JPH06253308A - 映像通信制御方式 - Google Patents

映像通信制御方式

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Publication number
JPH06253308A
JPH06253308A JP5040169A JP4016993A JPH06253308A JP H06253308 A JPH06253308 A JP H06253308A JP 5040169 A JP5040169 A JP 5040169A JP 4016993 A JP4016993 A JP 4016993A JP H06253308 A JPH06253308 A JP H06253308A
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JP
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video
data
terminal
video data
processing device
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Application number
JP5040169A
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English (en)
Inventor
Hajime Kamata
肇 鎌田
Masayuki Ozawa
正幸 小沢
Kenichi Ozasa
健一 大笹
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/14Systems for two-way working
    • H04N7/141Systems for two-way working between two video terminals, e.g. videophone
    • H04N7/147Communication arrangements, e.g. identifying the communication as a video-communication, intermediate storage of the signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/14Systems for two-way working
    • H04N7/141Systems for two-way working between two video terminals, e.g. videophone
    • H04N7/148Interfacing a video terminal to a particular transmission medium, e.g. ISDN

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】少なくとも二つの端末間における映像データの
送受信を可能とする映像通信システムにおいて、映像デ
ータ伝送回線の使用効率を向上し、端末の構成を変更せ
ずに複数の映像信号をウィンドー表示可能とするシステ
ムを低コストで提供することを目的とする。 【構成】端末1と交換機3との間に、複数の端末1から
受信する映像データを縮小してこれらの映像データを合
成し、交換機3から受信する合成データを通信状態の端
末1へ送信する映像通信処理装置2を設け、各端末1に
は、映像データを入力する撮像手段1aと、映像データ
を画面表示する表示手段1bと、撮像手段1aの入力す
る映像データを映像通信処理装置2へ送信すると共に前
記映像通信処理装置2から合成データを受信する通信処
理手段1cと、前記合成データから自端末1宛の映像デ
ータを抽出して表示手段1bの何れの画面領域へ表示す
るかを特定する画像処理手段1dとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各端末の入力する映像
データを交換・伝送する映像通信システムに係り、特に
複数の端末間で送受信される映像データを単一の映像デ
ータへ合成することにより効率の良い映像通信を行える
通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の映像通信システムは、カメラ、映
像コーデック装置、パーソナルコンピュータ、ディスプ
レイとを備える映像端末装置をネットワークを介して複
数接続する。この構成を図24に示す。
【0003】図24において、映像端末装置100は上
記したように、ディスプレイ100a、カメラ100
b、映像コーデック装置100c、パーソナルコンピュ
ータ(またはワークステーション)100dから構成さ
れる。
【0004】この映像端末装置100は、構内交換機2
00及びネットワーク300を介して他の構内交換機2
00へ接続される。映像端末装置100において、カメ
ラ100aは、被写体を撮像して映像データを入力す
る。
【0005】映像コーデック装置100cは、送信時に
おいてカメラから入力した映像信号を符号化すると共
に、受信時において構内交換機200から受信した映像
信号を復号化する。
【0006】パーソナルコンピュータ100dは、ビデ
オカード110及び通信カード120を備える。通信カ
ード120は、構内交換機200との間で情報の送受信
を行うものであり、ビデオカード110は、復号化後の
映像データをディスプレイ100a上に表示させるもの
である。
【0007】ここで、上記した映像端末装置100から
映像データの送信を行う場合は、カメラ100bは被写
体の映像データを入力する。ここでは、前記被写体を発
側加入者発側加入者とする。
【0008】カメラ100bは、撮像した映像データ
(発側加入者を撮像したもの)を映像コーデック装置1
00cへ出力する。映像コーデック装置100cは、当
該映像データを符号化し、通信カード120へ転送す
る。
【0009】通信カード120は、当該映像データと、
この映像データの送信先端末のアドレスとを構内交換機
200へ送信する。構内交換機200は、前記アドレス
に従って送信先映像通信端末100の属する構内交換網
を判別し、この構内交換網へ当該映像データを送信す
る。
【0010】送信先構内交換網では、構内交換機200
は、前記アドレスに基づいて、当該映像データを送信先
映像端末装置100へ送信する。送信先映像端末装置1
00では、通信カード120を介して当該映像データを
受信する。そして、受信した映像データは映像コーデッ
ク装置100cへ転送され、映像コーデック装置100
cは、当該映像データを復号化する。さらに、映像コー
デック装置100cは、復号化後の映像データをビデオ
カード110へ出力する。
【0011】ビデオカード110は、ディスプレイ10
0a上に当該映像データを表示する。以上のシステムに
より、通信時には、送信側映像端末装置及び受信側映像
端末装置には、通信先加入者の映像を表示できる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、映像通信の
場合は、音声、データ等に比べて情報量が非常に多く、
リアルタイムな映像通信を行う際には、単一の映像デー
タに一本の高速回線を割り当てる必要がある。
【0013】また、NTSC(NATIONAL TELEVISION SY
STEM COMMITTEE;アメリカテレビジョン方式委員会)に
より規定されている映像データの解像度は640×48
0程度、H.261のCIF(COMMON IMAGE FORMAT;
共通画面方式)により規定されている映像データの解像
度は352×288程度である。一方、パーソナルコン
ピュータあるいはワークステーションの表示可能な解像
度は、640×400〜1000×1000程度であ
る。このため、映像通信を行う場合には、単一の映像デ
ータ、あるいは二つの映像データをウィンドー表示する
ことにより、ディスプレイ画面の大部分を占有すること
になる。そこで、従来では、受信した映像データを16
0×120程度の解像度へ縮小した後、ディスプレイへ
表示する方式が採られている。即ち、ビデオカードに縮
小画面の解像度を登録する。映像データの受信時に、ビ
デオカードは、映像データを登録されている解像度へ縮
小してディスプレイへ出力する。
【0014】しかし、上記した映像コーデック装置は高
価であり、映像端末装置毎に設置するのは通信コストが
かかり、不経済である。また、高速回線を占有して伝送
される映像データを受信側で縮小するため、高速回線を
無駄に占有し、効率が悪い上に回線使用料がかかるとい
う問題がある。
【0015】更に、一般のビデオカードは、単一の映像
データを特定のウィンドーへ表示することしかできず、
複数の映像データをウィンドー表示することが不可能で
ある。そのため、通信相手の映像と自映像端末装置で撮
