JPH06278538A - バス用可動ステップの昇降装置 - Google Patents

バス用可動ステップの昇降装置

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JPH06278538A
JPH06278538A JP5090888A JP9088893A JPH06278538A JP H06278538 A JPH06278538 A JP H06278538A JP 5090888 A JP5090888 A JP 5090888A JP 9088893 A JP9088893 A JP 9088893A JP H06278538 A JPH06278538 A JP H06278538A
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JP
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movable
movable step
fixed
driving unit
bus
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JP5090888A
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Kozo Ueda
浩三 植田
Noriaki Kamo
憲明 加茂
Seiichi Yasukawa
清一 安川
Takeshi Takamori
猛 高森
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SHINKUREHA JIDOSHA KOGYO KK
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
SHINKUREHA JIDOSHA KOGYO KK
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バスの乗降口に上下動自在に設けている可動
ステップを駆動する昇降装置をユニット化して保守点検
が容易になるようにする。 【構成】 可動ステップ5を駆動する昇降シリンダ17
と、その動力発生源16とを纏めてフレーム14に固着
して駆動ユニット6となし、該駆動ユニット6がステッ
プ部3の下方に設けた取付け部材7にボルト8で着脱自
在に固着してあることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バスの乗降口に設置し
てあるステップ部のうち最下段を固定ステップと上下に
昇降する可動ステップに分け、人がバスへ乗降する際に
は可動ステップを降ろし、走行中は上昇するためのバス
用可動ステップの昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】バスの乗降に際して、従来の最下段のス
テップの高さが車両法規によっても定められており、そ
の高さでは高齢者にとって乗降が困難であり、これを解
消する手段として、扉内に設けたステップ部の最下段を
固定ステップと可動ステップに分け、人が乗降する際に
可動ステップを下へ降ろし、発車時には扉を閉めると同
時に可動ステップを固定ステップと面一になるまで上昇
するように構成したものが提案されている。
【0003】そこで可動ステップを昇降させるために
は、可動ステップに昇降装置を取付ける必要があり、従
来は、その昇降装置を構成するシリンダ、制御弁類、ポ
ンプなど専用の動力発生源などをステップ下及び車体の
床下など限られた範囲内に個々に取付けられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の昇
降装置では、車体側に昇降装置を取り付ける際、シリン
ダ等を個別に取り付けなければならず、作業が困難であ
ると共にその能率が悪いという問題があった。
【0005】そこで本発明は以上の問題点を解決しよう
とするもので、取付け設定作業が容易になることを目的
として提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による解決手段
は、バス乗降口に設けたステップ部のうち最下段を固定
ステップと上下に昇降する可動ステップに分割し、可動
ステップを駆動するシリンダとその動力発生源とを纏め
てフレームに固着して駆動ユニットとなし、該駆動ユニ
ットがステップ部下に設けた取付け部材に着脱自在に固
着してあることを特徴とする。
【0007】
【作用】以上のように可動ステップの昇降装置がユニッ
ト化されていることから、車体への取付けが容易にな
り、また保守点検も容易に行うことができる。
【0008】
【実施例】本発明によるバス用可動ステップの昇降装置
を取付けるバスのステップ部の構造から説明すると、図
2と図4に示しているように、バス車体1の扉2で開閉
される乗降口に数段のステップ部3が設置してあるが、
そのステップ部3の最下段が固定ステップ4と可動ステ
ップ5に分割してあって、扉2を開放すると同時に可動
ステップ5を下げ、扉2を閉鎖すると共に可動ステップ
5を固定ステップ4の高さまで上昇するようになってい
る。
【0009】上記可動ステップ5を上下動させる昇降装
置は、図1に示しているように駆動ユニット6を、ステ
ップ部3の下方に設けた取付け部材7にボルト8で固着
し、駆動ユニット6より突出するアーム9の先端部に可
動ステップ5の板体が溶着してある。また、可動ステッ
プ5が上昇した状態をロック10で保持するようになっ
ていると共に、固定ステップ4の蹴込み板11に駆動ユ
ニット6を看視できる点検窓12を蓋13で開閉可能に
開口したものである。
【0010】上記駆動ユニット6は図1に示しているよ
