JPH06255735A - 無端走行ベルトの蛇行修正装置 - Google Patents
無端走行ベルトの蛇行修正装置Info
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- JPH06255735A JPH06255735A JP3081895A JP8189591A JPH06255735A JP H06255735 A JPH06255735 A JP H06255735A JP 3081895 A JP3081895 A JP 3081895A JP 8189591 A JP8189591 A JP 8189591A JP H06255735 A JPH06255735 A JP H06255735A
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- meandering
- meandering correction
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Abstract
ベルトの傷みや片のびなどがない蛇行修正装置を提供す
ることを目的としている。 【構成】揺動軸受13を支持アーム14の中間部に支持
させ、この支持アームを、その一端が加圧ベルト31の
蛇行修正ロール11との当接面側に、他端が前記当接面
と反対側にそれぞれ配置させるとともに、前記他端に設
けられたアクチュエータ15を介して前記一端に設けら
れた回動軸16を中心にして回動自在となるように構成
した。
Description
装置の加圧ベルト(バックアップベルト)等の無端走行
ベルトの蛇行を修正する蛇行修正装置に関する。
圧ロール71と、ステンレス製金網などの剛性がある素
材で形成された無端走行式の加圧ベルト72との間に汚
泥等の被脱水物質を載せた無端走行濾布(図示せず)等
を連続的に挟み込んでベルトテンションによる高圧を被
脱水物質にかけて脱水を行うようになっている。
修正するために、蛇行修正装置73が装着されている。
はあらわれていない)および揺動軸受74によって回転
軸が支持された蛇行修正ロール76が、加圧ベルト72
の内周面に当接するように配置されていて、揺動軸受7
4を加圧ベルト72の進行方向前後に揺動させることに
よって加圧ベルト72の蛇行を修正し、安定した脱水を
図るようになっている。
していないが、加圧ベルト72の蛇行を検知するセンサ
が設けられていて、たとえば、加圧ベルト72が固定軸
受側(図の背面側)へ蛇行していることがセンサによっ
て検知されると、回動手段としてのアクチュエータ77
の伸縮ロッド77aが作動し、支持アーム78が回動軸
79を中心に回動して、揺動軸受74が矢印A方向へ揺
動する。そして、この揺動によって蛇行修正ロール76
の回転力が加圧ベルト72の進行方向(図で見て左方
向)に対して左斜め前方にかかるようになり、加圧ベル
ト72が揺動軸受74側へ移動する。
がセンサによって検知されると、揺動軸受74が矢印B
方向へ揺動して、蛇行修正ロール76の回転力が加圧ベ
ルト72の進行方向(図で見て左方向)に対して右斜め
前方にかかるようになり、加圧ベルト72が固定軸受側
へ移動する。
ンション調節手段であって、クランク75aを回動させ
ることによりロール位置を変え、ベルトテンションを調
節するようになっている。また、図示していないが、ク
ランク75aの先端部から固定軸が突出していて、この
固定軸にロールの回転中心に設けられたベアリングが受
けられている。
行修正装置73では、つぎの,のような問題点があ
った。
軸受側へ移動させる時で、加圧ベルト72の蛇行修正時
間が異なってくる。すなわち、蛇行修正ロール76での
加圧ベルト72の屈曲カーブと、揺動軸受74の揺動軌
跡のカーブとが反対であるので、揺動軸受74が矢印A
方向あるいは矢印B方向へ回動するにつれて加圧ベルト
72の揺動軸受74側端縁により張力がかかるようにな
る。このように一方の側端縁に他方の側端縁より大きな
張力がかかると、張力差が大きくなりすぎないかぎり、
張力の掛かった方向へ寄っていく(張力差が大きくなり
すぎると、逆方向に加圧ベルト72が滑る)ため、この
蛇行修正装置73の場合、矢印A方向あるいは矢印B方
向へ揺動軸受74を揺動させると、加圧ベルト72を揺
動軸受74側へ移動させようとする力が常に加わること
になる。したがって、加圧ベルト72を固定軸受側へ移
動させる時には、張力差により揺動軸受74側へ加圧ベ
ルト72を移動させようとする力に逆らうように加圧ベ
ルト72を固定軸受側へ押しやらねばならず、揺動軸受
74へ移動させる時と、固定軸受側へ移動させる時で、