像される映像とをウィンドー表示する場合には、新たに
専用のビデオカードを必要とする。
【0016】本発明は、前記問題点に鑑みてなされたも
のであり、高速回線の使用効率を向上させると共に、端
末の構成を変更せずに複数の映像信号をウィンドー表示
可能とするシステムを、低コストで提供することを課題
とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下のようにした。これを図1の原理図に
基づいて説明する。
【0018】本発明は、任意の被写体の映像データを入
力する撮像手段1a及び映像データを画面表示する表示
手段1bを備える端末1と、少なくとも二つの端末1間
で行われる映像通信を管理する交換機3とからなる映像
通信システムに関し、端末1と交換機3との間に、映像
通信処理装置2を設ける。
【0019】この映像通信処理装置2は、複数の端末1
から映像データを受信した場合に、各映像データを縮小
し、縮小後の映像データを合成して縮小前の映像データ
と同容量の映像データ(以下、合成データと記す)を作
成する。また、交換機3から合成データを受信した場合
に、この合成データを通信状態にある全ての端末1へ送
信する。
【0020】端末1には、撮像手段1a及び表示手段1
bに加え、通信処理手段1c、画像処理手段1dを備え
ている。通信処理手段1cは、映像通信処理装置2との
間で映像データを送受信する。
【0021】画像処理手段1dは、映像通信処理装置2
から受信する合成データから自端末1宛の映像データの
みを抽出し、抽出後の映像データを表示手段1bの何れ
の画面領域へ表示するか特定するものである。例えば、
表示手段1bの画面領域を複数の画面領域に分割した場
合に、映像データを何れの分割画面へ表示するかを決定
する。尚、当該映像データを分割画面と同サイズの画面
へ縮小する機能を付加することも可能である。
【0022】上記の映像通信処理装置2に、コーデック
手段2a、映像処理手段2bを備えるようにしてもよ
い。映像処理手段2bは、複数の端末1から映像データ
を受信した場合には、各映像データを個々に縮小する。
さらに、縮小後の映像データを合成し、縮小前の映像デ
ータと同容量の合成データを作成する。一方、交換機3
から合成データを受信した場合には、この合成データに
合成されている映像データの送信先端末1へ、当該合成
データを送信する。ここで、映像データの合成は、例え
ば、各端末1の表示手段1bにおいて、映像データの表
示領域を1/4とした場合には、4つの映像データを合
成するようにする。すなわち、4つの端末1から送信さ
れてくる映像データを各々1/4に縮小し、これら4つ
の縮小画面を合成して単一の映像データを作成する。こ
のとき、合成データは、縮小前の映像データと同容量と
なる。
【0023】コーデック手段2aは、前記映像処理手段
2bで作成される合成データを符号化する機能と、交換
機3から受信した合成データを復号化する機能とを有す
る。また、前記の映像処理手段2bは、交換機3から受
信した合成データを端末1へ送信する際に、当該合成デ
ータを送信先端末1毎の映像データへ分割し、分割後の
映像データを各々の送信先端末1へ送信するようにして
もよい。
【0024】さらに、映像処理手段2bにおいて以下の
処理を行わせるようにしてもよい。第1に交換機3から
受信した合成データを、送信先端末別の映像データへ分
割する。第2に個々の映像データと、各映像データの送
信先端末1において撮像される映像データとを合成す
る。第3に合成後の映像データを各々の送信先端末1へ
送信する。
【0025】また、映像通信処理装置2は、通信先の映
像通信処理装置2へ合成データの送信を行う場合に、個
々の映像データの送信先端末情報、送信元端末情報に加
え、映像データの縮小率を送信するようにしてもよい。
【0026】さらに、端末1は、映像通信を開始する際
に、映像通信処理装置2へ映像データと所望の縮小率と
を送信するようにしてもよい。この場合、映像通信処理
装置2は、前記端末1へ送信すべき映像データを前記縮
小率により縮小し、縮小後の映像データを送信する。
【0027】
【作用】本発明にかかる映像通信制御方式では、送信時
に端末1は、撮像手段1aにより映像データ、例えば送
信側加入者を被写体とした映像データを入力する。そし
て、通信処理手段1cは、当該映像データを映像通信処
理装置2へ送信する。
【0028】映像通信処理装置2は、他の端末1から送
信されてくる映像データと、当該端末1から受信した映
像データとを合成し、縮小前の映像データと同容量の合
成データを作成する。ここで、例えば、表示手段1bに
おける映像データの表示領域を表示画面の1/4とし、
撮像時の解像度を640×400とした場合、合成時に
は、各端末1から受信した映像データの解像度を1/4
の320×200へ圧縮/縮小する。そして、縮小画面
を合成し、通信先の映像通信処理装置2へ交換機3を介
して送信する。
【0029】また、個々の縮小画面に割り当てられる領
域情報、送信先端末情報等も送信することが好ましい。
この情報に基づいて受信側映像通信処理装置2は、送信
先端末1別に縮小画面を抽出し、各々の送信先端末1へ
送信することができる。
【0030】尚、送信側映像通信処理装置2は、任意の
端末1から映像通信要求を受けた際に、合成データの4
つの領域のうち空き状態の領域があるか否かを判別し、
空き状態の領域が存在しない場合には当該映像通信要求
を受け付けない。
【0031】さらに、受信側端末1において、通信処理
手段1cは、映像通信処理装置2から合成データを受信
し、この合成データを画像処理手段1dへ出力する。画
像処理手段1dは、合成データから当該端末1宛の映像
データを抽出し、表示手段1bの特定領域へ画面表示さ
せる。
【0032】尚、受信側の映像通信処理装置2におい
て、合成データを送信先端末1別の映像データへ分割
し、個々の映像データのみを送信先端末1へ送信するよ
うにしてもよい。
【0033】以下に、映像通信処理装置2の処理過程に
ついて、詳細に説明する。送信側映像通信処理装置2で
は、任意の端末1から映像データを受信した際に、映像
処理手段2bがこの映像データを縮小する。そして、当
該端末1以外の端末1からも映像データを受信している
場合には、これらの映像データについても個々に縮小
し、当該映像データと共に合成して合成データを作成す
る。
【0034】そして、映像処理手段2bは、当該合成デ
ータをコーデック手段2aへ転送する。コーデック手段
2aは、映像処理手段2bから転送されてくる合成デー
タを符号化し、交換機3へ送信する。ここで、合成デー
タへ合成されている個々の映像データの送信先端末情報
をも送信することが好ましい。
【0035】受信側映像通信処理装置2では、交換機3
から合成データを受信した際に、コーデック手段2a
は、この映像データを復号化し、映像処理手段2bへ転
送する。
【0036】映像処理手段2bは、当該合成データを送
信先端末1へ送信する。このとき、映像処理手段2b
は、送信先端末1に対し、送信先端末1宛の映像データ
識別情報を送信する。この映像データ識別情報は、合成
データに含まれる映像データのうち、何れの映像データ
が送信先端末1宛の映像データであるかを識別する情報
である。これにより、送信先端末1では合成データから
自端末1宛の映像データのみを抽出できる。
【0037】一方、映像通信処理装置2において、送信
先端末1別に映像データを分割するようにしてもよい。
この場合は、分割後の映像データのみを送信先端末1へ
送信する。
【0038】
【実施例】本発明の具体的な実施例について以下に説明
する。 (実施例1)本実施例1では、構内交換網を複数接続し
て形成されるネットワークにおいて、特に、送信側構内
交換網と受信側構内交換網との二つの構内交換網間にお
ける映像通信制御方式について説明する。
【0039】図2に本実施例1における映像通信システ
ムの全体概略構成ブロック図を示す。同図において、送
信側構内交換網は、PBX6aに、映像端末装置(A)
4aと映像端末装置(B)4bとを第1加入者回線7に
より接続すると共に、PBX6aと映像端末(A)4
a、映像端末(B)4bとを映像通信処理装置5aを介
して接続する。ここで、PBX6aと映像通信処理装置
5aとを第1加入者回線7により接続する。
【0040】映像通信処理装置5aと映像端末装置
(A)4aとの間、及び映像通信処理装置5aと映像端
末装置(B)4bとの間は第2加入者回線8により接続
する。上記の第1加入者回線7は、2B+Dのチャネル
構成を有するISDN回線である。一方、第2加入者回
線8は、アナログ回線であり、映像データのみ伝送可能
とする。
【0041】さらに、PBX6aは、ISDN回線によ
り受信側構内交換網へ接続する。この受信側構内交換網
は、PBX6bと映像端末装置(C)4cとの間、及び
PBX6bと映像端末装置(D)4dとの間を第1加入
者回線7により接続すると同時に、これらの映像端末
