JPH06257990A - 射撃訓練装置 - Google Patents

射撃訓練装置

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JPH06257990A
JPH06257990A JP6614693A JP6614693A JPH06257990A JP H06257990 A JPH06257990 A JP H06257990A JP 6614693 A JP6614693 A JP 6614693A JP 6614693 A JP6614693 A JP 6614693A JP H06257990 A JPH06257990 A JP H06257990A
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JP
Japan
Prior art keywords
shooting
safety
unit
shooting training
participant
Prior art date
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Pending
Application number
JP6614693A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Hajikawa
正義 枦川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP6614693A priority Critical patent/JPH06257990A/ja
Publication of JPH06257990A publication Critical patent/JPH06257990A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 射撃訓練時における安全性の確保を人間の目
視によることなく、自動的に、かつ、確実に行うことが
できる射撃訓練装置を提供すること。 【構成】 位置検出装置2は、射場内の危険領域内の射
撃訓練参加者の現在の位置を常時検出してその情報を判
断装置3に送る。判断装置3は、危険領域内に射撃訓練
参加者が存在する場合は警報を発して射撃を行わないよ
うに警告するとともに強制安全装置9に対して銃器11
の安全装置を安全側に固定または安全側に強制的に作動
させる指令を送る。これにより、銃器11は発射不可能
となり、参加者の安全の確保が図れる。状態検出装置1
0は、銃器11の安全装置の状態を検出してその情報を
判断装置3に送る。判断装置3は状態検出装置10から
の情報により強制安全装置9の故障・不具合等を常に監
視することが可能となり、より安全な訓練の遂行が可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射撃訓練装置に係り、特
に射撃訓練中の訓練参加者に対する危険性を回避させる
のに好適な射撃訓練装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の射撃訓練においては、射撃訓練参
加者の安全管理を含む射場の運営は全て人間の手で行わ
れてきた。一般的な射撃訓練場は図2に示すように射手
が標的に向けて射撃を行うための例えば100m間隔で
設けられた射場13a〜13cと、木製の枠に紙製の標
的が張り付けられた標的15と、標的側の作業を行う人
員が射撃中に退避するための監的壕14とからなってお
り、標的側の作業では着弾位置の確認、標的紙の張り替
え等が行われる。
【0003】射撃中は射座13a〜13cと標的15と
の間の領域及びその後方の領域は飛弾の可能性がある危
険領域16であるため、立ち入り禁止となっており、射
撃開始の前に目視による安全の管理が行われるのが一般
的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の射
場の運営管理においては、安全の管理は人間の目視によ
る監視のみに頼っているため、下記のような場合には充
分な安全性の確保ができない虞がある。すなわち(ア)
監視を行う人間の注意力の不足及び(イ)夜間、濃霧、
豪雨等の視界不良等により、安全性の確保ができない虞
がある。
【0005】特に(イ)の場合、日本国内の大規模な射
場の多くは天候が不安定な立地条件にあり、また自衛隊
の訓練等においては夜間訓練等の必要性から充分な視界
が得られない状態で射撃訓練を行う必要があり、是非と
も解決しなければならない問題である。
【0006】本発明の目的は、射撃訓練時における安全
性の確保を人間の目視に頼ることなく自動的に、かつ確
実に行うことができる射撃訓練装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、射撃訓練参
加者に備えられた信号発生源からの信号を検出する位置
検出手段と、この位置検出手段からの出力と予め格納さ
れた情報との比較によって射撃訓練参加者が危険領域内
にいるか否かを判断する判断手段と、この判断手段によ
って射撃訓練参加者が危険領域にいるときに射撃を停止
させるための停止手段と、を設けたことによって達成さ
れる。
【0008】
【作用】位置検出手段は射撃訓練参加者に備えられた信
号発生減からの信号を検出して射撃訓練参加者の現在の
位置を検出し、その情報は判断手段に出力される。判断
手段には予め危険領域の情報が格納されており、この情
報と位置検出手段からの情報と比較から射撃訓練参加者
が危険領域にいる否かを判断し、判断手段によって射撃
訓練参加者が危険領域にいる場合、銃器の発射をしない
ように警報を発する装置や、射撃訓練参加者の銃器に備
えられた安全装置が安全側に作動する装置等により銃器
の発射が停止される。したがって、夜間、濃霧、豪雨等
の視界不良等の場合にも、危険領域の射撃訓練参加者の
安全が図られ、安全な訓練の遂行が可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の射撃訓練装置の一実施例を示す全
体構成図である。この射撃訓練装置は、標識電波を受信
し射撃訓練参加者の方位を算出する方位検出器1と、2
つ以上の方位検出器1の出力を受取り、射撃訓練参加者
の平面上の位置を算出する位置検出器2と、銃器の安全
装置を安全側に固定または、安全側に強制的に作動させ
る機能を持つ強制安全装置9と、銃器の安全装置の状態
を検出する状態検出装置10と、位置検出器2と状態検
出装置10の情報を受取り危険状態の発生の可能性の有
無の判断及び警報の発令及び強制安全装置9への動作指
令を発する機能を有する判断装置3と、射撃訓練参加者
が携帯する電波標識装置12とから主として構成されて
いる。
【0010】次に上記の構成からなる射撃訓練装置の作
用を説明する。上記の機器は射撃訓練場に図1に示すよ
うに配置される。射撃訓練参加者はその頭頂部等の電波
の放射の障害が少ない部位に電波標識装置12を取り付
ける。信号発生源としての電波標識装置12は、常時あ
るいは短い時間間隔で無指向性の標識電波を発信する。
電波標識装置12からの電波は複数の方位検出器1に検
出される。方位検出器1の検出結果は位置検出器2に送
られ、三角測量の方法で射場内での射撃訓練参加者の存
在位置が算出される。
【0011】射撃訓練開始前、あるいは射撃訓練中でも
標的付近を含む危険領域16での作業等を行っている間
の射撃が禁止される期間の間は、操作箱6の射撃禁止ボ
