JPH06237341A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JPH06237341A
JPH06237341A JP5044545A JP4454593A JPH06237341A JP H06237341 A JPH06237341 A JP H06237341A JP 5044545 A JP5044545 A JP 5044545A JP 4454593 A JP4454593 A JP 4454593A JP H06237341 A JPH06237341 A JP H06237341A
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JP
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JP5044545A
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English (en)
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Kohei Iketani
浩平 池谷
Yuichi Kurosawa
裕一 黒澤
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 適正な読取位置で主走査が可能で、動きボケ
のない高精細に画像を読み取ることができる。 【構成】 光電変換素子を主走査方向に配置した読取部
(ラインセンサ)2を、主走査方向と直交する副走査方
向へ、搬送系3にて原稿(フィルム)Fに対して相対的
に搬送し、フィルムFをラインセンサ2に読み取らせる
ための光源を閃光手段(ストロボ装置)4によって構成
し、閃光手段の閃光タイミングを制御する制御手段と、
適正な読取位置に関する情報を記憶した記憶手段と、ラ
インセンサ2の移動位置を検出する移動位置検出手段と
からなり、記憶されている位置情報と、前記移動位置検
出手段からの検出によって、閃光手段を間欠的に閃光さ
せるタイミングを決定し、この閃光に同期して読み取り
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像入力装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばイメージスキャナーなどの
ように、原稿や写真などの二次元の画像記録物から画像
情報を読み取る装置としては、主走査方向へラインセン
サを配置して、これを原稿などに対して副走査方向へ相
対的に移動させることにより、画像情報を読み取る機構
が用いられている。
【0003】このようなラインセンサによる主走査が行
われる位置は、1センサピッチ(7〜14μm )毎に設
けられ、その間隔は極めて微小な間隔である。従って、
副走査速度に少しでも狂いが生じると、主走査位置の間
隔にズレが発生し、高精細な画像が得られないといった
問題が起こる。
【0004】特に、高精細なカラー画像を読み取る場合
には、赤(R)、緑(G)、青(B)の各色を別々に読
み取るセンサラインが3つ設けられた3ラインタイプの
CCDセンサが使用されるので、副走査速度に微小な変
化が生じても、前記各色が重ならず、色にじみが起こる
など、より多くの問題が発生する。
【0005】このように、副走査速度を高い精度で一定
に保つことは、主走査と副走査を行う画像入力装置にお
いては、重要な機構的条件であり、特に高精細なカラー
画像を入力する場合には極めて高い精度で副走査速度を
制御する必要がある。ところで、従来の副走査駆動のた
めの機構には、リードスクリューと、リードスクリュー
に螺合するナットを有するキャリッジとによって構成さ
れたものが用いられている。そして、このリードスクリ
ューは、加工機械の有する加工誤差が反映した、酔歩誤
差や、ねじ溝の傷による誤差などを有している。
【0006】このうち酔歩誤差は、図10に示されてい
るよに、リードスクリューの1リード以内におけるねじ
溝の進みが、1リードピッチを1周期として増減するよ
うなリードの誤差である。そして、この酔歩誤差によっ
て、リードスクリューを一定の速度で回転させていて
も、キャリッジの移動速度には前記酔歩誤差に対応した
周期的な変化が発生する。
【0007】このような移動速度の変化を防止し、副走
査速度を高い精度で一定に維持するためには、酔歩誤差
の少ない高い加工精度のリードスクリューを用いる必要
があるが、高い加工精度のリードスクリューを得るため
の製造コストが高価となる。また、加工精度の向上にも
限界があり、十分な精度で移動速度を制御することがで
きない。また、リードスクリューのリード誤差以外の原
因によるキャリッジの移動速度のバラツキには対応でき
ない。
【0008】一方、画像データベース等のマルチメディ
ア作成装置等の開発により、銀塩カメラに用いられる3
5mmサイズのフィルム(例えば縦24.0mm×横36.
0mm程度の大きさ)などの小サイズの原稿の画像を高精
細で画像入力できる装置の必要性が増している。このよ
うな装置には、特に高い精度で副走査速度を制御する必
要があり、酔歩誤差やその他の機械的誤差は移動速度の
制御をさらに困難なものとしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高速
での副走査が可能で、かつ適正な読取位置で主走査がで
き、画質の良い画像情報を読み取ることができる画像入
力装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的は、以下
の本発明により達成される。即ち、
【0011】(1) 間欠的に閃光を発する閃光手段
と、原稿に対向して設けられ、前記閃光による前記原稿
からの反射光または透過光を読み取る光電変換素子を主
走査方向へ配置した読取部と、前記読取部を前記主走査
方向と直交する副走査方向へ前記原稿に対して相対的に
移動させる搬送系と、前記閃光手段の閃光作動を制御す
る制御手段と、前記読取部の適正な読取位置に関する情
報が記憶されている記憶手段と、前記読取部の副走査方
向の位置を直接的または間接的に検出する移動位置検出
手段とを有し、前記読取部と前記原稿との相対的移動を
行いつつ、前記移動位置検出手段によって検出された前
記読取部の位置と、前記記憶手段に記憶された情報とに
基づいて、前記読取部が適正な読取位置に達した時に前
記閃光手段により閃光を発し、この閃光と同期的に前記
読取部にて読み取りを行うことを特徴とする画像入力装
置。
【0012】(2) 前記原稿が静止し、前記読取部が
前記原稿に対して副走査方向へ移動する上記(1)に記
載の画像入力装置。
【0013】(3) 前記閃光手段は、読取部の副走査
方向への移動とともに同方向へ移動する上記(1)また
は(2)に記載の画像入力装置。
【0014】(4) 前記閃光手段の閃光の直前に、前
記光電変換素子内に蓄積された不要電荷の掃き出しを行
う上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の画像入力
