JPH06274297A - プロセス表示装置 - Google Patents
プロセス表示装置Info
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- JPH06274297A JPH06274297A JP5057453A JP5745393A JPH06274297A JP H06274297 A JPH06274297 A JP H06274297A JP 5057453 A JP5057453 A JP 5057453A JP 5745393 A JP5745393 A JP 5745393A JP H06274297 A JPH06274297 A JP H06274297A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プラント設備機器を表現する複合図形におけ
る基本図形の組み合わせデータを記憶する手段を設け、
同一図形の再表示時,表示属性の変更時などにおけるプ
ロセス計算機からのデータ転送量を削減してプラント状
態を高速に表示する。 【構成】 複合図形データを格納する複合図形データフ
ァイル112 と、プロセス計算機2から転送されるデータ
のうちの複合図形データを複合図形データファイル112
に格納する記憶制御部121 と、複合図形データファイル
112 の複合図形データと基本図形データファイル111 の
基本図形データとから複合図形の画像情報を生成する複
合図形画像情報生成部123 とを設ける。
る基本図形の組み合わせデータを記憶する手段を設け、
同一図形の再表示時,表示属性の変更時などにおけるプ
ロセス計算機からのデータ転送量を削減してプラント状
態を高速に表示する。 【構成】 複合図形データを格納する複合図形データフ
ァイル112 と、プロセス計算機2から転送されるデータ
のうちの複合図形データを複合図形データファイル112
に格納する記憶制御部121 と、複合図形データファイル
112 の複合図形データと基本図形データファイル111 の
基本図形データとから複合図形の画像情報を生成する複
合図形画像情報生成部123 とを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラントの設備機器の
作動状態などをグラフィックス表示するプロセス表示装
置に関する。
作動状態などをグラフィックス表示するプロセス表示装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラントの設備機器の作動状態を監視し
て制御するプロセス計算機には、プラントから入力され
るプロセスデータを基に、プラント内の物体の温度,異
常メッセージ,物体の移動などのプラントの状態を示す
種々の画像情報をグラフィックス表示するプロセス表示
装置が装備されている。
て制御するプロセス計算機には、プラントから入力され
るプロセスデータを基に、プラント内の物体の温度,異
常メッセージ,物体の移動などのプラントの状態を示す
種々の画像情報をグラフィックス表示するプロセス表示
装置が装備されている。
【0003】プロセス表示装置は、グラフィックス表示
する画面と、直線,長方形,正方形,楕円,円,円弧,
文字などの基本図形の形状データを記憶する基本図形デ
ータ記憶部と、前面/背面色,線幅,移動,回転,拡大
/縮小,フィル,表示/非表示などの図形の表示属性デ
ータに応じた基本図形の画像を生成する画像生成部とか
ら構成される。
する画面と、直線,長方形,正方形,楕円,円,円弧,
文字などの基本図形の形状データを記憶する基本図形デ
ータ記憶部と、前面/背面色,線幅,移動,回転,拡大
/縮小,フィル,表示/非表示などの図形の表示属性デ
ータに応じた基本図形の画像を生成する画像生成部とか
ら構成される。
【0004】多くの場合、プラントの設備機器は基本図
形を組み合わせた複合図形で表現され、図形の数に応じ
た数の定義データがプロセス計算機から転送される。例
えば、図5で長方形A,円A-1 及び円A-2 からなる複合
図形Aと、長方形B,円B-1 ,円B-2 からなる複合図形
Bとを表示位置A,Bを基準としてそれぞれ表示する場
合、複合図形Aを構成する基本図形の組み合わせデー
タ,表示位置データ,表示属性データなどがプロセス計
算機からプロセス表示装置に転送された後、図6のフロ
ーチャートで示すように、位置Aを基準とし(S61) 、基
本図形の形状データから、表示属性データに応じた画像
を生成して長方形A, 円A-1 , 円A-2 を表示する(S62〜
S64)。次に、複合図形Bに関するデータがプロセス表示
