JPH06286728A - ラッピング装置への包装材供給方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 包装材を連続的にラッピング装置に送る。 【構成】 包装材の部分８を連続的にラッピング装置１
に送る方法及び装置９であって、包装材の部分８が把持
装置４７によって移送ステーション５に向かって引っ張
られる。前記把持装置４７は、２本のベルト４５を有す
るコンベア３８の往路ブランチ３６と、ラッピング装置
１の折り畳みシート７に対向して位置する復路ブランチ
３７とに取り付けられている。移送ステーション５にお
いて、コンベア３８の往路ブランチ３６上の各包装材の
部分８は、コンベア３８の移送表面４９に直交する方向
に送られる製品４によって２本のベルト４５を通って折
り畳みシート７に向かって移動される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は包装材をラッピング装置
に送る方法及び装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】連続する製品の周りに紙又は透明な材質
の包装材により上包装をするラッピング装置において、
製品は移送ステーションに連続的に送られ、前記移送ス
テーションにおいては、包装材の部分と共に製品が折り
畳みシート内に挿入され、前記包装材の部分は製品の周
りにＵ字型に折られ、次いで、シートと協働する折り畳
み装置により閉じられ、製品の周りに環状包装を形成す
る。

【０００３】前述のタイプの従来のラッピング装置にお
いては、包装材料の部分は、通常、２つの対向する押し
出しローラにより移送ステーションに向かって送られる
連続する細長い片から形成され、ローラから下流に順番
に、包装材が紙の場合に折り畳みシートに面する細長い
片の対向する面の所定の箇所にゴム糊を付着させるゴム
糊付着装置と、連続する片から部分を切断するために固
定刃と可動刃とを備えた切断装置と、移送ステーション
を通って延在する案内装置とを備えている。案内装置
は、折り畳みシートに面する部分の表面の裏面に接触す
るように位置付けられた案内片を有し、製品が折り畳み
シートに向かって送られる方向と直交する方向に移送表
面を規定する。

【０００４】その結果、包装材は移送ステーションに向
かって押され、更に、案内板片に面する側にゴム糊が塗
布される。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記方
法の第１の欠点は、切断装置の固定刃に連続する細長い
片の先端部が付着して残ってしまうことがあることであ
り、これにより、押し出しローラによって押し出された
際に紙片が丸まってしまう。更に、なんらかの理由で、
紙片の部分を移送ステーションから取り除く際に、紙片
の部分に付けられたゴム糊によって案内板片を汚してし
まうことになる。

【０００６】そこで、本発明は前述の欠点を克服するよ
う設計されたものであって、本発明の目的は、前述の問
題を生じさせることなく包装材の部分をラッピング装置
に送る方法を提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明によれば、包装材
の部分をラッピング装置に供給する方法であって、前記
包装材の部分は互いに反対側の第１及び第２の表面を有
し、前記包装材の部分は、その包装材の部分に対する移
送表面を画定する送り案内手段によって連続的に移送ス
テーションに送られる。ここで、各部分は、折り畳みシ
ートに面して位置付けられ、これにより、包装材の部分
が、前記移送表面に実質上垂直な方向に、前記送り案内
手段を通って、前記折り畳みシートに向かって移動可能
な製品と接触することができる。そして、本発明の特徴
的な構成によれば、包装材の部分は、前記送り案内手段
によって前記移送ステーションに向かって引き出され、
前記送り案内手段は、前記包装材の部分を把持する手段
と移送手段とを有し、該移送手段は、前記把持手段を前
記部分の第２の表面と連続的に係合させる。それによ
り、前記把持手段を介して、前記移送表面に沿って前記
移送ステーションを通って、前記包装材の部分を引っ張
ることができる。

【０００８】また、前記包装材の部分は、望ましくは、
前記移送表面上で、前記シートから離間して対向する前
記第１の表面にゴム糊を付着される。

【０００９】このように、本発明によれば、包装材の部
分は、移送ステーションに向かって、押されるのではな
く引き出されるので、紙片がカールするという問題は生
じない。また、本発明によれば、移送手段と接触する面
と反対側の面にゴム糊が付着されるので、ゴム糊によっ
て移送手段が汚されるといった問題も解消できる。