装置。
【0015】(5) 前記搬送系は、駆動源としてのモ
ータを有し、前記移動位置検出手段は、前記モータの回
転量を検出することによって、前記読取部の副走査方向
の位置を間接的に検出するものである上記(1)ないし
(4)のいずれかに記載の画像入力装置。
【0016】(6) 前記移動位置検出手段は、前記モ
ータの回転量に応じた数のパルスを発信するエンコーダ
であって、前記記憶手段に記憶される情報は、前記エン
コーダの発信するパルスのカウント数である上記(5)
に記載の画像入力装置。
【0017】(7) 前記搬送系は、前記読取部を搭載
し副走査方向へ移動自在に支持されたキャリッジと、前
記キャリッジに設けられたナットと、前記ナットに螺合
して、前記モータによって回転するリードスクリューと
を有する上記(5)または(6)に記載の画像入力装
置。
【0018】(8) 前記記憶手段には、前記リードス
クリューのリード誤差を吸収した前記読取部の適正な読
取位置に関する情報が記憶されている上記(7)に記載
の画像入力装置。
【0019】(9) 前記記憶手段に記憶されている情
報は、前記リードスクリューの1回転周期分の情報であ
って、これを繰り返し出力する上記(8)に記載の画像
入力装置。
【0020】
【実施例】以下、本発明の好適実施例について、添付図
面に基づいて詳細に説明する。図1は、本実施例の画像
入力装置1の副走査機構の全体斜視図である。図示され
ているように、本実施例の画像入力装置1は、読取部と
して、CCD(Charge Coupled Device) で構成されるラ
インセンサ2と、さらに前記ラインセンサ2を移動させ
る搬送系3と、前記搬送系3に設けられた閃光手段と、
原稿であるフィルムFを保持するフィルム保持体50
と、フィルムFを透過してきた閃光手段からの光をライ
ンセンサ2へ案内する光学系53とを有している。
【0021】上記フィルムFとしては、例えば現像済の
カラーまたは白黒のネガフィルム、カラーまたは白黒の
ポジフィルム、マイクロフィルムなどが挙げられるある
が、さらに被走査物のとしての原稿の例としては、前記
フィルムの他、OHPシートなどがある。
【0022】前記ラインセンサ2は、光電変換素子をア
レイ状に配列し、スリット21を介して、フィルムFか
らの透過光が光電変換素子に入射し、電荷が蓄積され
る。そして、このラインセンサ2は、別に設けられてい
る駆動回路22と電気的に接続されている。このライン
センサ2は、黒白画像またはカラー画像のいずれにも対
応することができる。
【0023】以下、カラー画像を読み取る場合を例に挙
げて、画像入力装置の構成の一例を説明する。前記CC
Dには、赤、緑、青の各色をセンシングするための光電
変換素子の各ラインが前記各色毎に設けられ、各ライン
にはそれぞれ赤、緑、青のフィルターが各々被せられて
いる。このようなラインセンサ2で副走査する場合に
は、同じ副走査位置に、赤、緑、青の各センシングライ
ンが順に移動して、読み取る方法と、3回副走査を行
い、一回毎に一色づつ読み取る方法などがある。なお、
センシングラインは、各色毎に複数設けてもよい。ここ
で、主走査とは、ラインセンサ2が1ライン毎に読み取
る走査をいう。
【0024】図2はCCD20の各画素の配列を示す図
であり、図3はCCD20の一部を拡大して示す断面図
である。光電変換素子(フォトダイオード)24からな
る画素は、赤、緑、青の各色毎に主走査方向に配列され
ており、それぞれ電荷転送用シフトレジスタ25R、2
5G、25Bが、前記各色の配列毎にそれぞれ並設され
ている。図3に示されているように、フォトダイオード
24には、受光量に応じた電荷が蓄積され、この電荷は
電荷転送用シフトレジスタ25R、25G、25Bを介
して、紙面に垂直な方向へ転送される。この電荷転送用
シフトレジスタ25R、25G、25Bは2相駆動、つ
まり、駆動パルス信号φV1、φV2によって各々駆動
する。また、前記電荷転送用シフトレジスタ25R、2
5G、25Bの駆動は、4相駆動であってもよい。
【0025】基板27には、後述する基板電圧制御回路
23を介して基板電圧φVSUB が印加され、またP層2
8は接地されている。従って、基板27とP層28には
逆バイアス電圧が印加されることとなり、フォトダイオ
ード24と基板27との間には、空乏層29が形成され
る。そして、前記基板電圧φVSUB を高くすることによ
って、空乏層29が大きくなり、フォトダイオード24
内に発生した不要電荷は、前記空乏層29内に吸収さ
れ、フォトダイオード24から掃き出される。この不要
電荷としては、例えばCCDや他の回路から放射される
熱などによって発生する暗電流や、フィルムFからの透
過光でない散乱光などによって蓄積された電荷などが挙
げられる。
【0026】ここで、本実施例のラインセンサ2が1ラ
インに有するフォトダイオードの数(画素数)は、比較
的多く、その密度も高い。例えば、主走査方向に36.
0mmの範囲に5143個の画素が配列されている(7μ
m ピッチ)。また、本実施例の装置では、主走査の回数
も比較的多い。例えば、副走査方向に24.0mmの範囲
に画素3429個に対応する副走査位置を有している。
この程度の画素数によって、高精細な画像を得ることが
できる。なお、本発明の装置によって、高精細な画像を
得るのに用いられる画素密度は、19000〜2100
0個/mm2 程度とすることができ、あるいはそれ以上と
することができる。この程度の画素密度において、本発
明の効果がさらに有効に発揮される。
【0027】一方、上記ラインセンサ2は、搬送系3に
よって、副走査方向へ移動する。搬送系3は、前記ライ
ンセンサ2を固定するキャリッジ31と、前記キャリッ
ジ31を副走査方向へ案内する棒状のガイド部材32
a、32bと、前記キャリッジ31のほぼ中央部分に設
けられたナット33と、該ナット33に螺合しているリ
ードスクリュー34と、前記リードスクリュー34を駆
動させるための直流(DC)モータ38とを有してい
る。なお、ナット33としては、内部のねじ谷部分に鋼
球を有するボールねじを用いることができる。
【0028】前記キャリッジ31は、板状の基台310
と、前記ラインセンサ2が設けられる読取センサ取付部
311と、前記ガイド部材32a、32bが挿通する挿
通部312a、312bと、被検出部313とを有して
いる。上記基台310に設けられている各部は、基台3
10の端部を折り曲げるなどして構成されており、基台
310と一体の構造となっている。
【0029】読取センサ取付部311は、基台310の
一端を図中上方に折り曲げて構成されており、その読取
センサ取付部311には、主走査ラインが上下方向とな
るように、ラインセンサ2が装着されている。そして、
基台310の下側には、一対の挿通部312a、312
bが設けられ、この挿通部312a、312bには、ガ
イド部材32a、32bが摺動自在に挿通している。キ
ャリッジ31はこのガイド部材32a、32bに摺接し
ながら副走査方向へ連続的に移動する。