(C)4c及び映像端末装置(D)4dとPBX6bと
の間に映像通信処理装置5bを設ける。映像通信処理装
置5bと映像端末装置(C)4c、及び映像通信処理装
置5bと映像端末装置(D)4dとを第1加入者回線7
により接続する。
【0042】次に、本実施例1における映像端末装置4
の内部構成ブロック図を図3に示す。同図において、映
像端末装置4は、ディスプレイ装置40、ビデオカメラ
41、パーソナルコンピュータ42、ハンドセット43
を備える。
【0043】上記したディスプレイ装置40は、映像デ
ータを画面表示する装置である。ビデオカメラ41は、
当該映像端末装置4の加入者を撮像し、映像データを入
力する。
【0044】パーソナルコンピュータ42は、ビデオカ
ード42a及び通信カード42bを備える。ビデオカー
ド42aは、映像通信処理装置5から受信する映像デー
タを、パーソナルコンピュータ42で作成される画像信
号にスーパーインポーズするものであり、新たな画像信
号を作成する。この画像信号は、ディスプレイ装置40
により画面表示される。この詳細な説明は後述する。
【0045】通信カード42bは、映像通信処理装置5
との間で情報の授受を行うものである。ハンドセット4
3は、音声信号の入出力に使用するものである。
【0046】図4は、本実施例1における映像通信処理
装置5の内部構成ブロック図である。同図において、本
実施例1における映像通信処理装置5は、映像処理部5
1、映像コーデック部52、管理情報処理部50を備え
る。
【0047】上記した映像コーデック部52は、映像端
末装置4から送信されてくる映像データを高能率に符号
化してPBX6へ送信すると共に、PBX6から送信さ
れてくる映像データを復号化するものである。この具体
的な説明は後述する。
【0048】映像処理部51は、映像合成部51a、ス
イッチング回路51bを有し、映像合成部51aは、複
数の映像端末装置4から送信されてくる映像データを個
々に縮小し、縮小後の映像データを合成して合成データ
を作成する。この合成データは、各映像端末装置4から
出力される映像データと同一の容量であり、ここでは映
像データ(及び合成データ)の容量は、352×288
ドットの解像度を有するものとする。
【0049】さらに、本実施例1では、合成データを4
つの領域に分割し、各領域の容量を176×144ドッ
トとする。この場合、映像合成部51aは、各映像端末
装置4から受信した映像データ(352×288ドッ
ト)を1/4(176×144ドット)の容量へ縮小
し、合成データフォーマットの任意の領域へ合成する。
【0050】スイッチング回路51bは、各映像端末装
置4、映像合成部51a、映像コーデック部52へ接続
され、前記各部から入力される映像データの出力経路を
切り換える回路であり、例えば8×8のマトリックスス
イッチを使用可能である。ここで、出力経路の切り換え
は、個々の映像データの入力元に応じて切り換える。即
ち、映像端末装置4から入力される映像データは、映像
合成部51aへ出力し、映像合成部51aから入力され
る映像データは映像コーデック部52へ出力する。さら
に、映像コーデック部52から入力される映像データは
映像端末装置4へ出力する。
【0051】管理情報処理部50は、映像コーデック部
52を介して受信側映像通信処理装置5と管理情報の送
受信を行う機能と、この管理情報に基づいて映像処理部
51の動作を制御する機能を有する。ここでいう管理情
報とは、合成データに合成されている各映像データの宛
先情報(送信先映像端末を識別する情報)である。具体
的には、本実施例1における合成データは4つのデータ
領域に分割されており、各領域には縮小後の映像データ
が合成されている。当該管理情報処理部50は、合成デ
ータを送信する場合に、各領域に合成されている映像デ
ータの宛先情報(受信側映像端末装置4を識別する情
報)をISDN回線のDチャネルを利用して受信側映像
通信処理装置5へ送信する。一方、受信側では、管理情
報処理部50は、ISDN回線のDチャネルから管理情
報を抽出し、合成データの各領域に合成されている映像
データの宛先情報を入力する。さらに、管理情報処理部
50は、当該宛先情報に基づいてスイッチング回路51
bの出力経路を切り換えると共に、当該合成データをス
イッチング回路51bへ出力する。スイッチング回路5
1bは、当該合成データを全ての受信側映像端末装置4
へ出力する。例えば、合成データに2つの映像データが
合成されている場合には、スイッチング回路51bは、
出力経路を二つの受信側映像端末装置4へ接続する。そ
して、スイッチング回路51bは、当該合成データを二
つの出力経路へ分配する。これにより、各受信側映像端
末装置4は、二つの映像データを合成した状態で当該合
成データを受信することになる。
【0052】また、上記の管理情報には、発呼信号、呼
切断信号をも収容する。図5に、映像コーデック部52
の内部構成ブロック図を示す。同図において、本実施例
1における映像コーデック部52は、映像符号化/復号
化部52a、伝送路符号化/復号化部52b、ネットワ
ークインターフェース52c、送受信部52d、呼処理
部52eから構成する。
【0053】上記した映像符号化/復号化部52aは、
合成後の映像データを符号化すると共に、受信側構内交
換網から受信した合成データの復号化を行う。伝送路符
号化/復号化部52bは、前記映像符号化/復号化部5
2aにより符号化された合成データを、伝送路符号へ符
号化すると共に、受信側構内交換網から受信した伝送路
符号形式の合成データを復号化するものである。
【0054】ネットワークインターフェース52cは、
PBX6とのインターフェースをとるものである。送受
信部52dは、前述の管理情報処理部50から出力され
る管理情報を、伝送路符号化/復号化部52b及びネッ
トワークインターフェース52cを介して受信側映像通
信処理装置5へ送信すると共に、受信側映像通信処理装
置5から送信されてくる管理情報を管理情報処理部50
へ出力する機能を有する。
【0055】呼処理部52eは、発呼時及び呼切断時の
シグナリングを行う。ここで、図6に本実施例1におけ
る合成データのフォーマットを示し、図7に映像通信処
理装置5の作成する合成データのイメージを示す。
【0056】図6において、本実施例1において、各映
像端末装置4から出力される映像データは352×28
8ドットの容量を有し、映像合成部51aは前記映像デ
ータを1/4へ縮小する。その結果、縮小後の映像デー
タの容量は176×144ドットとなる。また、本実施
例1では4分割される合成データの各領域に識別子とし
て領域識別子(a)、領域識別子(b)、領域識別子
(c)、領域識別子(d)を付加する。
【0057】次に、図7において、図7(A)は送信側
構内交換網から送信すべき合成データのイメージ図であ
り、図7(B)は受信側構内交換網から送信すべき合成
データのイメージ図である。
【0058】同図において、映像端末装置(A)4aは
映像端末装置(C)4cと通信状態にあり、映像端末装
置(B)4bは映像端末装置(D)4dと通信状態にあ
るものとする。
【0059】図7(A)において、送信側構内交換網で
は、映像端末装置(A)4aの映像データを領域(a)
に合成し、映像端末装置(B)4bの映像データを領域
(b)に合成している。このとき、領域(c)及び領域
(d)は空き領域として確保する。
【0060】送信側の管理情報処理部50は、領域
(a)の映像データの宛先情報(映像端末装置(C)4
cの着信番号)、及び領域(b)の映像データの宛先情
報(映像端末装置(D)4dの着信番号)を管理情報と
して受信側構内交換網へ送信する。
【0061】受信側構内交換網において、映像通信処理
装置5bは、映像コーデック部52を介して当該管理情
報及び合成データを受信する。映像コーデック部52
は、管理情報を管理情報処理部50へ出力すると同時
に、合成データをスイッチング回路51bへ出力する。
【0062】管理情報処理部50は、当該管理情報から
合成データの宛先である映像端末装置(C)4c及び映
像端末装置(D)4dを認識し、スイッチング回路51
bの出力経路を映像端末装置(C)4c、映像端末装置
(D)4dへ切り換える。これにより、映像端末装置
(C)4c、及び映像端末装置(D)4dへ当該合成デ
ータを送達できる。
【0063】また、映像通信処理装置5bは、各映像端
末装置4へ表示すべき映像データの領域識別子を通知す
る。即ち、映像端末装置(C)4cへ領域識別子(a)
を通知すると同時に、映像端末装置(D)4dへ領域識
別子(b)を通知する。この領域識別子は、映像通信処
理装置5bから第1加入者回線7及びPBX6bを介し
て映像端末装置4へ通知される。
【0064】映像端末装置(C)4cでは、通信カード
42bにより領域識別子(a)を受信すると同時に、ビ
デオカード42aにより合成データを受信する。このと
き、ビデオカード42aは、当該合成データの領域
