JPH06237360A - ファイル転送装置 - Google Patents

ファイル転送装置

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JPH06237360A
JPH06237360A JP5023939A JP2393993A JPH06237360A JP H06237360 A JPH06237360 A JP H06237360A JP 5023939 A JP5023939 A JP 5023939A JP 2393993 A JP2393993 A JP 2393993A JP H06237360 A JPH06237360 A JP H06237360A
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JP
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time
summer
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switching
application period
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JP5023939A
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Inventor
Masahito Nishikawa
雅人 西川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サマータイム切り換えを自動的に行うことに
より、切り換え作業に伴うユーザの負担を軽減し、設置
環境の生活時間に自動追従するファイル転送装置を提供
することを目的としている。 【構成】 RAM13のシステムRAMに、年間を通じ
てのサマータイムの適用期間を登録する。この適用期間
は、前記オペポート19のテンキーを用いて任意に指定
し登録できる。CPU11は、時刻回路20の計時時刻
を所定周期で監視し、前記システムRAMに登録された
サマータイムの適用期間になると、前記時刻回路20に
よる計時時刻をサマータイムに自動的に切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばファクシミリ装
置や電子メール装置(パソコン)など、画情報や文書メ
ール、あるいは音声メールと云った各種の通信情報をフ
ァイルの1つとして転送するファイル転送装置に関し、
特にファイル転送に関する各種処理を時刻によって管理
するファイル転送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置を始めとして各
種のファイル転送装置が多用されているが、例えばファ
クシミリ装置であれば、画情報の送信時刻や受信時刻を
把握するために時刻回路が備えられている。この時刻回
路で計時された時刻情報は、画情報の管理項目の1つと
して扱われ、また送受信される画情報に付加することが
できる。時刻情報を管理情報として用いたものに、通信
結果レポートや通信結果リストなどがあり、前記時刻情
報に基づき通信事件を時系列でリストアップして、通信
件数や通信結果を確認できる。また、時刻情報を画情報
に付加することにより、無人運転により画情報を受信し
た場合であっても、その付加された時刻情報を参照する
ことにより時間経過を認識でき、迅速に対処できる。
【0003】従来のこの種のファクシミリ装置として
は、例えば実開平1−126761号公報などに記載さ
れたものがあり、自端末で計時した現在時刻を宛先端末
の現地時刻に換算して、送信時の画情報に付加すること
ができる。このようなファクシミリ装置によれば、時差
のある地域に設置された端末間で通信を行っても、受信
側の端末にとっての現在時刻を付加することができ、受
信側オペレータの時差による違和感を取り除くことがで
きる。
【0004】ところで、現在時刻は、いわゆるグリニッ
ジ時間を基準として規定されるが、現在時刻より1〜2
時間程度早めた夏時間いわゆるサマータイムを規定する
場合がある。このようなサマータイムを用いている地域
に設置された端末に画情報を送信しようとすると、前述
したような単純な時差の換算では済まなくなる。そこ
で、例えば特開平3−165657号公報に記載された
ファクシミリ装置は、送信先の地域がサマータイムを採
用している場合は、サマータイム偏差時間を考慮して時
差を換算するよう構成されている。このようなファクシ
ミリ装置によれば、サマータイムを採用している地域の
オペレータに、違和感無く受信時刻を通知することがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置などのファイル転送装置に
あって、時差、特にサマータイムを考慮してファイル転
送の処理時刻を補正していたのは、あくまで宛先端末に
対する配慮からであり、サマータイムが採用された地域
に自端末が設置された際の自端末におけるサマータイム
の取り扱いについては考慮されていなかった。すなわ
ち、サマータイムが採用された地域に設置されたファイ
ル転送装置にあっては、サマータイムの適用期間であっ
ても通常タイムをそのまま使用していたり、またサマー
タイムに切り換えることができたとしても通常タイムと
サマータイムをオペレータにより手動で切換設定しなけ
ればならず、利便性に問題があった。
【0006】そこで、請求項1記載の発明は、サマータ
イム切り換えを自動的に行うことにより、切り換え作業
に伴うユーザの負担を軽減し、設置環境の生活時間に自
動追従するファイル転送装置を提供することを目的とし
ている。また、請求項2記載の発明は、サマータイム使
用時にサマータイムであることを示すマークを付加する
ことにより、現在時刻がサマータイムであるのか通常タ
イムであるのかを視覚的に明示し、ユーザの時刻管理上
での混乱を防止するファイル転送装置を提供することを
目的としている。
【0007】また、請求項3記載の発明は、ファイル転
送処理が実行待ちの間にサマータイム切り換えが発生す
る場合に、処理時刻をサマータイム、通常タイムのどち
らによって規定するかをユーザに尋ねることにより、サ
マータイムの切り換えが近いことをユーザに気付かせる
と共に、切り換え前後でのサマータイムと通常タイムと
の時差を印象付け、より利便性の高い時刻管理を可能に
するファイル転送装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記目的を達成するために、年月日と共に現在時刻を計
時する時刻回路と、この計時時刻によってファイル転送
に関する各種処理時刻を管理するファイル転送管理部
と、を備えたファイル転送装置において、年間を通じて
のサマータイムの適用期間を任意に指定登録する登録部
と、このサマータイムの適用期間になると前記時刻回路
による計時時刻をサマータイムに切り換える切換部と、
を設け、前記サマータイムの適用期間中はサマータイム
を現在時刻として使用することを特徴とする。
【0009】また、請求項2記載の発明は、上記目的を
達成するために、請求項1記載のファイル転送装置にお
いて、サマータイムを現在時刻として使用する場合に、
この現在時刻がサマータイムである旨を示すマークを付
加して使用することを特徴とする。また、請求項3記載
の発明は、上記目的を達成するために、請求項1記載の
ファイル転送装置において、サマータイムの切換時機の
前に切換後の時刻指定が行われた場合に該指定された時
刻が前記時刻回路による計時時刻であるのかサマータイ
ムであるのかを選択する選択部を備えたことを特徴とす
る。
【0010】
【作用】上記構成を有する請求項1記載の発明において
は、時刻回路によって年月日と共に現在時刻を計時する
と共に、年間を通じてのサマータイムの適用期間を登録
部に任意に指定登録しておき、このサマータイムの適用
期間になると、前記時刻回路による計時時刻を切換部に
よってサマータイムに切り換えて、前記サマータイムの
適用期間中はサマータイムを現在時刻として使用する。
【0011】また、上記構成を有する請求項2記載の発
明においては、サマータイムを現在時刻として使用する
場合に、この現在時刻がサマータイムである旨を示すマ
ークを付加して使用する。また、上記構成を有する請求
項3記載の発明においては、サマータイムの切換時機の
前に切換後の時刻指定が行われた場合に、該指定された
時刻が前記時刻回路による計時時刻であるのかサマータ
イムであるのかを選択部によって選択させる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1は請求項1〜3いずれかに記載された発明の一実施
例に係るファイル転送装置をファクシミリ装置として示
す構成図である。まず、構成を説明する。図において、
CPU(Central Processing Unit)11は、ROM(R
ead Only Memory)12に書き込まれたプログラムに従
って、このファクシミリ装置全体のシステムを制御す
る。RAM(Random Access Memory)13は、CPU1
1の動作に必要なワークエリアとしてデータを記憶する
もので、システムRAM(システム管理用RAM)、F
IFO(First-in First-outによる符号化データ用バッ
ファ)、LB(生データを扱うラインバッファ)、SA
F(Store And Forward による画情報用メモリ)などが
設けられている。DCR(画情報圧縮再生部)14は、
前記RAM13のFIFOを用いて、送信する画情報を
所定の方式で符号化してその情報量を圧縮する一方で、
受信時に符号化されている画情報を復号化して元の画情
報に復元する。
【0013】NCU(網制御装置)15は、ファクシミ
リ伝送を実現するための回線を捕捉する。なお、ファク
シミリ伝送の伝送制御手順、例えばG3やG4などのプ
ロトコルは、プログラムとして前記ROM12に格納さ
れている。モデム16は、ファクシミリ伝送時に送信信
号を変調する一方で、受信信号を復調する。スキャナ1
7は、送信原稿やコピー原稿の画情報を読み取る読取装
置である。プロッタ18は、前記スキャナ17により読
み取った画情報や、NCU15を通して受信した画情報
を所定記録シート(紙)に印字出力する記録装置であ
る。オペポート19は、このファクシミリ装置をオペレ
ータが任意に操作するための各種入力キー、数字入力を
行うテンキー、およびファクシミリ装置からオペレータ
に対してメッセージ等を表示する表示部などが設けられ
ている。
【0014】時刻回路20は、年月日と共に現在時刻を
計時する時計装置である。前記CPU11はファイル転
送管理部として、ファイル転送に関する各種処理、例え
ばスキャナ17による画情報の読取処理、NCU15に
よる画情報の送受信処理、RAM13のSAFに対する
画情報の蓄積処理などの処理時刻を、時刻回路20によ
る計時時刻によって管理する。ここで管理される処理時
刻は、RAM13のシステムRAMに記憶され、プロッ
タ18を用いたレポート/リスト類の出力の際に参照さ
れる。なお、時刻回路20は、初期設定の段階で、ある
いは随時、オペポート19を通して時刻設定され、設定
された時刻から計時を開始する。以上の各部はバス21
によって接続されている。
【0015】ここで、請求項1記載の発明に係る実施例
の特徴的構成要素を説明する。本実施例においては、前
記RAM13のシステムRAMを登録部とし、年間を通
じてのサマータイムの適用期間を登録する。この適用期
間は、前記オペポート19のテンキーを用いて任意に指
定し登録できる。CPU11は、本実施例の切換部とし
て時刻回路20の計時時刻を所定周期で監視し、前記シ
ステムRAMに登録されたサマータイムの適用期間にな
ると、前記時刻回路20による計時時刻をサマータイム
に切り換える。なお、この切換動作は、時刻回路20の
計時時刻そのものをサマータイムに合わせて早めてもよ
いし、時刻回路20により計時された現在時刻をCPU
演算により切り換えてもよい。こうして、サマータイム
の適用期間中は、自動的にサマータイムを現在時刻とし
て使用し、ファイル転送に関する各種処理時刻をサマー
タイムによって管理する。
【0016】次に、作用を説明する。図2はサマータイ
ムの適用期間および時間差を設定登録する際の手順を示
すフローチャートである。まず、オペポート19に各種
入力キーとして設けられたサマータイム設定キーを操作
し、本フローを起動する。本フローが起動すると、オペ
ポート19の表示部を通して、例えば「サマータイム期
間を設定して下さい」というガイダンスと共に(ステッ
プS1)、サマータイム適用期間のスタート月日を指定
登録する画面が表示される(ステップS2)。このスタ
ート月日の指定登録例が図3(a)のに示され、例え
ば「7月1日」をスタート月日として登録する場合は、
オペポート19のテンキーを用いて07、01と入力す
る。入力されたスタート月日のデータは、RAM13内
のシステムRAMに登録される。
【0017】このようなスタート月日のテンキー入力が
行われると(ステップS3)、表示部のガイダンスが切
り換わり、サマータイム適用期間のエンド月日を指定登
録する画面が表示される(ステップS4)。このエンド
月日の指定登録例が図3(a)のに示され、例えば
「8月31日」をエンド月日として登録する場合は、オ
ペポート19のテンキーを用いて08、31と入力す
る。入力されたエンド月日のデータは、前記スタート月
日の登録データに付随して、RAM13内のシステムR
AMに登録される。
【0018】このようなエンド月日のテンキー入力が行
われると(ステップS5)、表示部のガイダンスが切り
換わり、サマータイムと通常タイムとの時間差を指定登
録する画面が表示される(ステップS6)。この時間差
の指定登録例が図3(a)のに示され、例えば「1時
間」を時間差として登録する場合は、オペポート19の
テンキーを用いて01と入力する。入力された時間差の
データは、前記サマータイムの適用期間の登録データに
付随して、RAM13内のシステムRAMに登録され
る。なお、本実施例では時間差を1時間として説明する
が、ダブルサマータイムの場合には2時間の時間差を登
