JPH06242171A - 漏電回路検出器 - Google Patents
漏電回路検出器Info
- Publication number
- JPH06242171A JPH06242171A JP5054943A JP5494393A JPH06242171A JP H06242171 A JPH06242171 A JP H06242171A JP 5054943 A JP5054943 A JP 5054943A JP 5494393 A JP5494393 A JP 5494393A JP H06242171 A JPH06242171 A JP H06242171A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- abnormal
- leakage
- leakage current
- abnormal leakage
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- Pending
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- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一般家庭、事業所等の電源用漏電遮断器を作
動する再現調査の叶わない異常漏洩電流の発生原因を、
作業者の精神的苦痛及び、多大の時間、労力、経費の浪
費を伴うことなく、作業性、生産性、安全性良く、無人
化、自動化の下に合理的に効率良く検出する漏電回路検
出器の提供を目的とする。 【構成】 異常漏洩電流検出対象回路の電源への接続リ
ード線と、調査対象回路から異常漏洩電流を検出する変
流検出クランプを有する異常漏洩電流検出回路を有し、
異常漏洩電流が発生するまでは通電パイロットランプを
点灯し、異常漏洩電流が発生すると該通電パイロットラ
ンプを消灯し、リセット操作が行われるまで漏電パイロ
ットランプを点灯する制御回路を設けたことを特徴とす
る漏電回路検出器。
動する再現調査の叶わない異常漏洩電流の発生原因を、
作業者の精神的苦痛及び、多大の時間、労力、経費の浪
費を伴うことなく、作業性、生産性、安全性良く、無人
化、自動化の下に合理的に効率良く検出する漏電回路検
出器の提供を目的とする。 【構成】 異常漏洩電流検出対象回路の電源への接続リ
ード線と、調査対象回路から異常漏洩電流を検出する変
流検出クランプを有する異常漏洩電流検出回路を有し、
異常漏洩電流が発生するまでは通電パイロットランプを
点灯し、異常漏洩電流が発生すると該通電パイロットラ
ンプを消灯し、リセット操作が行われるまで漏電パイロ
ットランプを点灯する制御回路を設けたことを特徴とす
る漏電回路検出器。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、屋内外配線の異常漏洩
電流の発生回路を検出保持する漏電回路検出器に関する
ものである。
電流の発生回路を検出保持する漏電回路検出器に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、一般家庭用の屋内外配線及び事業
所の屋内外配線には各種の電子機器が接続されている。
これ等の電子機器、とりわけ情報処理機器にあっては、
寸時の停電で膨大な処理内容が一瞬に消滅して多大の労
力と時間と経費が無駄になることがある。一方この寸時
の停電は過負荷による電源保護のための遮断により発生
するばかりでなく、火災防止のために近年設置を義務付
けている漏電遮断器の作動による電源遮断によっても発
生しており、その原因は使用している電子機器により発
生する高周波による異常漏洩電流とされている。通常の
商用電源の電圧では問題が生じない漏電抵抗値（絶縁抵
抗値）を有する回路においてもこの種の異常漏洩電流の
発生が見られ、その原因の探究、除去が常に強く望まれ
ている。
所の屋内外配線には各種の電子機器が接続されている。
これ等の電子機器、とりわけ情報処理機器にあっては、
寸時の停電で膨大な処理内容が一瞬に消滅して多大の労
力と時間と経費が無駄になることがある。一方この寸時
の停電は過負荷による電源保護のための遮断により発生
するばかりでなく、火災防止のために近年設置を義務付
けている漏電遮断器の作動による電源遮断によっても発
生しており、その原因は使用している電子機器により発
生する高周波による異常漏洩電流とされている。通常の