装置に転送された後、位置Bを基準とし(S65) 、複合図
形Aと同様にして複合図形Bを表示する(S66 〜S68
)。
形を組み合わせた複合図形で表現され、図形の数に応じ
た数の定義データがプロセス計算機から転送される。例
えば、図5で長方形A,円A-1 及び円A-2 からなる複合
図形Aと、長方形B,円B-1 ,円B-2 からなる複合図形
Bとを表示位置A,Bを基準としてそれぞれ表示する場
合、複合図形Aを構成する基本図形の組み合わせデー
タ,表示位置データ,表示属性データなどがプロセス計
算機からプロセス表示装置に転送された後、図6のフロ
ーチャートで示すように、位置Aを基準とし(S61) 、基
本図形の形状データから、表示属性データに応じた画像
を生成して長方形A, 円A-1 , 円A-2 を表示する(S62〜
S64)。次に、複合図形Bに関するデータがプロセス表示
装置に転送された後、位置Bを基準とし(S65) 、複合図
形Aと同様にして複合図形Bを表示する(S66 〜S68
)。
【0005】また、同一図形を同一位置に再表示する場
合も、プロセス計算機側から各種データが再度転送され
る。一方、色,拡大/縮小,表示/非表示などの図形の
表示属性を変更する場合は図形ごとに表示属性の変更デ
ータをプロセス計算機側から転送する。
合も、プロセス計算機側から各種データが再度転送され
る。一方、色,拡大/縮小,表示/非表示などの図形の
表示属性を変更する場合は図形ごとに表示属性の変更デ
ータをプロセス計算機側から転送する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
プロセス表示装置では、同一図形を同一位置に再表示す
る場合であっても、図形を表示する都度、図形の定義デ
ータをプロセス計算機側から転送し、また、表示位置が
異なるだけで同一の基本図形の組み合わせからなる複合
図形を表示する場合であってもそれぞれの複合図形の定
義データを転送するので、データ転送量が多くなって表
示速度を遅くするとともに、画面表示用プログラムのス
テップ数を増大させてプログラマの負担が大きくなると
いう問題がある。
プロセス表示装置では、同一図形を同一位置に再表示す
る場合であっても、図形を表示する都度、図形の定義デ
ータをプロセス計算機側から転送し、また、表示位置が
異なるだけで同一の基本図形の組み合わせからなる複合
図形を表示する場合であってもそれぞれの複合図形の定
義データを転送するので、データ転送量が多くなって表
示速度を遅くするとともに、画面表示用プログラムのス
テップ数を増大させてプログラマの負担が大きくなると
いう問題がある。
【0007】また、複合図形の基本図形の組み合わせ,
表示属性などが複合図形ごとに定義されているので、一
つの設備機器の複合図形の定義データを変更した場合
に、同一の複合図形で表現されている他の設備機器の複
合図形の定義データも逐一変更しなけらばならずに変更
作業が煩雑であるとともに、変更を忘れた場合に画面表
示の一貫性が失われてしまう。さらに、プロセス計算機
へ変更データを転送した後、プロセス計算機から定義デ
ータが転送されて初めて表示が変更されるので表示速度
が遅いという問題がある。
表示属性などが複合図形ごとに定義されているので、一
つの設備機器の複合図形の定義データを変更した場合
に、同一の複合図形で表現されている他の設備機器の複
合図形の定義データも逐一変更しなけらばならずに変更
作業が煩雑であるとともに、変更を忘れた場合に画面表
示の一貫性が失われてしまう。さらに、プロセス計算機
へ変更データを転送した後、プロセス計算機から定義デ
ータが転送されて初めて表示が変更されるので表示速度
が遅いという問題がある。
【0008】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、本発明は、複合図形を構成す
る基本図形の組み合わせデータを記憶しておき、この組
み合わせデータと基本図形の形状データから複合図形の
画像情報を生成することにより、同一図形を再表示する
場合にも表示速度が速いプロセス表示装置の提供を目的
とする。
になされたものであって、本発明は、複合図形を構成す
る基本図形の組み合わせデータを記憶しておき、この組
み合わせデータと基本図形の形状データから複合図形の
画像情報を生成することにより、同一図形を再表示する
場合にも表示速度が速いプロセス表示装置の提供を目的
とする。
【0009】また、本発明は、プロセス計算機から転送
されるプロセスデータを監視してプロセスデータの変化
に応じて画像情報を変更することにより、プロセス計算
