JPH0627942Y2 - ヒューズホルダー付コンデンサー - Google Patents
ヒューズホルダー付コンデンサーInfo
- Publication number
- JPH0627942Y2 JPH0627942Y2 JP14454689U JP14454689U JPH0627942Y2 JP H0627942 Y2 JPH0627942 Y2 JP H0627942Y2 JP 14454689 U JP14454689 U JP 14454689U JP 14454689 U JP14454689 U JP 14454689U JP H0627942 Y2 JPH0627942 Y2 JP H0627942Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuse
- capacitor
- fuse holder
- outer case
- terminal plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Fuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はヒューズホルダー付コンデンサーに関するもの
である。
である。
従来の技術 第3図a、第3図bに従来のヒューズホルダー付コンデ
ンサーの一例を示す。第3図a、第3図bにおいて、1
1はプラスチック樹脂を成型したコンデンサー外装ケー
ス、12はヒューズ、13は塩化ビニール等で絶縁被覆
した絶縁被覆線、14はヒューズ12の絶縁を保つため
の絶縁チューブ、15はヒューズ12をコンデンサー外
装ケース11に固定するための絶縁バンド、16はコン
デンサーの端子である。
ンサーの一例を示す。第3図a、第3図bにおいて、1
1はプラスチック樹脂を成型したコンデンサー外装ケー
ス、12はヒューズ、13は塩化ビニール等で絶縁被覆
した絶縁被覆線、14はヒューズ12の絶縁を保つため
の絶縁チューブ、15はヒューズ12をコンデンサー外
装ケース11に固定するための絶縁バンド、16はコン
デンサーの端子である。
以上のような構成において、コンデンサーにヒューズを
取り付ける場合には、絶縁被覆線13をヒューズ12の
両端に接続し、絶縁チューブ14をヒューズ12に被
せ、さらに、絶縁チューブ14の両端を熱等により溶着
し、ヒューズ12を絶縁チューブ14で密封する。そし
て最後に、絶縁バンド15でコンデンサー外装ケース1
1にヒューズ12を固定していた。
取り付ける場合には、絶縁被覆線13をヒューズ12の
両端に接続し、絶縁チューブ14をヒューズ12に被
せ、さらに、絶縁チューブ14の両端を熱等により溶着
し、ヒューズ12を絶縁チューブ14で密封する。そし
て最後に、絶縁バンド15でコンデンサー外装ケース1
1にヒューズ12を固定していた。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来のヒューズ付コンデンサーで
は、下記のような問題点があった。
は、下記のような問題点があった。
(1)ヒューズをコンデンサー外装ケースに取り付ける
際に、部品点数が多く、作業工数も多い。さらに、ヒュ
ーズの取り付け位置のバラツキが大きいため、絶縁被覆
線のロスが多く、コストがかかる。
際に、部品点数が多く、作業工数も多い。さらに、ヒュ
ーズの取り付け位置のバラツキが大きいため、絶縁被覆
線のロスが多く、コストがかかる。
(2)ヒューズの両端に絶縁被覆線を接続し、ヒューズ
を絶縁チューブで覆い、さらに上記絶縁チューブの両端
を溶着しているので、ヒューズを交換する際の作業が複
雑である。
を絶縁チューブで覆い、さらに上記絶縁チューブの両端
を溶着しているので、ヒューズを交換する際の作業が複
雑である。
(3)ヒューズの取り付け位置のバラツキが大きいた
め、コンデンサーを機器に取り付ける際に周辺のスペー
スを十分に確保しなければならず、機器の小型化を妨げ
る要因となる。
め、コンデンサーを機器に取り付ける際に周辺のスペー
スを十分に確保しなければならず、機器の小型化を妨げ
る要因となる。
本考案は上記のような問題点を解決するものであり、生
産時のコストが安く、またヒューズの交換時の作業性が
良く、コンデンサー取り付け時の省スペース化の図れる
優れたヒューズケース付コンデンサーを提供することを
目的とするものである。
産時のコストが安く、またヒューズの交換時の作業性が
良く、コンデンサー取り付け時の省スペース化の図れる
優れたヒューズケース付コンデンサーを提供することを
目的とするものである。
課題を解決するための手段 本考案は上記の目的を達成するためにプラスチック樹脂
を成型して形成された端子板と、コンデンサーケースで
外装し、上記端子板にプラスチック樹脂を成型して形成
されたヒューズホルダーを面接合させ接着したものであ
る。
を成型して形成された端子板と、コンデンサーケースで
外装し、上記端子板にプラスチック樹脂を成型して形成
されたヒューズホルダーを面接合させ接着したものであ
る。
または、プラスチック樹脂を成型して形成されたヒュー
ズホルダー付端子板と、コンデンサー外装ケース、ある
いは、端子板とヒューズホルダー付コンデンサーケース
で外装したものである。
ズホルダー付端子板と、コンデンサー外装ケース、ある
いは、端子板とヒューズホルダー付コンデンサーケース
で外装したものである。
実施例 第1図a、第1図bは本考案の一実施例を示すものであ
る。第1図a、第1図bにおいて、1はプラスチック樹
脂で成型されたコンデンサー外装ケース、2はヒューズ
