JPH06259007A - 点字表示装置 - Google Patents

点字表示装置

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JPH06259007A
JPH06259007A JP6599593A JP6599593A JPH06259007A JP H06259007 A JPH06259007 A JP H06259007A JP 6599593 A JP6599593 A JP 6599593A JP 6599593 A JP6599593 A JP 6599593A JP H06259007 A JPH06259007 A JP H06259007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
braille
data
control circuit
braille display
display
Prior art date
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Pending
Application number
JP6599593A
Other languages
English (en)
Inventor
Mariko Niitsu
眞理子 新津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 頁数を必要とせず、保管や携帯に便利で、点
字の作成に労力や時間がかかることのない点字表示装置
を提供する。 【構成】 文書などのデータが記憶されたメモリ部2
と、このメモリ部2に記憶されたデータを読み込んで点
字データに変換する制御回路1と、この制御回路1から
の点字データに基づいて所定個所の点字ドットが突起す
ることにより点字を表示する点字表示部3とを具備し
た。したがって、メモリ部2に記憶された文書などのデ
ータを制御回路1で点字データに変換し、この点字デー
タに基づいて点字表示部3に点字を表示させるので、点
字の作成に労力や時間がかからず、容易に点字を表示さ
せることができるとともに、制御回路1からの点字デー
タに基づいて点字表示部3の点字を何度も書き換えるこ
とができ、従来のように多くの頁数が必要にならないの
で保管や携帯に便利である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、視力障害者向けの点
字表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、視力障害者向けの点字とは、紙
面に突起した点(ドット)を一定の方式で組み合わせた
文字である。このような点字を用いた点字書籍は、通常
の文章を一文字ずつ点字で表わした紙面を1冊に綴じた
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような点字書籍で
は、点字が通常の文字よりも大きいため、一般の書籍よ
りも頁数が非常に多くなり、保管や携帯に不便であると
いう問題がある。また、この点字書籍は、作成にかなり
の労力と時間がかかるため、需要に追いつけず、手に入
れにくいという問題もある。この発明は上記事情に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、複数の頁
数を必要とせず、保管や携帯に便利で、点字の作成に労
力や時間がかかることのない点字表示装置を提供するこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために、文書などのデータが記憶されたメモリ
部と、このメモリ部に記憶されたデータを読み込んで点
字データに変換する制御回路と、この制御回路からの点
字データに基づいて所定個所の点字ドットが突起するこ
とにより点字を表示する点字表示部とを具備したもので
ある。
【0005】
【作用】この発明によれば、メモリ部に記憶された文書
などのデータを制御回路が読み込んで点字データに変換
し、この点字データに基づいて点字表示部の所定個所の
点字ドットを突起させることにより点字表示部に点字を
表示させるので、点字の作成に労力や時間がかからず、
容易に点字を表示させることができるとともに、必要に
応じて制御回路からの点字データに基づいて点字表示部
の点字を何度も書き換えることができ、従来のように多
くの頁数が必要にならないので、保管や携帯に便利であ
る。
【0006】
【実施例】以下、図1〜図3を参照して、この発明の一
実施例を説明する。図1はこの発明の点字表示装置の機
能ブロック図である。この図において、制御回路1は、
フロッピディスクなどのメモリ部2に記憶されている文
書などのデータを読み込んで点字データに変換し、この
点字データを例えば1頁分ずつ点字表示部3に与え1頁
分の表示を点字表示部3に形成後、入力部4からの頁切
換信号が与えられるとこの頁切換信号に基づいて点字表
示部3の最初の1頁分の表示が消去するのに同期して次
の1頁分の点字データを点字表示部3に与えこの次の1
頁分の表示を点字表示部3に形成するようになってい
る。
【0007】点字表示部3は、突起した点字ドットの組
合わせによって表わされる点字(例えば、3点2行で1
文字を表わすブライュ式の点字)を1頁分表示するもの
である。この点字表示部3の点字ドットは、図2(a)
および図2(b)に示すように構成されている。すなわ
ち、基板5上には絶縁筒6が設けられている。この絶縁
筒6内の下部には制御回路1からの点字データに基づい
て磁力を発生する電磁石(第1磁石)7が固定されてい
る。また、絶縁筒6内の上部には上端部がほぼ半球状に
形成された永久磁石(第2磁石)8が電磁石7の磁力に
反発するように配置されている。さらに、絶縁筒6上方
にはこれと対応する個所に貫通孔9が形成された支持板
10が配置されている。この支持板10の上面には電磁
石7の磁力に反発して押し上げられた永久磁石8により
膨出変形するゴムなどの伸縮自在な表示シート11が貼
付られている。
【0008】また、点字表示部3の基板5には、図3に
示すように、制御回路1からの点字データに基づいて駆
動される走査電極Xi1〜Xinと表示電極Yj1〜Yjnがマ
トリクス状に設けられているとともに、走査電極Xi1
inと表示電極Yj1〜Yjnとが交差する付近にはそれぞ
れトランジスタ12が設けられている。各トランジスタ
12は、各ゲート電極Gがそれぞれ走査電極Xi1〜Xin
に接続され、各ソース電極Sがそれぞれ表示電極Yj1
jnに接続され、各ドレイン電極Dにそれぞれ電磁石7
