JPH06219270A - 車輪昇降機能を備えた脚装置 - Google Patents
車輪昇降機能を備えた脚装置Info
- Publication number
- JPH06219270A JPH06219270A JP3278093A JP3278093A JPH06219270A JP H06219270 A JPH06219270 A JP H06219270A JP 3278093 A JP3278093 A JP 3278093A JP 3278093 A JP3278093 A JP 3278093A JP H06219270 A JPH06219270 A JP H06219270A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shock absorber
- spring
- cylinder
- trailing arm
- leg device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims abstract description 37
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims abstract description 32
- 230000036316 preload Effects 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 5
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 4
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 230000005674 electromagnetic induction Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000007667 floating Methods 0.000 description 1
- 238000005339 levitation Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】バネ部材80とショックアブソーバ70とを同
軸上に配置する場合、それらを軽量化し、しかも、それ
らに要するスペースを小さくすることができる技術を提
供する。 【構成】トレーリングアーム30に対しリンク部材90
を回転自在に連結し、そのテコ比に応じてショックアブ
ソーバ70およびバネ部材(特に、皿バネ)80に加わ
る荷重を小さくする。
軸上に配置する場合、それらを軽量化し、しかも、それ
らに要するスペースを小さくすることができる技術を提
供する。 【構成】トレーリングアーム30に対しリンク部材90
を回転自在に連結し、そのテコ比に応じてショックアブ
ソーバ70およびバネ部材(特に、皿バネ)80に加わ
る荷重を小さくする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車輪昇降機能を備え
た脚装置に関し、特に、乗り心地向上のためのバネ部材
およびショックアブソーバを小型化する上で有効な技術
に関する。したがって、この発明は、スペース的にシビ
アな磁気浮上車両用の脚装置として有効に利用すること
ができるが、その他の車両あるいは航空機の脚装置に適
用することもできる。
た脚装置に関し、特に、乗り心地向上のためのバネ部材
およびショックアブソーバを小型化する上で有効な技術
に関する。したがって、この発明は、スペース的にシビ
アな磁気浮上車両用の脚装置として有効に利用すること
ができるが、その他の車両あるいは航空機の脚装置に適
用することもできる。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】磁気浮上車両のうち、
たとえば電磁誘導方式による車両では、高速で浮上走行
を行うのに対し、低速では、大きな浮上力が得られない
ため、車輪走行を行う。この車輪走行に応えるものが脚
装置である。この脚装置は、浮上走行と車輪走行との二
つに対応するため、基本的に、車輪の昇降を行う昇降用
の作動シリンダ、さらに、乗り心地向上のためのバネ部
材およびショックアブソーバを備える。
たとえば電磁誘導方式による車両では、高速で浮上走行
