JPH06284216A - 電話回線を用いた電子機器の検査・調整システム - Google Patents

電話回線を用いた電子機器の検査・調整システム

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JPH06284216A
JPH06284216A JP5090884A JP9088493A JPH06284216A JP H06284216 A JPH06284216 A JP H06284216A JP 5090884 A JP5090884 A JP 5090884A JP 9088493 A JP9088493 A JP 9088493A JP H06284216 A JPH06284216 A JP H06284216A
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JP
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telephone
data
signal
tone
tone signal
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JP5090884A
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English (en)
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Takashi Kojima
隆嗣 小嶋
Kazuyuki Ogawa
和幸 小川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Priority to DE69424461T priority patent/DE69424461T2/de
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    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/765Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N17/00Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details
    • H04N17/06Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details for recorders

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 VTR等の電子機器の検査・調整を遠隔地か
ら行う。 【構成】 サービス会社のトーンダイヤラー6により、
ユーザー宅のVTR1の検査・調整を行うためのコマン
ドやデータをトーン信号に変換し、電話機7により電話
回線8に乗せてユーザー宅の電話機2へ送る。電話機2
が受信したトーン信号は、ゲートウェイ3により、コマ
ンドやデータに変換され、VTR1へ入力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線を用いて遠隔
地から電子機器を検査し、かつその故障の修理等を行う
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、VTR等の電子機器を制御するシ
ステムとして、特開昭61−147687号公報に記載
されたものがある。このシステムは、LANC(Loc
alApplication Control Bus
System)と呼ばれるもので、VTR、カメラ一
体型VTR、チューナ等の電子機器を編集コントロー
ラ、リモコン装置等の各種周辺機器により制御するため
のシステムであるが、サービスモードに設定することに
より、電子機器の故障を検査し、調整することもでき
る。以下、LANCを用いた電子機器の検査・調整シス
テムについて、図12〜図14を参照しながら説明す
る。
【0003】図12に示されている電子機器の検査・調
整システムにおいて、1は検査及び調整の対象となる電
子機器であるVTR、12は検査及び調整を行う調整機
器、4はLANCケーブルである。
【0004】VTR1は、マイコン11、信号処理回路
12、EEPROM13及び入出力インターフェース1
4を備えている。マイコン11はVTR1のシステムコ
ントロール機能を有している。信号処理回路12は、ビ
デオ信号処理回路、オーディオ信号処理回路、受信回路
等である。EEPROM13は、信号処理回路12を制
御するための各種データ、例えば、ホワイトバランス設
定データ、EVR(電子ボリューム)設定データ、受信
周波数設定データ、マイコン11のROM(図示せず)
のパッチ修正データ等を記憶している。入出力インター
フェース14は、LANCケーブル4上のシリアルデー
タとマイコン11のパラレルデータを相互に変換する機
能を持っている。
【0005】調整機器12は、マイコン121、キー1
22、表示器123及び入出力インターフェース124
を備えている。マイコン124は調整機器12のシステ