【0030】一方、前記被検出部313は、基台310
の側方へ突出して設けられ、その突出端は、後述する初
期位置検出手段によって、キャリッジ31が所定の位置
に達した時に検知されるようになっている。
【0031】基台310上には、閃光手段としてのスト
ロボ装置4が設けられている。このストロボ装置4は、
前記ラインセンサ2の配置されている位置に対向して、
平行に配置されている。換言すれば、ラインセンサ2と
ストロボ装置4とを結んだ線が、副走査方向と直交する
ように、ストロボ装置4が配置されている。
【0032】ストロボ装置4は、発光部41と反射部4
2とを有している。本実施例では前記発光部41はキセ
ノン(Xe)ガスを封入した放電管を前記ラインセンサ
2と平行となるように縦長に立設して構成されており、
ラインセンサ2と同程度の長さか、または、それより長
い放電管が用いられる。
【0033】本発明で用いられる発光部41の色温度
は、特に限定されないが5000〜7000Kのものが
好ましい。例えば上記キセノン放電管の場合、その色温
度は約5500〜6500K程度である。このような発
光部41を構成する放電管内の封入ガスは、キセノン
(Xe)に限らず、アルゴン(Ar)、ネオン(Ne)
等の各種不活性ガスなどが挙げられる。
【0034】反射部42は前記発光部41を内側に収容
した筒体であって、発光部41に対向する内面は、全面
が反射面となっており、発光部41を全長に渡って覆っ
ている。そして、前記反射部42は、スリット状に形成
された開口421を有している。この開口421は、ラ
インセンサ2に対向する側の側面に上下方向、即ちライ
ンセンサ2と平行に形成されている。このような構成に
より、発光部41から放射状に発せられたストロボ光
(閃光)が反射部42の内面で反射され、前記開口42
1からフィルムFへ向けて有効に照射される。
【0035】この反射部42の作用によって、上記スト
ロボ光は、ラインセンサ2の配置方向(主走査方向)に
沿った扁平状の光束となって照射される。このため、発
光部41自体の発光量を節約することができ、省電力化
を図ることができる。さらに、光はラインセンサ2に集
中し、他の部分へ散乱しないので、他の部分からの反射
光がラインセンサ2内へ入射してノイズを発生させると
いったトラブルも抑制される。このような作用をさらに
有効に発揮させるために、反射部42の上端開放部に蓋
を設けてもよい。上記のように、ストロボ装置4によっ
て十分な光量が得られるため、ラインセンサ2での電荷
の蓄積は瞬時に行われる。
【0036】このストロボ装置4と、ラインセンサ2と
の間には、フィルム保持体50と光学系53とが、搬送
系3とは独立して設けられている。このフィルム保持体
50は、ホルダ51とホルダ51内にフィルムFを保持
して収容されるマウント52とを有している。ホルダ5
1は、上側を開放したコ字状に形成され、内側に前記マ
ウント52を上方から挿入して収容するための収容部5
11を有している。
【0037】前記収容部511は、溝状に形成され、こ
の溝部分でマウント52の周端辺を保持する。またマウ
ント52は、前記収容部511に合致するような矩形状
であって、中央に矩形の窓521を形成している。この
窓521に被走査部分が位置するようにフィルムFが保
持されている。読み取られるフィルムFは、マウント5
2と一体としてホルダ51から取り外すことによって、
交換することができる。
【0038】上記フィルム保持体50のラインセンサ2
側には、光学系53が配置されている。この光学系53
は、フィルムFからの透過光を所定の倍率、例えば等倍
率でラインセンサ2へ導光するものであり、レンズ群
と、光量調節手段としてのアイリス(絞り)531とを
有している。前記アイリス531は、アイリスモータ5
32により駆動し、光量の調節が行われる。
【0039】ナット33は、キャリッジ31の下側に設
けられ、該ナット33には、リードスクリュー34が螺
合している。リードスクリュー34は、前記ガイド部材
32a、32bと平行に支持されている。リードスクリ
ュー34の基端には、カップリング部材35によって、
DCモータ38の駆動軸が接続され、DCモータ38の
駆動によってリードスクリュー34が駆動する。リード
スクリュー34の回転によって、ナット33が軸方向へ
移動し、キャリッジ31がガイド部材32a、32bに
沿って副走査方向へ移動する。
【0040】キャリッジ31の移動に対して、フィルム
保持体50と、光学系53とは固定されているため、ラ
インセンサ2はフィルムFに対して相対的に副走査方向
へ移動する。この時、ストロボ装置4もラインセンサ2
とともに移動するので、後述する各画像素子信号の副走
査方向のシェーディング補正は不要となる。
【0041】また、DCモータ38内には、DCモータ
38の回転量を検出し得るエンコーダ(図示せず)が内
蔵されている。前記エンコーダは、DCモータ38の駆
動軸に固定され、該駆動軸と同心円上に円周方向へ等間
隔で透過孔が形成されている円板と、透過型のホトイン
タラプタとから構成されている。
【0042】そして、前記円板がDCモータ38の回転
とともに回転し、前記ホトインタラプタの透過光を前記
透過孔が通過する度に、受光と遮光が回転速度に比例し
た周期で繰り返される。そして、この周期をもった出力
パルスがエンコーダから発信される。該エンコーダから
の発信パルスによって、DCモータ38の回転数にムラ
が生じないように、回転速度が制御されている。
【0043】以上のような構成の搬送系3の側方位置に
は、読取部の初期位置を検出する初期位置検出手段とし
て、ホトインタラプタ39が設けられている。このホト
インタラプタ39は、発光部と受光部とを所定間隙39
1をおいて、対向する位置に配置し、前記間隙391に
被検出物が挿入されて発光部から受光部へ入射する光を
遮った時に、受光部の信号の出力を停止する。そして、
キャリッジ31の前記被検出部313が、ラインセンサ
2の初期位置において前記ホトインタラプタ39の間隙
391内に位置し、読取部が初期位置にあることが検出
される。
【0044】この初期位置検出手段は、ホトインタラプ
タ39に限らず、例えば磁気の変化によってスイッチが
切り換わる磁気的検出手段や、機械的なストッパーと、
そのストッパーに連動する電気的なスイッチ(例えば、
タッチセンサ等)から構成される検出手段であってもよ
い。また前記初期位置は、ラインセンサ2の移動が開始
される移動開始位置や、フィルムFの読み取りが開始さ
れる読取開始位置とすることができる。本実施例の装置
では、初期位置は、移動開始位置となっている。この移
動開始位置から読取開始位置までの区間が、助走区間と
なっている。DCモータ38は、ラインセンサ2がこの
助走区間を移動する間に、速度が安定し、定速に制御さ
れる。
【0045】上記搬送系3のリードスクリュー34を回
転させて、ラインセンサ2を副走査方向に移動させる
と、リードスクリュー34の酔歩誤差や、ねじ溝の傷、
あるいは、リードスクリュー34とナット33の間の嵌
め合い誤差などのような、リードスクリュー34に関し
