JPH06218513A - 粉体離型剤のスプレー方法 - Google Patents
粉体離型剤のスプレー方法Info
- Publication number
- JPH06218513A JPH06218513A JP5011489A JP1148993A JPH06218513A JP H06218513 A JPH06218513 A JP H06218513A JP 5011489 A JP5011489 A JP 5011489A JP 1148993 A JP1148993 A JP 1148993A JP H06218513 A JPH06218513 A JP H06218513A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- mold
- release agent
- powder
- spraying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Casting Devices For Molds (AREA)
- Spray Control Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 金型内面に粉体離型剤をスプレーする際の、
粉体離型剤の周囲への飛散を防止できるスプレー方法を
提供することである。 【構成】 金型内面１ａを、金型内面１ａとの間に空間
を確保するようにカバー１２によって覆い、上記空間を
減圧し、カバー内面のノズル１４から粉体離型剤を金型
内面１ａにスプレーすることを特徴とする。
粉体離型剤の周囲への飛散を防止できるスプレー方法を
提供することである。 【構成】 金型内面１ａを、金型内面１ａとの間に空間
を確保するようにカバー１２によって覆い、上記空間を
減圧し、カバー内面のノズル１４から粉体離型剤を金型
内面１ａにスプレーすることを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、金型内面に粉体離型剤
をスプレーする方法において、粉体離型剤が周囲に飛散
するのを防止できる方法に関するものである。
をスプレーする方法において、粉体離型剤が周囲に飛散
するのを防止できる方法に関するものである。
【０００２】
【従来技術及びその問題点】従来においては、固定金型
及び可動金型を開いた状態とし、両金型の間にスプレー
ヘッドを入れ、両金型の内面に粉体離型剤をスプレーし
ていた。しかし、この方法では、粉体離型剤が周囲に飛
散して作業環境を悪化させるという問題があった。
及び可動金型を開いた状態とし、両金型の間にスプレー
ヘッドを入れ、両金型の内面に粉体離型剤をスプレーし
ていた。しかし、この方法では、粉体離型剤が周囲に飛
散して作業環境を悪化させるという問題があった。
【０００３】
【発明の目的】本発明は、金型内面に粉体離型剤をスプ
レーする際の、粉体離型剤の周囲への飛散を防止できる
スプレー方法を提供することを目的とする。
レーする際の、粉体離型剤の周囲への飛散を防止できる
スプレー方法を提供することを目的とする。
【０００４】
【目的を達成するための手段】本発明の粉体離型剤のス
プレー方法は、金型内面を、金型内面との間に空間を確
保するようにカバーによって覆い、上記空間を減圧し、
カバー内面のノズルから粉体離型剤を金型内面にスプレ
ーすることを特徴としている。
プレー方法は、金型内面を、金型内面との間に空間を確
保するようにカバーによって覆い、上記空間を減圧し、
カバー内面のノズルから粉体離型剤を金型内面にスプレ
ーすることを特徴としている。
【０００５】
【作用】金型内面に粉体離型剤をスプレーする際の空間
が、カバーにより隔絶されているので、粉体離型剤が周
囲に飛散することはない。
が、カバーにより隔絶されているので、粉体離型剤が周
囲に飛散することはない。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図１及び図２は本発明の粉体離型剤のスプレー方法
を工程順に示す縦断面図である。ここでは、縦型の鋳造
装置の可動金型の内面にスプレーする場合を示してい
る。図において、１は可動金型、１ａは金型１の内面、
２は固定金型、３は注湯装置である。
る。図１及び図２は本発明の粉体離型剤のスプレー方法
を工程順に示す縦断面図である。ここでは、縦型の鋳造
装置の可動金型の内面にスプレーする場合を示してい
る。図において、１は可動金型、１ａは金型１の内面、
２は固定金型、３は注湯装置である。
【０００７】本発明の方法は、図に示すようなスプレー
ヘッド１０を用いて行なう。スプレーヘッド１０は、矢
印Ｘ方向に移動可能に設けられている。スプレーヘッド
１０の本体１１には、カバー１２がシリンダ機構１３に
よって矢印Ｙ方向に移動可能に設けられている。カバー
１２は、箱状のものであり、可動金型１に向かって開い
ている。１４は粉体離型剤をスプレーするためのノズル
