JPH06265238A - ペルチェ素子と水素吸蔵合金との複合による冷凍冷房システム - Google Patents

ペルチェ素子と水素吸蔵合金との複合による冷凍冷房システム

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JPH06265238A
JPH06265238A JP7647093A JP7647093A JPH06265238A JP H06265238 A JPH06265238 A JP H06265238A JP 7647093 A JP7647093 A JP 7647093A JP 7647093 A JP7647093 A JP 7647093A JP H06265238 A JPH06265238 A JP H06265238A
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hydrogen
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Yoshihiro Toyosawa
豊澤義博
Kengo Misawa
三澤謙吾
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FUJITAKA KK
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FUJITAKA KK
Mitsui OSK Lines Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ペルチェ素子システムと水素吸蔵合金システ
ムとの有する問題点を、両者を組み合わせることにより
解決し、高効率で冷凍域での高精度の温度調整を可能に
することにある。 【構成】 第1の金属水素化物MH1(1)、(2)
と、これより水素平衡圧力の低い第2の金属水素化物M
H2(3)、(4)とを、遮断弁(12)、(13)を
介して水素導管(L1)、(L2)により接続する。第
2の金属水素化物MH2(3)、(4)をペルチェ素子
ユニット(5)の対向側に取り付ける。第1の金属水素
化物MH1を、ダンパ(8)、(9)、(10)、(1
1)によって被冷却装置(R)内の冷却動作及び冷却準
備動作が可能な状態に切り替える。ペルチェ素子の電源
極性の変更と、前記状態の切り替え動作と、前記遮断弁
の開閉とをシーケンスに従って制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロン等の冷媒ガスを
使用しない冷凍冷房システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷凍冷房システムはフロン等の冷
媒ガスを使用したガス圧縮式システムが多く採用されて
いる。しかしながら、近年、特定のテロンガスは地球の
オゾン層の破壊や温暖化の原因であるとの理由で日本を
はじめ各国で製造が禁止される動向となった。
【0003】このため、フロンガスを使用しないペルチ
ェ素子(熱電冷却素子)を利用したシステムや水素吸蔵
合金を利用したシステムが着目され、それぞれ各種のシ
ステムが提案されている。
【0004】しかし、これらのシステムでは以下の問題
を有しているため、特定用途にしか適用されていない現
状である。
【0005】(1)ペルチェ素子システムの問題点
【0006】効率が低いため大型機になると大電力を要
する。このため小型のシステムに限定されていた。ま
た、吸熱側と放熱側の温度差に制限があるため、冷凍域
の温度を得ることが困難であった。
【0007】(2)水素吸蔵合金システムの問題点
【0008】任意の低温域の温度が得られない。また高
精度の温度調整が困難であった。
【0009】
【発明が解決しょうとする課題】本発明は、上記の単独
システムの有する問題点を両者組み合わせることにより
解決するものであり、高効率で冷凍域での高精度の温度
調整が可能であり、シンプルなシステムにすることで信
頼性が高くメンテナンスも容易なシステムを提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の金属水素化物MH