ムコントロール機能を有している。キー122は、検査
・調整に必要な各種コマンドやデータを入力するための
ものであり、表示器123は、キー122から入力した
コマンドやデータ、及びVTR1からの応答等を表示す
る。入出力インターフェース124は、入出力インター
フェース14と同じく、LANCケーブル4上のシリア
ルデータとマイコン121のパラレルデータを相互に変
換する機能を持っている。
【0006】図13は、LANCに用いるデータのフォ
ーマットを示す図てある。この図に示されているよう
に、LANCにおいては、ビデオ信号の1フィールド期
間毎に8ワードのデータを伝送する。8ワード中、ワー
ド0からワード3までは、調整機器等の周辺機器からV
TR等の電子機器へ各種コマンドやデータを送信し、ワ
ード4からワード7まではVTR等の電子機器から調整
機器等の周辺機器へ電子機器のステータスや各種データ
を送信する。各ワードは8ビットで構成され、その前後
にスタートビット、ストップビットが挿入されている。
【0007】次に、図14を参照しながら、このように
構成された電子機器の検査・調整システムにおいて、V
TR1内のEEPROM13に記憶されているデータを
書換える手順について説明する。
【0008】まず、VTR1と調整機器12をLANC
ケーブル4により接続する。そして、調整機器12のキ
ー122を操作して、図13のワード0〜ワード3に、
サービスモードに設定するコード、EEPROM13の
データを読出すコマンド、読出す場所(ページ、アドレ
ス等)を設定する。これらのコード、コマンド、データ
等は順次、VTR1へ送信される。VTR1のマイコン
11は、サービスモードに設定するコードを受信した
ら、サービスモードに設定したことを示す情報をワード
4に設定すると共に、EEPROM13に記憶されてい
るデータをマイコン11のRAM(図示せず)へ読み込
む。また、データを読出すコマンド及びその場所を示す
情報を受信したら、その場所に対応するデータをRAM
から読出し、読出した場所(ページ、アドレス等)及び
読出したデータを、ワード5〜ワード7に設定する。こ
れらのモード情報、読出したデータ等は順次、調整機器
12へ送信される。調整機器12は、このようにして送
信されてきたデータ等を受信し、その内容をチェックす
ることにより、故障箇所を判定することができる。な
お、故障箇所の判定のための読出し場所の設定は、サー
ビスマンが手動で行ってもよいし、マイコン121のプ
ログラムにより自動的に行ってもよい。
【0009】このようにして、故障箇所が判定できた
ら、次に、キー122を操作して、ワード1〜ワード3
に、EEPROM13の内容を書換えるコマンド、EE
PROM13の書換える位置(ページ、アドレス等)と
書き換えるデータ(以下、これらをまとめてデータ書換
コマンド等という)を設定する。データ書換えコマンド
等は順次、VTR1へ送信される。VTR1のマイコン
11は、EEPROM13の内容を書換えるコマンドを
受信したら、書込み保護解除フラグを立てる。また、書
換えデータ等を受信したら、RAM上のデータを書換
え、EEPROM13にコピーする。そして、データ書
換え中は、ワード5に書換え中のステータスを設定し、
書換えが終了したら、書換え終了のステータスを設定す
る。ワード6及び7には、RAM上のデータ、したがっ
て書換えが終了すれば、書換え後のデータ等を設定す
る。調整機器12は、書換え終了のステータスを受信
し、それを表示器123に表示するので、サービスマン
は故障箇所に対応するEEPROM13の内容が書換え
られたことを確認できる。
【0010】なお、図14には、便宜上、調整機器12
は、サービスモード設定コード、データ読出しコマン
ド、データ書換コマンド等を順次、個別に送信するよう
に図示されているが、実際には、図13に示したよう
に、例えばサービスモード設定コードは、一旦ワード0
に設定された後は、1フィールド毎に全部がVTR1に
送信される。また、最初にサービスモード設定コードを
送信するフィールド期間内に、データ読出しコマンド等
を送信することもできる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の検査・調整システムでは、検査・調整を行う周辺機
器と検査・調整の対象となる電子機器とを直接LANC
ケーブルで接続し、その間でコマンド、データ等を送受
することにより、電子機器の検査・調整を行うものであ
るため、遠隔地から検査・調整を行うことができないと
いう問題点があった。したがって、ユーザーは、電子機
器が故障した場合には、サービス会社まで持ち込むか、
サービスマンがユーザーの所へ出向いて行くことが必要
であった。
【0012】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、電子機器の検査・調整を遠隔地か
ら行うことのできる検査・調整システムを提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、本発明は、電子機器の外部から内部へ制御信号を
入力して不揮発性記憶手段に記憶されているデータの読
出し及び書換えを行うことにより、電子機器の検査及び
