした。しかし本発明は仮止めをせずに
ワークテーブル24に外囲器を固定し、仮止めとシーム
接合をローラ電極を用いて時分割で行ってもよい。例え
ばローラ電極で治具上の全てのキャップを順に仮止めし
た後同じローラ電極で全てのキャップをシーム接合する
ことができる。また1つのキャップごとに仮止めとシー
ム接合とを同じローラ電極で時間的にずらせて行い、キ
ャップを1つづつシーム接合を完了させていってもよ
い。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明は以上のように、一対の
テーパローラ電極を水平な共通X軸上で独立に移動させ
る一方、ワークテーブルをY軸方向に移動可能かつZ軸
回りに回動位置決め可能にしたものであるから、ワーク
テーブルに保持されるパッケージの対向2辺の位置がX
軸方向に変化してもテーパーローラ電極をこれに追随さ
せて移動することができる。このためパッケージのX軸
方向の位置を高精度に管理する必要がなくなり、パッケ
ージをワークテーブルに保持する治具の精度を落すこと
ができる。
【0041】また寸法が異なるパッケージに対してもテ
ーパーローラ電極のX軸方向の位置決めだけで対応する
ことができ、治具の汎用性を高めることができる。この
ためパッケージの種類が変わる度に治具を交換する必要
がなくなり、生産能率を著しく高めることができる。
【0042】一方ワークテーブルをX軸方向に移動可能
にするためには新たにガイドレールなどを設ける必要が
生じるが、ローラ電極はもともとX軸上で移動可能に作
られているから、装置の複雑化および大型化も最小限に
抑えることが可能である。また治具には多数のパッケー
ジのキャップを一直線上に揃えて保持可能とすれば、こ
れらパッケージを一層能率よくシーム接合することがで
きる(請求項2)。
【0043】また外囲器およびキャップの位置情報や接
合条件などのデータはフロッピーディスクにメモリして
おき、このデータを読み込んで制御するようにすること
ができる(請求項3)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図
【図2】正面図
【図3】右側面図
【図4】平面図
【図5】電極移動手段の概念を示す図
【図6】治具とパッケージの保持位置を示す図
【図7】制御系の概念を示すブロック図
【図8】治具の他の実施例を示す平面図
【図9】ぞの分解した側面図
【図10】一部を拡大した分解斜視図
【図11】パッケージの断面図
【図12】シーム接合法の説明図
【図13】従来装置のローラ電極移動手段の概念を示す
【符号の説明】
3、92 外囲器 4 チップ 7、96 キャップ 10A〜10E パッケージ 22 テーブル移動手段 24 ワークテーブル 30 電極移動手段 32 ローラ電極 50、50A 治具 70 移動機構制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップを収容する外囲器の開口部に距形
    のキャップを載せ、このキャップの対向する2辺に一対
    のテーパローラ電極を転接させつつ両電極間に通電し、
    前記2辺を外囲器にシーム接合するマイクロパラレルシ
    ーム接合装置において、前記一対のテーパローラ電極を
    水平な共通X軸上で独立に移動させる電極移動手段と、
    前記外囲器を保持し垂直なZ軸回りに回動可能なワーク
    テーブルと、このワークテーブルを前記X軸およびZ軸
    に直交するY軸方向に移動させるテーブル移動手段と、
    前記電極移動手段により前記一対のテーパローラ電極を
    前記キャップの対向2辺に位置合せし、前記キャップの
    対向2辺を前記Y軸方向に平行に保ちつつ前記テーブル
    移動手段により前記ワークテーブルを前記Y軸方向に移
    動させる移動機構制御部とを備えることを特徴とするマ
    イクロパラレルシーム接合装置。
  2. 【請求項2】 前記ワークテーブルには、複数の外囲器
    に載置されたキャップの各辺を一直線上に揃えて保持す
    る外囲器保持治具が取付けられている請求項1のマイク
    ロパラレルシーム接合装置。
  3. 【請求項3】 前記ワークテーブルに保持される外囲器
    およびキャップの位置と接合条件はフロッピーディスク
    にメモリされ、前記移動機構制御部はこのフロッピーデ
    ィスクのデータを用いて制御する請求項1または2のマ
    イクロパラレルシーム接合装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103028830A (zh) * 2011-10-07 2013-04-10 亚企睦自动设备有限公司 焊接装置
CN106001884A (zh) * 2016-08-08 2016-10-12 山东汇力太阳能科技有限公司 一种多条焊缝自动焊接设备

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CN103028830A (zh) * 2011-10-07 2013-04-10 亚企睦自动设备有限公司 焊接装置
CN103028830B (zh) * 2011-10-07 2015-12-09 亚企睦自动设备有限公司 焊接装置
CN106001884A (zh) * 2016-08-08 2016-10-12 山东汇力太阳能科技有限公司 一种多条焊缝自动焊接设备

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