(a)のみにクリッピング処理を施してディスプレイ装
置40へウィンド表示する。この結果、映像端末装置
(C)4cのディスプレイ装置40には、映像端末装置
(A)4aの映像データのみをウインド表示できる。
【0065】一方、映像端末装置(D)4dでは、ビデ
オカード42aは、当該合成データの領域(b)のみに
クリッピング処理を施し、領域(b)の映像データのみ
をディスプレイ装置40からウインド表示する。
【0066】次に、図7(B)において、受信側構内交
換網では、映像端末装置(C)4cの映像データを領域
(a)に合成し、映像端末装置(B)4bの映像データ
を領域(b)に合成している。
【0067】送信側構内交換網では、当該合成データを
受信した際に、前述の受信側構内交換網と同様の処理を
行う。尚、図7(A)、図7(B)において、送信側映
像端末装置(A)4a(あるいは映像端末装置(B)4
b)の映像データと、受信側映像端末装置(C)4c
(あるいは映像端末装置(D)4d)の映像を同一領域
(a)に合成しているが、双方の映像データの収納領域
が異なっていても構わない。以下に合成データの領域割
り当て処理について説明する。
【0068】図8に、発呼要求を受信した場合の送信側
映像通信処理装置5aの動作過程を示す。送信側映像通
信処理装置5aは、映像端末装置(A)4a(あるいは
映像端末装置(B)4b)から映像呼設定要求を受信し
た場合に(ステップ801)、管理情報処理部50は、
当該送信側構内交換網と受信側構内交換網との間に映像
呼が設定されているか否かを判別する。即ち、当該映像
端末装置(A)4a(あるいは映像端末装置(B)4
b)以外の映像端末装置と前記受信側構内交換網の映像
端末装置とが通信状態にあるか否かを判別する(ステッ
プ802)。
【0069】ここで、前記受信側構内交換網と映像呼設
定状態にある場合には、管理情報処理部50は合成デー
タに空き領域があるか否かを判別する(ステップ80
3)。合成データに空き領域がある場合に、映像処理部
51は、映像端末装置(A)4a(あるいは映像端末装
置(B)4b)から映像データを受信し、この映像デー
タを1/4の映像データへ縮小する(ステップ80
4)。そして、映像処理部51は、当該縮小データを合
成データの空き領域へ合成し(ステップ805)、映像
コーデック部52を介して受信側構内交換網へ送信する
(ステップ806)。
【0070】一方、前述のステップ802において、受
信側構内交換網と未通信状態の場合には、管理情報処理
部50は、映像コーデック部52から受信側構内交換網
へ映像呼設定要求を送信する(ステップ807)。ここ
で、映像通信処理装置5aは、受信側構内交換網から呼
設定許可信号を受信した場合に、受信側構内交換網との
間に映像呼を設定する(ステップ808、809)。
【0071】そして、映像通信処理装置5aでは、映像
処理部51は、映像端末装置(A)4a(あるいは映像
端末装置(B)4b)から映像データを受信して、この
映像データを1/4の映像データへ縮小する(ステップ
810)。
【0072】さらに映像処理部51は、縮小後の映像デ
ータを合成データフォーマットの任意の領域へ合成し
(ステップ811)、映像コーデック部52を介して受
信側構内交換網へ送信する(ステップ812)。
【0073】尚、上記したステップ803において、受
信側構内交換網から送信すべき合成データに空き領域が
無い場合には、当該映像通信処理装置5aは、映像端末
装置(A)4a(あるいは映像端末装置(B)4b)の
映像呼設定要求を受け付けない。
【0074】受信側の映像通信処理装置5bでは、送信
側映像通信処理装置5aへ合成データを送る際に、図8
のステップ803〜ステップ806と同様の処理を行
う。以下に、本実施例1における映像通信制御システム
の動作過程を説明する。
【0075】図9は、本実施例1における映像通信制御
システムの動作過程を示すシーケンス図であり、映像端
末装置(A)4aと映像端末装置(C)4cとの間で映
像通信を行う場合について示す。
【0076】送信側構内交換網において、送信側の映像
端末装置(A)4aは、映像通信処理装置5aに対して
映像呼設定要求を送信する(ステップ(1))。この映
像呼設定要求信号は、第1加入者回線7のDチャネルを
利用してパケット伝送され、PBX6aを介して映像通
信処理装置5aへ入力される。
【0077】映像通信処理装置5aでは、当該映像呼設
定要求信号を映像コーデック部52を介して管理情報処
理部50へ入力される。管理情報処理部50は、映像端
末装置(A)4aに対し、映像呼設定要求受付信号を返
信する(ステップ(2))と同時に、PBX6aへ呼設
定要求信号を送信する。
【0078】PBX6aは、送信側映像通信処理装置5
aへ呼設定受付信号を返信する(ステップ(4))と同
時に、受信側PBX6bへ当該呼設定要求信号を送信す
る。受信側PBX6bは、映像通信処理装置5bへ呼設
定要求信号を送信する。
【0079】映像通信処理装置5bは、呼設定応答信号
をPBX6bへ返信する(ステップ(7))。PBX6
bは、当該呼設定応答信号を送信側PBX6aへ送信
し、送信側PBX6aは呼設定完了を表す応答信号を映
像通信処理装置5aへ送信する。ここで、映像通信処理
装置5aと映像通信処理装置5bとの間に呼が設定され
る。
【0080】映像通信処理装置5aは、前記呼を利用し
て映像通信処理装置5bへ映像呼設定要求信号を送信す
る(ステップ(8))。このとき、映像呼設定要求信号
と共に、合成データにおける映像端末装置(A)4aの
領域識別子を送信する。
【0081】映像通信処理装置5bは、受信側映像端末
装置(C)4cが通信状態であるか未通信状態であるか
を判別する。そして、当該映像端末装置(C)4cが未
通信状態の場合に、映像通信処理装置5bから映像端末
装置(C)4cへPBX6bを介して映像呼設定要求信
号を送信する(ステップ(9))。映像通信処理装置5
bは、映像端末装置(C)4cから映像呼接続応答信号
を受信すると(ステップ(10))、送信側の映像通信
処理装置5aへ映像呼接続完了信号を送信する(ステッ
プ(11))。このとき、映像通信処理装置5bは、前
記映像呼接続完了信号と共に、合成データにおける映像
端末装置(C)4cの領域識別子を送信する。
【0082】映像通信処理装置5aは、映像端末装置
(A)4aへPBX6aを介して映像呼接続応答信号を
送信する(ステップ(12))。ここで、映像通信処理
装置5aにおいて、映像コーデック部52は、映像端末
装置(A)4aから受信した映像データを映像処理部5
1へ転送する。映像処理部51では、映像端末装置
(A)4aから送信されてくる映像データを映像スイッ
チング回路51bへ入力する。映像スイッチング回路5
1bは、当該映像データを映像合成部51bへ出力す
る。
【0083】そして、映像合成部51bは、当該映像デ
ータを1/4の映像データへ縮小した後、合成データフ
ォーマットへ合成し、この合成データを再度映像スイッ
チング回路51bへ出力する。
【0084】映像スイッチング回路51bは、当該合成
データを映像コーデック部52へ出力する。映像コーデ
ック部52は、当該合成データを符号化した後、伝送路
符号へ符号化しPBX6aを介して受信側構内交換網へ
送信する。一方、映像通信処理装置5bにおいても映像
通信処理装置5aと同様の処理を行い、合成データを送
信側構内交換網へ送信する。
【0085】受信側構内交換網では、映像通信処理装置
5bは、PBX6bを介して当該合成データを受信す
る。そして、この合成データと共に、合成データにおけ
る映像端末装置(A)4aの領域識別子を映像端末装置
(C)4cへ送信する(ステップ(13))。
【0086】一方、送信側構内交換網では、映像通信処
理装置5aは、PBX6aを介して当該合成データを受
信する。そして、この合成データと共に、合成データに
おける映像端末装置(C)4cの領域識別子を映像端末
装置(A)4aへ送信する(ステップ(14))。
【0087】映像通信を終了する場合に、映像端末装置
(A)4aは、映像通信処理装置5aへPBX6aを介
して映像呼切断要求信号を送信する(ステップ(1
5))。映像通信処理装置5aでは、映像コーデック部
52により当該映像呼切断要求信号を受信する。そし
て、映像コーデック部52は当該映像呼切断要求信号を
管理情報処理部50へ転送する。
【0088】管理情報処理部50は、映像コーデック部
52を介して受信側映像通信処理装置5bへ映像呼切断
要求信号を送信する(ステップ(16))。ここで、送
信側映像通信処理装置5aは、映像端末装置(A)4a
へ映像呼開放完了信号を送信する(ステップ(1
7))。このステップ(17)と同時に、受信側映像通
信処理装置5bは、映像呼切断要求信号をPBX6bを
介して映像端末装置(C)4cへ送信する(ステップ
(18))。
【0089】そして、映像端末装置(C)4cは、映像
呼開放完了信号をPBX6bを介して映像通信処理装置