のコイル7aが接続されている。この場合、例えば3点
2行で1文字の点字を表わす場合には、3つの表示電極
j1〜Yj3と2つの走査電極Xi1、Xi2とで1文字の点
字に相当し、これらがマトリクス状に多数設けられて1
頁分の点字に相当する。
【0009】次に、このような点字表示装置を使用する
場合について説明する。メモリ部2に記憶されている文
書などのデータは、制御回路1に読み込まれて点字デー
タに変換される。そして、点字データが制御回路1から
点字表示部3に1頁分与えられると、1頁分の点字デー
タに基づいて点字ドットと対応する所定のトランジスタ
12が動作し、電磁石7のコイル7aに電流が流れる。
すると、電磁石7が磁力を発生し、この電磁石7の磁力
に永久磁石8が反発して押し上げられ、この押し上げら
れた永久磁石8により表示シート11が上方に向けて膨
出する。この膨出した点字ドットにより点字表示部3に
点字が1頁分表示される。そして、視力障害者が指先で
1頁分の点字を読み取った後に、入力部4を操作する
と、入力部4から頁切換信号が制御回路1に与えられ、
この制御回路1が頁切換信号に基づいて次の1頁分の点
字データを点字表示部3に与える。すると、点字表示部
3に表示されていた1頁分の点字が消去されて次の新た
な1頁分の点字が表示される。この操作を繰り返すこと
により、視力障害者がメモリ部2に記憶されている文書
などのデータを順次読み取ることができる。
【0010】このように、この点字表示装置では、メモ
リ部2に記憶された文書などのデータを制御回路1が読
み込んで点字データに変換し、この点字データに基づい
て点字表示部3に点字として表示するので、従来のよう
に点字の作成に労力や時間がかからず、容易に点字を表
示させることができるとともに、制御回路1からの点字
データに基づいて点字表示部3の点字を何度も書き換え
ることができ、従来のように多くの頁数が必要にならな
いので、保管や携帯に便利である。
【0011】なお、上述した実施例では、絶縁筒6内の
下部に電磁石7を固定し、絶縁筒6内の上部に永久磁石
8を配置したが、これに限らず、例えば図4に示すよう
に、絶縁筒6内の下部に永久磁石もしくは電磁石などの
第1磁石15を固定し、絶縁筒6内の上部に第1磁石1
5の磁力に反発する電磁石(第2磁石)16を配置して
も良い。この場合には、電磁石16の上端部にほぼ半球
状の頭部17を設け、この頭部17で表示シート9を押
し上げて膨出させるようにすればよい。
【0012】また、上述した実施例では、入力部4から
頁切換信号を制御回路1に入力するようになっている
が、これに限らず、入力部4を視力障害者用のキーボー
ドに形成し、このキーボードで視力障害者が文書などの
データを入力するようにしても良い。このようにすれ
ば、入力された文書などのデータを点字表示部3に表示
することができるとともに、メモリ部2に保存すること
ができ、保存されたデータを普通の人が容易に見ること
ができたり、視力障害者同士が互いにデータを介しコミ
ュニケーションをとることができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、メモリ部に記憶された文書などのデータを制御回路
が読み込んで点字データに変換し、この点字データに基
づいて点字表示部の所定個所の点字ドットを突起させる
ことにより点字表示部に点字を表示するので、点字の作
成に労力や時間がかからず、容易に点字を表示させるこ
とができるとともに、制御回路からの点字データに基づ
いて点字表示部の点字を何度も書き換えることができ、
従来のように多くの頁数が必要にならないので、保管や
携帯に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の点字表示装置の機能ブロック図。
【図2】図1の点字表示部の点字ドットを示し、(a)
は電磁石に磁力が発生していないときの状態を示す拡大
断面図、(b)は電磁石に磁力が発生して永久磁石が表
示シートを膨出させた状態を示す拡大断面図。
【図3】図2の電磁石を駆動する回路の一部を示す図。
【図4】点字ドットの変形例を示す拡大断面図。
【符号の説明】
1 制御回路 2 メモリ部 3 点字表示部 7 電磁石 8 永久磁石 11 表示シート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書などのデータが記憶されたメモリ部
    と、 前記メモリ部に記憶されたデータを読み込んで点字デー
    タに変換する制御回路と、 前記制御回路からの点字データに基づいて所定個所の点
    字ドットが突起することにより点字を表示する点字表示
    部と、 を具備したことを特徴とする点字表示装置。
  2. 【請求項2】 前記点字表示部の点字ドットは、前記制
    御回路からの点字データに基づいて磁力を発生する第1
    磁石と、この第1磁石の磁力に対して反発する第2磁石
    と、これら第1、第2磁石の反発によって伸縮自在に膨
    出変形する表示シートとからなることを特徴とする請求
    項1記載の点字表示装置。
JP6599593A 1993-03-03 1993-03-03 点字表示装置 Pending JPH06259007A (ja)

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JP6599593A JPH06259007A (ja) 1993-03-03 1993-03-03 点字表示装置

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JP6599593A JPH06259007A (ja) 1993-03-03 1993-03-03 点字表示装置

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ID=13303106

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JP6599593A Pending JPH06259007A (ja) 1993-03-03 1993-03-03 点字表示装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004508506A (ja) * 2000-06-21 2004-03-18 コミツサリア タ レネルジー アトミーク 膨出型凹凸形状を有した素子
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