て発生するリード誤差や、その他搬送系全体の慣性によ
ってリードスクリュー34による駆動制御に対する遅れ
など、他の原因によって生じる誤差も含んだ機械的誤差
によって、ラインセンサ2の移動量に誤差が発生する。
従って、DCモータ38の回転数を一定に制御しても、
正確な副走査位置で読み取りができない。
【0046】そこで、本発明の画像入力装置1では、本
装置の製造時に、定速制御されているDCモータ38の
エンコーダから発信されるパルス数をカウントしながら
ラインセンサ2を副走査移動させ、同時に、レーザー測
距機などによって、ラインセンサ2の実際の位置を直接
測定し、その適正な各読取位置における、前記カウント
されたパルス数を例えば各読取位置毎にそれぞれメモリ
へ記憶する。
【0047】実際の副走査時には、前記各読取位置毎の
パルス数を前記メモリから読み出して、DCモータ38
のエンコーダからの発信パルスのカウント数と比較し、
正確な読取位置を判定する。前記メモリに予め入力され
るパルス数データは、例えば、それぞれ初期位置から各
読取位置までの各パルス数、隣接読取位置間を移動する
場合の各パルス数、前記隣接する読取位置間のパルス数
の定格値を設定し(例えば10パルス)、各読取位置毎
の前記定格値の誤差(例えば、+1、−1など)などと
することができ、特に限定されない。
【0048】例えば、リードスクリュー4の酔歩誤差
を、本来キャリッジ31が位置しなければならない適正
な読取(主走査)位置(図10における理想線B)を基
準として、プラス側にある誤差(副走査方向側へ誤差が
ある場合)と、マイナス側にある誤差(副走査方向とは
逆方向側に誤差がある場合)とに分けると、プラス側に
位置する時は、送りデータSD(図6(c)参照)は定
格値より小さくし、マイナス側にある時には定格値より
大きくする。例えば、定格値を10とすると、プラス側
では9や8といった値となり、マイナス側では11や1
2といった値となる。また、補正データとする場合に
は、プラス側では−1や−2といった値となり、マイナ
ス側では+1や+2といった値とすることもできる。
【0049】移動量誤差のうち、酔歩誤差は、図10に
示されているように、リードスクリュー34が1回転す
る度に、同じ周期で誤差が発生するため、1周期分の補
正データをメモリ10bに入力しておき、これをリード
スクリュー34が1回転する度に繰り返し読み出して利
用することもできる。
【0050】このような、移動量誤差の補正は、DCモ
ータ38の代わりにステッピングモータを用い、前記エ
ンコーダから出力されるパルスのカウント数に代わっ
て、ステッピングモータの送りパルス数をカウントする
方法も採れる。しかし、ステッピングモータは、リンギ
ングや脱調現象が発生して、副走査位置がブレるため、
高精細に画像を読み取るための機構としては適さない。
また、DCモータの駆動を、前記移動誤差量に応じて回
転速度を制御する構成とすると、慣性の大きい搬送系の
移動を制御する必要があり、これを時間遅れなく制御た
めの制御機構は、大規模で複雑なものとなり不適当であ
る。
【0051】次に、上記画像入力装置の制御系の構成に
ついて簡単に説明する。図4は本実施例の画像入力装置
1の駆動系およびデータ伝送系の電気回路の簡易ブロッ
ク図である。本実施例の装置を構成する各駆動回路は、
制御手段であるシステムコントロール10によって制御
される。本実施例の装置では図示されているように、ラ
インセンサ2を駆動させるCCD駆動回路22と、CC
Dの基板電圧を制御する基板電圧制御回路23と、検出
回路12と、前記ストロボ装置4を駆動させるストロボ
駆動回路14と、記憶手段であるメモリ10bと、ライ
ンセンサ2から出力された画像信号を処理する信号処理
回路9と、これらを制御するシステムコントロール10
とを有している。
【0052】キャリッジ31の移動速度は、前記DCモ
ータ38をシステムコントロール10で定速制御するこ
とにより、ほぼ一定に維持される。システムコントロー
ル10は、エンコーダ381からのパルス間隔で、DC
モータ38の回転数を検出し、所定の回転数にDCモー
タ38を定速制御する。
【0053】また、前記エンコーダ381から発信され
るパルスをカウントすることによって、ラインセンサ2
の移動量(位置)を特定することができる。このよう
に、本実施例では、エンコーダ381と、そのパルス数
をカウントするシステムコントロール10とによって移
動位置検出手段が構成される。そして、エンコーダ38
1からのパルス数をカウントすることによって、間接的
にラインセンサ2の位置が検出される。この移動位置検
出手段は、キャリッジ31に、副走査方向に沿って直線
上に設けられ、等間隔でスリットを有する移動板とホト
インタラプタよりなるリニアエンコーダで構成してもよ
い。この構成によると、ラインセンサ2の位置は、直接
的に検出される。
【0054】CCD駆動回路22は、ラインセンサ2へ
CCDシフトパルスを発信し、また、CCD駆動パルス
も発信する。基板電圧制御回路23は、CCDの基板電
圧を制御し、CCD内に蓄積された不要電荷を適宜掃き
出す。検出回路12は、前記初期位置検出手段を構成す
るホトインタラプタ39で構成され、被検出部313が
ホトインタラプタ39の発光部から受光部へ入射する光
を遮って、受光部の信号の出力を停止した時、初期位置
検出信号を発信する。メモリ10bは、例えばEPRO
Mで構成することができる。そのこのメモリ10bに
は、前述のエンコーダのパルス数が適正な読取位置の位
置情報として予め入力されている。本実施例の場合に
は、この適正な読取位置の位置情報として、隣接する各
読取位置間を移動する時のエンコーダの発信パルス数が
それぞれ記憶されている。
【0055】ストロボ駆動回路14は、システムコント
ロール10から入力されるトリガー信号によって、スト
ロボ装置4を駆動させる。これにより、前記発光部41
が閃光駆動する。この発光部41の閃光時間は、例えば
1〜1000μsec 程度、さらには1〜100μsec 程
度であることが好ましい。この範囲内であれば、動きボ
ケが生じず、高精細な画像が得られるからである。従っ
て、上記時間内であれば、閃光回数は複数であってもよ
い。また、この時間の範囲内で閃光時間を調節すること
によって、動きボケが生ずることなく、ラインセンサ2
の光電変換素子に照射される光量の積分値を調節するこ
ともできる。
【0056】ストロボ装置4から照射された光は、フィ
ルムFを透過し、光学系53により結像されて、ライン
センサ2へ照射される。この照射光によって、各画素に
電荷が蓄えられ、さらにその電荷はCCD駆動回路22
によって、画像信号として信号処理回路9へ出力され
る。
【0057】以上のような回路における、本発明の装置
の動作について、図5に示されているフローチャートお
よび図6に示されているタイミングチャートに基づき説
明する。読み取りを開始した時の最初の動作は、DCモ
ータ38を逆転させて、ラインセンサ2を初期位置方向
へ移動させる(ステップ101)。システムコントロー