5bへ送信する(ステップ(19))。映像通信処理装
置5bは、送信側の映像通信処理装置5aに対して映像
呼開放完了信号を送信する(ステップ(20))。
【0090】さらに、映像通信処理装置5aは、受信側
の映像通信処理装置5bとの間に設定されている呼を切
断する。すなわち、当該映像通信処理装置5aは、PB
X6aへ呼切断要求信号を送信する(ステップ(2
1))。PBX6aは当該呼切断要求信号を受信側のP
BX6bへ送信する。そして、受信側のPBX6bは、
当該呼切断要求信号を映像通信処理装置5bへ送信す
る。
【0091】ここで、送信側構内交換網において、PB
X6aは、映像通信処理装置5aへ呼開放信号を返信す
る(ステップ(22))。一方受信側構内交換網におい
て、映像通信処理装置5bは、PBX6bへ呼開放信号
を返信する(ステップ(23))。
【0092】さらに、送信側映像通信処理装置5aは、
PBX6aへ呼開放完了信号を送信し(ステップ(2
4))、PBX6bは、受信側映像通信処理装置5bへ
呼開放完了信号を送信する(ステップ(25))。
【0093】前述のステップ(3)において、呼設定状
態にある場合、すなわち映像端末装置(A)4a以外の
映像端末装置が受信側構内交換網と通信状態にある場合
には、ステップ(3)〜ステップ(7)の処理は行われ
ない。
【0094】また、前述のステップ(21)において、
映像端末装置(A)4a以外の映像端末装置が受信側構
内交換網と通信状態にある場合には、ステップ(21)
〜ステップ(25)の処理は行われない。
【0095】尚、前述のステップ(3)〜ステップ
(7)の処理、及びステップ(21)〜ステップ(2
5)の処理は、ISDN回線のDチャネルを利用して行
うと共に、ステップ(8)〜ステップ(20)におい
て、送信側映像通信処理装置5aと受信側映像通信処理
装置5bとの間で授受される信号はISDN回線のBチ
ャネルを利用して行う。さらに、同図において、映像端
末装置(A)4aと送信側映像通信処理装置5aとの間
で授受される情報、及び映像端末装置(C)4cと受信
側映像通信処理装置5bとの間で授受される情報は、第
1加入者回線のDチャネルを利用したパケット通信によ
り行う。
【0096】同図では、映像端末装置(A)4aから映
像呼設定要求信号を出力しているが、映像端末装置
(C)4cから映像呼設定要求信号を出力した場合に
は、映像呼接続要求信号は受信側構内交換網から送信側
構内交換網へ出力される。
【0097】さらに、映像端末装置(C)4cから映像
呼切断要求信号を出力した場合には、映像呼切断要求信
号は、受信側構内交換網から送信側構内交換網へ出力さ
れる。
【0098】また、本実施例1において音声データに関
する呼設定、呼切断、音声データの送受信は、PBX6
a及びPBX6bにより行われる。以上、本実施例1に
よれば、単一の映像コーデック部52を複数の映像端末
装置4で共有することが出来ると共に、単一の高速回線
で複数の映像データを分配することが可能となる。
【0099】(実施例2)本実施例2における映像通信
処理装置5の内部構成ブロック図を図10に示す。
【0100】本実施例2における映像通信処理装置5
は、前述の実施例1の構成に対して、映像処理部51に
映像分離部51cを備える。その他の構成は前述の実施
例1と同様であり、説明は省略する。
【0101】上記の映像分離部51cは、合成データか
ら個々の映像データを分離するものである。この具体的
な説明を以下に示す。図11は、本実施例2における映
像分離部51cの内部構成ブロック図である。
【0102】同図において、映像分離部51cは、第1
映像分離ユニット500a、第2映像分離ユニット50
0b、第3映像分離ユニット500c、第4映像分離ユ
ニット500dの四つの映像分離ユニット500から構
成する。この映像分離ユニット500は、個々の映像端
末装置4へ送信すべき映像データを前記合成データから
分離する機能を有し、同期分離回路511、アドレス発
生回路512、有効領域指定レジスタ513、表示領域
判別回路514、ペデスタルクランプ回路515、ビデ
オスイッチ回路516から構成する。
【0103】上記した同期分離回路511は、合成デー
タから垂直同期信号(VSYNC)、水平同期信号(H
SYNC)、クロック信号(CLK)を分離する。アド
レス発生回路512は、前記垂直同期信号、水平同期信
号、クロック信号に基づいて各ドットのアドレスを決定
する。
【0104】有効領域指定レジスタ513は、映像端末
装置4へ送信すべき映像データの有効領域識別子を出力
する。この具体的な説明は後述する。表示領域判別回路
514は、各ドットのアドレスが前記有効領域に属する
か否かを判別する回路である。ペデスタルクランプ回路
515は、入力された映像信号の黒レベルをグランドに
固定する回路である。
【0105】ビデオスイッチ回路516は、二つの入力
端子と単一の切換制御端子を有する。一方の入力端子を
ペデスタルクランプ回路515と接続し、他方の入力端
子をグランドへ接続する。また、切換制御端子には、表
示領域判別回路514の出力を接続する。
【0106】本実施例2では、合成データを水平方向と
垂直方向の二次元座標によりアドレス付け、水平方向の
アドレスを”X”、垂直方向のアドレスを”Y”で表
す。この具体例を図12に示す。
【0107】本実施例2では、前述の実施例1と同様に
映像データの解像度を352×288ドットとし、合成
データフォーマットを領域(a)、領域(b)、領域
(c)、領域(d)の4つの領域に等分割する。合成デ
ータフォーマットの各領域には、映像端末装置4の映像
データを合成する。同図において、合成データの領域
は、{X|0≦X≦x2、Y|0≦Y≦y2}(x2=
352、y2=288)で表される。
【0108】この場合、領域(a)の有効領域は{X|
0≦X≦x1、Y|0≦Y≦y1}(x1=176、y
1=144)である。同様にして、領域(b)の有効領
域は{X|x1≦X≦x2、Y|0≦Y≦y1}、領域
(c)の有効領域は{X|0≦X≦x1、Y|y1≦Y
≦y2}、領域(d)の有効領域は{X|x1≦X≦x
2、Y|y1≦Y≦y2}と表すことができる。
【0109】次に、送信側構内交換網における映像分離
処理について説明する。送信側構内交換網において、映
像端末装置(C)4cから映像端末装置(A)4aへの
映像データと、映像端末装置(D)4dから映像端末装
置(B)4bへの映像データとの合成データを受信した
場合の映像分離処理について説明する。
【0110】ここで、合成データにおける映像端末装置
(C)4cの領域を領域(a)、映像端末装置(D)4
dの領域を領域(b)とする。送信側構内交換網におい
て、映像通信処理装置5aは、前記した合成データを受
信する。映像通信処理装置5aにおいて映像コーデック
部52は、前述の図9のシーケンス図のステップ(1
1)において、受信側映像通信処理装置5bから映像呼
接続完了通知と共に受信した管理情報を管理情報処理部
50へ出力する。
【0111】管理情報処理部50は、映像端末装置
(C)4c、映像端末装置(D)4dの各々の領域識別
子(a)、(b)を認識する。そして、管理情報処理部
50は、第1映像分離ユニット500aに領域識別子
(a)を登録し、第2映像分離ユニット500bに領域
識別子(b)を登録する。この領域識別子は、有効領域
指定レジスタ513へ登録される。
【0112】さらに管理情報処理部50は、当該合成デ
ータを第1映像分離ユニット500a及び第2映像分離
ユニット500bへ入力する。以下第1映像分離ユニッ
ト500aの処理過程について説明する。
【0113】第1映像分離ユニット500aにおいて、
有効領域指定レジスタ513には、領域(a)の有効領
域として{X|0≦X≦x1、Y|0≦Y≦y1}(x
1=176、y1=144)が登録される。そして有効
領域指定レジスタ513は、、この有効領域指定情報を
表示領域判別回路514へ出力する。。
【0114】一方、同期分離回路511は、合成データ
から垂直同期信号、水平同期信号、クロック信号を分離
し、これらの信号をアドレス発生回路512へ出力す
る。アドレス発生回路512は、当該垂直同期信号、水
平同期信号、クロック信号に基づいて各ドットの二次元
座標軸上におけるアドレス信号(X,Y)を、表示領域
判別回路514へ出力する。
【0115】表示領域判別回路514では、アドレス発
生回路512から入力したアドレス信号(X,Y)と前
記有効領域指定情報とを比較し、0≦X≦x1且つ0≦
Y≦y1を満たすか否かを判別する。この具体的なイメ
ージを図14に示す。表示領域判別回路514は、アド
レス発生回路512からアドレス情報(P,Q)を入力
した場合に、この(P,Q)と有効領域指定情報{X|
0≦X≦x1、Y|0≦Y≦y1}とを比較する。図1
4において、P>x1であるから、表示領域判別回路5
14は、アドレス(P、Q)のドットは有効領域外と判
別する。この場合、表示領域判別回路514は、ビデオ