機からのデータ転送量が少なくて表示速度が速いプロセ
ス表示装置の提供を目的とする。
されるプロセスデータを監視してプロセスデータの変化
に応じて画像情報を変更することにより、プロセス計算
機からのデータ転送量が少なくて表示速度が速いプロセ
ス表示装置の提供を目的とする。
【0010】さらに、本発明は、同一の組み合わせから
なる複合図形に関するデータを1組分だけ記憶してお
き、1組分の複合図形データを用いて、同一組み合わせ
の複合図形の画像情報を生成することにより、表示属性
の変更作業が容易であって変更漏れを回避するプロセス
表示装置の提供を目的とする。
なる複合図形に関するデータを1組分だけ記憶してお
き、1組分の複合図形データを用いて、同一組み合わせ
の複合図形の画像情報を生成することにより、表示属性
の変更作業が容易であって変更漏れを回避するプロセス
表示装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るプロセ
ス表示装置は、基本図形又は基本図形の組み合わせから
なる複合図形によりプラントの設備機器を模式的に表現
したグラフィックス画面によりプラントの状態を表示す
るプロセス表示装置において、基本図形の形状を定義し
たデータを記憶する基本図形データ記憶部と、基本図形
の形状を定義したデータを用いて基本図形の画像情報を
生成する基本図形画像情報生成部と、複合図形を構成す
る基本図形の組み合わせデータを記憶する複合図形デー
タ記憶部と、複合図形を構成する基本図形の形状を定義
したデータを基本図形データ記憶部から取り出して該複
合図形の画像情報を生成する複合図形画像情報生成部と
を備えたことを特徴とする。
ス表示装置は、基本図形又は基本図形の組み合わせから
なる複合図形によりプラントの設備機器を模式的に表現
したグラフィックス画面によりプラントの状態を表示す
るプロセス表示装置において、基本図形の形状を定義し
たデータを記憶する基本図形データ記憶部と、基本図形
の形状を定義したデータを用いて基本図形の画像情報を
生成する基本図形画像情報生成部と、複合図形を構成す
る基本図形の組み合わせデータを記憶する複合図形デー
タ記憶部と、複合図形を構成する基本図形の形状を定義
したデータを基本図形データ記憶部から取り出して該複
合図形の画像情報を生成する複合図形画像情報生成部と
を備えたことを特徴とする。
【0012】第2の発明に係るプロセス表示装置は、第
1の発明に加えて、プロセス計算機から転送されるプラ
ントのプロセスデータを記憶するプロセスデータ記憶部
と、プロセスデータ記憶部のプロセスデータを監視して
図形の表示属性の変更を必要とするプロセスデータの変
化を検出した場合に該変化に応じた表示属性の画像情報
を基本図形画像情報生成部又は複合図形画像情報生成部
に生成させる表示制御部とを備えたことを特徴とする。
1の発明に加えて、プロセス計算機から転送されるプラ
ントのプロセスデータを記憶するプロセスデータ記憶部
と、プロセスデータ記憶部のプロセスデータを監視して
図形の表示属性の変更を必要とするプロセスデータの変
化を検出した場合に該変化に応じた表示属性の画像情報
を基本図形画像情報生成部又は複合図形画像情報生成部
に生成させる表示制御部とを備えたことを特徴とする。
【0013】第3の発明に係るプロセス表示装置は、第
1の発明に加えて、同一の組み合わせからなる複合図形
を構成する基本図形の組み合わせデータを1組分だけ複
合図形データ記憶部に記憶しておき、同一の組み合わせ
からなる複合図形の画像情報を、前記1組分の組み合わ
せデータに基づいて複合図形画像生成部に生成させる制
御手段を備えたことを特徴とする。
1の発明に加えて、同一の組み合わせからなる複合図形
を構成する基本図形の組み合わせデータを1組分だけ複
合図形データ記憶部に記憶しておき、同一の組み合わせ
からなる複合図形の画像情報を、前記1組分の組み合わ
せデータに基づいて複合図形画像生成部に生成させる制
御手段を備えたことを特徴とする。
【0014】
【作用】第1の発明に係るプロセス表示装置は、基本図
形の形状を定義したデータを基本図形データ記憶部に記
憶しておき、基本図形画像情報生成部は基本図形の形状
を定義したデータを用いて基本図形の画像情報を生成す
る一方、基本図形の組み合わせからなる複合図形を構成
する基本図形の組み合わせデータを複合図形データ記憶
部に記憶し、複合図形画像情報生成部が複合図形を構成
する基本図形の形状を定義したデータを基本図形データ
記憶部から取り出して複合図形の画像情報を生成し、基
本図形又は基本図形の組み合わせからなる複合図形によ