調整を行うシステムにおいて、第1の場所に、制御信号
に対応するトーン信号を発生する手段と、トーン信号を
電話回線ヘ送出する手段と、電話回線から入力されたト
ーン信号を受信する手段とを設け、第2の場所に、電話
回線へ送出されたトーン信号を受信し、前記制御信号に
変換して電子機器へ入力する手段と、電子機器から出力
されたデータをトーン信号に変換して電話回線へ送出す
る手段とを設けたものである。
【0014】ここで、第1の場所に設けられたトーン信
号を発生する手段は、例えば、制御信号に対応するトー
ン信号の音声を発生し、この音声を電話機の送話器によ
りトーン信号に変換するように構成する。制御信号に対
応するディジタル信号を発生し、このディジタル信号を
電話機のダイヤラーへ入力してトーン信号を発生するよ
うに構成することもできる。
【0015】また、電子機器に対する制御信号の入力及
びデータの読出しをビデオ信号の垂直同期信号に同期し
て繰り返し行う。
【0016】
【作用】本発明によれば、第1の場所で、電子機器を検
査・調整するための制御信号に対応するトーン信号を作
成し、電話回線を介して第2の場所へ伝送する。そし
て、第2の場所でトーン信号を制御信号に変換して電子
機器へ入力することにより、電子機器の不揮発性記憶手
段のデータの読出し及び書換えを行う。また、第2の場
所で、読出したデータをトーン信号に変換し、電話回線
を介して第1の場所へ伝送する。第1の場所では、この
トーン信号を受信し、それに基づいて、電子機器の検査
と調整の完了を判定する。
【0017】電子機器に対する制御信号の入力及びデー
タの読出しをビデオ信号の垂直同期信号に同期して繰り
返し行うので、制御信号やデータの入出力を確実に行う
ことができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。 (第1実施例)図1は本発明の第1実施例による電子機
器の検査・調整システムの構成を示す図である。ここ
で、図12と対応する構成要件には、同一の番号が付し
てある。
【0019】このシステムでは、ユーザー宅にはパラレ
ル端子付電話機2及びゲートウェイ3が、サービス会社
にはトーンダイヤラー6が備えられている。パラレル端
子付電話機2は、電話回線8からのトーン信号をディジ
タルデータに変換し、かつゲートウェイ3からのディジ
タル信号をトーン信号に変換する。ゲートウェイ3は、
パラレル端子付電話機2へ入出力するディジタルデータ
とVTR1へ入出力するLANCデータとを相互に変換
する機能を持っている。また、トーンダイヤラー6は、
キー操作にしたがってトーン信号を発生し、音声として
出力する機能を持っている。次に、この図を参照しなが
ら、VTR1の故障を調整する手順の概略を説明する。
【0020】まず、ユーザーは、パラレル端子付電話機
2を用いてサービス会社へ電話をかけ、VTR1が故障
したので修理してほしい旨、伝える。サービス会社のサ
ービスマンは、電話を受け、修理を行うのでパラレル端
子付電話機2とゲートウェイ3とVTR1を接続するよ
うに要請する。そして、トーンダイヤラー6から、各種
コマンド、データに対応するトーン信号の音声を出力す
る。これらの音声は、ハンドセット7aから電話機7へ
入力され、電話回線8を介してパラレル端子付電話機2
へ入力される。パラレル端子付電話機2へ入力されたト
ーン信号は、ディジタル信号に変換され、パラレル通信
ケーブル5を通ってゲートウェイ3へ入力され、ここで
LANCデータに変換されされた後、LANCケーブル
4を通ってVTR1へ入力される。VTR1は、これら
のLANCデータを受信すると、図14に示されている
各種ステータス等を送出する。これらのステータス等
は、ゲートウェイ3によりディジタル信号に変換され、
パラレル端子付電話機2によりトーン信号に変換された
後、電話回線8を介してサービス会社の電話機7へ入力
され、ハンドセット7aから音声として出力される。サ
ービスマンは、音声を聴くことにより、故障箇所の識
別、修理の完了等を知る。修理が終わったら、サービス
マンはユーザーに対してその旨、電話機7を用いて連絡
する。
【0021】次に、図2を参照しながら、パラレル端子
付電話機及びゲートウェイの構成を説明する。ここで、
図12と対応する構成用件には、同一の番号が付してあ
る。図2において、パラレル端子付電話機2は、電話回
線8に対する入出力インターフェース(回線インターフ
ェース)21、ゲートウェイ3のマイコン31から入力
されたディジタル信号又はキー(図示せず)から入力さ
れたディジタル信号に対応するトーン信号を発生して回
線インターフェース21へ出力するダイヤラー22、回
線インターフェース21から入力されたトーン信号をデ
ィジタル信号に変換してゲートウェイ3のマイコン31
へ出力するトーンレシーバ23を備えている。
【0022】また、図2において、ゲートウェイ3は、
マイコン31及びLANCケーブル4に対する入出力イ
ンターフェース31を備えている。マイコン31は、入
出力インターフェース32に対して入出力されるLAN
Cデータと、パラレル端子付電話機2に対して入出力さ
れるディジタルデータを相互に変換する機能を持ってい
る。
【0023】次に、図3を参照しながら、トーンダイヤ
