JPH06285282A - 電子模様縫いミシン - Google Patents

電子模様縫いミシン

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JPH06285282A
JPH06285282A JP7359093A JP7359093A JPH06285282A JP H06285282 A JPH06285282 A JP H06285282A JP 7359093 A JP7359093 A JP 7359093A JP 7359093 A JP7359093 A JP 7359093A JP H06285282 A JPH06285282 A JP H06285282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
setting
sewing
sewing machine
display device
displayed
Prior art date
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Pending
Application number
JP7359093A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoo Hatsutori
朋雄 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Publication of JPH06285282A publication Critical patent/JPH06285282A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 編集情報等の設定を途中で中断する場合に、
設定が中断されたと言う意味のメッセージを表示するこ
とにより、設定したつもりであるが設定されていなかっ
たと言う誤入力を防止する。 【構成】 上下動する針を含み、その針の上下動に伴っ
て加工布に刺繍模様を形成する電子模様縫いミシンは、
メッセージを表示するための液晶表示板などの光学的表
示装置を備えている。そして、作業者が刺繍模様の拡大
率の設定中に、その設定を中断する終了キーを誤って押
下してしまった場合に、液晶表示板などの光学的表示装
置には、「修正されませんでした」との設定が中断され
たことを示すメッセージ(D15)が1秒間表示され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示手段を備えた電子
模様縫いミシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子的に模様を縫製するミシンに
おいては、一つの模様に変化を与えるために様々な編集
機能が内蔵されている。例えば、模様を回転させたり、
拡大したり、ミラー反転したりという具合である。
【0003】ところで、設定項目が多くなるほど、全て
の設定状況を作業者が理解することは困難になる。そこ
で、作業者に解り易くすめために全ての設定状況を表示
画面に同時に表示し、設定項目毎にスイッチを設けるの
は一つの方法である。しかしながら、ミシン本体に取り
付ける表示部の大きさには限りがあり、また、表示部が
大きく成るほど、表示装置の価格が高くなる。また、ミ
シン本体に取り付ける入力用のキースイッチの数にも限
りがあり、数を増やせば増やすほど高価になにる。
【0004】したがって、最小限の表示画面と最小限の
キースイッチで多くの機能を設定できるようにする為
に、表示するメッセージを階層構造にし、同じキースイ
ッチに階層毎に違う意味合いを持たせる方法がしばしば
取られている。例えば、図1に示すように、作業者が模
様を拡大して縫製しようとした場合は、メイン・メニュ
ーの中から先ず編集モードを選択し、次にその編集モー
ドの中から拡大機能を選択して、拡大率を入力すること
が行われている。
【0005】そして、このような従来のミシンにおいて
は、最小限の表示画面で多くの機能を表示できるようし
ている為に、作業者が縫製データの設定を完了した場合
の表示画面の移り変わり(図1)と、設定を途中で中断
した場合の表示画面の移り変わり(図2)とが、非常に
似通っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の電子模様縫いミシンは、作業者が縫製データの設
定を完了した場合の表示画面の移り変わりと、設定を途
中で中断した場合の表示画面の移り変わりとが、非常に
似通っていたために、設定が完了したのか、途中で設定
が中断されたのか作業者に解りにくくなっていた。
【0007】このため、操作ミスのために設定が途中で
中断された場合は、実際に縫製をして初めて作業者はそ
の設定ミスに気付いていた。
【0008】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、縫製条件の設定が完了したの
か、途中で設定が中断されたのかを作業者が容易に知る
ことのできる電子模様縫いミシンを提供すること目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の電子模様縫いミシンは、縫製条件の設定中
に、前記設定を中断する操作がなされた場合に、その設