1と、システムの作動温度範囲においてこの第1の金属
水素化物MH1よりも水素平衡圧力の低い第2の金属水
素化物MH2とを使用する。開閉可能な遮断弁を介して
水素導管により第1及び第2の金属水素化物を接続す
る。第1の金属水素化物MH1の吸熱により放出される
水素を、水素導管を経て第2の金属水素化物へ移動さ
せ、水素吸蔵により発生する反応熱をペルチェ素子ユニ
ットによって冷却する。
【0011】
【実施例】以下本発明の第1実施例1を図1に基づいて
説明する。第1の金属水素化物(以下MH1という)
(1)及び(2)により冷凍冷蔵庫(R)用冷却ユニッ
トを構成する。このシステムの作動温度範囲においてM
H1(1)、(2)よりも水素平衡圧力の低い第2の金
属水素化物(以下MH2という)(3)、(4)を設け
る。MH2(3)、(4)の間に熱移動が効果的に行え
るようにペルチェ素子ユニット(5)を取り付けてあ
る。
【0012】MH1(1)とMH2(3)及びMH1
(2)とMH2(4)はそれぞれ水素導管(L1)、
(L2)で接続され、水素導管(L1)、(L2)には
遮断弁(12)、(13)が設置される。ファン
(6)、(7)及びダンパ(8)〜(11)が設けられ
ている。
【0013】システム始動前の金属水素化物の状態は、
MH1においては外気温度に相当する状態<図2のA点
>、MH2においては同様に<図2のE点>にある。い
ま、各金属水素化物には各々相当量の水素が吸蔵されて
いるとする。
【0014】まず庫内冷却動作について説明する。
【0015】遮断弁(12)、(13)が開くとともに
ファン(6)、(7)及びペルチェ素子ユニット(5)
に電源が供給される。シーケンスに従ってペルチェ素子
の電源極性を変えることによりMH2(3)、MH2
(4)は交互に冷却、加熱されるが、いま、MH2
(3)が冷却、MH2(4)が加熱の状態にあるとす
る。
【0016】システム始動直後はMH1(1)の状態は
図2のA点、MH2(3)の状態は図2のE点にある
が、遮断弁(12)の開弁とともに、MH1(1)より
MH2(3)に水素は平衡状態を保つべく移動するが、
更にMH2(3)を冷却してやることによりMH1
(1)とMH2(3)の平衡状態は図2で右下がり方向
に移行し、MH1(1)では水素が放出され吸熱状態と
なり、MH2(3)では水素を吸蔵し反応熱が発生す
る。
【0017】MH1(1)の吸熱作用はダンパ(8)、
(9)を庫内側に開くことにより庫内の冷却に利用され
る。一方、MH2(3)の反応熱はペルチェ素子ユニッ
ト(5)により吸熱される。このようにMH2(3)を
ペルチェ素子ユニット(5)にて冷却することにより任
意の冷却温度<図2のB点>を得ることが出来る。
【0018】またMH2(4)はペルチェ素子ユニット
(5)の放熱側に密着しているため、<図2のE点>よ
り<図2のD点>まで加熱され、これによりMH2
(4)に吸蔵されていた水素が放出され、MH1(2)
に吸蔵される<図2のA点に戻る>。この時、MH1
(2)は反応熱により高温となるためダンパ(10)、
(11)を庫外側に開きファン(7)で冷却する。即
ち、MH1(2)が再生状態となる。
【0019】以上の過程が終了すると今度はペルチェ素
子ユニット(5)の電源の極性を逆にして、MH2
(4)を吸熱側、MH2(3)を放熱側にする。これに
より以上と同様にダンパ切り替えによりMH1(2)で
庫内冷却、MH1(1)が再生状態となり、これを繰り
返すことにより冷房、冷凍が行える。
【0020】以上が基本的な考え方であるが、現状のペ
ルチェ素子の一般的な性能では図3の通り、冷却側と放
熱側の温度差60〜70℃が限度であり、温度差が大き
くなるほど吸熱量が小さくなる。また外気温度が非常に
高い場合、水素吸蔵合金の再生のための加熱温度は70
℃以上となるときもある。
【0021】この場合のようにペルチェ素子の温度差限
度に近づいたときの動作について以下に説明する。
【0022】まず外気温度が非常に高い場合はペルチェ
素子ユニット(5)のMH2(3)からの吸熱量が小さ
くなるため、MH1(1)からMH2(3)への水素移
動が少なくなり、MH1(1)の吸熱作用はあまり発生