ル10は、検出回路12からの初期位置検出信号の入力
の有無によって、キャリッジ31、即ちラインセンサ2
が初期位置に到達したか否かを判断し(ステップ10
2)、到達していないと判断した場合には、ステップ1
01を再度実行する。
【0058】初期位置に到達している場合には、検出回
路12は初期位置検出信号を発信し(図6(a))メモ
リ10bのアドレスを初期化し、またこのとき、基板電
圧制御回路23へ信号を発信して、CCDの基板電圧を
上げて不要電荷の掃き出しを行う(ステップ103)。
そして、DCモータ38を正転させる(ステップ10
4)。このDCモータ38の速度は、発信されるエンコ
ーダのパルス(図6(b))に基づき定速に制御され
る。DCモータ38の正転により、ラインセンサ2が副
走査方向へ移動し始める。ラインセンサ2が助走区間を
移動している間に、DCモータ38は、制御された一定
の速度に安定する。
【0059】前記初期位置を基準位置として、エンコー
ダからの発信パルスをカウントし、ラインセンサ2が読
取位置に到達した時、ストロボ駆動回路14へシステム
コントロール10からトリガー信号を発信し(図6
(f))、ストロボ装置4を1回閃光させる(ステップ
105)(図6(g))。この閃光によって、ラインセ
ンサ2のCCDには、ビデオレベルに達した電荷が瞬時
のうちに蓄積される。このように、電荷蓄積時間は極め
て短いため、動きボケなどが生ずることもなく、画像を
鮮明に読み取ることができる。
【0060】さらに、この時、エンコーダからの発信パ
ルスのカウントEDをリセットし(ED=0)(ステッ
プ106)、エンコーダからの発信パルスのカウントを
開始する(ステップ107)。次に、ロードパルスを発
信して(図6(d))、メモリ10bから送りデータS
D(図6(c))を読み出す(ステップ108)。本実
施例での送りデータSDは、副走査位置(読取位置)か
ら次の副走査位置へ移動する時のエンコーダの発信パル
ス数である。そして、誤差のない状態で副走査位置から
次の副走査位置へラインセンサ2を移動させる時のエン
コーダの発信パルス数は、10としている。
【0061】次に、CCD駆動回路22から、シフトパ
ルスを発信して(図6(h))シフトレジスタへ電荷を
移動する(ステップ109)。この動作は、実質的には
閃光によってCCDに電荷を蓄積した直後になされる。
(図6(f),(g),(h)参照)このように動作さ
せることによって、熱などの影響によって発生する暗電
流などによる、画像信号への影響を極力少なくすること
ができる。
【0062】さらに、その後、直ちにCCD駆動回路2
2からCCD駆動パルスを発信し、各フォトダイオード
毎に蓄積された電荷の読み出しを行う(ステップ11
0)。この読み出された各電荷によって構成される情報
によって、1回の主走査によるCCDの出力信号(図6
(i))が構成される。この読み出しは、次のストロボ
発光までに終了する。上記CCDからの出力信号は、信
号処理回路9へ入力されて処理される。
【0063】次に、システムコントロール10では、前
記エンコーダ発信パルスのカウント数EDと、読み取っ
た送りデータSDとを比較して、カウント数EDが、送
りデータSDから1つ少ない値となったとき(ステップ
111)、基板電圧制御回路23へシステムコントロー
ル10から信号を発信し、基板電圧を上げることによっ
て、CCD内に残っている不要電荷を掃き出す(ステッ
プ112)(図6(e))。
【0064】そして、カウント数EDが、送りデータS
Dに達したかどうかを判断し(ステップ113)、達し
たと判断した場合には、所定主走査ライン数読み取った
がどうかを判断する(ステップ114)。所定ライン数
に達していない場合には、ステップ104へ戻り、達し
ている場合には、読取動作を停止する。1回の主走査を
行う度に、上記ステップ105からステップ114まで
の動作を繰り返し、1画面を読み取る。
【0065】ここで、読取終了後は、ラインセンサ2は
初期位置に戻り待機するように設定しておいてもよい。
既述のように、ストロボ装置4による閃光の周期と、ラ
インセンサ2のCCDの駆動周期は同期している(図6
(f),(g),(h))。つまり、相互の駆動タイミ
ングは一定である。
【0066】ラインセンサ2における読み取りは、シフ
トパルスが発信されてから、次のシフトパルスが発信さ
れるまでの間(図6(h)参照)で行われるが、本実施
例の装置においては、不要電荷の掃き出しが行われてか
ら(図6(e)参照)、その後にシフトパルスが発信さ
れるまでの間で(図6(h)参照)行われる。従って、
この間t0 が読取時間となり、この時間内にストロボ装
置4から閃光が照射される(図6(f),(g)参
照)。前記閃光によってほとんどの電荷が蓄積されるの
で、実質的には閃光時間が読取時間となる。
【0067】上記のように閃光手段を用いることで、ラ
インセンサ2に電荷を蓄積する電荷蓄積時間は極めて短
くなる。このため、シフトパルスを発信させるタイミン
グは、電荷蓄積時間ではなく、シフトレジスタから読み
出しを行う時間に制約されるだけとなり、従来の光源を
使用した場合よりも主走査を行う時間的間隔を短くする
ことができ、従来よりも高速で読み取ることが可能とな
る。
【0068】一方、従来では、電荷の蓄積時間が長かっ
たため、蓄積時間中に発生する暗電流等の不要電荷によ
る悪影響を受けやすく、またその掃き出しもできなかっ
た。しかし、上記のように、閃光によって瞬時に電荷の
蓄積をすることが可能となったので、シフトレジスタか
らの読み出しが完了してから、シフトパルスを発信する
までの間に、不要電荷を掃き出す時間が取れるようにな
り、不要電荷による悪影響を有効に抑制することができ
ることとなった。
【0069】また、ステップ106からステップ113
の動作よって、エンコーダからのパルス数をカウントす
ることで、搬送系3に移動量の誤差が生じても、正確な
読取位置を特定することができるが、このエンコーダか
らのパルス数は、ラインセンサ2が次の副走査位置へ移
動するまでの間に、5個程度以上、特に10個以上であ
ることが好ましい。この範囲であれば、より高い精度で
読取位置の特定を行うことができる。
【0070】以下信号処理回路9について、図7に基づ
いて簡単に説明する。ラインセンサ2から出力されたC
CD信号は、赤(R)、緑(G)、青(B)の信号毎に
別々に出力される。出力された各信号は、ヘッドアンプ
91にて反転増幅されて出力される(図6(j))。各
色信号毎(R、G、B)に、ダークユニフォーミティ
(以下「DU」という)補正回路92R、92G、92
Bへそれぞれ入力される。このDU補正回路92R、9
2G、92Bでは、暗電流によって生じるノイズが補正
される。この誤差は、各画素毎に異なるため、DUメモ
リ92Mから、1画素毎に読み取ってそれぞれの値を補
正する。この時、各補正量は、デジタル化されて記憶さ
れているので、メモリ値をD/A変換してから、画素毎
の補正量をDU補正回路92R、92G、92Bへ入力
する。
【0071】次にCCD信号は、ホワイトユニフォーミ