商用電源の電圧では問題が生じない漏電抵抗値（絶縁抵
抗値）を有する回路においてもこの種の異常漏洩電流の
発生が見られ、その原因の探究、除去が常に強く望まれ
ている。
【０００３】従来において使用されている上記した異常
漏洩電流の発生を検知する手段は、例えば、漏電抵抗
測定器を使用して漏電抵抗値（絶縁抵抗値）を定期的に
測定する方法。配電盤に漏電計を設けて配電回路の異
常漏洩電流の有無とその値を検出する方法。漏電計と
同様に配電盤に設けるか、特定の調査回路に記録計を接
続して経時的に異常漏洩電流の有無とその値を記録する
方法等がある。
漏洩電流の発生を検知する手段は、例えば、漏電抵抗
測定器を使用して漏電抵抗値（絶縁抵抗値）を定期的に
測定する方法。配電盤に漏電計を設けて配電回路の異
常漏洩電流の有無とその値を検出する方法。漏電計と
同様に配電盤に設けるか、特定の調査回路に記録計を接
続して経時的に異常漏洩電流の有無とその値を記録する
方法等がある。
【０００４】しかしの方法は漏電抵抗測定器を使用し
て予防的に無通電の配電回路の絶縁抵抗を測定するもの
で、その測定値は、何時発生するか判然とせず、何Ｖに
達するか定かでない異常電圧を対象に異常漏洩電流が発
生しないことを保証するものではなく、実情に適してい
ないことが判明している。
て予防的に無通電の配電回路の絶縁抵抗を測定するもの
で、その測定値は、何時発生するか判然とせず、何Ｖに
達するか定かでない異常電圧を対象に異常漏洩電流が発
生しないことを保証するものではなく、実情に適してい
ないことが判明している。
【０００５】の方法は漏電時にその値を表示するが、
何時どの程度の異常漏洩電流が流れたかは判明しない。
は何時どの程度の異常漏洩電流が流れたかは判明する
が、何時発生するか判然としない異常電圧による異常漏
洩電流を対象に、常時記録作業を継続するので、高価な
記録計の使用方法としては合理的でなく、設備費負担の
増大、継続測定記録によるランニグ経費の増大が避けら
れない。
何時どの程度の異常漏洩電流が流れたかは判明しない。
は何時どの程度の異常漏洩電流が流れたかは判明する
が、何時発生するか判然としない異常電圧による異常漏
洩電流を対象に、常時記録作業を継続するので、高価な
記録計の使用方法としては合理的でなく、設備費負担の
増大、継続測定記録によるランニグ経費の増大が避けら
れない。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来技術が有する問題点、つまり、漏電遮断器を作動した
異常漏洩電流が生じた回路を、何時発生したか判然とせ
ず、何Ｖに達したか定かでなく、再現調査の叶わない状
況の中で、上記した従来技術を用いて行う原因調査作業
者の精神的苦痛及び、多大の時間、労力、経費の浪費を
解消し、作業性、生産性、安全性を格段に向上し、無人
化、自動化等を可能として異常漏洩電流発生回路を合理
的に効率良く検出する漏電回路検出器の提供を課題とす
る。
来技術が有する問題点、つまり、漏電遮断器を作動した
異常漏洩電流が生じた回路を、何時発生したか判然とせ
ず、何Ｖに達したか定かでなく、再現調査の叶わない状
況の中で、上記した従来技術を用いて行う原因調査作業
者の精神的苦痛及び、多大の時間、労力、経費の浪費を
解消し、作業性、生産性、安全性を格段に向上し、無人
化、自動化等を可能として異常漏洩電流発生回路を合理
的に効率良く検出する漏電回路検出器の提供を課題とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
達成するため、異常漏洩電流検出対象回路の電源への接
続リード線と、調査対象回路から異常漏洩電流を検出す
る変流検出クランプを有する異常漏洩電流検出回路を有
し、異常漏洩電流が発生するまでは通電パイロットラン
プを点灯し、異常漏洩電流が発生すると該通電パイロッ
トランプを消灯し、リセット操作が行われるまで漏電パ
イロットランプを点灯する制御回路を設けたことを特徴
とする漏電回路検出器を第１の手段とし、
達成するため、異常漏洩電流検出対象回路の電源への接
続リード線と、調査対象回路から異常漏洩電流を検出す
る変流検出クランプを有する異常漏洩電流検出回路を有
し、異常漏洩電流が発生するまでは通電パイロットラン
プを点灯し、異常漏洩電流が発生すると該通電パイロッ
トランプを消灯し、リセット操作が行われるまで漏電パ
イロットランプを点灯する制御回路を設けたことを特徴
とする漏電回路検出器を第１の手段とし、