【００１０】本発明の好ましい実施例によれば、前記移
送手段は、前記包装材の幅より広い距離をもって離間し
て位置した２本の環状ベルトを有しており、前記２本の
環状ベルトは、前記移送ステーションに向かって移動し
て、かつ、前記包装材の部分の第２の表面に対向する往
路ブランチと、前記シートに対向する復路ブランチとを
それぞれ有している。また、前記移送手段は、前記往路
ブランチに沿って位置し、前記移送表面を画定する把持
手段を備えている。各包装材の部分は、前記シート内に
受容されるように、対応する製品によって前記ベルトの
往路ブランチ及び復路ブランチを通って移動されるよう
になっている。

【００１１】好ましくは、各包装材の部分の先端は前記
把持手段によって係合されて、前記包装材の部分は、前
記送り案内手段によって前記移送ステーションに向かっ
て上方に引っ張られる。

【００１２】更に、好ましくは、前記包装材の部分は、
連続する細長い片から形成され、前記紙片の先端が前記
送り案内手段と係合して、前記移送ステーションに向か
って引っ張られる。細長い片の先端部に対応する各包装
材の部分は、前記移送ステーションに位置されたとき
に、前記片より切断される。

【００１３】また、本発明は、包装材の部分をラッピン
グ装置に送る装置に関する。

【００１４】本発明によれば、ラッピング装置に互いに
反対側の第１及び第２の表面を有する包装材の部分を供
給する装置を含む。この装置は、各部分を折り畳みシー
トに面して位置付けられる移送ステーションに包装材の
部分を送るための移送表面を画定する送り案内手段を有
している。これにより、包装材の部分が、前記移送表面
に実質上垂直な方向に、前記送り案内手段を通って前記
折り畳みシートに向かって移動可能な製品と接触するこ
とができる。そして、本発明の特徴的な構成によれば、
送り案内手段は、前記包装材の部分を把持する手段と移
送手段とを有し、該移送手段は、前記把持手段を前記部
分の前記第２の表面と連続的に係合させる。それによ
り、前記把持手段を介して、前記移送表面に沿って前記
移送ステーションを通って、前記包装材の部分を引っ張
ることができる。

【００１５】

【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。

【００１６】図１の符号１で示される従来のタイプの上
包み機は供給ホイール２を有しており、前記供給ホイー
ル２は複数の外周移送ポケット３を備え、前記ホイール
の軸の周囲を回転して製品４を連続的に移送ステーショ
ン５に送り込む。ステーション５はホイール２とラッピ
ングホイール６との間に配置されている。前記ラッピン
グホイール６は複数の外周移送シートを有し、ホイール
２の軸と平行な軸の周囲をホイール２とは反対方向にホ
イール２と同じ表面速度で回転する。

【００１７】ステーション５において、各シート７は、
従来の方法で各製品４と包装材の部分８を受容するよう
に形成されている。前記包装材は、全体を符号９として
図示されている供給装置によりステーション５に送り込
まれる。供給装置９は、ステーション５においてポケッ
ト３とシート７との間に部分８を連続的に差し止める為
の装置であり、これによって、製品４が、従来の押し出
し装置（図示せず）によってポケット３から外側半径方
向にホイール６に向かって押し出される際に、包装材の
部分８をシート７内に挿入し、包装材の部分８を製品４
の形に沿ってＵ字型に折りたたむ。次いで、ステーショ
ン５において、シート７の口部の各側に配された２つの
折り畳み装置１０、１１を作動させる従来の方法によ
り、包装材の部分８は製品４の周りを完全に包み、従来
の方法における管状包装（図示せず）を形成する。ここ
で、包装材の部分の対向する２つの端部（図示せず）の
一方は他方の上に重なる状態で折りたたまれる。