を行うのに対し、低速では、大きな浮上力が得られない
ため、車輪走行を行う。この車輪走行に応えるものが脚
装置である。この脚装置は、浮上走行と車輪走行との二
つに対応するため、基本的に、車輪の昇降を行う昇降用
の作動シリンダ、さらに、乗り心地向上のためのバネ部
材およびショックアブソーバを備える。
【0003】従来、ショックアブソーバとしては、オイ
ル式のダンパー、そして、バネ部材としては、板バネあ
るいはコイルバネが専ら用いられていた。たとえば、特
開平4−81354号の公報は、板バネを用い、それを
車両側の台車に対してショックアブソーバおよび作動シ
リンダとは別個に取付けるようにしている。一方、別の
特開平4−261305号の公報は、コイルバネを用
い、それをショックアブソーバと同軸に配置している。
ル式のダンパー、そして、バネ部材としては、板バネあ
るいはコイルバネが専ら用いられていた。たとえば、特
開平4−81354号の公報は、板バネを用い、それを
車両側の台車に対してショックアブソーバおよび作動シ
リンダとは別個に取付けるようにしている。一方、別の
特開平4−261305号の公報は、コイルバネを用
い、それをショックアブソーバと同軸に配置している。
【0004】バネ部材とショックアブソーバとを同軸上
に配置する後者の技術は、前者のものに比べて、車両側
の台車に対する取付け部が少ないので、取付けが簡単で
あり、スペース的にもあるいは台車の重量を軽減する上
でも有利である。しかし、コイルバネを用い、必要とす
るバネ定数を得ようとすると、バネの長手方向の長さが
どうしても大きくなり、重量も大きくなり、また、脚装
置に要するスペースも大きくなってしまう。
に配置する後者の技術は、前者のものに比べて、車両側
の台車に対する取付け部が少ないので、取付けが簡単で
あり、スペース的にもあるいは台車の重量を軽減する上
でも有利である。しかし、コイルバネを用い、必要とす
るバネ定数を得ようとすると、バネの長手方向の長さが
どうしても大きくなり、重量も大きくなり、また、脚装
置に要するスペースも大きくなってしまう。
【0005】
【発明の目的】この発明は、バネ部材とショックアブソ
ーバとを同軸上に配置する技術を改良し、それらのバネ
部材およびショックアブソーバを軽量化することがで
き、しかも、それらに要するスペースをも小さくするこ
とができる技術を提供することを目的とする。
ーバとを同軸上に配置する技術を改良し、それらのバネ
部材およびショックアブソーバを軽量化することがで
き、しかも、それらに要するスペースをも小さくするこ
とができる技術を提供することを目的とする。
【0006】
【そのための手段および作用】この発明では、実施例に
対応する図1に示すように、一端が車輪10を支持する
車軸20に連結され、他端が車両側に取付けられるトレ
ーリングアーム30に対し、リンク部材90を回転自在
に設けることによって、そのリンク部材90をテコレバ
ーとして用いる。そして、テコレバーとしてのリンク部
材90の車軸20側に寄った端部に、車輪10の昇降を
行う作動シリンダ60との連結点92、車両側に寄った
反対側の端部に、ショックアブソーバ70およびバネ部
材(皿バネ)80の連結点93をそれぞれ配置してい
る。それにより、リンク部材90のテコ比に応じて、シ
ョックアブソーバ70およびバネ部材80に加わる荷重
を小さくすることができ、したがって、それらを軽量化
することができる。特に、バネ部材として皿バネを用い
れば、必要とするバネ定数を得るのに際し、コイルバネ
に比べてバネの長手方向の長さを短くすることができ
る。この皿バネ自体は、この種のバネ部材として、従来
では全く使用されていなかったが、いろいろと検討した
ところ、たわみ−荷重の線形特性という点では、皿バネ
は確かに他のバネ部材に比べて少し劣るが、それに空車
時の荷重を考慮した予荷重をかけると、皿バネは他のバ
ネ部材に劣らない線形特性を示すことが分かった。した
がって、皿バネを所定の予荷重をかけた形態で用いるの
が最適である。
対応する図1に示すように、一端が車輪10を支持する
車軸20に連結され、他端が車両側に取付けられるトレ
ーリングアーム30に対し、リンク部材90を回転自在
に設けることによって、そのリンク部材90をテコレバ
ーとして用いる。そして、テコレバーとしてのリンク部
材90の車軸20側に寄った端部に、車輪10の昇降を
