JPH06249396A - 潤滑油供給装置 - Google Patents

潤滑油供給装置

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JPH06249396A
JPH06249396A JP3788993A JP3788993A JPH06249396A JP H06249396 A JPH06249396 A JP H06249396A JP 3788993 A JP3788993 A JP 3788993A JP 3788993 A JP3788993 A JP 3788993A JP H06249396 A JPH06249396 A JP H06249396A
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JP
Japan
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lubricating oil
oil
air
intermittent
lubricated
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JP3788993A
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English (en)
Inventor
Toru Takada
亨 高田
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の潤滑対象物に対して送る圧縮空気の消
費量が少なく、かつ冷却効果及び密封効果のある潤滑油
供給装置を提供することにある。 【構成】 間欠分配装置24は、各潤滑対象物36に対
応する複数のノズル先端部38が接続され、オイル・エ
ア装置12は、潤滑油を空気流により搬送して間欠分配
装置24に供給し、そして、制御装置46は、オイル・
エア装置12から送られた潤滑油及び空気流を時分割し
て複数のノズル先端部38から各潤滑対象物36に間欠
的に供給するように、間欠分配装置24及びオイル・エ
ア装置12を制御する。さらに、間欠分配装置24は、
複数のノズル先端部38の内の一の先端部にはオイル・
エア装置12から送られた空気流及び潤滑油の大部分を
供給し、他の先端部には残りの適当な微少量を供給す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業機械等における軸
受けや摺動面の潤滑に使用する潤滑油供給装置に関し、
特に工作機械の転がり軸受け部の潤滑に適した潤滑油供
給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機械の潤滑油供給装置は、給
油ポンプを使用した強制給油装置、あるいは潤滑油を空
気と混合してミスト状にして供給するオイル・ミスト装
置が使用されてきた。
【0003】しかし、強制給油装置は、潤滑油が一度に
多量に供給されるので、潤滑油が軸受け部に溜り粘性抵
抗が高くなるため、高速で作動する工作機械の場合に
は、軸受け部が発熱し易く不適であった。また、オイル
・ミスト装置はミストが周囲に飛散して雰囲気の悪化を
招くという問題があった。
【0004】そこで近年これらの欠点を改良したオイル
・エア装置が工作機械の潤滑油供給装置として使用され
るようになってきた。オイル・エア装置は微量な潤滑油
を吐出する定量ピストン式給油器をタイマにより働かす
ことにより、潤滑部に適当な量の潤滑油をエアと共に連
続して供給する装置であり、微少な潤滑油を供給するの
で、高速運転時にも軸受け部の発熱が少なく、ミストの
発生がなく、しかも、圧縮空気による冷却効果及び密封
効果があるといった特徴がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
オイル・エア装置は、圧縮空気を同時に各潤滑部に送る
ため圧縮空気の消費量が多いという問題があった。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、複数の潤滑対象物に対して送る
圧縮空気の消費量が少なくかつ冷却効果及び密封効果の
ある潤滑油供給装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の潤滑油供給装置は、各潤滑対象物に対応する
複数の先端部が接続される間欠分配手段と、潤滑油を空
気流により搬送して前記間欠分配手段に供給するオイル
・エア装置と、前記オイル・エア装置から送られた潤滑
油及び空気流を時分割して前記複数の先端部から前記各
潤滑対象物に間欠的に供給するように、前記間欠分配手
段及びオイル・エア装置を制御する制御手段とを備えて
いる。
【0008】尚、前記間欠分配手段は、前記複数の先端
部の内の一の先端部には前記オイル・エア装置から送ら
れた空気流及び潤滑油の大部分を供給し、他の先端部に
は残りの適当な微少量を供給するように構成されていて
もよい。
【0009】