【００１８】包装材の部分８が紙材料であれば、前記２
つの端部（図示せず）は、ゴム糊付着装置１２から供給
されるゴム糊を塗布される。ここで、ゴム糊付着装置１
２は、包装材の部分８がステーション５に送られた際、
ホイール２に面する表面１３にゴム糊を塗布する。

【００１９】供給装置９は包装材の連続的な紙片１４の
リール（図示せず）を有し、前記紙片は従来のタイプの
たるみ取り部１５を通って、供給装置９の第１のコンベ
ア１６に送られる。

【００２０】コンベア１６は３つの透過性ベルト１７
（図２）を有しており、透過性ベルト１７はそれぞれ複
数の通し穴１８を有し、又、それぞれ２つのプーリ１９
と２０に掛け渡されている。更に、コンベア１６におい
て、往路ブランチ２１と復路ブランチ２２はそれぞれ紙
片１４より幅が狭くなっている。プーリ１９は従来のタ
イプの吸引プーリであって駆動外周縁２３を有してお
り、前記駆動外周縁２３はベルト１７に及び／またはベ
ルト１７の間に複数の放射状通し穴２４を有し、固定さ
れた内側ドラム２５の周囲を反時計方向に（図１）に回
転できるように内側ドラム２５上に載置される。従っ
て、プーリ１９は、コンベア１６の往路ブランチ２１を
図２の平面に平行に矢印２６で示す方向に、すなわち、
ホイール２および６の各軸に直交する方向に、また、ス
テーション５に向かって垂直に上方向に移動させる。ド
ラム２５は外側チャンバ２７を有し、前記外側チャンバ
２７は縁２３とベルト１７との接触部分に弓形に延在
し、ドラム２５の中心から延びる吸引導管２８に連通し
ている。

【００２１】往路ブランチ２１の内面が、プーリ１９と
２０との間を、吸引ボックス３０の穴の開いた壁２９に
接触しながら走行する。前記吸引ボックス３０は、全体
を３１として示された第１の切断ユニットを通り延在し
ている。第１の切断ユニット３１については、後で詳細
に説明する。

【００２２】切断装置３１は２つの固定された刃３２を
有し、前記刃３２はブランチ２１と２２との間に延在す
るボックス３０の片側に沿って設けられている。前記切
断装置３１は更に、２つの可動刃３３を有しており、前
記刃３３は駆動ローラ３４の外周より放射状に突出し、
前記駆動ローラ３４は、図１の平面に対して垂直な、ま
た、ホイール２及び６の各軸に平行な軸の周りを時計方
向に回転する（図１）。

【００２３】複数のプーリ２０が同じ軸３５上に取り付
けられており、前記軸３５は、ステーション５を通って
かつホイール２と６との間を垂直に延在する第２のコン
ベア３８のホイール２に面する側の往路ブランチ３６
と、ホイール６に面する側の復路ブランチ３７との間に
設置されている。

【００２４】コンベア３８は相互に平行な、又、軸３５
に平行な２つの軸３９と４０を有しており、前記２つの
軸３９及び４０はステーション５を通って延在する支持
フレーム４１の対向する端部に設けられている。更に詳
しく述べれば、軸３９はコンベア１６のブランチ２１と
２２との間の隙間に延在している。そして、軸３９及び
４０の一方は、コンベア３８の往路ブランチ３６を矢印
方向２６と平行な垂直方向４２に移動させるために駆動
される。軸３９と４０の対向する端部はそれぞれ１対の
プーリ４３及び４４を備えており、前記プーリ４３及び
４４は、相互に平行な、また、ベルト１７に平行な２つ
のループ状ベルト４５を支持し、紙片１４の幅より広く
離れて配置されている。