行う作動シリンダ60との連結点92、車両側に寄った
反対側の端部に、ショックアブソーバ70およびバネ部
材(皿バネ)80の連結点93をそれぞれ配置してい
る。それにより、リンク部材90のテコ比に応じて、シ
ョックアブソーバ70およびバネ部材80に加わる荷重
を小さくすることができ、したがって、それらを軽量化
することができる。特に、バネ部材として皿バネを用い
れば、必要とするバネ定数を得るのに際し、コイルバネ
に比べてバネの長手方向の長さを短くすることができ
る。この皿バネ自体は、この種のバネ部材として、従来
では全く使用されていなかったが、いろいろと検討した
ところ、たわみ−荷重の線形特性という点では、皿バネ
は確かに他のバネ部材に比べて少し劣るが、それに空車
時の荷重を考慮した予荷重をかけると、皿バネは他のバ
ネ部材に劣らない線形特性を示すことが分かった。した
がって、皿バネを所定の予荷重をかけた形態で用いるの
が最適である。
【0007】
【実施例】図1および図2は、この発明を適用した磁気
浮上車両の車輪部分を示している。車輪10は、外周の
空気タイヤ12と、内周にあって空気タイヤ12を支持
する金属ホイール14とからなる。そうした車輪10
は、中心部の車軸20の回りに回転自在に支持され、し
かも、車軸20およびトレーリングアーム30を介して
車両の台車37側に支持される。すなわち、トレーリン
グアーム30の一端30aは、車軸20の端部に回転可
能に支持され、また、その他端30bは、ラグ33およ
びピン部材35によって台車37側に回転可能に支持さ
れる。したがって、車輪10は、トレーリングアーム3
0によって車両側に対する位置が規定される一方、ピン
部材35を支点としたトレーリングアーム30の揺動運
動に伴って、上下に昇降可能である。また、ホイール1
4の側部にブレーキ装置40があり、トレーリングアー
ム30は、そのブレーキ装置40の作動に伴うブレーキ
反力を支える機能をももつ。なお、図1および図2にお
いて、G、G’は空気タイヤ12が接する路面であり、
G−G’間の距離はタイヤ12の変形分に相当する。
浮上車両の車輪部分を示している。車輪10は、外周の
空気タイヤ12と、内周にあって空気タイヤ12を支持
する金属ホイール14とからなる。そうした車輪10
は、中心部の車軸20の回りに回転自在に支持され、し
かも、車軸20およびトレーリングアーム30を介して
車両の台車37側に支持される。すなわち、トレーリン
グアーム30の一端30aは、車軸20の端部に回転可
能に支持され、また、その他端30bは、ラグ33およ
びピン部材35によって台車37側に回転可能に支持さ
れる。したがって、車輪10は、トレーリングアーム3
0によって車両側に対する位置が規定される一方、ピン
部材35を支点としたトレーリングアーム30の揺動運
動に伴って、上下に昇降可能である。また、ホイール1
4の側部にブレーキ装置40があり、トレーリングアー
ム30は、そのブレーキ装置40の作動に伴うブレーキ
反力を支える機能をももつ。なお、図1および図2にお
いて、G、G’は空気タイヤ12が接する路面であり、
G−G’間の距離はタイヤ12の変形分に相当する。
【0008】さて、脚装置50は、第1に、トレーリン
グアーム30を揺動し、車輪10を図示しない上げ状態
(浮上走行)と、図に示す下げ状態(車輪走行)とに昇
降させる機能をもつ。この脚装置50は、車輪10を昇
降するため作動シリンダ60、ならびに乗り心地向上の
ためのショックアブソーバ70およびバネ部材80を含
む。こうした乗り心地向上のための部品は、従来、トレ
ーリングアーム30あるいは車軸20側に直接取付けら
れていたが、この脚装置50では、トレーリングアーム
30に対しリンク部材90を支持点91で回転自在に設
け、その一端90a側に作動シリンダ60との連結点9
2を配置する一方、リンク部材90の他端90b側にシ
ョックアブソーバ70およびバネ部材80との連結点9
3を配置するようにしている。リンク部材90は、トレ
ーリングアーム30を介して支持点91に加わる車軸2
0側からの荷重を、両端部90a,90bの両連結点9
2,93で分散して保持する作用をする。リンク部材9
0についての支持点91および連結点92,93を設定
するとき、リンク部材90に加わる車軸20側からの力
を小さくするためには、支持点91を車軸20に近づけ
るか、あるいは車軸20を越えた位置に配置するように