加圧ベルト72の蛇行修正時間が異なってくる。
での屈曲角が大きすぎると、蛇行修正ロール76の揺動
軸受74の揺動による加圧ベルト72の揺動軸受74側
端部の伸長度合が大きくなり、加圧ベルト72が傷んだ
り、両側の周長が変わってしまう、いわゆる、片のびの
状態になってしまうため、蛇行修正できなくなる虞があ
る。そこで、ロールを全部で4つにして蛇行修正ロール
76での加圧ベルト72の屈曲角が緩くなるようにして
その防止を図るようにしている。しかしながら、ロール
の数を増やすと、装置全体の大きさが大きくなり、装置
の設置スペースが多くなり、設備コストが嵩むと言う問
題がある。
置全体をコンパクトにでき、かつ、無端走行ベルトの傷
みや片のびなどがない蛇行修正装置を提供することを目
的としている。
目的を達成するために、無端走行ベルトの内周面に当接
する蛇行修正ロールが、無端走行ベルトを両側から挟ん
で設けられた固定軸受および前記無端走行ベルトの進行
方向前後に揺動自在な揺動軸受にその両端の回転軸を支
持させ、前記揺動軸受を揺動させて無端走行ベルトの軸
と蛇行修正ロールの軸との角度を偏向させることによっ
て無端走行ベルトの蛇行を修正するようになっている無
端走行ベルトの蛇行修正装置において、前記揺動軸受が
支持アームの中間部に支持されており、この支持アーム
が、その一端を前記無端走行ベルトの前記蛇行修正ロー
ルとの当接面側に配置され、他端を前記当接面と反対側
に配置されているとともに、前記他端に設けられた回動
手段を介して前記一端に設けられた回動軸を中心にして
回動自在に支持されていることを特徴とする無端走行ベ
ルトの蛇行修正装置を要旨としている。
ムを所望位置まで回動させると、蛇行修正ロールの揺動
軸受がそれにともなって、無端走行ベルトの屈曲に沿う
ような軌跡を描きながら揺動する。すなわち、ベルトの
揺動軸受側に大きな力がかからないように蛇行修正ロー
ルの軸を偏向させることができる。
図面を参照しつつ詳しく説明する。
正装置1は、蛇行修正ロール11、固定軸受12、揺動
軸受13、支持アーム14、回動手段としてのアクチュ
エータ15を備えていて、図3にみるように、たとえ
ば、加圧脱水装置3の加圧ベルト31の蛇行修正に用い
ることができる。なお、図3中32は加圧ロール、33
は加圧ベルト31のテンション調節手段である。
内周面に当接して設置されるようになっている。固定軸
受12と揺動軸受13とは、加圧ベルト31を挟むよう
に設けられていて、蛇行修正ロール11の回転軸11a
をそれぞれ回転自在に受けている。支持アーム14は、
その一端が回動軸16に回動自在に支持されていて、他
端がアクチュエータ15の伸縮ロッド15aに連結され
ており、中間部に揺動軸受13が支持されている。アク
チュエータ15は、センサ(図示せず)が加圧ベルト3
1の蛇行を検知すると、作動して支持アーム14を回動
軸16を中心にして所定方向へ回動させ、揺動軸受13
を揺動させるようになっている。
へ揺動させると、蛇行修正ロール11が加圧ベルト31
に対して図4にみるような角度になるため、加圧ベルト
31が矢印E方向へ押しやられることになる。他方、こ
の揺動軸受13を矢印D方向へ揺動させると、蛇行修正
ロール11が加圧ベルト31に対して図5にみるような
角度になるため、加圧ベルト31が矢印F方向へ押しや
られることになる。なお、図4,図5中、矢印Gは、加
圧ベルト31の進行方向をあらわす。
動軸受13が加圧ベルト31の屈曲方向の円弧の揺動軌
跡を描いて揺動するため、蛇行修正ロール11を含めて
ロールの数を3つに減らして蛇行修正ロール11部での
加圧ベルト31の屈曲角度がきつくなっても、加圧ベル
ト31が片のびしたり、傷んだりすることがない。ま
た、ロール数を減らすことにより、装置全体の大きさも
コンパクトにすることができる。
標である比率R〔蛇行ピッチ、すなわち、図6のよう
に、ベルト61が実線で示すロール62の左端にある状
態から鎖線で示す右端の状態になるまでの時間HAと、
右端から再び実線で示す左端の状態になるまでの時間H
Bの比率であって、HA<HBのときはHA/HB、H
A>HBのときはHB/HAで計算される。〕が1に近
い程安定であるが、上記実施例の蛇行修正装置を用いた
場合には、稼動時間が1000時間でRが0.95と長時間
の使用でも安定していた。一方、従来の蛇行修正装置を
用いた図7の加圧ベルト72では、稼動時間が1000
時間を超えると、Rが0.1 〜0.01と走行安定性に欠ける
ものであった。
実施例に限定されない。たとえば、上記の実施例では、
ロールの数が蛇行修正ロールを含めて3本であるが4本
以上としても構わない。
