JPH06251780A - 固体高分子電解質型燃料電池 - Google Patents

固体高分子電解質型燃料電池

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JPH06251780A
JPH06251780A JP5037128A JP3712893A JPH06251780A JP H06251780 A JPH06251780 A JP H06251780A JP 5037128 A JP5037128 A JP 5037128A JP 3712893 A JP3712893 A JP 3712893A JP H06251780 A JPH06251780 A JP H06251780A
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JP
Japan
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fuel cell
polymer electrolyte
solid polymer
electrolyte layer
membrane
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JP5037128A
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English (en)
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Kyoichi Urabe
恭一 卜部
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電解質層からのガス漏れが生じることの無い固
体高分子電解質型燃料電池を提供する。 【構成】固体高分子電解質型燃料電池の単位燃料電池1
0Aは、EW値の大きなナフィオン膜21Aと、EW値
の小さいナフィオン膜22Aとで構成された電解質層2
Aを備える燃料電池セル1Aを用いている。電解質層2
Aでは、ナフィオン膜21Aを、ナフィオン膜22A
の、電極3と電極4が挟持されないその周縁部に積層し
て、ナフィオン膜22Aの高いプロトン導電性を損なう
ことなく、電解質層の機械的強度の増大を図ったもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、固体高分子電解質型
燃料電池の固体高分子電解質膜でなる電解質層に係わ
り、特に機械的強度の増大された電解質層に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料電池として、これに使用される電解
質の種類により、固体高分子電解質型,りん酸型,溶融
炭酸塩型,固体酸化物型などの各種の燃料電池が知られ
ている。このうち、固体高分子電解質型燃料電池は、分
子中にプロトン(水素イオン)交換基を有する高分子樹
脂膜を飽和に含水させると,低い抵抗率を示してプロト
ン導電性電解質として機能することを利用した燃料電池
である。
【0003】図7は、このような従来例の固体高分子電
解質型燃料電池の単位燃料電池の模式的に示した構成図
である。図7において、9は、燃料電池セル8と、この
燃料電池セル8の一方の側面に配設されて図示しない燃
料ガスを通流させる溝51を多数有し,ガスを透過しな
い材料で製作されたセパレータ5Aと、燃料電池セル8
の他方の側面に配設されて図示しない酸化剤ガスを通流
させる溝52を多数有し、セパレータ5Aと同様に、ガ
スを透過しない材料で製作されたセパレータ5Bと、例
えば、Oリング等のシール体6とで構成された、固体高
分子電解質型燃料電池の単位燃料電池である。
【0004】燃料電池セル8は、薄い矩形状をなしてお
り、固体高分子電解質膜(以降、SPE膜と略称するこ
とがある。)からなる電解質層7と、電解質層7の一方
の主面に密接して積層された燃料ガス(例えば、水素あ
るいは水素を高濃度に含んだガスである。)の供給を受
ける燃料電極(アノード極でもある。)3と、電解質層
7の他方の主面に密接して積層された酸化剤ガス(例え
ば、空気である。)の供給を受ける酸化剤電極(カソー
ド極でもある。)4とで構成されている。燃料電極3お
よび酸化剤電極4は、共に触媒活物質を含むそれぞれの
触媒層31,41と、この触媒層31,41を支持する
