JPH0629118Y2 - 車両用着脱ステップ - Google Patents
車両用着脱ステップInfo
- Publication number
- JPH0629118Y2 JPH0629118Y2 JP1884489U JP1884489U JPH0629118Y2 JP H0629118 Y2 JPH0629118 Y2 JP H0629118Y2 JP 1884489 U JP1884489 U JP 1884489U JP 1884489 U JP1884489 U JP 1884489U JP H0629118 Y2 JPH0629118 Y2 JP H0629118Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- vehicle
- hinge
- attached
- bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は、車両のサイドドアの下部に装着される着脱
ステップに関する。
ステップに関する。
（従来の技術） 従来、例えばワゴン車やバン型車両等の小型車両の荷室
後部へスロープ状に掛渡して荷物を搬入出したり、泥
地、砂地等の脱出用に使用される踏板は建築用の踏板を
利用して行なわれていた。
後部へスロープ状に掛渡して荷物を搬入出したり、泥
地、砂地等の脱出用に使用される踏板は建築用の踏板を
利用して行なわれていた。
（解決しようとする課題） しかしながら、この建築用踏板は重量が重く、形状も比
較的大きいことから、常時車両に装備した場合、荷室内
に収容すると荷室スペースのロスが多く、このためルー
フキャリヤに搭載するも、一人で着脱することが困難で
ある等の問題点があった。
較的大きいことから、常時車両に装備した場合、荷室内
に収容すると荷室スペースのロスが多く、このためルー
フキャリヤに搭載するも、一人で着脱することが困難で
ある等の問題点があった。
本考案は、上記従来の問題点を解決すべくなされたもの
で、常時にはサイドドアのステップとして利用され、取
外すことで荷室への荷物の搬入出用、あるいは泥地、砂
地等の脱出用の踏板等として多目的に使用することので
きる車両用着脱ステップを提供することを目的とするも
のである。
で、常時にはサイドドアのステップとして利用され、取
外すことで荷室への荷物の搬入出用、あるいは泥地、砂
地等の脱出用の踏板等として多目的に使用することので
きる車両用着脱ステップを提供することを目的とするも
のである。
（課題を解決するための手段） 本考案は、上記技術課題を解決するため、車両のサイド
ドアの下部に設けられるステップであって、フレームに
取付けられるステップブラケットと同ステップブラケッ
トに着脱可能に挾着されるステップ板とからなり、この
ステップ板は２枚の略長方形状の踏板部を有するステッ
プ素板を、ヒンジを介してその相互の短側部を連繋当接
して縦長状に展開および折畳み可能に設け、両ステップ
素板の踏板部にすべり止め手段を附設するとともに、一
方のステップ素板の端部には車両デッキに係脱する係止
板をヒンジを介して折り畳み可能に設ける構成とした車
両用着脱ステップである。
ドアの下部に設けられるステップであって、フレームに
取付けられるステップブラケットと同ステップブラケッ
トに着脱可能に挾着されるステップ板とからなり、この
ステップ板は２枚の略長方形状の踏板部を有するステッ
プ素板を、ヒンジを介してその相互の短側部を連繋当接
して縦長状に展開および折畳み可能に設け、両ステップ
素板の踏板部にすべり止め手段を附設するとともに、一
方のステップ素板の端部には車両デッキに係脱する係止
板をヒンジを介して折り畳み可能に設ける構成とした車
両用着脱ステップである。
（作用） 常時にはサイドドアの下部に折重ね状にして取付けられ
てサイドステップとして機能し、取外して展開すること
で踏板等として多目的に機能する。
てサイドステップとして機能し、取外して展開すること
で踏板等として多目的に機能する。
（実施例） 次に、本考案の一実施例を図面にしたがって説明する
と、図中１は車両のフレームのサイドレールであって、
フレーム上にはボデー２が取付けられるとともに、この
ボデー２のサイドドアに相当する下部のサイドレール２
の所定範囲にサイドステップ３が設けられている。
と、図中１は車両のフレームのサイドレールであって、
フレーム上にはボデー２が取付けられるとともに、この
ボデー２のサイドドアに相当する下部のサイドレール２
の所定範囲にサイドステップ３が設けられている。
このサイドステップ３はステップブラケット４とステッ
プ板１７とより構成されている。このステップブラケッ
ト４は所定の長さを有する取付部材５と挟持部材１２と
の２部材からなり、取付部材５はサイドレール１の下面
に取付けられる取付片６と同取付片６が水平状に張出し
て支持片７が形成されるとともに、両片６，７の境より