ティ(以下「WU」という)補正回路93R、93G、
93Bへそれぞれ入力される。このWU補正回路93
R、93G、93Bでは、画素毎の感度差に起因するノ
イズが補正される。この補正量は、各画素毎に異なるた
め、WUメモリ93Mから、1画素毎に読み取ってそれ
ぞれの値を補正する。この時、各補正量は、デジタル化
されて記憶されているので、メモリ値をD/A変換して
から、画素毎の補正量をWU補正回路93R、93G、
93Bへ入力する。
【0072】次にCCD信号は、シェーディング(以下
「SD」という)補正回路94R、94G、94Bへそ
れぞれ入力される。光源の強度が画素の位置で異なるた
め、このSD補正回路94R、94G、94Bでは、こ
の光源およびレンズなどの光学系の不均一の補正が行わ
れる。この補正量は、各画素の位置によって異なるた
め、SDメモリ94Mから、1画素毎に読み取ってそれ
ぞれの値を補正する。この時、各補正量は、デジタル化
されて記憶されているので、メモリ値をD/A変換して
から、画素毎の補正量をSD補正回路94R、94G、
94Bへ入力する。
【0073】次にCCD信号は、オートホワイトバラン
ス(以下「AWB」という)回路95R、95G、95
Bへそれぞれ入力される。このAWB回路95R、95
G、95Bでは、R、G、Bの各信号について、その感
度差や光源の色温度の変化が補正される。これは、各A
WB回路95R、95G、95Bの増幅度を可変調節す
ることによって行われる。この各AWB回路95R、9
5G、95B相互間での増幅度の可変調節は、AWB制
御回路95Cによってなされる。
【0074】次にCCD信号は、濃度補正回路(以下
「γ補正回路」という)96R、96G、96Bへそれ
ぞれ入力される。このγ補正回路96R、96G、96
Bでは、出力機器にあわせてγ特性が補正され、記録可
能なダイナミックレンジが拡大される。
【0075】上記処理の作動は、システムコントロール
10で制御される。このシステムコントロール10は、
オペレーションパネル10aを介して、外部操作され
る。以上のようにして処理されたCCD信号は、それぞ
れA/D変換回路97R、97G、97Bへ入力され
る。R、G、Bの各CCD信号は、デジタル信号に変換
され、例えば、図示されているように、インターフェー
ス15によって、ハイビジョンフレームメモリへ、各色
同時に伝送される。
【0076】または、撮影モニター用システム16へ出
力される。撮影モニター用システム16では、R、G、
Bの各信号は、それぞれフレームメモリ16R、16
G、16Bへ入力され、TVモニターに合わせて、間引
きにより画素数が例えば1/10となった情報に処理さ
れ、D/A変換回路16aを介して、モニター16bへ
出力される。
【0077】または、SCSI回路17を介して、ハー
ドディスクドライブ装置18aや、光磁気ディスク装置
18bへ入力し、情報の記録を行ってもよい。さらに、
パーソナルコンピュータ(PC)やエンジニアリングワ
ークステーション(EWS)18cへ入力し、これをモ
ニター19へ出力してもよい。
【0078】なお、前記各A/D変換回路97R、97
G、97Bは、それぞれ平均値演算回路13に接続され
ており、前記R、G、Bの各CCD信号のデジタル信号
は、平均値演算回路13に入力される。平均値演算回路
13では、このデジタル信号出力の平均値が算出され
て、システムコントロール10に入力され、露出制御に
用いられる。
【0079】システムコントロール10は、前記平均値
演算回路13からの信号に基づいて、アイリスモータ5
32を含むアイリス駆動系の駆動を制御し、アイリス5
31の絞りを適切値にするよう制御する。このようなア
イリス531の制御は、原稿の種類によって、平均的な
フィルムFの透過光の光量が異なってくるような場合に
行われる。例えば、オレンジベースのカラーネガフィル
ムを読み取る場合と、カラーポジフィルムを読み取る場
合とでは、前者のほうが後者の場合よりも4倍の光量が
必要となる。平均値演算回路13からの信号は、以下に
説明するように、ストロボ装置4自体の閃光する光量を
調節するために用いてもよい。
【0080】ここで、ストロボ駆動回路14の構成例を
図8に基づいて説明する。システムコントロール10か
ら出力されたストロボの発光トリガー信号Pがトリガー
回路61のサイリスタ62へ入力されると、サイリスタ
62がオンとなり、コンデンサ63からの放電によっ
て、トランス64の一次側に電流が流れ、よって、その
二次側に接続された励起用電極65に高電圧が印加され
る。
【0081】一方、発光部(キセノン放電管)41の両
電極間には、メインコンデンサ66によって高電圧(例
えば300V程度)が印加されており、前記励起用電極
65への印加によって励起されてキセノン管内に放電が
生じ、ストロボ光が発光する。メインコンデンサ66へ
は、昇圧回路67によって昇圧された電荷が蓄積され
る。ストロボ光の光量は、メインコンデンサ66の充電
電圧を一定に制御すれば常に一定である。
【0082】また、ストロボの発光トリガー信号Pは、
調光回路7のスイッチ71へも入力され、これにより、
スイッチ71は開状態となり、光量の積分が開始され
る。すなわち、所定位置に設置された受光素子70に電
流が生じ、オペアンプ73を介してその受光光量に応じ
た電荷がコンデンサ72に蓄積される。なお、スイッチ
71が閉状態となると、コンデンサ72に蓄積された電
荷が放出され、リセットされる(積分値が0となる)。
【0083】また、オペアンプ73の出力は、コンパレ
ータ74のマイナス端子へ入力されるが、コンデンサ7
2への電荷の蓄積に伴ってオペアンプ73の出力電圧が
減少し、コンパレータ74の基準電圧(プラス端子への
入力電圧)以下となった時に、コンパレータ74からク
エンチ信号Qが出力される。
【0084】このクエンチ信号Qは、メインコンデンサ
66に並列に接続されたサイリスタ75へ入力され、サ
イリスタ75がオンとなる。これにより、メインコンデ
ンサ66から供給される電流はサイリスタ75を流れ、
発光部(キセノン放電管)41への電力供給が断たれる
ため、発光部41の発光が停止する。
【0085】前記受光素子70は、例えば発光部41の
近傍に設けられ、フィルムFを透過する前のストロボ光
を受光する。これにより、ストロボ装置4からの発光光
量、即ちフィルムFの照射光量を一定に保つよう制御す
ることができる。従って、副走査方向における光量のム
ラも防止でき、均一な読み取りが可能となる。なお、図
示のストロボ駆動回路14中、調光回路7は存在しなく
てもよい。
【0086】図8に示されているストロボ駆動回路14
において、上記原稿の種類等の相違に基づくストロボ装
置4の閃光の光量の調節は、例えば調光回路7における
コンパレータ74の基準電圧を適宜変えることにより行
うことができる。
【0087】さらに、大幅に光量を変更する場合や、調
光回路7を有さない場合には、ストロボ駆動回路14中
のメインコンデンサ66の容量を変えればよい。例え
ば、カラーポジフィルムの画像入力からカラーネガフィ