スイッチ回路516を動作させ、グランド側の入力端子
へ切り換える。これにより、ビデオスイッチ回路516
には、ドット(P,Q)のRGB値として黒レベルの値
が入力される。
【0116】次に、表示領域判別回路514は、アドレ
ス発生回路512からアドレス情報(S,T)を入力し
た場合に、この(S,T)と有効領域指定情報{X|0
≦X≦x1、Y|0≦Y≦y1}とを比較する。図14
において、S>x1、T>y1であるから、当該表示領
域判別回路514は、ビデオスイッチ回路516を動作
させ、グランド側の入力端子へ切り換える。これによ
り、ビデオスイッチ回路516にはドット(S,T)の
RGB値として黒レベルの値が入力される。
【0117】さらに、表示領域判別回路514は、アド
レス発生回路512からアドレス情報(V,W)を入力
した場合に、この(V,W)と有効領域指定情報{X|
0≦X≦x1、Y|0≦Y≦y1}とを比較する。図1
4において、W>y1であるから、表示領域判別回路5
14は、ビデオスイッチ回路516を動作させ、グラン
ド側の入力端子へ切り換える。これによりビデオスイッ
チ回路516には、ドット(V,W)のRGB値として
黒レベルの値を入力する。
【0118】また、表示領域判別回路514は、アドレ
ス発生回路512からアドレス情報(I,J)を入力し
た場合に、この(I,J)と有効領域指定情報{X|0
≦X≦x1、Y|0≦Y≦y1}とを比較する。図14
において、0≦I≦x1且つ0≦J≦y1であるから、
表示領域判別回路514は、ビデオスイッチ回路516
を動作させ、ペデスタルクランプ回路側の入力端子へ切
り換える。これにより、ビデオスイッチ回路516は、
ドット(I,J)のRGB値として入力される映像信号
の値をそのまま出力する。
【0119】以上の処理を繰り返し行うことにより、領
域(a)以外の領域を黒レベルへ変換でき(図15参
照)、この映像データをスイッチング回路51bを介し
て映像端末装置(A)4aへ送信する。
【0120】第2映像分離ユニット500bは、前述の
第1映像分離ユニット500aと同様の処理を行うこと
により、領域(b)の映像データのみを映像端末装置
(B)4bへ送信できる。
【0121】(実施例3)本実施例3における映像通信
処理装置5の内部構成ブロック図を図16に示す。
【0122】本実施例3における映像通信処理装置5
は、前述の実施例1の構成に対して映像編集部51dを
備える。その他の構成は前述の実施例1と同様であり、
説明は省略する。なお、本実施例3では、合成データを
4個の領域へ分割するものとする。
【0123】映像編集部51dは、送信側構内交換網か
ら合成データを受信した際に、この合成データから送信
側映像端末装置4の映像データを分離すると共に、受信
側の映像端末装置4の映像データを1/4に縮小し、送
信側映像端末装置4の映像データと受信側映像端末装置
4の映像データとを合成する機能を有する。この詳細な
説明を以下に示す。
【0124】図17は、本実施例3における映像編集部
51dの内部構成ブロック図である。本実施例3におけ
る映像編集部51dは、第1映像編集ユニット600
a、第2映像編集ユニット600b、第3映像編集ユニ
ット600c、第4映像編集ユニット600dから構成
する。
【0125】各映像編集ユニット600は、合成データ
処理部610、端末側映像データ処理部620、編集部
630を有する。合成データ処理部610は、受信側映
像端末装置4へ送信すべき映像データを合成データから
分離するものであり、この具体的な説明は後述する。
【0126】端末側映像データ処理部620は、受信側
映像端末装置4において撮像される映像データを1/4
の映像データへ縮小する機能を有する。この具体的な説
明は後述する。
【0127】編集部630は、合成データ処理部610
から出力される映像データと、端末側映像データ処理部
620から出力される映像データとを合成する機能を有
する。この具体的な説明は後述する。
【0128】図18に合成データ処理部610の内部構
成ブロック図を示す。合成データ処理部610は、NTSC
/RGB変換回路610a、AD変換回路610b、フレー
ムメモリ610c、同期分離回路610f、書込制御回
路610d、読出制御回路610eを備える。ここで、
書込制御回路610d及び読出制御回路610eは、管
理情報処理部50とシステムバスにより接続する。
【0129】上記したNTSC/RGB変換回路610aは、
アナログ信号によるビデオ信号(以下NTSC信号と記す)
をアナログRGB信号へ変換する。AD変換回路610b
は、アナログRGB信号をデジタルRGB信号へ変換する機能
を有する。
【0130】上記の読出制御回路610eは、フレーム
メモリ610cに書き込まれた映像データを読み出す機
能を有し、本実施例3では、受信側映像端末装置4へ送
信すべき映像を合成データから分離する機能を有する。
【0131】同期分離回路610fは、当該合成データ
処理部610に入力される合成データから垂直同期信
号、水平同期信号、サンプリングクロック信号を分離す
る機能を有する。さらに、同期分仮回路610fは、垂
直同期信号、水平同期信号、サンプリングクロック信号
を書込制御回路610d及び読出制御回路610eへ出
力すると同時に、編集部630へ出力する。
【0132】書込制御回路610dは、合成データにお
ける各ドットのアドレスを決定する機能と、このアドレ
スと管理情報に基づいてフレームメモリ610cにおけ
る各ドットのアドレスを決定する機能とを有する。詳細
には、同期分離回路610fから前記垂直同期信号、水
平同期信号、サンプリングクロック信号を入力した場合
に、書込制御回路610dは、これらの信号に基づいて
合成データにおける各ドットの(X,Y)アドレス信号
を出力する。さらに、管理情報処理部50からオフセッ
トアドレス値を入力し、前記(X,Y)アドレスとオフ
セットアドレス値を加算して、フレームメモリ610c
における各ドットのアドレスを決定する。
【0133】図19に端末側映像データ処理部620の
内部構成ブロック図を示す。同図において、端末側映像
データ処理部620は、NTSC/RGB変換回路620a、A
D変換回路620b、フレームメモリ620c、同期分
離回路620f、書込制御回路620d、読出制御回路
620eを備える。
【0134】上記したNTSC/RGB変換回路620aは、
アナログ信号によるビデオ信号(以下NTSC信号と記す)
をアナログRGB信号へ変換する。AD変換回路620b
は、アナログRGB信号をデジタルRGB信号へ変換する機能
を有する。
【0135】読出制御回路620eは、フレームメモリ
620cから映像データを読み出す機能を有する。同期
分離回路620fは、当該端末側映像データ処理部62
0に入力される映像データから垂直同期信号、水平同期
信号、サンプリングクロック信号を分離する機能を有す
る。さらに、これらの垂直同期信号、水平同期信号、サ
ンプリングクロック信号を書込制御回路620d及び読
出制御回路620eへ出力すると同時に、編集部630
へ出力する。
【0136】書込制御回路620dは、受信側映像端末
装置4から入力される映像データを1/4に縮小する機
能と、当該映像データにおける各ドットのアドレスを決
定する機能と、このアドレスと管理情報とに基づいてフ
レームメモリ620cにおける各ドットのアドレスを決
定する機能とを有する。この具体的な説明は後述する。
【0137】図20は、本実施例3における編集部63
0の内部構成ブロック図である。同図において、編集部
630は、セレクタ630a、DA変換回路630b、
RGB/NTSC変換回路630c、切換制御回路630dを備
える。
【0138】セレクタ630aは、出力時に、合成デー
タ処理部610から入力される映像データを出力する
か、端末側映像データ処理部620から入力される映像
データを出力するかを切り換える回路である。
【0139】DA変換回路630bは、セレクタ630
aから出力されるデジタルRGB信号ををアナログRGB信号
へ変換する機能を有する。RGB/NTSC変換回路630c
は、DA変換回路630bから出力されるアナログRGB
信号をアナログNTSC信号へ変換する回路である。
【0140】切換制御回路630dは、セレクタ630
aの切換動作を制御するものであり、垂直同期信号、水
平同期信号、クロック信号に基づいて切換動作命令を発
生する回路である。すなわち、任意のドットのアドレス
情報を認識し、当該ドットのRGB値を合成データ処理
部610から入力するか、端末側映像データ処理部62
0から入力するかを判別して切換動作命令を発生し、こ
の切換動作命令をセレクタ630aへ出力する。この詳
細な説明は後述する。
【0141】ここで、書込制御回路620dの内部構成
ブロック図を図21に示す。同図において、同期分離回
路620fから出力されるサンプリングクロック信号