しない。これに対しMH2(4)に吸蔵された水素は、
ペルチェ素子ユニット(5)の放熱側エネルギーにより
比較的短時間に放出され、MH1(2)に吸蔵される。
即ち、MH1(2)が再生状態となる。
【0023】MH1(2)の再生が終了した段階ではM
H2(4)は高温を維持する必要がなくなるため、遮断
弁(13)を閉じたのち強制冷却される。これによりペ
ルチェ素子ユニット(5)のMH2(3)からの吸熱量
も大きくなり、MH1(1)からMH2(3)への水素
移動も多くなる。従ってMH1(1)に吸蔵された水素
のすべてがMH2(3)に移動するまで、MH1(1)
は十分な冷却作用が得られることになる。これにて水素
吸蔵合金の冷却作用と再生が終了し1つのサイクルが終
了する。次にペルチェ素子に供給する電流の極性を逆に
してMH2(4)を吸熱側、MH2(3)を放熱側とし
て使用することにより上記と同様の動作となりMH1
(2)が冷却作用、MH1(1)が再生状態となり、こ
れを繰り返すことにより十分な冷凍能力を有することが
出来る。このサイクルの一例を図4に示す。
【0024】被冷却装置としての1例が、冷凍冷蔵庫で
あるが、任意適宜の商品陳列ケース、薬品保存装置等に
本発明を適用できることは明らかである。
【0025】本発明の第1実施例では、作動温度範囲に
おいて水素平衡圧力の異なる水素吸蔵合金の組み合わせ
を2組用い、これらをペルチェ素子ユニットによって連
結した冷却システムについて説明した。本発明の第2実
施例では、その組み合わせの1組のみを用い、それにペ
ルチェ素子ユニットを結合した冷却システムについて説
明する。
【0026】図5において、第1の金属水素化物(以下
MH1という)(101)と、このシステムにおける作
動温度範囲においてMH1より水素平衡圧力の低い第2
の金属水素化物(以下MH2という)MH2(102)
とを水素導管(103)により接続する。水素導管に遮
断弁(104)を設置する。MH2(102)との熱移
動が効果的に行えるようにMH2(102)にペルチェ
素子ユニツト(105)を取り付ける。2個のダンパ
(106)を設ける。ファン(107)は、ペルチェ素
子ユニツト(105)を外気と熱交換するために設け
る。MH1(101)を外気または庫内空気と熱交換す
るためのファン(108)を設ける。
【0027】初期状態には、MH1(101),MH2
(102)はそれぞれ図2中のA点、E点にあり、また
遮断弁(104)は全閉してあり、水素導管(103)
を通しての水素の行き来はない。いま、2つの金属水素
化物には各々相当量の水素が吸蔵されているとする。ま
たダンパ(106)は、庫外側とMH1(101)とが
共通になるように開かれている。
【0028】この冷却システムは、以下に説明する冷凍
冷蔵庫(R)の庫内冷却動作およびMH1への水素吸蔵
動作(庫内冷却準備動作)を繰り返すことにより、任意
の冷却設定温度まで冷却および保温することができる。
【0029】庫内冷却動作
【0030】図6に示すように、遮断弁(104)が開
くと共にファン(107)、(108)が始動する。ま
たペルチェ素子ユニット(105)には、まずMH2
(102)が冷却されるように電源が供給される。シス
テム始動直後においてMH1(101)、MH2(10
2)の状態は、それぞれ図2中のA点、E点(外気温度
点)にある。
【0031】ここで遮断弁(104)が開くことによ
り、水素導管(103)はMH1(101)、MH2
(102)に対して共通となり、平衡状態を保つべく水
素は、MH1(101)からMH2(102)へ移動す
る。つまりMH1(101)においては水素の放出が起
こり吸熱反応が、またMH2(102)においては水素
の吸蔵が起こり発熱反応が起こることになる。
【0032】ここでダンパ(106)を庫内側と、MH
1(101)とが共通になるように開き、ファン(10
8)の始動によりMH1(101)での吸熱反応を庫内
冷却として利用する。発熱反応が起こっているMH2
(102)は、ペルチェ素子ユニット(105)によっ
て冷却され、ペルチェ素子ユニット(105)の放熱側
はファン(107)によって外気で冷却される。以上の