録することができる。時間差の登録が終了すると(ステ
ップS7)、CPU11は表示部のガイダンスをクリア
し、図3(a)に示すようなデータをシステムRAMに
格納し(ステップS8)、処理を終了する。
【0019】図3(b)は時刻回路20による計時時刻
のデータ例である。図示のように、計時時刻のデータ記
憶領域が前記システムRAMに設けられており、本実施
例の場合は秒単位に記憶データを更新するものとする。
なお、このような計時時刻の記憶領域は、前記オペポー
ト19の表示部に時刻表示するために設けられている。
ここで、サマータイムの変換ルーチン、すなわちサマー
タイムへの変換、通常タイムへの逆変換処理を説明す
る。時刻回路20に時刻を一旦セットしてやると、適
宜、読み出すことで時刻を得ることができ、前記オペポ
ート19の表示部によって表示することもできる。この
時刻に前記時間差を加えたものがサマータイムとなる。
逆に、サマータイムから時間差を減じたものが通常タイ
ムとなる。
【0020】図4はサマータイムの自動切換制御手順を
示すフローチャートである。CPU11は、例えば1秒
間隔で定期的に(ステップT1)、図3(b)に示すよ
うな時刻回路20の計時時刻を読み出し(ステップT
2)、前記システムRAMに図3(a)に示すように登
録されているサマータイムの適用期間と比較する(ステ
ップT3)。ここで、読み出した計時時刻がサマータイ
ム期間中の時刻に該当する場合は(ステップT4)、サ
マータイム変換ルーチンにて現在の計時時刻を時間差分
だけ進め(ステップT5)、同時に時刻データがサマー
タイムであることを示すフラグをセットする(ステップ
T6)。そして、このサマータイムを前記表示用RAM
に格納して(ステップT7)、処理を終了する。
【0021】一方、ステップT4の判断でNOすなわち
時刻回路20から読み出した計時時刻がサマータイム期
間中の時刻に該当しない場合は、サマータイムフラグを
リセットして(ステップT8)、この計時時刻をそのま
ま前記表示用RAMに格納して(ステップT7)、処理
を終了する。なお、この表示用RAMに格納された時刻
情報は、オペポート19の表示部を通して表示すること
ができ、サマータイムの場合は、この表示時刻がサマー
タイムである旨を示すマークを付加して表示する。
【0022】このように、本実施例においては、予め設
定しておいたサマータイムの適用期間になると、予め設
定しておいた時間差だけ自動的に現在時刻を進めるの
で、サマータイム切り換えを自動的に行うことができ、
サマータイム切り換え時のユーザの煩わしさを軽減し、
生活に即した時刻を提供することができる。以下、請求
項2記載の発明を実施例に基づいて説明する。
【0023】まず、構成を説明する。図1において、サ
マータイムを現在時刻として使用する場合に、CPU1
1は、この現在時刻がサマータイムである旨を示すマー
クを付加して使用する。例えば、図4のステップT7に
より表示用RAMに格納されたサマータイムを、オペポ
ート19の表示部を通して表示する場合は、この表示時
刻がサマータイムである旨を示すマーク(文字を含む)
を同時に表示する。
【0024】次に、作用を説明する。図5は図1のプロ
ッタ18によるサマータイムを用いた通信結果レポート
の印字例を示す図である。CPU11は、画情報(ファ
イル)の送受信があると、そのときの時刻情報を前記表
示用RAMから読み出し、ファイルNo.によって画情
報を特定しながら、通信時間や受信結果、さらにはペー
ジ数などと共に通信履歴として前記システムRAMに蓄
積する。図5に示すものは、システムRAMに蓄積され
た通信履歴を参照してプロッタ18から出力した、6月
29日から7月1日までの通信結果レポートである。こ
こで、6月30日までの通信結果に印字される時刻は通
常タイムによるもので、サマータイム適用期間に入った
7月1日の印字時刻はサマータイムによるものである。
本実施例ではサマータイムを示すマークとして「S」を
付加し、その差別化を図っている。
【0025】このため、見かけ上、7月1日付け最初の
受信ファイルは、6月30日付け最終の受信ファイルか
ら2時間間隔で受信されたように印字されているが、実
際には通常タイム上で1時間間隔で受信されたものであ
ることが直読できる。すなわち、6月30日の08:3
0PMから7月1日の04:30AM S(=03:3
0AM)まで、1時間間隔で受信したことが判る。
【0026】また、プロッタ18により受信画情報を印
字出力する場合、CPU11は前記表示用時刻RAMか
ら時刻を読み出し、印字する。このとき、図4のステッ
プT6にてサマータイムフラグがON(=1)ならば、
図5に示すように、受信時刻がサマータイムであるマー
ク、例えば「S」を付加する。このように、本実施例に