ラーの構成及び電話機との接続関係を説明する。図3に
おいて、トーンダイヤラー6は、トーン信号を指定する
ためのキー61、キー61が指定したトーン信号を発生
するダイヤラー62、及びダイヤラー62の出力を音声
に変換するスピーカ63を備えている。スピーカ63の
出力は、ハンドセット7aの送話器74により電気信号
に変換され、送信増幅器72により増幅され、回線イン
ターフェース71を通って電話回線8へ出力される。ま
た、電話回線8から入力されたトーン信号は、受信増幅
器73により増幅され、受話器75から音声として出力
される。
【0024】図4は、本発明の第1実施例におけるLA
NCデータ、トーンダイヤラーのキーのシンボル、トー
ン信号、及びトーンレシーバ出力の対応関係を示す図で
ある。図4(a)の第1行に示されているように、LA
NCデータは、16進数0〜Fを要素として構成されて
いるのに対し、現在の電話通信におけるトーン信号のキ
ーは0〜9と*,#の12種類しかないので、このまで
はLANCデータをトーン信号にして送信することはで
きない。そこで、本実施例のトーンダイヤラー6では、
電話機のキーにA,B,C,Dを追加し、かつ図4
(b)のように配列してキーを構成した。そして、各キ
ーに対するトーン信号のHighとLowの周波数を図
4(a)の第2〜4行に示されているように設定した。
この結果、キー61により16種類のトーン信号を指定
することが可能になったので、LANCデータをトーン
信号に変換し、電話回線を介して送信することができ
る。例えば、送信したいLANCデータがFF0F33
42の場合、CCDC3342をキーから入力すればよ
い。
【0025】図5及び図6は、本発明の第1実施例の動
作シーケンスを示す図である。なお、図5及び図6にお
いて、斜線の入った太線はトーン信号の音声を示し、白
抜きの太線は電話通信を示し、細い実線はゲートウェイ
と電話機間のデータの通信を示し、太い実線はLANC
通信を示す。以下、図2〜図6を参照しながら、本発明
の第1実施例において、VTR1内のEEPROM13
に記憶されているデータを書換える手順について説明す
る。
【0026】いま、図1を参照して説明したように、ユ
ーザーはサービス会社に電話をかけ、パラレル端子付電
話機2とゲートウェイ3とVTR1とを接続してあるも
のとする。
【0027】まず、サービス会社では、ユーザー宅のゲ
ートウェイ3とVTR1との間のLANC通信が正常か
どうかを確認するため、トーンダイヤラー6のキー61
を操作して所定のトーン信号を発生させ、スピーカ63
により音声に変換して出力する。この音声は、ハンドセ
ット7aの送話器74によりトーン信号に変換され、回
線インターフェース71から電話回線8へ送出されてユ
ーザー宅のパラレル端子付電話機2へ入力される。
【0028】パラレル端子付電話機2へ入力されたトー
ン信号は、回線インターフェース21を通ってトーンレ
シーバ23へ入力され、ここで図4(a)にQ1〜Q4
として示されている4ビットパラレルのディジタル信号
に変換され、パラレル通信ケーブル5へ送出されてゲー
トウェイ3へ入力される。
【0029】ゲートウェイ3内のマイコン31は、この
ディジタル信号を受信し、これをLANC通信を確認す
るためのコマンドと判断して、VTR1との間のLAN
C通信が正常かどうかを確認する。この確認は、以下の
ようにして行うことができる。すなわち、VTR1とゲ
ートウェイ3との間のLANC通信が正常に行われてい
る時には、VTR1のマイコン11にフラグが立ち、マ
イコン11はLANC通信データのワード1にこのステ
ータスを設定する。このステータスが、LANCケーブ
ル4を通ってゲートウェイ3へ入力されるので、マイコ
ン31は、このステータスの有無に基づいてLANC通
信が正常かどうかを確認する。
【0030】マイコン31は、LANC通信が正常か否
かに応じて、それぞれ8ビットのディジタル信号を発生
し、パラレル通信ケーブル5を介してパラレル端子付電
話機2へ送信する。このディジタル信号は、ダイヤラー
22によりディジタル信号に応じたトーン信号に変換さ
れ、回線インターフェース21を通って電話回線8へ送
出される。このトーン信号は、電話機7の回線インター
フェース71を通って受話器75へ入力され、ここで音
声に変換されて出力される。サービスマンは、音声を識
別することにより、LANC通信が正常か否かを知る。
そして、正常であれば次の処理に進み、正常でなければ
正常になるまで確認動作を繰り返す(図5には、LAN
C通信が正常(OK)の場合を示した)。
【0031】以上のようにしてLANC通信が正常であ
ることが確認された場合、次に、図14と同様に、VT
R1をサービスモードに設定するコード、EEPROM
13のデータを読出すコマンド、読出す場所(ページ、
アドレス等)に対応するトーン信号を送信する。これら
のコード、コマンド等に対応するトーン信号は、電話機
7においてトーン信号に変換され、電話回線8を通って
パラレル端子付電話機2へ入力される。
【0032】パラレル端子付電話機2では、トーンレシ
ーバ23によりこれらのトーン信号を4ビットのディジ
タル信号に変換してゲートウェイ3のマイコン31へ送
