JPH0623524Y2 - 手 袋 - Google Patents

手 袋

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JPH0623524Y2
JPH0623524Y2 JP1987145247U JP14524787U JPH0623524Y2 JP H0623524 Y2 JPH0623524 Y2 JP H0623524Y2 JP 1987145247 U JP1987145247 U JP 1987145247U JP 14524787 U JP14524787 U JP 14524787U JP H0623524 Y2 JPH0623524 Y2 JP H0623524Y2
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JP
Japan
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layer
thin film
glove
back surface
adhesive layer
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JP1987145247U
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JPS6451622U (ja
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至 堀口
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Okamoto Industries Inc
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Okamoto Industries Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は軟質合成樹脂又はゴムからなる手袋に関するも
ので、更に詳しくは保温性を有する手袋に関する。
〈従来技術及び問題点〉 従来比種のものは、手袋本体の内面に微細な毛質材(パ
イル)を接着剤で付着させて使用感や感触が良好となる
ようにしており、それが結果的には保温性を有してはい
たが、保温性を図ることを主目的としているものではな
かった。
しかも、その毛質材に水分が付着したり、湿気が残存す
ることによって保温性が失われ、逆に使用感や感触を悪
化させると共に、健康面においても良好なものではなか
った。
本考案は、斯る従来事情に鑑みてなされたもので、使用
感が良好で尚且つ健康面でも優れ、長期に亘って優れた
保温性を発揮することのできる手袋を提供することを目
的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上記問題点を解決するための手段は、軟質合成樹脂又は
ゴムからなる手袋表面層の裏面に、内面薄膜層を介して
或いは介さずに接着剤層によってパイル層を形成した裏
面層を設け、この内面薄膜層及び/又は接着剤層中に、
8〜10μの遠赤外線領域に高い吸収スペクトルを有し且
つ粒径が1〜10μのセラミックスを8〜15%添加してな
ることである。
〈作用〉 内面薄膜層及び/又は接着剤層中に添加されたセラミッ
クスより遠赤外線が放射される。
〈実施例〉 本考案の実施の一例を図面に基づいて説明すると、手袋
本体Aは此種の技術分野において周知の形態及び構造の
もので、塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂の多量の可塑
剤を配合した軟質合成樹脂或いは柔軟弾性材の天然又は
合成のゴムよりなる表面層aの裏面に、接着剤層1を介
してパイル層2を設けたもので、図示のものは塩化ビニ
ル樹脂よりなる0.3mm厚さの表面層aの裏面に、同樹脂
よりなる0.1mm厚さの内面薄膜層3を設け、その内面薄
膜層3に接着剤層1を介してパイル層2を設けたもので
あり、これら接着剤層1、パイル層2及び内面薄膜層3
を表面層aに対して裏面層bと称する。
表面層aは軟質合成樹脂層或いはゴム層よりなるもの
で、合成樹脂層の場合は一層又は二層に形成することが
あり、このうち二層に形成した場合には、本考案におい
ては、図面に示す如く、その内面側に位置する内面薄膜
層3も裏面層bの概念とする。
そして、表面層aとして一層又はゴム層とした場合はそ
の裏面に、また、合成樹脂で二層とした場合はその内面
薄膜層3の裏面に、接着剤層1を介してパイル層2を設
け、これら接着剤層1、パイル層2並びに内面薄膜層3
を裏面層bとし、この裏面層bである内面薄膜層3及び
/又は接着剤層1中にセラミックスを8〜15%添加せし
める。
セラミックスは8〜10μの遠赤外線領域に高い吸収スペ
クトルを有するもので、チタンアルミナ系(TiO
Al)又はコージライト(2MgO・2Al
・5SiO)を70〜80%、好ましくは75%に対し、
二酸化マンガン(MnO)を30〜20%、好ましくは25
%混合したもので、その粒径は1〜10μ、好ましくは5
μ位が分散性の点で良く、このセラミックスを上記裏面
層bである内面薄膜層3及び/又は接着剤層1中に8〜
15%の割合で添加せしめる。
このセラミックスの添加は、接着剤層1、内面薄膜層3
のいずれか任意の一層又は二層に処理し得るものであ
り、接着剤層1や内面薄膜層3の配合物の中に直接添加
して練り込むことにより行なう。
配合の一例を示すと、表面層aは、 塩化ビニル樹脂 100重量部 可塑剤 100重量部 安定剤 4重量部 増粘剤 4重量部 顔料 適量 よりなる配合物を0.3mm厚さとし、その裏面に同じ配合
の0.1mm厚さよりなる内面薄膜層3を形成し、0.01mmの
厚さのアクリル系接着剤層1を介してパイル層2を形成
する。これら内面薄膜層3及び/又は接着剤層1の配合
物92〜85%に対し、セラミックスを8〜15%添加練り込
み内蔵せしめたものである。
〈効果〉 本考案は以上の如く構成してなるので、手袋の裏面層側
より常温において遠赤外線が放射され、使用者の皮膚に
遠赤外線が吸収されて保温力がアップすると共に、皮膚
の血行促進等の効果により健康面でも良好なものであ
る。
また、手袋裏面側に水分が付着したり、湿気が残ってい
ても、乾燥が早く、カビや菌の発生もなく衛生的にも優
れたものである。
更に、製造上においてもセミキュアーや完全キュアーの
時間を極めて短縮することができると共に、パイルの量
を減少させることもでき、製造コストをダウンさせるこ
とができる。
しかも、セラミックスは裏面層を構成する層中に添加し
ているので、繰り返しの使用によってセラミックスが剥
がれたり磨耗したりしてその効果が減退するようなこと
がなく、長期に亘って安定した保温効果を発揮し続ける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案手袋の一実施例を示すもので、第1図は正
面図で一部切欠する、第2図は要部の拡大断面図であ
る。 図中、aは表面層、bは裏面層、1は接着剤層、2はパ
イル層、3は内面薄膜層である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軟質合成樹脂又はゴムからなる手袋表面層
    の裏面に、内面薄膜層を介して或いは介さずに接着剤層
    によってパイル層を形成した裏面層を設け、この内面薄
    膜層及び/又は接着剤層中に、8〜10μの遠赤外線領域
    に高い吸収スペクトルを有し且つ粒径が1〜10μのセラ
    ミックスを8〜15%添加してなる手袋。
JP1987145247U 1987-09-21 1987-09-21 手 袋 Expired - Lifetime JPH0623524Y2 (ja)

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JP1987145247U JPH0623524Y2 (ja) 1987-09-21 1987-09-21 手 袋

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JP1987145247U JPH0623524Y2 (ja) 1987-09-21 1987-09-21 手 袋

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Publication Number Publication Date
JPS6451622U JPS6451622U (ja) 1989-03-30
JPH0623524Y2 true JPH0623524Y2 (ja) 1994-06-22

Family

ID=31413672

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JP1987145247U Expired - Lifetime JPH0623524Y2 (ja) 1987-09-21 1987-09-21 手 袋

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JPS63195526U (ja) * 1987-06-05 1988-12-15

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JPS6451622U (ja) 1989-03-30

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