【作用】上記の構成を有する請求項1に係る本発明の潤
滑油供給装置において、間欠分配手段は、各潤滑対象物
に対応する複数の先端部が接続され、オイル・エア装置
は、潤滑油を空気流により搬送して前記間欠分配手段に
供給し、そして、制御手段は、前記オイル・エア装置か
ら送られた潤滑油及び空気流を時分割して前記複数の先
端部から前記各潤滑対象物に間欠的に供給するように、
前記間欠分配手段及びオイル・エア装置を制御する。
【0010】また、請求項2に係る本発明の潤滑油供給
装置において、間欠分配手段は、前記複数の先端部の内
の一の先端部には前記オイル・エア装置から送られた空
気流及び潤滑油の大部分を供給し、他の先端部には残り
の適当な微少量を供給する。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図1は本実施例の潤滑油供給装置の
配管図であり、圧縮空気源10とオイル・エア装置12
の電磁弁14とが第一管路16で接続されている。電磁
弁14の出口側には第二管路18の一端が接続され、そ
の他端には間欠分配装置24の入口コネクタ26が接続
されている。間欠分配装置24に設けられた複数の出口
コネクタ28(1つのみ図示)には第三管路30の一端
が接続され、その他端には複数の潤滑対象物36(1つ
のみ図示)に対向するノズル機能を備えた複数の先端部
38(1つのみ図示)がそれぞれ接続されている。
【0012】また、オイル・エア装置12の内部では、
第四管路40が第二管路18に分岐接続され、混合装置
44と給油装置42とが直列的に接続されている。給油
装置42は、動作時にはタンク(図示しない)内の潤滑
油を混合装置44に対して吐出し、非動作時には潤滑油
の吐出を停止する。混合装置44は、給油装置42から
吐出される潤滑油を一定量ずつ第二管路18に送り出
す。
【0013】電磁弁14と給油装置42は、オイル・エ
ア装置12の外部に配置された、周知のCPUなどによ
り構成されている制御装置46に接続されており、それ
ぞれのオン・オフが相互に関連されて制御される。
【0014】さらに、間欠分配装置24には駆動装置と
してシリンダ48が設けられ、シリンダ48には第五管
路50の一端が接続され、電磁弁52を介して圧縮空気
源10に接続されている。電磁弁52は、制御装置46
によりオン・オフ制御される。
【0015】次に、間欠分配装置24について説明す
る。図2は間欠分配装置24の平面図であり、図3は、
図2のA−A線における断面図である。図3においてシ
ャフト54は、両端を転がり軸受け56、58によっ
て、ボディ60内に回転自在に支持されている。シャフ
ト54の中心軸上には、端部に窄孔された大径穴62に
接続する小径穴64が窄孔され、小径穴64には半径方
向に窄孔された貫通穴66が接続されている。ボディ6
0の左側の端部には転がり軸受け58を支持するリアボ
ディ68がボルト70によって嵌合され、さらにリアボ
ディ68の端面にはエンドフィティング72がボルト7
4によって締結されている。エンドフィティング72の
端面には第二管路18に接続された入口コネクタ26が
配置され、第二管路18より導入された空気流及び潤滑
油がエンドフィティング72に設けられた貫通穴76を
介して小径穴64に導かれる。貫通穴76の外周にはエ
ンドフィティング72と一体に設けられた大径部78が
大径穴62と適当な隙間を保って配置され、さらにOリ
ング80が配置されて流体の漏れを防いでいる。
【0016】ボディ60には、穴82と穴84が窄孔さ
れ、シャフト54の大径部86及び小径部88とそれぞ
れ適当な隙間を保って嵌合している。貫通穴66より左
側に位置する大径部86にはOリング90が、右側に位
置する小径部88にはOリング92が配置されて貫通穴
66から流体が外部に漏れるのを防いでいる。
【0017】また、ボディ60には、貫通穴66に対向
する位置にボディ60の半径方向に分配孔A94aが設
けられ、更にボディ60の軸方向に窄孔されて分配孔A
94aと接続すると共に、出口コネクタ28に接続され
た分配孔B96aが設けられている。
【0018】さらに、ボディ60には、分配孔A94a
と軸方向に同じ位置に、半径方向に分配孔A94aから
等間隔に、複数の分配孔A94bが設けられ、更にその
一端が分配孔A94bと接続すると共に、他端が出口コ
ネクタ28に接続された複数の分配孔B96bが、ボデ
ィ60の軸方向に延びるように設けられている。
【0019】シャフト54には、ラチェット98が嵌合
されると共に、止めネジ100によってシャフト54と
一体に回転するように固定されている。また、ラチェッ
ト98は、ボディ60に設けられた大径穴102内にお
いて回転可能である。
【0020】図4は、図2のB−B線における断面図で
ある。シリンダ48はマウント104にボルト(図示し
ない)によって固定され、マウント104はボルト10
6によってボディ60に固締されている。シリンダ48
のロッド108の先端には、ナックル110がボルト1
12によって取り付けられ、さらにナックル110に設