信する。マイコン31は、このディジタル信号をRAM
(図示せず)に記憶すると共に、8ビットのディジタル
信号に変換してパラレル端子付電話機2へ返送する。パ
ラレル端子付電話機2へ返送されたディジタル信号は、
ダイヤラー22によりトーン信号に変換され、電話回線
8を介して電話機7へ返送される。
【0033】電話機7では、受信したトーン信号を受話
器75により音声に変換して出力する。サービスマン
は、送信したトーン信号の音声と返送されてきたトーン
信号の音声とが一致していれば、コード、コマンド等が
正しく送信されたものと判定する。そして、次の処理に
進む。一方、送信したトーン信号の音声と返送されてき
たトーン信号の音声とが一致しない場合は、前記LAN
C通信が正常か否かの確認処理に戻る。
【0034】以上のようにして送信したコード、コマン
ド等と返送されてきたコード、コマンド等の一致が確認
された場合、次に、先に送信したコード、コマンド等
を、VTR1に対して送信してよい旨指示するコマンド
に対応するトーン信号を送信する。このトーン信号は、
電話機7、電話回線8を通ってパラレル端子付電話機2
へ入力され、ここで4ビットのディジタル信号に変換さ
れてゲートウェイ3へ入力される。ゲートウェイ3は、
このディジタル信号を受信したら、先に受信してRAM
に記憶してあるコード、コマンド等を、LANCデータ
に変換してVTR1に送信する。
【0035】VTR1は、これらのコード、コマンド等
を受信したら、図14の場合と同様に、サービスモード
に設定したことを示す情報をワード4に設定すると共
に、EEPROM13に記憶されているデータをマイコ
ン11のRAMへ読み込む。また、データをRAMから
読出し、読出した場所(ページ、アドレス等)及び読出
したデータを、ワード5〜ワード7に設定する。これら
のモード情報、読出したデータ等は順次、ゲートウェイ
3へ送信される。ゲートウェイ3は、このようにして送
信されてきたデータ等を受信し、8ビットのディジタル
信号に変換してパラレル端子付電話機2へ送信する。こ
のディジタル信号は、ダイヤラー22によりトーン信号
に変換され、電話回線8を介して電話機7へ送信され
る。電話機7は、受信したトーン信号を音声に変換して
受話器75から出力する。サービスマンは、音声を識別
することにより、故障箇所を判定することができる。
【0036】以上の通信手順が図5に示されているもの
である。このようにして、故障箇所が判定できたら、次
に、トーンダイヤラー6はEEPROM13のデータを
書換えるデータ書換コマンド等に対応するトーン信号を
出力する。これらのデータ書換コマンド等に対応するト
ーン信号は、先に送信した電子機器1をサービスモード
に設定するコード、EEPROM13のデータを読出す
コマンド、読出す場所(ページ、アドレス等)に対応す
るトーン信号の場合と同様にして、ゲートウェイ3にお
いて受信された後、返送されてくる。そして、返送され
てきたものと比較し、一致していれば、次に、これらの
データ書換コマンド等をVTR1に対して送信してよい
旨指示するコマンドに対応するトーン信号を送信する。
ゲートウェイ3は、このコマンドを受信したら、データ
書換コマンド等をLANCデータに変換してVTR1へ
送信する。なお、送信したトーン信号と返送されてきた
トーン信号とが一致しない場合は、再度送信を行う。
【0037】VTR1のマイコン11は、図14の場合
と同様に、書込み保護解除フラグを立てる。また、RA
M上のデータを書換え、EEPROM13にコピーす
る。そして、データ書換え中は、ワード5に書換え中の
ステータスを設定し、書換えが終了したら、書換え終了
のステータスを設定する。ワード6及び7には、RAM
上のデータ、したがって書換えが終了すれば、書換え後
のデータ等を設定する。ゲートウェイ3は、これらのス
テータスやデータを受信し、送信した書換えデータ等と
受信した書換え後のデータとを比較する。そして、それ
らが一致していれば、それを示すディジタル信号をパラ
レル端子付電話機2へ送信する。パラレル端子付電話機
2は、このディジタル信号をトーン信号に変換して、電
話機7へ送信する。電話機7は、受信したトーン信号を
音声に変換して受話器73aから出力する。サービスマ
ンは、この音声を識別することにより、EEPROM1
3の書換えが完了したことを確認する。そして、電話機
7を用いて、ユーザーに対して、修理が完了したことを
連絡する。
【0038】(第2実施例)図7は本発明の第2実施例
による電子機器の検査・調整システムの構成を示す図で
ある。なお、以下の図において、第1実施例と対応する
構成要件には同一の番号が付してある。
【0039】このシステムでは、ユーザー宅にはLAN
C端子付電話機9が、サービス会社にはパソコン等のコ
ントローラ10及びコントローラ端子付電話機11が備
えられている。LANC端子付電話機9は、通常の電話
機の機能に加えて、LANCデータとトーン信号とを相
互に変換する機能、すなわち第1実施例におけるゲート
ウェイの機能を持っている。また、コントローラ端子付
電話機11は、通常の電話機の機能に加えて、コントロ
ーラのデータとトーン信号とを相互に変換する機能を持
っている。次に、この図を参照しながら、VTR1の故