とともに反応ガス(燃料ガスと酸化剤ガスを総称してこ
のように言う。)を供給および排出するとともに集電体
としての機能を有する多孔質の電極基材32,42とか
らなり、前記触媒層31,41を電解質層7の両主面に
ホットプレスにより密着させて配置される。
【0005】それぞれのセパレータ5A,5Bは、電解
質層7が露出されている周縁部で、シール体6を介して
燃料電池セル8を挟むようにして配設される。なお、シ
ール体6は、セパレータ5A,5Bの溝51,52中に
通流する反応ガスが、通流路外に漏れ出るのを防止する
役目を負うものであり、それぞれのセパレータ5A,5
Bの周縁部に形成された溝53,54中に嵌め込まれて
装着される。
【0006】1個の単位燃料電池9が発生する電圧は、
1〔V〕程度以下と低い値であるので、前記した単位燃
料電池9の多数個を互いに直列接続した燃料電池セル集
積体(以降、スタックと略称することがある。)として
構成し、電圧を高めて実用に供されるのが一般的であ
る。図8は、従来例の固体高分子電解質型燃料電池の単
位燃料電池を用いて構成したスタックの模式的に示した
構成図である。図8において、9Aは、複数の単位燃料
電池9を積層し、さらにその両端部に複数の単位燃料電
池9で発生した直流電気をスタック9Aから取り出すた
めの集電板91a,91bと、単位燃料電池9および集
電板91a,91bを構造体から電気的に絶縁するため
の電気絶縁板92a,92bと、単位燃料電池9,集電
板91a,91b、電気絶縁板92a,92bを積層し
た積層体の両外端部に配設される締付板93a,93b
と、締付板93a,93bに適度の加圧力を与える締め
付けボルト94とで構成されている。さらに、スタック
9Aには、複数の単位燃料電池9毎に冷却板95が必要
に応じて介挿されている。なお、締め付けボルト94の
与える加圧力は、シール体6がそのシール性を発揮する
ためのシール力を生み出すためにも使用されるものであ
る。
【0007】スタック9Aにおいては、複数の単位燃料
電池9が備える燃料電極3および酸化剤電極4のそれぞ
れに、燃料電極3には燃料ガスを、また、酸化剤電極4
には酸化剤ガスを供給することで、それぞれの電極3,
4の触媒層31,41とSPE膜でなる電解質層7との
界面に三相界面(前記触媒層中の触媒と、SPE膜、い
ずれかの反応ガスとが、互い接する界面のことを言
う。)を形成させ、電気化学反応を生じさせることで直
流電気を発生させる。なお前記触媒層31,41は、微
小な粒子状の白金触媒とはっ水性を有するフッ素樹脂か
ら形成されており、しかも多数の細孔を形成すること
で、反応ガスの三層界面までの効率的な拡散を維持する
するとともに、十分広い面積の三層界面が形成される構
成としている。
【0008】ところで、電解質層7を形成しているSP
E膜は、前述したとおり、分子中にプロトン(水素イオ
ン)交換基を有する高分子膜であり、飽和に含水させる
と常温で20〔Ω・cm〕以下の抵抗率を示してプロト
ン導電性電解質として機能する膜である。この飽和含水
量は、SPE膜の温度によって可逆的に変化する。この
SPE膜としては、現時点においては、パ−フルオロス
ルホン酸樹脂膜(例えば、米国、デュポン社製、商品名
ナフィオン膜)等が知られている。
【0009】前述の構成を備える燃料電池セル8は、以
下のようにして調製されている。白金黒を20%担持し
たカーボンと、ポリテトラフロロエチレンのディスパー
ジョンを混合し、0.4〔mm〕の厚さを有するカーボ
ンペーパにスポイトにて滴加する。これを、真空乾燥器
にて24〔h〕乾燥した後、360〔℃〕で15〔mi
n〕焼成することで、カーボンペーパ上に100〔μ
m〕厚さの触媒層31あるいは触媒層41が得られる。
この触媒層31,41の上に、フッ素樹脂系の陽イオン
交換溶液を刷毛で1回塗布し、電極3あるいは電極4が
調製される。
【0010】次に、電解質層7としての純水中に浸漬し
て膜中に水を包含させたパ−フルオロスルホン酸樹脂膜
を、電極3,4でサンドウィッチし、120〔℃〕で1
0〔min〕ホットプレスし、電解質層7と電極3なら
びに電極4との相互間を密着かつ一体化させる。このよ
うにして得られた燃料電池セル8において、SPE膜を
用いた電解質層7と、触媒層31,41と、反応ガスと
が形成する三相界面で生じる電気化学反応は、次のとお
りである。
【0011】アノード電極3では(1)式の反応が起こ
る。
【0012】
【数1】
【0013】カソード電極4では(2)式の反応が起こ
る。
【0014】
【数2】
【0015】つまりアノード電極3においては、外部よ
り供給された水素がプロトンと電子を生成する。生成し
たプロトンは、SPE膜中をカソード電極4に向かって
移動し、電子は、図示しない外部電気回路を通ってカソ
ード電極4に移動する。一方、カソード電極4において
は、外部より供給された酸素とSPE膜中をアノード電
極3より移動してきたプロトンと外部電気回路より移動
してきた電子が反応し、水を生成する。かくして、単位
燃料電池9は、水素と酸素を得て直流電気を発電するの
である。
【0016】なお、SPE膜は、その内部に水を包含し
ており、電解質として機能するばかりでなく、反応ガス
である燃料ガスや酸化剤ガスが透過しない膜でもあるの
で、反応ガスが相互に混合するいわゆるクロスリークを
防止する役目も果たしている。また、反応ガスは、この
SPE膜でなる電解質層7と、ガスを透過しない材料で
製作されたセパレータ5A,5Bと、セパレータ5A,
5Bに形成された溝53,54に嵌め込まれて,電解質
層7の周縁部との間をシールするシール体6とで、それ
ぞれの反応ガスの通流路である溝51,52の周囲が覆
われることにより、通流路外への漏れ出し、ひいては、
クロスリークが防止されている。
【0017】なおまた、セパレータとしては、前述した
溝51,52を一方の側面のみに配設した構成のセパレ
ータ5A,5B以外に、スタック構成の際に互いに隣接
するセパレータの溝も一体に形成することで,スタック
構成の合理化を図るために、溝51,52を両側面に配
設するようにしたセパレータも知られている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術によ
る固体高分子電解質型燃料電池においては、直流発電の
機能を十分に発揮するのであるが、次のような問題点が
ある。すなわち、単位燃料電池9、あるいは、スタック
9Aにおいては、反応ガスの通流路外への漏れ出し,あ
るいは,クロスリークの防止は、SPE膜でなる電解質
層7の隔壁としての機能に依存しているのであるが、単
位燃料電池9,スタック9Aの製造工程における、両電
極3,4と、電解質層7とを圧着するホットプレス工
程、燃料電池セル8をセパレータ5A,5B間に挟持す
る工程において、SPE膜が損傷を受けて、電解質層7
に傷やピンホールを生じることが有る。また、燃料電池
の運転時においても、SPE膜の含水量の変化,運転時
の単位燃料電池9の運転温度(室温〜80〔℃〕程
度.)の変化により、SPE膜が膨張・収縮を行う履歴
を被ることで、電解質層7が機械的に劣化し,損傷を受
けることが有る。特に、シール体6によるシール力が加
わる電解質層7の周縁部では、損傷を受ける度合いが高
くなっている。
【0019】これらにより、電解質層7が損傷を受ける
と、その損傷個所から反応ガスが漏れ出るので、燃料電
池の発電性能が低下し、運転の継続が不可能になる。こ
の発明は、前述の従来技術の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的は、電解質層からのガス漏れが生じる
ことの無い固体高分子電解質型燃料電池を提供すること
にある。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明では前述の目的
は、 1)燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給を受けて直流電力
を発生する燃料電池セルと、この燃料電池セルの両面に
配置されて,燃料電池セルに燃料ガスまたは酸化剤ガス
を供給するための溝を有するセパレータを備え、燃料電
池セルは、固体高分子電解質膜でなる電解質層と、この
電解質層の二つの主面のそれぞれに密着して配置された
電極を有する固体高分子電解質型燃料電池において、電
解質層は、複数の機械的強度の異なる固体高分子電解質
膜からなる構成とすること、また 2)前記1項記載の手段において、燃料電池セルの有す
る電解質層は、イオン交換容量の異なる固体高分子電解
質膜の複数枚をその厚さ方向に積層した構成とするこ
と、さらにまた 3)前記1項記載の手段において、燃料電池セルの有す
る電解質層は、イオン交換容量の小さい固体高分子電解
質膜と、この膜の周囲に配設したイオン交換容量の大き
