JPH06280446A - 開閉体の開閉制御装置 - Google Patents

開閉体の開閉制御装置

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JPH06280446A
JPH06280446A JP5090646A JP9064693A JPH06280446A JP H06280446 A JPH06280446 A JP H06280446A JP 5090646 A JP5090646 A JP 5090646A JP 9064693 A JP9064693 A JP 9064693A JP H06280446 A JPH06280446 A JP H06280446A
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靖弘 高邊
Koji Ueda
浩二 上田
Toshihiro Hara
利宏 原
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    • F16P3/00Safety devices acting in conjunction with the control or operation of a machine; Control arrangements requiring the simultaneous use of two or more parts of the body
    • F16P3/12Safety devices acting in conjunction with the control or operation of a machine; Control arrangements requiring the simultaneous use of two or more parts of the body with means, e.g. feelers, which in case of the presence of a body part of a person in or near the danger zone influence the control or operation of the machine
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Abstract

(57)【要約】 【目的】開閉体による手や物体の挟み込み現象の発生
を、モ−タ駆動状態をみて理論的に精度よく検出できる
ようにする。 【構成】開閉体駆動用のモ−タ1の駆動状態例えば駆動
速度や駆動加速度が、所定のしきい値XあるいYはY以
下であると、挟み込み現象発生と判定される。上記しき
い値X、Yが、基本的に開閉体の前回の駆動速度あるい
は駆動加速度に基づいて設定されると共に、モ−タの駆
動状態に影響を及ぼす条件例えば駆動電圧や開閉体の摺
動抵抗等を加味して補正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパワ−ウインド等の開閉
体によって異物等が挟み込まれた挟み込み現象を検出し
得るようにした開閉体の開閉制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車には、パワ−ウインド、サンル−
フ、キャンバストップというように、乗員によるスイッ
チ操作によって開閉駆動される開閉体が設けられること
が多いが、この開閉体を閉じるときに、異物等を挟み込
む挟み込み現象を生じることが考えられる。この挟み込
み現象が生じたときは、すみやかに開閉体を開方向に作
動させたり警報器を作動させる等の安全対策を講じれば
よいが、このためには、挟み込み現象が生じたことを検
出する必要がある。
【0003】挟み込み現象が発生したことを検出するた
め、特開昭61−21288号公報には、開閉体駆動用
モ−タに対する供給電流の検出と、接触されることによ
り作動されるタッチスイッチとの両方を利用したものが
提案されている。すなわち、挟み込み現象が発生したと
きは、モ−タへの供給電流が極めて高くなるということ
を勘案しつつ、開閉体が正常に閉じられた全閉時に生じ
る高い電流との差異が小さいことから、さらにタッチス
イッチを組み合わせて、挟み込み現象をより精度よく検
出しようとするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、タッチ
スイッチを利用するということは、その数をかなり多く
せざるを得ないことやコストが極めて高くなってしまう
ことになり、しかもタッチスイッチの設定位置いかんに
