JPH06221044A - 倒し金物 - Google Patents
倒し金物Info
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- JPH06221044A JPH06221044A JP887193A JP887193A JPH06221044A JP H06221044 A JPH06221044 A JP H06221044A JP 887193 A JP887193 A JP 887193A JP 887193 A JP887193 A JP 887193A JP H06221044 A JPH06221044 A JP H06221044A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- protrusion
- stopper
- elongated hole
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- Granted
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- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Abstract
ワンタッチ操作で全開させうる倒し金物の提供。 【構成】 ストッパ5を回転自在に備えた第1部材2
と、第1部材2の長孔8にその第1突起9が貫入、係合
することにより第1部材2と開閉自在に連結された第2
部材3と、前記両部材2、3にその両端それぞれが回転
自在に枢支されたステー4とから構成されており、前記
ストッパ5の下端が第1突起9と当接することにより窓
Wが中間開度に保持され、前記当接を解除することによ
り窓Wは全開させられるようにされている。
Description
に詳しくは、下端縁を支点に上部が倒れて開く、いわば
上部開放式の窓に取り付けられ、窓の開度を2段階に保
持しうる倒し金物に関する。
の上部開放式の窓が備えられることが多い。かかる窓は
一般に40°前後までしか開かないようにされている(た
とえば図5参照)。これは、換気用としては40°程度で
充分であり、一方、90°など大きく開くと、家屋内の人
に圧迫感を与えたり、邪魔になったり、また、外部から
覗かれやすく、雨なども侵入しやすいためである。
として、従来より図6に示されるようなものが用いられ
ている。
開きうる、窓枠Fの内側に固定される第1部材52および
窓Wの側縁に固定される第2部材53と、両部材52、53そ
れぞれの中腹に枢支されたリンク部材54とから構成され
ている。リンク部材54は2本のリンクからなり、一方の
リンクの一端が第1部材52に枢支され、他方のリンクの
一端が第2部材53に枢支され、両者の他端同士が回転自
在に枢支されることにより、いわば中折れ式のリンク部
材を構成している。そして、リンク部材54は、窓Wを閉
止すると同時に折り畳まれ、全開すると延びきって開度
を40°近辺に制限する。
金物51によれば窓Wは40°前後までしか開かないため、
窓Wの外面の拭き掃除などがきわめてやっかいな作業と
なっている。また、窓Wの外側に網戸やルーバーなどを
設置しているばあい、これを家屋の内側から掃除するこ
とができない。
されたものであり、通常は窓をたとえば40°前後の開度
に保持し、必要に応じてワンタッチでたとえば約90°ま
で開くことのできる倒し金物を提供することを目的とし
ている。
枠内側に固定される長尺の第1部材と、該第1部材の下
端近辺において、第1部材の長手方向に沿ってその下端
部が摺動自在に連結された、窓の側縁に固定される長尺
の第2部材と、その一端が第1部材の上端近辺に回転自
在に連結され、その他端が第2部材の下端からわずか上
端寄りに回転自在に連結されたステーとからなり、前記
第1部材と第2部材とがたがいの下端連結点を支点に開
きうるように構成されており、かつ、前記第1部材が、
第2部材の下端に係止されることによりたがいを中間開
度に保持し、係止が解除されることによりたがいを全開
にしうるストッパを有してなることを特徴としている。
向に沿う第1長孔が形成されており、該第1長孔内を長
手方向に移動しうるように嵌挿される第1突起が第2部
材の下端部に突設されており、前記ストッパが、その下
端部に前記第1突起に係止して第2部材の開き方向の移
動を制止する係止部を備え、その中間部が第1部材の中
間部に回転自在に枢止され、かつその上端近辺に第2突
起が形成された長尺部材であり、前記第1部材に、スト
ッパの回転に伴い前記第2突起が移動しうるように嵌挿
される第2長孔が形成されており、第1部材と第2部材
とが重なり合うように閉じたとき、前記ステーが前記第
2突起を押すことによりストッパを第1突起との係止位
置に移動させるように構成されているのが好ましい。
反対方向に突出する、窓の位置決め用の舌片が形成され
ていれば一層好ましい。
れたストッパによって窓はたとえば40°前後までしか開
かないようにされている。すなわち、窓を開くにつれて
第2部材(窓)の下端縁は第1部材(窓枠)の長手方向
に沿って上昇し、第1部材の下端がストッパに当接す
る。このときの窓の位置が40°開度に相当する。
とにより前記当接が解除され、窓はさらに大きい開度へ
と開かれる。
ここでは40°前後としているが、とくに40°前後に限定
されることはなく、30°や45°などであってもよい。
し金物を詳細に説明する。
一部切欠斜視図、図2〜4はそれぞれ図1の倒し金物の
動作の説明図、図5は倒し金物が取り付けられた上部開
放式窓の一例を示す斜視図である。
の鴨居Sの上部に設置される上部開放式の窓Wとその窓
枠Fとのあいだに、窓Wの開度を制限するために取り付
けられる。そして、倒し金物1は窓Wの両側縁に取り付
けてもよく、または一側縁のみに取り付けてもよい。
に、窓枠F側に固定される第1部材2と、窓W側に固定
される第2部材3と、両部材を連結するステー4と、第
1部材に備えられたストッパ5とから構成されている。
その辺6がわずかに窓枠F側へ折り曲げられることによ
り、窓枠Fに固定されたときに、窓枠Fとのあいだにス
トッパ5を収容するスペース7が生じるようにされてい
る。また第1部材2の下端近辺には長手方向に沿う長孔
8が穿設されている。この長孔8に、第2部材3の下端
に突設された第1突起9が貫入し、係合されることによ
り、第1部材2と第2部材3とが前記係合部を支点とし
てたがいの上部が開くようにされている。両部材2、3