タン8を押すと判断装置3にその情報が送られ、判断装
置3は強制安全装置9に指令を発して全ての銃器の安全
装置を安全側に固定する。判断装置3は引き続いて状態
検出装置10の出力を監視し、全ての銃器11の状態検
出装置10の出力が全て安全側に固定されたことが一定
時間内に確認されなければ、警告スピーカー5により警
報を発生して危険領域16での作業を行わないように警
告する。
【0012】射撃を開始する場合、操作箱6の射撃許可
ボタン7を押すと判断装置3は位置検出器2の出力情報
を読み取り、予め格納された情報との比較により危険領
域16内に訓練参加者が存在しないこと及び所在が不明
になっている訓練参加者がいないことを確認の上、強制
安全装置9の動作指令を解除する。もし、この確認の際
に危険領域16内に訓練参加者が存在したり、あるいは
所在不明の訓練参加者がいる場合は警報を発生して強制
安全装置9の動作を継続するように指令を発生する。
【0013】また、操作箱6のボタンの状態に拘らずか
つ事象の発生順序に拘らず、銃器11の強制安全装置9
の解除状態と、危険領域内16への訓練参加者の存在が
同時に検出された場合は、直ちに警報を発生すると共
に、銃器11の強制安全装置9を作動させることによっ
て事故等を未然に防止する。
【0014】本発明において、危険領域16内に射撃訓
練参加者が存在する場合、判断装置3に設けられた警告
灯4又は/及び警告スピーカ5からの警告によって銃器
11を携帯し、訓練中の射撃訓練参加者に対して銃器1
1の発射を停止するように認識させるようにしてもよ
い。また、上記した実施例においては、信号発生源とし
て電波標識装置12を用いた例を示したが、この電波標
識装置12の代わりに赤外線または可視光線等を用いた
位置検出装置も適用可能である。この場合、電波ノイズ
レベルの高い場所あるいは電波の使用が制限される場所
への適用も可能である。
【0015】なお、標識電波の内容を異なったものとす
ること、例えば、射撃訓練参加者に備えた電波標識装置
12からの電波の周波数を射撃訓練参加者によって各々
異なるものとすることによって、特定の周波数の発生
源、即ち、特定の射撃訓練参加者の存在位置を得ること
もできる。また、同様の方法で特定あるいは不特定の参
加者が射場内の位置検出可能な領域から存在しなくなっ
たことを検出することもできる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、射撃訓練
時における安全性の確保を人間の目視によることなく、
自動的にかつ確実に行うことができるため、夜間、濃
霧、豪雨等の視界不良等の場合にも、危険領域の射撃訓
練参加者の安全が図られ、安全な訓練の遂行が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の射撃訓練装置の一実施例を示す全体構
成図である。
【図2】本発明の射撃訓練装置が適用される射場の例を
示す説明図であり、(A)は射場の全体斜視図、(B)
は(A)におけるa部の拡大図である。
【符号の説明】
1 方位検出器 2 位置検出器 3 判断装置 4 警告灯 5 警告スピーカ 6 操作箱 7 射撃許可ボタン 8 射撃禁止ボタン 9 強制安全装置 10 状態検出装置 11 銃器 12 電波標識装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射撃訓練参加者に備えられた信号発生源
    からの信号を検出する位置検出手段と、該位置検出手段
    からの出力と予め格納された情報との比較によって前記
    射撃訓練参加者が危険領域内にいるか否かを判断する判
    断手段と、該判断手段によって前記射撃訓練参加者が危
    険領域にいるときに射撃を停止させるための停止手段
    と、を設けたことを特徴とする射撃訓練装置。
  2. 【請求項2】 前記停止手段は、射撃訓練参加者にその
    旨を知らしめる手段としたことを特徴とする請求項1の
    射撃訓練装置。
  3. 【請求項3】 前記停止手段は、射撃訓練参加者の銃器
    に備えた安全装置を強制的に安全側に作動させる強制安
    全手段であることを特徴とする請求項1の射撃訓練装
    置。
JP6614693A 1993-03-02 1993-03-02 射撃訓練装置 Pending JPH06257990A (ja)

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JP6614693A JPH06257990A (ja) 1993-03-02 1993-03-02 射撃訓練装置

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JP6614693A JPH06257990A (ja) 1993-03-02 1993-03-02 射撃訓練装置

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JPH06257990A true JPH06257990A (ja) 1994-09-16

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ID=13307440

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JP6614693A Pending JPH06257990A (ja) 1993-03-02 1993-03-02 射撃訓練装置

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JP (1) JPH06257990A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4446020A1 (de) * 1994-12-22 1996-06-27 Mauser Werke Oberndorf Waffensysteme Gmbh Einrichtung zur Erkennung von Waffe und berechtigtem Benutzer
JP2013200054A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Hitachi Kokusai Electric Inc 射撃スケジュール作成装置
JP2019027661A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 株式会社日立国際電気 射撃訓練システム
JP2021032426A (ja) * 2019-08-19 2021-03-01 株式会社日立国際電気 交戦訓練システム

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JP2013200054A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Hitachi Kokusai Electric Inc 射撃スケジュール作成装置
JP2019027661A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 株式会社日立国際電気 射撃訓練システム
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