【０００８】接続リード線が、先端にＵ型溝を設け、該
Ｕ型溝の一方に配線被覆を貫通して通電回路を構成する
ピンを埋設し、反Ｕ型溝側に絶縁グリップを設け、該絶
縁グリップを貫通した端子付きリード線を設けた接続用
鰐口クリップを有することを特徴とする第１の手段に記
載の漏電回路検出器を第２の手段とする。
Ｕ型溝の一方に配線被覆を貫通して通電回路を構成する
ピンを埋設し、反Ｕ型溝側に絶縁グリップを設け、該絶
縁グリップを貫通した端子付きリード線を設けた接続用
鰐口クリップを有することを特徴とする第１の手段に記
載の漏電回路検出器を第２の手段とする。
【０００９】
【作用】上記した手段を使用した本発明の漏電回路検出
器によると、瞬時に発生消滅する不特定漏電、一時的に
発生消滅する不特定漏電、及び不特定に発生を見る高周
波等を発生の瞬間から必要調査期間にわたって、経済的
に場所をとらずに安全、円滑且つ無人で連続的に監視す
ることが可能となる。
器によると、瞬時に発生消滅する不特定漏電、一時的に
発生消滅する不特定漏電、及び不特定に発生を見る高周
波等を発生の瞬間から必要調査期間にわたって、経済的
に場所をとらずに安全、円滑且つ無人で連続的に監視す
ることが可能となる。
【００１０】
【実施例】以下に図を基に本発明の一実施例を説明す
る。図１は本発明の漏電回路検出器の回路展開図であ
る。図において１は電源端子、２はヒューズ、３は電圧
計、４は接続電圧に基づく切替スイッチ、５はバリスタ
ー、６は変圧器、７は整流器、８は蓄電器、Ｐ１は通電
パイロットランプ、Ｐ２は漏電パイロットランプ、１Ｙ
はＰ１点灯兼２Ｙリレー電源操作リレー、２Ｙは１Ｙ消
磁、Ｐ１消灯、Ｐ２点灯リレー、９は異常漏洩電流の検
出値を１０・１５・２０ｍＡに設定選択可能な変流検出
クランプ、１０は漏電判定器、該漏電判定器１０は、変
流検出クランプ９が検出した異常漏洩電流の入力端子１
１、該入力端子１１に入力された異常漏洩電流で制御さ
れ、電源端子１２に供給されているＡＣ電圧をＰ２点灯
リレー２Ｙのコイルに加えるリレー１３、テスト端子１
４へ送られたテスト信号により、前記電源端子１２に供
給されているＡＣ電圧を用いて抵抗を介して疑似漏洩電
流を形成し、上記２ＹのコイルにＡＣ電圧を加えるリレ
ー１３の作動部に該疑似漏洩電流を供給してテスト作動
を行わせる疑似漏洩電流発生器１５から成っている。Ｔ
１はリセット押し釦スイッチ、Ｔ２はテスト押し釦スイ
ッチである。
る。図１は本発明の漏電回路検出器の回路展開図であ
る。図において１は電源端子、２はヒューズ、３は電圧
計、４は接続電圧に基づく切替スイッチ、５はバリスタ
ー、６は変圧器、７は整流器、８は蓄電器、Ｐ１は通電
パイロットランプ、Ｐ２は漏電パイロットランプ、１Ｙ
はＰ１点灯兼２Ｙリレー電源操作リレー、２Ｙは１Ｙ消
磁、Ｐ１消灯、Ｐ２点灯リレー、９は異常漏洩電流の検
出値を１０・１５・２０ｍＡに設定選択可能な変流検出
クランプ、１０は漏電判定器、該漏電判定器１０は、変
流検出クランプ９が検出した異常漏洩電流の入力端子１
１、該入力端子１１に入力された異常漏洩電流で制御さ
れ、電源端子１２に供給されているＡＣ電圧をＰ２点灯
リレー２Ｙのコイルに加えるリレー１３、テスト端子１
４へ送られたテスト信号により、前記電源端子１２に供
給されているＡＣ電圧を用いて抵抗を介して疑似漏洩電
流を形成し、上記２ＹのコイルにＡＣ電圧を加えるリレ
ー１３の作動部に該疑似漏洩電流を供給してテスト作動
を行わせる疑似漏洩電流発生器１５から成っている。Ｔ
１はリセット押し釦スイッチ、Ｔ２はテスト押し釦スイ
ッチである。
【００１１】図２は一般家庭用の屋内外配線及び事業所
の屋内外配線に用いられている標準的な分電盤の開閉
器、保護器、分岐器等の配置を示す正面図で、Ｌは主開
閉器、Ｅは主幹漏電遮断器、Ｂは分岐ブレーカー、１６
は配線である。図３は主開閉器Ｌへの接続用鰐口クリッ
プＹを示す側面図で、１７は金属製のクリップ、１８は
該クリップ１７の先端に設けたＵ型溝、１９は該Ｕ型溝
１８の一方に埋設した配線被覆を貫通して通電回路を構
成するピン、２０はクリップ１７の反Ｕ型溝側に設けた
絶縁グリップ、２１はクリップ１６から分岐し、絶縁グ
リップ２０内を貫通して前記電源端子１に接続可能に構
成した端子付きリード線である。
の屋内外配線に用いられている標準的な分電盤の開閉
器、保護器、分岐器等の配置を示す正面図で、Ｌは主開
閉器、Ｅは主幹漏電遮断器、Ｂは分岐ブレーカー、１６