のように構成されていて、無端走行ベルトの片のびや傷
みを少なく押さえることができるため、無端走行ベルト
を長時間安定して走行させることができる。したがっ
て、たとえば、加圧脱水装置の加圧ベルトの蛇行修正に
用いれば、被脱水物の安定した脱水状態を保つことがで
きる。しかも、この蛇行修正装置が装着される装置全体
をコンパクトにすることができ、設置スペースが節約で
き、設備コストを低減させることができる。
らわす側面図である。
る。
面図である。
蛇行修正ロールと加圧ベルトとの位置関係をあらわす説
明図である。
蛇行修正ロールと加圧ベルトとの位置関係をあらわす説
明図である。
をあらわす側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】無端走行ベルトの内周面に当接する蛇行修
正ロールが、無端走行ベルトを両側から挟んで設けられ
た固定軸受および前記無端走行ベルトの進行方向前後に
揺動自在な揺動軸受にその両端の回転軸を支持させ、前
記揺動軸受を揺動させて無端走行ベルトの軸と蛇行修正
ロールの軸との角度を偏向させることによって無端走行
ベルトの蛇行を修正するようになっている無端走行ベル
トの蛇行修正装置において、前記揺動軸受が支持アーム
の中間部に支持されており、この支持アームが、その一
端を前記無端走行ベルトの前記蛇行修正ロールとの当接
面側に配置され、他端を前記当接面と反対側に配置され
ているとともに、前記他端に設けられた回動手段を介し
て前記一端に設けられた回動軸を中心にして回動自在に
支持されていることを特徴とする無端走行ベルトの蛇行
修正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3081895A JPH06255735A (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 無端走行ベルトの蛇行修正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3081895A JPH06255735A (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 無端走行ベルトの蛇行修正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06255735A true JPH06255735A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=13759179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3081895A Pending JPH06255735A (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 無端走行ベルトの蛇行修正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06255735A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6739544B2 (en) | 2001-03-29 | 2004-05-25 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Winding roll presser device and long material winding method |
-
1991
- 1991-03-20 JP JP3081895A patent/JPH06255735A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6739544B2 (en) | 2001-03-29 | 2004-05-25 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Winding roll presser device and long material winding method |
DE10213841B4 (de) * | 2001-03-29 | 2008-11-27 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Wickelrollenanpressvorrichtung zum Aufwickeln von langen Materialien |
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