であり、塩化ビニール等で絶縁被覆された絶縁被覆線7
を接続する。3はプラスチック樹脂で成型された端子板
であり、コンデンサー外装ケース1に固着される。4は
ヒューズホルダーであり、一体成型された接続板6を備
え、長手方向を軸として開放する円筒形状をしており、
内部にヒューズ2を収容する。この図では、開いたとこ
ろを示しているが、第2図にヒューズ2を収容し、閉じ
ているヒューズホルダー4を示す。このヒューズホルダ
ー4は接続板6を端子板3に超音波溶着することによ
り、端子板3に固定される。5はコンデンサーの端子で
ある。
る。第1図a、第1図bにおいて、1はプラスチック樹
脂で成型されたコンデンサー外装ケース、2はヒューズ
であり、塩化ビニール等で絶縁被覆された絶縁被覆線7
を接続する。3はプラスチック樹脂で成型された端子板
であり、コンデンサー外装ケース1に固着される。4は
ヒューズホルダーであり、一体成型された接続板6を備
え、長手方向を軸として開放する円筒形状をしており、
内部にヒューズ2を収容する。この図では、開いたとこ
ろを示しているが、第2図にヒューズ2を収容し、閉じ
ているヒューズホルダー4を示す。このヒューズホルダ
ー4は接続板6を端子板3に超音波溶着することによ
り、端子板3に固定される。5はコンデンサーの端子で
ある。
以上のように、ヒューズホルダー付きコンデンサーが構
成されており、従来品に比べて、少ない部品でヒューズ
がコンデンサーに取り付けられている。
成されており、従来品に比べて、少ない部品でヒューズ
がコンデンサーに取り付けられている。
ここで、ヒューズをコンデンサーに取り付けるための材
料費、及び工数について、従来例と本実施例との比較を
第1表に示す。第1表では、材料費及び工数について、
それぞれ従来例を100%としている。従来例と比較し
た場合、材料費で17%、工数で23%の減少となって
いる。また、コンデンサーにヒューズを取り付けたとき
のヒューズ取り付け位置のバラツキを従来例と本実施例
とについて、第2表に示す。従来例に比べて、垂直方
向、水平方向、共にヒューズ取り付け位置のバラツキは
10分の1に減少している。
料費、及び工数について、従来例と本実施例との比較を
第1表に示す。第1表では、材料費及び工数について、
それぞれ従来例を100%としている。従来例と比較し
た場合、材料費で17%、工数で23%の減少となって
いる。また、コンデンサーにヒューズを取り付けたとき
のヒューズ取り付け位置のバラツキを従来例と本実施例
とについて、第2表に示す。従来例に比べて、垂直方
向、水平方向、共にヒューズ取り付け位置のバラツキは
10分の1に減少している。
したがって、上記実施例によれば、少ない部品点数でヒ
ューズをコンデンサーに取り付けることができるので、
工数及び材料費の減少をもちらし、その結果、コストダ
ウンをもたらすという効果を有する。また、ヒューズ自
体には、両端に絶縁被覆線を接続するだけであるので、
ヒューズの交換時に作業が簡単に行えるという効果も有
する。さらに、コンデンサーにヒューズを取り付ける際
の取り付け位置のバラツキが小さくなったので、コンデ
ンサーを機器に取り付ける位置の周りのスペースを必要
以上に取る必要がなくなり、機器の省スペース化、ひい
ては小型化につながるという効果も有する。
ューズをコンデンサーに取り付けることができるので、
工数及び材料費の減少をもちらし、その結果、コストダ
ウンをもたらすという効果を有する。また、ヒューズ自
体には、両端に絶縁被覆線を接続するだけであるので、
ヒューズの交換時に作業が簡単に行えるという効果も有
する。さらに、コンデンサーにヒューズを取り付ける際
の取り付け位置のバラツキが小さくなったので、コンデ
ンサーを機器に取り付ける位置の周りのスペースを必要
以上に取る必要がなくなり、機器の省スペース化、ひい
ては小型化につながるという効果も有する。
なお、本実施例では、超音波溶着によってヒューズホル
ダーを端子板に取り付けているが、ヒューズホルダー及
び端子板の材質により、熱溶着、高周波溶着、または接
着剤による接着により取り付けても構わない。
ダーを端子板に取り付けているが、ヒューズホルダー及
び端子板の材質により、熱溶着、高周波溶着、または接
着剤による接着により取り付けても構わない。
また、ヒューズホルダーと端子板をあらかじめ同材質を
用いて一体成型する、もしくは、ヒューズホルダーとコ
ンデンサー外装ケースをあらかじめ同材質を用いて一体
成型しても構わない。この場合、コンデンサー外装ケー
スに端子板を取り付け、次にヒューズホルダーを取り付
ける、という工程のうち、一つの工程が省略できるの
で、さらにコストダウンにつながるという効果を有す
る。
用いて一体成型する、もしくは、ヒューズホルダーとコ
ンデンサー外装ケースをあらかじめ同材質を用いて一体
成型しても構わない。この場合、コンデンサー外装ケー
スに端子板を取り付け、次にヒューズホルダーを取り付
ける、という工程のうち、一つの工程が省略できるの
で、さらにコストダウンにつながるという効果を有す
る。
考案の効果 本考案は、上記実施例より明らかなように、以下に示す
効果を有する。
効果を有する。
(1)少ない部品点数でヒューズをコンデンサーに取り
付けることができるので、工数及び材料費の減少をもた
らし、コストダウンできる。
付けることができるので、工数及び材料費の減少をもた
らし、コストダウンできる。
(2)ヒューズ自体には、両端に絶縁被覆線を接続する
だけであるので、ヒューズの交換時の作業が簡単に行え
る。
だけであるので、ヒューズの交換時の作業が簡単に行え
る。
(3)コンデンサーにヒューズを取り付ける際の、取り