それぞれの動作は、図2上において、MH1(101)
のA点はB点に向けて、またMH2(102)のE点は
C点に向けてそれぞれ移動する。この動作は、MH1
(101)の初期状態における水素内蔵量の放出(AB
間のある点)、若しくは庫内冷却設定温度達成(B点)
をもって終了とし、遮断弁(104)を閉鎖し、ダンパ
(106)を庫外側とMH1(101)とが共通になる
ように開く。
【0033】MH1への水素吸蔵動作(庫内冷却準備動
作)
【0034】いまダンパ(106)は、庫外側とMH1
(101)とが共通になるように開かれている。また、
2つの金属水素化物の状態は、MH1(101)は図2
中のAB間のある点、MH2(102)はEC間のある
点にある。
【0035】まず、ペルチェ素子ユニット(105)に
はMH2(102)が加熱されるように電源が供給され
る。この加熱源によりMH2(102)をその時のMH
1(101)の平衡圧力(最大A点)より高い平衡圧力
点まで加熱する。これは、水素がMH2(102)から
MH1(101)へ移動するための圧力差を作るためで
ある。
【0036】ここで遮断弁(104)が開くことによ
り、水素導管(103)はMH1(101)、MH2
(102)に対して共通となり、平衡状態を保つべく水
素はMH2(102)からMH1(101)へ移動す
る。つまりMH2(102)においては水素の放出が起
こり吸熱反応が、またMH1(101)においては水素
の吸蔵が起こり発熱反応が起こることになる。この時フ
ァン(108)はMH1(101)を外気にて冷却すべ
く、またファン(107)はペルチェ素子ユニツト(1
05)の放熱側の温度を高めるべくそれぞれ運転されて
いる。
【0037】この動作は、庫内冷却動作終了時における
MH2(102)の水素内蔵量の放出をもって終了と
し、遮断弁(104)を閉鎖し、ダンパ(106)は庫
外側とMH1(101)とが共通になるように保たれ
る。
【0038】第2実施例の長所
【0039】第1実施例に比べ、ペルチェ素子ユニット
(105)と金属水素化物MH2(102)との接触面
がペルチェ素子ユニット(105)の片面のみであり、
他面は一定温度(外気温度)のため温度差が小さく、ペ
ルチェ素子ユニットとしての効率が上がる。システムが
単純である。
【0040】第2実施例の短所
【0041】庫内冷却用金属水素化物MH1が1セット
しかないため、間欠冷却しかできない。
【0042】上記短所を改善すべく庫内冷却方法を変更
した第3実施例を図8に示す。これは、連続冷却を行う
ために金属水素化物MH1と冷凍冷蔵庫(R)内との間
に蓄冷器(109)を設けたものである。また、これに
付随して蓄冷器(109)への庫内循環用ファン(11
0)を設置、およびダンパ(106)を増設してある。
ペルチェ素子ユニットおよび2つの金属水素化物MH
1,MH2にまつわる動作は、上述した庫内冷却動作お
よび庫内冷却準備動作に同じである。
【0043】ペルチェ素子ユニットMH1(101)が
吸熱状態のとき、図8に示すように庫内空気はMH1
(101)を通り、その後蓄冷器(109)を通ること
により庫内空気の冷却および蓄冷器(109)への蓄冷
を同時に行う。
【0044】ペルチェ素子ユニットMH1(101)が
発熱状態のとき、図9に示すように、MH1(101)
は外気により冷却され、また庫内空気は蓄冷器(10
9)を通ることにより冷却するよう3個のダンパ(10
6)により操作する。
【0045】図10に本発明の第4実施例を示す。図1
0において図1と同一参照数字は同一部品を示す。冷却
冷蔵庫内の冷凍負荷(CL)を通る冷熱ブラインを、切
り替え弁(V1)、(V2)によって交互に第1の金属
水素化物MH1(1)、(2)に循環ポンプPにより送
る。庫内冷却動作については図1に関して説明したのと
同じであるので省略する。
【0046】なお第4実施例では、冷熱ブラインの出入
口管が、冷凍冷蔵庫を貫通する部分を除いて、庫内外を
断熱材で熱遮断するため熱損失が少くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明冷凍冷房システムの第1実施例の説明図
である。