ルムの画像入力に切換える場合には、メインコンデンサ
66の容量を変える。このメインコンデンサ66の容量
の変更は、可変コンデンサを用いて、この容量を変化さ
せるか、または複数の異なる容量のコンデンサを有する
回路構成とし、これらを適宜切換えて用いてもよい。
【0088】図9は、ストロボ駆動回路の他の実施例を
示す回路図である。この実施例のストロボ駆動回路は、
昇圧回路80と、前記昇圧回路80に並列に接続された
メインコンデンサ81と、同じく並列に接続されたキセ
ノン放電管41とを有し、前記キセノン放電管41の一
方の端子には、スイッチ手段であるIGBT(絶縁ゲー
トバイポーラトランジスタ)83のコレクタが直列に接
続されている。
【0089】また、エミッタには、発光トリガ回路84
を構成するトランス87の一次側のコイル端子と昇圧回
路80の一方の出力端子が接続されている。さらに、ト
ランス87の一次側のコイル871には、コンデンサ8
6と、抵抗85が直列に接続されて、これらは前記昇圧
回路80とキセノン放電管41に対して並列に接続され
ている。
【0090】ダイオード88のn側の端子は、前記IG
BT83のエミッタに接続され、p側の端子は前記抵抗
85に接続されている。そして、上記トランス87の二
次側のコイル872の一方の端子には励起用電極89が
接続され、他方の端子には一次側コイル871の端子が
接続されている。このようにして、コンデンサ86、ト
ランス87、ダイオード88、IGBT83とによって
発光トリガ回路84が構成される。
【0091】また、昇圧回路80はシステムコントロー
ル10によって制御され、また、IGBT83のベース
に入力される発光制御信号もシステムコントロール10
から発信される。昇圧回路80によって、前記メインコ
ンデンサ81には300V程度の電圧が印加されてい
る。
【0092】システムコントロール10より発光制御信
号がIGBT83へ入力されると、IGBT83がオン
状態となり、キセノン放電管41にメインコンデンサ8
1からの電圧が印加され、さらに発光トリガ回路84が
オンとなって、コンデンサ86からの放電が行われる。
この放電によって、トランス87の一次側コイル871
に電流が流れ、二次側に接続された励起用電極89に高
電圧が印加される。
【0093】励起用電極89への電圧の印加によって励
起されたキセノン放電管41は、管内の電極間に放電が
生じストロボ光が発光する。発光制御信号の出力を停止
すると、IGBT83がオフ状態となり、発光が停止さ
れる。発光時間の制御は、IGBT83に入力される発
光制御信号の出力時間を調節することにより行われる。
【0094】上記の構成によれば、キセノン放電管41
からストロボ光を発光する際、メインコンデンサ81内
に蓄積された電荷が全て放出されないので、短時間で再
蓄積ができ、発光時間の間隔を短くすることが可能とな
り、また省電力化を図ることもできる。さらに、光量セ
ンサによって、キセノン放電管41からの発光量をモニ
タし、その量が所定値に達した時にシステムコントロー
ル10がIGBT83をオフして発光を停止する構成と
することもできる。
【0095】以上のようにすれば、ラインセンサ2にお
いて、電荷が飽和レベル以上に達して溢れるのを防止す
ることができるとともに、アイリス531による光量調
節を行わず、ストロボ装置4からの閃光光量を調節する
ことのみによって、ラインセンサ2での平均的光量を調
節することができる。
【0096】以上のように構成される本発明の実施例に
よれば、リードスクリュー34の酔歩誤差や、その他搬
送系3の機械的誤差を全て吸収したデータとしてメモリ
に記憶されているので、搬送系3の移動量の精度を上げ
るために、高精度のリードスクリューなどの機構構成部
材を使用する必要がなく、イニシャルコストの低減を図
ることができる。さらに、ラインセンサ2が適正な読取
位置に達した時に、主走査(読み取り)を行うことがで
きる。
【0097】さらに、光源として本実施例のように閃光
手段を用いると、ラインセンサ2の蓄積時間を極めて短
くすることができるので、副走査時間をより短縮するこ
とが可能となり、全体の走査時間を短縮することができ
る。また、副走査機構を主走査の度に停止させる必要が
なく、連続的な移動により副走査を行うことができるの
で、機構上の負担が少なく、かつより高速に副走査でき
るといった利点がある。
【0098】また、上記各実施例の装置では、発光部と
してキセノン(Xe)放電管を用いている。このキセノ
ン放電管から放射される光の分光分布は、短波長側の割
合が比較的高く、長波長側の割合が比較的少ない(色温
度が高い)。このため、色再現を改善するため橙色が基
調(オレンジベース)となっている、即ち長波長側の分
光透過率が高くなっているカラーネガフィルムの読み取
りに用いた場合には、ラインセンサの入力分光分布が補
償されるため、特に有用である。
【0099】以上説明した実施例では、セットされた原
稿に対して、ラインセンサが移動する構成となっている
が、ラインセンサ(読取部)および閃光手段が静止し、
これに対して原稿が搬送系によって移動する構成として
もよい。また、いずれの場合でも、光学系がラインセン
サと一体として相対移動する構成とすることもできる。
【0100】本発明の画像入力装置は、上記フィルムの
読み取りに限らず、例えば、通常イメージスキャナ、フ
ァクシミリ、複写機などの各種画像入力装置に適用する
こともできる。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像入力
装置によれば、高速にラインセンサを移動させつつ、適
正な読取位置でラインセンサによる読み取りができる。
さらに、閃光手段を用いているので、動きボケが抑制さ
れ、画像を高精細に読み取ることができ、特に、撮影済
フィルムのような小サイズの原稿であっても高精細の読
み取りが可能となる。
【0102】また、読取時間が短いので、副走査速度を
さらに高速にすることが可能となり、走査時間を短縮す
ることができ、読み取りの間に発生する暗電流などによ
る影響が少なくなる。さらに、読み取りを開始する直前
に不要な蓄積電荷を掃き出すようにすれば、さらに暗電
流による影響をより少なくすることができる。
【0103】副走査機構を主走査の度に停止させる必要
がないので、機構上の負担が少なく、高速読み取りが可
能となる。一方、閃光手段として、ストロボ光源を用い
れば、色温度が高く、また演色性に優れているため、原
稿に忠実な色再現が得られる。また、発光効率が高いの
で、発熱が少なく、装置の温度上昇も抑えられ、小型化
が可能となるとともに、消費電力も低減することができ
る。
【0104】さらに、他の光源にありがちな色温度の変
動が少なく、光源の安定までの待ち時間が不要となると
いった利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像入力装置の構造を示す内部透視全
体斜視図である。
【図2】CCDの各画素の配列を示す図である。
【図3】CCDの一部を拡大して示す断面図である。