おいては、サマータイム使用時にサマータイムであるこ
とを示すマークを付加することにより、現在時刻がサマ
ータイムであるのか通常タイムであるのかを視覚的に明
示できるので、サマータイム切換によって切換時機の前
後で時間的な矛盾があってもその理由を認識することが
でき、ユーザの時刻管理上での混乱を防止して時刻管理
を容易化できる。
【0027】以下、請求項3記載の発明を実施例に基づ
いて説明する。まず、構成を説明する。1つの画情報
(ファイル)を転送しようとするとき、転送処理の開始
時機と終了時機がサマータイムの適用期間/非適用期間
にまたがることがある。例えば、図3(a)に示すよう
に、7月1日〜8月31日までがサマータイムの適用期
間として登録されている場合、スキャナ17により読み
取った画情報を一旦RAM13のSAFに蓄積したとき
が6月30日であり、実際の画情報送信を7月1日の任
意時刻に指定したような場合である。また逆に、スキャ
ナ17により読み取った画情報を一旦RAM13のSA
Fに蓄積したときが8月31日であり、実際の画情報送
信を9月1日の任意時刻に指定したような場合も該当す
る。このように、サマータイムの切換時機の前に切換後
の時刻指定が行われた場合に、このとき指定された時刻
が前記時刻回路20による計時時刻であるのかサマータ
イムであるのかを選択する。このために、本実施例にお
いてはオペポート19を選択部として用い、指定時刻が
計時時刻、サマータイムいずれであるのかを選択させる
ガイダンスをオペレータに対して表示し、これをキー入
力により選択させる。
【0028】次に、作用を説明する。図6はサマータイ
ム切換時機の時刻指定処理を示すフローチャートであ
り、本実施例ではサマータイムから通常タイムへの切換
時機を例示してその手順を説明する。まず、オペポート
19において時刻指定による画情報送信を指示すると、
その表示部に「時刻を指定して下さい」というガイダン
スと共に(ステップP1)、時刻指定の画面が表示され
る(ステップP2)。指定画面に従って、テンキーによ
り時刻が入力されると(ステップP3)、CPU11は
指定時刻がサマータイム適用期間から外れるかどうかを
チェックし(ステップP4)、期間外の時刻であれば、
すなわち現在時刻が8月31日以前であり(サマータイ
ム)、実際の画情報送信が9月1日以降の時刻を指定さ
れていれば、前記ステップP3にてキー入力された指定
時刻を通常タイムとして扱ってよいかどうかの確認画面
を表示する(ステップP6)。
【0029】ここでNOすなわちサマータイムである旨
の選択が為されると、送信時点では装置の使用時刻が通
常タイムに切り換わっているため、サマータイムとして
指定された時刻を通常タイムに換算し(ステップP
7)、換算された通常タイムにて送信時刻をセットし
(ステップP8)、送信時刻になるまで待機する。な
お、ステップP6の判断でYESすなわち指定時刻をそ
のまま通常タイムとして扱ってよい旨の選択が為される
と、通常タイムとして入力された指定時刻をセットし
(ステップP8)、送信時刻になるまで待機する。
【0030】一方、ステップP5の判断でNOすなわち
指定時刻がサマータイム適用期間内であれば、サマータ
イムとして入力された指定時刻をそのままセットし(ス
テップP8)、送信時刻になるまで待機する。なお、本
実施例では時刻指定による画情報送信を例示したが、ポ
ーリング受信やID送信(または受信)などの時刻を指
定した場合も、本処理を適用することができる。
【0031】このように、本実施例においては、ファイ
ル転送実行の指定時刻までにサマータイム切り換えが発
生してしまう場合、指定時刻が通常タイムを意図してい
るのか、サマータイムを意図しているのか尋ねて、実際
の実行時刻を決定するので、サマータイムの切り換えが
近いことをユーザに気付かせると共に、切り換え前後で
のサマータイムと通常タイムとの時間差を印象付け、よ
り利便性の高い時刻管理を可能にする。
【0032】なお、以上の実施例ではファイル転送装置
としてファクシミリ装置を例示したが、ファクシミリ蓄
積交換装置や、通信機能を備えたパソコンなどの電子メ
ール装置などにも本発明を実施することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係るファイル転送装置によれば、時刻回路によって
年月日と共に現在時刻を計時すると共に、年間を通じて
のサマータイムの適用期間を登録部に任意に指定登録し
ておき、このサマータイムの適用期間になると、前記時
刻回路による計時時刻を切換部によってサマータイムに
切り換えて、前記サマータイムの適用期間中はサマータ
イムを現在時刻として使用するので、予め設定しておい
たサマータイムの適用期間になると、予め設定しておい