けられたピボットシャフト114を中心にしてポウル1
16が揺動自在に配置されている。ポウル116の端部
はバネ118によってラチェット98に押しつけられて
いる。従って、シリンダ48のロッド108が間欠的に
伸縮運動するように電磁弁52を制御すると、ナックル
110及びポウル116の作用によりラチェット98は
間欠的に反時計方向に回転運動を行う。
【0021】次に、本実施例の潤滑油供給装置の動作に
ついて説明する。上記のような構成において、電磁弁1
4は制御装置46により潤滑される側の機械の運動時に
オンし、潤滑される側の機械の停止時にオフになる。ま
た、電磁弁14がオンの時に、給油装置42は適当な間
隔でオン・オフするようにように制御される。すると第
二管路18に潤滑油が適当量だけ圧縮空気と共に供給さ
れる。
【0022】さらに、電磁弁52を制御装置46によっ
て適当な間隔でオン・オフ制御すると、間欠分配装置2
4のラチェット98とそれと嵌合するシャフト54と
は、シリンダ48の運動によって間欠的に図4において
反時計方向に回転運動させられる。
【0023】従って、シャフト54に設けられた貫通穴
66と対向する分配孔A94aには大量の圧縮空気と潤
滑油とが送り込まれ、潤滑対象物36に供給すると共
に、シャフト54の間欠的な回転に伴い、貫通穴66と
順次対向させられる分配孔94bに順番に大量の圧縮空
気と潤滑油とが送り込まれ潤滑対象物36に供給する。
このため、本実施例では、大量の圧縮空気と潤滑油とは
常に、複数の潤滑対象物36の内の一箇所だけに供給さ
れるので、圧縮空気の消費量が少ないという特徴があ
る。
【0024】更に、ボディ60の穴82とシャフト54
の大径部86との間には、シャフト54が回転可能に微
少な隙間が設けて有るので、貫通穴66と対向していな
いボディ60に設けられた他の分配孔A94bにも、こ
の隙間を通過して微量の圧縮空気及び潤滑油が常時供給
され、潤滑対象物36の冷却効果及び密封効果を高めて
いる。
【0025】なお、上述した実施例では間欠分配装置の
駆動装置を電磁弁と空圧シリンダとで構成したが、他の
駆動装置で構成することも可能である。例えば、ゼネバ
歯車とインダクションモータとで構成することも可能で
あるし、ステップモータ等で駆動する構成も可能であ
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の潤滑油給油装置によれば、オイル・エア装置より
送られた潤滑油及び空気流を時分割して複数の潤滑対象
物に先端部から間欠的に供給するようしたので、圧縮空
気の消費量が少なくなるという効果がある。
【0027】また、複数の潤滑対象物の内の一の潤滑対
象物にはオイル・エア装置から送られた空気流及び潤滑
油の大部分が供給され、他の潤滑対象物には残りの適当
な微少量が供給されるので、全ての潤滑対象物に対して
冷却効果と密封効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の潤滑油供給装置の配管図である。
【図2】本実施例の間欠分配装置の平面図である。
【図3】図2のA−A線における断面図である。
【図4】図2のB−B線における断面図である。
【符号の説明】
12 オイル・エア装置 24 間欠分配装置 36 潤滑対象物 38 先端部 46 制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各潤滑対象物に対応する複数の先端部が
    接続される間欠分配手段と、潤滑油を空気流により搬送
    して前記間欠分配手段に供給するオイル・エア装置と、
    前記オイル・エア装置から送られた潤滑油及び空気流を
    時分割して前記複数の先端部から前記各潤滑対象物に間
    欠的に供給するように、前記間欠分配手段及びオイル・
    エア装置を制御する制御手段とを備えることを特徴とす
    る潤滑油供給装置。
  2. 【請求項2】 前記間欠分配手段は、前記複数の先端部
    の内の一の先端部には前記オイル・エア装置から送られ
    た空気流及び潤滑油の大部分を供給し、他の先端部には
    残りの適当な微少量を供給するように構成したことを特
    徴とする請求項1記載の潤滑油供給装置。
JP3788993A 1993-02-26 1993-02-26 潤滑油供給装置 Pending JPH06249396A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000030665A (ko) * 2000-03-10 2000-06-05 고재섭 유체정량분배장치
JP2002130593A (ja) * 2000-10-24 2002-05-09 Nsk Ltd 潤滑装置
CN113458863A (zh) * 2020-04-02 2021-10-01 丁雪琴 一种机床主轴的使用方法

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