【００２５】フレーム４１は、各ベルト４５の往路ブラ
ンチ及び復路ブランチの内側に設けられた２つの吸引ボ
ックス４６を有し、吸引導管（図示せず）と連通してい
る。前記吸引導管は、各ベルト４５と一体にまた各ベル
ト４５から他方のベルト４５に向かって延在して設置さ
れた付属部品４７を形成している。各付属部品４７は対
向するベルト４５上の付属部品４７と対応しており、対
応する付属部品４７の各対間の距離は紙片１４の幅より
も狭くなっている。更に、各付属部品４７は外側表面上
に前記吸引導管（図示せず）に連通する多数の吸引穴部
４８を有している。

【００２６】付属部品４７の前記外側表面は、コンベア
３８の往路ブランチ３６に沿って同コンベア３８の移送
表面４９を画定する。

【００２７】軸４０の中央部にローラ４０ａが設けられ
ており、ローラ４０ａは１対のゴム糊付け装置１２と面
するように位置している。

【００２８】コンベア３８の往路ブランチ３６は、第２
の切断装置５０を通って延在しており、前記切断措置５
０はステーション５の上流側に、包装材の部分８の長さ
と同じ距離だけゴム糊付着装置から離れて設けられてい
る。切断装置５０は、コンベア３８の外側に設けられた
固定刃５１を有し、前記固定刃５１は往路ブランチ３６
に対向して、軸３９及び４０と平行に配置されており、
また、移送表面４９に面してかつそのやや外側に切刃を
有する。包装紙片１４の幅より長い固定刃の他に、切断
装置５０は、対応する可動刃５２を有し、前記可動刃５
２は、駆動ローラ５３の外周より放射状に外に向かって
突出し、前記駆動ローラ５３は往復ブランチ３６及び３
７の間のボックス４６上に支持されており、図１に示す
ように、図１の平面に垂直でかつホイール２及び６の各
々の軸に平行な軸の周りを図１において反時計回りに回
転する。

【００２９】図１に示すように、固定刃５１は、コンベ
ア３８の往路ブランチ３６に沿って軸３５と固定刃５１
との間に延在する切断ステーション５４から少し下流
（図１において矢印４２の方向）に配置されている。切
断ステーション５４において、切断装置５０はデタッチ
ング部材５５を備えており、前記デタッチング部材５５
は吸引装置５６を有し、コンベア３８の外側に、すなわ
ち、固定刃５１と同じ側に配置されており、グリップポ
ジションと操作ポジションとの間を往復する。前記グリ
ッピングポジションにおいては、部材５５は固定刃５１
の切刃と実質上同一平面上にあり、前記操作ポジション
においては、部材５５は移送表面４９と実質上同一平面
上にある。

【００３０】最後に、ステーション５において供給装置
９は、ポケット３とシート７と同位置の通路５８を画定
する従来のタイプの折り畳みスピンドル５７を有する。

【００３１】実際の使用においては、紙片１４はストア
１５を通過した後、プーリ１９の外側表面上でコンベア
１６と接触する。前記プーリ１９は縁２３内の通し穴２
４からの吸引力により、紙片１４の先端をコンベア１６
の往路ブランチ２１に送る。紙片１４は、ボックス３０
の通し壁２９の吸引力により、往路ブランチ２１に沿っ
てベルト１７に接触ながら支持されている。必要なら紙
片１４は、切断装置３１により係合される。前記切断装
置３１は、包装材の部分８の端部の折り目（図示せず）
を紙片１４から切断するために、前記紙片上２か所に横
に切り込みを入れる（図示せず）。透明包装材の場合の
ように、包装材の部分８に端部折り目が必要されないと
きは、切断装置３１は操作が停止される。

【００３２】紙片１４の先端は、往路ブランチ２１全体
に沿って、移送表面４９に送られる。前記移送表面４９
は、往路ブランチ２１に沿って延在するベルト１７の一
部の外面と同一平面上にある。１対の付属部品４７と共
に、紙片１４の先端が移送表面４９に達する。前記付属
部品４７は穴部４８を通る吸引力により、紙片１４の先
行部と係合する。コンベア１６及び３８は、ある方法
で、同じスピードにより操作されるものであり、１対の
付属部品４７が切断ステーション５４に到達すると、切
断装置５０による紙片１４の切断に必要な時間だけ停止
する。切断装置５０による切断は、後に説明するよう
に、少なくともこの最初の場合には、紙片１４の先端が
固定刃５１の切刃に面して差し止められていることか
ら、不必要になる。