付け位置のバラツキが小さくなったので、コンデンサー
を機器に取り付ける位置の周りのスペースを必要以上に
取る必要がなくなり、機器の省スペース化、ひいては小
型化につながる (4)ヒューズホルダーと端子板、あるいは、ヒューズ
ホルダーとコンデンサー外装ケースを一体成型した場
合、工程を更に減らすことができるので、更にコストダ
ウンが可能である。
付け位置のバラツキが小さくなったので、コンデンサー
を機器に取り付ける位置の周りのスペースを必要以上に
取る必要がなくなり、機器の省スペース化、ひいては小
型化につながる (4)ヒューズホルダーと端子板、あるいは、ヒューズ
ホルダーとコンデンサー外装ケースを一体成型した場
合、工程を更に減らすことができるので、更にコストダ
ウンが可能である。
第1図a、第1図bは、それぞれ本考案のヒューズホル
ダー付コンデンサーにおける一実施例の上面図及び正面
図、第2図は本実施例におけるヒューズホルダーを閉じ
た状態の斜視図、第3図a、第3図bは、それぞれ従来
のヒューズホルダー付コンデンサーの上面図及び正面図
である。 1……コンデンサー外装ケース、2……ヒューズ、3…
…端子板、4……ヒューズホルダー、5……コンデンサ
ーの端子、6……接続板、7……絶縁被覆線。
ダー付コンデンサーにおける一実施例の上面図及び正面
図、第2図は本実施例におけるヒューズホルダーを閉じ
た状態の斜視図、第3図a、第3図bは、それぞれ従来
のヒューズホルダー付コンデンサーの上面図及び正面図
である。 1……コンデンサー外装ケース、2……ヒューズ、3…
…端子板、4……ヒューズホルダー、5……コンデンサ
ーの端子、6……接続板、7……絶縁被覆線。
フロントページの続き (72)考案者 吉本 武志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)考案者 国谷 一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)考案者 鈴木 逑二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】プラスチック樹脂を成型して形成された端
子板と、上記端子板を備えたコンデンサー外装ケースと
から構成され、上記端子板に、プラスチック樹脂を成型
して形成されたヒューズホルダーを面接合させ接着した
ことを特徴とするヒューズホルダー付コンデンサー。 - 【請求項2】プラスチック樹脂を成型して形成されたヒ
ューズホルダー付端子板と、コンデンサー外装ケース、
または、端子板と、ヒューズホルダー付コンデンサー外
装ケースとから構成される請求項1記載のヒューズホル
ダー付コンデンサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14454689U JPH0627942Y2 (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | ヒューズホルダー付コンデンサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14454689U JPH0627942Y2 (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | ヒューズホルダー付コンデンサー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0383926U JPH0383926U (ja) | 1991-08-26 |
JPH0627942Y2 true JPH0627942Y2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=31691235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14454689U Expired - Lifetime JPH0627942Y2 (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | ヒューズホルダー付コンデンサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0627942Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20020013294A1 (en) | 2000-03-31 | 2002-01-31 | Delong Mitchell Anthony | Cosmetic and pharmaceutical compositions and methods using 2-decarboxy-2-phosphinico derivatives |
US20020172693A1 (en) | 2000-03-31 | 2002-11-21 | Delong Michell Anthony | Compositions and methods for treating hair loss using non-naturally occurring prostaglandins |
-
1989
- 1989-12-14 JP JP14454689U patent/JPH0627942Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0383926U (ja) | 1991-08-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |