JPH0627189Y2 - 弓道用的紙 - Google Patents

弓道用的紙

Info

Publication number
JPH0627189Y2
JPH0627189Y2 JP9519490U JP9519490U JPH0627189Y2 JP H0627189 Y2 JPH0627189 Y2 JP H0627189Y2 JP 9519490 U JP9519490 U JP 9519490U JP 9519490 U JP9519490 U JP 9519490U JP H0627189 Y2 JPH0627189 Y2 JP H0627189Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
cylindrical frame
archery
target
circular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9519490U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0451990U (ja
Inventor
忠夫 中島
Original Assignee
有限会社中島弓具店
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社中島弓具店 filed Critical 有限会社中島弓具店
Priority to JP9519490U priority Critical patent/JPH0627189Y2/ja
Publication of JPH0451990U publication Critical patent/JPH0451990U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0627189Y2 publication Critical patent/JPH0627189Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は弓道用的紙に関する。
(従来の技術) 従来の弓道用的紙は、ロール状に巻回された帯状のシー
ト状部材の外表面に霞的又は星的の的模様が印刷されて
いるものが知られている。
弓道用的を形成する際は、円筒枠の開口部に的紙を貼着
するのであるが、従来の的紙の場合は、先ずロール状に
なっている的紙を引き延ばして、印刷されている1個の
的模様の周囲を円筒枠の外径によりやや大きめに鋏等で
切り抜く。次に円筒枠の開口部側端部の外周面に糊付け
を行う。切り抜いた1回分の的紙の的模様の中心と円筒
枠の中心とを合わせて的紙で開口部を塞ぎ、的紙の糊代
部分を折り曲げると共に、円筒枠の外周面に糊付けす
る。なお、的の中心と円筒枠の中心とを合わせ易いよう
に円筒枠の縁部に対応する円形の目印円が的模様と一緒
に印刷されているものも有る。その場合は的紙の目印円
を円筒枠の縁部に合わせると容易に的紙の位置決めが可
能となる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記の従来の弓道用的紙には次のような
課題が有る。
まず、帯状の的紙に的模様が印刷されているため使用者
は的模様を1個ずつ帯状になっているところから切り抜
かねばならず、手間がかかるし、見栄えよくきれいに切
り抜くのは容易ではない。
また、円形に切り抜いた的紙を円筒枠へ貼着する際に糊
付けのため折り返した糊代部分はフリル状になって円筒
枠の外周面より外方へ突出してしまい見栄えが良くな
い。
さらに、目印円は便利ではあるが、目印円は的模様を示
す円とは区別できる配色になっているため、円筒枠へ正
確に貼着しないと的の正面側にはみ出してしまい、的の
見栄えが悪くなるばかりか、競技用の的としては使用で
きなくなってしまう。
本考案は上記課題を解決するためになされたものであ
り、その目的とするところは切り抜きの手間が不要で、
見栄えよく容易に円筒枠へ貼着可能な弓道用的紙を提供
するにある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本考案は次の構成を備える。
すなわち、的模様が印刷され、円筒枠の開口部へ貼着し
て弓道用的を形成するための弓道用的紙において、シー
ト状部材で、前記円筒枠の外径より大径の円形に形成さ
れると共に、外表面の中央に前記的模様が印刷された円
形部と、該円形部を前記円筒枠の開口部へ貼着する際に
該開口部の縁に対応させる位置を示すべく円形部の外表
面に略等角度間隔をもって複数印刷された短寸の目印
と、前記円形部の外縁から該外縁と前記目印との距離と
略同じ長さ中心方向に向けて略等角度間隔をもって複数
刻設された切込とを具備することを特徴とする。
(作用) 作用について説明する。
円形部は予め円形に形成され、中央に的模様が印刷され
ているので使用的は直ちに円筒枠へ貼着可能となる。ま
た、円筒枠の外周面へ折り返す糊代部分に切込が刻設さ
れているので、折り返した部分が当該外周面より外方へ
突出することがない。さらに目印が短寸なので円筒枠の
縁に対応せず、的の正面側にはみ出しても目立つことが
ない。
(実施例) 以下、本考案に好適な実施例について添付図面と共に詳
述する。
第1図(正面図)及び第2図(背面図)と共に構成につ
いて述べる。
10は円形部であり、正面側はシート状部材の一例であ
る洋紙からなり、背面側は細幅のポリエチレン等の紐部
材を編んでシート状にした裏紙(シート)12から成
り、両者を貼り合わせて形成されている。円形部10は
洋紙と裏紙12を貼り合わせたものを例えばプレス加工
で円形に打ち抜いて形成し、その後、外表面となる洋紙
側の面中央に的模様14を印刷して形成できる。また、
この工程は逆に行ってもよいのはいうまでもない。
的模様14は第1図図示の霞的の他、弓道競技規則に規
定されている星的であってもよいのはもちろんである。
16a、16b、16c、16dは目印であり、後述す
る円筒枠18(第3図参照)へ的紙を貼着する際に、円
筒枠18の開口部の縁(外縁)に合わせるべき位置を示
す。目印16a、16b、16c、16dは90°間隔
で設けられ、目印16aと16c及び16bと16dの
間の距離は円筒枠18の外径(競技規則では36cm)に
等しくなっている。目印16a、16b、16c、16
dは幅約0.5mm、長さ約7mmで的模様14の「三の黒」
20の中であって「三の黒」20の外縁より内側へ約5
mmの位置に印刷されている。なお、目印の数は4個に限
定されないが多くすると従来の目印円と同様、円筒枠1
8の縁とずれた際に正面側に露出した際に目立ってしま
うことが有るので4個位が適当である。また目印も短寸
にすることにより、同じく正面側に露出した場合に目立
つことがない。
なお、上述のように目印16a、16b、16c、16
dが的模様14の中に印刷されるための円形部10の直
径は円筒枠18の外径より大径に形成され、目印16
a、16b、16c、16dより外側の部分は円形部1
0を円筒枠18へ貼着する際の糊代となる。
22・・・は切込であり、円形部10の外縁から中心方
向に向けて刻設されている。切込22・・・はV字形に
刻設されているが、これは円筒枠18へ貼着した際に折
り返されて円筒枠18の外周面に貼着する糊代部分24
・・・が重合するのを防止するためである。切込22・
・・は必ずしもV字形でなくてもよく、直線でもU字形
でもよい。直線の場合は糊代部分24・・・の隅が互い
に重合するので見栄えをよくするためには重合部分の糊
付けを行えばよい。切込22・・・は円形部10の形成
の際に同時にプレス加工で形成すればよい。切込22・
・・の数は任意であり、本実施例では作業の簡便性を考
慮して12箇所等角度間隔に刻設されている。本実施例
においては切込22・・・の長さは円形部10外縁と目
印16a、16b、16c、16dとの距離より約1mm
程短くなっている。また、切込22・・・の位置は目印
16a、16b、16c、16dとは一致させていな
い。本実施例において切込22・・・の長さと位置を上
述のようにしたのは円形部10の貼着の際に目印16
a、16b、16c、16dにしわが寄るのを防止する
ためである。
続いて、的紙を円筒枠18へ貼着する方法について第3
図をさらに参照して述べる。
まず、所定の外径(例:36cm)で両端が開口された木
製の円筒枠18の、的紙を貼着しようとする開口部(不
図示)側の端部外周面に両面テープ(不図示)を貼る。
両面テープを用いるのは、本実施例の場合、裏紙12が
ポリエチレンのため糊が効かないからである。本実施例
の円形部10に裏紙12を合わせてあるのは矢が的に当
たった時の音の響きを良くするためであり、円形部10
に裏紙12を使用しない場合は、円筒枠18の的紙を貼
着しようとする開口部に予め和紙の下紙を貼っておく。
その下紙も外形を円形部10と同じにすると、きれいに
貼り易くなる。裏紙12を使用しない洋紙のみの円形部
であれば両面テープを貼る代わりに糊を塗布してもよ
い。
的紙貼着の準備が整ったら的紙の目印16a、16b、
16c、16dを円筒枠18の開口部外縁に対応させ、
糊代部分24・・・を折り返し、両面テープへ貼着させ
る。切込22・・・がV字形なので糊代部分24・・・
は重合せず糊代部分24・・・の剥がれは生じない。
以上、本考案の好適な実施例について種々述べて来た
が、本考案は上述の実施例に限定されるのではなく、考
案の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るのは
もちろんである。
(考案の効果) 本考案に係る弓道用的紙を用いると、円形部は予め円形
に形成されているので、使用者は切り抜く手間が省け、
直ちに貼着できるので、的紙の貼着作業を素早く、かつ
効率よく行うことができる。貼着する際に円筒枠の外周
面へ折り返す糊代部分に切込が刻設されているので糊代
部分を見栄えよく貼り着けることができる。
さらに目印が短寸のため、目印と円筒枠の開口部の縁の
位置がずれて、目印が的の正面に露出しても目立たない
ため、貼着位置の許容誤差の範囲が広くなり、貼着作業
が楽になる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る弓道用的紙の実施例を示した正面
図、第2図はその背面図、第3図は円筒枠に貼着した状
態を示した斜視図。 10……円形部、14……的模様、16a、16b、1
6c、16d……目印、18……円筒枠、22……切
込、24……糊代部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】的模様が印刷され、円筒枠の開口部へ貼着
    して弓道用的を形成するための弓道用的紙において、 シート状部材で、前記円筒枠の外径より大径の円形に形
    成されると共に、外表面の中央に前記的模様が印刷され
    た円形部と、 該円形部を前記円筒枠の開口部へ貼着する際に該開口部
    の縁に対応させる位置を示すべく円形部の外表面に略等
    角度間隔をもって複数印刷された短寸の目印と、 前記円形部の外縁から該外縁と前記目印との距離と略同
    じ長さ中心方向に向けて略等角度間隔をもって複数刻設
    された切込とを具備することを特徴とする弓道用的紙。
JP9519490U 1990-09-10 1990-09-10 弓道用的紙 Expired - Lifetime JPH0627189Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9519490U JPH0627189Y2 (ja) 1990-09-10 1990-09-10 弓道用的紙