【００３３】コンベア３８の次ぎの操作段階において、
前記１対の付属部品４７はローラ４０ａの外周上に送ら
れ、それにより、紙片１４の先端は移送ステーション５
を通って引っ張られ、紙片１４の端部の表面１３の所定
の箇所にゴム糊を付着させるゴム糊付着装置１２と係合
する。

【００３４】コンベア３８が停止すると、紙片１４と係
合した次ぎの１対の付属部品４７が、切断ステーション
５４において差し止められ、この時点で紙片１４は可動
刃５２と固定刃５１の間で切断される。切断の際に、紙
片１４の端部は付属部品４７から解放され、固定刃５１
の刃部に付着される。デタッチング部材５５は、グリッ
プポジションにおいて、吸引により紙片１４を保持し、
また、部材５５を操作ポジションに反時計方向に回転さ
せることにより、固定刃５１の刃先から紙片１４を解放
して、再び各対の付属部品４７に付着させる。

【００３５】この時点で、ステーション５においてポケ
ット３内に受容されている製品４は、移送表面４９に垂
直な方向にポケット３より引き出され、ベルト４５の間
に送られ、スピンドル５７を介して、ステーション５に
おいて対応のポケット３と向かい合っているシート７に
送られる。前記操作中で、製品４は各付属部品４７に保
持されている包装材の部分８と係合し、そして前記部分
８を付属部品から引き離し、スピンドル５７を通って移
動する際に包装材の部分８をＵ字型に折り、シート７に
送られる。従って、部分８の両端部（図示せず）がシー
ト７から突出した状態でシート７内に収容されており、
部分８の一端部には他方の端部に面する側にゴム糊が付
着されている。次に、折り畳み装置１０及び１１が２つ
の端部（図示せず）を、ゴム糊を付された端部（図示せ
ず）を外側にして他方の端部に重なるように、部分８を
折り畳む。このようにして、製品４の周りを環状に包
む。

【００３６】それにより、紙片１４の先端は、押し出さ
れるのではなく、移送表面４９に沿ってステーション５
を通って引っ張られるので、紙片１４がステーション５
を通る際に、特に固定刃５１から切り離される際に、紙
片１４が丸まってしまう可能性はなくなる。更に、各包
装材の部分８はコンベア３８の往路ブランチ３６と復路
ブランチ３７を通って押圧され、また、移送表面４９上
とホイール２に対向する側にあるときにゴム糊付けされ
ており、部分８上のゴム糊がベルト４５に付着すること
を防止している。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に基づく包装材を送る装置を特徴とする
上包装装置の、簡素化の為に部品を取り除いた部分的な
側面の概略図である。

【図２】図１の平面である。

【符号の説明】

１ ラッピング装置 ２ 供給ホイール ３ 移送ポケット ４ 製品 ５ 移送ステーション ６ 包装ホイール ７ シート ８ 包装材の部分 １０、１１ 折り畳み装置 １２ ゴム糊付着装置 １４ 紙片 １５ たるみ取り部品 １６ 第１のコンベア １７ 透過性ベルト １９、２０ プーリ ２１ 往路ブランチ ２２ 復路ブランチ ２８ 吸引導管 ３０ 吸引ボックス ３１ 第１の切断装置 ３２ 固定刃 ３３ 可動刃 ３４ 駆動ローラ ３５ 軸 ３６ 往路ブランチ ３７ 復路ブランチ ３８ 第２のコンベア ３９、４０ 軸 ４３、４４ プーリ ４５ 環状ベルト ４６ 吸引ボックス ４７ 付属部品 ５０ 切断装置 ５１ 固定刃 ５２ 可動刃 ５３ 駆動ローラ ５４ 切断ステーション ５６ 吸引装置 ５７ スピンドル