がたがいに開くに伴い、第1突起9は長孔8内を上方に
移動する。
あいだに配置され、その一端が第1部材2の上端近辺に
回転自在に枢支され、他端が第2部材3の下端から若干
上方の部位に回転自在に枢支されることにより、所定の
開度で窓Wを支持する。
在に枢支され、開窓動作に伴い上昇してくる前記第1突
起9と当接することにより窓Wの開度を制限(本実施例
では開き角度40°)しうるようにされている(図2にお
ける2点鎖線で示す)。
第1突起9との当接部には第1突起9との当接を確実に
するための円弧状の切欠10が形成されている。この切欠
10によって、たとえば窓Wの開閉に伴うストッパ5と第
1突起9との衝突の繰返しにより、ストッパ5が自然に
回転して前記当接が外れてしまうことが防止される。
パ5の上端近辺には第2突起11が突設され、第1部材2
に穿設された円弧状のガイド孔12に貫入することによ
り、ストッパ5の回転範囲が規制されるようにされてい
る。一方、第2突起11はガイド孔12を貫入してステー4
側にまで突出しているので、この第2突起11を図2〜3
における矢印A方向に押してストッパ5をわずかに回転
させることにより、ストッパ5の下端と第1突起9との
当接を解除すれば、長孔8の上端に第1突起9が当接す
る(本実施例では窓Wの開き角度90°)まで窓Wを開く
ことができる(図3参照)。
第2部材3およびステー4がたがいに重なり合うように
移動するが、このとき、図4に示すようにステー4が前
記第2突起11を矢印B方向に押すため、ストッパ5は第
1突起9と当接しうる位置(図2参照)に戻される。
常に開度40°前後に保持される。そして、窓Wの外面
や、網戸などの内面を清掃するために窓Wを90°まで開
いたとしても、再度全閉にすれば常に40°開度で窓Wを
保持するようにすることができる。
には、組付時に窓Wを一時的に載置しうる舌片13が突設
されているため、窓Wの位置決めが容易であり、組立作
業に費す時間が大幅に短縮される。
部材2と第2部材3とのヒンジ機構が前述のごとく長孔
8に係合した第1突起9とから構成されているため、窓
Wの開閉によっても第2部材3の下端部が第1部材2か
ら外方へも下方へもはみ出ない。したがって網戸やルー
バーを損傷するとこもなく、また窓枠Fの下端部と干渉
することもない。また、図6に示す従来の金物51のごと
く、前記はみ出しを防止するために第1部材52と第2部
材53との枢支部を内方へ突出させる必要がないため、外
観がスッキリして美しい。
度に保持し、必要に応じてワンタッチの操作によって大
きい開度に開くことができる。そして、室内より簡単に
外部の取付網戸やルーバーなどの掃除、取り外しができ
る。しかも、かかる効果を簡単な構成によって達成して
いる。
視図である。
を示す斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 窓枠内側に固定される長尺の第1部材
と、該第1部材の下端近辺において、第1部材の長手方
向に沿ってその下端部が摺動自在に連結された、窓の側
縁に固定される長尺の第2部材と、その一端が第1部材
の上端近辺に回転自在に連結され、その他端が第2部材
の下端からわずか上端寄りに回転自在に連結されたステ
ーとからなり、前記第1部材と第2部材とがたがいの下
端連結点を支点に開きうるように構成されており、か
つ、前記第1部材が、第2部材の下端に係止されること
によりたがいを中間開度に保持し、係止が解除されるこ
とによりたがいを全開にしうるストッパを有してなるこ
とを特徴とする倒し金物。 - 【請求項2】 前記第1部材の下端近辺に長手方向に沿
う第1長孔が形成されており、該第1長孔内を長手方向
に移動しうるように嵌挿される第1突起が第2部材の下
端部に突設されており、前記ストッパが、その下端部に
前記第1突起に係止して第2部材の開き方向の移動を制
止する係止部を備え、その中間部が第1部材の中間部に
回転自在に枢止され、かつその上端近辺に第2突起が形
成された長尺部材であり、前記第1部材に、ストッパの
回転に伴い前記第2突起が移動しうるように嵌挿される
第2長孔が形成されており、第1部材と第2部材とが重
なり合うように閉じたとき、前記ステーが前記第2突起
を押すことによりストッパを第1突起との係止位置に移
動させるように構成されてなる請求項1記載の倒し金
物。 - 【請求項3】 前記第2部材の下端に、第1部材の位置
と反対方向に突出する、窓の位置決め用の舌片が形成さ
れてなる請求項1記載の倒し金物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00887193A JP3232151B2 (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | 倒し金物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00887193A JP3232151B2 (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | 倒し金物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06221044A true JPH06221044A (ja) | 1994-08-09 |
JP3232151B2 JP3232151B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=11704755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00887193A Expired - Lifetime JP3232151B2 (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | 倒し金物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3232151B2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-22 JP JP00887193A patent/JP3232151B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3232151B2 (ja) | 2001-11-26 |
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