(CLK)及び水平同期信号(HSYNC)をD型フリ
ップフロップ12へ入力する。このD型フリップフロッ
プ12の出力を論理和ゲート(以下ANDゲートと記
す)13の一方の入力端子へ接続すると共に、ANDゲ
ート13の他方の入力端子にはサンプリングクロック信
号を入力させる。これにより、ANDゲート13は、X
座標書込タイミング信号を出力する。
【0142】ここで上記のX座標書込タイミング信号の
出力周期は、サンプリングクロック信号(CLK)の発
生周期に比べ二倍となる。一方、同期分離回路620f
から出力される水平同期信号(HSYNC)及び垂直同
期信号(VSYNC)をD型フリップフロップ16へ入
力する。このD型フリップフロップ16の出力を論理和
ゲート(以下ANDゲートと記す)17の一方の入力端
子へ接続すると共に、ANDゲート17の他方の入力端
子へ水平同期信号(HSYNC)を入力させる。これに
よりANDゲート17は、Y座標書込タイミング信号を
出力する。
【0143】ここで上記のY座標書込タイミング信号の
出力周期は、水平同期信号(HSYNC)の発生周期に
比べ二倍となる。さらに、当該書込制御回路620dに
は、X座標カウンタ10、加算器11、X方向書込オフ
セットレジスタ14、Y座標カウンタ15、加算器1
8、Y方向書込オフセットレジスタ19を備える。
【0144】上記したX座標レジスタ10は、サンプリ
ングクロック信号(CLK)及び水平同期信号(HSY
NC)に基づいて、端末側映像データにおける各ドット
のX座標アドレス信号を発生し、このX座標アドレス信
号を加算器11へ出力する。
【0145】X方向書込オフセットレジスタ14は、管
理情報処理部50から送信されてくるX座標のオフセッ
ト値を登録すると共に、このオフセット値を加算器11
へ出力する。
【0146】加算器11では、端末側映像データにおけ
るX座標アドレスとX座標オフセット値を加算し、フレ
ームメモリ620cにおける各ドットのX座標アドレス
信号を発生する。具体的には、任意のドットに関し、X
座標レジスタ10が当該ドットの端末側映像データにお
けるX座標アドレスとして”x1”を出力し、X方向書
込オフセット値を”k”とした場合に、加算器11で
は”x1+k”を算出する。この”x1+k”は、当該
ドットのフレームメモリ620cにおけるX座標アドレ
スとなる。
【0147】Y座標カウンタ15は、水平同期信号(H
SYNC)及び垂直同期信号(VSYNC)に基づい
て、端末側映像データにおける各ドットのY座標アドレ
ス信号を発生し、このY座標アドレス信号を加算器18
へ出力する。
【0148】Y方向書込オフセットレジスタ19は、管
理情報処理部50から送信されてくるY座標のオフセッ
ト値を登録すると共に、このオフセット値を加算器18
へ出力する。以下、X座標と同様にしてフレームメモリ
620cにおける各ドットのY座標アドレス信号を発生
する。
【0149】当該書込制御回路620dによれば、X座
標書込タイミング信号は2回のサンプリングクロック信
号(CLK)発生に対して1回の割合で発生し、Y座標
書込タイミング信号は2回の水平同期信号(HSYN
C)発生に対して1回の割合で発生することになる。つ
まり、ドット(X,Y)の書込は、サンプリングクロッ
ク信号(CLK)及び水平同期信号(HSYNC)の2
回の発生に対して1回の割合で行われる。これにより、
映像データは1/4に間引きされた後、フレームメモリ
620cへ書き込まれる。
【0150】図22に本実施例3における切換制御回路
630dの内部構成ブロック図を示す。本実施例では、
受信側映像端末装置4へ送信すべき表示データの容量
を、合成データと同等の352×288ドットとすると
共に、表示データのフォーマットを合成データと同一と
する。すなわち、表示データの領域を4個の領域に分割
し、各領域の容量を176×144ドットとする。
【0151】同図において、X座標カウンタ20は、合
成処理部610からサンプリングクロック信号(CL
K)、及び水平同期信号(HSYNC)を入力し、これ
らの信号に基づいて表示データのX座標アドレス信号を
出力する。
【0152】Y座標カウンタ21は、合成処理部610
から水平同期信号(HSYNC)、及び垂直同期信号
(VSYNC)を入力し、これらの信号に基づいて表示
データのY座標アドレス信号を出力する。
【0153】表示領域開始X座標レジスタ22、表示領
域終了X座標レジスタ23、表示領域開始Y座標レジス
タ24、表示領域終了Y座標レジスタ25は、合成デー
タ処理部610から出力される映像データと端末側映像
データ処理部620から出力される映像データとを合成
した合成表示データの表示有効領域を特定する機能を有
する。これを図23の具体例に沿って説明する。
【0154】同図は、合成データ処理部610から出力
される映像データを表示合成データの領域(a)へ、端
末側映像データ処理部620から出力される映像データ
を表示合成データの領域(b)へ合成する場合の具体例
である。このとき、領域(a)の有効領域は{X|0≦
X≦x1、Y|0≦Y≦y1}であり、領域(b)の有
効領域は{X|x1≦X≦x2、Y|0≦Y≦y1}で
ある。
【0155】この場合、表示領域開始X座標レジスタ2
2には、”0”を登録すると共に、表示領域終了X座標
レジスタ23には、”x1”を登録する。。一方、表示
領域開始Y座標レジスタ24には、”0”を登録すると
共に、表示領域終了Y座標レジスタ25には、”y1”
を登録する。
【0156】次に、図22において前記X座標カウンタ
20の出力、及び表示領域開始X座標レジスタ22の出
力は、比較器26へ入力する。比較器26は、双方の出
力値が一致した場合にセット信号をフリップフロップ
(FF)30へ出力する。
【0157】また前記X座標カウンタ20の出力、及び
表示領域終了X座標レジスタ23の出力は、比較器27
へ入力する。比較器27は、双方の出力値が一致した場
合にリセット信号をフリップフロップ(FF)30へ出
力する。さらにフリップフロップ(FF)30の出力値
はANDゲート32の一方の入力端子へ接続する。
【0158】一方、前記Y座標カウンタ21の出力、及
び表示領域開始Y座標レジスタ24の出力は、比較器2
8へ入力する。この比較器28は双方の出力値が一致し
た場合に、フリップフロップ(FF)31へセット信号
を出力する。
【0159】また、前記Y座標カウンタ21の出力、及
び表示領域終了Y座標レジスタ25の出力は、比較器2
9へ入力する。この比較器29は双方の出力値が一致し
た場合に、フリップフロップ(FF)31へリセット信
号を出力する。さらにフリップフロップ31の出力をA
NDゲート32の他方の入力端子へ接続する。
【0160】当該切換制御回路630dにより、フレー
ムメモリ610cあるいはフレームメモリ620cから
合成表示データへの読み出し信号/読み出し中止信号を
出力することができる。セレクタ630aは、読み出し
信号を受信した場合に、フレームメモリ610c(ある
いはフレームメモリ620c)から映像データの読み出
しを行う。尚、セレクタ630aは、管理情報に基づい
て、読み出し対象の切り換え、即ちフレームメモリ61
0cからの読み出しと、フレームメモリ620cからの
読み出しとを切り換える。
【0161】以上、本実施例3によれば、受信側映像端
末装置4へ映像データを送信する場合に、当該受信側映
像端末4の映像データと、送信側映像端末装置4の映像
データとを合成した映像データを送信できる。
【0162】なお、合成データの領域をN(自然数)個
の領域へ分割した場合には、映像編集ユニット600を
N個設けるようにしてもよく、N個以上の映像編集ユニ
ット600を設けるようにしてもよい。
【0163】本実施例によれば、単一の伝送路に4つの
映像データを同時に送信可能であると共に、映像コーデ
ック部を複数の映像端末装置で共有できる。また、通信
相手の映像だけでなく、相手へ送信すべき映像を同時に
表示できる。
【0164】尚、以上の実施例では、一対一通信の場合
について説明したが、一対複数の通信に適用することも
できる。例えば、4個の映像データを合成して伝送する
場合には、一対一〜一対四の映像通信が可能であり、一
対四の場合には、受信側映像端末装置へ通信相手である
四つの映像端末装置の映像データをウィンドー表示す
る。
【0165】さらに、映像端末装置4には、映像通信処
理装置5へ任意の情報を送信する機能を付加してもよ
い。この場合、第1加入者回線7のDチャネルを利用
し、パケット通信により行うことが好ましい。具体的に
は、任意の映像端末4において受信した映像データを縮
小表示する場合、例えば送信時に1/4に縮小される映
像データをさらに1/2に縮小してディスプレイ装置4
0へ表示する場合、1/4の映像データと1/8の映像
データとの差分が無駄に伝送されることとなる。そこ
で、映像端末装置4は、第1加入者回線7のDチャネル
を利用して当該縮小率を映像通信処理装置5へ送信す
る。