よっては挟み込み現象の検出精度に大きな影響を与えて
しまうことになる。
【0005】したがって、本発明の目的は、開閉体を開
閉駆動するための駆動手段の駆動状態を解析するだけ
で、挟み込み現象を精度よく検出し得るようにした開閉
体の閉制御装置を提供することにある。
【0006】前記目的を達成するため、本発明はその第
1構成として次のようにしてある。すなわち、開閉体を
開閉駆動する駆動手段と、前記駆動手段の駆動状態を検
出する第1検出手段と、前記駆動手段の駆動状態に影響
を与えるパラメ−タの状態を検出する第2検出手段と、
前記駆動状態と前記パラメ−タとの相関関係を記憶した
記憶手段と、前記各検出手段での検出値と前記相関関係
とに基づいて、開閉体による挟み込み現象が発生してい
るか否かを判定する判定手段と、を備えた構成とするこ
とができる。
【0007】前記パラメ−タとしては、前記駆動手段に
供給されている駆動用電圧、あるいは開閉体の摺動抵抗
として設定することができる。
【0008】前記目的を達成するため、本発明はその第
2構成として次のようにしてある。すなわち、開閉体を
開閉駆動する駆動手段と、前記駆動手段の駆動加速度を
検出する第1検出手段と、前記駆動手段の駆動電圧を検
出する第2検出手段と、前記駆動加速度と駆動電圧との
相関関係を記憶した第1記憶手段と、前記駆動手段に対
する前回の駆動電圧を記憶する第2記憶手段と、前記前
回の駆動電圧と前記第2検出手段で検出された今回の駆
動電圧と前記第1記憶手段に記憶されている前記相関関
係とに基づいて、加速度しきい値を決定する加速度しき
い値決定手段と、前記第1検出手段で検出された駆動加
速度と前記加速度しきい値とに基づいて開閉体による挟
み込み現象が発生したか否かを判定する判定手段と、を
備えた構成とすることができる。
【0009】前記目的を達成するため、本発明はその第
3構成として次のようにしてある。すなわち、開閉体を
開閉駆動する駆動手段と、前記駆動手段の駆動速度を検
出する第1検出手段と、前記駆動手段の駆動電圧を検出
する第2検出手段と、前記駆動速度と駆動電圧との相関
関係を記憶した第1記憶手段と、前記駆動手段に対する
前回の駆動電圧を記憶する第2記憶手段と、前記前回の
駆動電圧と前記第2検出手段で検出された今回の駆動電
圧と前記第1記憶手段に記憶されている前記相関関係と
に基づいて、速度しきい値を決定する速度しきい値決定
手段と、前記第1検出手段で検出された駆動速度と前記
速度しきい値とに基づいて開閉体による挟み込み現象が
発生したか否かを判定する判定手段と、を備えた構成と
することができる。
【0010】前記目的を達成するため、本発明はその第
4構成として次のようにしてある。すなわち、開閉体を
開閉駆動する駆動手段と、前記駆動手段の駆動加速度を
検出する第1検出手段と、前記駆動手段の駆動電圧を検
出する第2検出手段と、前記駆動手段の駆動速度を検出
する第3検出手段と、前記駆動加速度と駆動電圧との相
関関係を記憶した第1記憶手段と、前記駆動手段に対す
る前回の駆動電圧を記憶する第2記憶手段と、前記駆動
速度と駆動電圧との相関関係を記憶した第3記憶手段
と、前記前回の駆動電圧と前記第2検出手段で検出され
た今回の駆動電圧と前記第1記憶手段に記憶されている
前記相関関係とに基づいて、加速度しきい値を決定する
第1しきい値決定手段と、前記第1検出手段で検出され
た駆動加速度と前記加速度しきい値とに基づいて開閉体
による挟み込み現象が発生したか否かを判定する第1判
定手段と、前記前回の駆動電圧と前記第2検出手段で検
出された今回の駆動電圧と前記第3記憶手段に記憶され
ている前記相関関係とに基づいて、速度しきい値を決定
する第2しきい値決定手段と、前記第3検出手段で検出
された駆動速度と前記速度しきい値とに基づいて開閉体
による挟み込み現象が発生したか否かを判定する第2判
定手段と、前記第3検出手段で検出される駆動速度が非
定常状態のときに前記第1判定手段による判定を実行さ
せると共に、該駆動速度が定常状態のときに前記第2判
定手段による判定を行なわせる判定条件選択手段と、を
備えた構成としてある。
【0011】前記構成のいずれの場合も、前記判定手段
によって開閉体による挟み込み現象が発生したと判定さ
れたときは、開閉体を開作動つまり反転作動させること
ができる。
【0012】請求項1に記載されたような構成とするこ
とにより、基本的に駆動手段の駆動状態を見ることによ
り挟み込み現象を知ることができ、しかもこの駆動状態
に影響を与えるパラメ−タを加味して挟み込み現象を判
定するので、判定精度の優れたものとなる。特に、上記