所定の長さを有する当接片８が垂下されて断面略Ｔ字形
状に形成されている。このように形成された取付部材５
の取付片６には複数の取付孔９が貫設されてサイドレー
ル１に締結部材１０により止着され、また、支持片７の
両端部寄りにはステップ板１７の取付用ピンボルト１６
を挿通する挿通孔１１が貫設されている。また、挟持部
材１２は当接片８の下端部に係合する係合片１３と支持
片７と対応して水平状の挟持片１４とにより断面略かぎ
形状に形成され、この挟持片１４には支持片７の挿通孔
１１と対応して取付用ピンボルト１６を挿通する挿通孔
１５が貫設されている。
プ板１７とより構成されている。このステップブラケッ
ト４は所定の長さを有する取付部材５と挟持部材１２と
の２部材からなり、取付部材５はサイドレール１の下面
に取付けられる取付片６と同取付片６が水平状に張出し
て支持片７が形成されるとともに、両片６，７の境より
所定の長さを有する当接片８が垂下されて断面略Ｔ字形
状に形成されている。このように形成された取付部材５
の取付片６には複数の取付孔９が貫設されてサイドレー
ル１に締結部材１０により止着され、また、支持片７の
両端部寄りにはステップ板１７の取付用ピンボルト１６
を挿通する挿通孔１１が貫設されている。また、挟持部
材１２は当接片８の下端部に係合する係合片１３と支持
片７と対応して水平状の挟持片１４とにより断面略かぎ
形状に形成され、この挟持片１４には支持片７の挿通孔
１１と対応して取付用ピンボルト１６を挿通する挿通孔
１５が貫設されている。
１７はステップ板であって、このステップ板１７は２枚
のステップ素板１８，１９をヒンジ２０を介して重ね状
に折畳み可能に設けられている。このステップ素板１
８，１９は例えば鋼板、あるいはアルミニウム等の軽合
金材からなるもので、ともに所定のステップ長さに形成
され、長方形状の踏板部１８ａ，１９ａの長手方向の両
端には所定の角度で平行に短側板１８ｂ，１８ｃおよび
短側板１９ｂ，１９ｃが形成され、また、踏板部１８
ａ，１９ａの長手方向の両縁には長側板１８ｄ，１９ｄ
がそれぞれ形成されて一方に開口する側面形状が横長の
平行四辺形状の箱形に形成されている。
のステップ素板１８，１９をヒンジ２０を介して重ね状
に折畳み可能に設けられている。このステップ素板１
８，１９は例えば鋼板、あるいはアルミニウム等の軽合
金材からなるもので、ともに所定のステップ長さに形成
され、長方形状の踏板部１８ａ，１９ａの長手方向の両
端には所定の角度で平行に短側板１８ｂ，１８ｃおよび
短側板１９ｂ，１９ｃが形成され、また、踏板部１８
ａ，１９ａの長手方向の両縁には長側板１８ｄ，１９ｄ
がそれぞれ形成されて一方に開口する側面形状が横長の
平行四辺形状の箱形に形成されている。
また、ステップ素板１８の踏板部１８ａの上面にはすべ
り止め手段として例えば縞模様１８ｅが附設され、ま
た、他方のステップ素板１９の踏板部１９ａにはすべり
止め手段として例えば凹凸状の階段状に複数の山形部１
９ｅが形成されている。なお、この山形部１９ｅは足の
爪先を掛合可能に形成されている。また、ステップ素板
１８の下面側には踏板部１８ａと短側板１８ｂとの隅角
部に取付けたヒンジ２１を介して係止板２２が取付けら
れ、この掛止板２２は常時には踏板部１８ａの下面に突
設したスタッドボルト２３にナット２４により取付けら
れ、ステップ板１７をヒンジ２０を介して直線状に展開
して第６図に示すように車両のリヤデッキ２５に対しス
ロープとして利用する場合、ナット２４を取外して係止
板２２を短側板１８ｂに当接してリヤデッキ２５に掛合
することでスロープすることができる。また、ステップ
素板１９の短側板１９ｃの外面には例えば合成ゴム等か
らなる凹凸面２６ａを有するすべり止め部材２６が貼着
されている。このように形成されたステップ板１７はス
テップ素板１８，１９をヒンジ２０を介して折畳み状に
し、縞模様１８ｅを上面としてステップブラケット４の
取付部材５と挟持部材１２とにより挟持保持するため、
すべり止め部材２６をフロント側として取付ける両素板
１８，１９の側部には取付用ピンボルト１６の逃し凹部
２７がそれぞれ凹設されてステップブラケット４に挾着
されてサイドステップ３が形成されている。
り止め手段として例えば縞模様１８ｅが附設され、ま
た、他方のステップ素板１９の踏板部１９ａにはすべり
止め手段として例えば凹凸状の階段状に複数の山形部１
９ｅが形成されている。なお、この山形部１９ｅは足の
爪先を掛合可能に形成されている。また、ステップ素板
１８の下面側には踏板部１８ａと短側板１８ｂとの隅角
部に取付けたヒンジ２１を介して係止板２２が取付けら
れ、この掛止板２２は常時には踏板部１８ａの下面に突
設したスタッドボルト２３にナット２４により取付けら
れ、ステップ板１７をヒンジ２０を介して直線状に展開
して第６図に示すように車両のリヤデッキ２５に対しス