は配線である。図３は主開閉器Ｌへの接続用鰐口クリッ
プＹを示す側面図で、１７は金属製のクリップ、１８は
該クリップ１７の先端に設けたＵ型溝、１９は該Ｕ型溝
１８の一方に埋設した配線被覆を貫通して通電回路を構
成するピン、２０はクリップ１７の反Ｕ型溝側に設けた
絶縁グリップ、２１はクリップ１６から分岐し、絶縁グ
リップ２０内を貫通して前記電源端子１に接続可能に構
成した端子付きリード線である。
【００１２】本例の漏洩回路検出器を使用するに当たっ
ては、先ず図３に示す鰐口クリップＹのリード線２１を
図１に示す電源端子１に接続し、クリップ１７のＵ型溝
１８を図２に示す主開閉器Ｌの２次側の部から主幹漏
電遮断器Ｅの１次側の部の間の配線１６にあてがい、
ピン１９を絶縁被覆を貫通させて導線（図示せず）に接
触させ、他方変流検出クランプ９を調査予定の分岐ブレ
ーカーＢの２次側の部にクランプする。しかる後切替
スイッチ４を電源電圧に基づき１００Ｖまたは２００Ｖ
にセットすると、変圧器６、整流器７を経てＤＣ１２Ｖ
の電圧がＰ１点灯兼２Ｙリレー電源操作リレー１Ｙの接
点ｂを経て、漏電表示パイロットランプＰ２に加えられ
該Ｐ２を点灯する。次いでリセット押し釦スイッチＴ１
を押すとＰ１点灯兼２Ｙリレー電源操作リレー１Ｙのコ
イルと通電パイロットランプＰ１にＤＣ１２Ｖの電圧が
加わり、該コイル１Ｙが励磁されＰ１が点灯する。１Ｙ
の作動により該１Ｙの接点ａは閉じて漏電判定器１０に
ＡＣ電源を供給し、接点ｂは図の右の接点に接続し、Ｐ
２点灯リレー２Ｙの接点ｃを経て１Ｙの励磁とＰ１の点
灯を保持する。以上により本発明の漏電回路検出器のセ
ットは完了し、後は異常漏洩電流の発生を待つだけとな
る。
ては、先ず図３に示す鰐口クリップＹのリード線２１を
図１に示す電源端子１に接続し、クリップ１７のＵ型溝
１８を図２に示す主開閉器Ｌの２次側の部から主幹漏
電遮断器Ｅの１次側の部の間の配線１６にあてがい、
ピン１９を絶縁被覆を貫通させて導線（図示せず）に接
触させ、他方変流検出クランプ９を調査予定の分岐ブレ
ーカーＢの２次側の部にクランプする。しかる後切替
スイッチ４を電源電圧に基づき１００Ｖまたは２００Ｖ
にセットすると、変圧器６、整流器７を経てＤＣ１２Ｖ
の電圧がＰ１点灯兼２Ｙリレー電源操作リレー１Ｙの接
点ｂを経て、漏電表示パイロットランプＰ２に加えられ
該Ｐ２を点灯する。次いでリセット押し釦スイッチＴ１
を押すとＰ１点灯兼２Ｙリレー電源操作リレー１Ｙのコ
イルと通電パイロットランプＰ１にＤＣ１２Ｖの電圧が
加わり、該コイル１Ｙが励磁されＰ１が点灯する。１Ｙ
の作動により該１Ｙの接点ａは閉じて漏電判定器１０に
ＡＣ電源を供給し、接点ｂは図の右の接点に接続し、Ｐ
２点灯リレー２Ｙの接点ｃを経て１Ｙの励磁とＰ１の点
灯を保持する。以上により本発明の漏電回路検出器のセ
ットは完了し、後は異常漏洩電流の発生を待つだけとな
る。
【００１３】この状態でテスト押し釦スイッチＴ２をＯ
Ｎして漏電判定器１０のテスト端子１４へテスト開始信
号を送る。すると前記電源端子１２に供給されているＡ
Ｃ電圧を用いて疑似漏洩電流発生器１５は抵抗を介して
疑似漏洩電流を自動的に形成し、上記２ＹのコイルにＡ
Ｃ電圧を加えるリレー１３の作動部に該疑似漏洩電流を
供給して異常漏洩電流の発生を表示するテスト作動を行
い、正常作動状態で上記セットが待機していることの確
認と保証を行う。
Ｎして漏電判定器１０のテスト端子１４へテスト開始信
号を送る。すると前記電源端子１２に供給されているＡ
Ｃ電圧を用いて疑似漏洩電流発生器１５は抵抗を介して
疑似漏洩電流を自動的に形成し、上記２ＹのコイルにＡ
Ｃ電圧を加えるリレー１３の作動部に該疑似漏洩電流を
供給して異常漏洩電流の発生を表示するテスト作動を行
い、正常作動状態で上記セットが待機していることの確
認と保証を行う。
【００１４】ひとたび異常漏洩電流が発生すると、変流
検出クランプ９が該異常漏洩電流を検出して入力端子１
１に入力する。入力された異常漏洩電流は識別・増幅器
Ｓで検出設定値に応じて６，９，１２ｍＡを超えるか識
別され、超えると増幅されて２ＹのコイルにＡＣ電圧を
加えるリレー１３を作動し、前記漏電判定器１０の電源
端子１２に供給されているＡＣ電圧をＰ２点灯リレー２
Ｙのコイルに加える。すると該Ｐ２点灯リレー２Ｙは作
動して接点ｃを開放し、励磁を保持中の１Ｙを消磁し、
点灯を保持中のＰ１を消灯する。この時の１Ｙの消磁に
より、接点ａは開放され漏電判定器１０の電源端子１２
へのＡＣ電圧の供給は停止し、接点ｂは図の左の接点に
接続し、再びリセット押し釦がＯＮされるまで漏電パイ
ロットランプＰ２の点灯を保持し、異常漏洩電流の発生
を知らせ続ける。
検出クランプ９が該異常漏洩電流を検出して入力端子１
１に入力する。入力された異常漏洩電流は識別・増幅器
Ｓで検出設定値に応じて６，９，１２ｍＡを超えるか識
別され、超えると増幅されて２ＹのコイルにＡＣ電圧を
加えるリレー１３を作動し、前記漏電判定器１０の電源
端子１２に供給されているＡＣ電圧をＰ２点灯リレー２
Ｙのコイルに加える。すると該Ｐ２点灯リレー２Ｙは作
動して接点ｃを開放し、励磁を保持中の１Ｙを消磁し、
点灯を保持中のＰ１を消灯する。この時の１Ｙの消磁に
より、接点ａは開放され漏電判定器１０の電源端子１２
へのＡＣ電圧の供給は停止し、接点ｂは図の左の接点に
接続し、再びリセット押し釦がＯＮされるまで漏電パイ
ロットランプＰ２の点灯を保持し、異常漏洩電流の発生
を知らせ続ける。
【００１５】尚、上記例は、ＤＣ１２Ｖで制御したが、
整流器を使用せずＡＣで制御しても良く、切替えスイッ
チ４は電源電圧による自動設定スイッチを用いても良
い。また、電圧計３は電流計、抵抗計の所要回路を併設
して切替え使用可能にすると多機能計となり利便さが一
段と向上する。また、漏電回路検出器は１分岐回路分を
説明したが、使用に当たっては図４に例示する如く１０
分岐回路分程度の複数を１ボックスにセットすると、コ
ンパクトながら一般家庭または一事業所を対象にする用
途には十分対応できるので好ましい。また漏洩判定器１
０の回路そのものは説明の通りポピュラーなもので、こ
れを含んで漏電回路検出器全体を集積回路基盤を使用し
てコンパクト化して分電盤に内設使用することも良い。
整流器を使用せずＡＣで制御しても良く、切替えスイッ
チ４は電源電圧による自動設定スイッチを用いても良
い。また、電圧計３は電流計、抵抗計の所要回路を併設
して切替え使用可能にすると多機能計となり利便さが一
段と向上する。また、漏電回路検出器は１分岐回路分を
説明したが、使用に当たっては図４に例示する如く１０
分岐回路分程度の複数を１ボックスにセットすると、コ
ンパクトながら一般家庭または一事業所を対象にする用
途には十分対応できるので好ましい。また漏洩判定器１
０の回路そのものは説明の通りポピュラーなもので、こ
れを含んで漏電回路検出器全体を集積回路基盤を使用し
てコンパクト化して分電盤に内設使用することも良い。
【００１６】
【発明の効果】本発明は、上記の手段を用いて上記の作
用を活用するので、高価にして大型な装置等を使用する
ことなく、無人の状態で昼夜を分かたず、自動的、連続
的に、安全・円滑に、高い生産性、良好な経済性のもと
に、一般家庭用の屋内外配線及び事業所の屋内外配線に
発生する異常漏洩電流の発生回路の把握保持を可能とす
る。その結果、調査結果を基に計画的な補修計画の企
画、実施を可能とし、この種分野へもたらす効果は大き
く、関連分野への波及効果もまた大きい。
用を活用するので、高価にして大型な装置等を使用する
ことなく、無人の状態で昼夜を分かたず、自動的、連続
的に、安全・円滑に、高い生産性、良好な経済性のもと
に、一般家庭用の屋内外配線及び事業所の屋内外配線に
発生する異常漏洩電流の発生回路の把握保持を可能とす
る。その結果、調査結果を基に計画的な補修計画の企
画、実施を可能とし、この種分野へもたらす効果は大き
く、関連分野への波及効果もまた大きい。
【図１】本発明の一実施例の回路展開図。
【図２】本発明装置のセット方法を説明する分電盤内機
器配置図。
器配置図。
【図３】本例に使用した接続用鰐口クリップの側面図。
【図４】本例に使用した漏洩電流回路検出器の操作パネ
ル正面図。
ル正面図。
Ｐ１：通電パイロットランプ Ｐ２：漏電パイロットランプ １Ｙ：Ｐ１点灯兼２Ｙリレー電源操作リレー ２Ｙ：１Ｙ消磁、Ｐ１消灯、Ｐ２点灯リレー ９：異常漏洩電流の検出値を設定選択可能な変流検出ク
ランプ１０ ：漏電判定器 １３：ＡＣ電圧をＰ２点灯リレー２Ｙのコイルに加える
リレー １５：疑似漏洩電流発生器 Ｔ１：リセット押し釦 Ｔ２：テスト押し釦 Ｌ：主開閉器 Ｅ：主幹漏電遮断器 Ｂ：分岐ブレーカーＹ ：接続用鰐口クリップ
ランプ１０ ：漏電判定器 １３：ＡＣ電圧をＰ２点灯リレー２Ｙのコイルに加える
リレー １５：疑似漏洩電流発生器 Ｔ１：リセット押し釦 Ｔ２：テスト押し釦 Ｌ：主開閉器 Ｅ：主幹漏電遮断器 Ｂ：分岐ブレーカーＹ ：接続用鰐口クリップ