定が未確定であること外部に表示する表示手段を備えて
いる。
【0010】尚、前記表示手段は、液晶表示板、7セグ
メントLED、ランプ等の光学的表示装置であっても良
い。また、前記表示手段は、合成音声発生装置、ブザー
等の音響的表示装置であっても良い。
【0011】
【作用】上記の構成を有する本発明の表示手段は、縫製
条件の設定中に、前記設定を中断する操作がなされた場
合に、その設定が未確定であること外部に表示する。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0013】図3は本実施例の電気的構成を示すブロッ
ク図であり、図4は本実施例の斜視図である。この電子
模様縫いミシン全体の動作を制御するマイクロコンピュ
ータシステムは、中央処理装置(CPU)51と、制御
プログラムを記憶した読み出し専用メモリ(ROM)5
3と、CUP31の演算結果を一時的に記憶可能な読み
出し及び書き込み可能なメモリ(RAM)55とから構
成されている。
【0014】CPU31には、操作パネル59と、表示
装置61と、フロッピーディスクドライブ(FDD)6
2と、モータドライバ65が接続されている。
【0015】操作パネル59は、ミシン本体10に取付
られており、図5に示すように、開始キー30と、終了
キー32と、入力キー34と、ジョグキー36からなる
操作キー群と、数字キー38を含む。
【0016】表示装置61は、ミシン本体10に取付ら
れた液晶表示板からなり、CPU31の指令に基づき、
作業者に対する操作指示の各種メッセージ等を表示す
る。
【0017】FDD62はフロッピーディスク(図示し
ない)に記憶された縫製データを読み込むためのもので
あり、このFDD62から読み込まれた縫製データはR
AM55に転送記憶される。
【0018】モータドライバ65は、CPU31の指令
に基づき、X軸モータ69、Y軸モータ71、主軸モー
タ68の駆動を制御する。X軸モータ69は、図示しな
い機構を介して刺繍枠73をX方向に移動させるための
ものであり、Y軸モータ71は、図示しない機構を介し
て刺繍枠73をY方向に移動させるためのものである。
主軸モータ67は、この電子模様縫いミシンの主軸68
を回転駆動させるためのものであり、周知のように、こ
のミシンの主軸68の回転に応じて針棒や釜が駆動され
る。
【0019】電子模様縫いミシンにおいては、更にその
他の装置、機器が設けられるが、ここでは、本発明に関
係する必要部分のみを示す。
【0020】次に、本発明の作用を説明する。
【0021】まず、文字を拡大して縫製する場合の一連
の操作と表示画面の移り変わりについて説明する。図6
は、本実施例における拡大率の設定時の操作手順の流れ
を示す図であり、図7は、その時の表示画面の移り変わ
りを示す図である。
【0022】電源を投入すると(S1)文字入力モード
になり、表示装置61には「文字を入力して下さい」と
のメッセージが表示される(D1)。作業者は図示しな
い文字入力装置から刺繍する文字、例えば「A」を入力
すると(S2)、表示装置61には刺繍する文字として
「A」が表示される(D2)。そして、文字入力を終了
するために操作パネル59の終了キー32を押すと、文
字入力モードは終了し、表示装置61には「1:文字入
力 2:編集 3:縫製」とのメイン・メニューが表示
される(D3)。
【0023】次に、操作パネル59中の「2」の数字キ
ー38を押して、メイン・メニューの中から回転や拡大
などの文字の編集をするための編集モードを選択すると
(S3)、表示装置61には「1:回転 2:拡大
3:ミラー反転」とのサブ・メニューが表示される(D
4)。
【0024】続いて、操作パネル59中の「2」の数字
キー38を押して、サブ・メニューの中から「拡大」を
選択すると(S4)、拡大率の初期値として1.0が設
定されているため、表示装置61には「拡大率=1.
0」と表示される(D5)。
【0025】そして、操作パネル59中の例えば、
「1」と「5」の数字キー38を続けて押すことにより
拡大率の1.5を入力すると(S5)、表示装置61に
は「拡大率=1.5」と表示される(D6)。なお、本
実施例では拡大率は0.1〜9.9までの設定しか許さ
れないため小数点の入力は省略される。
【0026】次に操作パネル59中の入力キー34を押
して、数字キー38により入力した拡大率を設定し終わ
ると(S6)、表示装置61には「1:回転 2:拡大
3:ミラー反転」とのサブ・メニューが再び表示され
る(D7)。
【0027】ここで、編集モードから抜けるために、操
作パネル59中の終了キー32を押して、編集モードが
終了すると、表示装置61には「1:文字入力 2:編
集3:縫製」とのメイン・メニューが表示される(D
8)。
【0028】続いて、文字の刺繍の縫製のために操作パ
ネル59中の「3」の数字キー38を押して、縫製モー
ドを選択すると(S7)、表示装置61には「縫製開始
位置に枠を移動して下さい」とのメッセージが表示され
る(D9)。
【0029】作業者は、操作パネル59中のジョグキー
36を押して、刺繍枠73を移動させて縫製開始位置を
決定し、開始キー30を押すことにより文字の刺繍の縫
製が開始される(S8)。そして、刺繍の縫製中には、
表示装置61には「縫製中」とのメッセージが表示され