りプラントの設備機器を模式的に表現したグラフィック
ス画面によりプラントの状態を表示する。
形の形状を定義したデータを基本図形データ記憶部に記
憶しておき、基本図形画像情報生成部は基本図形の形状
を定義したデータを用いて基本図形の画像情報を生成す
る一方、基本図形の組み合わせからなる複合図形を構成
する基本図形の組み合わせデータを複合図形データ記憶
部に記憶し、複合図形画像情報生成部が複合図形を構成
する基本図形の形状を定義したデータを基本図形データ
記憶部から取り出して複合図形の画像情報を生成し、基
本図形又は基本図形の組み合わせからなる複合図形によ
りプラントの設備機器を模式的に表現したグラフィック
ス画面によりプラントの状態を表示する。
【0015】第2の発明に係るプロセス表示装置は、さ
らに、プロセス計算機から転送されるプラントのプロセ
スデータをプロセスデータ記憶部に記憶し、表示制御部
がプロセスデータを監視して図形の表示属性の変更を必
要とするプロセスデータの変化を検出した場合にこの変
化に応じた表示属性の画像情報を基本図形画像情報生成
部又は複合図形画像情報生成部に生成させる。
らに、プロセス計算機から転送されるプラントのプロセ
スデータをプロセスデータ記憶部に記憶し、表示制御部
がプロセスデータを監視して図形の表示属性の変更を必
要とするプロセスデータの変化を検出した場合にこの変
化に応じた表示属性の画像情報を基本図形画像情報生成
部又は複合図形画像情報生成部に生成させる。
【0016】第3の発明に係るプロセス表示装置は、ま
た、同一の組み合わせからなる複合図形を構成する基本
図形の組み合わせデータを1組分だけ複合図形データ記
憶部に記憶しておき、同一の組み合わせからなる複合図
形の画像情報を、前記1組分の組み合わせデータに基づ
いて複合図形画像生成部に生成させる。
た、同一の組み合わせからなる複合図形を構成する基本
図形の組み合わせデータを1組分だけ複合図形データ記
憶部に記憶しておき、同一の組み合わせからなる複合図
形の画像情報を、前記1組分の組み合わせデータに基づ
いて複合図形画像生成部に生成させる。
【0017】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図に基づい
て説明する。図1は本発明に係るプロセス表示装置(以
下、本発明装置という)の一実施例の構成を示すブロッ
ク図であって、図中、1は本発明装置、2はプラント内
の各種機器の情報の表示要求を行うプロセス計算機であ
る。本発明装置1は、プラント状態の画面表示を制御す
る制御部12と、制御部12での制御に必要な情報を記憶す
る記憶部11と、プラント状態を表示する表示部13とから
構成される。
て説明する。図1は本発明に係るプロセス表示装置(以
下、本発明装置という)の一実施例の構成を示すブロッ
ク図であって、図中、1は本発明装置、2はプラント内
の各種機器の情報の表示要求を行うプロセス計算機であ
る。本発明装置1は、プラント状態の画面表示を制御す
る制御部12と、制御部12での制御に必要な情報を記憶す
る記憶部11と、プラント状態を表示する表示部13とから
構成される。
【0018】記憶部11は基本図形の形状を定義したデー
タを記憶する基本図形データファイル111 と、複合図形
を構成する基本図形の組み合わせデータを記憶する複合
図形データファイル112 と、プロセス計算機2から転送
されるプラントからのプロセスデータを記憶するプロセ
スデータファイル113 とを有する。
タを記憶する基本図形データファイル111 と、複合図形
を構成する基本図形の組み合わせデータを記憶する複合
図形データファイル112 と、プロセス計算機2から転送
されるプラントからのプロセスデータを記憶するプロセ
スデータファイル113 とを有する。
【0019】制御部12は、プロセス計算機2から転送さ
れるデータがプロセスデータであるか複合図形データで
あるかを判定して記憶部11のプロセスデータファイル11
3 又は複合図形データファイル112 にデータを記憶させ
る記憶制御部121 と、基本図形データファイル111 の基
本図形データから基本図形の画像情報を生成する基本図
形画像情報生成部122 と、複合図形データファイル112
の組み合わせデータ及び基本図形データファイル111 の
基本図形データから複合図形の画像情報を生成する複合
図形画像情報生成部123 と、表示部13への画像表示を制
御するとともにプロセスデータファイル113 のプロセス
データを監視して図形の表示属性の変更を要するプロセ
スデータの変化に応じて対応する画像情報の生成を基本