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 包装材の部分（８）をラッピング装置に
   供給する方法であって、前記部分（８）は、互いに反対
   側の第１（１３）及び第２の表面を有し、前記包装材の
   部分（８）は、その部分に対する移送表面（４９）を画
   定する送り案内手段（３８）によって連続的に移送ステ
   ーション（５）に送られ、各部分（８）は、折り畳みシ
   ート（７）に面して位置付けられ、これにより、包装材
   の部分（８）が、前記移送表面（４９）に実質上垂直な
   方向に前記送り案内手段（３８）を通って前記折り畳み
   シート（７）に向かって移動可能な各製品（４）と接触
   することができるようになした包装材の部分（８）をラ
   ッピング装置（１）に供給する方法において、 包装材の部分（８）は、前記送り案内手段（３８）によ
   って前記移送ステーション（５）に向かって引き出さ
   れ、 前記送り案内手段（３８）は、前記包装材の部分（８）
   を把持する手段（４７）と移送手段（４５）とを有し、
   該移送手段（４５）は、前記把持手段（４７）を前記部
   分（８）の第２の表面と連続的に係合させ、 それにより、前記把持手段（４７）を介して、前記移送
   表面（４９）に沿って前記移送ステーション（５）を通
   って、前記包装材の部分（８）を引っ張ることができる
   ようにしたことを特徴とする包装材をラッピング装置に
   送る方法。
2. 【請求項２】 前記包装材の部分（８）は、前記移送表
   面（４９）上で、前記シート（７）から離間して対向す
   る第１の表面（１３）にゴム糊を付着されることを特徴
   とする請求項１に記載の方法。
3. 【請求項３】 前記移送手段（４５）は、前記包装材
   （８）の幅より広い距離をもって離間して配置した２本
   の環状ベルト（４５）を有し、 前記２本の環状ベルト（４５）は、前記移送ステーショ
   ン（５）に向かって移動して、かつ、前記包装材の部分
   （８）の前記第２の表面に対向する往路ブランチ（３
   ６）と、前記シート（７）に対向する復路ブランチ（３
   ７）とをそれぞれ有し、 前記把持手段（４７）は、前記往路ブランチ（３６）に
   沿って移送表面（４９）を画定し、 各包装材の部分（８）は、前記シート（７）内に受容さ
   れるように、対応する製品（４）により前記ベルト（４
   ５）の往路ブランチ（３６）及び復路ブランチ（３７）
   を通って移動されることを特徴とする請求項１または請
   求項２に記載の方法。
4. 【請求項４】 各包装材の部分（８）の先端は前記把持
   手段（４７）により係合されることを特徴とする請求項
   １ないし請求項３のいずれかに記載の方法。
5. 【請求項５】 前記包装材の部分（８）は、前記送り案
   内手段（３８）により、前記移送ステーション（５）に
   向かって上方に引っ張られることを特徴とする請求項１
   ないし請求項４のいずれかに記載の方法。
6. 【請求項６】 前記包装材の部分（８）は、連続する細
   長い片（１４）から形成され、その先端が前記送り案内
   手段（３８）と係合して、前記移送ステーション（５）
   に向かって引っ張られることを特徴とする請求項１ない
   し請求項５のいずれかに記載の方法。
7. 【請求項７】 包装材の細長い片（１４）の先端部に対
   応する前記部分（８）は、前記移送ステーション（５）
   に差しかかった際、前記片（１４）より切断されること
   を特徴とする請求項５に記載の方法。
8. 【請求項８】 包装材の部分（８）をラッピング装置
   （１）に供給する装置であって、前記部分（８）は、互
   いに反対側の第１（１３）及び第２の表面を有し、前記
   供給装置（９）は、包装材の部分（８）が折り畳みシー
   ト（７）に面して位置付けられる移送ステーション
   （５）に前記部分（８）を送るための移送表面（４９）