障を調整する手順の概略を説明する。
【0040】まず、ユーザーは、LANC端子付電話機
9を用いてサービス会社に電話をかけ、VTR1が故障
したので調整してほしい旨、伝える。サービス会社のサ
ービスマンは、電話を受け、修理を行うので、LANC
端子付電話機9とVTR1をLANCケーブル4で接続
するように要請する。そして、コントローラ10から、
各種コマンド、データ等を送出する。これらのコマン
ド、データ等は、コントローラ端子付電話機11により
トーン信号に変換され、電話回線8を介してユーザー宅
のLANC端子付電話機9へ入力され、ここでLANC
データに変換された後、LANCケーブル4を通ってV
TR1へ入力される。VTR1は、これらのコマンド等
を受信すると、図14に示されている各種ステータス等
を送出する。これらのステータス等は、LANC端子付
電話機9によりトーン信号に変換され、電話回線8を介
してサービス会社のコントローラ端子付電話機11に入
力され、ここでパソコンのデータに変換された後、シリ
アル通信ケーブル12を通ってコントローラ10へ入力
される。修理が終わったら、サービスマンはユーザーに
対してその旨、コントローラ端子付電話機11を用いて
連絡する。
【0041】次に、図8を参照しながら、LANC端子
付電話機の構成、VTR及び電話回線との接続関係説明
する。LANC端子付電話機9は、電話機全体のシステ
ムコントロールを行うマイコン91、キー(図示せず)
の出力又はマイコン91の出力をトーン信号に変換する
ダイヤラー92、トーン信号を4ビットのディジタル信
号に変換するトーンレシーバ93、マイコン91の出力
データとLANC通信のためのシリアル信号との相互変
換を行う入出力インターフェース94、及び電話回線8
とのインターフェース(回線インターフェース)95を
備えている。
【0042】次に、図9を参照しながら、コントローラ
端子付電話機の構成、コントローラ及び電話回線との接
続関係を説明する。コントローラ端子付電話機11は、
シリアル通信ケーブル12に対する入出力インターフェ
ース111、電話回線8に対する入出力インターフェー
ス(回線インターフェース)112、入出力インターフ
ェース111から入力されたディジタル信号又はキー
(図示せず)から入力されたディジタル信号に対応する
トーン信号を発生して回線インターフェース112へ出
力するダイヤラー113、回線インターフェース112
から入力されたトーン信号をディジタル信号に変換して
入出力インターフェース111へ出力するトーンレシー
バ114を備えている。
【0043】また、コントローラ10は、マイコン10
1、キー102、表示器103及び入出力インターフェ
ース104を備えている。マイコン101はコントロー
ラ10のシステムコントロール機能を有している。キー
102は、検査・調整に必要な各種コマンドやデータを
入力するためのものであり、表示器103は、キー10
2から入力したコマンドやデータ、及びVTR1からの
応答等を表示する。入出力インターフェース104は、
シリアル通信ケーブル12上のシリアルデータとマイコ
ン101のパラレルデータを相互に変換する機能を持っ
ている。
【0044】なお、コントローラ10とコントローラ端
子付電話機11とをパラレル通信ケーブルで接続し、マ
イコン101のパラレルデータとダイヤラー113に送
信し、トーンレシーバ114からのパラレルデータをマ
イコン101が受信するように構成することもできる。
【0045】図10及び図11は、本発明の第2実施例
の動作シーケンスを示す図である。なお、図10及び図
11において、実線の細線はパソコンと電話機とのデー
タの通信を示し、白抜きの太線は電話通信を示し、実線
の太線はLANC通信を示す。以下、図7〜図11を参
照しながら、このように構成された電子機器の検査・調
整システムにおいて、VTR1内のEEPROM13に
記憶されているデータを書換える手順について説明す
る。
【0046】いま、図7を参照して説明したように、ユ
ーザーはサービス会社に電話をかけ、VTR1とLAN
C端子付電話機9とをLANCケーブル4で接続してあ
るものとする。
【0047】まず、サービス会社では、コントローラ1
0のキー102を操作して、ユーザー宅のLANC端子
付電話機9とVTR1との間のLANC通信が正常かど
うかを確認するためのコマンドを送信する。このコマン
ドは、シリアル通信ケーブル12を通ってコントローラ
端子付電話機11の入出力インターフェース111へ入
力され、ここでパラレル信号に変換されてダイヤラー1
13へ入力され、トーン信号が発生される。ダイヤラー
113により発生されたトーン信号は、回線インターフ
ェース112を経て、電話回線8へ送出され、ユーザー
宅のLANC端子付電話機9へ入力される。
【0048】LANC端子付電話機9に入力されたトー
ン信号は、回線インターフェース95を経てトーンレシ
ーバ93へ入力され、ここで4ビットのディジタル信号
に変換され、マイコン91へ入力される。マイコン91
は、このディジタル信号が、LANC通信を確認するた
めのコマンドと判断し、VTR1との間のLANC通信
が正常かどうかを確認する。この確認は、第1実施例の