【図2】第1及び第2の金属水素化物MH1、MH2の
平衡圧力と温度との関係を示すグラフである。
【図3】ペルチェ素子の特性図である。
【図4】冷却サイクルの一例を示す説明図である。
【図5】本発明冷凍冷房システムの第2実施例の説明図
である。
【図6】図5に示す第2実施例の庫内冷却動作の説明図
である。
【図7】図5に示す第2実施例の庫内冷却準備動作の説
明図である。
【図8】本発明冷凍冷房システムの第3実施例の庫内冷
却動作の説明図である。
【図9】本発明冷凍冷房システムの第3実施例の庫内冷
却準備動作及び蓄冷器による庫内冷却動作の説明図であ
る。
【図10】本発明冷凍冷房システムの第4実施例の説明
図である。
【符号の説明】
1,2 第1の金属水素化物MH1 3,4 第2の金属水素化物MH2 5 ペルチェ素子ユニット 6,7 ファン 8,9,10,11 ダンパ L1,L2 水素導管 12,13 遮断弁 R 冷凍冷蔵庫

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)被冷却装置に取り付けられた1対
    の第1の金属水素化物MH1と、(ロ)前記第1の金属
    水素化物MH1を、前記被冷却装置内からの吸熱状態
    と、前記被冷却装置の外部との連通状態とに切り替える
    切り替え手段と、(ハ)前記被冷却装置の外部に配置さ
    れ、ペルチェ素子ユニットとの熱移動が行えるように、
    このペルチェ素子ユニットの対向側に取り付けられた1
    対の第2の金属水素化物MH2と、(ニ)水素を移動さ
    せるために、前記1対の第1の金属水素化物の一方と、
    前記1対の第2の金属水素化物の一方とを、開閉可能な
    遮断弁を介して接続する第1の水素導管と、(ホ)水素
    を移動させるために、前記1対の第1の金属水素化物の
    他方と、前記1対の第2の金属水素化物の他方とを、開
    閉可能な遮断弁を介して接続する第2の水素導管と、
    (ヘ)所定のシーケンスに従って、ペルチェ素子の電源
    極性の変更と、前記切り替え手段の切り替え動作と、前
    記遮断弁の開閉とを制御する制御手段と、を備えた、ペ
    ルチェ素子と水素吸蔵合金との複合による冷凍冷房シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記切り替え手段を、前記第1の金属水
    素化物の両側に設けられ、前記被冷却装置の内側及び外
    側に開くことのできるダンパと、このダンパと前記第1
    の金属水素化物との間に配置したファンとにより構成し
    た、請求項1のペルチェ素子と水素吸蔵合金との複合に
    よる冷凍冷房システム。
  3. 【請求項3】 (イ)被冷却装置に取り付けられた第1
    の金属水素化物MH1と、(ロ)前記第1の金属水素化
    物を、前記被冷却装置内からの吸熱状態と、前記被冷却
    装置の外部との連通状態とに切り替える切り替え手段
    と、(ハ)前記被冷却装置の外部に配置され、ペルチェ
    素子ユニットとの熱移動が行えるように、このペルチェ
    素子ユニットの一方の側に取り付けられた第2の金属水
    素化物MH2と、(ニ)水素を移動させるために、前記
    第1の金属水素化物と、前記第2の金属水素化物とを、
    開閉可能な遮断弁を介して接続する水素導管と、(ホ)
    前記ペルチェ素子ユニットの他方の側に配置されたファ
    ンと、(ヘ)所定のシーケンスに従って、ペルチェ素子
    の電源極性の変更と、前記切り替え手段の切り替え動作
    と、前記遮断弁の開閉とを制御する制御手段と、を備え
    た、ペルチェ素子と水素吸蔵合金との複合による冷凍冷
    房システム。
  4. 【請求項4】 前記切り替え手段を、前記第1の金属水
    素化物の両側に設けられ、前記被冷却装置の内部と前記
    第1の金属水素化物とが連通するように開くことができ
    ると共に前記被冷却装置の外部と前記第1の金属水素化
    物とが連通するように開くことのできるダンパと、この
    ダンパと前記第1の金属水素化物との間に配置したファ