すれば良く、また、ショックアブソーバ70に対する連
結点93側への分散力を小さくするには、支持点91を
車軸20寄りの端部90a近くに配置するようにすれば
良い。したがって、各点のストロークを考慮しつつ、作
動シリンダ60に対する連結点92に過剰な力が加わら
ない範囲で、ショックアブソーバ70に対する荷重を小
さくするようにするのが良い。
グアーム30を揺動し、車輪10を図示しない上げ状態
(浮上走行)と、図に示す下げ状態(車輪走行)とに昇
降させる機能をもつ。この脚装置50は、車輪10を昇
降するため作動シリンダ60、ならびに乗り心地向上の
ためのショックアブソーバ70およびバネ部材80を含
む。こうした乗り心地向上のための部品は、従来、トレ
ーリングアーム30あるいは車軸20側に直接取付けら
れていたが、この脚装置50では、トレーリングアーム
30に対しリンク部材90を支持点91で回転自在に設
け、その一端90a側に作動シリンダ60との連結点9
2を配置する一方、リンク部材90の他端90b側にシ
ョックアブソーバ70およびバネ部材80との連結点9
3を配置するようにしている。リンク部材90は、トレ
ーリングアーム30を介して支持点91に加わる車軸2
0側からの荷重を、両端部90a,90bの両連結点9
2,93で分散して保持する作用をする。リンク部材9
0についての支持点91および連結点92,93を設定
するとき、リンク部材90に加わる車軸20側からの力
を小さくするためには、支持点91を車軸20に近づけ
るか、あるいは車軸20を越えた位置に配置するように
すれば良く、また、ショックアブソーバ70に対する連
結点93側への分散力を小さくするには、支持点91を
車軸20寄りの端部90a近くに配置するようにすれば
良い。したがって、各点のストロークを考慮しつつ、作
動シリンダ60に対する連結点92に過剰な力が加わら
ない範囲で、ショックアブソーバ70に対する荷重を小
さくするようにするのが良い。
【0009】昇降用の作動シリンダ60は油圧アクチュ
エータであり、シリンダ筒61と、その筒61の内部に
挿入されたピストン62とを備える。ピストン62は外
周部分にシールリング61aを含み、それによってシリ
ンダ筒61の内部を第1の室631と第2の室632と
に区画する。シリンダ筒61の側部に、各室631,6
32への油圧ポート631p,632pがある。ピスト
ン62は、それらの各油圧ポート631p,632pを
通して第1あるいは第2の各室631,632へ選択的
に油圧を供給することによって、シリンダ筒61の軸線
方向に上下に移動する。図1に示す状態は、第1の室6
31に油圧が供給され、ピストン62が下方、つまり第
2の室632側に移動した状態であり、ピストン62と
一体のロッド64が伸びきった状態(車輪走行に対応す
る下げ状態)である。なお、シリンダ筒61の外に出た
ロッド64の端部64aに、リンク部材90に対する連
結点92が位置する。また、作動シリンダ60のシリン
ダ筒61側の端部61aは車両の台車37側に回転可能
に支持されるが、その支持機構は、トレーリングアーム
30の他端30bと同様である。
エータであり、シリンダ筒61と、その筒61の内部に
挿入されたピストン62とを備える。ピストン62は外
周部分にシールリング61aを含み、それによってシリ
ンダ筒61の内部を第1の室631と第2の室632と
に区画する。シリンダ筒61の側部に、各室631,6
32への油圧ポート631p,632pがある。ピスト
ン62は、それらの各油圧ポート631p,632pを
通して第1あるいは第2の各室631,632へ選択的
に油圧を供給することによって、シリンダ筒61の軸線
方向に上下に移動する。図1に示す状態は、第1の室6
31に油圧が供給され、ピストン62が下方、つまり第
2の室632側に移動した状態であり、ピストン62と
一体のロッド64が伸びきった状態(車輪走行に対応す
る下げ状態)である。なお、シリンダ筒61の外に出た
ロッド64の端部64aに、リンク部材90に対する連
結点92が位置する。また、作動シリンダ60のシリン
ダ筒61側の端部61aは車両の台車37側に回転可能
に支持されるが、その支持機構は、トレーリングアーム
30の他端30bと同様である。
【0010】第2の室632に対する油圧ポート632
pがあるシリンダ筒61の一端部分61aは、他の部分
よりも径が小さく、それによって、ロッド64の案内を