い固体高分子電解質膜を備え、これらの膜は互いに接合
される構成とすること、により達成される。
【0021】
【作用】この発明においては、 電解質層を構成するSPE膜の、そのイオン交換容量
(以降、EWと略称することがある。)値と機械的強度
との関係に着目して、例えば、燃料電池セルの有する電
解質層を、イオン交換容量の異なるSPE膜の複数枚を
その厚さ方向に積層した構成とする等の、電解質層を、
複数の機械的強度の異なる固体高分子電解質膜からなる
構成とすることにより、電解質層のプロトン導電性を維
持しつつ、その機械的強度の増大を図るものである。
【0022】すなわち、SPE膜としてナフィオン膜を
用いた場合においては、ナフィオン膜は、図9中に示し
たとおり、パ−フルオロカーボンを基本骨格に有し、ス
ルホン酸基をイオン解離基(膜内の固定イオン)として
持つ化学構造を備えるものであり、図9中に示したnと
mの値を変えることにより、固定イオンとなるべきスル
ホン酸基の含量を任意に調整することができるものであ
る。スルホン酸基1当量当たりのパ−フルオロカーボン
ポリマー重量をイオン交換容量(EW)として求めて、
スルホン酸基の含量が評価される。
【0023】ところで、ナフィオン膜には、EW値が小
さいものほど、単位重量当たりの固定イオン含量が大と
なり、イオン交換性に富みプロトン導電性が向上する
が、その機械的強度は低下し、この逆に、EW値が大き
いものほど、単位重量当たりの固定イオン含量が小とな
り、プロトン導電性が低下するが、その機械的強度につ
いては増大するという性質が有る。
【0024】この発明では、このようなSPE膜の性質
を利用し、イオンEW値が小さいSPE膜によりプロト
ン導電性を維持するとともに、EW値が大きいSPE膜
による等により、SPE膜の機械的強度の増大を図るも
のである。 燃料電池セルの有する電解質層を、イオン交換容量の
小さいSPE膜と、この膜の周囲に配設したEW値の大
きいSPE膜を備え、これらの膜は互いに接合される構
成とすることにより、で説明したSPE膜の性質を利
用し、シール体のシール力が余分に加わる電解質層の周
縁部に、EW値が大きく,したがって機械的強度の大き
いSPE膜を配設することにより、イオンEW値が小さ
いSPE膜によりプロトン導電性を確保するとともに、
EW値が大きいSPE膜により,電解質層の周縁部の機
械的強度の増大を図るものである。
【0025】
【実施例】以下この発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。 実施例1;図2は、請求項1,2に対応するこの発明の
一実施例による固体高分子電解質型燃料電池の単位燃料
電池の模式的に示した構成図である。図2において、図
7に示した従来例による固体高分子電解質型燃料電池と
同一部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0026】図2において、10は、図7による固体高
分子電解質型燃料電池の単位燃料電池9に対して、燃料
電池セル8に替えて燃料電池セル1を用いるようにした
固体高分子電解質型燃料電池の単位燃料電池である。燃
料電池セル1は、図7による燃料電池セル8にに対し
て、電解質層7に替えて電解質層2を用いるようにした
ものである。電解質層2は、従来例による電解質層7と
同様に、薄い矩形状をなしており、固体高分子電解質膜
(SPE膜)として膜中に水を包含させたナフィオン膜
を用い、しかも、EW値のより大きなナフィオン膜21
と、EW値のより小さいナフィオン膜22とを、その厚
さ方向に積層したものである。
【0027】このような構成の燃料電池セル1は、ナフ
ィオン膜21と、ナフィオン膜22を重ね合わせた後、
電極3と電極4でサンドウイッチし、120〔℃〕で1
0〔min〕ホットプレスし、ナフィオン膜21とナフ
ィオン膜22とを密着・一体化するとともに、ナフィオ
ン膜21と電極3ならびにナフィオン膜22と電極4を
密着かつ一体化させることで得た。
【0028】この発明では前述の構成としたので、EW
値が小さく、したがって、プロトン導電性の良好なナフ
ィオン膜22で、電解質層2のプロトン導電性を確保す
るとともに、ナフィオン膜22を、EW値が大きく、し
たがって機械的強度に優れたナフィオン膜21で補強す
ることにより、機械的強度の向上させた電解質層2を得
ることが可能となる。
【0029】また、プロトン導電性の良好なナフィオン