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9519490U JPH0627189Y2 (ja) 1990-09-10 1990-09-10 弓道用的紙

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0451990U JPH0451990U (ja) 1992-05-01
JPH0627189Y2 true JPH0627189Y2 (ja) 1994-07-27

Family

ID=31833731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9519490U Expired - Lifetime JPH0627189Y2 (ja) 1990-09-10 1990-09-10 弓道用的紙

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0627189Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5001714B2 (ja) * 2007-05-17 2012-08-15 日星電気株式会社 面状ヒータ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0451990U (ja) 1992-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0627189Y2 (ja) 弓道用的紙
JP3043760B1 (ja) シ―ル型複合ステンシル
JPH0213465Y2 (ja)
JPH02129012U (ja)
JP2001240814A (ja) 粘着テープの剥離法
JP2518573Y2 (ja) ラベル用紙
JP2564603Y2 (ja) 装飾用ラベルの形成台紙
JPS6134272Y2 (ja)
JP3030992U (ja) 帽子用保護枠
JP3043576U (ja) クロステープ作成用台紙及びシート
JPH0455077U (ja)
JPH0234026Y2 (ja)
JPH0418638U (ja)
JPS6440569U (ja)
JPS5931741Y2 (ja) リボン
JPH0245025Y2 (ja)
JPH0318215Y2 (ja)
JP3045685U (ja) 障子貼りテープ
JP3012448U (ja) カッティングされたシートの剥ぎ取る作業を簡便化した道具。
JP3090683U (ja) ロール式粘着シール
KR200192561Y1 (ko) 코팅용 필름
JPH01108573U (ja)
JPH04112291U (ja) 掲示・案内板
JPH08119327A (ja) 熨斗用シート
JPH03123577U (ja)