である。ノズル１４は、本体１１を介して粉体離型剤供
給管１５に接続しており、先端１４ａがカバー１２の中
央内面に露出している。カバー１２には、カバー１２内
に連通した管１６を介して真空ポンプ１７が接続されて
いる。なお、真空ポンプ１７の代わりに、吸引ブロワな
どを用いてもよい。また、管１６には、電磁弁１８が介
設されている。
ヘッド１０を用いて行なう。スプレーヘッド１０は、矢
印Ｘ方向に移動可能に設けられている。スプレーヘッド
１０の本体１１には、カバー１２がシリンダ機構１３に
よって矢印Ｙ方向に移動可能に設けられている。カバー
１２は、箱状のものであり、可動金型１に向かって開い
ている。１４は粉体離型剤をスプレーするためのノズル
である。ノズル１４は、本体１１を介して粉体離型剤供
給管１５に接続しており、先端１４ａがカバー１２の中
央内面に露出している。カバー１２には、カバー１２内
に連通した管１６を介して真空ポンプ１７が接続されて
いる。なお、真空ポンプ１７の代わりに、吸引ブロワな
どを用いてもよい。また、管１６には、電磁弁１８が介
設されている。
【０００８】本発明の方法は、次のように実施する。ま
ず、鋳造装置の両金型１、２を開いた状態とし、外側に
待機していたスプレーヘッド１０を、移動させて、図１
に示すように両金型１、２間に入れる。次に、シリンダ
機構１３を作動させてカバー１２を移動させ、図２に示
すように、カバー１２によって可動金型１の内面１ａを
覆う。このとき、カバー１２内には、内面１ａとの間に
空間が確保されており、その空間は密閉状態となってい
る。次に、電磁弁１８を開き、ポンプ１７を作動させ
て、カバー１２内を減圧とし、電磁弁１８を閉じる。そ
して、ノズル１４から粉体離型剤を内面１ａに向けてス
プレーする。
ず、鋳造装置の両金型１、２を開いた状態とし、外側に
待機していたスプレーヘッド１０を、移動させて、図１
に示すように両金型１、２間に入れる。次に、シリンダ
機構１３を作動させてカバー１２を移動させ、図２に示
すように、カバー１２によって可動金型１の内面１ａを
覆う。このとき、カバー１２内には、内面１ａとの間に
空間が確保されており、その空間は密閉状態となってい
る。次に、電磁弁１８を開き、ポンプ１７を作動させ
て、カバー１２内を減圧とし、電磁弁１８を閉じる。そ
して、ノズル１４から粉体離型剤を内面１ａに向けてス
プレーする。
【０００９】上記方法によれば、カバー１２で覆われた
密閉空間の中で粉体離型剤がスプレーされるので、粉体
離型剤は周囲に飛散しない。従って、スプレー作業によ
って作業環境が悪化することはない。
密閉空間の中で粉体離型剤がスプレーされるので、粉体
離型剤は周囲に飛散しない。従って、スプレー作業によ
って作業環境が悪化することはない。
【００１０】ノズル１４からの粉体離型剤のスプレーが
終了すると、電磁弁１８を開いてカバー１２内の密閉空
間の減圧状態を解除し、シリンダ機構１３を作動させて
カバー１２を本体１１側に引き寄せ、スプレーヘッド１
０を移動させて両金型１、２間から抜き出す。
終了すると、電磁弁１８を開いてカバー１２内の密閉空
間の減圧状態を解除し、シリンダ機構１３を作動させて
カバー１２を本体１１側に引き寄せ、スプレーヘッド１
０を移動させて両金型１、２間から抜き出す。
【００１１】なお、固定金型２の内面に対してスプレー
を行なう場合には、カバー１２を固定金型２側に開いた
状態とするだけで、他は上記と同様に行なえばよい。
を行なう場合には、カバー１２を固定金型２側に開いた
状態とするだけで、他は上記と同様に行なえばよい。
【００１２】また、ノズル１４として、静電スプレーノ
ズルを用いてもよい。この場合は、ノズルは周囲に対し
て絶縁された状態に設ける。
ズルを用いてもよい。この場合は、ノズルは周囲に対し
て絶縁された状態に設ける。
【００１３】また、縦・横型の鋳造装置の金型に対して
も、上記と同様にして粉体離型剤をスプレーし、同様の
効果が得られる。
も、上記と同様にして粉体離型剤をスプレーし、同様の
効果が得られる。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明の粉体離型剤のスプ
レー方法によれば、金型内面１ａを、金型内面１ａとの
間に空間を確保するようにカバー１２によって覆い、上
記空間を減圧し、カバー内面のノズル１４から粉体離型
剤を金型内面１ａにスプレーするので、粉体離型剤が周
囲に飛散するのを防止でき、従って、スプレー作業によ
って作業環境が悪化するのを防止できる。
レー方法によれば、金型内面１ａを、金型内面１ａとの
間に空間を確保するようにカバー１２によって覆い、上
記空間を減圧し、カバー内面のノズル１４から粉体離型
剤を金型内面１ａにスプレーするので、粉体離型剤が周
囲に飛散するのを防止でき、従って、スプレー作業によ
って作業環境が悪化するのを防止できる。
【図１】 本発明の粉体離型剤のスプレー方法の一工程