膜22の補強を、化学的構造の基本骨格が同一の,EW
値が大きいナフィオン膜21で行うことにより、ナフィ
オン膜21とナフィオン膜22間の接着性に優れた電解
質層2を得ることができた。なおこのことは、以降の実
施例においても同様である。 実施例2;図1は、請求項1,2に対応するこの発明の
異なる実施例による固体高分子電解質型燃料電池の単位
燃料電池の模式的に示した構成図、図3は、図1に示し
た固体高分子電解質型燃料電池の電解質層の上面図であ
る。図1において、図7に示した従来例による固体高分
子電解質型燃料電池と同一部分には同じ符号を付し、そ
の説明を省略する。
【0030】図1において、10Aは、図7による固体
高分子電解質型燃料電池の単位燃料電池9に対して、燃
料電池セル8に替えて燃料電池セル1Aを用いるように
した固体高分子電解質型燃料電池の単位燃料電池であ
る。燃料電池セル1Aは、図7による燃料電池セル8に
に対して、電解質層7に替えて電解質層2Aを用いるよ
うにしたものである。電解質層2Aは、従来例による電
解質層7と同様に、薄い矩形状をなしており、SPE膜
として膜中に水を包含させたナフィオン膜を用い、しか
も、EW値のより大きなナフィオン膜21Aと、EW値
のより小さいナフィオン膜22Aとを、図3に示す如
く、ナフィオン膜21Aを、ナフィオン膜22Aの電極
3と電極4が挟持されない周縁部に配置して、その厚さ
方向に積層したものである。
【0031】このような構成の燃料電池セル1Aは、ナ
フィオン膜21Aをナフィオン膜22Aの周縁部に配置
して、ナフィオン膜22Aに重ね合わせた後、電極3と
電極4でサンドウイッチし、120〔℃〕で10〔mi
n〕ホットプレスし、ナフィオン膜21Aとナフィオン
膜22Aとを密着・一体化するとともに、ナフィオン膜
22Aと電極3ならびに電極4とを密着かつ一体化させ
ることで得た。
【0032】この発明では前述の構成としたので、EW
値が小さく、したがって、プロトン導電性の良好なナフ
ィオン膜22Aの両主面のそれぞれに、直接,両電極
3,4を密着・一体化したので、電解質層2Aは実施例
1の場合の電解質層2よりも、高いプロトン導電性を確
保するとともに、ナフィオン膜22Aの周縁部は、EW
値が大きく、したがって機械的強度に優れたナフィオン
膜21Aで補強することにより、シール体6によるシー
ル力を受ける電解質層2Aの周縁部の機械的強度を、重
点的に向上させた電解質層を得ることが可能となる。
【0033】特に、ナフィオン膜22Aは、シール体6
によるシール力を直接受けることが無いので、プロトン
導電性を主体にそのEW値を設定することも可能である
ために、一層高いプロトン導電性を確保できて、燃料電
池発電装置としての発電特性の向上を図ることも可能と
なるものである。 実施例3;図4は、請求項1,2に対応するこの発明の
さらに異なる実施例による固体高分子電解質型燃料電池
の単位燃料電池の模式的に示した構成図である。図4に
おいて、図1,図3に示した請求項1に対応するこの発
明の異なる実施例による固体高分子電解質型燃料電池、
および、図7に示した従来例による固体高分子電解質型
燃料電池と同一部分には同じ符号を付し、その説明を省
略する。
【0034】図4において、10Bは、図1による固体
高分子電解質型燃料電池の単位燃料電池10Aに対し
て、燃料電池セル1Aに替えて燃料電池セル1Bを用い
るようにした固体高分子電解質型燃料電池の単位燃料電
池である。燃料電池セル1Bは、図1による燃料電池セ
ル1Aにに対して、電解質層2Aに替えて電解質層2B
を用いるようにしたものである。電解質層2Bは、従来
例による電解質層7と同様に、薄い矩形状をなしてお
り、SPE膜として膜中に水を包含させたナフィオン膜
を用い、しかも、ナフィオン膜21Aと、EW値のより
小さいナフィオン膜22Bとを、ナフィオン膜21A
を、ナフィオン膜22Bの電極3と電極4が挟持されな
い周縁部の両面に配置して、その厚さ方向に積層したも
のである。
【0035】このような構成の燃料電池セル1Bは、ナ
フィオン膜21Aをナフィオン膜22Bの周縁部の両面
に配置して、ナフィオン膜22Bに重ね合わせた後、燃
料電池セル1Aと同様の工程により得た。この発明では
前述の構成としたので、EW値が小さく、したがって、
プロトン導電性の良好なナフィオン膜22Bの両主面の
それぞれに、直接,両電極3,4を密着・一体化したの