図形画像情報生成部122 又は複合図形画像情報生成部12
3 に指示する表示制御部124 とから構成される。
れるデータがプロセスデータであるか複合図形データで
あるかを判定して記憶部11のプロセスデータファイル11
3 又は複合図形データファイル112 にデータを記憶させ
る記憶制御部121 と、基本図形データファイル111 の基
本図形データから基本図形の画像情報を生成する基本図
形画像情報生成部122 と、複合図形データファイル112
の組み合わせデータ及び基本図形データファイル111 の
基本図形データから複合図形の画像情報を生成する複合
図形画像情報生成部123 と、表示部13への画像表示を制
御するとともにプロセスデータファイル113 のプロセス
データを監視して図形の表示属性の変更を要するプロセ
スデータの変化に応じて対応する画像情報の生成を基本
図形画像情報生成部122 又は複合図形画像情報生成部12
3 に指示する表示制御部124 とから構成される。
【0020】以上のような構成の本発明装置により図5
に示すような複合図形を表示する手順を図2に示すフロ
ーチャートに基づいて説明する。プロセス計算機2から
複合図形Aの表示情報が転送されると、複合図形Aの定
義を開始する(S21) 。長方形A,円A-1, 円A-2 を定義
して(S22 〜S24)、複合図形Aの定義を終了する(S25)
。複合図形Aの定義データはひな型データとして複合
図形データファイル112 に保存する(S26) 。次に、複合
図形Aをひな型データを用いて位置Aを基準として表示
する(S27) 。また、複合図形Bも同様に、複合図形のひ
な型データを用いて位置Bを基準として表示する(S28)
。複合図形A,Bを再表示する場合もひな型データを
用いて再表示する。
に示すような複合図形を表示する手順を図2に示すフロ
ーチャートに基づいて説明する。プロセス計算機2から
複合図形Aの表示情報が転送されると、複合図形Aの定
義を開始する(S21) 。長方形A,円A-1, 円A-2 を定義
して(S22 〜S24)、複合図形Aの定義を終了する(S25)
。複合図形Aの定義データはひな型データとして複合
図形データファイル112 に保存する(S26) 。次に、複合
図形Aをひな型データを用いて位置Aを基準として表示
する(S27) 。また、複合図形Bも同様に、複合図形のひ
な型データを用いて位置Bを基準として表示する(S28)
。複合図形A,Bを再表示する場合もひな型データを
用いて再表示する。
【0021】次に、本発明装置の記憶制御部121 の制御
動作を図3のフローチャートに基づいて説明する。プロ
セス計算機2から転送される表示データには、基本図形
の組み合わせデータにより定義される複合図形データ
と、プロセスデータとの2種類がある。プロセス計算機
から表示データが転送されると(S31) 、記憶制御部121
は表示データが2種類のデータのいずれであるかを識別
して(S32) 、プロセスデータであればプロセスデータフ
ァイル113 に、複合図形データであれば複合図形データ
ファイル112 に格納する(S33, S34)。
動作を図3のフローチャートに基づいて説明する。プロ
セス計算機2から転送される表示データには、基本図形
の組み合わせデータにより定義される複合図形データ
と、プロセスデータとの2種類がある。プロセス計算機
から表示データが転送されると(S31) 、記憶制御部121
は表示データが2種類のデータのいずれであるかを識別
して(S32) 、プロセスデータであればプロセスデータフ
ァイル113 に、複合図形データであれば複合図形データ
ファイル112 に格納する(S33, S34)。
【0022】次に、本発明装置の表示制御部124 の制御
動作を図4に示すフローチャートに基づいて説明する。
表示制御部124 はプロセスデータファイル113 に記憶さ
れたプロセスデータを常時監視し、プラントの状態に変
化があると、状態が変化した設備機器の表示属性である
基本図形の組み合わせ,表示色,拡大/縮小率,表示座
標等に影響を与えるプロセスデータをプロセスデータフ
ァイル113 から読み込む(S41) 。次に、プロセスデータ
ファイル113 から読み込んだプロセスデータに基本図形
のプロセスデータがある場合は基本図形画像情報生成部
122 に画像情報の生成を指示し、基本図形画像情報生成
部122 が基本図形データファイル111 から基本図形デー
タを読み込んで基本図形の画像情報を生成する(S42, S4
3)。また、読み込んだプロセスデータに複合図形のプロ
セスデータがある場合は複合図形画像情報生成部123 に