するようになっている。作動シリンダ60は、また、こ
の径の小さな部分61aの近くに、ロック機構65を備
えている。ロック機構65は、ロッド64が伸長した状
態をロックして保持するための機構である。ロック機構
65は、シリンダ筒61の軸線方向に対して直交する方
向に移動可能なロックピストン65aのほか、ロックピ
ストン65aの背面のバネ65bを含む。ロックピスト
ン65aは、第2の室632に対して油圧が供給されな
いとき、バネ65bの力によってシリンダ筒61の中心
に向かうように押される。そのため、ピストン62が下
方に移動したとき、ロックピストン65aは、ピストン
62側のロック溝62bに入り込んで、ロック可能であ
る。一方、ロックピストン65aは、第2の室652に
油圧が供給されれば、その油圧によって径方向外側に押
され、ロックを解除する。なお、ロックピストン65a
の先端が傾斜面となっているが、その傾斜面は、第2の
室632に対する油圧を有効に受けるため、およびピス
トン62が下方に動く際、ロック溝62bを形成するフ
ランジを案内するため、にある。
pがあるシリンダ筒61の一端部分61aは、他の部分
よりも径が小さく、それによって、ロッド64の案内を
するようになっている。作動シリンダ60は、また、こ
の径の小さな部分61aの近くに、ロック機構65を備
えている。ロック機構65は、ロッド64が伸長した状
態をロックして保持するための機構である。ロック機構
65は、シリンダ筒61の軸線方向に対して直交する方
向に移動可能なロックピストン65aのほか、ロックピ
ストン65aの背面のバネ65bを含む。ロックピスト
ン65aは、第2の室632に対して油圧が供給されな
いとき、バネ65bの力によってシリンダ筒61の中心
に向かうように押される。そのため、ピストン62が下
方に移動したとき、ロックピストン65aは、ピストン
62側のロック溝62bに入り込んで、ロック可能であ
る。一方、ロックピストン65aは、第2の室652に
油圧が供給されれば、その油圧によって径方向外側に押
され、ロックを解除する。なお、ロックピストン65a
の先端が傾斜面となっているが、その傾斜面は、第2の
室632に対する油圧を有効に受けるため、およびピス
トン62が下方に動く際、ロック溝62bを形成するフ
ランジを案内するため、にある。
【0011】脚装置50は、上に述べたような作動シリ
ンダ60のほか、オイルダンパーからなるショックアブ
ソーバ70、およびショックアブソーバ70と同軸上に
配置したバネ部材80を含む。ここでは、バネ部材80
として、軸線方向の長さをより小さくするため、複数段
に重ねるように配列した皿バネ80を利用する。そし
て、ショックアブソーバ70側のピストン組立て体72
を利用して、皿バネ80に対して所定の予荷重をかける
ようにしている。複数の皿バネ80は、一枚ごとに表裏
を違え、一対の支持体81,82の間に支持される。各
支持体81,82は、図3に詳細を示すように、外側フ
ランジ81f,82fを含み、その断面形状は共にT字
型であり、両方がはめ合い結合してI字型となってい
る。ピストン組立て体72は、段付き形状の軸部72a
と、軸部72aの上端に位置するネジ部72bと、軸部
72aの下端に位置するダンパーピストン部72cとを
含む。こうしたピストン組立て体72は、段付き形状の
軸部72aが下方の中空な支持体82を押さえつつ、上
端のネジ部72bが上方の支持体81側にネジ結合して
いる。そこで、ネジ部72bのネジ結合度合を変えるこ
とによって、フランジ81f−フランジ82fの間の距
離を設定することができ、それによって、その間に位置
する皿バネ80に所定の予荷重を与えることができる。
なお、上方の支持体81の上部は、ラグ81を介して、
車両の台車37側に取付けられる。
ンダ60のほか、オイルダンパーからなるショックアブ
ソーバ70、およびショックアブソーバ70と同軸上に
配置したバネ部材80を含む。ここでは、バネ部材80
として、軸線方向の長さをより小さくするため、複数段
に重ねるように配列した皿バネ80を利用する。そし
て、ショックアブソーバ70側のピストン組立て体72
を利用して、皿バネ80に対して所定の予荷重をかける
ようにしている。複数の皿バネ80は、一枚ごとに表裏
を違え、一対の支持体81,82の間に支持される。各
支持体81,82は、図3に詳細を示すように、外側フ