で、電解質層2Bは実施例2の場合の電解質層2Aと同
等のプロトン導電性を得るとともに、ナフィオン膜22
Bの周縁部の両面を、EW値が大きく、したがって機械
的強度に優れたナフィオン膜21Aで補強することによ
り、シール体6によるシール力を受ける電解質層2Bの
周縁部の機械的強度を、電解質層2Aの場合よりも一層
向上させた電解質層を得ることが可能となる。
【0036】また、ナフィオン膜22Bは、シール体6
によるシール力を直接受けることが無いので、プロトン
導電性を主体にそのEW値を設定することも可能である
ために、一層高いプロトン導電性を確保できて、燃料電
池発電装置としての発電特性の向上を図ることも可能と
なるものである。 実施例4;図5は、請求項1,3に対応するこの発明の
一実施例による固体高分子電解質型燃料電池の単位燃料
電池の模式的に示した構成図である。図5において、図
2に示した請求項1に対応するこの発明の一実施例によ
る固体高分子電解質型燃料電池、および、図7に示した
従来例による固体高分子電解質型燃料電池と同一部分に
は同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0037】図5において、10Cは、図1による固体
高分子電解質型燃料電池の単位燃料電池10Cに対し
て、燃料電池セル1Aに替えて燃料電池セル1Cを用い
るようにした固体高分子電解質型燃料電池の単位燃料電
池である。燃料電池セル1Cは、図1による燃料電池セ
ル1Aにに対して、電解質層2Aに替えて電解質層2C
を用いるようにしたものである。電解質層2Cは、従来
例による電解質層7と同様に、薄い矩形状をなしてお
り、SPE膜として膜中に水を包含させたナフィオン膜
を用い、しかも、EW値のより大きいナフィオン膜21
Cと、EW値のより小さいナフィオン膜22Cとを、額
縁状をなしたナフィオン膜21Cを、ナフィオン膜22
Cの電極3あるいは電極4が挟持されていないその周囲
に配設し、これらのナフィオン膜21C,22Cをその
接合部で互いに接合したものである。
【0038】なお、額縁状をなしたナフィオン膜21C
の額縁状の内側面21aは傾斜面をなしている。また、
ナフィオン膜22Cの四周の外側面22aも、内側面2
1aと対向した傾斜面をなしている。この同一方向の傾
斜をなした内側面21aと外側面22aの互いに重なり
合う部分が、前記した接合部である。このような構成の
燃料電池セル1Cは、ナフィオン膜21Cをナフィオン
膜22Cの外側面22aに嵌め込んで配置した後、燃料
電池セル1Aと同様の工程により得た。その際、ナフィ
オン膜21Cとナフィオン膜22Cとは、その接合部で
接着・一体化され、一様なSPE膜が得られた。
【0039】この発明では前述の構成としたので、EW
値が小さく、したがって、プロトン導電性の良好なナフ
ィオン膜22Cで、電解質層2のプロトン導電性を確保
するとともに、ナフィオン膜22Cの周囲に、EW値が
大きく、したがって機械的強度に優れたナフィオン膜2
1Cを配置することにより、シール体6によるシール力
を受ける電解質層2Cの周縁部の機械的強度を、重点的
に向上させた電解質層を得ることが可能となる。
【0040】また、ナフィオン膜22Cは、シール体6
によるシール力を直接受けることが無いので、プロトン
導電性を主体にそのEW値を設定することも可能である
ために、一層高いプロトン導電性を確保できて、燃料電
池発電装置としての発電特性の向上を図ることも可能と
なるものである。なお、ナフィオン膜21Cとナフィオ
ン膜22Cとの接合部は、ナフィオン膜21Cの傾斜面
をなした内側面21aと、ナフィオン膜22Cの傾斜面
をなした外側面22aであると説明したが、これに限定
されるものではなく、例えば、それぞれの膜の接合部
は、段付き構造であってもよいものである。
【0041】実施例1における今までの説明では、電解
質層2の備えるナフィオン膜21は、ナフィオン膜22
の片面に配置するとしてきたが、これに限定されるもの
ではなく、例えば、ナフィオン膜22の両面に配置して
もよいものである。また、実施例1,〜実施例4におけ
る今までの説明では、燃料電池セルを製造する際に、E
W値が大きいナフィオン膜と,EW値が小さいナフィオ
ン膜とは、まず,電極3と電極4でサンドウイッチし、
その後にホットプレスして、ナフィオン膜と電極間の接
着と同時に、ナフィオン膜相互の接着を行うとしてき