画像情報の生成を指示し、複合図形画像情報生成部123
は複合図形データファイル112 及び基本図形データファ
イル111 から組み合わせデータ及び基本図形データを読
み込んで複合図形の画像情報を生成する(S44, S45)。表
示制御部124はこれらの画像情報を組み合わせて表示部1
3に、変化に対応するプラント状態を表示する(S46) 。
動作を図4に示すフローチャートに基づいて説明する。
表示制御部124 はプロセスデータファイル113 に記憶さ
れたプロセスデータを常時監視し、プラントの状態に変
化があると、状態が変化した設備機器の表示属性である
基本図形の組み合わせ,表示色,拡大/縮小率,表示座
標等に影響を与えるプロセスデータをプロセスデータフ
ァイル113 から読み込む(S41) 。次に、プロセスデータ
ファイル113 から読み込んだプロセスデータに基本図形
のプロセスデータがある場合は基本図形画像情報生成部
122 に画像情報の生成を指示し、基本図形画像情報生成
部122 が基本図形データファイル111 から基本図形デー
タを読み込んで基本図形の画像情報を生成する(S42, S4
3)。また、読み込んだプロセスデータに複合図形のプロ
セスデータがある場合は複合図形画像情報生成部123 に
画像情報の生成を指示し、複合図形画像情報生成部123
は複合図形データファイル112 及び基本図形データファ
イル111 から組み合わせデータ及び基本図形データを読
み込んで複合図形の画像情報を生成する(S44, S45)。表
示制御部124はこれらの画像情報を組み合わせて表示部1
3に、変化に対応するプラント状態を表示する(S46) 。
【0023】
【発明の効果】以上のように、第1及び第3の発明に係
る本発明装置は、複合図形を構成する基本図形の組み合
わせデータを記憶しておくので同一図形の再表示の場合
などの表示速度が速くなり、また、同一組み合わせの複
合図形のデータを1組分だけ記憶しておき、これを用い
て複数の複合図形を表示するのでプログラマの負担が大
幅に軽減されるとともに、複合図形データの変更作業が
容易に、また確実に行われるという優れた効果を奏す
る。
る本発明装置は、複合図形を構成する基本図形の組み合
わせデータを記憶しておくので同一図形の再表示の場合
などの表示速度が速くなり、また、同一組み合わせの複
合図形のデータを1組分だけ記憶しておき、これを用い
て複数の複合図形を表示するのでプログラマの負担が大
幅に軽減されるとともに、複合図形データの変更作業が
容易に、また確実に行われるという優れた効果を奏す
る。
【0024】さらに、第2の発明に係る本発明装置は、
プロセスデータを監視してプラントの設備機器を表現す
る図形の表示属性に影響を与える変化がプロセスデータ
に見られた場合はプラント状態の変化に応じた図形を迅
速に表示するという優れた効果を奏する。
プロセスデータを監視してプラントの設備機器を表現す
る図形の表示属性に影響を与える変化がプロセスデータ
に見られた場合はプラント状態の変化に応じた図形を迅
速に表示するという優れた効果を奏する。
【図1】本発明装置のブロック図である。
【図2】本発明装置による複合図形の表示手順を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図3】本発明装置のデータ記憶制御の手順を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】本発明装置の表示制御の手順を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図5】複合図形の表示例を示す図である。
【図6】従来のプロセス表示装置の表示手順を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
1 プロセス表示装置 2 プロセス計算機 11 記憶部 12 制御部 13 表示部 111 基本図形データファイル 112 複合図形データファイル 113 プロセスデータファイル 121 記憶制御部 122 基本図形画像情報生成部 123 複合図形画像情報生成部 124 表示制御部
フロントページの続き (72)発明者 岡田 幸久 大阪府大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友金属工業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 基本図形又は基本図形の組み合わせから
なる複合図形によりプラントの設備機器を模式的に表現
したグラフィックス画面によりプラントの状態を表示す