    ンとにより構成した、請求項3のペルチェ素子と水素吸
    蔵合金との複合による冷凍冷房システム。
  5. 【請求項5】 (イ)被冷却装置に取り付けられた第1
    の金属水素化物MH1と、(ロ)前記第1の金属水素化
    物を、前記被冷却装置内からの吸熱状態と、前記被冷却
    装置の外部との連通状態とに切り替える切り替え手段
    と、(ハ)前記被冷却装置の外部に配置され、ペルチェ
    素子ユニットとの熱移動が行えるように、このペルチェ
    素子ユニットの一方の側に取り付けられた第2の金属水
    素化物MH2と、(ニ)水素を移動させるために、前記
    第1の金属水素化物と、前記第2の金属水素化物とを、
    開閉可能な遮断弁を介して接続する水素導管と、(ホ)
    前記ペルチェ素子ユニットの他方の側に配置されたファ
    ンと、(ヘ)前記第1の金属水素化物の吸熱状態及び連
    通状態において前記被冷却装置内を連続的に冷却するよ
    うに、前記被冷却装置内に配置された蓄冷手段と、
    (ト)所定のシーケンスに従って、ペルチェ素子の電源
    極性の変更と、前記切り替え手段の切り替え動作と、前
    記遮断弁の開閉とを制御する制御手段と、を備えた、ペ
    ルチェ素子と水素吸蔵合金との複合による冷凍冷房シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記切り替え手段を、前記第1の金属水
    素化物の一方の側に設けられ、前記第1の金属水素化物
    と前記被冷却装置の内部又は外部とが連通するように開
    くことのできる1つのダンパと、前記第1の金属水素化
    物の他方の側に互いに間隔を置いて設けられ、前記第1
    の金属水素化物と前記被冷却装置の内部又は外部とが連
    通するように第1の位置又は第2の位置とに開くことの
    できる1対のダンパとにより構成し、前記蓄冷手段を、
    前記1対のダンパの第1の位置において前記第1の金属
    水素化物と連通し、前記1対のダンパの第2の位置にお
    いて前記被冷却室の内部と直接連通するように配置した
    ファンと蓄冷器とにより構成した、請求項5のペルチェ
    素子と水素吸蔵合金との複合による冷凍冷房システム。
  7. 【請求項7】 (イ)被冷却装置に取り付けられた1対
    の第1の金属水素化物MH1と、(ロ)冷熱ブライン
    を、前記被冷却装置内の冷凍負荷と、任意適宜の配管
    と、この配管に設けた切り替え弁とを経て前記1対の第
    1の金属水素化物に交互に循環させるための循環ポンプ
    と、(ハ)前記被冷却装置の外部に配置され、ペルチェ
    素子ユニットとの熱移動が行えるように、このペルチェ
    素子ユニットの対向側に取り付けられた1対の第2の金
    属水素化物MH2と、(ニ)水素を移動させるために、
    前記1対の第1の金属水素化物の一方と、前記1対の第
    2の金属水素化物の一方とを、開閉可能な遮断弁を介し
    て接続する第1の水素導管と、(ホ)水素を移動させる
    ために、前記1対の第1の金属水素化物の他方と、前記
    1対の第2の金属水素化物の他方とを、開閉可能な遮断
    弁を介して接続する第2の水素導管と、(ヘ)所定のシ
    ーケンスに従って、ペルチェ素子の電源極性の変更と、
    前記切り替え弁の切り替え動作と、前記遮断弁の開閉と
    を制御する制御手段と、を備えた、ペルチェ素子と水素
    吸蔵合金との複合による冷凍冷房システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001069144A3 (en) * 2000-03-17 2002-04-25 Martin David Hydrogen compressor
KR20020069400A (ko) * 2001-02-26 2002-09-04 차승식 수소 저장합금을 이용한 냉장고

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