ランジ81f,82fを含み、その断面形状は共にT字
型であり、両方がはめ合い結合してI字型となってい
る。ピストン組立て体72は、段付き形状の軸部72a
と、軸部72aの上端に位置するネジ部72bと、軸部
72aの下端に位置するダンパーピストン部72cとを
含む。こうしたピストン組立て体72は、段付き形状の
軸部72aが下方の中空な支持体82を押さえつつ、上
端のネジ部72bが上方の支持体81側にネジ結合して
いる。そこで、ネジ部72bのネジ結合度合を変えるこ
とによって、フランジ81f−フランジ82fの間の距
離を設定することができ、それによって、その間に位置
する皿バネ80に所定の予荷重を与えることができる。
なお、上方の支持体81の上部は、ラグ81を介して、
車両の台車37側に取付けられる。
【0012】他方、下方の中空な支持体82の開口は仕
切り蓋76によって閉じられ、その仕切り蓋76を押さ
えるようにして、ショックアブソーバ70側のシリンダ
710の端部のフランジ710fがボルト締めされてい
る。ショックアブソーバ70は、ピストン組立て体7
2、フランジ710fのあるシリンダ710のほか、シ
リンダ710の下部から伸びたロッド720を備え、ロ
ッド720の下端にリンク部材90に対する連結点92
が位置する。シリンダ710の中には、ダンパーピスト
ン部72cのほか、ショックピストン74がある。ダン
パーピストン部72cが軸部72aに固定されているの
に対し、ショックピストン74はバネ77を変形させつ
つ、軸部72aに沿って移動可能である。ダンパーピス
トン部72cには、それを貫通する絞り通路73があ
り、ロッド720側から突き上げるような力あるいはシ
ョックを受けると、ショックアブソーバ70は、絞り通
路73を介してダンパーピストン部72cの下のオイル
室75dから上の室75uへとオイルを流入してショッ
クを吸収ないしは緩和する。ショックピストン74は、
仕切り蓋76との間に空気溜め室78を形成し、ダンパ
ーピストン部72c上下の室75u,75dの容積差を
吸収するように機能する。
切り蓋76によって閉じられ、その仕切り蓋76を押さ
えるようにして、ショックアブソーバ70側のシリンダ
710の端部のフランジ710fがボルト締めされてい
る。ショックアブソーバ70は、ピストン組立て体7
2、フランジ710fのあるシリンダ710のほか、シ
リンダ710の下部から伸びたロッド720を備え、ロ
ッド720の下端にリンク部材90に対する連結点92
が位置する。シリンダ710の中には、ダンパーピスト
ン部72cのほか、ショックピストン74がある。ダン
パーピストン部72cが軸部72aに固定されているの
に対し、ショックピストン74はバネ77を変形させつ
つ、軸部72aに沿って移動可能である。ダンパーピス
トン部72cには、それを貫通する絞り通路73があ
り、ロッド720側から突き上げるような力あるいはシ
ョックを受けると、ショックアブソーバ70は、絞り通
路73を介してダンパーピストン部72cの下のオイル
室75dから上の室75uへとオイルを流入してショッ
クを吸収ないしは緩和する。ショックピストン74は、
仕切り蓋76との間に空気溜め室78を形成し、ダンパ
ーピストン部72c上下の室75u,75dの容積差を
吸収するように機能する。
【0013】図に示す実施例では、皿バネ80を用いて
いることに加え、それに予荷重を与える手段をショック
アブソーバ70の中に内蔵するようにしているので、ス
ペース的に特に有利である。勿論、皿バネ80に代えて
コイルバネを用いることもできるが、スペースの点の利
点のほか、次の点から皿バネ80が最適である。すなわ
ち、皿バネ80は、所定の予荷重をかけることによっ
て、線形特性の点でも好ましく、快い乗り心地を得るこ
とができ、さらに、複数段あるいは複数枚の皿バネ80
を設ける構成とするので、仮に金属疲労等により、ある
皿バネ80が破損したとしても、その皿バネ分の弾性度
およびストロークが失われるだけであり、コイルバネ等
に比較してフェイルセーフ性を高めることができる。
いることに加え、それに予荷重を与える手段をショック
アブソーバ70の中に内蔵するようにしているので、ス
ペース的に特に有利である。勿論、皿バネ80に代えて
コイルバネを用いることもできるが、スペースの点の利
点のほか、次の点から皿バネ80が最適である。すなわ
ち、皿バネ80は、所定の予荷重をかけることによっ