場合と同様に、VTR1が送信するステータスの有無に
基づいて行う。マイコン91は、LANC通信が正常か
否かに応じて、ダイヤラー92を制御し、それぞれに対
応するトーン信号を発生させ、回線インターフェース9
5を経て電話回線8へ送出する。このトーン信号は、コ
ントローラ端子付電話機11のトーンレシーバ113に
より4ビットのディジタル信号に変換され、マイコン1
01へ入力される。マイコン101は、ディジタル信号
を識別することにより、LANC通信が正常か否かを知
る。そして、正常であれば次の処理に進み、正常でなけ
れば正常になるまで確認動作を繰り返す。
【0049】以上のようにしてLANC通信が正常であ
ることが確認された場合、次に、図14と同様に、VT
R1をサービスモードに設定するコード、EEPROM
13のデータを読出すコマンド、読出す場所(ページ、
アドレス等)を送信する。これらのコード、コマンド等
は、コントローラ端子付電話機11においてトーン信号
に変換され、電話回線8を通ってLANC端子付電話機
9へ入力される。
【0050】LANC端子付電話機9では、トーンレシ
ーバ93によりこれらのトーン信号を4ビットのディジ
タル信号に変換してマイコン91へ入力する。マイコン
91は、このディジタル信号をRAM(図示せず)に記
憶すると共に、ダイヤラー92を制御してRAMに記憶
したディジタル信号に対応するトーン信号を発生させ、
電話回線8を介してコントローラ端子付電話機11へ返
送する。コントローラ端子付電話機11では、受信した
トーン信号をトーンレシーバ114によりディジタル信
号に変換し、入出力インターフェース111、シリアル
通信ケーブル12を介してコントローラ10へ送信す
る。コントローラ10は、送信したコード、コマンド等
と返送されてきたディジタル信号とが一致していれば、
コード、コマンド等が正しく送信されたことを知る。そ
して、次の処理に進む。一方、送信したコード、コマン
ド等と返送されてきたディジタル信号とが一致しない場
合は、前記LANC通信が正常か否かの確認処理に戻る
(図10には、LANC通信が正常の場合を示した)。
【0051】以上のようにして送信したコード、コマン
ド等と返送されてきたコード、コマンド等の一致が確認
された場合、次に、コントローラ10は、LANC端子
付電話機9に対して、先に送信したコード、コマンド等
を、電子機器1に対して送信してよい旨指示するコマン
ドを送信する。LANC端子付電話機9は、このコマン
ドを受信したら、先に受信してRAMに記憶してあるコ
ード、コマンド等を、LANCデータに変換してVTR
1へ送信する。
【0052】VTR1は、これらのコード、コマンド等
を受信したら、図14の場合と同様に、サービスモード
に設定したことを示す情報をワード4に設定すると共
に、EEPROM13に記憶されているデータをマイコ
ン11のRAMへ読み込む。また、データをRAMから
読出し、読出した場所(ページ、アドレス等)及び読出
したデータを、ワード5〜ワード7に設定する。これら
のモード情報、読出したデータ等は順次、LANC端子
付電話機9へ送信される。LANC端子付電話機9は、
このようにして送信されてきたデータ等を受信し、トー
ン信号に変換して電話回線8を介してコントローラ端子
付電話機11へ送信する。コントローラ端子付電話機1
1は、受信したトーン信号をディジタル信号に変換して
コントローラ10へ送信する。コントローラ10は受信
したディジタル信号の内容を識別することにより、故障
箇所を判定することができる。
【0053】以上の通信手順が図10に示されているも
のである。このようにして、故障箇所が判定できたら、
次に、コントローラ10はEEPROM13の内容を書
換えるデータ書換コマンド等を送信する。これらのデー
タ書換コマンド等は、先に送信したVTR1をサービス
モードに設定するコード、EEPROM13のデータを
読出すコマンド、読出す場所(ページ、アドレス等)の
場合と同様にして、LANC端子付電話機9において受
信された後、返送されてくる。そして、返送されてきた
ものと比較し、一致していれば、次に、これらのデータ
書換えコマンド等を電子機器1に対して送信してよい旨
指示するコマンドを送信する。LANC端子付電話機9
は、このコマンドを受信したら、データ書換コマンド等
をLANCデータに変換してVTR1へ送信する。な
お、送信したものと返送されてきたものとが一致しない
場合は、再度送信を行う。
【0054】VTR1は、第1実施例の場合と同様に、
書込み保護解除フラグを立てる。また、RAM上のデー
タを書換え、EEPROM13にコピーする。そして、
データ書換え中は、ワード5に書換え中のステータスを
設定し、書換えが終了したら、書換え終了のステータス
を設定する。ワード6及び7には、RAM上のデータ、
したがって書換えが終了すれば、書換え後のデータ等を
設定する。LANC端子付電話機9は、これらのステー
タスやデータを受信し、送信した書換えデータ等と受信
した書換え後のデータとを比較する。そして、それらが
一致していれば、それを示すトーン信号をコントローラ
端子付電話機11へ送信する。コントローラ端子付電話
機11は、受信すたトーン信号をディジタル信号に変換