   を画定する送り案内手段（３８）を備え、これにより、
   包装材の部分（８）が、前記移送表面（４９）に実質上
   垂直な方向に前記送り案内手段（３８）を通って前記折
   り畳みシート（７）に向かって移動可能な各製品（４）
   と接触することができるようになした包装材の部分
   （８）をラッピング装置（１）に供給する装置におい
   て、 前記送り案内手段（３８）は、前記包装材の部分（８）
   を把持する手段（４７）と移送手段（４５）とを有し、
   該移送手段（４５）は、前記把持手段（４７）を前記部
   分（８）の第２の表面と連続的に係合させ、 それにより、前記把持手段（４７）を介して、前記移送
   表面（４９）に沿って前記移送ステーション（５）を通
   って、前記包装材の部分（８）を引っ張ることができる
   ようにしたことを特徴とする包装材をラッピング装置に
   供給する装置。
9. 【請求項９】 更に、前記包装材の部分（８）の、前記
   シート（７）から離間して対向する第１の表面（１３）
   にゴム糊を付着させるゴム糊付着手段（１２）を備え、
   前記ゴム糊付着手段（１２）は、使用中に、前記移送表
   面（４９）上で、前記包装材の部分（８）にゴム糊を付
   着させるために、前記第１の表面（１３）に対向するよ
   う位置付けられたことを特徴とする請求項８に記載の装
   置。
10. 【請求項１０】 前記移送手段（４５）は、前記包装材
    （８）の幅より広い距離をもって離間して配置した２つ
    の平行な環状ベルト（４５）を有し、 前記把持手段（４７）は、前記ベルト（４５）に担持さ
    れ、かつ、一方のベルトから他方のベルトに向かって延
    在して設けられ、 前記環状ベルト（４５）は、前記移送ステーション
    （５）に向かって移動して、かつ、使用中に前記包装材
    の部分（８）の第２の表面に対向する往路ブランチ（３
    ６）と、前記シート（７）に対向する復路ブランチ（３
    ７）とをそれぞれ有し、 前記把持手段（４７）は、前記往路ブランチ（３６）に
    沿って前記移送表面（４９）を画定する、ことを特徴と
    する請求項８または請求項９に記載の装置。
11. 【請求項１１】 前記移送表面（４９）が垂直であり、
    前記把持手段（４７）が前記移送表面（４９）に沿って
    上方に移動することを特徴とする請求項８ないし請求項
    １０のいずれかに記載の装置。
12. 【請求項１２】 前記移送ステーション（５）の上流側
    に、かつ、前記移送ステーション（５）を挟んで前記ゴ
    ム糊付着手段（１２）と逆の側に、前記移送表面（４
    ９）に沿って切断装置（５０）を配置し、 前記切断装置（５０）と前記ゴム糊付着手段（１２）と
    の間の距離は、前記包装材の部分（８）の長さと実質的
    に同じ長さである、ことを特徴とする請求項８ないし請
    求項１１のいずれかに記載の装置。
13. 【請求項１３】 包装材の連続する片（１４）の先端を
    移送表面（４９）に沿って移送ステーション（５）に供
    給するために、移送ステーション（５）に向かって動く
    第一及び第二コンベア（１６、３８）を連続して配置
    し、 第一コンベア（１６）は、吸引コンベアであって、第二
    コンベア（３８）より上流に配置されており、 第二コンベア（３８）は、前記送り案内手段（３８）を
    画定し、前記移送ステーション（５）を通るアセンブリ
    として設計されており、 切断手段（５０）は、前記片（１４）から前記先端部を
    切断し、前記部分（８）を形成する、ことを特徴とする
    請求項８または請求項９に記載の装置。
14. 【請求項１４】 前記把持手段は、前記移送表面（４
    ９）に沿って配置された複数の対の吸引付属部品（４
    ７）を備え、前記対の吸引付属部品（４７）は、前記包
    装材の部分（８）の幅より狭い距離に離れていることを
    特徴とする請求項８ないし請求項１３のいずれかに記載
    の装置。