て、線形特性の点でも好ましく、快い乗り心地を得るこ
とができ、さらに、複数段あるいは複数枚の皿バネ80
を設ける構成とするので、仮に金属疲労等により、ある
皿バネ80が破損したとしても、その皿バネ分の弾性度
およびストロークが失われるだけであり、コイルバネ等
に比較してフェイルセーフ性を高めることができる。
【0014】また、図に示す実施例では、ショックアブ
ソーバ70および皿バネ80を車輪10の中心から遠い
位置に配置しているため、車輪10のブレーキ装置によ
る熱の影響を避けることができる。
ソーバ70および皿バネ80を車輪10の中心から遠い
位置に配置しているため、車輪10のブレーキ装置によ
る熱の影響を避けることができる。
【0015】なお、皿バネ80に予荷重をかける手段
は、皿バネ80の外周部分に配置するようにすることも
できる。さらに、この発明は、車両のほか、航空機にも
適用することができ、車両という概念は、狭義の車両お
よび航空機の機体を含む広い意味をもつ。
は、皿バネ80の外周部分に配置するようにすることも
できる。さらに、この発明は、車両のほか、航空機にも
適用することができ、車両という概念は、狭義の車両お
よび航空機の機体を含む広い意味をもつ。
【0016】
【発明の効果】この発明では、トレーリングアーム30
に対しリンク部材90を回転自在に連結し、そのテコ比
に応じてショックアブソーバ70およびバネ部材(皿バ
ネ)80に加わる荷重を小さくすることができ、それら
を軽量化し、併せてそれらに要するスペースをも小さく
することができる。
に対しリンク部材90を回転自在に連結し、そのテコ比
に応じてショックアブソーバ70およびバネ部材(皿バ
ネ)80に加わる荷重を小さくすることができ、それら
を軽量化し、併せてそれらに要するスペースをも小さく
することができる。
【図1】この発明による脚装置を含む車輪部分を示す側
面図である。
面図である。
【図2】図1の車輪部分の正面図である。
【図3】ショックアブソーバおよびバネ部材側の詳細を
示す断面構造図である。
示す断面構造図である。
10 車輪 20 車軸 30 トレーリングアーム 50 脚装置 60 作動シリンダ 70 ショックアブソーバ 72c ダンパーピストン部 80 皿バネ(バネ部材) 90 リンク部材
Claims (3)
- 【請求項1】 一端が車輪を支持する車軸に連結され、
他端が車両側に取付けられるトレーリングアームと、こ
のトレーリングアームの中途に、自らの中途の部分を回
転自在に連結されるリンク部材と、このリンク部材の前
記車軸寄りの一端と車両側との間に連結され、車輪の昇
降を行う昇降用の作動シリンダと、前記リンク部材の前
記車両側に寄った他端と車両側との間に連結されるショ
ックアブソーバと、このショックアブソーバと同軸上に
配置され、車両の荷重を受けるバネ部材とを備える、車
輪昇降機能を備えた脚装置。 - 【請求項2】 前記バネ部材は、前記ショックアブソー
バの軸線方向に互いに積み重ねるように配列された複数
の皿バネからなる、請求項1の車輪昇降機能を備えた脚
装置。 - 【請求項3】 前記複数の皿バネに所定の予荷重がかか
っている、請求項2の車輪昇降機能を備えた脚装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3278093A JPH06219270A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 車輪昇降機能を備えた脚装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3278093A JPH06219270A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 車輪昇降機能を備えた脚装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06219270A true JPH06219270A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=12368371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3278093A Pending JPH06219270A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 車輪昇降機能を備えた脚装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06219270A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012149690A (ja) * | 2011-01-18 | 2012-08-09 | Kyb Co Ltd | 油圧ダンパ |