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図２】 図１の次の工程を示す縦断面図である。
１ａ 金型内面 １２ カバー １４ ノズル
Claims (1)
- 【請求項１】 金型内面を、金型内面との間に空間を確
保するようにカバーによって覆い、上記空間を減圧し、
カバー内面のノズルから粉体離型剤を金型内面にスプレ
ーすることを特徴とする粉体離型剤のスプレー方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5011489A JPH06218513A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 粉体離型剤のスプレー方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5011489A JPH06218513A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 粉体離型剤のスプレー方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06218513A true JPH06218513A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=11779461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5011489A Pending JPH06218513A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 粉体離型剤のスプレー方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06218513A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998041373A1 (de) * | 1997-03-19 | 1998-09-24 | Dahmit Betonwerke Gmbh & Co. Kg | Vorrichtung zum aufbringen von trennmitteln auf schalungsteile |
| JP2005146413A (ja) * | 2003-10-08 | 2005-06-09 | General Electric Co <Ge> | 低酸化物コーティングを形成するための成膜装置及び方法 |
| JP2006167778A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Nissan Motor Co Ltd | スリーブ潤滑装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62127150A (ja) * | 1985-11-26 | 1987-06-09 | Asmo Co Ltd | ダイカスト鋳造金型への離型剤塗布方法 |
| JPH04111954A (ja) * | 1990-08-31 | 1992-04-13 | Ahresty Corp | ダイカスト機用スプレー装置 |
-
1993
- 1993-01-27 JP JP5011489A patent/JPH06218513A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62127150A (ja) * | 1985-11-26 | 1987-06-09 | Asmo Co Ltd | ダイカスト鋳造金型への離型剤塗布方法 |
| JPH04111954A (ja) * | 1990-08-31 | 1992-04-13 | Ahresty Corp | ダイカスト機用スプレー装置 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998041373A1 (de) * | 1997-03-19 | 1998-09-24 | Dahmit Betonwerke Gmbh & Co. Kg | Vorrichtung zum aufbringen von trennmitteln auf schalungsteile |
| JP2005146413A (ja) * | 2003-10-08 | 2005-06-09 | General Electric Co <Ge> | 低酸化物コーティングを形成するための成膜装置及び方法 |
| JP2006167778A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Nissan Motor Co Ltd | スリーブ潤滑装置 |
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