た。しかし、これに限定されるものではなく、例えば、
予めナフィオン膜相互をホットプレスにより圧着して一
体化しおき、その後に電極3と電極4でサンドウイッチ
して再度ホットプレスして、ナフィオン膜と電極間の接
着を行うようにしてもよいものである。
【0042】
【発明の効果】この発明においては、 燃料電池セルの有する電解質層を、例えば、EW値の
異なるSPE膜の複数枚をその厚さ方向に積層して、E
W値が小さいSPE膜によりプロトン導電性を維持する
とともに、EW値が大きいSPE膜により機械的強度の
増大を図るようにする等により、電解質層のプロトン導
電性を維持しつつ、その機械的強度を増大させることに
より、図6にその運転時間−出力特性の事例を従来例と
比較して示すように、反応ガスのガス漏れ,あるいはそ
れが原因となり発生する反応ガスのクロスリークが低減
されることで、長時間出力の安定した固体高分子電解質
型燃料電池を得ることが可能となる。
【0043】燃料電池セルの有する電解質層を、EW
値が小さいSPE膜と、この膜の周囲に配設したEW値
のEW大きいSPE膜を互いに接合して、EW値が小さ
いSPE膜に電極を接着させて高いプロトン導電性を得
るとともに、電解質層の周縁部はEW値が大きいSPE
膜により機械的強度の増大を図ることにより、前述の
と同等あるいはそれ以上の長時間安定性を備えた固体高
分子電解質型燃料電池を得ることが可能となる、との効
果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,2に対応するこの発明の異なる実施
例による固体高分子電解質型燃料電池の単位燃料電池の
構成図
【図2】請求項1,2に対応するこの発明の一実施例に
よる固体高分子電解質型燃料電池の単位燃料電池の構成
【図3】図1に示した固体高分子電解質型燃料電池の電
解質層の上面図
【図4】請求項1,2に対応するこの発明のさらに異な
る実施例による固体高分子電解質型燃料電池の単位燃料
電池の構成図
【図5】請求項1,3に対応するこの発明の一実施例に
よる固体高分子電解質型燃料電池の単位燃料電池の構成
【図6】図1に示した固体高分子電解質型燃料電池の運
転時間−出力特性(イ)を従来の固体高分子電解質型燃
料電池の特性(ロ)と対比して示す線図
【図7】従来例の固体高分子電解質型燃料電池の単位燃
料電池の構成図
【図8】従来例の固体高分子電解質型燃料電池の単位燃
料電池を用いて構成した燃料電池セル集積体の構成図
【図9】パ−フルオロスルホン酸樹脂膜(ナフィオン
膜)の化学構造を示す図
【符号の説明】
1,1A,1B,1C 燃料電池セル 2,2A,2B,2C 電解質層 21,21A,21C ナフィオン膜 22,22A,22B,22C ナフィオン膜 3 電極 4 電極 5A セパレータ 5B セパレータ 10,10A,10B,10C 単位燃料電池

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給を受けて
    直流電力を発生する燃料電池セルと、この燃料電池セル
    の両面に配置されて,燃料電池セルに燃料ガスまたは酸
    化剤ガスを供給するための溝を有するセパレータを備
    え、 燃料電池セルは、固体高分子電解質膜でなる電解質層
    と、この電解質層の二つの主面のそれぞれに密着して配
    置された電極を有する固体高分子電解質型燃料電池にお
    いて、 電解質層は、複数の機械的強度の異なる固体高分子電解
    質膜からなるものである、 ことを特徴とする固体高分子電解質型燃料電池。
  2. 【請求項2】請求項1記載の固体高分子電解質型燃料電
    池において、 燃料電池セルの有する電解質層は、イオン交換容量の異
    なる固体高分子電解質膜の複数枚をその厚さ方向に積層
    したものである、 ことを特徴とする固体高分子電解質型燃料電池。
  3. 【請求項3】請求項1記載の固体高分子電解質型燃料電
    池において、 燃料電池セルの有する電解質層は、イオン交換容量の小
    さい固体高分子電解質膜と、この膜の周囲に配設したイ
    オン交換容量の大きい固体高分子電解質膜を備え、これ
    らの膜は互いに接合されるものである、 ことを特徴とする固体高分子電解質型燃料電池。
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