| CN111846017A (zh) * | 2020-08-12 | 2020-10-30 | 青岛瑞峰兴业集团有限公司 | 一种车轮液压升降机构 |
-
1993
- 1993-01-28 JP JP3278093A patent/JPH06219270A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012149690A (ja) * | 2011-01-18 | 2012-08-09 | Kyb Co Ltd | 油圧ダンパ |
| CN111846017A (zh) * | 2020-08-12 | 2020-10-30 | 青岛瑞峰兴业集团有限公司 | 一种车轮液压升降机构 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2967066A (en) | Individual vehicle wheel suspension | |
| JPH01273709A (ja) | 車両のためのばね脚 | |
| JPH06501665A (ja) | 切り替え可能なロール・スタビライザバー | |
| US20030107198A1 (en) | Lift axle suspension system utilizing diaphragm chambers | |
| CA2112671A1 (en) | Vehicle suspension system | |
| CN113183706A (zh) | 面向全矢量线控汽车的双纵臂式主动悬架系统 | |
| EP0670231B1 (de) | Luftfederaggregat | |
| US8006963B2 (en) | Wheel-guiding pneumatic spring damper unit | |
| JPS6032054B2 (ja) | 緩衝装置 | |
| JPH06219270A (ja) | 車輪昇降機能を備えた脚装置 | |
| JP4118545B2 (ja) | 磁気浮上式車両の脚装置 | |
| JP2769764B2 (ja) | 車輪昇降機能を備えた脚装置 | |
| JP3278346B2 (ja) | 脚装置およびダンパ付き昇降シリンダ | |
| US6206154B1 (en) | Axle pivoting controller and hydraulic cylinder for industrial vehicles | |
| CN103879254A (zh) | 一种车辆悬架单元以及互连悬架系统 | |
| JPH09290752A (ja) | 脚装置およびダンパ機構付き作動シリンダ | |
| US8087646B2 (en) | Hydropneumatic suspension with load-dependent damping control | |
| CN107416070B (zh) | 重型卡车气囊提升悬架和随动转向桥总成 | |
| US4750756A (en) | Power ride shock absorber system | |
| US20240157745A1 (en) | Support System With Air Reservoir | |
| JP4717217B2 (ja) | 乗物のサスペンション装置 | |
| JPH03139407A (ja) | 自動車車輪に導入される衝撃エネルギを緩衝するための終端ストツパ用ダンパ | |
| US2127755A (en) | Hydraulic lock for vehicle springs | |
| GB2311355A (en) | Vehicle suspension arrangement | |
| JPH04261305A (ja) | 磁気浮上車両用脚装置 |