【図4】本発明の画像入力装置の駆動系およびデータ伝
送系の電気回路の簡易ブロック図である。
【図5】速度制御とラインセンサによる読み取りを制御
する際のシステムコントロールの動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】各回路の駆動タイミングを示したタイミングチ
ャートである。
【図7】信号処理回路の構成を示すブロック図である。
【図8】ストロボ駆動回路の回路図である。
【図9】ストロボ駆動回路の他の実施例を示す回路図で
ある。
【図10】従来の副走査機構における酔歩誤差を示すリ
ードスクリューの回転量とキャリッジの移動量の関係を
示すグラフである。
【符号の説明】
1 画像入力装置 2 ラインセンサ 20 CCD 21 スリット 22 駆動回路 23 基板電圧制御回路 24 光電変換素子(フォトダイオード) 25 電荷転送用シフトレジスタ 27 基板 28 P層 29 空乏層 3 搬送系 31 キャリッジ 310 基台 311 読取センサ取付部 312a、312b 挿通部 313 被検出部 32a、32b ガイド部材 33 ナット 34 リードスクリュー 35 カップリング部材 38 DCモータ 381 エンコーダ 39 フォトイタラプタ 391 間隙 4 ストロボ装置 41 発光部 42 反射部 421 開口 50 フィルム保持体 51 ホルダ 511 収容部 52 マウント 521 窓 53 光学系 531 アイリス 532 アイリスモータ 61 トリガー回路 62 サイリスタ 63 コンデンサ 64 トランス 65 励起用電極 66 コンデンサ 67 昇圧回路 7 調光回路 70 受光素子 71 スイッチ 72 コンデンサ 73 オペアンプ 74 コンパレータ 75 サイリスタ 80 昇圧回路 81 メインコンデンサ 83 IGBT 84 発光トリガ回路 85 抵抗 86 コンデンサ 87 トランス 871 一次側コイル 872 二次側コイル 88 ダイオード 89 励起用電極 9 信号処理回路 91 ヘッドアンプ 92 ダークユニフォーミティ(DU)補正回
路 93 ホワイトユニフォーミティ(WU)補正
回路 94 シェーディング(SD)補正回路 95 オートホワイトバランス(AWB)回路 96 濃度補正回路(γ補正回路) 97 A/D変換回路 10 システムコントロール 10a オペレーションパネル 10b メモリ 11 カウンタ 12 検出回路 13 平均値演算回路 14 ストロボ駆動回路 15 インターフェース 16 撮影モニター用システム 16a D/A変換回路 16b モニター 17 SCSI回路 18a ハードディスクドライブ装置 18b 光磁気ディスク装置 18c パーソナルコンピュータ(PC)、エン
ジニアリングワークステーション(EWS) 19 モニター F フィルム(原稿) P ストロボの発光トリガー信号 Q クエンチ信号 101〜114 ステップ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間欠的に閃光を発する閃光手段と、 原稿に対向して設けられ、前記閃光による前記原稿から
    の反射光または透過光を読み取る光電変換素子を主走査
    方向へ配置した読取部と、 前記読取部を前記主走査方向と直交する副走査方向へ前
    記原稿に対して相対的に移動させる搬送系と、 前記閃光手段の閃光作動を制御する制御手段と、 前記読取部の適正な読取位置に関する情報が記憶されて
    いる記憶手段と、 前記読取部の副走査方向の位置を直接的または間接的に
    検出する移動位置検出手段とを有し、 前記読取部と前記原稿との相対的移動を行いつつ、前記
    移動位置検出手段によって検出された前記読取部の位置
    と、前記記憶手段に記憶された情報とに基づいて、前記
    読取部が適正な読取位置に達した時に前記閃光手段によ
    り閃光を発し、この閃光と同期的に前記読取部にて読み
    取りを行うことを特徴とする画像入力装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿が静止し、前記読取部が前記原
    稿に対して副走査方向へ移動する請求項1に記載の画像
    入力装置。
  3. 【請求項3】 前記閃光手段は、読取部の副走査方向へ
    の移動とともに同方向へ移動する請求項1または2に記
    載の画像入力装置。
  4. 【請求項4】 前記閃光手段の閃光の直前に、前記光電
    変換素子内に蓄積された不要電荷の掃き出しを行う請求
    項1ないし3のいずれかに記載の画像入力装置。
  5. 【請求項5】 前記搬送系は、駆動源としてのモータを
    有し、前記移動位置検出手段は、前記モータの回転量を
    検出することによって、前記読取部の副走査方向の位置
    を間接的に検出するものである請求項1ないし4のいず
    れかに記載の画像入力装置。
  6. 【請求項6】 前記移動位置検出手段は、前記モータの
    回転量に応じた数のパルスを発信するエンコーダであっ
    て、前記記憶手段に記憶される情報は、前記エンコーダ
    の発信するパルスのカウント数である請求項5に記載の
    画像入力装置。
  7. 【請求項7】 前記搬送系は、前記読取部を搭載し副走
    査方向へ移動自在に支持されたキャリッジと、前記キャ
    リッジに設けられたナットと、前記ナットに螺合して、
    前記モータによって回転するリードスクリューとを有す
    る請求項5または6に記載の画像入力装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段には、前記リードスクリュ
    ーのリード誤差を吸収した前記読取部の適正な読取位置
    に関する情報が記憶されている請求項7に記載の画像入
    力装置。
  9. 【請求項9】 前記記憶手段に記憶されている情報は、
    前記リードスクリューの1回転周期分の情報であって、
    これを繰り返し出力する請求項8に記載の画像入力装
    置。
JP5044545A 1993-02-09 1993-02-09 画像入力装置 Pending JPH06237341A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007036407A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Noritsu Koki Co Ltd シェーディング補正方法及びシェーディング補正装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007036407A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Noritsu Koki Co Ltd シェーディング補正方法及びシェーディング補正装置

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