JPH062170A - カチオン性アルキルホスホニウム塩の開放再循環系における腐食防止剤としての使用 - Google Patents

カチオン性アルキルホスホニウム塩の開放再循環系における腐食防止剤としての使用

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JPH062170A
JPH062170A JP5043322A JP4332293A JPH062170A JP H062170 A JPH062170 A JP H062170A JP 5043322 A JP5043322 A JP 5043322A JP 4332293 A JP4332293 A JP 4332293A JP H062170 A JPH062170 A JP H062170A
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ppm
corrosion
acid
water
amount
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JP5043322A
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Brian E Clark
ブライアン・イー・クラーク
Ronald L Oleka
ロナルド・エル・オーレカ
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Grace Dearborn Inc
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    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23FNON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
    • C23F11/00Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent
    • C23F11/08Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent in other liquids
    • C23F11/10Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent in other liquids using organic inhibitors
    • C23F11/167Phosphorus-containing compounds

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鉄基剤の金属または黄色金属の腐食を有効に
防止する。 【構成】 腐食防止に有効な量の水溶性のカチオン性ア
ルキルホスホニウム塩を単独で、または有機もしくは金
属含有水処理剤との組合わせで水系に添加することより
なる、水系と接触している金属の腐食防止方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、水系と接触している金属表面
の腐食を防止、または予防する方法に関するものであ
る。より特定的には、本発明は水系と接触している鉄基
剤の金属または黄色金属の腐食を防止するのに有効な量
でカチオン性アルキルホスホニウム塩を水系に添加する
方法に関するものである。
【0002】
【発明の背景】鉄および鉄基剤の合金たとえば軟鋼、な
らびに銅または他の黄色金属合金は循環パイプおよび水
系中の装置の建造に使用される周知の材料である。典型
的な装置には蒸発器、単行路および多行路の熱交換器、
冷却塔、および付属装置等が含まれる。系の水が系を通
して循環する際に、この水は鉄基剤の、または黄色金属
の装置を越えて、または通過して流れ、系の水の一部は
蒸発して水中の溶存塩および鉱物質の濃度の増加が生ず
る。これらの塩および鉱物質は、結局鉄基剤の、または
黄色金属の部品の取り替えが必要となる深刻な窪みおよ
び腐食の原因となり得る濃度に近付き、これに到達す
る。種々の腐食防止剤が従前から使用されている。
【0003】クロム酸塩および無機のリン酸塩またはポ
リリン酸塩が、金属が水系と接触している場合に経験す
る金属の腐食の防止に使用されてきた。クロム酸塩は有
効ではあるが高度に毒性であり、したがって取り扱いお
よび廃棄の問題を提出する。リン酸塩は無毒性ではある
が、リン酸カルシウムの溶解性が限定されているため
に、溶解しているカルシウム塩を含有する系中ではリン
酸塩の妥当な濃度を維持することが困難である。ポリリ
ン酸塩も比較的無毒性であるが、これは加水分解してオ
ルトリン酸塩を形成する傾向があり、これがリン酸塩自
体と同様にリン酸カルシウムの形状のスケールおよびス
ラッジの問題を生む可能性がある。
【0004】塩化 N−トリブチルテトラデシルホスホ
ニウム(TTPC)は従来、水処理系で使用するための
殺菌剤および殺生物剤として使用されてきた(カナダ特
許第1,262,084および1,262,667号、米国