ロープとして利用する場合、ナット２４を取外して係止
板２２を短側板１８ｂに当接してリヤデッキ２５に掛合
することでスロープすることができる。また、ステップ
素板１９の短側板１９ｃの外面には例えば合成ゴム等か
らなる凹凸面２６ａを有するすべり止め部材２６が貼着
されている。このように形成されたステップ板１７はス
テップ素板１８，１９をヒンジ２０を介して折畳み状に
し、縞模様１８ｅを上面としてステップブラケット４の
取付部材５と挟持部材１２とにより挟持保持するため、
すべり止め部材２６をフロント側として取付ける両素板
１８，１９の側部には取付用ピンボルト１６の逃し凹部
２７がそれぞれ凹設されてステップブラケット４に挾着
されてサイドステップ３が形成されている。
本例のサイドステップ３は上記のように構成されたもの
であるから、そのステップ板７は両ステップ素板１８，
１９を折畳み状に重ねた状態でステップブラケット４の
取付部材５と挟持部材１２とにより挾着することで常時
にはサイドドアの乗降用ステップとしての役務を果すこ
とができ、この場合、ステップ板１７のフロント側への
突出部側にはすべり止め部材２６を取付けたので同部材
２６はプロテクタとして機能する。また、荷室側への荷
物の積み卸し作業にスロープを必要とする場合には取付
用ピンボルト１６のナット１６ａを緩めることでステッ
プ板１７を容易に取外すことができ、同ステップ板１７
の両ステップ素板１８，１９をヒンジ２０を介して直線
状に展開すると、相互の短側板１８ｃ，１９ｂがヒンジ
２０を介して連繋当接されるとともに、ステップ素板１
８の背面に取付けた係止板２２を取外して短側板１８ｂ
に当接展開した状態で第６図に示すように係止板２２を
リヤデッキ２５に掛合してすべり止め部材２６を接地す
ることでスロープとして使用される。また、泥地、砂地
等で例えばサイドドア側より脱出、乗込み等する場合に
もこの展開状態で使用することができ、また、キャンプ
地等のアウトドアスポーツでは梯子、椅子等として利用
することができる。このように多目的に利用することが
できるとともに、常時にはサイドステップとして機能す
るものであるから、荷室側に格別の格納スペースを必要
としないので荷室スペースのロスを解消することがで
き、また、ステップ板１７の着脱および取扱いが容易で
ある。
であるから、そのステップ板７は両ステップ素板１８，
１９を折畳み状に重ねた状態でステップブラケット４の
取付部材５と挟持部材１２とにより挾着することで常時
にはサイドドアの乗降用ステップとしての役務を果すこ
とができ、この場合、ステップ板１７のフロント側への
突出部側にはすべり止め部材２６を取付けたので同部材
２６はプロテクタとして機能する。また、荷室側への荷
物の積み卸し作業にスロープを必要とする場合には取付
用ピンボルト１６のナット１６ａを緩めることでステッ
プ板１７を容易に取外すことができ、同ステップ板１７
の両ステップ素板１８，１９をヒンジ２０を介して直線
状に展開すると、相互の短側板１８ｃ，１９ｂがヒンジ
２０を介して連繋当接されるとともに、ステップ素板１
８の背面に取付けた係止板２２を取外して短側板１８ｂ
に当接展開した状態で第６図に示すように係止板２２を
リヤデッキ２５に掛合してすべり止め部材２６を接地す
ることでスロープとして使用される。また、泥地、砂地
等で例えばサイドドア側より脱出、乗込み等する場合に
もこの展開状態で使用することができ、また、キャンプ
地等のアウトドアスポーツでは梯子、椅子等として利用
することができる。このように多目的に利用することが
できるとともに、常時にはサイドステップとして機能す
るものであるから、荷室側に格別の格納スペースを必要
としないので荷室スペースのロスを解消することがで
き、また、ステップ板１７の着脱および取扱いが容易で
ある。
なお、上記実施例においてはすべり止め手段として凸状
の縞模様１８ｅおよび複数の山形部１９ｅを設けて例示
したが、これに限定するものではなく、例えばスリット
状の溝を貫設したり、小径の孔を多数個配設する構成で
あってもよい。また、ステップ板１７に取付用ピンボル
ト１６に対する逃し凹部２７を形成して例示したが、こ
れに限定するものではなく、ピンボルト１６の挿通孔で
あってもよい。
の縞模様１８ｅおよび複数の山形部１９ｅを設けて例示
したが、これに限定するものではなく、例えばスリット
状の溝を貫設したり、小径の孔を多数個配設する構成で
あってもよい。また、ステップ板１７に取付用ピンボル
ト１６に対する逃し凹部２７を形成して例示したが、こ
れに限定するものではなく、ピンボルト１６の挿通孔で
あってもよい。
（考案の効果） 上述したように、本考案はステップ板は両ステップ素板
を折畳み状に重ねた状態でステッブブラケットの取付部
材と挟持部材とにより挾着することで常時にはサイドド
アの乗降用ステップとしての役務を果すことができ、ま
た、荷室側への荷物の積み卸し作業にスロープを必要と