うに、フレーム14にオイルポンプによる動力発生源1
5,16と昇降シリンダ17、及び昇降シリンダ17の
作動方向を切り換える制御弁(図示省略)などを纏めて
取付けてユニット化となしたものである。
【0011】更に詳説すると、フレーム14の両端部に
断面コ字形のガイド18,18を互いに相対向して起立
した状態に固着し、フレーム14の中心部に突設したブ
ラケットに前記昇降シリンダ17を取付け、両ガイド1
8,18間に昇降外部材19を上下に摺動自在に設け、
この昇降外部材19に前記一対のアーム9,9を互いに
平行に突設してあり、また昇降外部材19の取付け部材
7側面下部で幅方向の中心部に止め孔20が明けてあ
る。
【0012】更に上記昇降外部材19内に昇降内部材2
1を同じく上下に摺動自在に設け、昇降内部材21に前
記昇降シリンダ17のピストンロッド22を固着し、昇
降内部材21の両端上部にそれぞれ有端チェーンまたは
ワイヤーなどの索条23を掛ける転車24,24を起立
した状態に軸支し、各転車24,24に掛けた索条2
3,23の各一端部を前記昇降外部材19に締結し、各
他端部をフレーム14に固着してある。更に、両ガイド
18,18にそれぞれ外方へ向かって突設したブラケッ
ト25,25の一方に、前記昇降シリンダ17の動力発
生源16を、他方にロック10用の同じくオイルポンプ
よりなる動力発生源15を固着し、更に一方のガイド1
8の外面に、昇降シリンダ17を手動で駆動できるハン
ドポンプ26を取付けている。尚、昇降シリンダ17の
外筒における上下部に取付けた締付け具27,27に上
限用リミットスイッチ28と下限用リミットスイッチ2
9を設け、昇降内部材21にその昇降により両リミット
スイッチ28,29に当接するドック30が突設してあ
り、両リミットスイッチ28,29の固定位置を上下に
調節することにより、可動ステップ5の揚程を調整する
ことができるようになっている。
【0013】また前記ロック10は、取付け部材7にロ
ック用動力発生源15によって駆動するロックシリンダ
31を設け、該ロックシリンダ31のピストンロッドに
前記止め孔20に挿入するロックピン32が取り付けて
ある。尚、ロック10用及び昇降シリンダ17用の各駆
動発生源15,16は運転席に備える操作スイッチ(図
示省略)で始動することができ、その際ロック用の動力
発生源15が先行し次いで昇降シリンダ用の動力発生源
16が始動するように制御されるものである。
【0014】更に点検窓12の蓋13は、止具33によ
って蹴込み板11の裏面に係止して閉鎖状態を保持する
もので、止具33の例として図3に示しているように、
係止片34をスプリング35で上方に付勢して設け、屈
折するレバー36で係止片34を下方へ押し下げるよう
に形成したものである。
【0015】以上の構造であって、フレーム14に駆動
ユニット6が取付けてあるから、そのフレーム14をス
テップ部3の下方部に有する取付け部材7にボルト8で
締付けることによって一挙に取付けられ、故障時などに
はボルト8を外すことにより駆動ユニット6を取り出す
ことができる。また、昇降シリンダ用の動力発生源16
がたまたま故障した時には、点検窓12を開けることに
より駆動ユニット6を看視することができるから、ハン
ドポンプ26を手動で作動することにより可動ステップ
5を昇降することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明によるバス用可動ステップの昇降
装置によれば、可動ステップを昇降するためのシリンダ
やその動力発生源などをユニット化され、その駆動ユニ
ットをステップ部の下方部に有する取付け部に着脱自在
に設けたものであるから、取換え作業が容易になるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバス用可動ステップの昇降装置を
分解して示す斜視図である。
【図2】同じく断面図である。
【図3】図2のA部の詳細を示す拡大断面図である。
【図4】バスのステップ部を示す斜視図である。
【符号の説明】
3 ステップ部 4 固定ステップ 5 可動ステップ 6 駆動ユニット 7 取付け部材 11 蹴込み板 12 点検窓 13 蓋 14 フレーム 15 ロック用の動力発生源 16 昇降シリンダ用の動力発生源 17 昇降シリンダ 26 ハンドポンプ 30 ロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安川 清一 富山県富山市中市10番地 新呉羽自動車工 業株式会社内 (72)発明者 高森 猛 富山県富山市中市10番地 新呉羽自動車工 業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バス乗降口に設けたステップ部(3)の
    うち、最下段を固定ステップ(4)と上下に昇降する可
    動ステップ(5)とに分割し、可動ステップ(5)を駆
    動する昇降シリンダ(17)とその動力発生源(16)
    とを纏めてフレーム(14)に固着して駆動ユニット
    (6)となし、該駆動ユニット(6)がステップ部
    (3)下に設けた取付け部材(7)に着脱自在に固着し
    てあることを特徴とするバス用可動ステップの昇降装
    置。
JP5090888A 1993-03-24 1993-03-24 バス用可動ステップの昇降装置 Expired - Fee Related JP2761344B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5960048U (ja) * 1982-10-15 1984-04-19 三菱自動車工業株式会社 乗降用ステツプ装置

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