特許第4,835,143、4,835,144、および
5,010,066号)。これらの特許は、水系中の鉄含
有合金および銅含有合金に対する腐食防止剤としてのカ
チオン性アルキルホスホニウム塩の添加を、個々の腐食
防止性の成分としても、他の一般に使用される腐食防止
剤との組合わせでも示唆していない。
【0005】
【発明の概要】水系と接触している鉄基剤の金属の腐食
を防止、または予防する方法を提供することが本発明の
目標である。
【0006】水系と接触している黄色金属の腐食を防
止、または予防する方法を提供することが本発明の他の
目標である。
【0007】本発明に従えば、式:
【0008】
【化2】 式中、R1、R2、R3、およびR4は独立にC1ないしC
18のアルキル、C5ないしC7のシクロアルキルまたはア
リールから選択する を有する水溶性のカチオン性アルキルホスホニウム塩を
腐食防止量で系に添加することによる、水系と接触して
いる金属の腐食を防止する方法が提供される。
【0009】
【詳細な記述】水溶性のカチオン性アルキルホスホニウ
ム塩の水系への添加により、水系と接触している金属表
面の腐食速度の低下が得られることがここに見いだされ
た。したがって本発明は、腐食防止量の式:
【0010】
【化3】 式中、R1、R2、R3、およびR4はそれぞれ独立にC1
ないしC18のアルキル、C5ないしC7のシクロアルキル
またはアリールよりなるグループから選択し、Xにはい
かなるアニオンも可能であるが、好ましくはハロゲン化
物、アルコ硫酸、トシル酸、カルボン酸、スルホン酸、
硫酸、リン酸、ホスホン酸、酢酸または硝酸のアニオン
である を有する水溶性のカチオン性アルキルホスホニウム塩を
水系に添加することよりなる、水系と接触している金属
表面の腐食を防止、または予防する新規な方法を指向す
るものである。本発明の目的には、“水溶性の”カチオ
ン性アルキルホスホニウムの用語は、恐らくは完全には
水溶性でないが少なくとも部分的に水溶性であって、水
系中で少なくとも20ppmの、好ましくは100pp
mの濃度で溶解させ得るカチオン性のアルキルホスホニ
ウム化合物を呼ぶものである。したがって、R1、R2
3およびR4は得られるホスホニウム塩が水系中に上記
の濃度で可溶であるように選択し、一般的には R1
2、R3およびR4が低級アルキル基、たとえばC1ない
しC6のアルキルであるように選択する。通常の当業者
にはもちろん、まず極性のより低い、水混和性の溶媒、
たとえばアルコール中で塩を溶解させ、ついでこの溶液
さらに水で希釈して、処理する系に適した投与量を含有
する最終的な水溶液を製造することにより、本発明記載
のアルキルホスホニウム塩の溶解性が増強され得ること
が理解されるであろう。
【0011】したがって、上記の“水溶性の”の特徴を
有し、上式を有する本発明記載の好ましい化合物には、
式中の R1、R2およびR3がC1ないしC5のアルキ
ル、好ましくはC3ないしC4のアルキルよりなるグルー
プから独立に選択したものであり、R4が少なくとも1
2ないし18個の、好ましくは14個の炭素原子を有す
るアルキル基であるカチオン性アルキルホスホニウム塩
が含まれる。最も好ましい具体例においては、水溶性の
カチオン性アルキルホスホニウム塩は塩化N−トリブチ
ルテトラデシルホスホニウム(TTPC)である。
【0012】本発明記載の水溶性のカチオン性アルキル
ホスホニウム塩で有利に処理し得る水系には、冷却水系
たとえば冷却塔、脱塩装置、気体洗浄器、ならびに腐食
が生ずることが知られている他の再循環水系が含まれる
が、これに限定されるものではない。本発明は、60°
Fないし200°Fの温度で作動する冷却水系、特に約
80°Fないし150°Fの温度で作動する開放再循環
冷却水系の処理において特に有用である。
【0013】本発明記載の腐食防止剤の正確な投与量
は、ある程度は水系の性質および所望の保護の程度に応
じて広い範囲で変化し得るが、一般には、系中で維持す
る水溶性のカチオン性アルキルホスホニウムの濃度に
は、約0.01ppmないし約500ppmが可能であ
る。この範囲内では一般に、1ppmないし100pp
mの、好ましくは2ppmないし50ppmの低めの投
与量が好ましく、10ppmないし20ppm の範囲
が最も好ましい。特定の水系に関する正確な必要量は、
通常の当業者により、通常の手法で容易に決定すること
ができる。
【0014】本発明記載の腐食防止剤は、幸便ないかな
る様式によっても、たとえばまず処理剤と水、または他
の適当な水混和性の溶媒との、好ましくは1ないし50
全重量%のカチオン性アルキルホスホニウム塩を含有す
る濃厚溶液を形成させ、ついで、この濃厚溶液を系中の
いずれかの幸便な点で系の水に供給することにより、水
系に添加することができる。多くの場合、処理剤は追加
の水に、または水が系に導入される供給水配管に添加す
ることができる。
【0015】本発明記載の腐食防止剤は水系用の単一の
腐食防止剤として使用することもでき、また、他の通常
の腐食防止剤をこれとの組合わせで使用することもでき
る。加えて、本件カチオン性アルキルホスホニウム塩
は、スケール防止剤、pH調節剤、殺生物剤、分散剤、
キーレート化剤、封鎖剤、重合体性化学剤等を含むがこ
れに限定されるものではない他の通常の水処理剤との組
合わせで使用することもできる。
【0016】当業者は、上記の詳細な記述を用いて、さ
らに努力を要することなく本発明をその完全な広がりに
おいて利用することができると考えられる。
【0017】以下の実施例は本発明の原理に従って本発
明を説明するために提供するものであるが、添付した特
許請求の範囲に示されたものを除き、いかなる様式にお
いても本発明を限定するものと考えるべきではない。こ
れと異なる指示のない限り、全ての部および百分率は重
量部および重量百分率である。
【0018】
【実施例】
実施例1 試験1および2は、水溶性のカチオン性アルキルホスホ
ニウム塩、特に塩化トリ−n−ブチルテトラデシルホス
ホニウム(TTPC)を添加して、および添加せずに処
理した工業的な水性再循環系(pH=7.8、Cl=C
lとして200ppm、SO4=3400ppm、全硬
度=CaCO3として3300ppm、M−アルカリ度
=CaCO3として180ppm)の腐食挙動を示す。
腐食速度は軟鋼片を使用して、14日の試験期間にわた
って瞬間腐食速度プローブにより測定した。試験2にお
いては、TTPCを15ppmの投与量で、基本的には
周期的に再循環系に添加した。
【0019】
【表1】 腐食速度(MPY) 試験 処理 軟鋼 1 TTPC 添加せず 12.1 2 TTPC 添加 0.91 実施例2 試験1および2は、カチオン性アルキルホスホニウム
塩、特にTTPCを添加した、および添加しない工業的
な開放水性再循環系(pH=7.8−8.3、Cl=Cl
として280ppm、SO4=1221ppm、亜鉛=
Znとして0.1−2.0ppm)の腐食防止剤の挙動を
示す。腐食速度は軟鋼片を使用して30日の試験期間に
わたって測定した。TTPCを基本的には半定常的に再
循環系にスラッグ形状で供給して、15ppmのTTP
C濃度を得た。
【0020】
【表2】 腐食速度(MPY) 試験 処理 軟鋼 1 TTPC 添加せず 11.2 2 TTPC 添加 1.71 実施例1および 2 の実地試験の結果は、カチオン性
アルキルホスホニウム塩の添加が開放再循環水中に存在
する鉄合金成分の腐食防止を提供することを示してい
る。これらの予期し得なかった驚くほど好ましい結果を
基礎に置いて、実験室条件下およびパイロット試験条件
下におけるカチオン性アルキルホスホニウム塩の腐食防
止性を評価するために、さらに作業を行った。
【0021】実施例3 この試験の目的は、他の腐食防止用の水処理剤を含有し
ていない、以下に記述する試験水を用いてカチオン性ア
ルキルホスホニウム塩、特に TTPC単独の効果を研
究することであった。これらの実施例は実験室用腐食評
価試験装置で、オンタリオ湖水道水(カルシウム硬度1
00ppm、マグネシウム硬度45ppm、pH7.5
においてM−アルカリ度88ppm)を用いて行った。
水温は23℃に維持した。軟鋼片および銅片の双方とも
機械的撹拌装置に連結して、試験溶液中で毎秒1フィー
トの試験片速度を得た。試験は2日間継続した。試験の
結果は以下の表に示してある:
【0022】
【表3】 試験 試験片の型 TTPC投与量(ppm) 腐食速度(MPY) 1 軟鋼 0 10.0 2 軟鋼 5.0 8.2 3 軟鋼 10.0 8.3 4 軟鋼 15.0 5.9 5 軟鋼 20.0 6.2 6 銅 0 0.35 7 銅 10 0.22 8 銅 20 0.20 これらの試験は、カチオン性アルキルホスホニウム塩の
添加が、単独の腐食防止剤として使用される場合に軟鋼
および銅合金の腐食を効果的に防止することを示してい
る。
【0023】実施例4 実施例4で使用した試験方法は実施例3に記述したもの
と同様であったが、商業的に使用される腐食防止/スケ
ール防止用配合剤および塩化ナトリウムを種々の濃度で
含有していた。使用した配合剤は開放再循環水に使用す
るための現在入手し得る全有機処理剤の典型的なもので
あって、この処理剤はホスホン酸塩、重合体およびアゾ
ールの混合物を含有していた。この配合剤を、全ての試
験に関して工業的な使用に推奨される投与量レベルで使
用した。塩化ナトリウムは、50ないし10,000p
pmの範囲で変化する濃度で添加した。結果は以下の表
に示してある:
【0024】
【表4】 TTP MaCl濃度 軟鋼腐食速度 試験 (ppm) (ppm) (MPY) 1 0 50 1.9 2 15 50 1.7 3 0 100 7.5 4 15 100 6.4 5 0 550 10.1 6 15 550 9.5 7 0 1050 10.3 8 15 1050 9.4 9 0 10,000 19.7 10 15 10,000 18.6 これらの結果は、カチオン性アルキルホスホニウム塩、
特にTTPCの添加による全有機処理した冷却水での腐
食防止効果が、現実の水性冷却系で遭遇するであろうよ
うな高度の溶解固体分を含有する水の広い範囲にわたっ
て維持されることを示している。
【0025】実施例5 実施例5の試験方法は、全系体積を基準にして15pp
mのカチオン性アルキルホスホニウム塩、特定的にはT
TPCの、続く試験のそれぞれに合致する制御された水
処理レベルを有するパイロットプラント規模の試験装置
への一時添加よりなるものであった。典型的な試験条件
は以下のとおりであった:全硬度=CaCO3として8
40ppm、M−アルカリ度=CaCO3として110
ppm、pH=8.2、Cl=Clとして200−50
0ppm。使用した配合剤は、開放再循環水の腐食およ
びスケール付着の防止に使用するための、現在入手し得
る金属基剤の処理剤の典型的なものであり、その処理剤
はリン酸塩、重合体、およびアゾールの混合物、ならび
に腐食防止用の無機金属塩を含有するものであった。こ
の配合剤は、全ての試験に関して工業用の使用に推奨さ
れる投与量レベルで使用した。このレベルは以下の試験
の全てにおいて同一であった。軟鋼の腐食速度は、分極
アドミッタンス瞬間速度(PAIR)プローブを用いて
測定した。結果は以下の表に表されている:
【0026】
【表5】 試験 腐食速度(MPY) 腐食速度(MPY) TTPC 添加前 TTPC 添加後 1 7.0 5.0 2 9.4 5.7 3 8.3 6.4 4 7.0 6.8 5 6.7 6.5 6 15.0 14.0 7 6.5 6.0 8 19.0 17.8 9 4.0 3.7 10 4.7 4.4 これらの試験は、パイロット試験用の再循環冷却装置に
おけるカチオン性アルキルホスホニウム塩、特定的には
TTPCの存在が、鉄材料の腐食の防止に効果的である
ことを示している。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式: 【化1】 式中、R1、R2、R3、およびR4はそれぞれ独立にC1
    ないしC18のアルキル、C5ないしC7のシクロアルキル
    またはアリールよりなるグループから選択し、Xにはい
    かなるアニオンも可能であるが、好ましくはハロゲン化
    物、アルコ硫酸、トシル酸、カルボン酸、スルホン酸、
    硫酸、リン酸、ホスホン酸、酢酸または硝酸のアニオン
    である を有する水溶性のカチオン性アルキルホスホニウム塩を
    腐食防止量で水系に添加することよりなる、水系と接触
    している金属の腐食防止方法。
  2. 【請求項2】 上記の金属が銅、銅合金、鉄、および鉄
    基剤の金属よりなるグループから選択したものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 R1、R2、およびR3がC1ないしC5
    アルキルよりなるグループから独立に選択したものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 上記の水溶性のカチオン性アルキルホス
    ホニウム塩が塩化N−トリブチルテトラデシルホスホニ
    ウムであることを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 上記の腐食防止量が0.1ppmないし
    500ppmの範囲であることを特徴とする請求項1記
    載の方法。
  6. 【請求項6】 上記の腐食防止量が1ppmないし10
    0ppmの範囲であることを特徴とする請求項1記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 上記の腐食防止量が2ppmないし50
    ppmの範囲であることを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 上記の腐食防止量が10ppmないし2
    0ppmの範囲であることを特徴とする請求項1記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 腐食防止量の塩化N−トリブチルテトラ
    デシルホスホニウムを水系に添加することよりなる、水
    系と接触している金属の腐食防止方法。
  10. 【請求項10】 上記の腐食防止量が0.1ppmない
    し500ppmの範囲であることを特徴とする請求項9
    記載の方法。
  11. 【請求項11】 上記の腐食防止量が1ppmないし1
    00ppmの範囲であることを特徴とする請求項9記載
    の方法。
  12. 【請求項12】 上記の腐食防止量が2ppmないし5
    0ppmの範囲であることを特徴とする請求項9記載の
    方法。
  13. 【請求項13】 上記の腐食防止量が10ppmないし
    20ppmの範囲であることを特徴とする請求項9記載
    の方法。
JP5043322A 1992-02-14 1993-02-09 カチオン性アルキルホスホニウム塩の開放再循環系における腐食防止剤としての使用 Pending JPH062170A (ja)

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CA2061249A1 (en) 1993-08-15
ZA93885B (en) 1996-02-26
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