する場合にはステップ板を容易に取外すことができ、同
ステップ板の両ステップ素板をヒンジを介して直線状に
展開することでスロープとして使用される。また、泥
地、砂地等で例えばサイドドア側より脱出、乗込み等す
る場合にもこの展開状態で使用することができ、また、
キャンプ地等のアウトドアスポーツでは梯子、椅子等に
多目的に利用することができるとともに、常時にはサイ
ドステップとして機能するものであるから、荷室側に格
別の格納スペースを必要としないので荷室スペースのロ
スを解消することができる。
を折畳み状に重ねた状態でステッブブラケットの取付部
材と挟持部材とにより挾着することで常時にはサイドド
アの乗降用ステップとしての役務を果すことができ、ま
た、荷室側への荷物の積み卸し作業にスロープを必要と
する場合にはステップ板を容易に取外すことができ、同
ステップ板の両ステップ素板をヒンジを介して直線状に
展開することでスロープとして使用される。また、泥
地、砂地等で例えばサイドドア側より脱出、乗込み等す
る場合にもこの展開状態で使用することができ、また、
キャンプ地等のアウトドアスポーツでは梯子、椅子等に
多目的に利用することができるとともに、常時にはサイ
ドステップとして機能するものであるから、荷室側に格
別の格納スペースを必要としないので荷室スペースのロ
スを解消することができる。
図面は本考案の一実施例を示し、第１図はサイドステッ
プの斜視図、第２図は同じく取付状態を示す断面図、第
３図は同じく分解斜視図、第４図は第３図のII−II線断
面図、第５図はステップ板を展開した断面図、第６図は
使用状態図である。 ３……サイドステップ ４……ステップブラケット 17……ステップ板 18,19……ステップ素板 18a,19a……踏板部 18e……縞模様 19e……山形部
プの斜視図、第２図は同じく取付状態を示す断面図、第
３図は同じく分解斜視図、第４図は第３図のII−II線断
面図、第５図はステップ板を展開した断面図、第６図は
使用状態図である。 ３……サイドステップ ４……ステップブラケット 17……ステップ板 18,19……ステップ素板 18a,19a……踏板部 18e……縞模様 19e……山形部
Claims (1)
- 【請求項１】車両のサイドドアの下部に設けられるステ
ップであって、フレームに取付けられるステップブラケ
ットと同ステップブラケットに着脱可能に挾着されるス
テップ板とからなり、このステップ板は２枚の略長方形
状の踏板部を有するステップ素板を、ヒンジを介してそ
の相互の短側部を連繋当接して縦長状に展開および折畳
み可能に設け、両ステップ素板の踏板部にすべり止め手
段を附設するとともに、一方のステップ素板の端部には
車両デッキに係脱する係止板をヒンジを介して折り畳み
可能に設ける構成とした車両用着脱ステップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1884489U JPH0629118Y2 (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 車両用着脱ステップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1884489U JPH0629118Y2 (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 車両用着脱ステップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02109750U JPH02109750U (ja) | 1990-09-03 |
| JPH0629118Y2 true JPH0629118Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=31233848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1884489U Expired - Lifetime JPH0629118Y2 (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 車両用着脱ステップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629118Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-02-20 JP JP1884489U patent/JPH0629118Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02109750U (ja) | 1990-09-03 |
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