パラメ−タとして、請求項2あるいは請求項3に記載さ
れているように、駆動状態に大きな影響を与える駆動電
圧あるいは開閉体の摺動抵抗を加味することにより、挟
み込み現象の判定を精度のよいものとすることができ
る。
【0013】請求項4に記載されたような構成とするこ
とにより、開閉体の駆動初期時における挟み込み現象を
精度よく検出することができる。
【0014】請求項5に記載されたような構成とするこ
とにより、開閉体の駆動初期時を経過した後つまり閉作
動が安定して行なわれるようになったときの挟み込み現
象を精度よく検出することができる。
【0015】請求項6に記載されたような構成とするこ
とにより、請求項5と請求項6とにより得られる効果を
共に得ることができる。
【0016】請求項7に記載されたような構成とするこ
とにより、挟み込み現象をすみやかに解消することがで
きる。
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例を添付した図面に基づい
て説明する。先ず、図1は、本発明の制御系統を示すも
ので、1は開閉体としての例えばパワ−ウインドを開閉
駆動するための回転式のモ−タであり、このモ−タ1の
駆動が、マイクロコンピュ−タを利用して構成された制
御ユニットUによって制御される。制御ユニットUに
は、各センサあるいはスイッチS1〜S4からの信号が
入力される。
【0018】スイッチS1は開閉体を開閉指令するため
のマニュアルスイッチで、開指令と閉指令とのいずれか
を選択的に行なうためのものである。センサS2は、モ
−タ1の回転位置を検出するもので、モ−タの回転速度
や回転加速度を得るためのものである。センサS3は、
モ−タ1への供給電圧を検出するものである。センサS
4は、開閉体付近の温度を検出するもので、実施例では
大気温度を検出するものとなっている。
【0019】制御ユニットUは、後述する特性式を記憶
したROMと、前回正常に開閉体を閉作動させたときの
モ−タ1への供給電圧を記憶するRAMとを有する。以
下制御ユニットUによる制御内容について、図3に示す
フロ−チャ−トを参照しつつ説明するが、以下の説明で
Pはステップを示す。
【0020】先ずP1において、スイッチS1が、閉操
作されているか否かが判別される。このP1の判別でN
OのときはそのままP1の判別が繰返される。P1の判
別でYESとなると、モ−タ1へ閉作動用の駆動電圧が
供給されて、開閉体の閉作動が開始されるが、このとき
は、P2においてモ−タ1への供給電圧E2が読込まれ
た後、P3において、センサS2の信号を微分すること
によりモ−タ1の回転速度V2が決定される。
【0021】P3の後、P4において、フラグが1であ
るか否かが判別されるが、このフラグは、挟み込み現象
判定のための前回の閉作動時におけるデ−タが記憶され
ているときに1とされるものである。したがって、P4
の判別でNOのときのときは、挟み込み現象判定がなし
得ない状況であるとして、P9において、スイッチS1
の閉操作が停止されたか否かが判別される。このP9の
判別でNOのときのときは、P1へ戻り、P9の判別で
YESのときとなった時点で、P10において、今回検
出された駆動電圧E2が前回値E1として更新、記憶さ
れると共に、今回の駆動速度V2の平均値が前回の駆動
速度V1として、また今回の駆動加速度dV2の平均値
が前回の駆動加速度dV2として更新、記憶される。そ
して、P11において、フラグが1にセットされた後、
P1へ戻る。
【0022】一旦P11を通過した後は、P4の判別で
YESとなる、このときは、P5において、開閉体の駆
動速度V2が定常であるか否か、つまりあまり大きな変
化を生じない定常速度になったか否かが判別される。よ
り具体的には、開閉体の駆動速度つまりモ−タ1の駆動
速度は、閉作動開始と共に図2に示すように変化される
が、閉作動開始からt1(例えば0.3秒経過時点)ま
では駆動速度が大きく立ち上がっていく初期時であり、
このt1経過後には駆動速度がほぼ一定となる定常状態
となる。したがって、P5の判別は、図2におけるt1
時点より前の状態であるか後の状態であるかを判別する
ためのものとなる。
【0023】P6の判別でNOのときのときは、挟み込
み現象を判定するためのモ−タ駆動状態として、加速度
が選択される。このため、P6において、回転速度V2
を微分することにより回転加速度dV2が算出され、こ
の後、後述する特性式を利用して加速度しきい値Xが決
定される。この後、P8において、現在の駆動加速度d
V2が、しきい値Xよりも小さいか否かが判別される。
このP8の判別でNOのときのときは、開閉体が挟み込
み現象を生じることなく正常に閉作動されているときで
あるとして、P9へ移行する。また、P8の判別でYE
Sのときは、挟み込み現象が発生したときであるとし
て、P14において、スイッチS1の閉操作に優先し
て、開閉体が開作動される(反転作動)。
【0024】P5の判別でYESのときのときは、図2
のt1経過後の状態である。このときは、P12におい
て、後述する特性式に基づいて、速度しきい値Yが決定
される。この後、実際の回転速度V2が速度しきい値Y
よりも小さいか否かが判別されて、P13の判別でNO
のときは正常であるとしてP9へ移行し、P13の判別
でYESのときは挟み込み現象発生ということで、P1
4において開閉体が強制的に開作動される。
【0025】次に、P7におけるしきい値X、P12に
おけるしきい値Yを決定するための特性式について説明
する。先ず、しきい値Xを決定するため、加速度低下率
dXを決定する次式が設定されている。 dX=k1・(E1−E2)・f(T,E2)
【0026】この式中、k1は、開閉体の摺動抵抗に基
づく補正係数で、開閉体毎にあらかじめ実験により求め
られている。また、E1は、前回正常に開閉体が閉作動
されたときのモ−タ1に対する駆動電圧で、P10にお
いて記憶された値が用いられる。また、関数f中におけ
るパラメ−タは大気温度であり、センサS4により検出
された値である。この関数fは、図式的に示すと、図4
に示すような特性を示す。すなわち温度Tが25度C以
上では、駆動電圧E2に関係なく一定値をとり、このと
きは関数fは1に設定される。そして、温度Tが25度
C以下の温度領域では、温度の低下と共に関数fの値は
徐々に小さくされ、かつ駆動電圧E2が小さくなるほど
関数fが小さくされる。
【0027】上記のような特性式で得られた加速度低下
率dXに対して、P10に記憶されている前回の駆動加
速度dV1を乗算して、加速度しきい値Xが算出され
る。つまり、「X=dX×dV1」とされる。このよう
な加速度しきい値Xを決定する特性式は、つまるとこ
ろ、前回の開閉体閉作動時と今回の閉作動時とでその駆
動条件が同じであったとしたときに、Xが前回駆動加速
度dV1よりも所定分小さい値例えば60%の値となる
ように設定するものである。つまり、今回の駆動加速度
dV2が前回の駆動加速度dV1の60%にも満たない
小さい駆動加速度であれば、挟み込み現象発生と考えら
れるときであるとされる。そして、この60%の値に相
当する値を、駆動条件の変更(駆動電圧、摺動抵抗、温
度)に対応した値とするために、前述の特性式が用いら
れている。
【0028】駆動速度Yにつていの速度しきい値Yの設
定も、実質的に、前述の駆動加速度用のしきい値Xの設
定と全く同じようにして行なわれるので、その重複した
説明は省略する。
【0029】以上実施例について説明したが、本発明は
これに限らず、例えば次のようにしてもよい。 (1)フラグを、イグニッションスイッチON(あるいは
OFF)の度に0にクリアするようにしてもよい。ま
た、工場出荷時に開閉体を一旦正常に閉作動させてP1
0での記憶値を得ておいて、その後はクリアイグニッシ
ョンスイッチのON、OFFに関係なくフラグは1のま
まとなるようにしてもよい。 (2)開閉体が全閉になったことの検出は、例えば、モ−
タ1への供給電流が過大になったことによる検出によっ
て、あるいはモ−タ1の回転位置を常にモニタしておい
てこのモニタ結果に基づいて検出する等、従来既知の適
宜の手法によりなし得る。 (3)関数fのパラメ−タとなる温度Tは、前回の閉作動
時の温度と今回の閉作動時の温度との温度差として設定
してもよい。この場合は、前回閉作動した後、相当長時
間走行して、温度が大きく変化した状況になって次の閉
作動が行なわれるような場合に対応する上で好ましいも
のとなる。 (4)モ−タ1は、回転式に限らず、往復動式であっても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す制御系統図。
【図2】モ−タの駆動速度が変化する様子を示す図。
【図3】本発明の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図4】しきい値を設定する特性式中における関数fの
特性を示す図。
【符号の説明】
1:モ−タ U:制御ユニット S1:開閉スイッチ S2:センサ(モ−タ位置検出) S3:センサ(駆動電圧) S4:センサ(温度)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉体を開閉駆動する駆動手段と、 前記駆動手段の駆動状態を検出する第1検出手段と、 前記駆動手段の駆動状態に影響を与えるパラメ−タの状
    態を検出する第2検出手段と、 前記駆動状態と前記パラメ−タとの相関関係を記憶した
    記憶手段と、 前記各検出手段での検出値と前記相関関係とに基づい
    て、開閉体による挟み込み現象が発生しているか否かを
    判定する判定手段と、を備えていることを特徴とする開
    閉体の開閉制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記パラメ−タが、前記駆動手段に供給されている駆動
    用電圧であるもの。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記パラメ−タが、開閉体の摺動抵抗であるもの。
  4. 【請求項4】開閉体を開閉駆動する駆動手段と、 前記駆動手段の駆動加速度を検出する第1検出手段と、 前記駆動手段の駆動電圧を検出する第2検出手段と、 前記駆動加速度と駆動電圧との相関関係を記憶した第1
    記憶手段と、 前記駆動手段に対する前回の駆動電圧を記憶する第2記
    憶手段と、 前記前回の駆動電圧と前記第2検出手段で検出された今
    回の駆動電圧と前記第1記憶手段に記憶されている前記
    相関関係とに基づいて、加速度しきい値を決定する加速
    度しきい値決定手段と、 前記第1検出手段で検出された駆動加速度と前記加速度
    しきい値とに基づいて開閉体による挟み込み現象が発生
    したか否かを判定する判定手段と、を備えていることを
    特徴とする開閉体の開閉制御装置。
  5. 【請求項5】開閉体を開閉駆動する駆動手段と、 前記駆動手段の駆動速度を検出する第1検出手段と、 前記駆動手段の駆動電圧を検出する第2検出手段と、 前記駆動速度と駆動電圧との相関関係を記憶した第1記
    憶手段と、 前記駆動手段に対する前回の駆動電圧を記憶する第2記
    憶手段と、 前記前回の駆動電圧と前記第2検出手段で検出された今
    回の駆動電圧と前記第1記憶手段に記憶されている前記
    相関関係とに基づいて、速度しきい値を決定する速度し
    きい値決定手段と、 前記第1検出手段で検出された駆動速度と前記速度しき
    い値とに基づいて開閉体による挟み込み現象が発生した
    か否かを判定する判定手段と、を備えていることを特徴
    とする開閉体の開閉制御装置。
  6. 【請求項6】開閉体を開閉駆動する駆動手段と、 前記駆動手段の駆動加速度を検出する第1検出手段と、 前記駆動手段の駆動電圧を検出する第2検出手段と、 前記駆動手段の駆動速度を検出する第3検出手段と、 前記駆動加速度と駆動電圧との相関関係を記憶した第1
    記憶手段と、 前記駆動手段に対する前回の駆動電圧を記憶する第2記
    憶手段と、 前記駆動速度と駆動電圧との相関関係を記憶した第3記
    憶手段と、 前記前回の駆動電圧と前記第2検出手段で検出された今
    回の駆動電圧と前記第1記憶手段に記憶されている前記
    相関関係とに基づいて、加速度しきい値を決定する第1
    しきい値決定手段と、 前記第1検出手段で検出された駆動加速度と前記加速度
    しきい値とに基づいて開閉体による挟み込み現象が発生
    したか否かを判定する第1判定手段と、 前記前回の駆動電圧と前記第2検出手段で検出された今
    回の駆動電圧と前記第3記憶手段に記憶されている前記
    相関関係とに基づいて、速度しきい値を決定する第2し
    きい値決定手段と、 前記第3検出手段で検出された駆動速度と前記速度しき
    い値とに基づいて開閉体による挟み込み現象が発生した
    か否かを判定する第2判定手段と、 前記第3検出手段で検出される駆動速度が非定常状態の
    ときに前記第1判定手段による判定を実行させると共
    に、該駆動速度が定常状態のときに前記第2判定手段に
    よる判定を行なわせる判定条件選択手段と、を備えてい
    ることを特徴とする開閉体の開閉制御装置。
  7. 【請求項7】請求項1ないし請求項6のいずれか1項に
    おいて、 前記判定手段によって開閉体による挟み込み現象が発生
    したと判定されたとき、開閉体が開作動されるもの。
JP09064693A 1993-03-25 1993-03-25 開閉体の開閉制御装置 Expired - Fee Related JP3410145B2 (ja)

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