る(D10)。
【0030】次に文字の拡大率の設定中にその設定を中
断する操作をした場合における表示画面の移り変わりに
ついて説明する。
【0031】図8は本実施例の拡大率入力サブルーチン
のフローチャートであり、図9は拡大率の設定中断時の
表示画面の移り変わりを示す図である。作業者は文字の
拡大率を入力するために、操作パネル59中の「2」の
数字キー38を押して、メイン・メニュー(D11)の
中から回転や拡大などの文字の編集をするための編集モ
ードを選択すると、表示装置61には「1:回転 2:
拡大 3:ミラー反転」とのサブ・メニューが表示され
る(D12)。
【0032】続いて、操作パネル59中の「2」の数字
キー38を押して、サブ・メニューの中から「拡大」を
選択すると、拡大率の初期値として1.0が設定されて
いるため、表示装置61には「拡大率=1.0」と表示
される(D13)。
【0033】操作パネル59中の例えば、「1」と
「5」の数字キー38を続けて押すことにより拡大率の
1.5を入力すると(S11)、表示装置61には「拡
大率=1.5」と表示される(D14)。なお、本実施
例では小数点の入力は省略される。
【0034】次に、本来であれば作業者は入力した拡大
率を設定するために操作パネル59中の入力キー34を
押すことになる。しかしながら、作業者の思い違いで、
設定を中断する働きの終了キー32を押してしまった場
合には(S13)表示装置61には「修正されませんで
した」との編集が中断されたことを示すメッセージが1
秒間表示される(D15)。また、作業者が意識的に拡
大率の入力中に拡大率の修正を取りやめるために終了キ
ー32を押した場合にも同じく表示装置61には同様の
メッセージ80が1秒間表示される。その後、「1:回
転 2:拡大3:ミラー反転」とのサブ・メニューが表
示される(D16)。
【0035】このように、編集情報等の設定を途中で中
断する操作がなされた場合に、設定が中断されたと言う
意味のメッセージを表示することにより、設定したつも
りであるが設定されていなかったと言う誤入力が防止さ
れる。
【0036】上記の実施例では、表示装置61に液晶表
示板を用いた例を示したが、これに限定されるものでは
なく、例えば、7セグメントLED、ランプ等の他の光
学的表示装置を用いることもできる。また、合成音声発
生装置、ブザー等の音響的表示装置を用いることもでき
る。
【0037】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のミシンによれば、縫製条件の設定が完了したの
か、途中で設定が中断されたのかを作業者が知ることが
できるから、容易にその設定ミスに気づくことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術における拡大率の設定時の表示画面の
移り変わりを示す図である。
【図2】従来技術における拡大率の設定中断時の表示画
面の移り変わりを示す図である。
【図3】本実施例の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図4】本実施例の斜視図である。
【図5】本実施例の操作パネルの詳細図である。
【図6】本実施例における拡大率の設定時の操作手順の
流れを示す図である。
【図7】本実施例における拡大率の設定時の表示画面の
移り変わりを示す図である。
【図8】本実施例の拡大率入力サブルーチンのフローチ
ャートである。
【図9】本実施例における拡大率の設定中断時の表示画
面の移り変わりを示す図である。
【符号の説明】
10 ミシン本体 61 表示装置 59 操作パネル 73 刺繍枠

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下動する針を含み、その針の上下動に
    伴って加工布に縫目を形成する縫目形成手段を有する電
    子模様縫いミシンにおいて、 縫製条件の設定中に、前記設定を中断する操作がなされ
    た場合に、その設定が未確定であること外部に表示する
    表示手段を備えたことを特徴とする電子模様縫いミシ
    ン。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は、液晶表示板、7セグメ
    ントLED、ランプ等の光学的表示装置であることを特
    徴とする請求項1記載の電子模様縫いミシン。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は、合成音声発生装置、ブ
    ザー等の音響的表示装置であることを特徴とする請求項
    1記載の電子模様縫いミシン。
JP7359093A 1993-03-31 1993-03-31 電子模様縫いミシン Pending JPH06285282A (ja)

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JP7359093A JPH06285282A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 電子模様縫いミシン

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