るプロセス表示装置において、基本図形の形状を定義し
たデータを記憶する基本図形データ記憶部と、基本図形
の形状を定義したデータを用いて基本図形の画像情報を
生成する基本図形画像情報生成部と、複合図形を構成す
る基本図形の組み合わせデータを記憶する複合図形デー
タ記憶部と、複合図形を構成する基本図形の形状を定義
したデータを基本図形データ記憶部から取り出して該複
合図形の画像情報を生成する複合図形画像情報生成部と
を備えたことを特徴とするプロセス表示装置。 - 【請求項2】 プロセス計算機から転送されるプラント
のプロセスデータを記憶するプロセスデータ記憶部と、
プロセスデータ記憶部のプロセスデータを監視して図形
の表示属性の変更を必要とするプロセスデータの変化を
検出した場合に該変化に応じた表示属性の画像情報を基
本図形画像情報生成部又は複合図形画像情報生成部に生
成させる表示制御部とを備えた請求項1記載のプロセス
表示装置。 - 【請求項3】 同一の組み合わせからなる複合図形を構
成する基本図形の組み合わせデータを1組分だけ複合図
形データ記憶部に記憶しておき、同一の組み合わせから
なる複合図形の画像情報を、前記1組分の組み合わせデ
ータに基づいて複合図形画像生成部に生成させる制御手
段を備えた請求項1記載のプロセス表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5057453A JPH06274297A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | プロセス表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5057453A JPH06274297A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | プロセス表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06274297A true JPH06274297A (ja) | 1994-09-30 |
Family
ID=13056093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5057453A Pending JPH06274297A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | プロセス表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06274297A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008502031A (ja) * | 2004-05-04 | 2008-01-24 | フィッシャー−ローズマウント・システムズ・インコーポレーテッド | プロセス環境におけるスクリプト化グラフィックス |
JP2009245202A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Hitachi Ltd | 監視制御画面作成装置 |
-
1993
- 1993-03-17 JP JP5057453A patent/JPH06274297A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008502031A (ja) * | 2004-05-04 | 2008-01-24 | フィッシャー−ローズマウント・システムズ・インコーポレーテッド | プロセス環境におけるスクリプト化グラフィックス |
US8144150B2 (en) | 2004-05-04 | 2012-03-27 | Fisher-Rosemount Systems, Inc. | Scripted graphics in a process environment |
US8185892B2 (en) | 2004-05-04 | 2012-05-22 | Fisher-Rosemount Systems, Inc. | Associated graphic displays in a process environment |
JP2009245202A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Hitachi Ltd | 監視制御画面作成装置 |
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