Claims (2)
- 【請求項１】 異常漏洩電流検出対象回路の電源への接
続リード線と、調査対象回路から異常漏洩電流を検出す
る変流検出クランプを有する異常漏洩電流検出回路を有
し、異常漏洩電流が発生するまでは通電パイロットラン
プを点灯し、異常漏洩電流が発生すると該通電パイロッ
トランプを消灯し、リセット操作が行われるまで漏電パ
イロットランプを点灯する制御回路を設けたことを特徴
とする漏電回路検出器。 - 【請求項２】 接続リード線が、先端にＵ型溝を設け、
該Ｕ型溝の一方に配線被覆を貫通して通電回路を構成す
るピンを埋設し、反Ｕ型溝側に絶縁グリップを設け、該
絶縁グリップを貫通した端子付きリード線を設けた接続
用鰐口クリップを有することを特徴とする請求項１に記
載の漏電回路検出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5054943A JPH06242171A (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 漏電回路検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5054943A JPH06242171A (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 漏電回路検出器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06242171A true JPH06242171A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12984735
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5054943A Pending JPH06242171A (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 漏電回路検出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06242171A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7439726B2 (en) * | 2006-04-27 | 2008-10-21 | Fluke Corporation | Electrical measuring instrument having detachable current clamp probe |
| US9121870B2 (en) | 2010-10-18 | 2015-09-01 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Clamp meter with detachable clamp and clamp storage area |
-
1993
- 1993-02-18 JP JP5054943A patent/JPH06242171A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7439726B2 (en) * | 2006-04-27 | 2008-10-21 | Fluke Corporation | Electrical measuring instrument having detachable current clamp probe |
| US7659710B2 (en) | 2006-04-27 | 2010-02-09 | Fluke Corporation | Electrical measuring instrument having a current clamp measures the current while detached from and attached to the housing |
| US9121870B2 (en) | 2010-10-18 | 2015-09-01 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Clamp meter with detachable clamp and clamp storage area |
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