してコントローラ10へ送信する。コントローラ10
は、このディジタル信号を識別することにより、EEP
ROM13の書換えが完了したことを知り、それを表示
器103に表示する。この結果、サービスマンは故障箇
所に対応するEEPROM13の内容が書換えられたこ
とを確認できる。サービスマンは、この確認後、電話機
11を用いて、ユーザーに対して、修理が完了したこと
を連絡する。
【0055】なお、前記各実施例は、VTR等の電子機
器を制御する信号として、LANCデータを採用してい
るが、本発明は、LANCデータに限定されるものでは
なく、電子機器の外部から内部へ入力して、不揮発性記
憶手段のデータの読出し及び書換えができるものであれ
ば、どのようなフォーマットの制御信号でもよい。
【0056】また、前記各実施例は、サービス会社のサ
ービスマンが、ユーザー宅のVTRを検査し、修理する
システムであるが、本発明は、例えば、メーカーの設計
部が事業部にあるVTRを検査し、調整するシステムに
適用することもできる。
【0057】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、電子機器の検査・調整を遠隔地から行うことが
できるので、電子機器が故障した場合でも、ユーザーが
電子機器をサービス会社まで持ち込む必要がなく、ま
た、サービスマンがユーザーの所へ出向いて行くことも
不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による電子機器の検査・調
整システムの構成を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例におけるパラレル端子付電
話機及びゲートウェイの構成を示す図である。
【図3】本発明の第1実施例におけるトーンダイヤラー
の構成及び電話機との接続関係を示す図である。
【図4】本発明の第1実施例におけるLANCデータ、
トーンダイヤラーのキーのシンボル、トーン信号、及び
トーンレシーバ出力の対応関係を示す図である。
【図5】本発明の第1実施例の動作を示すシーケンス図
の一部である。
【図6】本発明の第1実施例の動作を示すシーケンス図
の他の一部である。
【図7】本発明の第2実施例による電子機器の検査・調
整システムの構成を示す図である。
【図8】本発明の第2実施例におけるLANC端子付電
話機の構成、VTR及び電話回との接続関係を示す図で
ある。
【図9】本発明の第2実施例におけるコントローラ端子
付電話機の構成、コントローラ及び電話回線との接続関
係を示す図である。
【図10】本発明の第2実施例の動作を示すシーケンス
図の一部である。
【図11】本発明の第2実施例の動作を示すシーケンス
図の他の一部である。
【図12】従来の電子機器の検査・調整システムの構成
を示す図である。
【図13】LANCに用いるデータのフォーマットを示
す図てある。
【図14】VTR内のEEPROMに記憶されているデ
ータを書換える手順を示す図である。
【符号の説明】
1…VTR、3…ゲートウェイ、4…LANCケーブ
ル、6…トーンダイヤラー、8…電話回線、9…LAN
C端子付電話機、10…コントローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器の外部から内部へ制御信号を入
    力して不揮発性記憶手段に記憶されているデータの読出
    し及び書換えを行うことにより、該電子機器の検査及び
    調整を行うシステムにおいて、 第1の場所に、前記制御信号に対応するトーン信号を発
    生する手段と、該トーン信号を電話回線ヘ送出する手段
    と、該電話回線から入力されたトーン信号を受信する手
    段とを設け、 第2の場所に、前記電話回線へ送出されたトーン信号を
    受信し、前記制御信号に変換して前記電子機器へ入力す
    る手段と、該電子機器から出力されたデータをトーン信
    号に変換して電話回線へ送出する手段とを設けたことを
    特徴とする電子機器の検査・調整システム。
  2. 【請求項2】 第1の場所に設けられたトーン信号を発
    生する手段は、制御信号に対応するトーン信号の音声を
    発生し、該音声を電話機の送話器によりトーン信号に変
    換することを特徴とする請求項1記載の電子機器の検査
    ・調整システム。
  3. 【請求項3】 第1の場所に設けられたトーン信号を発
    生する手段は、制御信号に対応するディジタル信号を発
    生し、該ディジタル信号を電話機のダイヤラーへ入力し
    てトーン信号を発生することを特徴とする請求項1記載
    の電子機器の検査・調整システム。
  4. 【請求項4】 電子機器に対する制御信号の入力及びデ
    ータの読出しをビデオ信号の垂直同期信号に同期して繰
    り返し行うことを特徴とする請求項1、2又は3記載の
    電子機器の検査・調整システム。
JP5090884A 1993-03-25 1993-03-25 電話回線を用いた電子機器の検査・調整システム Withdrawn JPH06284216A (ja)

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