た時間差だけ自動的に現在時刻を進めることができ、サ
マータイム切り換え時のユーザの煩わしさを軽減し、生
活に即した時刻を提供することができる。
【0034】また、請求項2記載の発明に係るファイル
転送装置によれば、サマータイムを現在時刻として使用
する場合に、この現在時刻がサマータイムである旨を示
すマークを付加して使用するので、現在時刻がサマータ
イムであるのか通常タイムであるのかを視覚的に明示で
き、サマータイム切換によって切換時機の前後で時間的
な矛盾があってもその理由を認識することができ、ユー
ザの時刻管理上での混乱を防止して時刻管理を容易化で
きる。
【0035】また、請求項3記載の発明に係るファイル
転送装置によれば、サマータイムの切換時機の前に切換
後の時刻指定が行われた場合に、該指定された時刻が前
記時刻回路による計時時刻であるのかサマータイムであ
るのかを選択部によって選択させるので、サマータイム
の切り換えが近いことをユーザに気付かせると共に、切
り換え前後でのサマータイムと通常タイムとの時間差を
印象付け、より利便性の高い時刻管理を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜3いずれかに記載された発明の一実
施例に係るファイル転送装置をファクシミリ装置として
示す構成図である。
【図2】サマータイムの適用期間および時間差を設定登
録する際の手順を示すフローチャートである。
【図3】時刻情報の管理例を示す図であり、同図(a)
はサマータイムの適用期間と時間差の登録データ例を示
し、同図(b)は時刻回路による計時時刻のデータ例で
ある。
【図4】サマータイムの自動切換制御手順を示すフロー
チャートである。
【図5】図1のプロッタによるサマータイムを用いた通
信結果レポートの印字例を示す図である。
【図6】サマータイム切換時機の時刻指定処理を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
11 CPU(ファイル転送管理部、切換部) 12 ROM 13 RAM(登録部) 19 オペポート 20 時刻回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】年月日と共に現在時刻を計時する時刻回路
    と、 この計時時刻によってファイル転送に関する各種処理時
    刻を管理するファイル転送管理部と、を備えたファイル
    転送装置において、 年間を通じてのサマータイムの適用期間を任意に指定登
    録する登録部と、 このサマータイムの適用期間になると前記時刻回路によ
    る計時時刻をサマータイムに切り換える切換部と、を設
    け、 前記サマータイムの適用期間中はサマータイムを現在時
    刻として使用することを特徴とするファイル転送装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のファイル転送装置におい
    て、 サマータイムを現在時刻として使用する場合に、この現
    在時刻がサマータイムである旨を示すマークを付加して
    使用することを特徴とするファイル転送装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のファイル転送装置におい
    て、 サマータイムの切換時機の前に切換後の時刻指定が行わ
    れた場合に該指定された時刻が前記時刻回路による計時
    時刻であるのかサマータイムであるのかを選択する選択
    部を備えたことを特徴とするファイル転送装置。
JP5023939A 1993-02-12 1993-02-12 ファイル転送装置 Pending JPH06237360A (ja)

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JP (1) JPH06237360A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7072080B1 (en) 1999-09-02 2006-07-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Information processor

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US7072080B1 (en) 1999-09-02 2006-07-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Information processor

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