【0166】映像通信処理装置5は、合成データ作成
時、当該映像端末装置4宛の映像データを前記縮小率へ
縮小する。そして、縮小後の映像データを合成データへ
合成し、当該映像端末装置4へ送信する。これにより伝
送路を効率良く使用することができる。
【0167】
【発明の効果】本発明によれば、高速回線の使用効率を
向上させると共に、端末の構成を変更せずに複数の映像
信号をウィンドー表示できる。また、映像コーデック装
置を複数の端末で共有することにより、ハードウェアに
かかるコストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図
【図2】実施例1における映像通信システムの全体概略
構成ブロック図
【図3】実施例1における映像端末装置の内部構成ブロ
ック図
【図4】実施例1における映像通信処理装置の内部構成
ブロック図
【図5】実施例1における映像コーデック部の内部構成
ブロック図
【図6】実施例1における合成データのイメージ図
【図7】図7(A)送信側構内交換網から送信される合
成データの具体例を示すイメージ図図7(B)受信側構
内交換網から送信される合成データの具体例を示すイメ
ージ図
【図8】発呼要求受信時の送信側映像通信処理装置5a
の動作過程を示すフローチャート図
【図9】本実施例1における映像通信制御システムの動
作過程を示すシーケンス図
【図10】実施例2における映像通信処理装置の内部構
成ブロック図
【図11】実施例2における映像分離部の内部構成ブロ
ック図
【図12】アドレス付した合成データの具体例
【図13】受信側構内交換網から送信されてくる合成デ
ータの具体例
【図14】映像の分離過程を示すイメージ図
【図15】映像分離後の合成データを示すイメージ図
【図16】実施例3における映像通信処理装置の内部構
成ブロック図
【図17】実施例3における映像編集部の内部構成ブロ
ック図
【図18】実施例3における合成データ処理部の内部構
成ブロック図
【図19】実施例3における端末側映像データ処理部
【図20】実施例3における編集部の内部構成ブロック
【図21】書込制御回路の内部構成ブロック図
【図22】切換制御回路の内部構成ブロック図
【図23】合成表示データの具体例
【図24】従来の映像通信システムの構成ブロック図
【符号の説明】
1・・端末 1a・・撮像手段 1b・・表示手段 1c・・通信処理手段 1d・・画像処理手段 2・・映像通信処理装置 2a・・コーデック手段 2b・・映像処理手段 3・・交換機 4・・映像端末装置 4a・・映像端末装置(A) 4b・・映像端末装置(B) 4c・・映像端末装置(C) 4d・・映像端末装置(D) 5a・・映像通信処理装置 5b・・映像通信処理装置 6a・・構内交換機(PBX) 6b・・構内交換機(PBX) 7・・第1加入者回線 8・・第2加入者回線 10・・X座標カウンタ 11・・加算器 12・・D型フリップフロップ 13・・論理和ゲート(ANDゲート) 14・・X方向書込オフセットレジスタ 15・・Y座標カウンタ 16・・D型フリップフロップ 17・・論理和ゲート(ANDゲート) 18・・加算器 19・・Y方向書込オフセットレジスタ 20・・X座標カウンタ 21・・Y座標カウンタ 22・・表示領域開始X座標レジスタ 23・・表示領域終了X座標レジスタ 24・・表示領域開始Y座標レジスタ 25・・表示領域終了Y座標レジスタ 26・・比較器 27・・比較器 28・・比較器 29・・比較器 30・・フリップフロップ(FF) 31・・フリップフロップ(FF) 32・・論理和ゲート(ANDゲート) 40・・ディスプレイ装置 41・・ビデオカメラ 42・・パーソナルコンピュータ 42a・・ビデオカード 42b・・通信カード 43・・ハンドセット 50・・管理情報処理部 51・・映像処理部 51a・・映像合成部 51b・・スイッチング回路 51c・・映像分離部 52・・映像コーデック部 52a・・映像符号化/復号化部 52b・・伝送路符号化復号化部 52c・・ネットワークインターフェース 52d・・送受信部 52e・・呼処理部 500a ・・第1映像分離ユニット 500b ・・第2映像分離ユニット 500c ・・第3映像分離ユニット 500d ・・第4映像分離ユニット 511・・同期分離回路 512・・アドレス発生回路 513・・有効領域指定レジスタ 514・・表示領域判別回路 515・・ペデスタルクランプ回路 516・・ビデオスイッチ回路 600a ・・第1映像編集ユニット 600b ・・第21映像編集ユニット 600c ・・第3映像編集ユニット 600d ・・第4映像編集ユニット 610・・合成データ処理部 610a ・・NTSC/RGB変換回路 610b ・・AD変換回路 610c ・・フレームメモリ 610d ・・書込制御回路 610e ・・読出制御回路 610f ・・同期分離回路 620・・端末側映像データ処理部 620a ・・NTSC/RGB変換回路 620b ・・AD変換回路 620c ・・フレームメモリ 620d ・・書込制御回路 620e ・・読出制御回路 620f ・・同期分離回路 630・・編集部 630a ・・セレクタ 630b ・・DA変換回路 630c ・・RGB/NTSC変換回路 630d ・・切換制御回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の被写体を撮像して映像データを入
    力する撮像手段(1a)、及び映像データを画面表示す
    る表示手段(1b)を備える端末(1)と、少なくとも
    二つの端末(1)間で行われる映像データの送受信を管
    理する交換機(3)とからなる映像通信システムにおい
    て、 前記端末(1)と交換機(3)との間には、複数の端末
    (1)から送信されてくる映像データを個々に縮小し、
    縮小後の映像データを合成して前記交換機(3)へ送信
    し、 前記交換機(3)から受信する合成データを通信状態に
    ある全ての端末(1)へ送信する映像通信処理装置
    (2)を設け、 前記端末(1)には、前記撮像手段(1a)の入力する
    映像データを前記映像通信処理装置(2)へ送信し、前
    記映像通信処理装置(2)から合成データを受信する通
    信処理手段(1c)と、 前記通信処理手段(1c)の受信する合成データから自
    端末(1)宛の映像データを抽出し、この映像データを
    前記表示手段(1b)の何れの画面領域へ表示するかを
    特定する画像処理手段(1d)とを備えることを特徴と
    する映像通信制御方式。
  2. 【請求項2】 前記映像通信処理装置(2)は、複数の
    端末(1)から受信する映像データを個々に縮小し、こ
    れらの縮小データを合成して縮小前の映像データと同容
    量の合成データを作成し、前記交換機(3)から受信す
    る合成データを前記各端末(1)へ出力する映像処理手
    段(2b)と、 前記映像処理手段(2b)で作成される合成データを符
    号化し、前記交換機(3)から受信する合成データを復
    号化するコーデック手段(2a)とを備えることを特徴
    とする請求項1記載の映像通信制御方式。
  3. 【請求項3】 前記映像処理手段(2b)は、前記交換
    機(3)から受信する合成データを前記端末(1)へ送
    信する場合に、 当該合成データから個々の映像データを分離し、分離後
    の各映像データを各々の送信先端末(1)へ送信するこ
    とを特徴とする請求項2記載の映像通信制御方式。
  4. 【請求項4】 前記映像処理手段(2b)は、前記交換
    機(3)から受信する合成データを前記端末(1)へ送
    信する場合に、 当該合成データから個々の映像データを分離し、分離後
    の映像データと、各分離データの送信先端末(1)で撮
    像される映像データとを合成し、この合成データを前記
    送信先端末(1)へ送信することを特徴とする請求項2
    記載の映像通信制御方式。
  5. 【請求項5】 前記映像通信処理装置(2)は、通信先
    映像通信処理装置(2)へ合成データを送信する場合
    に、 個々の映像データの送信先端末情報及び送信元端末情報
    に加え、合成時の縮小率を伝送することを特徴とする請
    求項1記載の映像通信制御方式。
  6. 【請求項6】 前記端末(1)は、映像通信を開始する
    際に、前記撮像手段(1a)により撮像した映像データ
    と、所望の縮小率とを前記映像通信処理装置(2)へ送
    信し、 前記映像通信処理装置(2)は、前記端末(1)へ映像
    データを送信する際に、送信すべき映像データを前記縮
    小率で縮小し、縮小後の映像データを前記端末(1)へ
    送信することを特徴とする請求項1記載の映像通信制御
    方式。
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